JPH0785624A - 負圧空気支持フライヤーの改良された形状 - Google Patents

負圧空気支持フライヤーの改良された形状

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JPH0785624A
JPH0785624A JP3011932A JP1193291A JPH0785624A JP H0785624 A JPH0785624 A JP H0785624A JP 3011932 A JP3011932 A JP 3011932A JP 1193291 A JP1193291 A JP 1193291A JP H0785624 A JPH0785624 A JP H0785624A
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rail
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 「ウィンチェスター」ディスク駆動装置の負
圧空気支持フライヤーであって、スライダーの横揺れを
減少させ、一定の小さいスライダーのフライング高さ、
斜め角度に関係なく短い離昇を可能にする。 【構成】 スライダーから追従縁部まで伸長している絶
縁チャンネル30および32は正圧レール20および2
2の内側に隣接して配置されて、周囲の空気圧力に近い
圧力源をその長さに沿って与えるようになっている。ス
ライダーが斜め角度でフライングを行う時に、追従レー
ル20は空気をチャンネル32から吸引して下流側のス
ライダーを加圧して持上げ、横揺れを減少させる。チャ
ンネル30および32および負圧空所28の間にはそれ
ぞれ分割レール22’および20’がある。負圧空所を
2つの空所に分割して先導交叉レールに開口を形成させ
て上流側のレール22に近い空所内の圧力を減少させ、
一方下流側のレール20に近い空所内の圧力増大させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全般的に回転ディスク駆
動装置上で磁気的記録を行うためのトランスデューサー
ヘッド組立体に関し、さらに詳しくは、回転アクチュエ
ーターとともに使用するための自己負荷負圧空気支持ス
ライダーに関する。
【0002】
【従来の技術】回転磁気ディスクに対して相対的にフラ
イングを行う(fly) 磁気ヘッド組立体は広範に使用され
て来た。通常これらのヘッドはスライダーを含んでい
て、これの追従端部上にトランスデューサーが取付けら
れるようになっている。スライダーの設計者は磁気トラ
ンスデューサーを可能な限りディスクに密接してフライ
ングを行わせまたフライング高さを、内側トラックから
外側トラックに向う速度変化および回転アクチュエータ
ーによって生じる斜め運動(skew)のような変化可能のフ
ライング条件に拘わらず均一になすのを望むフライング
高さは無接触磁気記録装置の最も重要なパラメーターの
1つと考えられている。
【0003】ディスク駆動装置が次第に小型化されるに
つれて、短い枢動アームを有する回転アクチュエーター
が益々使用されるようになって来た。しかし、これらの
アクチュエーターは、回転アクチュエーターがディスク
の面上を運動する際に枢動アームに固定されたスライダ
ーおよびディスクの回転接線の間の幾何学的な配向状態
の変化を生じさせるために、フライング高さの制御の困
難性を増大させているのである。この配向状態の尺度は
図1に示されるようにスキュウアングルすなわち斜め角
度(skew angle)14によって与えられるが、この斜め角
度はスライダーの長手方向の軸線およびディスクの接線
の速度の方向の間の角度として規定されるのである。
(ディスクの回転によって生じる「風」は大体この接線
に平行である)。携帯用装置における応用面においては
寸法が益々小さくされるためにさらに小型なディスク駆
動装置を提供するための努力によって、設計者は短いア
クチュエーターの枢動アームを使用することを促され、
従って寧ろ大きい斜め角度を生じるようになって来たの
である。
【0004】しかし、通常のスライダーはこの斜め角度
に対して甚だ敏感である。10−15°の範囲の穏やか
な斜め角度によってでも、通常のスライダーのフライン
グ高さおよび横揺れ角度(roll angle)(図2を参照して
内側レールおよび外側レールの間のフライング高さの差
として規定される)が悪い方向に影響を与えるようにな
っているのである。
【0005】接線速度を一定にして斜め角度を増大させ
ると、スライダーの圧力の分布が変歪されるようにな
る。このことはスライダーに働く正味の力およびトルク
に影響を与えて、フライング高さを減少させ、横揺れを
増大させる結果となる。トランスデューサーは(通常の
ように)レールの追従縁部に配置されているから、この
横揺れは大なるフライング高さの変動のためにトランス
デューサーの性能に悪影響を与える。
【0006】或る斜め角度におけるフライングの作用は
またスライダーの離昇(lift off)に発展し、これによっ
て摩耗を増大させ、また迅速な探索(rapid seek)の負の
効果(negative effect) を悪化させる。さらに、通常の
スライダーはディスクの表面速度に対して甚だ敏感であ
る。直線的作動(斜め角度が一定の0°の状態にある)
の場合、フライング高さは外側のディスク半径にてさら
に大きくなる。このことは最良になされた回転アクチュ
エーターの設計によって若干軽減されるが、フライング
高さはなおディスク速度に関係するのである。
【0007】通常の「ゼロ負荷」すなわち負圧空気支持
スライダー(「NPAB」)はディスク速度に実質的に無関
係なフライング高さを生じさせることができる。しか
し、斜め状態では、この負圧空気支持スライダーは、下
流側のレールが負圧空所から少ない量の空気しか受取ら
ないのに、上流側のレールが同時に周囲の大気圧にて空
気を受取るから、過大な横揺れおよび平均フライング高
さを生じるようになすのである。
【0008】この技術分野においては、短いアームの回
転アクチュエーターに関連して使用される場合に、殆ど
一定で、しかもフライング高さが小さく、および/また
は例えばトラックのアドレスを読出すための探索の間デ
ィスクからの読出しが続けられる時に探索速度が大きい
ような負圧空気支持スライダーが要求されている。スラ
イダーは、斜め角度の広範囲の変動にわたって横揺れが
少ないか、または横揺れがないのが望ましい。スライダ
ーはまた迅速な離昇(take off)を行うが、なお全速にて
フライングが小さいことが望ましいのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
負圧空気支持スライダーの欠点を排除した性能の良好な
負圧空気支持スライダーを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は斜め角度の作用の小さい負圧空気支持ス
ライダーを提供するのである。1つの実施形態において
は、負圧空所に隣接した、スライダーの「カタマラン」
レール(catamaran rail)の内側に位置する絶縁チャンネ
ルが、スライダーが斜め角度になされる時に下流側のレ
ールに対して空気を与えて、この空気がこのレールにお
ける圧力を増加させ、これによってスライダーの横揺れ
を減少させるようになすのである。
【0011】1つの変形形態においては、前記チャンネ
ルに連通するレールの縁部が面取りを施されて、レール
が斜め状態で滑動してチャンネルから下流側になる時に
空気の掬い作用(scoop) を与えるようになっている。こ
の附加的な空気は下流側のレールの加圧作用を助ける。
【0012】さらにまた、レールの上流側の縁部も同様
に面取りを施されて、レールが斜め状態で滑動して上流
側の縁部が「風」内にある時に同じ作用を与えるのであ
る。斜め状態での上流側および下流側のレールの両方に
おいて加圧作用を増大させることは、斜め角度によって
生じる全体的なフライング高さの減少を減少させるので
ある。
【0013】斜め角度におけるフライング高さの損失
は、この斜め角度に応答して負圧空所内の負圧を部分的
に奪うことによってさらに減少させることができる。1
つの実施形態においては、角度を付された空気チャンネ
ルが空所内に設けられる。この空所内への空気の流れ
は、このチャンネルがスライダーの運動または風の方向
に整合されるにつれて斜め角度とともに益々増加するの
である。
【0014】絶縁チャンネルを使用することは、正圧お
よび負圧の作用の相互作用が減少するために、負圧空気
支持スライダーがフライング速度に対してさらに大なる
感度を有するようになす。大なるディスク表面速度にお
けるフライング高さの増加はフライヤーの追従縁部の近
くで絶縁チャンネル分割レールを短くするか、または幅
を拡げることによって小さくすることができる。さらに
改良を行うには、負圧空所の追従縁部に位置する中央に
配置される島部によって与えられることができる。この
島部は中央配置のトランスデューサーを取付けるのに使
用されることができる。
【0015】スポイラーチャンネルは分割された負圧空
所と組合されて下流側の空所における負圧作用を大きく
減少させるようになし得る。このことはスライダーの下
流側を持上げて横揺れを減少させるのである。
【0016】迅速な離昇作用はスライダーの前方縁部に
おける持上げ力を増加させ、低速における負圧を奪うこ
とによって与えられる。望ましい実施形態においては、
前方の持上げ力が前方にテーパーする面の面積を拡げる
ことによって与えられるようになされている。しかし、
補償作用を伴わない場合には、大きい前方に向くテーパ
ーが、速度状態にてスライダーを過大に高くフライング
させてディスクのトラックの内側から外側への速度変化
に対して応答しなくする(far too responsive)のであ
る。この補償は先導テーパーの後方で、レールを横切る
負圧空所の前方の圧力減少チャンネルによって与えられ
るのである。この「前面」の圧力減少チャンネルは全体
的なフライング高さ対速度の応答曲線を減少させて平ら
にするが、なお通常の設計よりも迅速な離昇作用を与え
るのである。
【0017】低速において、負圧スポイラーは交叉レー
ル内のチョーク間隙または抵抗流チャンネル(resistive
flow channel)の何れかによって与えられるのである。
低速においては、空気は負圧を奪うのに充分な容積でチ
ョークまたはチャンネルを横切る。しかし、高速におい
ては、スポイラーの容量の制限は負圧に対して著しく減
少された作用しか有しないのである。
【0018】
【実施例】図1は角度Θにて風の中でフライングを行う
通常のH形の負圧空気支持スライダー10の底部平面図
である。風の供給源は、スライダーの下方のディスクの
面の回転、探索の間のディスク駆動装置のアクチュエー
ターアームによる表面に対して相対的なスライダーの運
動、および/または回転するディスクの面の掃引作用に
よる風である。
【0019】通常の負圧空気支持スライダー10は2つ
の「高圧」レール20および22(それぞれレールの下
方で空気を圧縮させて通すための先導テーパー25,2
7を有する)、交叉レール24、負圧空所28および先
導空所26を有する。
【0020】図1に示されるように風がスライダー10
に衝突することによって、先導(または上流側の)レー
ル22は加圧状態に保持されるが、しかし、スライダー
10が直接に0°の斜め角度にて風内でフライングを行
う時よりも小さい程度に加圧されるのである。このこと
は運動方向に対して相対的な短くされたレールの長さの
ため、およびレールの下方の空気を圧縮させて通す「掬
い」作用として働く前方に向くテーパーの作用が減少さ
れるための両者の作用によるのである。負圧空所は空気
が横方向に追従(または下流側の)レール20に移動す
るのを許さないから、このレールには加圧のために遙か
に少ない空気しか達しないのである。このことの正味の
結果は、先導レール22が僅かに降下し、追従レール2
0がさらに大きく降下してスライダー10全体が高さが
減少された状態でフライングを行うようになすことであ
る。
【0021】図2は大きく誇張された状態でスライダー
の横揺れを示している。通常、スライダー10はディス
クの面11から約0.0002mm(8マイクロインチ)離昇す
るようにフライングを行い、それぞれのレール20,2
2がディスクの面11から大体同じ距離だけ離隔するよ
うになされるのである。もし、ディスクの接線に対して
相対的なスライダーの運動が斜め(Θ>0°またはΘ<
0°)の場合には、通常のスライダーは横揺れを行う。
追従レール20および先導レール22の間のフライング
高さの5×10-5mm(2マイクロインチ)の差が大きい
横揺れを生じさせると考えられている。
【0022】図2において、H ROLLが2つのレール20
および22のフライング高さの差で、H MIN が最下方の
レール(この場合レール20)のフライング高さであ
る。著しく注目されることは、スライダー10が横揺れ
すると、H MIN もまた横揺れがない場合の値よりも減少
することである。もし、H MIN が減少し過ぎると、トラ
ンスデューサーの性能に影響を与えるだけでなく、ヘッ
ドも「衝突」を生じて大きい災害事故を生じる恐れがあ
る。
【0023】図3はディスクの面11に密接してフライ
ングを行っているスライダーの部分的側面図である。既
述のように、通常のフライング高さは2×10-4mm(8
マイクロインチ)である。
【0024】通常のH形のスライダー10は深さが大き
いのが望ましく、スライダー本体全体を通って切断され
ることができる先導空所26を有する。この先導空所2
6はスライダー10のフライングのピッチを減少させ、
これにより、さもなければフライングを生じる高さを減
少させるのである。
【0025】先導空所26の丁度後方には交叉レール
(または交叉バー)24がある。この交叉レール24は
レール20,22の高さから僅かに(約1×10-3mm
(40マイクロインチ))凹まされるのが望ましい。交叉
レール24のこの凹部は負圧空所28の負圧の効果を僅
かに減少させる。しかし、この凹部はまた離昇によって
若干の空気が負圧空所28内に入り、スライダー10を
ディスクの面11に対して保持する負圧を減少させるの
である。
【0026】凹まされた交叉レール24の使用は任意で
ある。この凹まされた交叉レールは図面によって以下に
説明される若干の実施例における1つの例として含まれ
ている。凹まされた交叉レールの重要性は上述で説明さ
れた他の特徴の有利な効果を得るための要求条件ではな
い。
【0027】通常、負圧空所28はレール20および2
2の高さから8.9×10-3mm(350マイクロイン
チ)の深さの凹部である。通常のスライダー本体は通常
幅が3.175mm(0.125in)で、長さが4.064mm(0.160in)で、
高さが0.864mm(0.034in)である。先導テーパー縁部25
および27はレール20,22の高さから0.0051mm(200
マイクロインチ)の深さまでそれぞれのレール20,2
2は幅が大体0.66mm(0.026in) で、空所28は交叉レー
ル24の位置で幅が1.778mm(0.071in)である。異なると
述べられていない限り、この望ましい実施例のスライダ
ーの寸法は図1ないし図3の通常のH形の負圧空気支持
スライダー10の寸法と大体同様である。注目されるこ
とは、スライダーの寸法が同様の特性を有する大型また
は小型のスライダーを得るために拡大され、または縮小
されることができることである。
【0028】図3はまた従来技術には見出されない特
徴、すなわち空所28の深さの段階部29を示してい
る。この特徴は後述にてさらに詳述される。
【0029】本発明の第1の実施例が図4ないし図7に
示されている。スライダーから追従縁部まで伸長してい
る絶縁チャンネル30および32は正圧レール20およ
び22の内側に隣接して配置されて、周囲の空気圧力に
近い圧力源をその長さに沿って与えるようになってい
る。スライダーが斜め角度でフライングを行う時に、追
従レール20は空気をチャンネル32から吸引して下流
側のスライダーを加圧して持上げ、横揺れを減少させ
る。チャンネル30および32および負圧空所28の間
にはそれぞれ分割レール22’および20’がある。
【0030】図5はレール22、絶縁チャンネル30、
分割レール22’および負圧空所28を示す詳細断面図
である。チャンネル30および32は比較的深く、且つ
幅を広く(例えば0.1mm ×0.1mm(0.004"×0.004"))作ら
れていて、その長さに沿って可能な限り少ない圧力降下
しか生じさせないようになっている。
【0031】図6はレール22、絶縁チャンネル30、
空所28およびこの空所から絶縁チャンネルを分割する
絶縁チャンネル分割レール22’の同様の断面図を示し
ている。図6の実施例においては、これらのレールの縁
部は、1つのレール縁部からレール自体への空気の移動
を容易にするための段階部21,23を含んでいる。こ
れらの任意の縁部は図7の実施例に示されるように面取
りを施されるのが望ましい。しかし、面取り縁部を処理
するのは困難であり、これに反して段階部はイオンミリ
ング(ion milling) のような通常の処理方法によって形
成されることができるのである。
【0032】内側段階部23は、チャンネル30がレー
ル22から「上流」側にある時に、チャンネル30から
レール22への空気の移動を容易にし、このレールの全
長に沿って加圧を助けるのである。段階部21も同様
に、レール22に対して上流側にて(風内で)フライン
グを行う時にその全長に沿ってレール22の加圧を助け
るようになっている。
【0033】図6において、レール22は幅が0.51mm
(0.02in)で、チャンネル30は幅が0.10mm(0.004in) で
あって、絶縁チャンネル分離レール22’は幅が0.051m
m(0.002in)である。絶縁チャンネル分割レール22’の
重要な特徴(key feature) は、これが空所28をチャン
ネル30から絶縁するのには充分な幅を有するが、レー
ル自体として作用するには不十分な幅であることであ
る。
【0034】図7は変形形態の比較的浅い絶縁チャンネ
ル30’の同様の断面図である。深さが浅いために、チ
ャンネル30’に沿う空気の圧力は前方から後方に(for
e toaft)周囲の空気の圧力より以上に増大する。図6の
深いチャンネル30(その長さに沿って周囲空気に近い
圧力を有する)とは異なり、図7においては、浅いチャ
ンネルの空気の圧力はフライング速度および斜め角度お
よび位置(長さに沿う)の複雑な関数である。それにも
拘わらず、浅いチャンネル30’は、斜め角度の範囲に
わたって横揺れおよびフライング高さの損失を減少させ
る同様の利点を与えるのである。
【0035】また、絶縁チャンネル30’および段階部
または面取り部はその長さに沿って一定の幅または深さ
を有する必要はないのである。また注目すべきことは、
負圧空所28は一定の深さである必要がないことであ
る。この空所の深さは図3の29のように段階を付され
ることができ(これは従来技術にはない)、または負圧
特性を変化させるために種々の形状にテーパーを付され
ることができるのである。これらのものは設計者が顧客
のフライング性能を得るための特別の応用面のために操
作できる。
【0036】図7において、レール22は幅が0.51mm
(0.02in)であって、チャンネル30’は幅が0.10mm(0.0
04in) で、絶縁チャンネル分割レール22’の幅は0.05
1mm(0.002in)である。チャンネル30’の深さは大体負
圧空所28の深さと同じ(すなわち望ましい実施例にお
いては8.9 ×10-3mm(350マイクロインチ) である。望ま
しい実施例においては面取り部21および23はそれぞ
れ大体チャンネル30’と同じ幅(0.10mm(0.004in))
で、約1.0 ×10-3mm(40 マイクロインチ) の深さまでテ
ーパーしている。
【0037】図8ないし図18は絶縁チャンネルの変形
形態の実施例を示している。図8において、先導空所2
6および負圧空所28の追従部分の両者の幅は減少され
ていて、これに対応して先導テーパーおよび追従レール
の幅が増大されている。この形状はさらに迅速な離昇を
与えるが、しかし追従レールを大きく、追従負圧空所部
分を小さくすることは高速においてピッチングを減少さ
せ、フライング高さを増大させるようになすのである。
【0038】図9において、絶縁チャンネル30および
32は先導空所26に向って曲げられてこれと交叉する
ようになされている。斜め角度が増加すると、運動方向
に、より整合されているチャンネル30または32内へ
の空気の流れが増大するとともに、他方のチャンネル内
への空気の流れが減少する。これの正味の結果は、追従
レールを加圧するためのさらに多量の空気が得られて、
横揺れを減少させることである。
【0039】図10において、先導空所26はさらに減
少され、交叉レール24は矢印の形状になされて下流側
の絶縁チャンネル内への空気の流れの先細り作用を増大
させている。さらに、前面積の増加がさらに大きい持上
げ力、特に離昇の際のさらに大きい持上げ力を生じさせ
るのである。
【0040】図11において、交叉レールの寸法は図1
0のものよりも減少されて、「V」形になされ、絶縁チ
ャンネル30および32は幅が拡げられて先導空所すな
わち凹部全体を覆うようになされている。この設計は高
速作動の間に先導縁部の過圧を減少させ、下流側の絶縁
チャンネル内への空気の流れ、従って斜め角度の補償を
増大させ、さらに低いフライング高さに対して負圧空所
28の寸法を増大させるのである。
【0041】図12は図9と同様であるが、図12の場
合には全体の交叉レール24が凹まされている。さら
に、絶縁チャンネル30および32は図9に示されてい
る絶縁チャンネルよりもさらに浅くされ、幅を広くされ
ている。従って、これの容量が増大されて、加圧レール
20および22に対する空気の適当な供給源を形成して
いる。さらに、これらのレールは縁部の段階部(または
テーパー)21および21’および23および23’を
含み、既述のように斜め角度における加圧を容易になす
ようになっている。この設計の重要な特徴は、負圧空所
28および絶縁チャンネル30および32が大体同じ深
さを有し、単一の機械加工作業の間に形成できることで
ある。同様に、交叉レール24の凹部および段階部2
1,21’および23,23’は大体同じ深さになされ
て、単一の機械加工作業の間に形成できるようになされ
ている。
【0042】図12において、スライダーの全長および
幅は4.06mm(0.160in) ×3.07mm(0.121in) である。外側
の縁部段階部21および21’は幅が0.10mm(0.004in)
である。内側の段階部23および23’は幅が0.051mm
(0.002in)である。絶縁チャンネル30および32は幅
が0.15mm(0.006in) である。絶縁チャンネル分割レール
20’および22’は幅が0.051mm(0.002in)である。負
圧空所28は前端部にて幅が1.68mm(0.066in) で、追従
端部にて幅が14.96mm(0.589in)である。先導縁部のテー
パー25,27は幅が0.36mm(0.014in) である。先導空
所26の長さおよび幅は14.96mm(0.589in)×0.79mm(0.0
31in) である。交叉レールの長さは先導縁部にて1.02mm
(0.040in) で、追従縁部における長さは1.78mm(0.070i
n) で、その幅は0.33mm(0.013in) である。先導縁部か
ら第1のチャンネルの曲げ部までの距離は1.78mm(0.070
in) で、第2の曲げ部までの距離は3.18mm(0.125in) で
ある。段階部21,21’,23および23’および交
叉レール24の凹部の深さは1.01×10-3mm(40nμ")であ
る。図13は図11と同様の、直線的に曲げられた絶縁
チャンネル30および32を有する設計である。これら
の直線的に曲げられた絶縁チャンネルは最終的な外方に
曲げられた曲げ部を省略することによって得られる。下
流側のレールの曲げられた内側縁部の長いことは隣接す
る絶縁チャンネル30または32によって供給される空
気を加圧するのにさらに有効であって、これにより斜め
角度に対する横揺れの補償を改善している。
【0043】図14は図13と同様の設計であるが、交
叉レール24に対する凹部、それぞれレール22および
20の追従部分に沿う段階部23および23’およびこ
れらのレールの外側縁部の段階部21および21’を附
加されている。これらの段階部は下流側のレールの加圧
をさらに改善する。交叉レール24の凹部はこのレール
における破砕物の収集の機会を減少させ、さらに離昇の
際の負圧空所28の真空を破壊するのを助けるのであ
る。
【0044】図15ないし図17はディスク速度を増加
させるためにフライヤーのフライング高さの感度を減少
させるように設計された変形形態の絶縁チャンネルの配
置を示している。
【0045】図15において、絶縁チャンネル30およ
び32はレール20および22の全長にわたって伸長し
ていないで、負圧空所28に連通するように終端してい
る。高速におけるフライング高さの増加は絶縁チャンネ
ル分割レール20’および22’を短くすることによっ
て小さくなし得る。このことは正圧および負圧の作用の
相互作用をさらに増大させるのを可能になす。
【0046】図16において、絶縁チャンネル分割レー
ル20’および22’は負圧空所28の追従端部にて幅
を広くされて、さらに大なる持上げ力を与えるようにな
っている。
【0047】図17において、島部40が負圧空所28
の追従縁部に隣接するこの空所の中央区域に形成されて
いる。この島部40はレール20および22と実質的に
同じ高さである。テーパーされるか、または段階を付さ
れた前端部40’はこの島部40の加圧を増大させる。
この島部40はフライング高さの変動を減少させること
によってスライダーのフライング特性を改善する。スラ
イダーはディスクの内側半径および外側半径の間で殆ど
平らなフライング形状を有するのが望ましい。換言すれ
ば、スライダーは、内側半径においても、外側半径にお
けるフライングと同様にディスク面11(図3に示され
ている)の上方で実質的に同じ高さにフライングを行う
のが望ましいのである。しかし、内側半径においてスラ
イダーおよびディスクの間に吸引される空気の速度は外
側半径における速度よりも小さい。その結果、内側半径
においてレール20および22に沿って蓄積される正圧
は外側半径における正圧よりも小さく、従ってスライダ
ーは内側半径において、外側半径におけるフライングよ
りも低いフライングしか行わないのである。
【0048】しかし、島部40は空気速度の変化によっ
て生じるフライング高さに対する影響を減少させる。低
速において、島部40の下方を移動する空気はこの島部
を加圧してスライダーの追従縁部に持上げ力を生じさせ
る。この持上げ力はディスクの内側半径にてフライング
高さを増加させる。高速においては、島部40に対する
有効圧力は負圧空所28の増加する効果に対して相対的
に減少される。従って、この島部40はディスクの外側
半径においてフライング高さに殆ど影響を与えないので
ある。これの総合的な結果は、ディスクの内側半径およ
び外側半径の間のフライング性能が平坦化されることで
ある。フライング高さの変動はトランスデューサーを島
部40上に配置することによってさらに減少される。何
故ならばこの島部はスライダーの揺動軸線(図示せず)
に大体一致するからである。
【0049】図18は側部レールの破壊点に大体隣接し
て終端する絶縁チャンネル30および32を示してい
る。この破壊点は、側部レール20および22がスライ
ダーの追従縁部に向って幅が拡がり始める位置にある。
図18に示された絶縁チャンネル30および32は図1
5に示されたものよりも長さが短く、正圧および負圧の
作用の総合作用をさらに大きくしてフライング高さをさ
らに減少させるのを可能になす。
【0050】図18もまた縁部の段階部21および2
1’を示している。しかし、図12とは異なり、段階部
21および21’はレール20および22の全長にわた
って伸長せずに、側部レールの破壊点に大体隣接して終
端している。これらの終端している縁部の段階部21お
よび21’は斜め角度での作動時においてレールの加圧
を容易にし、追従縁部の近辺に大きいレール表面積を与
えるようになっている。追従縁部の近辺でレール表面積
を増大させることはフライングの間のレール20および
22に対する圧力を増大させる。このような増大された
圧力はスライダーのフライングを安定化させ、斜め角度
が変化しても一定のフライング高さを与えるようになす
のである。
【0051】図19ないし図24は離昇を短くし、斜め
角度の影響を補償するように空所28内の負圧を選択的
に奪うことを示している。
【0052】図19は基本的な負圧を奪う概念を示して
いる。この場合、迂回したスポイラーチャンネル31が
交叉レール24に形成されて、先導空所すなわち凹部2
6および空所28の間の空気の連通を行うようになって
いる。このスポイラーチャンネル31は凹まされた交叉
レールと同様に機能して離昇速度を減少させるのであ
る。スポイラーチャンネル31を通る空気の流れは交叉
レール24を横切る圧力差に比例する。スポイラーチャ
ンネル31の寸法は、大なるフライング速度においても
空所28内の負圧を大きく減少させるものであってはな
らない。斜め角度の補償は絶縁チャンネル30および3
2によって与えられるのである。
【0053】負圧スポイラーの他の変形形態が図20に
示されている。この場合、スポイラーチャンネル31は
角度を付された2つの部分に分割されている。これらの
角度を付されたチャンネルの部分の作用は正または負の
斜め角度でフライングを行う時に増大する。これらのス
ポイラーチャンネル31は斜め角度でフライングを行う
時にフライング高さの全体的な損失を減少させるのを助
ける。絶縁チャンネル30および32は先導空所26に
向って曲げられて、図9について説明されたのと同様に
作用する。
【0054】図21は負圧空所分割レール36を附加的
に設けられて、これのヘッド36’が矢印の形状になさ
れて、それぞれ負圧空所28’および28”に導かれる
2つの角度を付されたスポイラーチャンネル31’およ
び31”を形成している。スポイラーチャンネル31’
および31”は離昇に際して負圧を破壊するのを助ける
が、これらの角度は速度状態の場合に空所28’および
28”内に空気が入るのを減速させる。しかし、スライ
ダーが斜め角度でフライングを行う時には、スポイラー
チャンネルの一方が運動方向に整列し始めて、さらに多
量の空気が対応する下流側の空所内に入り、これによっ
てこの空所内の負圧の作用を減少させるのである。これ
に対応して、他方のスポイラーチャンネルは運動方向に
は整列しないで、少量の空気しか上流側すなわち先導側
の空所の負圧を奪うように働かず、これによって負圧の
作用を増大させるのである。全体的な負圧の作用は大体
同じであるが、しかし、先導レールが大きく横揺れする
スライダーの傾向は先導空所内の増大された負圧および
追従空所内の減少された負圧によって低下されるのであ
る。
【0055】図22は若干の点についての他の変形形態
を示している。この場合、分割レール36は僅かに短く
され、先導位置に三角形ブロック34が附加されてい
る。このブロック34は、図21の設計よりもさらに大
きい量で斜め角度のない場合に空所28’および28”
に入る奪取すなわちスポイル空気量(spoiling air flo
w) を減少させるように働く。これによってスポイラー
チャンネル31’および31”は交叉するのである。空
気は他方のスポイラーチャンネルと同様に全体的に拘束
された状態で交叉されたスポイラーチャンネル31’お
よび31”を通って流れる。しかし、一方のチャンネル
が運動方向に対してより一層整合されるようになると、
これを通る流れが増加し、一方他方のチャンネルの流れ
を同時に減少させる。整合状態がさらに良好になると下
流側の負圧空所28’または28”内への全体的の流れ
が増加する。適当な寸法になすことによって、交叉され
たスポイラーチャンネル31’および31”は流体型装
置(fluidic-type device) として機能するようになさ
れ、これによって分割された空所28’および28”に
対する空気の流れの量の差が著しく向上されてスライダ
ーの横揺れの補償量をさらに増大させることができる。
【0056】図23は変形形態のスポイラーの設計を示
している。この場合、チョーク31aが使用され、この
チョークが低速にて空気を通すが、チョーク31a内の
空気の速度が音響速度に近づく時に空気の流れが大なる
フライング速度にて一定値に近づくようになるのであ
る。従ってこのチョーク31aを通る空気の主な奪取効
果(spoiling effect) は低速にて生じる。このことは高
速におけると同様に低速においても負圧を損なうことな
く離昇特性を改善するのである。
【0057】図24は絶縁チャンネル30および32が
含まれている場合の変形形態のスポイラーチャンネルの
配置を示している。このスポイラーチャンネル31は負
圧空所28および絶縁チャンネル30および32の間の
絶縁チャンネル分割レール22’および20’を通る連
通を行うように配置されることができる。この場合、負
圧空所は2つの空所部分28’および28”に分割さ
れ、絶縁チャンネル30および32は先導空所26内に
含まれるようになされる。斜め角度において、下流側の
絶縁チャンネル内の圧力が増大し、これによって下流側
の空所の奪取効果を増大させる。従って、横揺れは上流
側の空所内に比較的大なる負圧を有することによって減
少される。この設計は図20の設計と若干の類似点を有
する。この場合、スポイラーチャンネル31’および3
1”は側方に動かされていて、分割レール36が附加さ
れている。
【0058】図25ないし31は短い離昇を与えるよう
に持上げ力を増大させる大きく拡大された先導縁部のテ
ーパー部分25,27の若干の変形形態を示している。
それぞれの変形形態は交叉レールの前方の圧力逃がしチ
ャンネル41を含んでいて、速度状態で先導テーパー部
分の全体的な圧力を減少させ、また空所28内に大なる
負圧を保持するようになすのである。
【0059】図25は基本的な概念を示している。幅の
広い先導テーパー25,27が設けられている。先導テ
ーパーの丁度後方で負圧空所28の前方に圧力逃がしチ
ャンネル41が設けられている。このチャンネルは周囲
の空気圧力に連結されて、先導テーパー25,27を通
る空気を流通させるようになすのが望ましい。図25に
おいて、スライダーの前縁部に導かれるチャンネル40
aによって流通装置が形成されるのである。
【0060】負圧空所の前方の圧力逃がしチャンネルは
先導テーパーによって掬い上げられる空気が負圧空所2
8に流入して負圧を損なうのを阻止するようになってい
る。このことはスライダーが良好な離昇特性および小さ
いフライング高さを有するようになす。また、これが望
ましい特性である速度に対する比較的一定のフライング
高さおよび低速において通常の負圧空気支持スライダー
よりもさらに大なるフライング高さを有することが見出
されている。
【0061】図26はスライダーの先導縁部から後方の
圧力逃がしチャンネル41までの2つの横方向接近チャ
ンネル(lateral access channel)40’aおよび40”
を有する変形形態を示している。レール20および22
の先導部分およびこれらの接近チャンネル40’aおよ
び40”の間を連通する附加的な段階部またはテーパー
42’および42”は、斜め角度において、これらの接
近チャンネルに関連して下流側または内側レールの先導
部分に対して空気を与えるように働く。この設計では交
叉レール24は凹まされて示されている。これの効果は
制御された絶縁チャンネルと同様であって、小さい斜め
角度の変動しか有しないスライダーに対して特に有用で
ある。
【0062】図27はスライダーの先導縁部から前方の
圧力逃がしチャンネル41に至る2つの横方向接近チャ
ンネル40’aおよび40”を有する変形形態を示して
いる。これらの接近チャンネルはまた絶縁チャンネル3
0および32に連結されている。この設計は良好な離昇
およびフライング高さの特性を有する高度の斜め角度の
補償を与えるのである。
【0063】図28は圧力逃がしチャンネル41および
スライダーの側縁部の間を連通させる2つの横方向接近
チャンネル40’aおよび40”を有する変形形態を示
している。これらのチャンネルはまた絶縁チャンネル3
0および32に連結されている。この設計はレール20
および22の前方に含まれる先導テーパー25の全長に
沿う圧力の低減を与えるものである。同様にして、任意
のスポイラーチャンネル31が前方の圧力逃がしチャン
ネルから負圧空所28までを連結して既述の離昇作用を
助けるようになっている。
【0064】この設計においては、先導テーパー25の
前方面積は迅速な離昇を得られるように最大限になされ
るとともに、絶縁チャンネルが斜め角度の補償作用を与
えるようになされているのである。レール20および2
2の前方に圧力逃がしチャンネル41があることは、こ
れらのレールの作用効果を僅かに減少させ、大きい先導
テーパー25による高速における過圧が減少されるよう
になすのである。
【0065】図29は絶縁チャンネル30および32を
介して前方の圧力逃がしチャンネル41を周囲の空気に
連結する他の変形形態を示している。この場合、先導縁
部25の前方面積はまた迅速な離昇を行うために最大に
なされていて、斜め角度の補償が絶縁チャンネル30お
よび32によって与えられるようになっている。前部テ
ーパー25を通って流れる加圧空気は圧力逃がしチャン
ネル41に入り、絶縁チャンネル30および32を通っ
て排出される。斜め角度の場合、この空気は優先的に下
流側の絶縁チャンネル内に流れる傾向を与えられ、これ
が斜め角度の補償を向上させるのである。この設計は絶
縁チャンネル30および32内の空気の流れを増大させ
る凹まされた交叉レール24を含んでいる。
【0066】図30はスライダーの側縁部と側縁部とを
差渡す単一の前部圧力逃がしチャンネル41を形成され
た他の変形形態を示している。テーパー25を通って流
れる空気はこのチャンネル41を通って排出される。し
かし、このチャンネル41に連結されるレールの縁部テ
ーパーまたは段階部44’および44”はこの空気供給
源によってレールを加圧するのを助けるようになされる
のである。
【0067】図31は図10に甚だ類似した他の変形形
態を示している。これの形状は絶縁チャンネル30およ
び32に連結された図25の前部圧力逃がしチャンネル
41を有する。しかし、この圧力逃がしチャンネル41
は曲げられるか、またはV形になされて、空気が下流側
の絶縁チャンネル(30または32)に流れて斜め角度
の補償を向上させる傾向を有するのである。
【0068】スライダーの追従縁部において、負圧空所
28はスライダーの側縁部に連通するチャンネル50内
に流通させるようになっている。同様にして、絶縁チャ
ンネル32および30はそれぞれ側部流通部46’およ
び46”を有する。これらの側部流通部の組合せは、ヘ
ッドのトランスデューサー支持部分48が充実したレー
ルになされて、これがトランスデューサー素子に対して
さらに大なる面積を与え、製造の間にトランスデューサ
ーの材料の一部分を機械加工で除去する必要を排除する
のである。このことはトランスデューサーの材料部分を
総て効果的に除去できないような若干の機械加工方法
(例えばレーザー機械加工)に対して重要である。
【0069】設計者は前述の絶縁チャンネル30および
32、前部圧力逃がしチャンネル41、先導縁部テーパ
ー25,27、スポイラーチャンネル31、空所分割レ
ール36およびその他のここに説明された部材が別の方
法で選択的に組合されて、与えられた応用面に対する最
良の性能を有する負圧空気支持スライダーを提供できる
ようになし得ることを理解している。
【0070】本発明は望ましい実施例を参照して説明さ
れたが、当業者には、本発明の精神および範囲から逸脱
せずに、その形状および詳細部に対して種々の変更を施
し得ることが理解されるところである。
【0071】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているか
ら、斜め角度の状態で、負圧空所に隣接したスライダー
のレールの内側に位置する絶縁チャンネルが下流側のレ
ールに空気を与えて圧力を増大させ、スライダーの横揺
れを減少させ得るようになすことによって、従来技術の
欠点を排除した性能の良好な負圧空気支持スライダーが
提供されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のH形の負圧空気支持スライダーおよび斜
め角度と定義される角度を示す底部平面図。
【図2】図1において示された方向からの風の影響を受
けた状態の負圧空気支持スライダーの横揺れを著しく誇
張した状態で示す側面図。
【図3】ディスク面の上方に空気支持にて乗っているス
ライダーを示す部分的側面図。
【図4】本発明による絶縁チャンネルを有する修正され
た通常のH形の負圧空気支持スライダーを示す底部平面
図。
【図5】図4の部分的側面図。
【図6】絶縁チャンネルが深くされていて、レールの縁
部が段階を付されている本発明による絶縁チャンネルを
有する修正された通常のH形の負圧空気支持スライダー
を示す部分的側面図。
【図7】絶縁チャンネルが浅くされていて、レールの縁
部が面取り部を形成されている本発明による絶縁チャン
ネルを有する修正された通常のH形の負圧空気支持スラ
イダーを示す部分的側面図。
【図8】本発明の絶縁チャンネルを有する負圧空気支持
スライダーの変形形態を示す底部平面図。
【図9】本発明の絶縁チャンネルを有する負圧空気支持
スライダーの変形形態を示す底部平面図。
【図10】本発明の絶縁チャンネルを有する負圧空気支
持スライダーの変形形態を示す底部平面図。
【図11】本発明の絶縁チャンネルを有する負圧空気支
持スライダーの変形形態を示す底部平面図。
【図12】本発明の絶縁チャンネルを有する負圧空気支
持スライダーの変形形態を示す底部平面図。
【図13】本発明の絶縁チャンネルを有する負圧空気支
持スライダーの変形形態を示す底部平面図。
【図14】本発明の絶縁チャンネルを有する負圧空気支
持スライダーの変形形態を示す底部平面図。
【図15】本発明の絶縁チャンネルを有する負圧空気支
持スライダーの変形形態を示す底部平面図。
【図16】本発明の絶縁チャンネルを有する負圧空気支
持スライダーの変形形態を示す底部平面図。
【図17】本発明の絶縁チャンネルを有する負圧空気支
持スライダーの変形形態を示す底部平面図。
【図18】本発明の絶縁チャンネルを有する負圧空気支
持スライダーの変形形態を示す底部平面図。
【図19】離昇を助けるスポイラーチャンネルを有する
本発明の変形実施例の底部平面図。
【図20】離昇を助けるスポイラーチャンネルを有する
本発明の変形実施例の底部平面図。
【図21】負圧分割レールを有する本発明の変形実施例
の底部平面図。
【図22】負圧分割レールを有する本発明の変形実施例
の底部平面図。
【図23】離昇を助けるスポイラーチャンネルを有する
本発明の変形実施例の底部平面図。
【図24】離昇を助けるスポイラーチャンネルおよび負
圧分割レールの両者を有する本発明の変形実施例の底部
平面図。
【図25】迅速な離昇のために伸長された前部テーパー
および前部圧力低減チャンネルを有する変形実施例の底
部平面図。
【図26】迅速な離昇のために伸長された前部テーパー
および前部圧力逃がしチャンネルを有する変形実施例の
底部平面図。
【図27】迅速な離昇のために伸長された前部テーパー
および前部圧力逃がしチャンネルを有する変形実施例の
底部平面図。
【図28】迅速な離昇のために伸長された前部テーパー
および前部圧力逃がしチャンネルを有する変形実施例の
底部平面図。
【図29】迅速な離昇のために伸長された前部テーパー
および前部圧力逃がしチャンネルを有する変形実施例の
底部平面図。
【図30】迅速な離昇のために伸長された前部テーパー
および前部圧力逃がしチャンネルを有する変形実施例の
底部平面図。
【図31】迅速な離昇のために伸長された前部テーパー
および前部圧力逃がしチャンネルを有する変形実施例の
底部平面図。
【符号の説明】
10 負圧空気支持スライダー 11 ディスクの面 20 追従レールすなわち圧力レール 20’ 絶縁チャンネル分割レール 21 段階部または面取り部 21’ 段階部または面取り部 22 先導レールすなわち圧力レール 22’ 絶縁チャンネル分割レール 23 段階部または面取り部 23’ 段階部または面取り部 24 交叉レール 25 先導テーパー 26 先導空所 27 先導テーパー 28 負圧空所 28’ 負圧空所 28” 負圧空所 29 段階 30 深い絶縁チャンネル 30’ 浅い絶縁チャンネル 31 スポイラーチャンネル 31’ スポイラーチャンネル 31” スポイラーチャンネル 31a チョーク 32 絶縁チャンネル 36 負圧空所分割レール 36’ ヘッド 40 島部 40’ 島部40の前端部 40’a 横方向接近チャンネル 40” 横方向接近チャンネル 40a チャンネル 41 圧力逃がしチャンネル 44’ 段階部 44” 段階部 46’ 側部流通部 46” 側部流通部 48 トランスデューサー支持部分 50 チャンネル

Claims (67)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの側部レールと、交叉レールと、前
    記側部レールの間で前記交叉レールに追随する流通空所
    を含む負圧空所とを有する負圧空気支持スライダーにお
    いて、その改良が、 前記負圧空所および前記側部レールの間に配置される1
    対の絶縁チャンネル、を含んでいる負圧空気支持スライ
    ダー。
  2. 【請求項2】 前記絶縁チャンネルに対して周囲の大気
    圧またはこれに近い圧力で空気を与える装置をさらに含
    んでいる請求項1に記載された負圧空気支持スライダ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記側部レールがそれぞれ前記絶縁チャ
    ンネルの内の隣接する1つの絶縁チャンネルに連通する
    縁部を有し、前記それぞれの縁部が、前記スライダーが
    斜め角度でフライングを行い。前記隣接する絶縁チャン
    ネルが前記側部レールに対して相対的に上流側にある時
    に、前記隣接する絶縁チャンネルから前記側部レールに
    対する空気の移動を容易になす面取り手段をさらに含ん
    でいる請求項1に記載された負圧空気支持スライダー。
  4. 【請求項4】 前記側部レールがそれぞれ前記絶縁チャ
    ンネルの内の隣接する1つの絶縁チャンネルに連通する
    緑部を有し、前記それぞれの縁部が、前記スライダーが
    斜め角度でフライングを行い、前記隣接する絶縁チャン
    ネルが前記側部レールに対して相対的に上流側にある時
    に、前記隣接する絶縁チャンネルから前記側部レールに
    対する空気の移動を容易になす段階手段をさらに含んで
    いる請求項1に記載された負圧空気支持スライダー。
  5. 【請求項5】 前記絶縁チャンネルが前記負圧空所と実
    質的に同じ深さを有する凹部を含んでいる請求項1に記
    載された負圧空気支持スライダー。
  6. 【請求項6】 前記側部レールが周囲の空気と連通する
    先導縁部を有し、前記それぞれの縁部が、前記スライダ
    ーが斜め角度でフライングを行い、前記周囲の空気が前
    記側部レールから相対的に上流側にある時に、前記周囲
    の空気から前記側部レールに対する空気の移動を容易に
    する面取り手段をさらに含んでいる請求項1に記載され
    た負圧空気支持スライダー。
  7. 【請求項7】 前記側部レールが周囲の空気と連通する
    先導縁部を有し、前記縁部が、前記スライダーが斜め角
    度でフライングを行い、前記周囲の空気が前記側部レー
    ルから相対的に上流側にある時に前記周囲の空気から前
    記側部レールへの空気の移動を容易になす段階装置をさ
    らに含んでいる請求項1に記載された負圧空気支持スラ
    イダー。
  8. 【請求項8】 前記スライダーが先導縁部を有し、前記
    絶縁チャンネルが前記先導縁部に連通するようになされ
    ている請求項1に記載された負圧空気支持スライダー。
  9. 【請求項9】 前記スライダーが追従縁部を有し、前記
    絶縁チャンネルが前記追従縁部に連通するようになされ
    ている請求項1に記載された負圧空気支持スライダー。
  10. 【請求項10】 前記スライダーが2つの側縁を有し、
    前記負圧空所がこれを前記側縁に流通させる流通手段を
    有し、前記絶縁チャンネルが前記流通手段に隣接する前
    記スライダーの側縁に連通するようになされている請求
    項1に記載された負圧空気支持スライダー。
  11. 【請求項11】 前記スライダーが先導縁部を有し、さ
    らに前記交叉レールの前方にあって前記先導縁部に連通
    する先導空所を含んでいて、また前記絶縁チャンネルが
    前記先導空所に連通するようになされている請求項1に
    記載された負圧空気支持スライダー。
  12. 【請求項12】 前記絶縁チャンネルが前記先導空所内
    に入るように曲げられていて、これにより前記スライダ
    ーが斜め角度でフライングを行う時に、下流側に位置す
    るチャンネルが上流側に位置するチャンネルよりもさら
    に多量の空気を受入れるようになされている請求項11
    に記載された負圧空気支持スライダー。
  13. 【請求項13】 前記絶縁チャンネルが前記先導空所に
    向って拡開されるようになされている請求項12に記載
    された負圧空気支持スライダー。
  14. 【請求項14】 前記交叉レールが、頂点が前記先導空
    所に指向される「V」形を有するようになされている請
    求項13に記載された負圧空気支持スライダー。
  15. 【請求項15】 前記交叉レールが、頂点が前記先導空
    所に指向される矢印の形状を有するようになされている
    請求項12に記載された負圧空気支持スライダー。
  16. 【請求項16】 少なくとも前記絶縁チャンネルの内の
    1つの絶縁チャンネルおよび前記負圧空所の間を連通さ
    せるスポイラー手段をさらに含んでいる請求項12に記
    載された負圧空気支持スライダー。
  17. 【請求項17】 前記負圧空所を2つの部分に分割する
    分割バーをさらに含んでいる請求項16に記載された負
    圧空気支持スライダー。
  18. 【請求項18】 前記スライダーが先導縁部を有し、さ
    らに前記交叉レールの前方にあって前記先導縁部に連通
    する先導空所を含み、さらにまた前記先導空所および前
    記負圧空所の間を連通させるスポイラー手段を含んでい
    る請求項1に記載された負圧空気支持スライダー。
  19. 【請求項19】 前記スポイラー手段がチョークを含ん
    でいる請求項18に記載された負圧空気支持スライダ
    ー。
  20. 【請求項20】 前記スポイラー手段がこれを横切る圧
    力差に比例する空気を通過させる制限空気通路を有する
    ようになされている請求項18に記載された負圧空気支
    持スライダー。
  21. 【請求項21】 前記スポイラー手段が1対の角度を付
    されたチャンネルを含み、これらのチャンネルが、比較
    的にさらに多量の空気が斜め角度で前記負圧空所に入り
    得るようになし、これにより斜め配置によって生じるフ
    ライング高さによる損失を減少させるようになされてい
    る請求項18に記載された負圧空気支持スライダー。
  22. 【請求項22】 前記負圧空所を2つの部分に分割する
    負圧空所分割バーを含み、また前記スポイラー手段が前
    記負圧空所のそれぞれの分割された部分に連通する角度
    を付された1対のチャンネルを含み、前記チャンネル
    が、前記スライダーが斜め角度でフライングを行う時に
    下流側に位置する方の前記分割された負圧空所の部分内
    に比較的にさらに多量の空気を移送するようになされて
    いる請求項16に記載された負圧空気支持スライダー。
  23. 【請求項23】 前記絶縁チャンネルがそれぞれの前記
    絶縁チャンネルおよび前記負圧空所の間に配置される絶
    縁チャンネル分割レールを形成されている請求項1に記
    載された負圧空気支持スライダー。
  24. 【請求項24】 前記負圧空所が追従縁部を有し、前記
    絶縁チャンネル分割レールが前記追従縁部の前で終端す
    るようになされている請求項23に記載された負圧空気
    支持スライダー。
  25. 【請求項25】 前記負圧空所が追従縁部を有し、前記
    絶縁チャンネル分割レールが前記追従縁部の近辺にて幅
    を拡げられている請求項23に記載された負圧空気支持
    スライダー。
  26. 【請求項26】 2つの側部レールと、交叉レールと、
    それぞれの前記側部レールの間で前記交叉レールに追従
    する流通空所を含む負圧空所とを有する負圧空気支持ス
    ライダーにおいて、その改良が、前記負圧空所の追従縁
    部に隣接し、前記2つの側部レールと実質的に同じ高さ
    を有するようになされている、前記負圧空所の中央区域
    に形成された島部、を含んでいる負圧空気支持スライダ
    ー。
  27. 【請求項27】 前記島部が前方に向くテーパーを含ん
    でいる請求項26に記載された負圧空気支持スライダ
    ー。
  28. 【請求項28】 前記スライダーの幅の大部分を差渡す
    ような大きい先導縁部のテーパー部分と、 前記先導縁部のテーパー部分および前記負圧空所の間の
    圧力逃がしチャンネルと、を含んでいる請求項1に記載
    された負圧空気支持スライダー。
  29. 【請求項29】 前記圧力逃がしチャンネルが前記絶縁
    チャンネルに連通するようになされている請求項28に
    記載された負圧空気支持スライダー。
  30. 【請求項30】 前記圧力逃がしチャンネルが前記スラ
    イダーの先導縁部に連通するようになされている請求項
    28に記載された負圧空気支持スライダー。
  31. 【請求項31】 前記スライダーが2つの側縁部を有
    し、前記圧力逃がしチャンネルがそれぞれの前記側縁部
    に連通するようになされている請求項28に記載された
    負圧空気支持スライダー。
  32. 【請求項32】 前記圧力逃がしチャンネルおよび前記
    負圧空所の間を連通させるスポイラー手段をさらに含ん
    でいる請求項28に記載された負圧空気支持スライダ
    ー。
  33. 【請求項33】 前記スポイラー手段がこれを横切る圧
    力差に比例する空気を通過させる制限空気通路を有する
    チャンネルを含んでいる請求項32に記載された負圧空
    気支持スライダー。
  34. 【請求項34】 2つの側部レールと、交叉レールと、
    ぞれぞれの前記側部レールの間で前記交叉レールに追従
    する流通空所を含む負圧空所とを有する負圧空気支持ス
    ライダーにおいて、その改良が、 前記交叉レールの前方で前記負圧空所に空気を連通させ
    るための前記交叉レールに形成されたスポイラーチョー
    ク手段、を含んでいる負圧空気支持スライダー。
  35. 【請求項35】 2つの側部レールと、交叉レールと、
    それぞれの前記側部レールの間で前記交叉レールに追従
    する流通空所を含む負圧空所とを有する負圧空気支持ス
    ライダーにおいて、その改良が、 前記交叉レールの前方で前記負圧空所に空気を連通させ
    るための前記交叉レールに形成されたスポイラーチャン
    ネル手段、を含んでいる負圧空気支持スライダー。
  36. 【請求項36】 前記スポイラーチャンネル手段がこれ
    を横切る圧力差に比例した空気を通過させる制限空気通
    路を有するようになされている請求項35に記載された
    負圧空気支持スライダー。
  37. 【請求項37】 前記スライダーが、大きい先導縁部テ
    ーパー部分と、前記先導縁部テーパー部分および前記交
    叉レールの間の圧力逃がしチャンネルとをさらに含んで
    いて、また前記スポイラーチャンネル手段が前記圧力逃
    がしチャンネルに連通するようになされている請求項3
    5に記載された負圧空気支持スライダー。
  38. 【請求項38】 前記負圧空所および前記側部レールの
    間に配置される1対の絶縁チャンネルをさらに含んでい
    て、また前記圧力逃がし空所がこれらの絶縁チャンネル
    に連通するようになされている請求項37に記載された
    負圧空気支持スライダー。
  39. 【請求項39】 前記スライダーが前記交叉レールの前
    方の先導空所をさらに含んでいて、前記スポイラーチャ
    ンネル手段がこの先導空所に連通するようになされてい
    る請求項35に記載された負圧空気支持スライダー
  40. 【請求項40】 前記負圧空所を2つの部分に分割する
    負圧空所分割バーをさらに含み、また前記スポイラーチ
    ャンネル手段が1対の角度を付されたチャンネルを含ん
    でいて、これらのチャンネルがそれぞれの前記負圧空所
    の分割された部分に連通し、前記スライダーが斜め角度
    でフライングを行う時に下流側に位置する方の前記負圧
    空所の分割された部分内に比較的にさらに多量の空気を
    移送するようになされている請求項35に記載された負
    圧空気支持スライダー。
  41. 【請求項41】 前記スポイラーチャンネル手段が前記
    交叉レール内の間隙によって形成されていて、この間隙
    内に反対方向に指向されるブロックの頂点部分が侵入す
    るようになされている請求項40に記載された負圧空気
    支持スライダー。
  42. 【請求項42】 前記ブロックの内の下流側のブロック
    が前記分割バーに連結されるようになされている請求項
    41に記載された負圧空気支持スライダー。
  43. 【請求項43】 2つの側部レールと、交叉レールと、
    それぞれの前記側部レールの間で前記交叉レールに追従
    する流通空所を含む負圧空所とを有する負圧空気支持ス
    ライダーにおいて、その改良が、 前記スライダーの幅の大部分を差渡すような大きい先導
    縁部テーパー部分と、前記先導縁部テーパー部分および
    前記負圧空所の間の圧力逃がしチャンネルと、を含んで
    いる負圧空気支持スライダー。
  44. 【請求項44】 前記圧力逃がしチャンネルが前記先導
    縁部テーパー部分および前記交叉レールの間に配置され
    ている請求項43に記載された負圧空気支持スライダ
    ー。
  45. 【請求項45】 前記圧力逃がしチャンネルがさらに前
    記スライダーの先導縁部に連通する連通チャンネルを含
    んでいる請求項43に記載された負圧空気支持スライダ
    ー。
  46. 【請求項46】 前記スライダーが2つの側縁部を有
    し、前記圧力逃がしチャンネルが前記側縁部に連通する
    1対の連通チャンネルを含んでいる請求項43に記載さ
    れた負圧空気支持スライダー。
  47. 【請求項47】 前記スライダーが2つの側縁部を有
    し、前記圧力逃がしチャンネルが前記側縁部の両方に連
    通するようになされている請求項43に記載された負圧
    空気支持スライダー。
  48. 【請求項48】 前記側部レールがそれぞれ前記圧力逃
    がしチャンネルに連通する先導縁部テーパー手段を有す
    るようになされている請求項47に記載された負圧空気
    支持スライダー。
  49. 【請求項49】 前記負圧空所および前記側部レールの
    間に配置される1対の絶縁チャンネルをさらに含んでい
    る請求項48に記載された負圧空気支持スライダー。
  50. 【請求項50】 前記1対の絶縁チャンネルが前記圧力
    逃がしチャンネルに連通するようになされている請求項
    49に記載された負圧空気支持スライダー。
  51. 【請求項51】 前記スライダーが前記圧力逃がしチャ
    ンネルおよび前記スライダーの先導縁部の間を連通させ
    る1対の連通チャンネルを含んでいる請求項43に記載
    された負圧空気支持スライダー。
  52. 【請求項52】 前記側部レールがそれぞれ前記対をな
    す連通チャンネルの内の隣接する方の連通チャンネルに
    連通する先導テーパーをさらに含んでいる請求項51に
    記載された負圧空気支持スライダー。
  53. 【請求項53】 前記負圧空所および前記側部レールの
    間に配置される1対の絶縁チャンネルをさらに含んでい
    て、それぞれの前記絶縁チャンネルが前記連通チャンネ
    ルの内の対応する方の連通チャンネルに連通するように
    なされている請求項52に記載された負圧空気支持スラ
    イダー。
  54. 【請求項54】 前記側部レールが前記絶縁チャンネル
    の内の隣接する方の絶縁チャンネルに連通する縁部を有
    し、前記縁部が、前記スライダーが斜めの角度でフライ
    ングを行い、前記隣接する方の絶縁チャンネルが前記側
    部レールから相対的に上流側にある時に前記隣接する方
    の絶縁チャンネルから前記側部レールに空気を移送する
    のを容易になす面取り手段をさらに含んでいる請求項5
    3に記載された負圧空気支持スライダー。
  55. 【請求項55】 前記絶縁チャンネルが前記負圧空所と
    実質的に同じ深さを有する凹部を含んでいる請求項54
    に記載された負圧空気支持スライダー。
  56. 【請求項56】 前記側部レールが周囲の空気に連通す
    る先導縁部を有し、前記縁部が、前記スライダーが斜め
    角度でフライングを行い、前記周囲の空気が前記側部レ
    ールから比較的上流側にある時に前記周囲の空気から前
    記側部レールに空気を移送するのを容易になす面取り手
    段をさらに含んでいる請求項53に記載された負圧空気
    支持スライダー。
  57. 【請求項57】 前記負圧空所および前記側部レールの
    間に配置される1対の絶縁チャンネルをさらに含んでい
    る請求項43に記載された負圧空気支持スライダー。
  58. 【請求項58】 前記1対の絶縁チャンネルが前記圧力
    逃がしチャンネルに連通するようになされている請求項
    57に記載された負圧空気支持スライダー。
  59. 【請求項59】 前記側部レールが前記絶縁チャンネル
    の内の隣接する方の絶縁チャンネルに連通する縁部を有
    し、前記縁部が、前記スライダーが斜め角度でフライン
    グを行い、前記隣接する方の絶縁チャンネルが前記側部
    レールから相対的に上流側にある時に前記隣接する方の
    絶縁チャンネルから前記側部レールに空気を移送するの
    を容易になす面取り手段をさらに含んでいる請求項58
    に記載された負圧空気支持スライダー。
  60. 【請求項60】 前記絶縁チャンネルが前記負圧空所と
    実質的に同じ深さを有する凹部を含んでいて、前記絶縁
    チャンネルに沿う圧力降下を生じさせるようになされて
    いる請求項59に記載された負圧空気支持スライダー。
  61. 【請求項61】 前記側部レールが周囲の空気と連通す
    る先導縁部を有し、前記縁部が前記スライダーが斜め角
    度でフライングを行い、前記周囲の空気が前記側部レー
    ルから相対的に上流側にある時に前記周囲の空気から前
    記側部レールに空気を移送するのを容易になす面取り手
    段をさらに含んでいる請求項57に記載された負圧空気
    支持スライダー。
  62. 【請求項62】 前記圧力逃がしチャンネルが前記スラ
    イダーの中心の近くの先導頂点に導かれる2つの角度を
    有する部分を含んでいて、これによって前記スライダー
    が斜め角度でフライングを行う時に、下流側に位置する
    圧力逃がしチャンネル内に、またこの圧力逃がしチャン
    ネルから、下流側に位置する絶縁チャンネル内にさらに
    多量の空気を流す傾向を与えるようになされている請求
    項58に記載された負圧空気支持スライダー。
  63. 【請求項63】 前記スライダーの先導縁部および前記
    頂点に隣接する前記圧力逃がしチャンネルの間を連通さ
    せる連通チャンネルをさらに含んでいる請求項62に記
    載された負圧空気支持スライダー。
  64. 【請求項64】 前記交叉レール内に形成されて前記圧
    力逃がしチャンネルおよび前記負圧空所の間を連通させ
    るスポイラーチャンネルをさらに含んでいる請求項58
    に記載された負圧空気支持スライダー。
  65. 【請求項65】 先導縁部と、追従縁部と、外側縁部を
    有する2つの側部レールと、交叉レールと、それぞれの
    前記側部レールの間で前記交叉レールに追従する流通空
    所を含む負圧空所とを有する負圧空気支持スライダーに
    おいて、 前記負圧空所および前記側部レールの間に配置される1
    対の絶縁チャンネルと、それぞれ前記側部レールの外縁
    部上にあって、前記スライダーの先導縁部から伸長して
    いる面取り部であって、前記追従縁部の前方で終端し、
    フライングを行う間に前記スライダーを安定化させ、斜
    め角度におけるフライング高さを実質的に一定に保持す
    るようになされている前記面取り部と、を含んでいる負
    圧空気支持スライダー。
  66. 【請求項66】 前記流通空所が追従縁部を有し、前記
    絶縁チャンネルがこの空所の追従縁部の前方で終端する
    ようになされている請求項65に記載された負圧空気支
    持スライダー。
  67. 【請求項67】 先導縁部と、追従縁部と、外側縁部を
    有する2つの側部レールと、交叉レールと、それぞれの
    前記側部レールの間で前記交叉レールに追従する流通空
    所を含む負圧空所とを有する負圧空気支持スライダーに
    おいて、 前記側部レール上の破壊点であって、前記側部レールが
    この破壊点から前記追従縁部に向って幅が拡がって、前
    記追従縁部の近辺で前記流通空所の幅を減少させるよう
    になされている前記側部レール上の破壊点と、 前記負圧空所および前記側部レールの間に配置され、そ
    れぞれの前記絶縁チャンネルおよび前記負圧空所の間に
    配置される絶縁チャンネル分割レールを形成されている
    1対の絶縁チャンネルであって、前記絶縁チャンネル分
    割レールが大体前記側部レールの前記破壊点に隣接して
    終端するようになされている前記1対の絶縁チャンネル
    と、を含んでいる負圧空気支持スライダー。
JP3011932A 1990-05-25 1991-02-01 負圧空気支持スライダーおよび回転ディスク駆動装置用負圧支持スライダー Expired - Lifetime JP2938983B2 (ja)

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