JPH0785579A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
- Publication number
- JPH0785579A JPH0785579A JP23321493A JP23321493A JPH0785579A JP H0785579 A JPH0785579 A JP H0785579A JP 23321493 A JP23321493 A JP 23321493A JP 23321493 A JP23321493 A JP 23321493A JP H0785579 A JPH0785579 A JP H0785579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acceleration signal
- disc
- spindle motor
- turntable
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数種類のディスクを駆動するディスク装置
において、ディスクの判別を迅速かつ確実に行う。 【構成】 中央制御部14からの制御信号によりスピン
ドルモータ制御回路13に加速信号発生回路21から加
速信号が送出されると、その加速信号に基づいてスピン
ドルモータ3が駆動され、スピンドルモータ3の回転数
をセンサ6にて検出し、加速信号発生回路21から加速
信号が送出されなくなるまでFG信号カウント回路23
によってその回転数をカウントしてカウント値レジスタ
24に格納し、その格納したカウント値と第1基準値レ
ジスタ25、第2基準値レジスタ27に格納された境界
値Ta,Tbとを第1比較回路26、第2比較回路28
で比較し、その比較結果に基づいて中央制御部14がデ
ィスクの判別を行う。
において、ディスクの判別を迅速かつ確実に行う。 【構成】 中央制御部14からの制御信号によりスピン
ドルモータ制御回路13に加速信号発生回路21から加
速信号が送出されると、その加速信号に基づいてスピン
ドルモータ3が駆動され、スピンドルモータ3の回転数
をセンサ6にて検出し、加速信号発生回路21から加速
信号が送出されなくなるまでFG信号カウント回路23
によってその回転数をカウントしてカウント値レジスタ
24に格納し、その格納したカウント値と第1基準値レ
ジスタ25、第2基準値レジスタ27に格納された境界
値Ta,Tbとを第1比較回路26、第2比較回路28
で比較し、その比較結果に基づいて中央制御部14がデ
ィスクの判別を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類のディスクを
単一のターンテーブルにより駆動可能なディスク装置に
関する。
単一のターンテーブルにより駆動可能なディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、再生データ等が記録されたディス
クには光学式ビデオディスク、コンパクトディスク等複
数種類あり、各ディスクによって大きさ、質量等は相違
している。そのため、複数種類のディスクを単一のター
ンテーブルにより駆動可能なディスク装置は、ターンテ
ーブルに装着されるディスクの大きさ、質量等の相違に
よりスピンドルモータにかかる負荷、および、ディスク
に記録されたデータの記録状態が相違するため、ターン
テーブルに装着されたディスクを判別する必要があっ
た。
クには光学式ビデオディスク、コンパクトディスク等複
数種類あり、各ディスクによって大きさ、質量等は相違
している。そのため、複数種類のディスクを単一のター
ンテーブルにより駆動可能なディスク装置は、ターンテ
ーブルに装着されるディスクの大きさ、質量等の相違に
よりスピンドルモータにかかる負荷、および、ディスク
に記録されたデータの記録状態が相違するため、ターン
テーブルに装着されたディスクを判別する必要があっ
た。
【0003】このようなディスクの判別を行う従来装置
について図5に基づいて説明する。図5において、1は
再生データ等が記録されたディスク、2はディスク1が
装着されるターンテーブル、3はターンテーブル2を回
転させるスピンドルモータ、4はスピンドルモータ3の
回転をターンテーブル2に伝達する回転軸であり、スピ
ンドルモータ3の回転数を検出するスリットが設けられ
た回転盤5が設けられ、その回転盤5を挟む形状にセン
サ6が設けられている。この回転盤5およびセンサ6は
図6に示すような構成をしている。
について図5に基づいて説明する。図5において、1は
再生データ等が記録されたディスク、2はディスク1が
装着されるターンテーブル、3はターンテーブル2を回
転させるスピンドルモータ、4はスピンドルモータ3の
回転をターンテーブル2に伝達する回転軸であり、スピ
ンドルモータ3の回転数を検出するスリットが設けられ
た回転盤5が設けられ、その回転盤5を挟む形状にセン
サ6が設けられている。この回転盤5およびセンサ6は
図6に示すような構成をしている。
【0004】7はターンテーブル2に装着されたディス
ク1から再生データを読み取るピックアップ、8はピッ
クアップ7をディスク1の半径方向(図面上のA−B方
向)に駆動させるスライドモータ、9はピックアップ7
およびスライドモータ8の制御を行うサーボ回路であ
り、ピックアップ7から読み出された信号により所定の
信号を生成するものである。
ク1から再生データを読み取るピックアップ、8はピッ
クアップ7をディスク1の半径方向(図面上のA−B方
向)に駆動させるスライドモータ、9はピックアップ7
およびスライドモータ8の制御を行うサーボ回路であ
り、ピックアップ7から読み出された信号により所定の
信号を生成するものである。
【0005】10はターンテーブル2に光学式ビデオデ
ィスク等の径の大きいディスク1が装着されたとき、そ
のディスク1から再生データを読み取れる位置にピック
アップ7が移動したことを検出するスイッチであり、タ
ーンテーブル2に径の小さいディスク1が装着されてい
るとき、そのディスク1から再生データが読み取れない
位置に設けられている。11はターンテーブル2にコン
パクトディスク等の径の小さいディスク1が装着された
とき、そのディスク1から再生データを読み取れる位置
にピックアップが移動したことを検出するスイッチであ
る。
ィスク等の径の大きいディスク1が装着されたとき、そ
のディスク1から再生データを読み取れる位置にピック
アップ7が移動したことを検出するスイッチであり、タ
ーンテーブル2に径の小さいディスク1が装着されてい
るとき、そのディスク1から再生データが読み取れない
位置に設けられている。11はターンテーブル2にコン
パクトディスク等の径の小さいディスク1が装着された
とき、そのディスク1から再生データを読み取れる位置
にピックアップが移動したことを検出するスイッチであ
る。
【0006】12はピックアップ7で読み出された信号
を処理してスピンドルモータ3の制御に必要な信号を生
成する信号処理回路、13はセンサ6からの回転数検出
信号(以下FG信号と称す)および信号処理回路12か
らの制御信号によりスピンドルモータ3の制御を行うス
ピンドルモータ制御回路、13は操作入力部14からの
操作信号に基づいてサーボ回路9およびスピンドルモー
タ12の制御を行う中央制御部(マイクロコンピュー
タ)である。
を処理してスピンドルモータ3の制御に必要な信号を生
成する信号処理回路、13はセンサ6からの回転数検出
信号(以下FG信号と称す)および信号処理回路12か
らの制御信号によりスピンドルモータ3の制御を行うス
ピンドルモータ制御回路、13は操作入力部14からの
操作信号に基づいてサーボ回路9およびスピンドルモー
タ12の制御を行う中央制御部(マイクロコンピュー
タ)である。
【0007】上記のように構成されたディスク装置にお
けるディスクの判別動作について説明する。操作入力部
14が操作されてディスク1の再生命令が行われると、
中央制御部13はその操作信号に基づいてサーボ回路9
を制御し、スライドモータ8を駆動させてピックアップ
7をスイッチ10で検出される位置に移動させる。そし
て、スイッチ10でピックアップ7の移動が検出される
とその検出信号は中央制御部14に送出され、中央制御
部14はその検出信号に基づいてサーボ回路9を制御
し、ピックアップ7を構成する図示しない対物レンズを
上下駆動(以下フォーカスアクセスと称す)させてピッ
クアップ7からのフォーカス信号の有無を検出する。
けるディスクの判別動作について説明する。操作入力部
14が操作されてディスク1の再生命令が行われると、
中央制御部13はその操作信号に基づいてサーボ回路9
を制御し、スライドモータ8を駆動させてピックアップ
7をスイッチ10で検出される位置に移動させる。そし
て、スイッチ10でピックアップ7の移動が検出される
とその検出信号は中央制御部14に送出され、中央制御
部14はその検出信号に基づいてサーボ回路9を制御
し、ピックアップ7を構成する図示しない対物レンズを
上下駆動(以下フォーカスアクセスと称す)させてピッ
クアップ7からのフォーカス信号の有無を検出する。
【0008】このとき、ピックアップ7からのフォーカ
ス信号が有ると検出すると中央制御部14は光学式ビデ
オディスク等の径の大きいディスクをターンテーブル2
に装着していると判断し、スピンドルモータ制御回路1
3を制御してターンテーブル2に装着されたディスク1
に対応するサーボゲインをかけ、所定の頭だしを行って
光学式ビデオディスクの再生状態とする。
ス信号が有ると検出すると中央制御部14は光学式ビデ
オディスク等の径の大きいディスクをターンテーブル2
に装着していると判断し、スピンドルモータ制御回路1
3を制御してターンテーブル2に装着されたディスク1
に対応するサーボゲインをかけ、所定の頭だしを行って
光学式ビデオディスクの再生状態とする。
【0009】一方、ピックアップ7からのフォーカス信
号が無いと検出すると中央制御部14はターンテーブル
2に装着されているディスク1は光学式ビデオディスク
等の径の大きいディスクではないと判断し、サーボ回路
9を制御し、スライドモータ8を駆動させてピックアッ
プ7をスイッチ11で検出される位置に移動させる。そ
して、スイッチ11でピックアップ7の移動が検出され
るとその検出信号は中央制御部14に送出され、中央制
御部14はその検出信号に基づいてサーボ回路9を制御
し、ピックアップ7をフォーカスアクセスさせてピック
アップ7からのフォーカス信号の有無を検出する。
号が無いと検出すると中央制御部14はターンテーブル
2に装着されているディスク1は光学式ビデオディスク
等の径の大きいディスクではないと判断し、サーボ回路
9を制御し、スライドモータ8を駆動させてピックアッ
プ7をスイッチ11で検出される位置に移動させる。そ
して、スイッチ11でピックアップ7の移動が検出され
るとその検出信号は中央制御部14に送出され、中央制
御部14はその検出信号に基づいてサーボ回路9を制御
し、ピックアップ7をフォーカスアクセスさせてピック
アップ7からのフォーカス信号の有無を検出する。
【0010】このとき、ピックアップ7からのフォーカ
ス信号が有ると検出すると中央制御部14はコンパクト
ディスク等の径の小さいディスクをターンテーブルに装
着していると判断し、スピンドルモータ制御回路13を
制御してターンテーブル2に装着されたディスク1に対
応するサーボゲインをかけ、所定の頭だしを行ってコン
パクトディスクの再生状態とする。
ス信号が有ると検出すると中央制御部14はコンパクト
ディスク等の径の小さいディスクをターンテーブルに装
着していると判断し、スピンドルモータ制御回路13を
制御してターンテーブル2に装着されたディスク1に対
応するサーボゲインをかけ、所定の頭だしを行ってコン
パクトディスクの再生状態とする。
【0011】一方、ピックアップ7からのフォーカス信
号が無いと検出すると中央制御部14はターンテーブル
2に装着されているディスク1は光学式ビデオディスク
でもなくコンパクトディスクでもないと判断し、ターン
テーブル2にはディスク1が装着されていないと判断し
て、図示しない表示装置等にディスクが装着されていな
いことを示す表示を行う。
号が無いと検出すると中央制御部14はターンテーブル
2に装着されているディスク1は光学式ビデオディスク
でもなくコンパクトディスクでもないと判断し、ターン
テーブル2にはディスク1が装着されていないと判断し
て、図示しない表示装置等にディスクが装着されていな
いことを示す表示を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では複数種類のディスクに対応する位置でそれぞれフ
ォーカスアクセスを行い、そのフォーカスアクセスはタ
ーンテーブルに径の大きいディスクが装着されたことを
想定して順次行わなければならず、そのため、ターンテ
ーブルに径の小さいディスクが装着されたときにはディ
スクの判定に時間がかかり、それに伴ってディスクを再
生するのに時間がかかるといった問題点があった。
置では複数種類のディスクに対応する位置でそれぞれフ
ォーカスアクセスを行い、そのフォーカスアクセスはタ
ーンテーブルに径の大きいディスクが装着されたことを
想定して順次行わなければならず、そのため、ターンテ
ーブルに径の小さいディスクが装着されたときにはディ
スクの判定に時間がかかり、それに伴ってディスクを再
生するのに時間がかかるといった問題点があった。
【0013】本発明は、ターンテーブルに装着されたデ
ィスクの径の大きさにかかわらず、ディスクの判定を迅
速かつ確実に行うことのできるディスク装置を提供する
ことにある。
ィスクの径の大きさにかかわらず、ディスクの判定を迅
速かつ確実に行うことのできるディスク装置を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数種類のデ
ィスクを装着可能なターンテーブルと、該ターンテーブ
ルを回転させるスピンドルモータとを備え、上記ターン
テーブルに装着されたディスクの種類を判別し、その判
別結果に基づいてスピンドルモータに印加する電圧を制
御するディスク装置において、上記スピンドルモータを
徐々に速い速度で回転させる加速信号を発生する加速信
号発生手段と、該加速信号発生手段で発生された加速信
号によりスピンドルモータを駆動した後のスピンドルモ
ータの回転数立ち上がり特性に基づいてディスクの判別
を行うディスク判別手段とを設けたものである。
ィスクを装着可能なターンテーブルと、該ターンテーブ
ルを回転させるスピンドルモータとを備え、上記ターン
テーブルに装着されたディスクの種類を判別し、その判
別結果に基づいてスピンドルモータに印加する電圧を制
御するディスク装置において、上記スピンドルモータを
徐々に速い速度で回転させる加速信号を発生する加速信
号発生手段と、該加速信号発生手段で発生された加速信
号によりスピンドルモータを駆動した後のスピンドルモ
ータの回転数立ち上がり特性に基づいてディスクの判別
を行うディスク判別手段とを設けたものである。
【0015】また、上記ディスク判別手段は、上記加速
信号発生手段で発生された加速信号によりスプンドルモ
ータが駆動されてからの時間を計数する時間計数手段
と、該時間計数手段が所定時間計数する間にスピンドル
モータが回転した回数を検出する回転数検出手段と、該
回転数検出手段によって検出された値を予め定めた値と
比較し、該比較結果に基づいてターンテーブルに装着さ
れたディスクの判別を行うディスク比較手段とにより構
成されたものである。
信号発生手段で発生された加速信号によりスプンドルモ
ータが駆動されてからの時間を計数する時間計数手段
と、該時間計数手段が所定時間計数する間にスピンドル
モータが回転した回数を検出する回転数検出手段と、該
回転数検出手段によって検出された値を予め定めた値と
比較し、該比較結果に基づいてターンテーブルに装着さ
れたディスクの判別を行うディスク比較手段とにより構
成されたものである。
【0016】また、上記ディスク判別手段は、上記スピ
ンドルモータの回転数を検出する回転数検出手段と、上
記加速信号発生手段からの加速信号によりスピンドルモ
ータが駆動されてから回転数検出手段が所定回転数を検
出するまでの時間を計数する時間計数手段と、該時間計
数手段で計数した値を予め定めた値と比較し、該比較結
果に基づいてターンテーブルに装着されたディスクの判
別を行うディスク比較手段とにより構成したものであ
る。
ンドルモータの回転数を検出する回転数検出手段と、上
記加速信号発生手段からの加速信号によりスピンドルモ
ータが駆動されてから回転数検出手段が所定回転数を検
出するまでの時間を計数する時間計数手段と、該時間計
数手段で計数した値を予め定めた値と比較し、該比較結
果に基づいてターンテーブルに装着されたディスクの判
別を行うディスク比較手段とにより構成したものであ
る。
【0017】
【作用】したがって、スピンドルモータは加速信号発生
手段からの加速信号に基づいて通常よりも速い速度で回
転する一方、時間計数手段が加速信号発生手段からの加
速信号に基づいて時間を計数し、その時間計数手段によ
って所定時間が計数される間に回転数検出手段によって
検出された回転数に基づいてターンテーブルに装着され
たディスクの判別を行うことにより、ディスクの径の大
きさに関係なくディスクの判別を短時間で行うことがで
きる。
手段からの加速信号に基づいて通常よりも速い速度で回
転する一方、時間計数手段が加速信号発生手段からの加
速信号に基づいて時間を計数し、その時間計数手段によ
って所定時間が計数される間に回転数検出手段によって
検出された回転数に基づいてターンテーブルに装着され
たディスクの判別を行うことにより、ディスクの径の大
きさに関係なくディスクの判別を短時間で行うことがで
きる。
【0018】また、スピンドルモータは加速信号発生手
段からの加速信号に基づいて通常よりも速い速度で回転
する一方、そのスピンドルモータの回転数を回転数検出
手段によって検出し、その回転数検出手段によって所定
回転数に達する間に時間計数手段によって計数された計
数時間に基づいてターンテーブルに装着されたディスク
の判別を行うことにより、ディスクの径の大きさに関係
なくディスクの判別を短時間で行うことができる。
段からの加速信号に基づいて通常よりも速い速度で回転
する一方、そのスピンドルモータの回転数を回転数検出
手段によって検出し、その回転数検出手段によって所定
回転数に達する間に時間計数手段によって計数された計
数時間に基づいてターンテーブルに装着されたディスク
の判別を行うことにより、ディスクの径の大きさに関係
なくディスクの判別を短時間で行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の第1実施例であるディスク
装置の構成を示す機能ブロック図、図2は同ディスク装
置のディスク判別動作時における加速信号とFG信号と
の関係を表すタイミングチャート、図3は本発明の第2
実施例であるディスク装置の構成を示す機能ブロック
図、図4は同ディスク装置のディスク判別動作時におけ
る加速信号とFG信号との関係を表すタイミングチャー
トである。なお、図1および図3において図5と共通す
る部分には同一の符号を付してある。
装置の構成を示す機能ブロック図、図2は同ディスク装
置のディスク判別動作時における加速信号とFG信号と
の関係を表すタイミングチャート、図3は本発明の第2
実施例であるディスク装置の構成を示す機能ブロック
図、図4は同ディスク装置のディスク判別動作時におけ
る加速信号とFG信号との関係を表すタイミングチャー
トである。なお、図1および図3において図5と共通す
る部分には同一の符号を付してある。
【0021】[第1実施例]図1において、21は中央
制御部14からの制御信号により加速信号を送出する加
速信号発生回路(加速信号発生手段)であり、その加速
信号は切換回路22のb端子と、FG信号カウント回路
23とに送出される。22は信号処理回路12からの信
号と、加速信号発生回路21からの加速信号とを中央制
御部9からの制御信号に基づいて選択し、スピンドルモ
ータ制御回路13に送出する選択切換回路であり、共通
端子がスピンドルモータ制御回路13に、a端子が信号
処理回路12に、b端子が加速信号発生回路21にそれ
ぞれ接続されている。
制御部14からの制御信号により加速信号を送出する加
速信号発生回路(加速信号発生手段)であり、その加速
信号は切換回路22のb端子と、FG信号カウント回路
23とに送出される。22は信号処理回路12からの信
号と、加速信号発生回路21からの加速信号とを中央制
御部9からの制御信号に基づいて選択し、スピンドルモ
ータ制御回路13に送出する選択切換回路であり、共通
端子がスピンドルモータ制御回路13に、a端子が信号
処理回路12に、b端子が加速信号発生回路21にそれ
ぞれ接続されている。
【0022】23はセンサ6からのFG信号をカウント
することによりスピンドルモータ3の回転数を検出する
FG信号カウント回路、24はFGカウント回路23に
よってカウントされた値を格納するカウント値レジスタ
である。
することによりスピンドルモータ3の回転数を検出する
FG信号カウント回路、24はFGカウント回路23に
よってカウントされた値を格納するカウント値レジスタ
である。
【0023】25はコンパクトディスクまたは光学式ビ
デオディスクをターンテーブル2に装着して、スピンド
ルモータ3を加速信号発生回路21からの加速信号によ
り駆動したときのコンパクトディスクと光学式ビデオデ
ィスクとのスピンドルモータ3の回転数の差を示した境
界値Taが格納された第1基準値レジスタ、26はカウ
ント値レジスタ24に格納されたカウント値と、第1基
準値レジスタ25に格納された境界値Taとを比較し、
その比較結果を中央制御部9に送出する第1比較回路で
ある。
デオディスクをターンテーブル2に装着して、スピンド
ルモータ3を加速信号発生回路21からの加速信号によ
り駆動したときのコンパクトディスクと光学式ビデオデ
ィスクとのスピンドルモータ3の回転数の差を示した境
界値Taが格納された第1基準値レジスタ、26はカウ
ント値レジスタ24に格納されたカウント値と、第1基
準値レジスタ25に格納された境界値Taとを比較し、
その比較結果を中央制御部9に送出する第1比較回路で
ある。
【0024】27はターンテーブル2にコンパクトディ
スクまたは何も装着しないときにスピンドルモータ3を
加速信号発生回路16からの加速信号により駆動したと
きのコンパクトディスクと何も装着しないときとのスピ
ンドルモータ3の回転数の差を示した境界値Tbが格納
された第2基準値レジスタ、28はカウント値レジスタ
24に格納されたカウント値と、第2基準値レジスタ2
7に格納された境界値Tbとを比較し、その比較結果を
中央制御部9に送出する第2比較回路である。
スクまたは何も装着しないときにスピンドルモータ3を
加速信号発生回路16からの加速信号により駆動したと
きのコンパクトディスクと何も装着しないときとのスピ
ンドルモータ3の回転数の差を示した境界値Tbが格納
された第2基準値レジスタ、28はカウント値レジスタ
24に格納されたカウント値と、第2基準値レジスタ2
7に格納された境界値Tbとを比較し、その比較結果を
中央制御部9に送出する第2比較回路である。
【0025】上記第1基準値レジスタ25および第2基
準値レジスタ27に格納された境界値Ta,Tbの設定
を図2に示すタイミングチャートを基に説明する。
準値レジスタ27に格納された境界値Ta,Tbの設定
を図2に示すタイミングチャートを基に説明する。
【0026】図2において、(a)はスピンドルモータ
3に送出される加速信号の供給時間を表し、(b)はタ
ーンテーブル2に光学式ビデオディスクが装着されたと
きにスピンドルモータ3が加速信号により駆動された際
のセンサ6により検出されるFG信号を表し、(c)は
ターンテーブル2にコンパクトディスクが装着されたと
きにスピンドルモータ3が加速信号により駆動された際
のセンサ6により検出されるFG信号を表し、また
(d)はターンテーブル2に何も装着されないときにス
ピンドルモータ3が加速信号により駆動された際のセン
サ6により検出されるFG信号を表す。
3に送出される加速信号の供給時間を表し、(b)はタ
ーンテーブル2に光学式ビデオディスクが装着されたと
きにスピンドルモータ3が加速信号により駆動された際
のセンサ6により検出されるFG信号を表し、(c)は
ターンテーブル2にコンパクトディスクが装着されたと
きにスピンドルモータ3が加速信号により駆動された際
のセンサ6により検出されるFG信号を表し、また
(d)はターンテーブル2に何も装着されないときにス
ピンドルモータ3が加速信号により駆動された際のセン
サ6により検出されるFG信号を表す。
【0027】このように、スピンドルモータ3が加速信
号発生回路21からの加速信号により駆動される場合、
ターンテーブル2に装着されているディスク1によって
センサ6からのFG信号は大きく異なり、FG信号カウ
ント回路23でカウントされるFG信号のカウント値
は、何も装着されていないときには大きく、コンパクト
ディスクが装着されたときには何も装着されていないと
きに比べて小さく、光学式ビデオディスクが装着された
ときにはコンパクトディスクに比べてさらに小さくな
る。すなわち、ディスク1の形状や質量が大きくなるに
したがいスピンドルモータ3の回転数が少なくなり、F
G信号のカウント数も小さくなる。
号発生回路21からの加速信号により駆動される場合、
ターンテーブル2に装着されているディスク1によって
センサ6からのFG信号は大きく異なり、FG信号カウ
ント回路23でカウントされるFG信号のカウント値
は、何も装着されていないときには大きく、コンパクト
ディスクが装着されたときには何も装着されていないと
きに比べて小さく、光学式ビデオディスクが装着された
ときにはコンパクトディスクに比べてさらに小さくな
る。すなわち、ディスク1の形状や質量が大きくなるに
したがいスピンドルモータ3の回転数が少なくなり、F
G信号のカウント数も小さくなる。
【0028】したがって、第1基準値レジスタ25に格
納する境界値Taはコンパクトディスクを装着してスピ
ンドルモータ3を加速信号により駆動したときにFG信
号をカウントしても到達せず、何も装着されずに駆動さ
れたときにFG信号をカウントしたとき到達する値と
し、また、第2基準値レジスタ27に格納する境界値T
bは光学式ビデオディスクを装着してスピンドルモータ
3を加速信号により駆動したときにFG信号をカウント
しても到達せず、コンパクトディスクが装着されて駆動
されたときにFG信号をカウントしたとき到達する値と
する。
納する境界値Taはコンパクトディスクを装着してスピ
ンドルモータ3を加速信号により駆動したときにFG信
号をカウントしても到達せず、何も装着されずに駆動さ
れたときにFG信号をカウントしたとき到達する値と
し、また、第2基準値レジスタ27に格納する境界値T
bは光学式ビデオディスクを装着してスピンドルモータ
3を加速信号により駆動したときにFG信号をカウント
しても到達せず、コンパクトディスクが装着されて駆動
されたときにFG信号をカウントしたとき到達する値と
する。
【0029】次に、上記のように設定された境界値T
a,Tbを第1カウント値レジスタ25および第2カウ
ント値レジスタ27に格納したときにおけるディスク装
置のディスク判別動作について説明する。
a,Tbを第1カウント値レジスタ25および第2カウ
ント値レジスタ27に格納したときにおけるディスク装
置のディスク判別動作について説明する。
【0030】操作入力部15の操作によりディスク1の
再生命令があると中央制御部14は切換回路22を制御
して共通端子を端子bに接続させると共に、加速信号発
生回路21を制御して一定時間加速信号を発生させる。
加速信号発生回路21で発生した加速信号は切換回路2
2の端子b、共通端子を通ってスピンドルモータ制御回
路13に供給され、スピンドルモータ制御回路13はそ
の供給された加速信号に基づいてスピンドルモータ3を
駆動する。
再生命令があると中央制御部14は切換回路22を制御
して共通端子を端子bに接続させると共に、加速信号発
生回路21を制御して一定時間加速信号を発生させる。
加速信号発生回路21で発生した加速信号は切換回路2
2の端子b、共通端子を通ってスピンドルモータ制御回
路13に供給され、スピンドルモータ制御回路13はそ
の供給された加速信号に基づいてスピンドルモータ3を
駆動する。
【0031】一方、FG信号カウント回路23は加速信
号発生回路21からの信号に基づいてセンサ6から送出
されるFG信号のカウントを開始し、加速信号からの信
号が供給されなくなったとき、そのFG信号のカウント
値をカウント値レジスタ24に格納する。そして、カウ
ント値レジスタ24に格納されたカウント値は第1基準
値レジスタ25に格納された境界値Taと共に第1比較
回路21に送出され、第1比較回路26でそのカウント
値と境界値Taとの比較が行われ、その比較結果が中央
制御部14に送出される。また、カウント値レジスタ2
4に格納されたカウント値は第2基準値レジスタ27に
格納された境界値Tbと共に第2比較回路28にも送出
され、第2比較回路28でそのカウント値と境界値Tb
との比較が行われ、その比較結果が中央制御部14に送
出される。
号発生回路21からの信号に基づいてセンサ6から送出
されるFG信号のカウントを開始し、加速信号からの信
号が供給されなくなったとき、そのFG信号のカウント
値をカウント値レジスタ24に格納する。そして、カウ
ント値レジスタ24に格納されたカウント値は第1基準
値レジスタ25に格納された境界値Taと共に第1比較
回路21に送出され、第1比較回路26でそのカウント
値と境界値Taとの比較が行われ、その比較結果が中央
制御部14に送出される。また、カウント値レジスタ2
4に格納されたカウント値は第2基準値レジスタ27に
格納された境界値Tbと共に第2比較回路28にも送出
され、第2比較回路28でそのカウント値と境界値Tb
との比較が行われ、その比較結果が中央制御部14に送
出される。
【0032】そして、中央制御部14は第1比較回路2
6および第2比較回路28からの比較結果に基づいて、
カウント値レジスタ24に格納されたカウント値が境界
値Ta,Tbに対してどの位置にあるか判断し、サーボ
回路9を制御してピックアップ7をターンテーブル2装
着されたディスク1の頭だし位置に移動させる。すなわ
ち、カウント値が境界値Taよりも小さい場合はターン
テーブル2に光学式ビデオディスクが装着されたと判断
してピックアップ7をスイッチ10の位置まで移動さ
せ、カウント値が境界値Taよりも大きく境界値Tbよ
りも小さい場合はコンパクトディスクがターンテーブル
に装着されたと判断してピックアップ7をスイッチ11
の位置まで移動させ、また、カウント値が境界値Ta,
Tbよりも大きい場合はターンテーブル2に何も装着さ
れていないと判断して図示しない表示装置にその旨表示
を行う。
6および第2比較回路28からの比較結果に基づいて、
カウント値レジスタ24に格納されたカウント値が境界
値Ta,Tbに対してどの位置にあるか判断し、サーボ
回路9を制御してピックアップ7をターンテーブル2装
着されたディスク1の頭だし位置に移動させる。すなわ
ち、カウント値が境界値Taよりも小さい場合はターン
テーブル2に光学式ビデオディスクが装着されたと判断
してピックアップ7をスイッチ10の位置まで移動さ
せ、カウント値が境界値Taよりも大きく境界値Tbよ
りも小さい場合はコンパクトディスクがターンテーブル
に装着されたと判断してピックアップ7をスイッチ11
の位置まで移動させ、また、カウント値が境界値Ta,
Tbよりも大きい場合はターンテーブル2に何も装着さ
れていないと判断して図示しない表示装置にその旨表示
を行う。
【0033】したがって、ターンテーブル2に装着され
たディスク1を迅速かつ確実に判別することができ、特
にターンテーブル2にコンパクトディスクが装着されて
いる場合、および何も装着されていない場合における判
別を迅速に行うことができる。
たディスク1を迅速かつ確実に判別することができ、特
にターンテーブル2にコンパクトディスクが装着されて
いる場合、および何も装着されていない場合における判
別を迅速に行うことができる。
【0034】[第2実施例]なお、第2実施例において
第1実施例と共通する部分には共通の符号を付してあ
る。図3において、31はFG信号カウント値の基準値
Nを格納する第1基準値レジスタ、32はFG信号カウ
ント回路23からのFG信号のカウント値と、第1基準
値レジスタ31からの基準値Nとを比較し、その比較結
果を中央制御部14に送出する第1比較回路である。
第1実施例と共通する部分には共通の符号を付してあ
る。図3において、31はFG信号カウント値の基準値
Nを格納する第1基準値レジスタ、32はFG信号カウ
ント回路23からのFG信号のカウント値と、第1基準
値レジスタ31からの基準値Nとを比較し、その比較結
果を中央制御部14に送出する第1比較回路である。
【0035】33は加速信号発生回路21が動作されて
からの時間をカウントする時間カウント回路、34はタ
ーンテーブル2にコンパクトディスクまたは何も装着し
ないときにスピンドルモータ3を加速信号発生回路16
からの加速信号により駆動したときにおけるスピンドル
モータ3が所定回転するまでの時間差を示した境界値T
aが格納された第2基準値レジスタ、35は時間カウン
ト回路33からのカウント値と、第2基準値レジスタ3
4に格納された境界値Taとを比較し、その比較結果を
中央制御部9に送出する第2比較回路である。
からの時間をカウントする時間カウント回路、34はタ
ーンテーブル2にコンパクトディスクまたは何も装着し
ないときにスピンドルモータ3を加速信号発生回路16
からの加速信号により駆動したときにおけるスピンドル
モータ3が所定回転するまでの時間差を示した境界値T
aが格納された第2基準値レジスタ、35は時間カウン
ト回路33からのカウント値と、第2基準値レジスタ3
4に格納された境界値Taとを比較し、その比較結果を
中央制御部9に送出する第2比較回路である。
【0036】36はコンパクトディスクまたは光学式ビ
デオディスクをターンテーブル2に装着して、スピンド
ルモータ3を加速信号発生回路21からの加速信号によ
り駆動したときにおけるスピンドルモータ3が所定回転
するまでの時間差を示した境界値Tbが格納された第3
基準値レジスタ、37は時間カウント回路33からのカ
ウント値と、第3基準値レジスタ36に格納された境界
値Tbとを比較し、その比較結果を中央制御部9に送出
する第3比較回路である。
デオディスクをターンテーブル2に装着して、スピンド
ルモータ3を加速信号発生回路21からの加速信号によ
り駆動したときにおけるスピンドルモータ3が所定回転
するまでの時間差を示した境界値Tbが格納された第3
基準値レジスタ、37は時間カウント回路33からのカ
ウント値と、第3基準値レジスタ36に格納された境界
値Tbとを比較し、その比較結果を中央制御部9に送出
する第3比較回路である。
【0037】上記第2基準値レジスタ34および第3基
準値レジスタ36に格納された境界値Ta,Tbの設定
を図4に示すタイミングチャートを基に説明する。
準値レジスタ36に格納された境界値Ta,Tbの設定
を図4に示すタイミングチャートを基に説明する。
【0038】図4において、(a)はスピンドルモータ
3に送出される加速信号の供給時間を表し、(b)はタ
ーンテーブル2に光学式ビデオディスクが装着されたと
きにスピンドルモータ3が加速信号により駆動された際
のセンサ6により検出されるFG信号を表し、(c)は
ターンテーブル2にコンパクトディスクが装着されたと
きにスピンドルモータ3が加速信号により駆動された際
のセンサ6により検出されるFG信号を表し、また
(d)はターンテーブル2に何も装着されないときにス
ピンドルモータ3が加速信号により駆動された際のセン
サ6により検出されるFG信号を表す。
3に送出される加速信号の供給時間を表し、(b)はタ
ーンテーブル2に光学式ビデオディスクが装着されたと
きにスピンドルモータ3が加速信号により駆動された際
のセンサ6により検出されるFG信号を表し、(c)は
ターンテーブル2にコンパクトディスクが装着されたと
きにスピンドルモータ3が加速信号により駆動された際
のセンサ6により検出されるFG信号を表し、また
(d)はターンテーブル2に何も装着されないときにス
ピンドルモータ3が加速信号により駆動された際のセン
サ6により検出されるFG信号を表す。
【0039】このように、スピンドルモータ3が加速信
号発生回路21からの加速信号により駆動される場合、
ターンテーブル2に装着されているディスク1によって
センサ6からのFG信号は大きく異なり、FG信号が所
定値に達するまでにかかる時間は、何も装着されていな
いときには短く、コンパクトディスクが装着されたとき
には何も装着されていないときに比べて長く、光学式ビ
デオディスクが装着されたときにはコンパクトディスク
に比べてさらに長くなる。すなわち、ディスク1の形状
や質量が大きくなるにしたがいスピンドルモータ3の回
転数が少なくなり、所定回転数に達するまでにより長い
時間を要する。
号発生回路21からの加速信号により駆動される場合、
ターンテーブル2に装着されているディスク1によって
センサ6からのFG信号は大きく異なり、FG信号が所
定値に達するまでにかかる時間は、何も装着されていな
いときには短く、コンパクトディスクが装着されたとき
には何も装着されていないときに比べて長く、光学式ビ
デオディスクが装着されたときにはコンパクトディスク
に比べてさらに長くなる。すなわち、ディスク1の形状
や質量が大きくなるにしたがいスピンドルモータ3の回
転数が少なくなり、所定回転数に達するまでにより長い
時間を要する。
【0040】したがって、第2基準値レジスタ34に格
納する境界値Taはコンパクトディスクを装着してスピ
ンドルモータ3を加速信号により駆動したときにFG信
号のカウント値が所定値に到達せず、何も装着されずに
駆動されたときにFG信号のカウント値が所定値に到達
する時間とし、また、第3基準値レジスタ36に格納す
る境界値Tbは光学式ビデオディスクを装着してスピン
ドルモータ3を加速信号により駆動したときにFG信号
のカウント値が所定値に到達せず、コンパクトディスク
が装着されて駆動されたときにFG信号のカウント値が
所定値に到達する値とする。
納する境界値Taはコンパクトディスクを装着してスピ
ンドルモータ3を加速信号により駆動したときにFG信
号のカウント値が所定値に到達せず、何も装着されずに
駆動されたときにFG信号のカウント値が所定値に到達
する時間とし、また、第3基準値レジスタ36に格納す
る境界値Tbは光学式ビデオディスクを装着してスピン
ドルモータ3を加速信号により駆動したときにFG信号
のカウント値が所定値に到達せず、コンパクトディスク
が装着されて駆動されたときにFG信号のカウント値が
所定値に到達する値とする。
【0041】次に、上記のように設定された境界値T
a,Tbを第2カウント値レジスタ34および第3カウ
ント値レジスタ36に格納したときにおけるディスク装
置のディスク判別動作について説明する。
a,Tbを第2カウント値レジスタ34および第3カウ
ント値レジスタ36に格納したときにおけるディスク装
置のディスク判別動作について説明する。
【0042】操作入力部15の操作によりディスク1の
再生命令があると中央制御部14は切換回路22を制御
して共通端子を端子bに接続させると共に、加速信号発
生回路21を制御して加速信号を発生させ、時間カウン
ト回路33の時間カウントを開始する。加速信号発生回
路21で発生した加速信号は切換回路22の端子b、共
通端子を通ってスピンドルモータ制御回路13に供給さ
れ、スピンドルモータ制御回路13はその供給された加
速信号に基づいてスピンドルモータ3を駆動する。
再生命令があると中央制御部14は切換回路22を制御
して共通端子を端子bに接続させると共に、加速信号発
生回路21を制御して加速信号を発生させ、時間カウン
ト回路33の時間カウントを開始する。加速信号発生回
路21で発生した加速信号は切換回路22の端子b、共
通端子を通ってスピンドルモータ制御回路13に供給さ
れ、スピンドルモータ制御回路13はその供給された加
速信号に基づいてスピンドルモータ3を駆動する。
【0043】一方、FG信号カウント回路23はセンサ
6から送出されるFG信号のカウントを行い、そのFG
信号のカウント値を第1比較回路32に送出され、第1
比較回路32で第1基準値レジスタ31に格納された境
界値Taと比較されて、その比較結果が中央制御部14
に送出される。
6から送出されるFG信号のカウントを行い、そのFG
信号のカウント値を第1比較回路32に送出され、第1
比較回路32で第1基準値レジスタ31に格納された境
界値Taと比較されて、その比較結果が中央制御部14
に送出される。
【0044】そして、中央制御部14は第1比較回路3
2からの比較結果に基づいて、FG信号カウント回路2
3のカウント値が第1比較回路31に格納されている基
準値Nと等しいか判断し、等しくない場合は等しくなる
まで上記動作を繰返し、等しくなったとき時間カウント
回路33に制御信号を出力する。
2からの比較結果に基づいて、FG信号カウント回路2
3のカウント値が第1比較回路31に格納されている基
準値Nと等しいか判断し、等しくない場合は等しくなる
まで上記動作を繰返し、等しくなったとき時間カウント
回路33に制御信号を出力する。
【0045】その制御信号に応答して時間カウント回路
33は時間のカウントを停止し、その時間カウント値を
第2基準値レジスタ34に格納されている境界値Taと
共に第2比較回路35に送出し、第2比較回路35で時
間カウント値と境界値Taとの比較を行い、その比較結
果を中央制御部14に送出する。また、時間カウント回
路33からの時間カウント値を第3基準値レジスタ36
に格納されている境界値Tbと共に第3比較回路37に
も送出し、第3比較回路37で時間カウント値と境界値
Tbとの比較を行い、その比較結果を中央制御部14に
送出する。
33は時間のカウントを停止し、その時間カウント値を
第2基準値レジスタ34に格納されている境界値Taと
共に第2比較回路35に送出し、第2比較回路35で時
間カウント値と境界値Taとの比較を行い、その比較結
果を中央制御部14に送出する。また、時間カウント回
路33からの時間カウント値を第3基準値レジスタ36
に格納されている境界値Tbと共に第3比較回路37に
も送出し、第3比較回路37で時間カウント値と境界値
Tbとの比較を行い、その比較結果を中央制御部14に
送出する。
【0046】そして、中央制御部14は第2比較回路3
5および第3比較回路37からの比較結果に基づいて、
時間カウント回路33でカウントした時間カウント値が
境界値Ta,Tbに対してどの位置にあるか判断し、サ
ーボ回路9を制御してピックアップ7をターンテーブル
2装着されたディスク1の頭だし位置に移動させる。す
なわち、カウント値が境界値Taよりも小さい場合はタ
ーンテーブル2に何も装着されていないと判断して図示
しない表示装置にその旨表示を行い、カウント値が境界
値Taよりも大きく境界値Tbよりも小さい場合はコン
パクトディスクがターンテーブルに装着されたと判断し
てピックアップ7をスイッチ11の位置まで移動させ、
また、カウント値が境界値Ta,Tbよりも大きい場合
は光学式ビデオディスクが装着されたと判断してピック
アップ7をスイッチ10の位置まで移動させる。
5および第3比較回路37からの比較結果に基づいて、
時間カウント回路33でカウントした時間カウント値が
境界値Ta,Tbに対してどの位置にあるか判断し、サ
ーボ回路9を制御してピックアップ7をターンテーブル
2装着されたディスク1の頭だし位置に移動させる。す
なわち、カウント値が境界値Taよりも小さい場合はタ
ーンテーブル2に何も装着されていないと判断して図示
しない表示装置にその旨表示を行い、カウント値が境界
値Taよりも大きく境界値Tbよりも小さい場合はコン
パクトディスクがターンテーブルに装着されたと判断し
てピックアップ7をスイッチ11の位置まで移動させ、
また、カウント値が境界値Ta,Tbよりも大きい場合
は光学式ビデオディスクが装着されたと判断してピック
アップ7をスイッチ10の位置まで移動させる。
【0047】したがって、ターンテーブル2に装着され
たディスク1を迅速かつ確実に判別することができ、特
にターンテーブル2にコンパクトディスクが装着されて
いる場合、および何も装着されていない場合における判
別を迅速に行うことができる。
たディスク1を迅速かつ確実に判別することができ、特
にターンテーブル2にコンパクトディスクが装着されて
いる場合、および何も装着されていない場合における判
別を迅速に行うことができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明は、スピンドルモ
ータを加速信号により駆動する一方、駆動した後のスピ
ンドルモータの回転数立ち上がり特性に基づいてターン
テーブルに装着されたディスクの判別することにより、
ターンテーブルに装着されたディスクの判別を迅速に行
うことができ、さらにスピンドルモータを加速信号によ
り駆動することにより、ターンテーブルに装着されるデ
ィスクの形状、質量の違いによって生じるスピンドルモ
ータの回転数の違いが明らかなものとなり、ディスクの
判別をより確実なものとすることができる。
ータを加速信号により駆動する一方、駆動した後のスピ
ンドルモータの回転数立ち上がり特性に基づいてターン
テーブルに装着されたディスクの判別することにより、
ターンテーブルに装着されたディスクの判別を迅速に行
うことができ、さらにスピンドルモータを加速信号によ
り駆動することにより、ターンテーブルに装着されるデ
ィスクの形状、質量の違いによって生じるスピンドルモ
ータの回転数の違いが明らかなものとなり、ディスクの
判別をより確実なものとすることができる。
【図1】本発明の第1実施例であるディスク装置の構成
を示す機能ブロック図。
を示す機能ブロック図。
【図2】同ディスク装置における加速信号とFG信号と
の関係を表すタイミングチャート。
の関係を表すタイミングチャート。
【図3】本発明の第2実施例であるディスク装置の構成
を示す機能ブロック図。
を示す機能ブロック図。
【図4】同ディスク装置における加速信号とFG信号と
の関係を表すタイミングチャート。
の関係を表すタイミングチャート。
【図5】従来のディスク装置の構成を示す機能ブロック
図。
図。
【図6】同ディスク装置に用いられるセンサの概略を示
す説明図。
す説明図。
1 ディスク 2 ターンテーブル 3 スピンドルモータ 4 回転軸 5 回転盤 6 センサ 7 ピックアップ 8 スライドモータ 9 サーボ回路 10,11 スイッチ 12 信号処理装置 13 スピンドルモータ制御回路 14 中央制御部 15 操作入力部 21 加速信号発生回路 22 切換回路 23 FG信号カウント回路 24 カウント値レジスタ 25,31 第1基準値レジスタ 26,32 第1比較回路 27,34 第2基準値レジスタ 28,35 第2比較回路 33 時間カウント回路 36 第3基準値レジスタ 37 第3比較回路
Claims (3)
- 【請求項1】 複数種類のディスクを装着可能なターン
テーブルと、該ターンテーブルを回転させるスピンドル
モータとを備え、上記ターンテーブルに装着されたディ
スクの種類を判別し、その判別結果に基づいてスピンド
ルモータに印加する電圧を制御するディスク装置におい
て、 上記スピンドルモータを徐々に速い速度で回転させる加
速信号を発生する加速信号発生手段と、 該加速信号発生手段で発生された加速信号によりスピン
ドルモータを駆動した後のスピンドルモータの回転数立
ち上がり特性に基づいてディスクの判別を行うディスク
判別手段とを設けたことを特徴とするディスク装置。 - 【請求項2】 上記ディスク判別手段は、上記加速信号
発生手段で発生された加速信号によりスプンドルモータ
が駆動されてからの時間を計数する時間計数手段と、 該時間計数手段が所定時間計数する間にスピンドルモー
タが回転した回数を検出する回転数検出手段と、 該回転数検出手段によって検出された値を予め定めた値
と比較し、該比較結果に基づいてターンテーブルに装着
されたディスクの判別を行うディスク比較手段とにより
構成されたことを特徴とする請求項1記載のディスク装
置。 - 【請求項3】 上記ディスク判別手段は、上記スピンド
ルモータの回転数を検出する回転数検出手段と、 上記加速信号発生手段からの加速信号によりスピンドル
モータが駆動されてから回転数検出手段が所定回転数を
検出するまでの時間を計数する時間計数手段と、 該時間計数手段で計数した値を予め定めた値と比較し、
該比較結果に基づいてターンテーブルに装着されたディ
スクの判別を行うディスク比較手段とにより構成したこ
とを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23321493A JPH0785579A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23321493A JPH0785579A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0785579A true JPH0785579A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16951551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23321493A Pending JPH0785579A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0785579A (ja) |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP23321493A patent/JPH0785579A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5644561A (en) | Method of discerning disc in compact disc drive | |
US5140575A (en) | Optical disc playback device including detecting and correcting disc mount eccentricity | |
US7130255B2 (en) | Method of CD/DVD vibration detection by monitoring motor conditions | |
JP3459864B2 (ja) | 偏重心ディスク検出方法,ディスク再生装置及び再生方法 | |
JPH0785579A (ja) | ディスク装置 | |
US6373801B2 (en) | Rotation number control device for a disk signal reproduction apparatus | |
JPH0778955B2 (ja) | ディスク再生装置の回転制動方法及び回転制動装置 | |
KR0155761B1 (ko) | 디스크 판별 장치 | |
JP2631471B2 (ja) | ディスククランプ検出装置 | |
JPH04113556A (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JP2527718Y2 (ja) | ディスク装置 | |
JP2669985B2 (ja) | モータの状態検出装置 | |
KR100249370B1 (ko) | 광픽업장치의 고속서치방법 | |
JP3045967B2 (ja) | ディスクプレイヤ | |
KR100746775B1 (ko) | 광디스크 장치에서의 스핀들 모터 제어방법 | |
JPS63268159A (ja) | デイスク判別装置 | |
JPH06318364A (ja) | ディスク・ドライブ装置 | |
JPH05109177A (ja) | デイスク判別回路 | |
JPH0766619B2 (ja) | ディスク判別方法 | |
JP2003249004A (ja) | ディスク装置及びディスク判別方法 | |
JP2982349B2 (ja) | 光学式ディスク再生装置 | |
KR100223214B1 (ko) | 광디스크재생장치에서 광디스크의 종류를 판단하는 방법 | |
JP2000011527A (ja) | ディスクプレーヤーのディスク種類判別方法 | |
JPS6087468A (ja) | デイスクの回転制御装置 | |
JP2007133994A (ja) | 記録媒体チェンジャー装置、ブレーキ用電圧決定方法及びブレーキ用電圧決定プログラム |