JPH0785543A - 自動トラッキング補正方法 - Google Patents

自動トラッキング補正方法

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Publication number
JPH0785543A
JPH0785543A JP5252105A JP25210593A JPH0785543A JP H0785543 A JPH0785543 A JP H0785543A JP 5252105 A JP5252105 A JP 5252105A JP 25210593 A JP25210593 A JP 25210593A JP H0785543 A JPH0785543 A JP H0785543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
head
circuit
track
difference
Prior art date
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Pending
Application number
JP5252105A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Morisada
貞 克 博 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Publication of JPH0785543A publication Critical patent/JPH0785543A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTRの自動トラッキング補正回路構成を簡
略化すると共にコストを削減する。 【構成】 VTRの記録トラックの中央をヘッドがトレ
ースするように前記トラックに対するヘッドのずれを自
動補正する自動トラッキング補正方法において、ビデオ
信号と1走査線遅延させたビデオ信号との差信号を検出
し、さらにフィルタ回路により直流信号に変換し、この
直流信号が最小になるようにして前記トラックに対する
ヘッド位置を自動補正する自動トラッキング補正方法で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオ記録媒体の記
録トラックをトレースする再生ヘッドの位置を最良の状
態に自動補正する自動トラッキング補正方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(以後VTRと称
する)は磁気テープ上の1mm中に数10本以上の細い
トラックを少くとも毎秒60本も正確に記録し、それを
再生する。このため、記録再生ヘッドシリンダのドラム
モータの回転速度や、磁気テープを走行させるキャプス
タンモータの回転速度を目標どうりに制御し、記録した
トラックを再生動作に際して、ヘッドがつねに記録トラ
ックの中心付近をトレースするようにしなければならな
い。従って、ヘッド位置がトラックより進んでいるとき
はテープ走行が遅れているので現在よりキャプスタンモ
ータの回転を早め、ヘッド位置がトラックより遅れてい
るときは、テープ走行が早いので、現在よりキャプステ
ンモータの回転を遅めるようにサーボ制御をして、所請
トラッキング補正を行う必要があった。図2にはそのト
ラッキング補正として従来使われている再生サーボ回路
構成図を示す。図において、21は回転ヘッドシリンダ
のドラムモータ、22はテープを走行させるキャプスタ
ンモータ、23は回転ヘッド台に取付けてあるPGマグ
ネットの回転により、その磁界をピックアップし、PG
パルスを発生するPGヘッド、24は記録時に入力映像
信号の垂直同期信号に同期させて、テープ側端にコント
ロール信号を記録し、またそれを再生するコントロール
ヘッドである。また、1はビデオヘッドであり、2,3
はビデオヘッド1の再生出力のプリアンプ、AGC回路
である。18はその再生信号を輝度信号と色信号に分離
し、それぞれFM復調と周波数高域変換を行うY/C処
理回路、14はそれを増巾しテレビ受像機に出力する増
巾回路である。
【0003】再生動作は以下のようになる。まず、ドラ
ムサーボ動作は次のようになる。すなわち、ドラムモー
タ21に取付られたFG(Freguency Gen
erator)パルス発生器21aにより回転速度に応
じたパルスを発生する。これを増巾し、回転速度に比例
する周波数を電圧に変換して、直流分に平滑化し、差動
増巾器25を介して、モータ駆動増巾器27に入力し、
ドラムモータ21の速度制御を行う。さらに回転ヘッド
台に取付られたPGマグネットの回転により発生するP
Gヘッド23の切替パルス(30Hz)を増巾、台形波
発生させて、位相比較回路31に入力し、これを水晶発
振器30の信号位相と比較し、その差を差動増巾器25
に入れドラムモータ21の位相制御を行う。
【0004】一方キャプスタンモータ22のサーボ動作
は次のようになる。すなわち、キャプスタンモータ22
に取付られたFGパルス発器22aにより回転速度に応
じたパルスを発生する。これを増巾し、回転速度に比例
する(テープ走行速度に比例する)周波数を電圧に変換
して差動増巾器26を介して、モータ駆動増巾器28に
入力する。これによってキャプスタンモータ22は速度
制御される。さらにテープのコントロール信号をコント
ロールヘッド24で再生出力させ、増巾してサンプリン
グパルス発生させ、位相比較器32に入力する。また水
晶発振器30よりトラッキング制御回路40に入力す
る。一方回転ヘッド1からの再生信号をプリアンプ2を
介して検波回路19に入力し、この出力もトラッキング
制御回路40に入力する。ここで、トラッキング制御に
適合した台形波を発生させ、コントロール信号との位相
比較を行う。その位相差を差動増巾器26に入れ位相制
御を行う。このように再生時のキャプスタンサーボはコ
ントロール信号を基準としして、記録時と同じトラック
を自動的に補正しながらトレースする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動トラッキン
グ補正方法は以上のように複雑なサーボ系で構成されて
いるので、回路構成も複雑化しコストアップの原因とな
る問題点があった。特に、図2の検波回路19によるコ
ストアップが最も大きかった。本発明は上記のような問
題点を解消するためになされたもので、回路構成を簡略
化すると共にコストを削減することのできる自動トラッ
キング補正方法を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動トラッ
キング補正方法はビデオ信号記録媒体の記録トラックの
中央を再生ヘッドがトレースするように前記トラックに
対する前記ヘッドのずれを自動補正する自動トラッキン
グ補正方法において、ビデオ信号と1走査線遅延させた
ビデオ信号との差信号を検出し、該検出信号出力をさら
にフィルタ回路により直流信号に変換し、該直流信号が
最小になるように前記トラックに対する前記ヘッド位置
を自動補正するようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明における自動トラッキング補正方法は、
現在のビデオ信号と水平同期信号の1繰り返し周期分す
なわち1走査線信号分(1H)遅れたビデオ信号との両
者の相関性が高いので、前記ビデオ信号間の差信号増大
はヘッドのトラック中央からのずれによる信号とみなさ
れることから、該差信号の検出出力がフィルタ回路によ
り直流信号に変換され、この直流信号が最小になるよう
に前記トラックに対するヘッド位置を自動補正すること
により、回路構成を簡略化すると共にコストの削減を可
能にする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は本実施例の自動トラッキング補正方法の構成
を示す図である。図1において従来例の図2と同一の部
分には同一符号を付してその説明を省略する。図1にお
いて、4,5はビデオヘッド1からの再生信号を輝度信
号Yと色信号Cに分離するHPF,LPFである。6,
7はそれぞれ輝度信号YをFM復調し、デイ・エンファ
シスする回路である。8は色信号Cの周波数を高域変換
する回路である。9はこれら輝度信号Yと色信号Cを混
合するY/Cミクサーである。10は輝度信号Yと係数
器11との出力信号との和を求める合算回路である。1
2は輝度信号Yを水平同期信号の1繰り返し周期分すな
わち走査線を1本描くのに要する時間1Hだけ遅延させ
る1H遅延線部、13は現在の輝度信号Yと1H遅延線
部12により1Hだけ遅延された輝度信号Yとの差であ
る差信号を求める減算回路である。14はY/Cミクサ
ー回路9のビデオ信号の増巾回路、15は抵抗15aと
コンデンサ15bとにより構成され前記差信号を直流信
号に変換するローパスフィルタ、16はA/D変換器、
であり、トラッキング補正信号としてトラッキング制御
回路40に入る。あるいはA/D変換器16の出力を基
にCPUによりトラッキング補正信号などを生成しトラ
ッキング制御回路40に入れてもよい。
【0009】次に動作について説明する。ビデオテープ
からビデオヘッド1により再生信号を出力させ、それを
プリアンプ2、AGC3を通してHPF4で輝度信号Y
を分離し、FM復調回路6、デイ・エンファシス回路7
を介し合算回路10に入力する。また、デイ・エンファ
シス回路7の出力は1H遅延線部12および減算回路1
3に入力される。減算回路13では水平同期信号の1周
期1H分遅れを1つ前の水平走査線の輝度信号Yと現在
の輝度信号Yとの差、すなわちノイズ成分が出力される
この差信号は係数器11と、ローパスフィルタ15へ送
られる。係数器11では前記差信号の振巾と位相が調整
され、前記合算回路10に入力する。すなわち、輝度信
号Yに振巾と位相を調整したノイズ成分を合算すること
により、輝度信号Yに含まれるノイズ成分を取り除い
た、輝度信号YがY/Cミクサ回路9に入力する。一
方、ローパスフィルタ15に送られたLPF5で色信号
Cを分離し、それを周波数高域変換回路8を通して、Y
/Cミクサー回路9に入力する。その混合信号すなわち
カラー画像信号は増巾回路14で増巾されビデオ出力さ
れる。前記差信号は、ローパスフィルタ15により直流
信号に変換されてからさらにA/D変換器16に出力さ
れ、前記直流信号の振幅値に応じたディジタルデータに
変換されトラッキング制御回路40に送られる。トラッ
キング制御回路40ではA/D変換器16から供給され
るディジタルデータに応じたトラッキング補正信号によ
り、台形波発生の立上り位相を修正して、前記減算回路
13から出力される差信号が最小になるようにヘッド位
置を自動補正する。
【0010】すなわち、ヘッドの位置がトラックからず
れると、隣接トラックすなわち隣接走査線間の信号の差
異が大きくなり、減算回路13から出力される差信号が
大きくなるので、この差信号の増加を打ち消し最小にな
るようにトラッキング補正信号を生成し出力し、ヘッド
の位置を補正するわけである。この結果、ヘッドの位置
はトラックの中央に移動するように自動的に常に補正さ
れ自動トラッキングが行なわれることになる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来の
コストの高い再生信号の検波回路を使用しないですみ回
路構成が簡略化されコストダウンが実現できる自動トラ
ッキング補正方法が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動トラッキング補正
方法の構成を示す図である。
【図2】従来の自動トラッキング補正方法の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 ビデオヘッド 9 Y/Cミクサー回路 10 合算回路 11 係数器 12 1Hディレイライン 13 減算回路 15 ローパスフィルタ(フィルタ回路) 21 ドラムモータ 22 キャプスタンモータ 23 PGヘッド 24 コントロールヘッド 25,26 差動増巾器 31,32 位相比較器 40 トラッキング制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号記録媒体の記録トラックの中
    央を再生ヘッドがトレースするように前記トラックに対
    する前記ヘッドのずれを自動補正する自動トラッキング
    補正方法において、ビデオ信号と1走査線遅延させたビ
    デオ信号との差信号を検出し、該検出信号出力をさらに
    フィルタ回路により直流信号に変換し、該直流信号が最
    小になるように前記トラックに対する前記ヘッド位置を
    自動補正する自動トラッキング補正方法。
JP5252105A 1993-09-16 1993-09-16 自動トラッキング補正方法 Pending JPH0785543A (ja)

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JP5252105A JPH0785543A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 自動トラッキング補正方法

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JPH0785543A true JPH0785543A (ja) 1995-03-31

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