JPH0785482A - 光学ヘッドとその光軸調整方法 - Google Patents
光学ヘッドとその光軸調整方法Info
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- JPH0785482A JPH0785482A JP5229783A JP22978393A JPH0785482A JP H0785482 A JPH0785482 A JP H0785482A JP 5229783 A JP5229783 A JP 5229783A JP 22978393 A JP22978393 A JP 22978393A JP H0785482 A JPH0785482 A JP H0785482A
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- optical
- light
- light flux
- converging
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、複数種のシフト補正手段を備えるこ
となく、一種類のシフト補正手段により、きめ細かにシ
フト補正できる光ヘッドおよびその光軸位置補正方法を
提供することを目的とする。 【構成】本発明は光学ベ−ス21と、この光学ベ−ス2
1に設けられ光ビ−ムを供給する半導体レ−ザ22と、
この半導体レ−ザ22から供給された光ビ−ムを平行光
束に変換するコリメ−タレンズ25と、このコリメ−タ
レンズ25により変換された平行光束を光ディスク50
に収束させる対物レンズ51と、前記コリメ−タレンズ
25と対物レンズ51との間に設けられ、前記光束の光
軸を任意の方向に移動させる補正手段41とを具備し、
前記補正手段41は底面部に前記光学ベ−ス21に接触
する曲面部42aを有する保持部材42と、この保持部
材42に保持され前記平行光束を透過させる平行平板状
の光学ガラス43とからなる。
となく、一種類のシフト補正手段により、きめ細かにシ
フト補正できる光ヘッドおよびその光軸位置補正方法を
提供することを目的とする。 【構成】本発明は光学ベ−ス21と、この光学ベ−ス2
1に設けられ光ビ−ムを供給する半導体レ−ザ22と、
この半導体レ−ザ22から供給された光ビ−ムを平行光
束に変換するコリメ−タレンズ25と、このコリメ−タ
レンズ25により変換された平行光束を光ディスク50
に収束させる対物レンズ51と、前記コリメ−タレンズ
25と対物レンズ51との間に設けられ、前記光束の光
軸を任意の方向に移動させる補正手段41とを具備し、
前記補正手段41は底面部に前記光学ベ−ス21に接触
する曲面部42aを有する保持部材42と、この保持部
材42に保持され前記平行光束を透過させる平行平板状
の光学ガラス43とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置等に用
いられる光学ヘッドに関し、特に、対物レンズからの出
射光の輝度中心と対物レンズの中心とのずれを補正する
ことに係わる。
いられる光学ヘッドに関し、特に、対物レンズからの出
射光の輝度中心と対物レンズの中心とのずれを補正する
ことに係わる。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、たとえば、図11に
示すように、固定光学系1Aとリニヤモ−タ上に構成さ
れる移動光学系1Bとからなる。上記固定光学系1Aは
図12に示すように、半導体レーザ(光ビ−ム供給手
段)1を備え、この半導体レーザ1から出射されるレー
ザビームRはコリメ−タレンズ(変換素子)2、ビ−ム
スプリッタ3およびシフト補正部材11を介して上記移
動光学系1Bの立上ミラ−12に送られる。この立上ミ
ラ−12により、レーザビームRは光路を90°変更さ
れて上方へ送られ、対物レンズ(収束素子)13に入射
される。この対物レンズ(収束素子)13に入射された
レ−ザビ−ムRは収束されて光ディスク(情報記憶媒
体)14に照射される。
示すように、固定光学系1Aとリニヤモ−タ上に構成さ
れる移動光学系1Bとからなる。上記固定光学系1Aは
図12に示すように、半導体レーザ(光ビ−ム供給手
段)1を備え、この半導体レーザ1から出射されるレー
ザビームRはコリメ−タレンズ(変換素子)2、ビ−ム
スプリッタ3およびシフト補正部材11を介して上記移
動光学系1Bの立上ミラ−12に送られる。この立上ミ
ラ−12により、レーザビームRは光路を90°変更さ
れて上方へ送られ、対物レンズ(収束素子)13に入射
される。この対物レンズ(収束素子)13に入射された
レ−ザビ−ムRは収束されて光ディスク(情報記憶媒
体)14に照射される。
【0003】また、上記光ディスク14から反射された
レ−ザビ−ム光R´は上記の光路を逆送されて固定光学
系1Aへ送られる。そして、固定光学系1Aのビ−ムス
プリッタ3,5、収束レンズ6およびシリンドリカルレ
ンズ7を介して光検出器8へ導かれ、ここで、電気信号
に変換され、光ディスクに記録されている情報が再生さ
れる。
レ−ザビ−ム光R´は上記の光路を逆送されて固定光学
系1Aへ送られる。そして、固定光学系1Aのビ−ムス
プリッタ3,5、収束レンズ6およびシリンドリカルレ
ンズ7を介して光検出器8へ導かれ、ここで、電気信号
に変換され、光ディスクに記録されている情報が再生さ
れる。
【0004】なお、図中9は半導体レ−ザ1から出射さ
れる光の光量を検出する光量用検出器で、10はトラッ
キング用の検出器である。ところで、この種の光ヘッド
においては、部品の加工精度や部品の取付精度により、
対物レンズ13に入射する直前の平行光束の強度中心と
対物レンズ13の光軸中心との間にずれ(以下、ビ−ム
シフトという)が生じ、この結果、対物レンズ13の出
射光の輝度中心と対物レンズ13の光軸中心とのずれが
生じる。
れる光の光量を検出する光量用検出器で、10はトラッ
キング用の検出器である。ところで、この種の光ヘッド
においては、部品の加工精度や部品の取付精度により、
対物レンズ13に入射する直前の平行光束の強度中心と
対物レンズ13の光軸中心との間にずれ(以下、ビ−ム
シフトという)が生じ、この結果、対物レンズ13の出
射光の輝度中心と対物レンズ13の光軸中心とのずれが
生じる。
【0005】これは、フォ−カスエラ−信号あるいはト
ラッキングエラ−信号にオフセットを発生させたり、情
報信号の読取りに関してC/Nを低下させたりという不
都合を引き起こす。
ラッキングエラ−信号にオフセットを発生させたり、情
報信号の読取りに関してC/Nを低下させたりという不
都合を引き起こす。
【0006】そこで、従来においては、ビ−ムシフトが
生じているときには、ビ−ムスプリッタ3の光出射側に
シフト補正手段11を設け、このシフト補正手段11に
より、ビ−ムシフトを補正している。
生じているときには、ビ−ムスプリッタ3の光出射側に
シフト補正手段11を設け、このシフト補正手段11に
より、ビ−ムシフトを補正している。
【0007】上記シフト補正手段11は図13、図14
に示すように、端面がテ−パ形状をなす中空円筒15
と、この中空円筒15の端面に設けられた平行平板の光
学ガラス16とにより構成されている。
に示すように、端面がテ−パ形状をなす中空円筒15
と、この中空円筒15の端面に設けられた平行平板の光
学ガラス16とにより構成されている。
【0008】ビ−ムシフトを補正する場合には、中空円
筒15を回転させることにより、対物レンズ13の出射
光の輝度分布の中心と、対物レンズ13の中心とを一致
させる。
筒15を回転させることにより、対物レンズ13の出射
光の輝度分布の中心と、対物レンズ13の中心とを一致
させる。
【0009】このときのシフト補正量は次式で与えられ
る。 d=t・sin Φ{1−cos Φ/(n ・cos Φ´)} …(1) ただし、d:シフト補正量 t:平行平板の厚さ Φ:平行平板に対する光軸の入射角 Φ´:平行平板に対する光軸の屈折角 n:平行平板の屈折率 次に、具体的なシフト補正の方法を簡単に述べる。
る。 d=t・sin Φ{1−cos Φ/(n ・cos Φ´)} …(1) ただし、d:シフト補正量 t:平行平板の厚さ Φ:平行平板に対する光軸の入射角 Φ´:平行平板に対する光軸の屈折角 n:平行平板の屈折率 次に、具体的なシフト補正の方法を簡単に述べる。
【0010】図15は対物レンズ13を出射した直後の
光束の輝度分布の中心位置と、対物レンズ13の外形と
の関係を模式的に示すものである。図中18aは第1の
領域で、この第1の領域18aは対物レンズ13の外形
を示す領域である。従来例では対物レンズ13の半径は
4.5mmである。
光束の輝度分布の中心位置と、対物レンズ13の外形と
の関係を模式的に示すものである。図中18aは第1の
領域で、この第1の領域18aは対物レンズ13の外形
を示す領域である。従来例では対物レンズ13の半径は
4.5mmである。
【0011】図中18bは第2の領域で、この第2の領
域18bは出射光にビ−ムシフトが生じていても実用上
問題のない領域である。図中18cは第3の領域で、こ
の第3の領域18cは出射光にビ−ムシフトが生じてい
て補正が必要な範囲である。
域18bは出射光にビ−ムシフトが生じていても実用上
問題のない領域である。図中18cは第3の領域で、こ
の第3の領域18cは出射光にビ−ムシフトが生じてい
て補正が必要な範囲である。
【0012】また、第3の領域18cの半径は第2の領
域18bの半径の2倍である。一方、図中18dは第4
の領域で、この第4の領域18dはビ−ムシフトが大き
すぎて補正ができない領域であり、この場合、光ヘッド
は不良品となってしまう。
域18bの半径の2倍である。一方、図中18dは第4
の領域で、この第4の領域18dはビ−ムシフトが大き
すぎて補正ができない領域であり、この場合、光ヘッド
は不良品となってしまう。
【0013】なお、光束の輝度中心が第2の領域18b
内であればシフト補正は行わない。つまり、シフト補正
手段11は光路内に挿入しない。次に、光束の輝度中心
が第3の領域18c内の場合について、補正前後の輝度
中心の様子を図16〜図18を参照し、また、シフト補
正手段11の挿入方法を図19〜図22を参照しなが
ら、少し詳しく説明する。
内であればシフト補正は行わない。つまり、シフト補正
手段11は光路内に挿入しない。次に、光束の輝度中心
が第3の領域18c内の場合について、補正前後の輝度
中心の様子を図16〜図18を参照し、また、シフト補
正手段11の挿入方法を図19〜図22を参照しなが
ら、少し詳しく説明する。
【0014】まず、光束の輝度中心が図16に示すよう
に、右方向にずれている場合について説明する。図中点
P1、P2およびP3はすべて補正前の輝度中心位置の
例である。
に、右方向にずれている場合について説明する。図中点
P1、P2およびP3はすべて補正前の輝度中心位置の
例である。
【0015】この場合、輝度中心を左方へ移動させなけ
ればならないので、シフト補正手段11を図19に示す
状態でビ−ムスプリッタ3の後方へ挿入する。上記
(1)式で定められる補正量は従来の場合、約0.3mm
であり、これは第2の領域18bの半径の約4分の3に
相当する。
ればならないので、シフト補正手段11を図19に示す
状態でビ−ムスプリッタ3の後方へ挿入する。上記
(1)式で定められる補正量は従来の場合、約0.3mm
であり、これは第2の領域18bの半径の約4分の3に
相当する。
【0016】したがって、図19(a),(b)に示す
状態でシフト補正手段11を挿入することにより、点P
1、P2およびP3はそれぞれ点P1´、P2´および
P3´に移動し、シフト補正がなされる。
状態でシフト補正手段11を挿入することにより、点P
1、P2およびP3はそれぞれ点P1´、P2´および
P3´に移動し、シフト補正がなされる。
【0017】なお、点P1は補正が可能な場合の中でも
最も大きなビ−ムシフトを生じているときであり、点P
3は最も小さなビ−ムシフトを生じているときである。
また、光束の輝度中心が図17に示すように、左方、上
方あるいは下方にずれている場合についても同様に補正
される。
最も大きなビ−ムシフトを生じているときであり、点P
3は最も小さなビ−ムシフトを生じているときである。
また、光束の輝度中心が図17に示すように、左方、上
方あるいは下方にずれている場合についても同様に補正
される。
【0018】すなわち、左方にずれている場合にはシフ
ト補正部材11を図20(a),(b)に示す状態で挿
入し、上方にずれている場合には、シフト補正手段11
を図21(a),(b)に示す状態で挿入し、下方にず
れている場合には、シフト補正手段11を図22
(a),(b)に示す状態で挿入すれば良い。
ト補正部材11を図20(a),(b)に示す状態で挿
入し、上方にずれている場合には、シフト補正手段11
を図21(a),(b)に示す状態で挿入し、下方にず
れている場合には、シフト補正手段11を図22
(a),(b)に示す状態で挿入すれば良い。
【0019】このときの補正前後の輝度中心の様子を図
17に示す。なお、ここで、述べる上方とは図12にお
いて図面の表面側、下方とは図面の裏面側、右方とは図
面に向かって右側、および左方とは図面に向かって右側
をいう。
17に示す。なお、ここで、述べる上方とは図12にお
いて図面の表面側、下方とは図面の裏面側、右方とは図
面に向かって右側、および左方とは図面に向かって右側
をいう。
【0020】また、光束の輝度中心のずれ方向がきれい
に右方、左方、上方あるいは下方でない場合、たとえ
ば、図18に示すような場合には、右方のときの補正方
向(図19)と上方のときの補正方向(図20)との中
間の状態でシフト補正部材11を挿入すれば良い。
に右方、左方、上方あるいは下方でない場合、たとえ
ば、図18に示すような場合には、右方のときの補正方
向(図19)と上方のときの補正方向(図20)との中
間の状態でシフト補正部材11を挿入すれば良い。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、1種類のシフト補正手段11につきシフト補
正可能な量は1通りに限られてしまい、きめ細かな補正
ができない。なお、シフト補正手段を複数種用意すれ
ば、きめ細かな補正が可能になるが、この場合には、コ
ストが高くなるとともに、複数種のシフト補正手段から
一つを選択しなければならず、選択に手間取るという問
題を生じる。
おいては、1種類のシフト補正手段11につきシフト補
正可能な量は1通りに限られてしまい、きめ細かな補正
ができない。なお、シフト補正手段を複数種用意すれ
ば、きめ細かな補正が可能になるが、この場合には、コ
ストが高くなるとともに、複数種のシフト補正手段から
一つを選択しなければならず、選択に手間取るという問
題を生じる。
【0022】そこで、本発明は、複数種の補正手段を備
えることなく、一種類の補正手段でありながら、きめ細
かに平行光束の輝度中心を調整できる光学ヘッドおよび
その光軸調整方法を提供することを目的とする。
えることなく、一種類の補正手段でありながら、きめ細
かに平行光束の輝度中心を調整できる光学ヘッドおよび
その光軸調整方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、光学ベ−スと、この光学ベ−スに設けられ
光ビ−ムを供給する光ビ−ム供給手段と、この光ビ−ム
供給手段から供給された光ビ−ムを平行光束に変換する
変換素子と、この変換素子により変換された平行光束を
情報記憶媒体に収束させる収束素子と、前記変換素子と
収束素子との間に設けられ、前記光束の光軸を任意の方
向に移動させる補正手段とを具備し、前記補正手段は底
面部に前記光学ベ−スに接触する曲面部を有する保持部
材と、この保持部材に保持され前記平行光束を透過させ
る平行平板状の光透過性部材とを有し、前記光透過部材
は前記平行光束に対して非垂直に配設されている構成と
している。
するために、光学ベ−スと、この光学ベ−スに設けられ
光ビ−ムを供給する光ビ−ム供給手段と、この光ビ−ム
供給手段から供給された光ビ−ムを平行光束に変換する
変換素子と、この変換素子により変換された平行光束を
情報記憶媒体に収束させる収束素子と、前記変換素子と
収束素子との間に設けられ、前記光束の光軸を任意の方
向に移動させる補正手段とを具備し、前記補正手段は底
面部に前記光学ベ−スに接触する曲面部を有する保持部
材と、この保持部材に保持され前記平行光束を透過させ
る平行平板状の光透過性部材とを有し、前記光透過部材
は前記平行光束に対して非垂直に配設されている構成と
している。
【0024】また、光学ベ−スと、この光学ベ−スに設
けられ光ビ−ムを供給する光ビ−ム供給手段と、この光
ビ−ム供給手段から供給された光ビ−ムを平行光束に変
換する変換素子と、この変換素子により変換された平行
光束を情報記憶媒体に収束させる収束素子と、前記変換
素子と収束素子との間に設けられ、前記光束の光軸を任
意の方向に移動させる補正手段と、前記光学ベ−スに設
けられ前記補正手段を位置決めする溝部とを具備し、前
記補正手段は底面部に前記溝部に接触する曲面部を有す
る保持部材と、この保持部材に保持され前記平行光束を
透過させる平行平板状の光透過性部材とを有し、前記光
透過部材は前記平行光束に対して非垂直に配設されてい
る構成としている。
けられ光ビ−ムを供給する光ビ−ム供給手段と、この光
ビ−ム供給手段から供給された光ビ−ムを平行光束に変
換する変換素子と、この変換素子により変換された平行
光束を情報記憶媒体に収束させる収束素子と、前記変換
素子と収束素子との間に設けられ、前記光束の光軸を任
意の方向に移動させる補正手段と、前記光学ベ−スに設
けられ前記補正手段を位置決めする溝部とを具備し、前
記補正手段は底面部に前記溝部に接触する曲面部を有す
る保持部材と、この保持部材に保持され前記平行光束を
透過させる平行平板状の光透過性部材とを有し、前記光
透過部材は前記平行光束に対して非垂直に配設されてい
る構成としている。
【0025】さらに、情報記憶媒体に対し光ビ−ムを収
束して照射させる収束素子の光ビ−ム入射側に、底面部
に曲面部を有する保持部材およびこの保持部材に保持さ
れた平行平板状の光透過性部材とからなる補正手段を挿
入して前記曲面部を光学ベ−スに接触させる挿入工程
と、この挿入工程により挿入された補正手段をその保持
部材の曲面部の形状に沿って動作させて前記光透過性部
材の光軸に対する角度を変位させ、前記収束素子からの
出射光の輝度中心を任意の方向に移動させる調整工程と
からなる。
束して照射させる収束素子の光ビ−ム入射側に、底面部
に曲面部を有する保持部材およびこの保持部材に保持さ
れた平行平板状の光透過性部材とからなる補正手段を挿
入して前記曲面部を光学ベ−スに接触させる挿入工程
と、この挿入工程により挿入された補正手段をその保持
部材の曲面部の形状に沿って動作させて前記光透過性部
材の光軸に対する角度を変位させ、前記収束素子からの
出射光の輝度中心を任意の方向に移動させる調整工程と
からなる。
【0026】
【作用】補正手段を構成する保持部材をその底面の曲面
部に沿って回転かつ、または、傾斜させると、光透過性
部材が光軸に対して任意量だけ変化し、これにより、収
束素子からの出射光の輝度中心が任意の方向に任意の量
だけ移動されて収束素子の光軸中心に一致されることに
なる。
部に沿って回転かつ、または、傾斜させると、光透過性
部材が光軸に対して任意量だけ変化し、これにより、収
束素子からの出射光の輝度中心が任意の方向に任意の量
だけ移動されて収束素子の光軸中心に一致されることに
なる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を図1〜図7に示す一実施例を
参照して説明する。図2は光ディスク装置を示すもの
で、この光ディスク装置は固定光学系20Aと移動光学
系20Bを備えている。前記移動光学系20Bは情報記
憶媒体としての光ディスク50に対向されている。
参照して説明する。図2は光ディスク装置を示すもの
で、この光ディスク装置は固定光学系20Aと移動光学
系20Bを備えている。前記移動光学系20Bは情報記
憶媒体としての光ディスク50に対向されている。
【0028】上記固定光学系20Aは図1に示すように
構成されている。すなわち、図中21はアルミニュ−ム
材料からなる光学ベ−スで、この光学ベ−ス21には光
ビ−ム供給手段としての半導体レ−ザ22、光学系23
および光検出器24が配設されている。
構成されている。すなわち、図中21はアルミニュ−ム
材料からなる光学ベ−スで、この光学ベ−ス21には光
ビ−ム供給手段としての半導体レ−ザ22、光学系23
および光検出器24が配設されている。
【0029】上記光学系23は上記光学ベ−ス21に形
成された凹状の溝21a内に配設されている。上記光学
系23は光ビ−ムを平行光束にする変換素子としてのコ
リメ−タレンズ25、および光ビ−ムを分割して異なる
方向に透過させる第1および第2のビ−ムスピリッタ2
6,31、さらに光ビ−ムを収束させる収束レンズ27
およびシリンドリカルレンズ28によって構成されてい
る。
成された凹状の溝21a内に配設されている。上記光学
系23は光ビ−ムを平行光束にする変換素子としてのコ
リメ−タレンズ25、および光ビ−ムを分割して異なる
方向に透過させる第1および第2のビ−ムスピリッタ2
6,31、さらに光ビ−ムを収束させる収束レンズ27
およびシリンドリカルレンズ28によって構成されてい
る。
【0030】さらに、上記光学ベ−ス21には上記半導
体レ−ザ22から出射されたレ−ザビ−ムRの一部を受
光して光量を検出する光量用のフォトディテクタ29お
よび上記光ディスク50から反射されるレ−ザビ−ムR
´の一部を受光するトラッキング用のフォトディテクタ
30が取付けられている。
体レ−ザ22から出射されたレ−ザビ−ムRの一部を受
光して光量を検出する光量用のフォトディテクタ29お
よび上記光ディスク50から反射されるレ−ザビ−ムR
´の一部を受光するトラッキング用のフォトディテクタ
30が取付けられている。
【0031】また、上記移動光学系20Bには図2に示
すように、光ビ−ムを立ち上げる立上ミラ−44及び収
束素子としての対物レンズ51が配設されている。しか
して、上記半導体レーザ22から出射されたレーザビー
ムRはコリメータレンズ25により平行光に変換され、
第1のビームスプリッタ26を透過したのち、移動光学
系20Bの立上ミラ−44に送られる。この立上ミラ−
44でレーザビームRは立ち上げられ、対物レンズ51
を介して光ディスク50に照射される、そして、光ディ
スク50から反射される反射光R´は第1のビームスプ
リッタ26を介して第2のビームスプリッタ31へ送ら
れ、この第2のビームスプリッタ31から収束レンズ2
7およびシリンドリカルレンズ28を透過して光検出器
24に受光される。この光検出器24の受光により反射
光は電気信号に変換され、光ディスク50に記録されて
いる情報が再生される。
すように、光ビ−ムを立ち上げる立上ミラ−44及び収
束素子としての対物レンズ51が配設されている。しか
して、上記半導体レーザ22から出射されたレーザビー
ムRはコリメータレンズ25により平行光に変換され、
第1のビームスプリッタ26を透過したのち、移動光学
系20Bの立上ミラ−44に送られる。この立上ミラ−
44でレーザビームRは立ち上げられ、対物レンズ51
を介して光ディスク50に照射される、そして、光ディ
スク50から反射される反射光R´は第1のビームスプ
リッタ26を介して第2のビームスプリッタ31へ送ら
れ、この第2のビームスプリッタ31から収束レンズ2
7およびシリンドリカルレンズ28を透過して光検出器
24に受光される。この光検出器24の受光により反射
光は電気信号に変換され、光ディスク50に記録されて
いる情報が再生される。
【0032】ところで、上記第1のビ−ムスピリッタ2
6の光ビ−ム出射側にはシフト補正手段41が設けられ
ている。このシフト補正手段41は図3にも示すよう
に、アルミニュ−ム材からなる保持部材としてのホルダ
42と、このホルダ42によって保持される光透過部材
としての光学ガラス硝種(BKー7)43によって構成され
ている。
6の光ビ−ム出射側にはシフト補正手段41が設けられ
ている。このシフト補正手段41は図3にも示すよう
に、アルミニュ−ム材からなる保持部材としてのホルダ
42と、このホルダ42によって保持される光透過部材
としての光学ガラス硝種(BKー7)43によって構成され
ている。
【0033】上記ホルダ42は底面側に曲率半径6mm の
半球状の曲面部42aを有している。このホルダ42は
より正確には、完全な半球ではなく、上面部に同一半径
で厚さ2mmの肉厚部42bが付加され、この肉厚部42
bの上面部に溝部42cが形成されている。
半球状の曲面部42aを有している。このホルダ42は
より正確には、完全な半球ではなく、上面部に同一半径
で厚さ2mmの肉厚部42bが付加され、この肉厚部42
bの上面部に溝部42cが形成されている。
【0034】上記光学ガラス43は縦10mm、横8mm、
厚さ2mmの平行平板状をなし、上記ホルダ42の溝部4
2cに嵌合保持される。しかして、光束の輝度中心を調
整する場合には、まず、光学ベ−ス21の光路21a中
にシフト補正手段41を組み込まない状態で、対物レン
ズ51から出射される出射光のパタ−ンをCCDカメラ
などで観測する。このとき、光束の輝度中心が図15で
示した第2の領域18b内であればシフト補正は行わな
い。つまり、シフト補正手段41は光路21a内に挿入
しない。
厚さ2mmの平行平板状をなし、上記ホルダ42の溝部4
2cに嵌合保持される。しかして、光束の輝度中心を調
整する場合には、まず、光学ベ−ス21の光路21a中
にシフト補正手段41を組み込まない状態で、対物レン
ズ51から出射される出射光のパタ−ンをCCDカメラ
などで観測する。このとき、光束の輝度中心が図15で
示した第2の領域18b内であればシフト補正は行わな
い。つまり、シフト補正手段41は光路21a内に挿入
しない。
【0035】また、光束の輝度中心が図15で示した第
3の領域18c内であればシフト補正を行なう。次に、
ビ−ムシフトの補正方法について説明する。
3の領域18c内であればシフト補正を行なう。次に、
ビ−ムシフトの補正方法について説明する。
【0036】まず、対物レンズ51に図8に示すよう
に、CCDカメラ55を対向させ、このCCDカメラ5
5により、対物レンズ51から出射される出射光をモニ
タ−用CRT52に写し、出射光の輝度分布のパタ−ン
を読み取る。
に、CCDカメラ55を対向させ、このCCDカメラ5
5により、対物レンズ51から出射される出射光をモニ
タ−用CRT52に写し、出射光の輝度分布のパタ−ン
を読み取る。
【0037】次に、上記調整装置60について説明す
る。固定台にはボ−ル67が立てられいて、ボ−ル67
の上端部にはア−ム66が回転部65を介して取り付け
られている。
る。固定台にはボ−ル67が立てられいて、ボ−ル67
の上端部にはア−ム66が回転部65を介して取り付け
られている。
【0038】ア−ム66は回転部65を中心として回転
可能な構造となっている。ア−ム66の先端にはゴニオ
ステ−ジ62すて−が取り付けられていて、さらに、ゴ
ニオステ−ジ62の傾斜面62aには回転ステ−ジ61
が取り付けられている。また、回転ステ−ジ61の回転
面61aにはつかみブロック63が取り付けられてい
る。
可能な構造となっている。ア−ム66の先端にはゴニオ
ステ−ジ62すて−が取り付けられていて、さらに、ゴ
ニオステ−ジ62の傾斜面62aには回転ステ−ジ61
が取り付けられている。また、回転ステ−ジ61の回転
面61aにはつかみブロック63が取り付けられてい
る。
【0039】ア−ム66を上げた状態にして、シフト補
正手段41をビ−ムスプリッタ26の射出側に挿入して
ホルダ42の曲面部42aを光学ベ−ス21に接触する
まで落とし込む。ついで、ア−ム66を下げながら、光
学ガラス43の上端部をつかみブロック63のつかみ部
に挿入する。この状態でゴニオステ−ジ62を動かすと
光学ガラス43はたおれ方向の傾斜を生じ、ビ−ムは上
下方向にシフトする。
正手段41をビ−ムスプリッタ26の射出側に挿入して
ホルダ42の曲面部42aを光学ベ−ス21に接触する
まで落とし込む。ついで、ア−ム66を下げながら、光
学ガラス43の上端部をつかみブロック63のつかみ部
に挿入する。この状態でゴニオステ−ジ62を動かすと
光学ガラス43はたおれ方向の傾斜を生じ、ビ−ムは上
下方向にシフトする。
【0040】一方、回転ステ−ジ61を回転させると、
シフト補正手段41は回転し、ビ−ムは左右方向にシフ
トする。しかして、モニタ−用CRTに写し出された対
物レンズ出射光の輝度分布パタ−ンを見ながら、輝度中
心が領域18b内に入るよう、ゴニオステ−ジ62およ
び回転ステ−ジ61を所定量だけ調整すれば良い。
シフト補正手段41は回転し、ビ−ムは左右方向にシフ
トする。しかして、モニタ−用CRTに写し出された対
物レンズ出射光の輝度分布パタ−ンを見ながら、輝度中
心が領域18b内に入るよう、ゴニオステ−ジ62およ
び回転ステ−ジ61を所定量だけ調整すれば良い。
【0041】次に、実際に、対物レンズ51からの出射
光の輝度中心の位置を補正する場合について説明する。
対物レンズ51からの出射光の輝度中心が、たとえば、
上方にずれている場合には、図4に示すように、シフト
補正部材41を図中の時計方向に回動させて傾斜させる
ことにより、光軸を下方に変位(距離d)させて対物レ
ンズ51からの出射光の輝度中心と対物レンズ51の中
心とを一致させる。
光の輝度中心の位置を補正する場合について説明する。
対物レンズ51からの出射光の輝度中心が、たとえば、
上方にずれている場合には、図4に示すように、シフト
補正部材41を図中の時計方向に回動させて傾斜させる
ことにより、光軸を下方に変位(距離d)させて対物レ
ンズ51からの出射光の輝度中心と対物レンズ51の中
心とを一致させる。
【0042】また、対物レンズ51からの出射光の輝度
中心が、下方にずれている場合には、図5に示すよう
に、調整用ア−ム53により、シフト補正部材41を図
中の反時計方向に回動させて傾斜させることにより、光
軸を上方に変位(距離d)させて対物レンズ51からの
出射光の輝度中心と対物レンズ51の中心とを一致させ
る。
中心が、下方にずれている場合には、図5に示すよう
に、調整用ア−ム53により、シフト補正部材41を図
中の反時計方向に回動させて傾斜させることにより、光
軸を上方に変位(距離d)させて対物レンズ51からの
出射光の輝度中心と対物レンズ51の中心とを一致させ
る。
【0043】また、対物レンズ51からの出射光の輝度
中心が、左にずれている場合には、図6に示すように、
図中時計方向に回動させて、光軸を右方に変位(距離
d)させて対物レンズ51からの出射光の輝度中心と対
物レンズ51の中心とを一致させる。
中心が、左にずれている場合には、図6に示すように、
図中時計方向に回動させて、光軸を右方に変位(距離
d)させて対物レンズ51からの出射光の輝度中心と対
物レンズ51の中心とを一致させる。
【0044】さらに、対物レンズ51からの出射光の輝
度中心が、右方にずれている場合には、図7に示すよう
に、シフト補正部材41を図中反時計方向に回動させる
ことにより、光軸を左方に変位(距離d)させて対物レ
ンズ51からの出射光の輝度中心と対物レンズ51の中
心とを一致させる。
度中心が、右方にずれている場合には、図7に示すよう
に、シフト補正部材41を図中反時計方向に回動させる
ことにより、光軸を左方に変位(距離d)させて対物レ
ンズ51からの出射光の輝度中心と対物レンズ51の中
心とを一致させる。
【0045】なお、輝度中心のシフト方向が右方、左
方、上方、あるいは下方といった単一方向でない場合に
は、その方向に応じて組み合わせて回転させてシフト補
正する。
方、上方、あるいは下方といった単一方向でない場合に
は、その方向に応じて組み合わせて回転させてシフト補
正する。
【0046】上記したように、シフト補正部材41のホ
ルダ42の底部に曲面部42aを形成するため、調整装
置61によりシフト補正部材41を揺動あるいは回動さ
せる際、ホルダ42の底部と光学ベ−ス21との間に生
じる摩擦抵抗が少なく、滑らかに動作させることができ
る。
ルダ42の底部に曲面部42aを形成するため、調整装
置61によりシフト補正部材41を揺動あるいは回動さ
せる際、ホルダ42の底部と光学ベ−ス21との間に生
じる摩擦抵抗が少なく、滑らかに動作させることができ
る。
【0047】また、ホルダ42の底部は曲面形状をして
いるため、回動角は一定の設計許容範囲内であれば、自
由に設定することができ、対物レンズ51からの出射光
の輝度中心を所望の距離で自由に変位調整できる。
いるため、回動角は一定の設計許容範囲内であれば、自
由に設定することができ、対物レンズ51からの出射光
の輝度中心を所望の距離で自由に変位調整できる。
【0048】以上のようにしてビ−ムシフトの補正が完
了したならば、光硬化性接着剤56をホルダ42の底部
と光学ベ−ス21との境界部に塗布し、所定の光を照射
して硬化させる。
了したならば、光硬化性接着剤56をホルダ42の底部
と光学ベ−ス21との境界部に塗布し、所定の光を照射
して硬化させる。
【0049】この光硬化性接着剤56を用いた場合に
は、硬化時間は30秒と短いので、作業時間を短縮化で
きる。なお、本発明は上記一実施例に限られることな
く、図10に示すように構成しても良い。
は、硬化時間は30秒と短いので、作業時間を短縮化で
きる。なお、本発明は上記一実施例に限られることな
く、図10に示すように構成しても良い。
【0050】すなわち、図10(a),(b)に示すよ
うに、光学ベ−ス21の光路52の底面にはV字状の溝
部57が形成され、この溝部57に上記シフト補正手段
41のホルダ42が摺動自在に係合されて取り付けられ
る。そして、上記した調整装置60による位置調整後、
図10(c)に示すように、光硬化性接着剤56をホル
ダ42の底部と光学ベ−ス21との境界部に塗布し、所
定の光を照射して硬化させる。
うに、光学ベ−ス21の光路52の底面にはV字状の溝
部57が形成され、この溝部57に上記シフト補正手段
41のホルダ42が摺動自在に係合されて取り付けられ
る。そして、上記した調整装置60による位置調整後、
図10(c)に示すように、光硬化性接着剤56をホル
ダ42の底部と光学ベ−ス21との境界部に塗布し、所
定の光を照射して硬化させる。
【0051】この実施例では、光学ベ−ス21にV字状
の溝部57を形成するため、この溝部57にシフト補正
部材41の底部を合わせるだけで簡単に位置決めができ
るとともに、角度調整時にずれを発生することもない。
の溝部57を形成するため、この溝部57にシフト補正
部材41の底部を合わせるだけで簡単に位置決めができ
るとともに、角度調整時にずれを発生することもない。
【0052】また、シフト補正手段41の光透過部材と
しては、BKー7 のような光学ガラスに限られることな
く、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂といった透明
な樹脂材料を用いても良い。
しては、BKー7 のような光学ガラスに限られることな
く、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂といった透明
な樹脂材料を用いても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、補正手段
を底面部に曲面部を有する保持部材と、この保持部材に
保持された平行平板状の光透過部材とから構成し、前記
保持部材の曲面部を光学ベ−スに接触させた状態で、前
記保持部材をその曲面部に沿って動作させることによ
り、光透過部材を光軸に対する角度を変位させて収束素
子からの出射光の輝度中心を任意の方向に移動させるか
ら、一種類の補正手段により、あらゆる方向および一定
の範囲内のあらゆるビ−ムシフトに対して、きめ細かな
シフト補正ができる。
を底面部に曲面部を有する保持部材と、この保持部材に
保持された平行平板状の光透過部材とから構成し、前記
保持部材の曲面部を光学ベ−スに接触させた状態で、前
記保持部材をその曲面部に沿って動作させることによ
り、光透過部材を光軸に対する角度を変位させて収束素
子からの出射光の輝度中心を任意の方向に移動させるか
ら、一種類の補正手段により、あらゆる方向および一定
の範囲内のあらゆるビ−ムシフトに対して、きめ細かな
シフト補正ができる。
【0054】したがって、従来のように、複数種の補正
手段を備える必要がなく、コストを低減できるととも
に、最適な補正部材を選択するといった作業も不要とな
り、手間が省けるという効果を奏する。
手段を備える必要がなく、コストを低減できるととも
に、最適な補正部材を選択するといった作業も不要とな
り、手間が省けるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例である固定光学系を示す断面
図。
図。
【図2】図1の固定光学系を備える光ディスク装置を示
す概略的構成図。
す概略的構成図。
【図3】図1の固定光学系光に用いられる補正部材を示
すもので、図3(a)はその平面図、図3(b)はその
側面図、図3(c)はその正面図。
すもので、図3(a)はその平面図、図3(b)はその
側面図、図3(c)はその正面図。
【図4】図3のシフト補正部材により、光束の輝度中心
を下方へシフト補正する状態を示す図。
を下方へシフト補正する状態を示す図。
【図5】図3のシフト補正部材により、光束の輝度中心
を上方へシフト補正する状態を示す図。
を上方へシフト補正する状態を示す図。
【図6】図3のシフト補正部材により、光束の輝度中心
を右方へシフト補正する状態を示す図。
を右方へシフト補正する状態を示す図。
【図7】図3のシフト補正部材により、光束の輝度中心
を左方へシフト補正する状態を示す図。
を左方へシフト補正する状態を示す図。
【図8】図3のシフト補正部材により、補正される輝度
分布パタ−ンを写すモニタ装置を示す構成図。
分布パタ−ンを写すモニタ装置を示す構成図。
【図9】図3のシフト補正部材を動作させる調整装置を
示す構成図。
示す構成図。
【図10】本発明の他の実施例を示すもので、図10
(a)は溝部を示す側断面図、図10(b)はその平面
図、図10(c)は溝部に取り付けられた補正手段を示
す図。
(a)は溝部を示す側断面図、図10(b)はその平面
図、図10(c)は溝部に取り付けられた補正手段を示
す図。
【図11】従来の光学装置を示す概略的構成図。
【図12】図10の光学装置に備えられる固定光学系を
示す構成図。
示す構成図。
【図13】図12の固定光学系光に備えられるシフト補
正装置を示す側面図。
正装置を示す側面図。
【図14】図13のシフト補正装置を示す正面図。
【図15】図11の光学装置の対物レンズ出射光の輝度
分布と対物レンズの外形との関係を説明する図。
分布と対物レンズの外形との関係を説明する図。
【図16】図15の対物レンズ出射光の輝度中心位置の
補正前後の状態を示す図。
補正前後の状態を示す図。
【図17】図15の対物レンズ出射光の輝度中心位置の
補正前後の状態を示す図。
補正前後の状態を示す図。
【図18】図15の対物レンズ出射光の輝度中心位置の
補正前後の状態を示す図。
補正前後の状態を示す図。
【図19】図15の対物レンズ出射光の輝度中心を左方
へシフト補正する状態を示すもので、図19(a)はそ
の平面図、図19(b)は側面図。
へシフト補正する状態を示すもので、図19(a)はそ
の平面図、図19(b)は側面図。
【図20】図15の対物レンズ出射光の輝度中心を右方
へシフト補正する状態を示すもので、図20(a)はそ
の平面図、図20(b)は側面図。
へシフト補正する状態を示すもので、図20(a)はそ
の平面図、図20(b)は側面図。
【図21】図15の対物レンズ出射光の輝度中心を下方
へシフト補正する状態を示すもので、図21(a)はそ
の平面図、図21(b)はその側面図。
へシフト補正する状態を示すもので、図21(a)はそ
の平面図、図21(b)はその側面図。
【図22】図15の対物レンズ出射光の輝度中心を上方
へシフト補正する状態を示すもので、図22(a)はそ
の平面図、図22(b)はその側面図。
へシフト補正する状態を示すもので、図22(a)はそ
の平面図、図22(b)はその側面図。
21…光学ベ−ス、22…半導体レ−ザ(光ビ−ム供給
手段)、25…コリメ−タレンズ(変換素子)、41…
補正手段、42…保持部材、42a…曲面部、43…光
学ガラス(光透過性部材)、50…光ディスク(情報記
憶媒体)、51…対物レンズ(収束素子)。
手段)、25…コリメ−タレンズ(変換素子)、41…
補正手段、42…保持部材、42a…曲面部、43…光
学ガラス(光透過性部材)、50…光ディスク(情報記
憶媒体)、51…対物レンズ(収束素子)。
Claims (3)
- 【請求項1】 光学ベ−スと、 この光学ベ−スに設けられ光ビ−ムを供給する光ビ−ム
供給手段と、 この光ビ−ム供給手段から供給された光ビ−ムを平行光
束に変換する変換素子と、 この変換素子により変換された平行光束を情報記憶媒体
に収束させる収束素子と、 前記変換素子と収束素子との間に設けられ、前記光束の
光軸を任意の方向に移動させる補正手段と、 を具備し、 前記補正手段は底面部に前記光学ベ−スに接触する曲面
部を有する保持部材と、この保持部材に保持され前記平
行光束を透過させる平行平板状の光透過性部材とを有
し、前記光透過性部材は前記平行光束に対して非垂直に
配置されていることを特徴とする光学ヘッド。 - 【請求項2】 光学ベ−スと、 この光学ベ−スに設けられ光ビ−ムを供給する光ビ−ム
供給手段と、 この光ビ−ム供給手段から供給された光ビ−ムを平行光
束に変換する変換素子と、 この変換素子により変換された平行光束を情報記憶媒体
に収束させる収束素子と、 前記変換素子と収束素子との間に設けられ、前記光束の
光軸を任意の方向に移動させる補正手段と、 前記光学ベ−スに設けられ前記補正手段を位置決めする
溝部と、を具備し、 前記補正手段は底面部に前記溝部に接触する曲面部を有
する保持部材と、この保持部材に保持され前記平行光束
を透過させる平行平板状の光透過性部材とを有し、前記
光透過性部材は前記平行光束に対して非垂直に配置され
ていることを特徴とする光学ヘッド。 - 【請求項3】 情報記憶媒体に対し光ビ−ムを収束して
照射させる収束素子の光ビ−ム入射側に、底面部に曲面
部を有する保持部材およびこの保持部材に保持された平
行平板状の光透過性部材とからなる補正手段を挿入して
前記曲面部を光学ベ−スに接触させる挿入工程と、 この挿入工程により挿入された補正手段をその保持部材
の曲面部の形状に沿って動作させて前記光透過性部材の
光軸に対する角度を変位させ、前記収束素子からの出射
光の輝度中心を任意の方向に移動させる調整工程と、 からなることを特徴とする光軸調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5229783A JPH0785482A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 光学ヘッドとその光軸調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5229783A JPH0785482A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 光学ヘッドとその光軸調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0785482A true JPH0785482A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16897609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5229783A Pending JPH0785482A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 光学ヘッドとその光軸調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0785482A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5898653A (en) * | 1995-10-17 | 1999-04-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical head unit for use in an information read/write apparatus |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP5229783A patent/JPH0785482A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5898653A (en) * | 1995-10-17 | 1999-04-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical head unit for use in an information read/write apparatus |
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