JP2000293860A - 光ピックアップ装置の調整方法 - Google Patents

光ピックアップ装置の調整方法

Info

Publication number
JP2000293860A
JP2000293860A JP11100652A JP10065299A JP2000293860A JP 2000293860 A JP2000293860 A JP 2000293860A JP 11100652 A JP11100652 A JP 11100652A JP 10065299 A JP10065299 A JP 10065299A JP 2000293860 A JP2000293860 A JP 2000293860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
optical
base
lens
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11100652A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakanishi
宏 中西
Mitsuo Yanase
光雄 柳瀬
Tokio Yamamoto
時雄 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11100652A priority Critical patent/JP2000293860A/ja
Publication of JP2000293860A publication Critical patent/JP2000293860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 対物レンズの光軸調整を容易に行い、組み立
て調整装置の簡素化を図る。 【解決手段】 光記録媒体の径方向に移動可能に支持さ
れるベース22と、光記録媒体に対向する面側に光軸と
垂直な基準面39が設けられた対物レンズ21と、この
対物レンズ21を変位可能にベース22上に支持する支
持機構28,29とを有する光ピックアップ装置の調整
方法であり、対物レンズ21の基準面39に平行光を照
射するとともに基準面39から反射される反射光の戻り
位置を検出し、反射光の戻り位置に基づいて対物レンズ
21を支持する支持機構28,29のベース22の基準
面に対する傾きを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源から出射され
た光ビームが光ディスクなどの光記録媒体の信号記録面
に垂直に照射されるように、対物レンズを支持する支持
機構の傾きの調整を行う光ピックアップ装置の調整方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクなどの光記録媒体を記録媒体
に用いる記録及び/又は再生装置には、光記録媒体に情
報信号を記録し、あるいは光記録媒体に記録された情報
信号を再生するため、光ピックアップ装置が用いられて
いる。
【0003】光ピックアップ装置は、半導体レーザなど
の光源から出射された光ビームを対物レンズにより集束
して光記録媒体に照射し、この光記録媒体から反射され
た光ビームを検出することにより、光記録媒体に記録さ
れた情報信号を読み取り、あるいはフォーカスエラー信
号及び/又はトラッキングエラー信号の検出を行うよう
に構成されている。また、光ピックアップ装置には、対
物レンズをこの対物レンズの光軸と平行な方向のフォー
カシング方向及び/又は対物レンズの光軸と直交する平
面方向に駆動変位させる対物レンズ駆動機構が設けられ
ている。対物レンズ駆動機構は、フォーカスエラー信号
及び/又はトラッキングエラー信号に基づいて、対物レ
ンズをフォーカシング方向及び/又は対物レンズの光軸
と直交する平面方向のトラッキング方向に駆動変位させ
る。
【0004】光ピックアップ装置は、フォーカスエラー
信号及び/又はトラッキングエラー信号に基づいて対物
レンズを駆動変位することにより、対物レンズを介して
光記録媒体に照射される光ビームを光記録媒体の信号記
録面に正確に合焦させ、光ビームにより記録媒体の記録
トラックを正確に走査することを可能としている。
【0005】ところで、対物レンズを介して光記録媒体
に照射される光ビームが光記録媒体の信号記録面に正確
に合焦するためには、光ビームを光記録媒体の信号記録
面に垂直に照射させる必要がある。光ビームの光記録媒
体の信号記録面に対する入射角が傾斜してしまうと、信
号記録面からの反射される光ビームを正確に検出するこ
とができなくなり、光記録媒体に記録された情報信号を
正確に読み取ることができなくなる。
【0006】そこで、光ピックアップ装置にあっては、
ディスク記録及び/又は再生装置へ取り付ける前の組立
時、若しくはディスク記録及び/又は再生装置への取り
付け時に、対物レンズを介して光記録媒体の信号記録面
に入射される光ビームが信号記録面に垂直に入射される
ように対物レンズの取り付け角度の調整を行うようにし
ている。
【0007】従来、用いられている対物レンズの取り付
け角度の調整方法を説明する。
【0008】対物レンズ1の取り付け角度の調整が行わ
れる光ピックアップ装置は、図1に示すように、対物レ
ンズ1が支持されるベース2を有する。このベース2
は、光ピックアップ装置がディスク記録及び/又は再生
装置に取り付けられるとき、記録及び/又は再生装置側
に設けられるディスク回転駆動機構に装着されて回転駆
動される光ディスクの径方向に移動可能に支持されるも
のであって、一端側にディスク記録及び/又は再生装置
に設けられるガイド軸に挿通されるガイド孔3が設けら
れ、他端側にガイド軸と平行に設けられるガイド部に係
合するガイド溝4が設けられている。
【0009】このベース2の光ディスクと対向する面側
には、対物レンズ取付面5が設けられ、この対物レンズ
取付面5上に対物レンズ1が配設される。対物レンズ取
付面5は、ガイド孔3及びガイド溝4を介してベース2
をディスク記録及び/又は再生装置のガイド軸及びガイ
ド部に支持したとき、ディスク記録及び/又は再生装置
に設けられるディスク回転駆動機構に装着されて回転駆
動される光ディスクの信号記録面と平行となるように形
成されている。
【0010】対物レンズ1は、レンズボビン6の先端側
に設けられた筒状のレンズ取付部7に接着剤などを用い
て取り付けられる。レンズボビン6のレンズ取付部7に
は、図示しないが、フォーカスエラー信号及びトラッキ
ングエラー信号がそれぞれ入力されるフォーカスコイル
及びトラッキングコイルが取り付けられる。
【0011】対物レンズ1が取り付けられたレンズボビ
ン6は、対物レンズ1の光軸と平行なフォーカシング方
向及び対物レンズ1の光軸に直交する平面方向のトラッ
キング方向の2軸方向に変位可能に支持される。レンズ
ボビン6は、支持ホルダ8に基端部側を支持され線状の
4本の支持バネ9からなる支持機構に支持される。すな
わち、レンズボビン6は、支持ホルダ8に支持された支
持バネ9の先端側に支持されることにより、フォーカシ
ング方向及びトラッキング方向の互いに直交する2軸方
向に変位可能に支持される。なお、レンズボビン6は、
基端部側に設けた連結部10が各支持バネ9の先端側に
連結される。
【0012】支持バネ10を介してレンズボビン6を2
軸方向に変位可能に支持した支持ホルダ9は、ベース2
の対物レンズ取付面5上に設けられた固定部11の上面
に接着剤などを用いて固定される。
【0013】なお、レンズボビン6の駆動変位は、ベー
ス2上に配設される磁気回路部からの磁束とフォーカス
コイル及び/又はトラッキングコイルに供給されるフォ
ーカスエラー信号及び/又はトラッキングエラー信号の
作用によって行われる。
【0014】また、ベース2には、光ディスクに照射さ
れる光ビームを出射する半導体レーザなどの光源、この
光源から出射された光ビームを対物レンズ1に導くとと
もに光ディスクから反射され対物レンズ1に入射された
光ビームを分離するビームスプリッタ、光ディスクから
反射された光ビームを検出する光検出器を内蔵した光学
ブロック12が取り付けられている。
【0015】光学ブロック12は、光源から出射される
光ビームの光軸P1がベース2に設けられた対物レンズ
取付面5に垂直になるように取り付けられる。
【0016】上述のような構成を備えた光ピックアップ
装置の対物レンズ1が取り付けられたレンズボビン6を
支持バネ9を介して支持した支持ホルダ8の傾きを調整
して対物レンズ1の光軸P2の調整を行う組み立て調整
装置は、図1に示すように、ベース2を支持する第1及
び第2の支持基準軸15,16と、測定用の信号が記録
された光ディスク17を線速度一定の状態で回転駆動す
るディスク回転駆動機構が設けられている。
【0017】組み立て調整装置の第1及び第2の支持基
準軸15,16の上縁間に亘る取り付け基準面S1は、
ディスク回転駆動機構に装着されて回転駆動される光デ
ィスク17の信号記録面と平行となされている。
【0018】この組み立て調整装置を用いて支持ホルダ
8の傾きを調整し、対物レンズ1の光軸P1の調整を行
い、支持ホルダ8を固定部11に固定するには、ベース
2を第1及び第2の支持基準軸15,16間に支持す
る。ベース2は、ガイド孔3を第1の取り付け基準軸1
5に挿通し、ガイド溝4を第2の取り付け基準軸16に
係合させることにより組み立て調整装置に支持される。
このとき、ベース2に設けられた対物レンズ取付面5
は、ベース2がディスク記録及び/又は再生装置に支持
されたとき、ディスク記録及び/又は再生装置に設けら
れるディスク回転駆動機構に装着されて回転駆動される
光ディスクの信号記録面と平行となるように形成されて
いるので、組み立て調整装置の取り付け基準面S1と平
行であって、且つ組み立て調整装置のディスク回転駆動
機構に装着されて回転駆動される光ディスク17の信号
記録面と平行となされている。
【0019】また、ベース2に取り付けられた光学ブロ
ック12は、光源から出射される光ビームの光軸P1
取り付け基準面S1に垂直となされている。
【0020】ここで、支持ホルダ8の傾きを調整し、対
物レンズ2の光軸P2の調整を行うには、レンズボビン
6を支持した支持機構を構成する支持ホルダ8を図示し
ない支持具により支持し固定部11上に載置した状態に
おく。ここで、測定用の信号を予め記録した光ディスク
17をディスク回転駆動機構に装着して回転駆動する。
光ディスク17の回転駆動とともに光ピックアップ装置
を駆動し、光源から光ビームを出射し、回転駆動される
光ディスク17の信号記録面に照射するとともに、光デ
ィスク17の信号記録面から反射される光ビームを検出
する。この検出信号に含まれるジッタ成分が最小となる
ように、対物レンズ1が取り付けられたレンズボビン6
を支持した支持ホルダ8の傾きを調整する。検出信号に
含まれるジッタ成分が最小となった状態で支持ホルダ8
を固定部11に固定する。この固定は、紫外線硬化型の
接着剤を支持ホルダ8と固定部11間に塗布し、紫外線
を照射することによって行われる。
【0021】このように、光ディスク17の信号記録面
から反射される光ビームを検出して得られる検出信号が
最良の状態となることにより、光源から出射される光ビ
ームの光軸P1と対物レンズ1の光軸P2が一致し、対物
レンズ1を介して光ディスク17の信号記録面に光ビー
ムが垂直に入射される状態となり、対物レンズ1の光軸
2が光ディスク17の信号記録面に垂直となされたる
光ピックアップ装置が得られる。
【0022】支持ホルダ8の傾きが調整され、対物レン
ズ2の光軸P2の調整が行われた光ピックアップ装置
は、ディスク記録及び/又は再生装置に設けられるガイ
ド軸及びガイド軸にベース2を支持して取り付けられる
ことにより、対物レンズ1の光軸P2がディスク回転駆
動機構に装着されて回転駆動される光ディスクの信号記
録面に垂直となり、対物レンズ1を介して出射される光
ビームが光ディスクの信号記録面に垂直に照射されるよ
うになり、ディスク記録及び/又は再生装置に装着され
る光ディスクに対し正確な情報信号の記録若しくは光デ
ィスクに記録された情報信号の正確な再生を行うことが
可能となる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述したような組み立
て調整装置を用いて支持ホルダの傾きが調整され、対物
レンズの光軸の調整を行う方法は、測定用に信号を記録
した光ディスクを用意するばかりか、組み立て調整装置
に、光ディスクを回転駆動するディスク回転駆動機構や
光ディスクに記録された測定用の信号を検出するための
検出回路などが必要であり、組み立て調整装置が複雑と
なってしまう。さらに、光ディスクを再生して得られる
検出信号を見ながら対物レンズの取り付け角度を調整
し、さらに接着剤を用いて支持ホルダを固定部に固定す
るようにしているため、容易に調整作業を行うことがで
きないばかりか、ひいては光ピックアップ装置の組み立
てを容易に行うことができない。
【0024】このような問題点を解決するため、対物レ
ンズの合焦点位置に、対物レンズによって集束される光
ビームのビームスポットの強度分布を検出するスポット
メータを第1及び第2の取り付け基準軸に亘る取り付け
基準面S1と平行に配置し、このスポットメータにより
検出されるビームスポットの強度が均一になるようにし
て支持ホルダの傾きを調整して対物レンズの光軸の調整
を行う方法が考えられる。この場合にも、光ピックアッ
プ装置を駆動し、光源から光ビームを出射させる必要が
あり、迅速な調整を行うことができない。
【0025】そこで、本発明の目的は、容易に対物レン
ズの光軸調整を行うことができ、迅速な組み立てを可能
となす光ピックアップ装置の調整方法を提供することに
ある。
【0026】また、本発明の他の目的は、光ピックアッ
プ装置の組み立て調整装置の簡素化を図ることにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上述したような目的を達
成するため、本発明は、光記録媒体の径方向に移動可能
に支持されるベースと、光記録媒体に対向する面側に光
軸と垂直な基準面が設けられた対物レンズと、この対物
レンズを少なくとも対物レンズの光軸方向に変位可能に
ベース上に支持する支持機構とを有する光ピックアップ
装置の調整方法であり、対物レンズの基準面に平行光を
照射するとともに基準面から反射される反射光の戻り位
置を検出し、反射光の戻り位置に基づいて対物レンズを
支持する支持機構のベースの基準面に対する傾きを調整
するようにしたものである。
【0028】ここで、対物レンズの支持部は、傾きの調
整が行われた後、ベースに接着剤などを用いて固定され
る。
【0029】また、本発明に係る光ピックアップ装置の
調整方法は、支持機構の傾きの調整を行う前に、ベース
の光ディスクの信号記録面に対する傾きの検査が行われ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光ピックアッ
プ装置の調整方法を図面を参照して説明する。
【0031】本発明に係る調整方法に調整される光ピッ
クアップ装置は、前述した光ピックアップ装置と同様
に、図2に示すように、対物レンズ21が支持されるベ
ース22を有する。このベース22は、光ピックアップ
装置がディスク記録及び/又は再生装置に取り付けられ
るとき、記録及び/又は再生装置側に設けられるディス
ク回転駆動機構に装着されて回転駆動される光ディスク
の径方向に移動可能に支持されるものであって、一端側
にディスク記録及び/又は再生装置に設けられるガイド
軸に挿通されるガイド孔23が設けられ、他端側にガイ
ド軸と平行に設けられるガイド部に係合するガイド溝2
4が設けられている。
【0032】このベース22の光ディスクと対向する面
側には、対物レンズ取付面25が設けられ、この対物レ
ンズ取付面25上に対物レンズ21が配設される。対物
レンズ取付面25は、ガイド孔23及びガイド溝24を
介してベース22をディスク記録及び/又は再生装置の
ガイド軸及びガイド部に支持したとき、ディスク記録及
び/又は再生装置に設けられるディスク回転駆動機構に
装着されて回転駆動される光ディスクの信号記録面と平
行となるように形成されている。
【0033】対物レンズ21は、レンズボビン26の先
端側に設けられた筒状のレンズ取付部27に接着剤など
を用いて取り付けられる。レンズボビン26のレンズ取
付部27には、図示しないが、フォーカスエラー信号及
びトラッキングエラー信号がそれぞれ入力されるフォー
カスコイル及びトラッキングコイルが取り付けられる。
【0034】対物レンズ21が取り付けられたレンズボ
ビン26は、対物レンズ21の光軸と平行なフォーカシ
ング方向及び対物レンズ21の光軸に直交する平面方向
のトラッキング方向の2軸方向に変位可能に支持され
る。レンズボビン26は、支持ホルダ28とこの支持ホ
ルダ28に基端部側を支持され線状の4本の支持バネ2
9からなる支持機構に支持される。すなわち、レンズボ
ビン26は、支持機構を構成する支持バネ29の先端側
に支持されることにより、フォーカシング方向及びトラ
ッキング方向の互いに直交する2軸方向に変位可能に支
持される。なお、レンズボビン26は、基端部側に設け
た連結部30が各支持バネ29の先端側に連結される。
【0035】支持バネ29を介してレンズボビン26を
2軸方向に変位可能に支持した支持ホルダ28は、ベー
ス22の対物レンズ取付面25上に設けられた固定部3
1の上面に接着剤などを用いて固定される。
【0036】なお、レンズボビン26の駆動変位は、ベ
ース22上に配設される磁気回路部からの磁束とフォー
カスコイル及び/又はトラッキングコイルに供給される
フォーカスエラー信号及び/又はトラッキングエラー信
号の作用によって行われる。
【0037】また、ベース22には、光ディスクに照射
される光ビームを出射する半導体レーザなどの光源、こ
の光源から出射された光ビームを対物レンズ21に導く
とともに光ディスクから反射され対物レンズ21に入射
された光ビームを分離するビームスプリッタ、光ディス
クから反射された光ビームを検出する光検出器を内蔵し
た光学ブロック32が取り付けられている。
【0038】光学ブロック32は、光源から出射される
光ビームの光軸P3がベース22に設けられた対物レン
ズ取付面25に垂直になるように取り付けられる。
【0039】ところで、本発明に係る調整方法が適用さ
れる光ピックアップ装置に用いられる対物レンズ21
は、図3に示すように、レンズ部21aの外周部にレン
ズボビン26に取り付ける際、レンズボビン26のレン
ズ取付部27に設けたレンズ取り付け穴35に嵌合する
筒状をなす嵌合突部36が突設されるとともに、レンズ
取付部27の上端面の取り付け基準面37に突き合わせ
られる支持片38が設けられている。対物レンズ21
は、嵌合突部36をレンズ取り付け穴35に嵌合し、支
持片38を取り付け基準面37に突き当てることによ
り、光軸P4をレンズ取付部27の中心に一致させてレ
ンズボビン26に取り付けられる。
【0040】この対物レンズ21のレンズ部21aの光
ディスクに対向する面側の外周側に、この対物レンズ2
1の光軸P4に対し垂直な基準面39が設けられてい
る。基準面39は、この基準面39に照射される光の少
なくとも一部を反射するような光反射面として形成され
ている。また、基準面39は、対物レンズ21の光軸P
4を中心にした円形に形成されている。
【0041】上述のような構成を備えた光ピックアップ
装置の対物レンズ21が取り付けられたレンズボビン2
6を支持バネ29を介して支持した支持ホルダ28の傾
きを調整して対物レンズ21の光軸P4の調整を行う組
み立て調整装置は、図2に示すように、ベース22を支
持する第1及び第2の支持基準軸41,42を備える。
これら第1及び第2の支持基準軸41,42の上縁間に
亘る面は取り付け基準面S2となされている。この取り
付け基準面S2は、本発明に係る調整方法によって調整
された光ピックアップ装置が取り付けられるディスク記
録及び/又は再生装置のディスク回転駆動機構に装着さ
れて回転駆動される光ディスクの信号記録面と平行とし
て取り扱われる。
【0042】これら第1及び第2の支持基準軸41,4
2の間には、支持ホルダ28の傾きを調整し、対物レン
ズ21の光軸P4の調整が行われる光ピックアップ装置
のベース22が支持される。ベース22は、ガイド孔2
3を第1の取り付け基準軸41に挿通し、ガイド溝24
を第2の取り付け基準軸42に係合させることにより組
み立て調整装置に支持される。このとき、ベース22に
設けられた対物レンズ取付面25は、ベース22がディ
スク記録及び/又は再生装置に支持されたとき、ディス
ク記録及び/又は再生装置に設けられるディスク回転駆
動機構に装着されて回転駆動される光ディスクの信号記
録面と平行となるように形成されているので、組み立て
調整装置の取り付け基準面S2と平行となされている。
【0043】また、ベース2に取り付けられた光学ブロ
ック32は、光源から出射される光ビームの光軸P3
取り付け基準面S2に垂直となされている。
【0044】本発明に係る調整方法に用いられる組み立
て調整装置は、図2に示すように、第1及び第2の取り
付け基準軸41,42間に支持されるベース22の対物
レンズ取付面25に対向するようにして、対物レンズ取
付面25上に配設される対物レンズ21の基準面39に
平行光を照射する光学装置43が設けられている。光学
装置43は、対物レンズ21の基準面39に照射される
光ビームを出射する光源44と、この光源44から出射
された光ビームがベース22上に配設された対物レンズ
21に照射されるように光路を変更するとともに対物レ
ンズ21の基準面39から反射された光ビームの少なく
とも一部を透過するハーフミラー46と、光源44から
出射された光ビームを平行光に変換するコリメータレン
ズ47とを備える。
【0045】光源44は、半導体レーザやランプなどの
光ビームを出射するものが用いられ、光学装置43を構
成する鏡筒48の側面に設けた光入射部49に光ビーム
が入射するように配設されている。光入射部49を介し
て鏡筒48内に入射された光ビームは、ハーフミラー4
6により反射されてコリメータレンズ47に入射され、
コリメータレンズ47により平行光に変換されて鏡筒4
8の先端からベース22上に配設された対物レンズ21
に照射される。対物レンズ21に照射され、この対物レ
ンズ21に設けた基準面39により反射された反射光
は、鏡筒48内に入射される。反射光は、鏡筒48内に
配設されたハーフミラー46を透過して鏡筒48の他端
部から外部に放射される。
【0046】鏡筒48内に配設されるコリメータレンズ
47には、図4に示すように、円形の基準面39から反
射される円形の反射光の中心を示す指標部50が設けら
れている。指標部50は、平行光の光路中に配置されれ
ばよく、指標部50を設けた平行平板をコリメータレン
ズ47と対物レンズ21との間に配置するようにしても
よい。
【0047】鏡筒48の他端側には、対物レンズ21の
基準面39から反射された反射光が入射され撮像カメラ
51が設けられている。撮像カメラ51によって撮影さ
れた基準面39の像は、陰極線管などにより構成された
表示部51に表示される。
【0048】上述のような構成を備えた組み立て調整装
置を用いて支持ホルダ28の傾きを調整し、対物レンズ
21の光軸P4の調整を行い、支持ホルダ28を固定部
31に固定する調整を行うには、まず、ベース22を第
1及び第2の支持基準軸41,42間に支持する。この
とき、ベース22は、ガイド孔23を第1の取り付け基
準軸41に挿通し、ガイド溝24を第2の取り付け基準
軸42に係合させることにより組み立て調整装置に支持
される。ベース22は、対物レンズ取付面25が第1及
び第2の支持基準軸41,42間に亘る取り付け基準面
2と平行となされて第1及び第2の支持基準軸41,
42間に支持される。すなわち、対物レンズ取付面25
は、ベース22がディスク記録及び/又は再生装置に支
持されたとき、ディスク記録及び/又は再生装置に設け
られるディスク回転駆動機構に装着されて回転駆動され
る光ディスクの信号記録面と平行となるように形成され
ているためである。
【0049】第1及び第2の支持基準軸41,42間に
支持されたベース22の対物レンズ取付面25に設けら
れた固定部31上には、レンズボビン26を支持した支
持ホルダ28が図示しない支持具により支持されて載置
される。
【0050】次に、光学装置43が、図2に示すよう
に、レンズボビン26に取り付けられた対物レンズ21
に対向するように位置される。このとき、光学装置43
は、対物レンズ21に照射される光ビームの光軸がベー
ス22に取り付けられた光学ブロック32から出射され
る光ビームの光軸P3に一致するように位置される。す
なわち、光学装置43は、図4に示すように互いに直交
する座標軸により構成された指標部50の原点が光学ブ
ロック32から出射される光ビームの光軸P3に一致す
るように位置される。この光学装置43は、具体的な構
成は図示しないが、指標部50の中心0が光学ブロック
32から出射される光ビームの光軸P3に一致するよう
に調整可能に支持される。
【0051】指標部50の中心0と光学ブロック32か
ら出射される光ビームの光軸P3が一致された状態で、
光源44から出射されコリメータレンズ47により平行
光となされた光ビームを対物レンズ21に照射する。対
物レンズ21に照射された光ビームは、基準面39から
反射され鏡筒48の他端側から撮像カメラ51に入射さ
れ、この撮像カメラ51によって基準面39の撮影が行
われて表示部52に表示される。このとき、表示部52
には、図5に示すように、基準面39から得られる円形
の撮像55とともにコリメータレンズ47に設けられた
指標部50が表示される。
【0052】基準面39に平行光を照射して撮像カメラ
51により撮影したとき、対物レンズ21の光軸P4
対物レンズ21に照射される光ビームの光軸に一致して
いる場合には、基準面39から得られる撮像55は、図
5に示すように、中心を指標部50の中心0に一致され
た状態となる。そして、対物レンズ21の光軸P4が対
物レンズ21に照射される光ビームの光軸からずれてい
る場合には、基準面39から得られる撮像55は、図5
中に破線で示すように、中心が指標部50の中心0から
XーY方向にずれた状態となる。ここで、支持ホルダ2
8を支持した支持具を移動操作し、基準面39から得ら
れる撮像55の中心が指標部50の中心0に一致させる
ことにより、対物レンズ21の光軸P4と光学ブロック
32から出射される光ビームの光軸P3とが一致された
状態となる。
【0053】また、支持ホルダ28が取り付け基準面S
2に対し平行とならず、対物レンズ21の光軸方向に傾
斜した状態で固定部31に上に載置された状態にあると
きは、支持ホルダ28に支持された対物レンズ21は、
取り付け基準面S2に対し光軸P4が傾斜した状態におか
れる。このとき、基準面39から得られる撮像55は、
対物レンズ21の傾斜方向に応じて、図6に示すよう
に、楕円形状となる。そこで、支持具を操作し、この支
持具に支持された支持ホルダ28の取り付け基準面S2
に対する傾斜を調整し、基準面39から得られる撮像5
5が指標部50の中心0を中心にした円形をなすように
調整する。このように、基準面39から得られる撮像5
5が指標部50の中心0を中心にした円形となることに
より、対物レンズ21の光軸P4が取り付け基準面S2
垂直であってベース22の対物レンズ取付面25に垂直
となされた状態になる。ここで、支持ホルダ28と固定
部31との間に接着剤、例えば紫外線硬化型の接着剤を
充填し、この接着剤に紫外線を照射して硬化させること
により、支持ホルダ28を固定部31に固定する。
【0054】上述のような調整が行われて固定部31に
固定された支持ホルダ28に支持された対物レンズ21
は、光軸P4が取り付け基準面S2に垂直となされた状態
でベース22上に取り付けられる。
【0055】上述した調整方法では、ベース22は、第
1及び第2の基準軸41,42間に支持されたとき、対
物レンズ取付面25が第1及び第2の支持基準軸41,
42間に亘る取り付け基準面S2と平行となるように高
精度の加工が行われているが、第1及び第2の基準軸4
1,42間にベース22を支持したとき、対物レンズ取
付面25が取り付け基準面S2に平行となっているか否
かを検出した後、上述した支持ホルダ28のベース22
に対する傾きの調整を行うようにしてもよい。
【0056】ベース22の取り付け基準面S2に対する
傾きの検査を行うには、図7に示すように、対物レンズ
取付面25に光反射部材61を設ける。光反射部材61
としてはミラーなどが用いられ、光反射面61aに対物
レンズ21に設けた基準面39と同様の円形の指標部を
設けておく。
【0057】ベース22の傾きの検査を行うには、図7
に示すように、光学装置43を光反射部材61に対向す
るように位置させ、光反射面61aに平行光を照射し、
光反射面61aに設けた指標部を撮像カメラ51により
撮影する。そして、表示部51に表示された指標の状態
を確認することによって、ベース22の取り付け基準面
2に対する傾きの検査を行うことができる。
【0058】このように、ベース22若しくは対物レン
ズ取付面25の傾きを予め検査し確認することにより、
一層正確に傾きを調整して対物レンズ21のベース22
への取り付けを行うことができる。
【0059】なお、傾きを有するベース22の調整は、
一旦第1及び第2の基準軸41,42から外して加工を
し直すことによって行われ、あるいは、第1及び第2の
基準軸41,42に支持した状態で修正加工を施すこと
によって行われる。
【0060】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る光ピック
アップ装置の調整方法は、対物レンズに平行光を反射す
る基準面を設け、この基準面から得られる撮像に基づい
て対物レンズを支持する支持部の傾きを確認して調整を
行うようにしているので、調整対象である光ピックアッ
プ装置を駆動させる必要がないので、組み立て調整を簡
素化できる。
【0061】さらに、対物レンズに設けた基準面から得
られる撮像から支持部の傾きが確認できるので、容易に
傾きの確認を行うことができ、調整も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の組み立て調整装置を用いて対物レンズの
ベースに対する傾きを調整する状態を示す側面図であ
る。
【図2】本発明方法により、対物レンズのベースに対す
る傾きを調整する状態を示す側面図である。
【図3】本発明方法により調整が行われる光ピックアッ
プ装置に用いられる対物レンズを示す断面図である。
【図4】光学装置を構成するコリメータレンズに設けら
れた指標部を示す平面図である。
【図5】表示部に表示される対物レンズに設けた基準面
の撮像を示す図である。
【図6】対物レンズがベースに対し傾斜した状態にある
ときの表示部に表示される基準面の撮像状態を示す図で
ある。
【図7】ベースの取り付け基準面に対する傾きを検査す
る状態を示す側面図である。
【符号の説明】
21 対物レンズ、 22 ベース、 25 対物レン
ズ取付面、 26 レンズボビン、 28 支持ホル
ダ、 29 支持バネ、 31 固定部、 32光学ブ
ロック、 39 対物レンズに設けた基準面、 41,
42 支持基準軸、 43 光学装置、 47 コリメ
ータレンズ、 50 指標部、 51撮像カメラ、 5
2 表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 時雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D117 HH09 KK01 KK10 KK14 5D119 AA36 AA38 EC15 JA44 MA15 PA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録媒体の径方向に移動可能に支持さ
    れるベースと、 光記録媒体に対向する面側に光軸と垂直な基準面が設け
    られた対物レンズと、 上記対物レンズを少なくとも上記対物レンズの光軸方向
    に変位可能に上記ベース上に支持する支持機構とを有す
    る光ピックアップ装置の調整方法において、 上記対物レンズの上記基準面に平行光を照射するととも
    に上記基準面から反射される反射光の戻り位置を検出
    し、上記反射光の戻り位置に基づいて上記対物レンズを
    支持する上記支持機構の上記ベースに対する傾きを調整
    するようにしたことを特徴とする光ピックアップ装置の
    調整方法。
  2. 【請求項2】 上記対物レンズの支持機構は、上記傾き
    の調整が行われた後、上記ベースに固定されることを特
    徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置の調整方
    法。
  3. 【請求項3】 上記ベースに光反射部を設け、この光反
    射部に平行光を照射するとともに上記基準面から反射さ
    れる反射光の戻り位置を検出し、上記反射光の戻り位置
    に基づいて上記ベースの上記光記録媒体の信号記録面に
    対する傾きの検査を行った後、上記支持機構の傾きの調
    整を行うことを特徴とする請求項1記載の光ピックアッ
    プ装置の調整方法。
JP11100652A 1999-04-07 1999-04-07 光ピックアップ装置の調整方法 Pending JP2000293860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11100652A JP2000293860A (ja) 1999-04-07 1999-04-07 光ピックアップ装置の調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11100652A JP2000293860A (ja) 1999-04-07 1999-04-07 光ピックアップ装置の調整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000293860A true JP2000293860A (ja) 2000-10-20

Family

ID=14279762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11100652A Pending JP2000293860A (ja) 1999-04-07 1999-04-07 光ピックアップ装置の調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000293860A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006118221A1 (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 対物レンズの傾き調整方法、光ピックアップの製造方法、対物レンズの傾き調整装置、光ピックアップ部品、光ピックアップ、及び光情報記録再生装置
JP2007311006A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Sanyo Electric Co Ltd 対物レンズ、光ピックアップ装置の製造方法
JP2011165288A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Konica Minolta Opto Inc 光ピックアップ装置の対物レンズ及び光ピックアップ装置
US8400900B2 (en) 2011-06-13 2013-03-19 Sanyo Electric Co., Ltd. Lens, lens mounting method and optical pickup device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006118221A1 (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 対物レンズの傾き調整方法、光ピックアップの製造方法、対物レンズの傾き調整装置、光ピックアップ部品、光ピックアップ、及び光情報記録再生装置
JP2007311006A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Sanyo Electric Co Ltd 対物レンズ、光ピックアップ装置の製造方法
JP2011165288A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Konica Minolta Opto Inc 光ピックアップ装置の対物レンズ及び光ピックアップ装置
US8400900B2 (en) 2011-06-13 2013-03-19 Sanyo Electric Co., Ltd. Lens, lens mounting method and optical pickup device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100339450B1 (ko) 정보기억장치의제조장치및방법
EP0448362A2 (en) Mirror rotation angle detection mechanism
WO2001046949A1 (fr) Disque optique pour le reglage d'une tete optique, procede de reglage de tete optique et dispositif pour le reglage d'une tete optique
JP2000293860A (ja) 光ピックアップ装置の調整方法
KR100232915B1 (ko) 정보 독출 및 기록 장치에 사용하는 광 헤드 장치
KR100949928B1 (ko) 광픽업 조정 장치 및 광픽업 조정 방법
JP3455244B2 (ja) 対物レンズ傾き検出装置
KR100491262B1 (ko) 광픽업 평탄도 조정장치
JP3392900B2 (ja) 対物レンズ傾き調整装置
JP3392904B2 (ja) レンズ傾き調整方法およびその装置
JP2549249B2 (ja) 光変調装置及び光学ヘッドの調整方法
JP2001160239A (ja) 光ピックアップの製造方法
JP3375240B2 (ja) 光学ヘッド装置及びその組立調整方法
JP3320822B2 (ja) 対物レンズの支持構造
KR100949924B1 (ko) 조정 장치
KR100207271B1 (ko) 축섭동 액츄에이터 렌즈 홀더의 제조상태 측정장치
JP2810434B2 (ja) 光学式情報記録再生装置用光学系のビームスプリッタ固定方法及び治具
JP3166047B2 (ja) 光ピックアップ装置
JPH06259806A (ja) 対物レンズ傾き調整方法および位置決め装置
JP2010040107A (ja) 光ピックアップ装置の製造方法、調整方法、および、製造装置
JP2001118283A (ja) ホログラム素子の位置決め方法および装置
JPS61198433A (ja) 光学ヘツド装置
JP2000195094A (ja) 光ピックアップ装置及びその調整方法
JPS6296839A (ja) レンズ光軸検査装置
US20060028958A1 (en) Alignment apparatus in an optical pickup device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070423

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070522