JPH0785165A - ファイル収集方法 - Google Patents

ファイル収集方法

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JPH0785165A
JPH0785165A JP5253599A JP25359993A JPH0785165A JP H0785165 A JPH0785165 A JP H0785165A JP 5253599 A JP5253599 A JP 5253599A JP 25359993 A JP25359993 A JP 25359993A JP H0785165 A JPH0785165 A JP H0785165A
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JP
Japan
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collection
file
data processing
data
processing device
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JP5253599A
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English (en)
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Shinichi Yagi
慎一 八木
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の接続台数や収集対象のファイル数ある
いはファイルのデータ量等が多くても、ファイル収集を
複数台のデータ処理装置によって分散して並行処理する
ことで、ファイルを効率良く収集する。 【構成】 ファイル収集開始時にマスタ装置Mの他、ス
レーブ装置S1がファイル収集用の制御局として機能す
る。マスタ装置M、スレーブ装置S1はそれに対して従
属局となる他のPOSターミナルを予め決められた順序
にしたがって時分割的に順次アクセスすることによって
収集対象ファイルのデータを収集する動作を並列的に行
う。その後、スレーブ装置S1は収集結果をマスタ装置
Mに伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はPOS(ポイント・オ
ブ・セールス)システム等において、ファイルを収集す
るファイル収集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にマスタ/スレーブ方式のPOSシ
ステムにおいて、マスタ装置は例えば、精算/点検時に
各スレーブ装置からPLU(プライス・ルック・アッ
プ)ファイル、部門ファイル、時間帯別ファイル等の各
種ファイルを収集するようにしているが、この場合、マ
スタ装置は各スレーブ装置をポーリング方式にしたがっ
て順次アクセスしてファイル収集を行っていた。
【0003】図11は従来のファイル収集方法を示し、
1台のマスタ装置Mと3台のスレーブ装置S1、S2、
S3とから成るPOSシステムを例に挙げたもので、マ
スタ装置Mは各スレーブ装置S1、S2、S3に対し、
X(点検)/Z(精算)時に収集起動命令を与える。そ
の後、マスタ装置Mは先ず、スレーブ装置S1に対して
データ送信命令を与え、スレーブ装置S1はそれに応答
して1ブロック分のデータを送信する。すると、マスタ
装置Mはこれを受信して加算処理を行ったのち、次のデ
ータ送信命令をスレーブ装置S1に対して与える。この
ような動作を1ブロック毎に行う。この結果、スレーブ
装置S1から1ファイル分のデータを収集し終ると、マ
スタ装置Mは次のスレーブ装置S2を指定して以下、同
様の動作を繰り返す。なお、図中t1はマスタ装置Mが
1ブロック分のデータを処理するのに要する時間を示
し、またXはマスタ装置MでのCPU占有時間、Yはス
レーブ装置側でのCPU占有時間を示している。
【0004】図12はこのようなポーリング方式にした
がって各種ファイルを収集する場合の収集手順を示した
もので、図中、AはPLUファイル、Bは売上ファイ
ル、Cは部門ファイル、Dは時間帯別ファイルを示し、
各ファイルは小文字のa、b、c、dより大文字A、
B、C、Dの方向へ収集されることを示している。この
場合、各ファイルのデータ量によってファイル収集の所
要時間はファイル毎に相違するが、説明の簡略化を図る
為に、各ファイルの所要時間を同一時間Tで表わしてい
る。このようにマスタ装置Mが各スレーブ装置S1、S
2、S3から各種ファイルA、B、C、Dを収集する場
合には、先ず、PLUファイルAを各スレーブ装置から
順次収集したのち売上ファイルB、部門ファイルC、時
間帯別ファイルDの順序で各スレーブ装置から各ファイ
ルを収集する為、全てのファイルを各スレーブ装置から
収集し終るまでにマスタ装置Mの収集回数は12回とな
り、収集時間は12Tとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、マスタ装
置が各スレーブ装置から全てのファイルを収集するのに
要する時間は、スレーブ接続台数、ファイル数、そのデ
ータ量が多くなればなるほど長くなり、ファイル収集に
時間がかかるという欠点があった。この発明の課題は、
装置の接続台数や収集対象のファイル数あるいはファイ
ルのデータ量等が多くても、ファイル収集を複数台のデ
ータ処理装置によって分散して並行処理することで、フ
ァイルを効率良く収集できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用】この第1
の発明の手段およびその作用は次の通りである。複数台
のデータ処理装置(例えば、POSターミナルとしての
電子式キャッシュレジスタ)を有し、各データ処理装置
にそれぞれ備えられた同一の収集対象ファイルのデータ
(例えば、PLUファイル、部門ファイル等)をポーリ
ング方式にしたがって所定のデータ処理装置へ収集する
POSシステム等のデータ処理システムにおいて、ファ
イル収集開始時に、少なくとも2台のデータ処理装置を
ファイル収集用の制御局として機能させ、この制御局と
して機能する各データ処理装置は、それに対して従属局
となる他のデータ処理装置を予め決められた順序にした
がって時分割的に順次アクセスすることによって収集対
象ファイルのデータを収集する動作を並列的に行い、そ
の収集結果を前記所定のデータ処理装置へ伝送する。な
お、制御局として機能する各データ処理装置は、収集対
象ファイルのデータを収集する際に、それに対して従属
局となる他のデータ処理装置から送られて来たデータを
集計演算することによってデータ収集を行うようにして
もよい。この第2の発明の手段およびその作用は次の通
りである。マスタとして機能するデータ処理装置と、ス
レーブとして機能する複数台のデータ処理装置を有し、
各データ処理装置にそれぞれ備えられた複数の同一収集
対象ファイルのデータをポーリング方式にしたがって所
定のデータ処理装置へ収集するデータ処理システムにお
いて、ファイル収集開始時に、マスタ側データ処理装置
の他に少なくとも1台のスレーブ側データ処理装置をフ
ァイル収集用の制御局として機能させ、この制御局とし
て機能する各データ処理装置は、それに対して従属局と
なる他のデータ処理装置を予め決められた順序にしたが
って時分割的に順次アクセスすることによって収集対象
ファイルのデータを収集する動作を並列的に行い、かつ
各データ処理装置に備えられた複数の収集対象ファイル
のうちデータ量の大きいファイルに対する収集をマスタ
側データ処理装置が行い、他のファイルに対する収集を
スレーブ側データ処理装置が行い、その収集結果を前記
所定のデータ処理装置へ伝送する。したがって、装置の
接続台数や収集対象のファイル数あるいはファイルのデ
ータ量等が多くても、ファイル収集を複数台のデータ処
理装置によって分散して並行処理することで、ファイル
を効率良く収集することができる。
【0007】
【第1実施例】以下、図1〜図10を参照して第1実施
例を説明する。図1はPOSシステムを示したシステム
構成図である。このPOSシステムはPOSターミナル
としての複数台(本実施例にあっては4台)の電子式キ
ャッシュレジスタ(ECR)によって構成され、各EC
RはCPUを中核とするもので、各種プログラムにした
がってECRの全体動作を制御する。各ECRのうちそ
の1台はマスタ装置M、他の3台はスレーブ装置S1、
S2、S3として機能し、各ECRには同一ファイルと
してのPLUファイルA、売上ファイルB、部門ファイ
ルC、時間帯別ファイルDを有している。
【0008】ここで、本実施例において、点検(X)/
精算(Z)時にマスタ装置Mには各スレーブ装置S1、
S2、S3にそれぞれ備えられている各種のファイル
A、B、C、Dが収集されるが、ファイル収集開始時
に、マスタ装置Mの他、1台のスレーブ装置もファイル
収集用の制御局として機能させる。つまり、本実施例に
おいては、2台のECRがそれぞれポーリング方式にし
たがってファイル収集を並列的に行うようにしたもの
で、この2台のECRはそれに対して従属局となる他の
ECRを予め決められた順序にしたがって時分割的に順
次アクセスすることによって収集対象ファイルのデータ
を収集する動作を並列的に行う。この場合、制御局とし
て機能する各ECRは、収集対象ファイルのデータを収
集する際に、それに対して従属局となる他のECRから
1ブロック毎に送られて来たデータを順次集計演算する
ことによってデータ収集を行う。また、制御局として機
能する1台のスレーブ装置はファイル収集終了後に、マ
スタ装置Mに対して収集結果を伝送する。
【0009】一方、PLUファイルA、売上ファイル
B、部門ファイルC、時間帯別ファイルDのデータ量は
PLUファイルAが最大で、例えば3000レコードか
ら成る。ここで、本実施例において、データ量が最も多
いPLUファイルAについてはマスタ装置Mがデータ収
集を行うようにしている。つまり、データ量が最も多い
PLUファイルAに対するデータ収集をスレーブ装置に
よって行わせると、データ収集後、その収集計結果をマ
スタ装置Mへ伝送する際、その伝送時間が長くなり、シ
ステム全体での収集効率が低くなる為、最もデータ量が
多いPLUファイルAについてはマスタ装置Mが収集
し、他のファイルについてはスレーブ装置が収集するよ
うにしている。この場合、本実施例においてはPLUフ
ァイルAの他、部門ファイルCについてもマスタ装置M
が収集を行い、他の売上ファイルB、時間帯別ファイル
Dについては制御局として機能する1台のスレーブ装置
がデータ収集を行うようにしている。
【0010】図2〜図4はファイル収集を2台のECR
が並列的に行う場合の伝送タイミングを説明する為の図
で、マスタ装置Mの他にスレーブ装置S2をファイル収
集時の制御局として機能させた場合である。ここで、図
2は収集と被収集が同一のPOSターミナルに重複しな
い場合、図3にあるPOSターミナルに複数のファイル
に対する被収集が重複した場合、図4はあるPOSター
ミナルに収集と被収集が重複した場合である。即ち、図
2においてマスタ装置Mはスレーブ装置S1をアクセス
して1ブロック毎にPLUファイルAのデータを収集
し、スレーブ装置S2はスレーブ装置S3をアクセスし
て1ブロック毎に売上ファイルBのデータを収集する動
作を並列的に行う場合の伝送タイミングを示している。
ここで、収集と被収集が同一のECRには重複せず、マ
スタ装置MはPLUファイルAの収集ターミナル、スレ
ーブ装置S1はPLUファイルAの被収集ターミナル、
スレーブ装置S2は売上ファイルBの収集ターミナル、
スレーブ装置S3は売上ファイルBの被収集ターミナル
となる。図3において、マスタ装置Mはスレーブ装置S
1をアクセスして1ブロック毎にPLUファイルAのデ
ータを収集し、スレーブ装置S2はスレーブ装置S1を
アクセスして1ブロック毎に売上ファイルBのデータを
収集する動作を並列的に行う場合の伝送タイミングを示
している。ここで、スレーブ装置S1にPLUファイル
A、売上ファイルBに対する被収集が重複し、マスタ装
置MはPLUファイルAの収集ターミナル、スレーブ装
置S2は売上ファイルBの収集ターミナル、スレーブ装
置S1はPLUファイルAおよび売上ファイルBの被収
集ターミナルとなる。図4において、マスタ装置Mはス
レーブ装置S1をアクセスして1ブロック毎にPLUフ
ァイルAのデータを収集し、スレーブ装置S2はマスタ
装置Mをアクセスして売上ファイルBのデータを1ブロ
ック毎に収集する動作を並列的に行う場合の伝送タイミ
ングを示している。ここで、マスタ装置MにPLUファ
イルAの収集と売上ファイルBの被収集とが重複し、マ
スタ装置MはPLUファイルAの収集ターミナルの他、
売上ファイルBの被収集ターミナルとなり、スレーブ装
置S1はPLUファイルAの被収集ターミナル、スレー
ブ装置S2は売上ファイルBの収集ターミナルとなる。
【0011】次に、本実施例の動作を図5〜図7を参照
して説明する。図5はマスタ装置Mにおけるファイル収
集時の動作を示したフローチャート、図6はファイル収
集時に制御局としてスレーブ装置の動作を示したフロー
チャート、更に図7はファイル収集時に制御局となるス
レーブ装置がスレーブ装置S1である場合におけるファ
イル収集手順を示した図である。以下、スレーブ装置S
1がファイル収集時の制御局となる場合を例に挙げて本
実施例の動作を説明する。マスタ装置Mは精算時にファ
イル収集の開始が指令されると、図5のフローチャート
にしたがった動作を開始する。
【0012】先ず、マスタ装置M1はスレーブ装置S1
に対して売上集計起動命令を送信すると共に(ステップ
ST1)、自己に対してPLUファイルAの集計処理を
起動させる(ステップST2)。すると、スレーブ装置
S1においては図6に示すステップST11で、この起
動命令に応答して売上ファイルBの集計処理が行われ
る。即ち、スレーブ装置S1はそれに対して従属局とな
る他のECRを予め決められた順序にしたがって順次ア
クセスすることによって時間帯別ファイルDを収集する
と共に、その集計演算を行う。この集計処理が終ると、
スレーブ装置S1はマスタ装置Mに対して売上ファイル
Bの集計結果をマスタ装置Mへ伝送する(ステップST
12)。このようにスレーブ装置S1が売上ファイルB
の集計処理を行っているとき、それに並行してマスタ装
置MはPLUファイルAの集計処理を行う(ステップS
T3)。即ち、マスタ装置Mはそれに対して従属局とな
るスレーブ装置を予め決められた順序にしたがって順次
アクセスすることによってPLUファイルAを収集する
と共にその集計演算を行う。このPLU集計処理時にス
レーブ装置S1から売上ファイルBの集計結果が送信さ
れて来ると、それを受信して対応する自己の売上ファイ
ルBに集計する処理を行う(ステップST4)。
【0013】次に、マスタ装置Mはスレーブ装置S1に
対して時間帯集計起動命令を送信すると共に(ステップ
ST5)、自己に対して部門ファイルCの集計処理を起
動させる(ステップST6)。すると、スレーブ装置S
1においては図6に示すステップST13で時間帯別フ
ァイルDの集計処理が行われたのち、その集計結果をマ
スタ装置Mへ伝送する(ステップST14)。一方、マ
スタ装置Mはこれに並行して部門ファイルCの集計処理
を行うと共に(ステップST7)、スレーブ装置S1か
ら時間帯別ファイルDの集計結果が送られて来ると、そ
れを受信して対応する自己の時間帯別ファイルDに集計
する処理を行う(ステップST8)。このようにして全
てのファイルに対する集計処理が終ると、マスタ装置M
はPLUファイルA、売上ファイルB、部門ファイル
C、時間帯別ファイルDの集計結果を印字出力し、集計
レポートを作成する(ステップST9)。
【0014】以上の様な、動作手順を図式化すると、図
7に示す様になる。ここで、回数「1」のスレーブ装置
S1、回数「3」のマスタ装置M、回数「4」のスレー
ブ装置S1、回数「6」のマスタ装置Mは図4で示した
様に収集と被収集とが重複する場合に相当し、また、回
数「2」、「5」は図2で示した収集、被収集が重複し
ない場合に相当している。このようにマスタ装置Mの
他、スレーブ装置S1が並行してファイル収集を行う
と、全てのファイルA、B、C、Dを収集し終るまでの
回数は「6」となり、その所要時間全体は4×T2+2
×T1となる。この時間は従来方法の略56%に相当
し、大幅に時間を短縮化することが可能となった。
【0015】
【第2実施例】次に、図8〜図10を参照して第2実施
例を説明する。なお、上記第1実施例はマスタ装置Mの
他に1台のスレーブ装置をファイル収集時の制御局とし
て機能させたが、本実施例は全てのスレーブ装置を制御
局として機能させたものである。ここで、図8はマスタ
装置Mの動作を示したフローチャート、図9の(A)は
スレーブ装置S1、(B)はスレーブ装置S2、(C)
はスレーブ装置S3の動作を示したフローチャート、更
に図10はこの場合の動作手順(ファイル収集手順)を
示した図である。先ず、マスタ装置Mは精算時にファイ
ル収集の開始が指令されると、各スレーブ装置S1、S
2、S3に対して集計起動命令を送信すると共に(ステ
ップST21)、自己に対してPLUファイルAの集計
処理を起動させる(ステップST22)。これによって
スレーブ装置S1は売上ファイルBの集計処理を行い
(ステップST31)、また、スレーブ装置S2は部門
ファイルCの集計処理(ステップST41)、スレーブ
装置S3は時間帯別ファイルDの集計処理(ステップS
T51)を行う。そして、各スレーブ装置S1、S2、
S3は集計結果をマスタ装置Mに伝送する(ステップS
T32、ST42、S52)。一方、マスタ装置MはP
LU集計処理を行うと共に(ステップST23)、スレ
ーブ装置からのデータを集計処理する動作を並行して行
う(ステップST24)。そして、全てのファイル集計
が終了した時点で、ファイル毎に集計結果を印字出力
し、集計レポートを発行させる(ステップST25)。
【0016】このように全てのECRがファイル収集を
行うと、全てのファイルA、B、C、Dを収集し終るま
での回数は「3」となり、その所要時間全体は3×T3
となる。この時間は従来方法の略30%に相当し、更に
大幅な時間の短縮化が可能となった。
【0017】なお、上記各実施例は精算時にファイル収
集を行うようにしたが、点検時にファイル収集を行うよ
うにしてもよい。この場合、一般に、精算は店舗閉店
後、点検は営業時間中に行われる為、点検時には売上登
録中やサインイン中ではないスレーブ装置にファイル収
集を行わせるようにすればよい。また、上記実施例はス
レーブ装置にファイル収集を行わせる場合、各種ファイ
ルのうちどのファイルを割り振るかをファイルのデータ
量にしたがって決定するようにしてもよい。つまり、フ
ァイル収集を行う前に予めファイルのデータ量を検出
し、その検出結果に基づいて収集時間が最短となるよう
にファイルの割り振りを行うようにしてもよい。
【0018】また、PLUファイルは店舗形態、業務内
容によってそのデータ量が大きく相違し、数万レコード
の様に大規模をPLUファイルも存在するが、この様に
大規模なPLUファイルをマスタ装置Mのみがファイル
収集すると、他のファイルをスレーブ装置で収集させて
も、システム全体での処理効率上余り実効があがらな
い。そこで、このように大規模なPLUファイルを収集
する場合には、マスタ装置Mの他、スレーブ装置も利用
して分散処理するようにすればよい。この場合、PLU
ファイルのレコードNoで複数のファイルに分割して各装
置に割り振ればよい。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、装置の接続台数や収
集対象のファイル数あるいはファイルのデータ量等が多
くても、ファイル収集を複数台のデータ処理装置によっ
て分散して並行処理することで、ファイルを効率良く収
集することができ、システム全体での高速処理を実現可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るPOSシステムを示したシステム
構成図。
【図2】同一のPOSターミナルに収集・被収集が重複
しない場合の伝送タイミングを説明する為の図。
【図3】あるPOSターミナルに複数のファイルに対す
る被収集が重複した場合の伝送タイミングを説明する為
の図。
【図4】あるPOSターミナルに収集と被収集が重複し
た場合の伝送タイミングを説明する為の図。
【図5】ファイル収集時のマスタ装置Mの動作を示した
フローチャート。
【図6】ファイル収集時に制御局となるスレーブ装置S
1の動作を示したフローチャート。
【図7】図5、図6に示す動作手順を説明する為の図、
【図8】第2実施例において、ファイル収集時のマスタ
装置Mの動作を示したフローチャート。
【図9】第2実施例において、ファイル収集時に制御局
となる各スレーブ装置の動作を示し、(A)はスレーブ
装置S1、(B)はスレーブ装置S2、(C)はスレー
ブ装置S3の動作を示したフローチャート。
【図10】図8、図9の動作手順を説明する為の図、
【図11】従来において、ファイル収集時の伝送タイミ
ングを説明する為の図。
【図12】従来において、ファイル収集時の動作手順を
説明する為の図。
【符号の説明】
M マスタ装置 S1、S2、S3 スレーブ装置 A PLUファイル B 売上ファイル C 部門ファイル D 時間帯別ファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台のデータ処理装置を有し、各データ
    処理装置にそれぞれ備えられた同一の収集対象ファイル
    のデータをポーリング方式にしたがって所定のデータ処
    理装置へ収集するデータ処理システムにおいて、 ファイル収集開始時に、少なくとも2台のデータ処理装
    置をファイル収集用の制御局として機能させ、 この制御局として機能する各データ処理装置は、それに
    対して従属局となる他のデータ処理装置を予め決められ
    た順序にしたがって時分割的に順次アクセスすることに
    よって収集対象ファイルのデータを収集する動作を並列
    的に行い、 その収集結果を前記所定のデータ処理装置へ伝送するよ
    うにしたことを特徴とするファイル収集方法。
  2. 【請求項2】前記制御局として機能する各データ処理装
    置は、収集対象ファイルのデータを収集する際に、それ
    に対して従属局となる他のデータ処理装置から送られて
    来たデータを集計演算することによってデータ収集を行
    うようにしたことを特徴とする請求項1記載のファイル
    収集方法。
  3. 【請求項3】マスタとして機能するデータ処理装置と、
    スレーブとして機能する複数台のデータ処理装置を有
    し、各データ処理装置にそれぞれ備えられた複数の同一
    収集対象ファイルのデータをポーリング方式にしたがっ
    て所定のデータ処理装置へ収集するデータ処理システム
    において、 ファイル収集開始時に、マスタ側データ処理装置の他に
    少なくとも1台のスレーブ側データ処理装置をファイル
    収集用の制御局として機能させ、 この制御局として機能する各データ処理装置は、それに
    対して従属局となる他のデータ処理装置を予め決められ
    た順序にしたがって時分割的に順次アクセスすることに
    よって収集対象ファイルのデータを収集する動作を並列
    的に行い、かつ各データ処理装置に備えられた複数の収
    集対象ファイルのうちデータ量の大きいファイルに対す
    る収集をマスタ側データ処理装置が行い、他のファイル
    に対する収集をスレーブ側データ処理装置が行い、 その収集結果を前記所定のデータ処理装置へ伝送するよ
    うにしたことを特徴とするファイル収集方法。
JP5253599A 1993-09-17 1993-09-17 ファイル収集方法 Pending JPH0785165A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100539899B1 (ko) * 1998-12-28 2006-02-28 삼성전자주식회사 분산된 데이터베이스 관리 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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