JPH078449Y2 - トイレットペーパー収納用ケース - Google Patents

トイレットペーパー収納用ケース

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JPH078449Y2
JPH078449Y2 JP1194589U JP1194589U JPH078449Y2 JP H078449 Y2 JPH078449 Y2 JP H078449Y2 JP 1194589 U JP1194589 U JP 1194589U JP 1194589 U JP1194589 U JP 1194589U JP H078449 Y2 JPH078449 Y2 JP H078449Y2
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JP
Japan
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case
toilet paper
upper case
store
packs
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JP1194589U
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JPH02102378U (ja
Inventor
豊 田北
Original Assignee
大分製紙株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複数のトイレットペーパーをパックしたパッ
ク体を複数個収納させるカプセル状のトイレットペーパ
ー収納用ケースに関する。
(従来技術) 従来、トイレットペーパーは、メーカーにおいて、12ロ
ール入りのトイレットペーパーのパック体を段ボールケ
ース内に8〜10個収納し、これを量販店や中小小売店に
トラック等で輸送している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この段ボールケースには、12ロール入り
のパック体が8〜10個も収納され、重量が13〜16Kg前後
にもなるので、この段ボールケースを受け取った量販店
や中小小売店では、これを女性一人で動かすことが困難
であり、そのためこの段ボールケースを移動させるのに
二人で行なわなければならず、手間がかかるという問題
点があった。
又、この段ボールケースを受け取った量販店や中小小売
店では、ケース内からトイレットペーパーのパック体を
取り出してこれを店頭に積み重ねて陳列することになる
が、従来では、ケース内からトイレットペーパーのパッ
ク体を取り出すことが面倒であることから、ケースのま
ま店の入口近くに積み重ねておき、一ケース毎に蓋を開
け、ケース内のパック体がなくなると次のケースの蓋を
開けるという方法をとったり、あるいは、段ボールケー
スの上半分を取り外してパック体の上部を露出させてお
いて、ケース内のパック体がなくなると次のケースの上
半分を取り外すという方法によって販売していた。この
ように、従来にあっては、段ボールケースそのまま、あ
るいは上半分を取り除いた段ボールケースを積み重ねて
いたから、店頭が暗くなり、又、店内のイメージが悪く
なるという問題点があった。
又、従来にあっては、トイレットペーパーのパック体を
出した後の段ボールケースは粗大ゴミになり、その処理
に困るという問題点もあった。
本考案は、従来の上述のような問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、軽量化及び省力化を
はかることができると共に店頭の清潔感を確保でき、さ
らには水漏れ対策も十分で、包装資材の節減にもなるト
イレットペーパー収納用ケースを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案のトイレットペーパー収納用ケースでは、前記目
的を達成するために、複数のトイレットペーパーをパッ
クしたパック体を複数個収納するポリエチレンフィルム
製の下ケースと、下ケースに複数個のパック体を収納し
た状態で上から嵌合すると共に下ケースの下端まで被覆
させることができるポリエチレンフィルム製の上ケース
と、下ケースに上ケースを嵌合させた状態で両者を締結
する締結バンドと、からなる構成を採用した。又、本考
案では、前記上ケースに空気出入用の切り込みを形成さ
せた構成を採用した。
(作用) 本考案は、前記のように構成したので、下ケース内に12
ロールのトイレットペーパーをパックしたパック体を複
数個収納したのち、上ケースを上から嵌合し、下ケース
の下端まで被覆させる。その際、上ケースに空気出入用
の切り込みを形成させた場合は、上ケース内の空気は切
り込みより外へ排出され、上ケースの被覆作業を円滑に
行なうことができる。次に、上下ケースを締結バンドで
締結したのち、トラック等で量販店等に輸送する。
このケースを受け取った量販店や中小小売店では、ま
ず、バンドを切断したのち、上ケースを外して、パック
体の上部を露出させた状態で店頭に陳列する。上ケース
を外す場合も、上ケースに切り込みを形成した場合は、
切り込みより空気が入り、円滑に外すことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
尚、この実施例を述べるに当って12ロールのトイレット
ペーパーをパックしたパック体を2個収納するトイレッ
トペーパー収納用ケースを例にとる。
まず、本実施例の構成について説明する。
本実施例のトイレットペーパー収納用ケースAは、下ケ
ース1と、上ケース2と、を備えている。
前記下ケース1は、12ロールのトイレットペーパー3を
パックしたパック体4を2個収納するもので、ポリエチ
レンフィルムで形成され、上面が開口5した矩形状に形
成されている。尚、6はシール部である。
前記上ケース2は、下ケース1にパック体4を2個収納
した状態で、上から嵌合して、下ケース1の下端まで被
覆するもので、下ケース1と同様にポリエチレンフィル
ムで形成されている。上ケース2は、下ケース1の側面
7,7,7,7を外側から完全に被覆するものであるから、上
ケース2の開口8は下ケース1の開口5より少し大きく
形成され、又、高さは、下ケース2にパック体4を収納
した状態で、パック体4の上面から下ケース1の側面7
の下端7′まで達する高さに形成されている。又、上ケ
ース2には、対向する一対の側面9,9に各一個のU字状
の空気出入用切り込み10,10が形成され、又、上面11に
はシール部2を挟んで両側に各一個のU字状の空気出入
用切り込み13,13が形成されている。尚、図中14で示す
ものは締結用バンドである。
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例のトイレットペーパー用ケースAは、前記のよ
うに構成されているので、まず、第1図に示すように、
下ケース1に2個のパック体4を収納したのち、上から
上ケース2を嵌せて、第2図に示すように、下ケース1
の側面7の下端7′まで被覆する。上ケース2を被覆す
る際、上ケース2内の空気は切り込み10,13から排出さ
れるので、スムーズに被覆することができる。そして、
上下ケース1,2をプラスチック製の締結バンド14で緊締
する。
このようにしてケースAに収納されたトイレットペーパ
ーは、従来と同様にトラック等で量販店や中小小売店に
輸送され、そこで、バンド14が切断され、上ケース2が
外され、第3図に示すように、パック体4が露出した状
態で店頭等に陳列される。上ケース2が外される際、空
気が切り込み10,13から上ケース2内に流入するので、
上ケース2をスムーズに外すことができる。
したがって、本実施例のケースAは、パック体4が2個
収納されているだけで軽量であるから、包装素材がポリ
エチレンフィルムであっても十分対応できる。又、ケー
スAは、ポリエチレンフィルムで形成されているので、
雨天等での荷扱いの際でも段ボールケースと異なり水漏
れの心配もない。又、実施例では、下ケース1に上ケー
ス2を嵌合するカプセル状に形成されているので、収納
商品が透視でき、又、カプセルの上ケース2を外すだけ
で簡単に店頭陳列ができるので、省力化に役立つ。又、
本実施例ではポリエチレンフィルムで上下ケース1,2を
形成しているので、店頭にケースAのままあるいは、上
ケース2を取り除いた状態で陳列しても清潔であり、店
内のイメージを暗くすることがない。又、本実施例で
は、上ケース2で下ケース1の側面7を下端7′まで被
覆しているので、下ケース1の側面7が輸送中又は保管
中に汚れることがなく、したがって、上ケース2を取り
除いて陳列した場合でも、下ケース1の側面7はきれい
であるから清潔感を保持することができる。又、本実施
例では、高価な段ボールケースを使用していないので、
コストの低減ができるし、又、段ボールケースの廃棄処
理に困ることもない。
以上、本考案の実施例を図面に基いて説明してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限定されるものではなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があ
っても本考案に含まれる。
例えば、実施例では、パック体を2個収納する場合を示
したが、これには限定されない。
又、実施例では、上ケースに切り込みを形成させている
が、この切り込みはなくてもよい。
又、実施例では、バンドでケースを直後に締結している
が、トイレットペーパーの保護のためケースの上下面に
段ボールの当て板(図示せず)を当て、その上からバン
ドで締結してもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案のトイレットペーパー
収納用ケースは、上ケースを下ケースに嵌合させるカプ
セル状に形成しているから、上ケースを取り除くだけで
簡単に店頭陳列が可能となり、省力化ができる。又、本
考案では、上下ケースがポリエチレンフィルムで形成さ
れているから、そのまま、あるいは、上ケースを取り除
いて店頭に陳列しても店内イメージを暗くすることがな
いし、雨天等の荷扱いの際も段ボールケースのように水
漏れの心配も全くない。又、本考案では、コストの低減
化をはかることができるし、従来の段ボールケースのよ
うに廃棄処理に困ることもない。又、上ケースに空気出
入用の切り込みを形成すると、上ケースを嵌合させた
り、取り外す際、この切り込みが空気孔となって、スム
ーズな作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のトイレットペーパー用ケースを
示す斜視図、第2図は同上のトイレットペーパー用ケー
スをバンドで梱包した状態を示す斜視図、第3図は同上
のトイレットペーパー用ケースの上ケースを取り去った
状態を示す斜視図である。 A:トイレットペーパー収納用ケース 1:下ケース 2:上ケース 3:トイレットペーパー 4:パック体 10:切り込み 13:切り込み

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のトイレットペーパーをパックしたパ
    ック体を複数個収納するポリエチレンフィルム製の下ケ
    ースと、下ケースに複数個のパック体を収納した状態で
    上から嵌合すると共に下ケースの下端まで被覆させるこ
    とができるポリエチレンフィルム製の上ケースと、下ケ
    ースに上ケースを嵌合させた状態で両者を締結する締結
    バンドと、からなることを特徴とするトイレットペーパ
    ー収納用ケース。
  2. 【請求項2】請求項1記載のケースにおいて、上ケース
    に空気出入用の切り込みを形成させたことを特徴とする
    トイレットペーパー収納用ケース。
JP1194589U 1989-02-02 1989-02-02 トイレットペーパー収納用ケース Expired - Lifetime JPH078449Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1194589U JPH078449Y2 (ja) 1989-02-02 1989-02-02 トイレットペーパー収納用ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1194589U JPH078449Y2 (ja) 1989-02-02 1989-02-02 トイレットペーパー収納用ケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02102378U JPH02102378U (ja) 1990-08-15
JPH078449Y2 true JPH078449Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31220947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1194589U Expired - Lifetime JPH078449Y2 (ja) 1989-02-02 1989-02-02 トイレットペーパー収納用ケース

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JPH02102378U (ja) 1990-08-15

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