JPH0784484A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH0784484A JPH0784484A JP5231587A JP23158793A JPH0784484A JP H0784484 A JPH0784484 A JP H0784484A JP 5231587 A JP5231587 A JP 5231587A JP 23158793 A JP23158793 A JP 23158793A JP H0784484 A JPH0784484 A JP H0784484A
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Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、メンテナンスを不要とすることが
可能で装置構成が大型・複雑にならずクリーニング不良
による悪影響がなく装置のトラブルが発生した場合でも
後に悪影響を残すことがないようにすることを目的とす
る。 【構成】 この発明は、クリーニング手段を作用させず
に静電潜像の形成,現像,転写を実行するモードと、ク
リーニング手段16を作用させて静電潜像の形成,現
像,転写を実行するモードと、クリーニング手段16を
作用させてクリーニングのみを実行するモードとを任意
に切り替えて動作させるモード切替動作手段21を備え
たものである。
可能で装置構成が大型・複雑にならずクリーニング不良
による悪影響がなく装置のトラブルが発生した場合でも
後に悪影響を残すことがないようにすることを目的とす
る。 【構成】 この発明は、クリーニング手段を作用させず
に静電潜像の形成,現像,転写を実行するモードと、ク
リーニング手段16を作用させて静電潜像の形成,現
像,転写を実行するモードと、クリーニング手段16を
作用させてクリーニングのみを実行するモードとを任意
に切り替えて動作させるモード切替動作手段21を備え
たものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真や静電記録によ
る画像形成を行う画像形成装置に関する。
る画像形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、周知のカールソン法による画像形
成を行う画像形成装置においては、ドラム状あるいは
ベルト状の主に金属性の電極の上に無機あるいは有機物
質からなる光導電層を積層した感光体に対して、光導電
層を均一に500〜1500V(絶対値)程度に帯電
し、原稿からの反射(あるいは透過)光、またはレーザ
や発光ダイオードなどの光源から発せられる像状パター
ンの露光によって静電潜像を形成し、この静電潜像を熱
可塑性高分子物質と着色材を主成分とする荷電粒子であ
るトナーで現像してトナー像を形成し、このトナー像を
普通紙などの転写体に静電的に転写し、この転写体上の
トナー像を熱と圧力を利用して転写体に定着させて記録
物を作成している。
成を行う画像形成装置においては、ドラム状あるいは
ベルト状の主に金属性の電極の上に無機あるいは有機物
質からなる光導電層を積層した感光体に対して、光導電
層を均一に500〜1500V(絶対値)程度に帯電
し、原稿からの反射(あるいは透過)光、またはレーザ
や発光ダイオードなどの光源から発せられる像状パター
ンの露光によって静電潜像を形成し、この静電潜像を熱
可塑性高分子物質と着色材を主成分とする荷電粒子であ
るトナーで現像してトナー像を形成し、このトナー像を
普通紙などの転写体に静電的に転写し、この転写体上の
トナー像を熱と圧力を利用して転写体に定着させて記録
物を作成している。
【0003】この画像形成装置は、画像の普通紙記録、
高速記録に適し、画像品質も比較的安定しており、非常
に広く普及している。また、この画像形成装置におい
て、クリーニング装置をなくして現像装置で感光体上の
トナーをトナー像転写後に回収するようにした画像形成
装置が特開平2ー51168号公報などにより知られ
ている。
高速記録に適し、画像品質も比較的安定しており、非常
に広く普及している。また、この画像形成装置におい
て、クリーニング装置をなくして現像装置で感光体上の
トナーをトナー像転写後に回収するようにした画像形成
装置が特開平2ー51168号公報などにより知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記画像形成装置で
は、トナー像が感光体から転写体に転写される効率(転
写率)は高々80〜90%程度であり、ジャムなどのト
ラブルの発生に対応するためにも、感光体をトナー像の
転写後に清掃する装置(クリーニング装置)が必要不可
欠であった。さらに、クリーニング装置で回収したトナ
ーは廃棄しなければならないので、その回収トナーを貯
蔵しておくタンクが必要となり、サービスマンなどがタ
ンクに溜った回収トナーを処分することも必要になる。
このような大型化・複雑化などの装置上の問題点のほか
に、サービスマンによるメンテナンスが必要不可欠にな
り、装置の使用形態の制約や回収トナーの最終処分の問
題などを解決しなければならない。
は、トナー像が感光体から転写体に転写される効率(転
写率)は高々80〜90%程度であり、ジャムなどのト
ラブルの発生に対応するためにも、感光体をトナー像の
転写後に清掃する装置(クリーニング装置)が必要不可
欠であった。さらに、クリーニング装置で回収したトナ
ーは廃棄しなければならないので、その回収トナーを貯
蔵しておくタンクが必要となり、サービスマンなどがタ
ンクに溜った回収トナーを処分することも必要になる。
このような大型化・複雑化などの装置上の問題点のほか
に、サービスマンによるメンテナンスが必要不可欠にな
り、装置の使用形態の制約や回収トナーの最終処分の問
題などを解決しなければならない。
【0005】また、上記画像形成装置では、感光体の
トナー付着量が少ない画像に対しては有効であるが、感
光体のトナー付着量が多くなると、現像装置による感光
体上の転写残トナーの回収が完全ではなくなるという問
題がある。また、装置のトラブル発生で感光体上にトナ
ー像が形成されたまま停止したような場合には、感光体
上のトナーの回収が不完全になる場合がある。また、感
光体にトナーを付着させたまま装置を作動し続けると、
トナーが感光体上に固着し、その結果、潜像形成,現
像,転写の各プロセスに悪影響を及ぼし、感光体の寿命
が短縮するなどの問題が生ずる。
トナー付着量が少ない画像に対しては有効であるが、感
光体のトナー付着量が多くなると、現像装置による感光
体上の転写残トナーの回収が完全ではなくなるという問
題がある。また、装置のトラブル発生で感光体上にトナ
ー像が形成されたまま停止したような場合には、感光体
上のトナーの回収が不完全になる場合がある。また、感
光体にトナーを付着させたまま装置を作動し続けると、
トナーが感光体上に固着し、その結果、潜像形成,現
像,転写の各プロセスに悪影響を及ぼし、感光体の寿命
が短縮するなどの問題が生ずる。
【0006】本発明は、上記欠点を改善し、サービスマ
ンによるメンテナンスを不要とすることが可能で装置構
成が大型・複雑にならずクリーニング不良による悪影響
がなく装置のトラブルが発生した場合でも後に悪影響を
残すことがない画像形成装置を提供することを目的とす
る。
ンによるメンテナンスを不要とすることが可能で装置構
成が大型・複雑にならずクリーニング不良による悪影響
がなく装置のトラブルが発生した場合でも後に悪影響を
残すことがない画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、繰り返して使用される像担
持体と、この像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形
成手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像してトナー
像とする現像手段と、前記像担持体上のトナー像を転写
体に転写する転写手段と、前記像担持体をトナー像転写
後にクリーニングするクリーニング手段とを有する画像
形成装置において、前記クリーニング手段を作用させず
に前記静電潜像の形成,現像,転写を実行するモード
と、前記クリーニング手段を作用させて前記静電潜像の
形成,現像,転写を実行するモードと、前記クリーニン
グ手段を作用させて前記クリーニングのみを実行するモ
ードとを任意に切り替えて動作させるモード切替動作手
段を備えたものである。
め、請求項1記載の発明は、繰り返して使用される像担
持体と、この像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形
成手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像してトナー
像とする現像手段と、前記像担持体上のトナー像を転写
体に転写する転写手段と、前記像担持体をトナー像転写
後にクリーニングするクリーニング手段とを有する画像
形成装置において、前記クリーニング手段を作用させず
に前記静電潜像の形成,現像,転写を実行するモード
と、前記クリーニング手段を作用させて前記静電潜像の
形成,現像,転写を実行するモードと、前記クリーニン
グ手段を作用させて前記クリーニングのみを実行するモ
ードとを任意に切り替えて動作させるモード切替動作手
段を備えたものである。
【0008】請求項2記載の発明は、繰り返して使用さ
れる像担持体と、この像担持体に静電潜像を形成する静
電潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像し
てトナー像とする現像手段と、前記像担持体上のトナー
像を転写体に転写する転写手段と、前記像担持体をトナ
ー像転写後にクリーニングするクリーニング手段と、前
記像担持体のトナー付着量をトナー像転写後に検出する
トナー付着量検出手段とを有する画像形成装置におい
て、前記トナー付着量検出手段が所定の値より大きいト
ナー付着量を検出したときに前記クリーニング手段を作
動させるクリーニング手段作動手段を備えたものであ
る。
れる像担持体と、この像担持体に静電潜像を形成する静
電潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像し
てトナー像とする現像手段と、前記像担持体上のトナー
像を転写体に転写する転写手段と、前記像担持体をトナ
ー像転写後にクリーニングするクリーニング手段と、前
記像担持体のトナー付着量をトナー像転写後に検出する
トナー付着量検出手段とを有する画像形成装置におい
て、前記トナー付着量検出手段が所定の値より大きいト
ナー付着量を検出したときに前記クリーニング手段を作
動させるクリーニング手段作動手段を備えたものであ
る。
【0009】請求項3記載の発明は、繰り返して使用さ
れる像担持体と、この像担持体に静電潜像を形成する静
電潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像し
てトナー像とする現像手段と、前記像担持体上のトナー
像を転写体に転写する転写手段と、前記像担持体のトナ
ー付着量をトナー像転写後に検出するトナー付着量検出
手段とを有する画像形成装置において、前記トナー付着
量検出手段が所定の値より大きいトナー付着量を検出し
たとき前記現像手段を前記像担持体上のトナーを回収す
るように作動させる制御手段を備えたものである。
れる像担持体と、この像担持体に静電潜像を形成する静
電潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像し
てトナー像とする現像手段と、前記像担持体上のトナー
像を転写体に転写する転写手段と、前記像担持体のトナ
ー付着量をトナー像転写後に検出するトナー付着量検出
手段とを有する画像形成装置において、前記トナー付着
量検出手段が所定の値より大きいトナー付着量を検出し
たとき前記現像手段を前記像担持体上のトナーを回収す
るように作動させる制御手段を備えたものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、クリーニング手段を
作用させずに前記静電潜像の形成,現像,転写を実行す
るモードと、クリーニング手段を作用させて前記静電潜
像の形成,現像,転写を実行するモードと、クリーニン
グ手段を作用させてクリーニングのみを実行するモード
とがモード切替動作手段により任意に切り替えられて動
作させられる。請求項2記載の発明では、トナー付着量
検出手段が所定の値より大きいトナー付着量を検出した
ときにはクリーニング手段作動手段がクリーニング手段
を作動させる。
作用させずに前記静電潜像の形成,現像,転写を実行す
るモードと、クリーニング手段を作用させて前記静電潜
像の形成,現像,転写を実行するモードと、クリーニン
グ手段を作用させてクリーニングのみを実行するモード
とがモード切替動作手段により任意に切り替えられて動
作させられる。請求項2記載の発明では、トナー付着量
検出手段が所定の値より大きいトナー付着量を検出した
ときにはクリーニング手段作動手段がクリーニング手段
を作動させる。
【0011】請求項3記載の発明では、トナー付着量検
出手段が所定の値より大きいトナー付着量を検出したと
き、制御手段が現像手段を像担持体上のトナーを回収す
るように作動させる。
出手段が所定の値より大きいトナー付着量を検出したと
き、制御手段が現像手段を像担持体上のトナーを回収す
るように作動させる。
【0012】
【実施例】図2は本発明の第1実施例の概略を示す。こ
の第1実施例の画像形成装置では、感光体からなる像担
持体11、帯電装置12、像露光装置13、現像装置1
4、転写装置15、クリーニング装置16及び図示しな
い給紙部を有する。
の第1実施例の画像形成装置では、感光体からなる像担
持体11、帯電装置12、像露光装置13、現像装置1
4、転写装置15、クリーニング装置16及び図示しな
い給紙部を有する。
【0013】感光体11は、通常、Se、OPC(有機
感光体)、a−Siなどが使用されるが、ここでは特性
の安定性、コスト、廃棄の容易性、安全性などからOP
Cドラムが用いられている。この感光体11は、メイン
モータにより回転駆動されて帯電装置12により均一に
帯電された後に、像露光装置13により像状パターンが
露光されて静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装
置14により現像されてトナー像となる。
感光体)、a−Siなどが使用されるが、ここでは特性
の安定性、コスト、廃棄の容易性、安全性などからOP
Cドラムが用いられている。この感光体11は、メイン
モータにより回転駆動されて帯電装置12により均一に
帯電された後に、像露光装置13により像状パターンが
露光されて静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装
置14により現像されてトナー像となる。
【0014】帯電装置12は、通常、コロナチャージャ
(コロトロン、スコロトロン)、帯電ローラなどが用い
られるが、感光体11を非接触で帯電でき、かつ、安定
した負の帯電電位が得られるスコロトロンチャージャが
採用されている。像露光装置13は、通常、半導体レー
ザとポリゴンミラーを組み合わせたものが多く用いられ
るが、装置の小型化につながる発光ダイオードアレイな
どの固体走査素子の採用も増加しており、ここでは発光
ダイオードアレイを使用している。
(コロトロン、スコロトロン)、帯電ローラなどが用い
られるが、感光体11を非接触で帯電でき、かつ、安定
した負の帯電電位が得られるスコロトロンチャージャが
採用されている。像露光装置13は、通常、半導体レー
ザとポリゴンミラーを組み合わせたものが多く用いられ
るが、装置の小型化につながる発光ダイオードアレイな
どの固体走査素子の採用も増加しており、ここでは発光
ダイオードアレイを使用している。
【0015】現像装置14は使用する現像剤に適合した
ものが用いられる。磁性キャリアとトナーからなる二成
分現像剤や、磁性トナーを使用する場合には、現像装置
は内部にマグネットローラを内蔵する現像スリーブが現
像剤を保持して回転することによって現像剤を感光体の
表面へ搬送して感光体上の静電潜像を現像する。非磁性
一成分トナーを用いる場合には、現像装置は金属やゴム
などで作製された弾性スリーブ上にトナー層を形成して
これを現像領域に搬送して感光体上の静電潜像を現像す
る。トナーが磁性トナー,非磁性トナーのいずれであっ
ても、現像装置は現像剤を搬送して感光体に接触させて
感光体上の静電潜像を現像するもののほか、感光体とト
ナーとを非接触状態にしたままトナーを飛翔させて感光
体上の静電潜像を現像するものもある。この実施例で
は、現像装置14は内部にマグネットローラを内蔵する
現像スリーブ17が二成分現像剤を保持して回転するこ
とによって二成分現像剤を感光体11の表面へ搬送して
感光体11上の静電潜像を現像するものが用いられてい
る。なお、二成分現像剤を構成するトナーの粒径は5〜
10μm程度で帯電量が−10〜−40μc/g程度で
ある。二成分現像剤を構成するキャリアは粒径30〜7
0μm程度のフェライト粒子にトナーとの接触帯電や耐
久性を考慮した適当な材料でコーティングを施したもの
である。
ものが用いられる。磁性キャリアとトナーからなる二成
分現像剤や、磁性トナーを使用する場合には、現像装置
は内部にマグネットローラを内蔵する現像スリーブが現
像剤を保持して回転することによって現像剤を感光体の
表面へ搬送して感光体上の静電潜像を現像する。非磁性
一成分トナーを用いる場合には、現像装置は金属やゴム
などで作製された弾性スリーブ上にトナー層を形成して
これを現像領域に搬送して感光体上の静電潜像を現像す
る。トナーが磁性トナー,非磁性トナーのいずれであっ
ても、現像装置は現像剤を搬送して感光体に接触させて
感光体上の静電潜像を現像するもののほか、感光体とト
ナーとを非接触状態にしたままトナーを飛翔させて感光
体上の静電潜像を現像するものもある。この実施例で
は、現像装置14は内部にマグネットローラを内蔵する
現像スリーブ17が二成分現像剤を保持して回転するこ
とによって二成分現像剤を感光体11の表面へ搬送して
感光体11上の静電潜像を現像するものが用いられてい
る。なお、二成分現像剤を構成するトナーの粒径は5〜
10μm程度で帯電量が−10〜−40μc/g程度で
ある。二成分現像剤を構成するキャリアは粒径30〜7
0μm程度のフェライト粒子にトナーとの接触帯電や耐
久性を考慮した適当な材料でコーティングを施したもの
である。
【0016】転写装置15は、通常、コロナチャージャ
(コロトロン)が多く用いられるが、ここではオゾン発
生を抑えるために転写ローラに転写バイアスを印加する
方式が用いられている。クリーニング装置16は、ゴム
ブレード,ファーブラシ,磁気ブラシなどから構成され
るものがあるが、ここではブレード161とファーブラ
シ162を組み合わせたものが用いられている。このブ
レード161とファーブラシ162は感光体11に対し
て接離機構により接触状態と非接触状態とを任意にとり
得る。
(コロトロン)が多く用いられるが、ここではオゾン発
生を抑えるために転写ローラに転写バイアスを印加する
方式が用いられている。クリーニング装置16は、ゴム
ブレード,ファーブラシ,磁気ブラシなどから構成され
るものがあるが、ここではブレード161とファーブラ
シ162を組み合わせたものが用いられている。このブ
レード161とファーブラシ162は感光体11に対し
て接離機構により接触状態と非接触状態とを任意にとり
得る。
【0017】転写紙からなる転写体は、給紙部から給紙
され、レジストローラ18により適当なタイミングで送
出されて転写体搬送路19に沿って搬送される。この転
写体は感光体11上のトナー像が転写装置15により転
写された後に定着装置20に搬入される。定着装置20
は、一対のローラからなり、転写体上のトナーに熱及び
圧力を作用させて転写体上のトナー像を定着させる。
され、レジストローラ18により適当なタイミングで送
出されて転写体搬送路19に沿って搬送される。この転
写体は感光体11上のトナー像が転写装置15により転
写された後に定着装置20に搬入される。定着装置20
は、一対のローラからなり、転写体上のトナーに熱及び
圧力を作用させて転写体上のトナー像を定着させる。
【0018】図1は本実施例の回路構成を示す。本実施
例の画像形成装置は、制御部21により制御される。制
御部21は操作部22から指示信号が入力される。操作
部22は、画像形成動作を開始させるためのスタートス
イッチや、各モードを切り替えるモード切替スイッチな
どを有し、制御部21へ指示信号を送るとともに、その
内容を操作部22の表示部に表示させる。
例の画像形成装置は、制御部21により制御される。制
御部21は操作部22から指示信号が入力される。操作
部22は、画像形成動作を開始させるためのスタートス
イッチや、各モードを切り替えるモード切替スイッチな
どを有し、制御部21へ指示信号を送るとともに、その
内容を操作部22の表示部に表示させる。
【0019】制御部21は、高圧電源23、メインモー
タ24、現像モータ25、転写モータ261、転写接離
モータ262、ファーブラシモータ271、クリーニン
グ接離モータ272、レジストクラッチ28、および像
露光装置13にそれぞれ動作を制御する制御信号を送
る。
タ24、現像モータ25、転写モータ261、転写接離
モータ262、ファーブラシモータ271、クリーニン
グ接離モータ272、レジストクラッチ28、および像
露光装置13にそれぞれ動作を制御する制御信号を送
る。
【0020】高圧電源23は、帯電装置12、現像スリ
ーブ17、転写ローラ15にそれぞれ帯電電圧、現像バ
イアス、転写バイアスを供給する。制御部21は高圧電
源23に出力する制御信号によって、これらの印加のタ
イミングや電圧値などを制御する。この制御信号は例え
ば12ビットのパラレル信号になっていて、ビット0が
帯電の出力、ビット1〜3がスコロトロンチャージャの
グリッドへの印加電圧値、ビット4が現像バイアスの出
力、ビット5〜7が現像バイアスの電圧値、ビット8が
転写バイアスの出力、ビット9〜11が転写バイアスの
電圧値、を制御する。
ーブ17、転写ローラ15にそれぞれ帯電電圧、現像バ
イアス、転写バイアスを供給する。制御部21は高圧電
源23に出力する制御信号によって、これらの印加のタ
イミングや電圧値などを制御する。この制御信号は例え
ば12ビットのパラレル信号になっていて、ビット0が
帯電の出力、ビット1〜3がスコロトロンチャージャの
グリッドへの印加電圧値、ビット4が現像バイアスの出
力、ビット5〜7が現像バイアスの電圧値、ビット8が
転写バイアスの出力、ビット9〜11が転写バイアスの
電圧値、を制御する。
【0021】メインモータ24は感光体11や定着装置
21のローラを駆動し、レジストクラッチ28を介して
レジストローラ18を駆動する。メインモータ24やレ
ジストローラ18の動作は制御部21からの制御信号に
よって制御される。
21のローラを駆動し、レジストクラッチ28を介して
レジストローラ18を駆動する。メインモータ24やレ
ジストローラ18の動作は制御部21からの制御信号に
よって制御される。
【0022】現像モータ25は現像スリーブ17を回転
させる。転写モータ261は転写ローラ15を回転さ
せ、転写接離モータ262は転写ローラ15の位置を感
光体11に対して接触または非接触に切り替える。ファ
ーブラシモータ271はクリーニング装置16のファー
ブラシ162を回転させるもので、クリーニング接離モ
ータ272はクリーニング装置16の感光体11に対す
る位置を接触または非接触に切り替えるものである。こ
れらのモータも制御部21からの制御信号によって適当
なタイミングで動作するようになっている。
させる。転写モータ261は転写ローラ15を回転さ
せ、転写接離モータ262は転写ローラ15の位置を感
光体11に対して接触または非接触に切り替える。ファ
ーブラシモータ271はクリーニング装置16のファー
ブラシ162を回転させるもので、クリーニング接離モ
ータ272はクリーニング装置16の感光体11に対す
る位置を接触または非接触に切り替えるものである。こ
れらのモータも制御部21からの制御信号によって適当
なタイミングで動作するようになっている。
【0023】さらに、制御部21は像露光装置13に対
して画像領域(画像の先端から後端に至る領域)か非画
像領域かを制御信号で指示する。像露光装置13では、
制御信号が画像領域にあることを示す場合には、所定の
周期のクロック信号に従って画像データが1ライン分が
つバツファメモリから発光ダイオードアレイの駆動回路
に取り込まれ、発光ダイオードの各素子はそれに応じて
点灯・消灯する。制御部21の制御信号が非画像領域に
あることを示す場合には、像露光装置13は動作せず、
発光ダイオードは点灯しないため、静電潜像は形成され
ない。
して画像領域(画像の先端から後端に至る領域)か非画
像領域かを制御信号で指示する。像露光装置13では、
制御信号が画像領域にあることを示す場合には、所定の
周期のクロック信号に従って画像データが1ライン分が
つバツファメモリから発光ダイオードアレイの駆動回路
に取り込まれ、発光ダイオードの各素子はそれに応じて
点灯・消灯する。制御部21の制御信号が非画像領域に
あることを示す場合には、像露光装置13は動作せず、
発光ダイオードは点灯しないため、静電潜像は形成され
ない。
【0024】本実施例は以下のような3種類のモード
a,b,cが設けられている。 a.クリーニング装置16を作用させずに静電潜像の形
成,現像及びトナー像の転写を実行するモード b.クリーニング装置16を作用させて静電潜像の形
成,現像及びトナー像の転写を実行するモード c.クリーニング装置16を作用させて感光体11のク
リーニングのみを実行するモード 第3図〜第6図は制御部21の機能を説明するためのフ
ローチャートである。各モードa,b,cの切替は操作
部22のモード切替スイッチの操作によって行われる。
すなわち、オペレータやサービスマンが出力画像(転写
体上の定着後のトナー像)の状態,原画像の種類,記録
枚数などを参考にして状況判断を行って操作部22のモ
ード切替スイッチを操作することによって各モードa,
b,cを切り替える。制御部21は操作部22のモード
切替スイッチからのモード情報をメモリの特定領域に格
納する。
a,b,cが設けられている。 a.クリーニング装置16を作用させずに静電潜像の形
成,現像及びトナー像の転写を実行するモード b.クリーニング装置16を作用させて静電潜像の形
成,現像及びトナー像の転写を実行するモード c.クリーニング装置16を作用させて感光体11のク
リーニングのみを実行するモード 第3図〜第6図は制御部21の機能を説明するためのフ
ローチャートである。各モードa,b,cの切替は操作
部22のモード切替スイッチの操作によって行われる。
すなわち、オペレータやサービスマンが出力画像(転写
体上の定着後のトナー像)の状態,原画像の種類,記録
枚数などを参考にして状況判断を行って操作部22のモ
ード切替スイッチを操作することによって各モードa,
b,cを切り替える。制御部21は操作部22のモード
切替スイッチからのモード情報をメモリの特定領域に格
納する。
【0025】制御部21は、操作部22のスタートスイ
ッチが入れられると、図3に示すようにメモリからモー
ド情報を読み出し、このモード情報に応じて本実施例の
各部のシーケンス制御を行う。すなわち、制御部21は
操作部22のモード切替スイッチにより画像形成モード
aが選択された場合には、図4に示すように以下のよう
なシーケンス制御を行う。
ッチが入れられると、図3に示すようにメモリからモー
ド情報を読み出し、このモード情報に応じて本実施例の
各部のシーケンス制御を行う。すなわち、制御部21は
操作部22のモード切替スイッチにより画像形成モード
aが選択された場合には、図4に示すように以下のよう
なシーケンス制御を行う。
【0026】(1)メインモータ24を回転させて感光体
11を回転させる。 (2)高圧電源23を制御して帯電装置12を作動させる
ことにより、感光体11を−800V程度に均一に帯電
させる。 (3)現像モータ25を制御して現像スリーブ17を回転
させると共に、高圧電源23を制御して−500〜−7
00V程度の現像バイアスを現像スリーブ17に印加さ
せる。
11を回転させる。 (2)高圧電源23を制御して帯電装置12を作動させる
ことにより、感光体11を−800V程度に均一に帯電
させる。 (3)現像モータ25を制御して現像スリーブ17を回転
させると共に、高圧電源23を制御して−500〜−7
00V程度の現像バイアスを現像スリーブ17に印加さ
せる。
【0027】(4)レジストクラッチ28をオンさせてレ
ジストローラ18を回転させることにより転写体を送出
させる。 (5)画像データを像露光装置13に転送して発光ダイオ
ードアレイを画像データに応じて点灯,消灯させること
により発光ダイオードアレイから感光体11に画像露光
を行わせる。これにより、感光体11は例えば背景部が
−600〜−800V程度で、画像部(トナー付着部)
が−10〜−500V程度となる静電潜像が形成され、
この静電潜像が現像装置14を通過する際に現像されて
トナー像となる。
ジストローラ18を回転させることにより転写体を送出
させる。 (5)画像データを像露光装置13に転送して発光ダイオ
ードアレイを画像データに応じて点灯,消灯させること
により発光ダイオードアレイから感光体11に画像露光
を行わせる。これにより、感光体11は例えば背景部が
−600〜−800V程度で、画像部(トナー付着部)
が−10〜−500V程度となる静電潜像が形成され、
この静電潜像が現像装置14を通過する際に現像されて
トナー像となる。
【0028】(6)転写体が転写領域に搬送されるタイミ
ングで転写接離モータ262を制御して転写ローラ15
を転写体を挟んで感光体11に圧接させるとともに、転
写モータ261を制御して転写ローラ15を回転させ
る。同時に高圧電源23を制御して転写ローラ15に+
0.5〜3kV程度の転写バイアスを印加し、感光体1
1上のトナー像を転写体に転写させる。この転写体は、
感光体11から分離されて搬送され、定着装置20によ
りトナー像が定着される。
ングで転写接離モータ262を制御して転写ローラ15
を転写体を挟んで感光体11に圧接させるとともに、転
写モータ261を制御して転写ローラ15を回転させ
る。同時に高圧電源23を制御して転写ローラ15に+
0.5〜3kV程度の転写バイアスを印加し、感光体1
1上のトナー像を転写体に転写させる。この転写体は、
感光体11から分離されて搬送され、定着装置20によ
りトナー像が定着される。
【0029】(7)転写体が転写領域を通過し終えたら転
写接離モータ262を制御して転写ローラ15を感光体
11から離れさせるとともに、転写モータ261を制御
して転写モータ15を停止させ、高圧電源23を制御し
て転写ローラ15に印加されている転写バイアスを切
る。 (8)操作部22により設定された枚数の画像形成が終了
していなくて次の画像形成を行う場合には(4)に戻り、
次の画像形成を行わない場合には(9)に進む。 (9)高圧電源23を制御して帯電装置12の動作と現像
バイアスの印加を停止させ、現像モータ25を制御して
現像スリーブ17を停止させる。 (10)メインモータ24を停止させて感光体11等を停止
させる。
写接離モータ262を制御して転写ローラ15を感光体
11から離れさせるとともに、転写モータ261を制御
して転写モータ15を停止させ、高圧電源23を制御し
て転写ローラ15に印加されている転写バイアスを切
る。 (8)操作部22により設定された枚数の画像形成が終了
していなくて次の画像形成を行う場合には(4)に戻り、
次の画像形成を行わない場合には(9)に進む。 (9)高圧電源23を制御して帯電装置12の動作と現像
バイアスの印加を停止させ、現像モータ25を制御して
現像スリーブ17を停止させる。 (10)メインモータ24を停止させて感光体11等を停止
させる。
【0030】ここに、クリーニング装置16はブレード
161及びファーブラシ162が感光体11から離れた
ままで作用しない。感光体11上の転写されなかったト
ナーを残したまま、感光体11が引き続いて回転して帯
電以下の次の画像形成工程に入る場合には、以下のよう
なメカニズムで画像が形成される。帯電工程において
は、感光体11上の転写残トナーも帯電装置12により
コロナチャージを受けて再帯電するが、その極性はトナ
ーが必要とされる極性と同じであるので、以下の工程に
とってはむしろ望ましい。
161及びファーブラシ162が感光体11から離れた
ままで作用しない。感光体11上の転写されなかったト
ナーを残したまま、感光体11が引き続いて回転して帯
電以下の次の画像形成工程に入る場合には、以下のよう
なメカニズムで画像が形成される。帯電工程において
は、感光体11上の転写残トナーも帯電装置12により
コロナチャージを受けて再帯電するが、その極性はトナ
ーが必要とされる極性と同じであるので、以下の工程に
とってはむしろ望ましい。
【0031】像露光工程では、像露光装置13が感光体
11に対して光を照射して背景部に光を照射しないの
で、像露光装置13による露光の転写残トナーによる遮
光があっても背景部には影響しない。実際には像露光装
置13による露光の転写残トナーによる遮光は完全では
なく、20〜80%を減衰させる程度である。現像装置
14は、感光体11上の露光により電位が低くなってい
る部分にトナーを付着させるので、感光体11上の電位
の低い画像部における転写残トナーは現像装置14によ
り回収されずにそのまま付着するか、現像装置14によ
り回収された後にその画像部に新たにトナーが付着す
る。一方、感光体11上の電位の高い背景部の転写残ト
ナーは現像スリーブ17上の磁気ブラシの摺擦と現像装
置114側に働く静電気力により現像装置14に回収さ
れる。
11に対して光を照射して背景部に光を照射しないの
で、像露光装置13による露光の転写残トナーによる遮
光があっても背景部には影響しない。実際には像露光装
置13による露光の転写残トナーによる遮光は完全では
なく、20〜80%を減衰させる程度である。現像装置
14は、感光体11上の露光により電位が低くなってい
る部分にトナーを付着させるので、感光体11上の電位
の低い画像部における転写残トナーは現像装置14によ
り回収されずにそのまま付着するか、現像装置14によ
り回収された後にその画像部に新たにトナーが付着す
る。一方、感光体11上の電位の高い背景部の転写残ト
ナーは現像スリーブ17上の磁気ブラシの摺擦と現像装
置114側に働く静電気力により現像装置14に回収さ
れる。
【0032】以上のようにして現像装置14を通過した
後の感光体11上には、背景部にトナーが付着すること
なく、画像部には完全にトナーが付着しているようなト
ナー像が形成される。また、制御部21はクリーニング
装置16を作用させて静電潜像の形成,現像及びトナー
像の転写を実行するモードbが操作部22のモード切替
スイッチにより選択された場合には、図5に示すように
以下のようなシーケンス制御を行う。
後の感光体11上には、背景部にトナーが付着すること
なく、画像部には完全にトナーが付着しているようなト
ナー像が形成される。また、制御部21はクリーニング
装置16を作用させて静電潜像の形成,現像及びトナー
像の転写を実行するモードbが操作部22のモード切替
スイッチにより選択された場合には、図5に示すように
以下のようなシーケンス制御を行う。
【0033】(11)メインモータ24を回転させて感光体
11を回転させる。 (12)クリーニング接離モータ272を制御してブレード
161及びファーブラシ162を感光体11に接触させ
るとともに、ファーブラシモータ271を制御してファ
ーブラシを回転させる。 (13)モードaの(2)〜(10)を実行する。 (14)クリーニング接離モータ272を制御してブレード
161及びファーブラシ162を感光体11から離すと
ともに、ファーブラシモータ271を制御してファーブ
ラシを回転させる。
11を回転させる。 (12)クリーニング接離モータ272を制御してブレード
161及びファーブラシ162を感光体11に接触させ
るとともに、ファーブラシモータ271を制御してファ
ーブラシを回転させる。 (13)モードaの(2)〜(10)を実行する。 (14)クリーニング接離モータ272を制御してブレード
161及びファーブラシ162を感光体11から離すと
ともに、ファーブラシモータ271を制御してファーブ
ラシを回転させる。
【0034】このモードbでは、感光体11上のトナー
像を転写体に転写した後に、感光体11をクリーニング
装置16でクリーニングし、次の画像形成工程に入る。
像を転写体に転写した後に、感光体11をクリーニング
装置16でクリーニングし、次の画像形成工程に入る。
【0035】また、制御部21はモードcが操作部22
のモード切替スイッチにより選択された場合には、図6
に示すように以下のようなシーケンス制御を行う。 (15)メインモータ24を回転させて感光体11を回転さ
せる。 (16)接離機構27を制御してブレード161及びファー
ブラシ162を感光体11に接触させる。
のモード切替スイッチにより選択された場合には、図6
に示すように以下のようなシーケンス制御を行う。 (15)メインモータ24を回転させて感光体11を回転さ
せる。 (16)接離機構27を制御してブレード161及びファー
ブラシ162を感光体11に接触させる。
【0036】(17)所定の時間が経過した後にメインモー
タ24を停止させて感光体11を停止させる。 (18)クリーニング接離モータ機構272を制御してブレ
ード161及びファーブラシ162を感光体11から離
すとともに、ファーブラシモータ271を制御してファ
ーブラシを回転させる。
タ24を停止させて感光体11を停止させる。 (18)クリーニング接離モータ機構272を制御してブレ
ード161及びファーブラシ162を感光体11から離
すとともに、ファーブラシモータ271を制御してファ
ーブラシを回転させる。
【0037】以上のようなモードa,b,cを設けるこ
とにより、例えば通常はクリーニング装置16を作用さ
せない画像形成モードaを実行し、適当な枚数の画像形
成毎にクリーニングモードcを実行し、形成画像に地汚
れが発生するようになった場合にクリーニング装置16
を作用させる画像形成モードbを実行させるようにする
ことができる。この結果、感光体11上の転写残トナー
がクリーニング装置16で回収される量は大幅に減少
し、クリーニング装置16に適当な大きさのトナー回収
ボックスをセットしておけば装置の寿命までトナーを装
置外に出す必要がなくなり、メンテナンスフリーが実現
される。
とにより、例えば通常はクリーニング装置16を作用さ
せない画像形成モードaを実行し、適当な枚数の画像形
成毎にクリーニングモードcを実行し、形成画像に地汚
れが発生するようになった場合にクリーニング装置16
を作用させる画像形成モードbを実行させるようにする
ことができる。この結果、感光体11上の転写残トナー
がクリーニング装置16で回収される量は大幅に減少
し、クリーニング装置16に適当な大きさのトナー回収
ボックスをセットしておけば装置の寿命までトナーを装
置外に出す必要がなくなり、メンテナンスフリーが実現
される。
【0038】図7は本発明の第2実施例の概略を示す。
この第2実施例では、上記第1実施例において、転写装
置15とクリーニング装置16との間に反射濃度センサ
29が設置されてこの反射濃度センサ29が感光体1の
トナー像転写後のトナー付着量を検出し、反射濃度セン
サ29の出力信号がA/D変換器によりA/D変換され
て制御部21に入力される。また、第2実施例は第1実
施例と同じモードa,b,cが用意されている。
この第2実施例では、上記第1実施例において、転写装
置15とクリーニング装置16との間に反射濃度センサ
29が設置されてこの反射濃度センサ29が感光体1の
トナー像転写後のトナー付着量を検出し、反射濃度セン
サ29の出力信号がA/D変換器によりA/D変換され
て制御部21に入力される。また、第2実施例は第1実
施例と同じモードa,b,cが用意されている。
【0039】第8図〜第10図は第2実施例における制
御部21の機能を説明するためのフローチャートであ
る。制御部21は、図8に示すように操作部22のスタ
ートスイッチが入れられると、転写体のミスフィードや
ジャムなどのトラブルが発生した後の異常復帰状態であ
るか否かを判断し、異常復帰状態であればクリーニング
モードcを実行し、異常復帰状態でなければ画像形成モ
ードを実行する。
御部21の機能を説明するためのフローチャートであ
る。制御部21は、図8に示すように操作部22のスタ
ートスイッチが入れられると、転写体のミスフィードや
ジャムなどのトラブルが発生した後の異常復帰状態であ
るか否かを判断し、異常復帰状態であればクリーニング
モードcを実行し、異常復帰状態でなければ画像形成モ
ードを実行する。
【0040】制御部21は画像形成モードの実行を図9
に示すように以下のようなシーケンス制御を行う。 (21)メインモータ24を回転させて感光体11を回転さ
せる。 (22)高圧電源23を制御して帯電装置12を作動させる
ことにより、感光体11を均一に帯電させる。
に示すように以下のようなシーケンス制御を行う。 (21)メインモータ24を回転させて感光体11を回転さ
せる。 (22)高圧電源23を制御して帯電装置12を作動させる
ことにより、感光体11を均一に帯電させる。
【0041】(23)現像モータ25を制御して現像スリー
ブ17を回転させると共に、高圧電源23を制御して現
像バイアスを現像スリーブ17に印加させる。 (24)反射濃度センサ29の出力値を読み取り、この出力
値が所定値以上であるか否かを判断する。反射濃度セン
サ29の出力値が所定値以上でなければ(26)に進んでモ
ードaを実行するようにする。
ブ17を回転させると共に、高圧電源23を制御して現
像バイアスを現像スリーブ17に印加させる。 (24)反射濃度センサ29の出力値を読み取り、この出力
値が所定値以上であるか否かを判断する。反射濃度セン
サ29の出力値が所定値以上でなければ(26)に進んでモ
ードaを実行するようにする。
【0042】(25)反射濃度センサ29の出力値が所定値
以上であればクリーニング接離モータ272を制御して
ブレード161及びファーブラシ162を感光体11に
接触させるとともに、ファーブラシモータ271を制御し
てファーブラシを回転させて、(26)に進んでモードbを
実行するようにする。 (26)レジストクラッチ28をオンさせてレジストローラ
18を回転させることにより転写体を送出させる。 (27)画像データを像露光装置13に転送して発光ダイオ
ードアレイを画像データに応じて点灯,消灯させること
により発光ダイオードアレイから感光体11に画像露光
を行わせる。これにより、感光体11は静電潜像が形成
され、この静電潜像が現像装置14を通過する際に現像
されてトナー像となる。
以上であればクリーニング接離モータ272を制御して
ブレード161及びファーブラシ162を感光体11に
接触させるとともに、ファーブラシモータ271を制御し
てファーブラシを回転させて、(26)に進んでモードbを
実行するようにする。 (26)レジストクラッチ28をオンさせてレジストローラ
18を回転させることにより転写体を送出させる。 (27)画像データを像露光装置13に転送して発光ダイオ
ードアレイを画像データに応じて点灯,消灯させること
により発光ダイオードアレイから感光体11に画像露光
を行わせる。これにより、感光体11は静電潜像が形成
され、この静電潜像が現像装置14を通過する際に現像
されてトナー像となる。
【0043】(28)転写体が転写領域に搬送されるタイミ
ングで転写接離モータ262を制御して転写ローラ15
を転写体を挟んで感光体11に圧接させるとともに、転
写モータ261を制御して転写ローラ15を回転させ
る。同時に高圧電源23を制御して転写ローラ15に転
写バイアスを印加し、感光体11上のトナー像を転写体
に転写させる。この転写体は、感光体11から分離され
て搬送され、定着装置20によりトナー像が定着され
る。
ングで転写接離モータ262を制御して転写ローラ15
を転写体を挟んで感光体11に圧接させるとともに、転
写モータ261を制御して転写ローラ15を回転させ
る。同時に高圧電源23を制御して転写ローラ15に転
写バイアスを印加し、感光体11上のトナー像を転写体
に転写させる。この転写体は、感光体11から分離され
て搬送され、定着装置20によりトナー像が定着され
る。
【0044】(29)転写体が転写領域を通過し終えたら転
写接離モータ駆動262を制御して転写ローラ15を感
光体11から離れさせるとともに、転写モータ261を
制御して転写モータ15を停止させ、高圧電源23を制
御して転写ローラ15に印加されている転写バイアスを
切る。
写接離モータ駆動262を制御して転写ローラ15を感
光体11から離れさせるとともに、転写モータ261を
制御して転写モータ15を停止させ、高圧電源23を制
御して転写ローラ15に印加されている転写バイアスを
切る。
【0045】(30)操作部22により設定された枚数の画
像形成が終了していなくて次の画像形成を行う場合には
(24)に戻り、次の画像形成を行わない場合には(31)に進
む。 (31)高圧電源23を制御して帯電装置12の動作と現像
バイアスの印加を停止させ、現像モータ25を制御して
現像スリーブ17を停止させる。 (32)メインモータ24を停止させて感光体11を停止さ
せる。
像形成が終了していなくて次の画像形成を行う場合には
(24)に戻り、次の画像形成を行わない場合には(31)に進
む。 (31)高圧電源23を制御して帯電装置12の動作と現像
バイアスの印加を停止させ、現像モータ25を制御して
現像スリーブ17を停止させる。 (32)メインモータ24を停止させて感光体11を停止さ
せる。
【0046】また、制御部21はクリーニングモードの
実行を図10に示すように以下のようなシーケンス制御
を行う。 (33)メインモータ24を回転させて感光体11を回転さ
せる。 (34)クリーニング接離モータ272を制御してブレード
161及びファーブラシ162を感光体11に接触させ
るとともに、ファーブラシモータ271を制御してファ
ーブラシを回転させる。
実行を図10に示すように以下のようなシーケンス制御
を行う。 (33)メインモータ24を回転させて感光体11を回転さ
せる。 (34)クリーニング接離モータ272を制御してブレード
161及びファーブラシ162を感光体11に接触させ
るとともに、ファーブラシモータ271を制御してファ
ーブラシを回転させる。
【0047】(35)所定の時間が経過した後にメインモー
タ24を停止させて感光体11を停止させる。 (36)クリーニング接離モータ272を制御してブレード
161及びファーブラシ162を感光体11から離すと
ともに、ファーブラシモータ271を制御してファーブ
ラシを回転させる。 もちろん、強制的に特定モードを実行できるようにして
おけることは望ましい。 この第2実施例では、反射濃
度センサ29の出力値に従って自動的にモードa,bの
いずれかを選択するので、オペレータの状況判断がなく
ても、感光体11上の転写残トナーがクリーニング装置
16で回収される量は大幅に減少し、クリーニング装置
16に適当な大きさのトナー回収ボックスをセットして
おけば装置の寿命まで回収トナーを装置外に出す必要が
なくなり、メンテナンスフリーが実現できる。
タ24を停止させて感光体11を停止させる。 (36)クリーニング接離モータ272を制御してブレード
161及びファーブラシ162を感光体11から離すと
ともに、ファーブラシモータ271を制御してファーブ
ラシを回転させる。 もちろん、強制的に特定モードを実行できるようにして
おけることは望ましい。 この第2実施例では、反射濃
度センサ29の出力値に従って自動的にモードa,bの
いずれかを選択するので、オペレータの状況判断がなく
ても、感光体11上の転写残トナーがクリーニング装置
16で回収される量は大幅に減少し、クリーニング装置
16に適当な大きさのトナー回収ボックスをセットして
おけば装置の寿命まで回収トナーを装置外に出す必要が
なくなり、メンテナンスフリーが実現できる。
【0048】図11は本発明の第3実施例の概略を示
す。この第3実施例では、上記第2実施例において、ク
リーニング装置16が省略され、2つのモードd,eが
用意されている。このモードd,eは、静電潜像形成,
現像同時クリーニング,転写を実行するモードdと、ク
リーニングを実行するモードeである。現像装置14は
クリーニング装置を兼ね、高圧電源23は現像スリーブ
17に現像バイアスとトナー回収バイアスとを選択的に
印加する。
す。この第3実施例では、上記第2実施例において、ク
リーニング装置16が省略され、2つのモードd,eが
用意されている。このモードd,eは、静電潜像形成,
現像同時クリーニング,転写を実行するモードdと、ク
リーニングを実行するモードeである。現像装置14は
クリーニング装置を兼ね、高圧電源23は現像スリーブ
17に現像バイアスとトナー回収バイアスとを選択的に
印加する。
【0049】第12図〜第14図は第3実施例における
制御部21の機能を説明するためのフローチャートであ
る。制御部21は、図12に示すように操作部22のス
タートスイッチが入れられると、転写体のミスフィード
やジャムなどのトラブルが発生した後の異常復帰状態で
あるか否かを判断し、異常復帰状態であればモードeを
実行し、異常復帰状態でなければモードdを実行する。
制御部21の機能を説明するためのフローチャートであ
る。制御部21は、図12に示すように操作部22のス
タートスイッチが入れられると、転写体のミスフィード
やジャムなどのトラブルが発生した後の異常復帰状態で
あるか否かを判断し、異常復帰状態であればモードeを
実行し、異常復帰状態でなければモードdを実行する。
【0050】制御部21はモードdの実行を図13に示
すように以下のようなシーケンス制御を行う。 (41)メインモータ24を回転させて感光体11を回転さ
せる。 (42)高圧電源23を制御して帯電装置12を作動させる
ことにより、感光体11を均一に帯電させる。
すように以下のようなシーケンス制御を行う。 (41)メインモータ24を回転させて感光体11を回転さ
せる。 (42)高圧電源23を制御して帯電装置12を作動させる
ことにより、感光体11を均一に帯電させる。
【0051】(43)現像モータ部25を制御して現像スリ
ーブ17を回転させる。 (44)反射濃度センサ29の出力値を読み取り、この出力
値が所定値以上であるか否かを判断する。反射濃度セン
サ29の出力値が所定値以上でなければ(46)に進む。 (45)反射濃度センサ29の出力値が所定値以上であれば
高圧電源23を制御して現像スリーブ17にトナー回収
バイアス(−500〜+800V程度)を印加させ、感
光体11が1回転以上回転するまでその状態を保つ。
ーブ17を回転させる。 (44)反射濃度センサ29の出力値を読み取り、この出力
値が所定値以上であるか否かを判断する。反射濃度セン
サ29の出力値が所定値以上でなければ(46)に進む。 (45)反射濃度センサ29の出力値が所定値以上であれば
高圧電源23を制御して現像スリーブ17にトナー回収
バイアス(−500〜+800V程度)を印加させ、感
光体11が1回転以上回転するまでその状態を保つ。
【0052】(46)高圧電源23を制御して現像スリーブ
17に現像バイアス(−500〜−700V程度)を印
加させる。 (47)レジストクラッチ28をオンさせてレジストローラ
18を回転させることにより転写体を送出させる。 (48)画像データを像露光装置13に転送して発光ダイオ
ードアレイを画像データに応じて点灯,消灯させること
により発光ダイオードアレイから感光体11に画像露光
を行わせる。これにより、感光体11は静電潜像が形成
され、この静電潜像が現像装置14を通過する際に現像
されてトナー像となる。
17に現像バイアス(−500〜−700V程度)を印
加させる。 (47)レジストクラッチ28をオンさせてレジストローラ
18を回転させることにより転写体を送出させる。 (48)画像データを像露光装置13に転送して発光ダイオ
ードアレイを画像データに応じて点灯,消灯させること
により発光ダイオードアレイから感光体11に画像露光
を行わせる。これにより、感光体11は静電潜像が形成
され、この静電潜像が現像装置14を通過する際に現像
されてトナー像となる。
【0053】(49)転写体が転写領域に搬送されるタイミ
ングで転写接離モータ262を制御して転写ローラ15
を転写体を挟んで感光体11に圧接させるとともに、転
写モータ261を制御して転写ローラ15を回転させ
る。同時に高圧電源23を制御して転写ローラ15に転
写バイアスを印加し、感光体11上のトナー像を転写体
に転写させる。この転写体は、感光体11から分離され
て搬送され、定着装置20によりトナー像が定着され
る。
ングで転写接離モータ262を制御して転写ローラ15
を転写体を挟んで感光体11に圧接させるとともに、転
写モータ261を制御して転写ローラ15を回転させ
る。同時に高圧電源23を制御して転写ローラ15に転
写バイアスを印加し、感光体11上のトナー像を転写体
に転写させる。この転写体は、感光体11から分離され
て搬送され、定着装置20によりトナー像が定着され
る。
【0054】(50)転写体が転写領域を通過し終えたら転
写接離モータ262を制御して転写ローラ15を感光体
11から離れさせるとともに、転写モータ261を制御
して転写ローラ261を停止させると共に、高圧電源2
3を制御して転写ローラ15に印加されている転写バイ
アスを切る。
写接離モータ262を制御して転写ローラ15を感光体
11から離れさせるとともに、転写モータ261を制御
して転写ローラ261を停止させると共に、高圧電源2
3を制御して転写ローラ15に印加されている転写バイ
アスを切る。
【0055】(51)操作部22により設定された枚数の画
像形成が終了していなくて次の画像形成を行う場合には
(44)に戻り、次の画像形成を行わない場合には(52)に進
む。 (52)高圧電源23を制御して帯電装置12の動作と現像
バイアスの印加を停止させ、現像モータ25を制御して
現像スリーブ17を停止させる。 (53)メインモータ24を停止させて感光体11を停止さ
せる。
像形成が終了していなくて次の画像形成を行う場合には
(44)に戻り、次の画像形成を行わない場合には(52)に進
む。 (52)高圧電源23を制御して帯電装置12の動作と現像
バイアスの印加を停止させ、現像モータ25を制御して
現像スリーブ17を停止させる。 (53)メインモータ24を停止させて感光体11を停止さ
せる。
【0056】また、制御部21はモードeの実行を図1
4に示すように以下のようなシーケンス制御を行う。 (54)メインモータ24を回転させて感光体11を回転さ
せる。 (55)高圧電源23を制御して帯電装置12を作動させ
る。 (56)現像モータ25を制御して現像スリーブ17を回転
させると共に、高圧電源23を制御して現像スリーブ1
7にトナー回収バイアスを印加させ、感光体11,,が
1回転以上回転するまでその状態を保つ。
4に示すように以下のようなシーケンス制御を行う。 (54)メインモータ24を回転させて感光体11を回転さ
せる。 (55)高圧電源23を制御して帯電装置12を作動させ
る。 (56)現像モータ25を制御して現像スリーブ17を回転
させると共に、高圧電源23を制御して現像スリーブ1
7にトナー回収バイアスを印加させ、感光体11,,が
1回転以上回転するまでその状態を保つ。
【0057】(57)高圧電源23を制御して帯電装置12
の動作を停止させ、現像モータ25を制御して現像スリ
ーブ17を停止させると共に、高圧電源23を制御して
現像スリーブ17へのトナー回収バイアス印加を停止さ
せる。 (58)メインモータ24を停止させて感光体11を停止さ
せる。もちろん、強制的に特定モードを実行できるよう
にしておけることは望ましい。 この第3実施例では、
クリーニング装置の機能を現像装置14に持たせたの
で、装置の小型化・簡略化を実現でき、また、回収トナ
ーをすべて再利用できる。さらに、反射濃度センサ29
の出力値に従って自動的にモードd,eのいずれかを選
択して感光体11のクリーニングを行うので、転写残ト
ナーによる背景部汚れが発生することがない。
の動作を停止させ、現像モータ25を制御して現像スリ
ーブ17を停止させると共に、高圧電源23を制御して
現像スリーブ17へのトナー回収バイアス印加を停止さ
せる。 (58)メインモータ24を停止させて感光体11を停止さ
せる。もちろん、強制的に特定モードを実行できるよう
にしておけることは望ましい。 この第3実施例では、
クリーニング装置の機能を現像装置14に持たせたの
で、装置の小型化・簡略化を実現でき、また、回収トナ
ーをすべて再利用できる。さらに、反射濃度センサ29
の出力値に従って自動的にモードd,eのいずれかを選
択して感光体11のクリーニングを行うので、転写残ト
ナーによる背景部汚れが発生することがない。
【0058】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、繰り返して使用される像担持体と、この像担持体に
静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像担持体
上の静電潜像を現像してトナー像とする現像手段と、前
記像担持体上のトナー像を転写体に転写する転写手段
と、前記像担持体をトナー像転写後にクリーニングする
クリーニング手段とを有する画像形成装置において、前
記クリーニング手段を作用させずに前記静電潜像の形
成,現像,転写を実行するモードと、前記クリーニング
手段を作用させて前記静電潜像の形成,現像,転写を実
行するモードと、前記クリーニング手段を作用させて前
記クリーニングのみを実行するモードとを任意に切り替
えて動作させるモード切替動作手段を備えたので、像担
持体上の転写残トナーがクリーニング手段で回収される
量が大幅に減少し、クリーニング手段に適当な大きさの
トナー回収ボックスをセットしておけば装置の寿命まで
トナーを装置外に出す必要がなくなり、サービスマンに
よるメンテナンスを不要とすることが可能でメンテナン
スフリーを実現できる。しかも、クリーニング不良によ
る悪影響がなく装置のトラブルが発生した場合でも後に
悪影響を残すことがない。
ば、繰り返して使用される像担持体と、この像担持体に
静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像担持体
上の静電潜像を現像してトナー像とする現像手段と、前
記像担持体上のトナー像を転写体に転写する転写手段
と、前記像担持体をトナー像転写後にクリーニングする
クリーニング手段とを有する画像形成装置において、前
記クリーニング手段を作用させずに前記静電潜像の形
成,現像,転写を実行するモードと、前記クリーニング
手段を作用させて前記静電潜像の形成,現像,転写を実
行するモードと、前記クリーニング手段を作用させて前
記クリーニングのみを実行するモードとを任意に切り替
えて動作させるモード切替動作手段を備えたので、像担
持体上の転写残トナーがクリーニング手段で回収される
量が大幅に減少し、クリーニング手段に適当な大きさの
トナー回収ボックスをセットしておけば装置の寿命まで
トナーを装置外に出す必要がなくなり、サービスマンに
よるメンテナンスを不要とすることが可能でメンテナン
スフリーを実現できる。しかも、クリーニング不良によ
る悪影響がなく装置のトラブルが発生した場合でも後に
悪影響を残すことがない。
【0059】請求項2記載の発明によれば、繰り返して
使用される像担持体と、この像担持体に静電潜像を形成
する静電潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を
現像してトナー像とする現像手段と、前記像担持体上の
トナー像を転写体に転写する転写手段と、前記像担持体
をトナー像転写後にクリーニングするクリーニング手段
と、前記像担持体のトナー付着量をトナー像転写後に検
出するトナー付着量検出手段とを有する画像形成装置に
おいて、前記トナー付着量検出手段が所定の値より大き
いトナー付着量を検出したときに前記クリーニング手段
を作動させるクリーニング手段作動手段を備えたので、
オペレータの状況判断がなくても、像担持体上の転写残
トナーがクリーニング手段で回収される量が大幅に減少
し、クリーニング手段に適当な大きさのトナー回収ボッ
クスをセットしておけば装置の寿命まで回収トナーを装
置外に出す必要がなくなり、サービスマンによるメンテ
ナンスを不要とすることが可能でメンテナンスフリーが
実現できる。しかも、クリーニング不良による悪影響が
なく装置のトラブルが発生した場合でも後に悪影響を残
すことがない。
使用される像担持体と、この像担持体に静電潜像を形成
する静電潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を
現像してトナー像とする現像手段と、前記像担持体上の
トナー像を転写体に転写する転写手段と、前記像担持体
をトナー像転写後にクリーニングするクリーニング手段
と、前記像担持体のトナー付着量をトナー像転写後に検
出するトナー付着量検出手段とを有する画像形成装置に
おいて、前記トナー付着量検出手段が所定の値より大き
いトナー付着量を検出したときに前記クリーニング手段
を作動させるクリーニング手段作動手段を備えたので、
オペレータの状況判断がなくても、像担持体上の転写残
トナーがクリーニング手段で回収される量が大幅に減少
し、クリーニング手段に適当な大きさのトナー回収ボッ
クスをセットしておけば装置の寿命まで回収トナーを装
置外に出す必要がなくなり、サービスマンによるメンテ
ナンスを不要とすることが可能でメンテナンスフリーが
実現できる。しかも、クリーニング不良による悪影響が
なく装置のトラブルが発生した場合でも後に悪影響を残
すことがない。
【0060】請求項3記載の発明によれば、繰り返して
使用される像担持体と、この像担持体に静電潜像を形成
する静電潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を
現像してトナー像とする現像手段と、前記像担持体上の
トナー像を転写体に転写する転写手段と、前記像担持体
のトナー付着量をトナー像転写後に検出するトナー付着
量検出手段とを有する画像形成装置において、前記トナ
ー付着量検出手段が所定の値より大きいトナー付着量を
検出したとき前記現像手段を前記像担持体上のトナーを
回収するように作動させる制御手段を備えたので、クリ
ーニング機能を現像手段が持つことになって装置の小型
化・簡略化を実現でき、また、回収トナーをすべて再利
用できる。さらに、トナー付着量検出手段の検出結果に
従って自動的に像担持体のクリーニングを行うので、転
写残トナーによる背景部汚れが発生することがない。従
って、転写残トナーによる背景部汚れの発生を防止しな
がら装置の小型化、トナーの完全なリサイクルを達成す
ることができる。
使用される像担持体と、この像担持体に静電潜像を形成
する静電潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を
現像してトナー像とする現像手段と、前記像担持体上の
トナー像を転写体に転写する転写手段と、前記像担持体
のトナー付着量をトナー像転写後に検出するトナー付着
量検出手段とを有する画像形成装置において、前記トナ
ー付着量検出手段が所定の値より大きいトナー付着量を
検出したとき前記現像手段を前記像担持体上のトナーを
回収するように作動させる制御手段を備えたので、クリ
ーニング機能を現像手段が持つことになって装置の小型
化・簡略化を実現でき、また、回収トナーをすべて再利
用できる。さらに、トナー付着量検出手段の検出結果に
従って自動的に像担持体のクリーニングを行うので、転
写残トナーによる背景部汚れが発生することがない。従
って、転写残トナーによる背景部汚れの発生を防止しな
がら装置の小型化、トナーの完全なリサイクルを達成す
ることができる。
【図1】本発明の第1実施例の回路構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】同第1実施例を示す概略図である。
【図3】同第1実施例における制御部の機能を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】同制御部の他の機能を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】同制御部の他の機能を示すフローチャートであ
る。
る。
【図6】同制御部の他の機能を示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】本発明の第2実施例を示す概略図である。
【図8】同第2実施例における制御部の機能を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図9】同制御部の他の機能を示すフローチャートであ
る。
る。
【図10】同制御部の他の機能を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図11】本発明の第3実施例を示す概略図である。
【図12】同第3実施例における制御部の機能を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図13】同制御部の他の機能を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図14】同制御部の他の機能を示すフローチャートで
ある。
ある。
11 感光体 12 帯電装置 13 像露光装置 14 現像装置 15 転写装置 16 クリーニング装置 21 制御部
Claims (3)
- 【請求項1】繰り返して使用される像担持体と、この像
担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記
像担持体上の静電潜像を現像してトナー像とする現像手
段と、前記像担持体上のトナー像を転写体に転写する転
写手段と、前記像担持体をトナー像転写後にクリーニン
グするクリーニング手段とを有する画像形成装置におい
て、前記クリーニング手段を作用させずに前記静電潜像
の形成,現像,転写を実行するモードと、前記クリーニ
ング手段を作用させて前記静電潜像の形成,現像,転写
を実行するモードと、前記クリーニング手段を作用させ
て前記クリーニングのみを実行するモードとを任意に切
り替えて動作させるモード切替動作手段を備えたことを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】繰り返して使用される像担持体と、この像
担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記
像担持体上の静電潜像を現像してトナー像とする現像手
段と、前記像担持体上のトナー像を転写体に転写する転
写手段と、前記像担持体をトナー像転写後にクリーニン
グするクリーニング手段と、前記像担持体のトナー付着
量をトナー像転写後に検出するトナー付着量検出手段と
を有する画像形成装置において、前記トナー付着量検出
手段が所定の値より大きいトナー付着量を検出したとき
に前記クリーニング手段を作動させるクリーニング手段
作動手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】繰り返して使用される像担持体と、この像
担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記
像担持体上の静電潜像を現像してトナー像とする現像手
段と、前記像担持体上のトナー像を転写体に転写する転
写手段と、前記像担持体のトナー付着量をトナー像転写
後に検出するトナー付着量検出手段とを有する画像形成
装置において、前記トナー付着量検出手段が所定の値よ
り大きいトナー付着量を検出したとき前記現像手段を前
記像担持体上のトナーを回収するように作動させる制御
手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5231587A JPH0784484A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5231587A JPH0784484A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0784484A true JPH0784484A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16925859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5231587A Pending JPH0784484A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784484A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017026799A (ja) * | 2015-07-22 | 2017-02-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP5231587A patent/JPH0784484A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017026799A (ja) * | 2015-07-22 | 2017-02-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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