JPH078423Y2 - 把手付き壜 - Google Patents

把手付き壜

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JPH078423Y2
JPH078423Y2 JP1989017576U JP1757689U JPH078423Y2 JP H078423 Y2 JPH078423 Y2 JP H078423Y2 JP 1989017576 U JP1989017576 U JP 1989017576U JP 1757689 U JP1757689 U JP 1757689U JP H078423 Y2 JPH078423 Y2 JP H078423Y2
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JP
Japan
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plate
plate portion
tapered
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mouth
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JP1989017576U
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JPH02108845U (ja
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義幸 角田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は把手付きの壜に係る。
「従来の技術」 大形壜には把手を付設することが望ましいが、壜と把手
とを一体に成形することは比較的困難であり、このため
例えば実開昭62−22925号が示すように、テーパ状筒部
の上端から中間部までの複数の割溝を縦設すると共にそ
の筒部下端の一部に把手を付設した合成樹脂製の把手付
き部材を設けて、その筒部を、テーパ状の口頸部を有
し、該口頸部の上面に係合突条を周設する壜本体の口頸
部外面へ、上記割溝による複数割り込みを有する筒部上
方部分の弾性変形により嵌合させてその筒部上端を上記
口頸部上部の係合突条外面へ係合させる等する。
「考案が解決しようとする課題」 本案は合成樹脂材により別成形した把手部材を、びん本
体の口頸部外面へ嵌合させるのに際し、その嵌合の際は
口頸部挿入部分を弾性に抗し拡開させて行えるようにす
ると共に、嵌合後は、上記拡開部分の一部をかすがい状
板により拡開不能となし、もって把手部材を口頸部外面
へ確実に嵌合できるよう設けたものである。
「課題を解決するための手段」 上方小径のテーパ状口頸部2の上部外面に係合突条3を
有する壜本体と、上記係合突条3下面へ上端面を係合さ
せて口頸部下方部分外面へ嵌合させたテーパ状筒部5を
有し、該筒部の後面上部から張出し板部6を介して握持
板部7を、上記テーパ状筒部5下端よりも下方まで垂下
し、かつ該握持板部下端からテーパ状口頸部2の下部外
面に接して連結板部8を起立し、該連結板部上端を上記
テーパ状筒部5の後部下端面へ連続させた、弾性合成樹
脂製の把手部材4とからなり、少くとも上記張出し板部
の前部と該張出し板部前端下方の筒部部分上方とに、そ
れ等部分を二分する割溝9を連続して穿設すると共に、
上記張出し板部6の後部から薄肉ヒンジ10を介してかす
がい状板11を突出させて、該かすがい状板11の左右両側
部を上記張出し板前部の左右側部6a,6aへ嵌着させた。
「作用」 把手部材4が有するテーパ状筒部5と該筒部の後面上部
から突出する張出し板部6とには、少くとも該張出し板
部の前部と該張出し板部の前端下方の筒部分上方とに、
それ等部分を左右に二分する割溝9が連続して穿設して
あるから、それ等左右両部分を左右に拡げることで、テ
ーパ状筒部の上部内径が拡がってその筒部内に係合突条
3付きの口頸部2を挿通でき、該挿通後、かすがい状板
11を張出し板部5の前部へ嵌着させることで、上記左右
両部分の拡開は不能となり、かつ該状態で筒部5の上端
面は口頸部の係合突条3下面へ係合するから、把手部材
4は壜本体の口頸部外面へ確実に嵌着されることとな
る。
「実施例」 まず、第1図と第2図が示す第1実施例について説明す
ると、1は壜本体で、その口頸部2は上方小径のテーパ
状をなし、かつその上部外面には係合突条3を有する。
該壜本体は硝子、或いは合成樹脂のいずれでもよい。
4は弾性を有する合成樹脂製の把手部材で、上記係合突
条3下面へ上端面を係合させて上記壜本体の口頸部下方
部分外面へ嵌合させたテーパ状筒部5を有し、かつ該筒
部の後面上部から張出し板部6を後方へ突出し、更に該
張出し板部後端から握持板部7を、テーパ状筒部5下端
よりも下方まで垂下して、その下端から上前方へテーパ
状口頸部2の下部外面に接して連結板部8を起立し、該
連結板部上端を上記筒部の後部下端へ連続させている。
又筒部5の後方上部と張出し部6と握持板部7の上部と
には、それ等部分を左右に二分する割溝9を連続して穿
設しており、更に張出し板部6の後端には薄肉被10を介
してかすがい状板11を突出する。該かすがい状板は上記
割溝穿設により形成された張出し板部の左右両側部6a,6
aが左右方向へ開かないよう連結するためのもので、張
出し板を後方へ延長した形状の上板部11aの左右両側の
うち、その前部を除く部分から側板11b,11bを起立し、
かつその上端内面に返し突条11c,11cを付設して、薄肉
ヒンジ10を中心に張出し板部6上へ上板部11aを押付け
ることで返し突条11c,11cが張出し板部の左右両側部6a,
6a下面へ係合するよう設けたものである。既述割溝穿設
の便宜のため、かすがい状板後方突出状態における上板
部の前部にも割溝を穿設してもよい。
第3図、第4図が示す第2図実施例、および第5図、第
6図が示す第3実施例は、上記第1実施例におけるかす
がい状板11の返し突条付き側板11b,11bに代えて上板部1
1aから左右一対の突子12,12を突出しておき、これ等両
突子を張出し板の左右両側部6a,6aの前部に穿設した穴1
3,13内へ嵌着させることで上記左右両側部6a,6aの開き
を防止できるようにすると共に、そのかすがい状板11を
張出し板部6に対して仮セットできるよう設けたもので
ある。尚割溝9の筒部5穿設部分は連結板部8の上部ま
で延長している。
第3図、第4図の第2実施例では、その仮セットの方法
として、握持板部7の上部後面に上向き段部14を形成し
てその左右両側部から下方へ切欠き15,15を設け、又上
記上向き段部から薄肉ヒンジ10を介してL字状のかすが
い状板11を突出し、かつ該かすがい状板上端の薄肉ヒン
ジ両側部分から弾性脚片16,16を突出している。該構成
としたことで薄肉ヒンジ10を中心にかすがい状板11を回
動させたとき、弾性脚片16,16は弾性変形により薄肉ヒ
ンジ10の両側下方へ移動してその上板部11aは張出し板
部6上へ、第4図が二点鎖線で示すように位置する仮セ
ット状態となり、該状態から張出し板部6に対してかす
がい上板11を押下げることで穴13,13内へ突子12、12が
嵌合する。
第5図、第6図が示す仮セット機構は、かすがい状板11
突出状態における上板部11aの前部から上端左右両側に
小返し突条を有する介在板17を起立するもので、薄肉ヒ
ンジ10を中心にかすがい状板11を回動させ張出し板部6
上へ移動させたとき、上記介在板17が割溝9内へ入って
その割溝下部両側に付設した突条に小返し突条が係合し
てそのかすがい状板を二点鎖線で示す仮セット状態に保
ち、かつ該状態からそのかすがい状板11を張出し板部6
に対し押下げることで突子12,12が穴13,13内へ嵌合され
るよう設けてある。
「考案の効果」 本案は既述構成とするもので、びん本体の口頸部と把手
部材の筒部とを共にテーパ状とし、かつその把手部材の
筒部後面上部から突出する張出し板部6の少なくとも前
部と該張出し板部前端下方の筒部部分の上方とに、それ
等部分を左右に二分する割溝9を連続して穿設し、その
把手部材を弾性ある合成樹脂製としたから、壜本体口頸
部の上部外面に係合突条3を付設するに拘らず、上記割
溝穿設部分を弾性に抗し拡開することで上記係合突条3
下方の口頸部分外面へ把手部材の筒部5を嵌合させ、筒
部上端を上記係合突条3下面へ係合させることが容易で
あり、又張出し板部6の後部から薄肉ヒンジ10を介して
かすがい状板11を突出させて、該かすがい状板の左右両
側部を上記割溝穿設により形成された張出し板部の左右
両側部6a,6aへ嵌着させたから、その左右両側部6a,6aが
左右に開くことはなく、このようにして壜本体の口頸部
2に対する把手部材4の嵌着を確実とすることが出来
る。更に握持板部7は、テーパ状筒部5の後面上部から
張出し板部6を介して上記テーパ状筒部5下端よりも下
方で垂下したから、テーパ状筒部5の上下巾よりも長く
握持板部7の長さを設定して持ち易くすることが出来、
更にその握持板部7下端からテーパ状口頸部2の下部外
面に接して連結板部8を起立し、該連結板部上端をテー
パ状筒部5の後部下端面へ連続させたから、上記のよう
に握持板部7を長く設けたに拘らず、該握持板部がテー
パ状筒部5に対して、従って又把手部材4が壜本体の口
頸部に対しても、揺動ないしガタ付くようなことがな
い。
【図面の簡単な説明】
図1と第2図は第1実施例を示すもので、第1図は一部
を断面として示す本案壜要部の側面図、第2図はその壜
に使用する把手部材要部の斜視図、第3図と第4図は第
2実施例を示すもので、第3図は壜本体口頸部に把手部
材を嵌合する以前の状態で示す分解斜視図、第4図は把
手部材を断面として示す本案壜要部の側面図、第5図と
第6図は第3実施例を示すもので、第5図は壜本体口頸
部に、把手部材を嵌合する以前の状態で示す分解斜視
図、第6図は把手部材を断面として示す壜要部の側面図
である。 4…把手部材、6…張出し板部 11…かすがい状板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方小径のテーパ状口頸部2の上部外面に
    係合突条3を有する壜本体1と、上記係合突条3下面へ
    上端面を係合させて口頸部下方部分外面へ嵌合させたテ
    ーパ状筒部5を有し、該筒部の後面上部から張出し板部
    6を介して握持板部7を、上記テーパ状筒部5下端より
    も下方まで垂下し、かつ該握持板部下端からテーパ状口
    頸部2の下部外面に接して連結板部8を起立し、該連結
    板部上端を上記テーパ状筒部5の後部下端面へ連続させ
    た、弾性合成樹脂製の把手部材4とからなり、少くとも
    上記張出し板部の前部と該張出し板部前端下方の筒部部
    分上方とに、それ等部分を二分する割溝9を連続して穿
    設すると共に、上記張出し板部6の後部から薄肉ヒンジ
    10を介してかすがい状板11を突出させて、該かすがい状
    板11の左右両側部を上記張出し板前部の左右側部6a,6a
    へ嵌着させたことを特徴とするとする把手付き壜。
JP1989017576U 1989-02-17 1989-02-17 把手付き壜 Expired - Lifetime JPH078423Y2 (ja)

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JPH02108845U JPH02108845U (ja) 1990-08-29
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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827938Y2 (ja) * 1979-01-19 1983-06-17 株式会社吉野工業所 大形壜取付け用把手
JPS59188841U (ja) * 1983-05-31 1984-12-14 株式会社吉野工業所 樽型容器
JPS604430U (ja) * 1983-06-21 1985-01-12 東洋製罐株式会社 容器支持用把手
JPH0415641Y2 (ja) * 1986-02-07 1992-04-08

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JPH02108845U (ja) 1990-08-29

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