JPH0784129B2 - 自動車扉の自動開閉装置 - Google Patents

自動車扉の自動開閉装置

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JPH0784129B2
JPH0784129B2 JP2173593A JP17359390A JPH0784129B2 JP H0784129 B2 JPH0784129 B2 JP H0784129B2 JP 2173593 A JP2173593 A JP 2173593A JP 17359390 A JP17359390 A JP 17359390A JP H0784129 B2 JPH0784129 B2 JP H0784129B2
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JP
Japan
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door
opening
closing
actuator
latch
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JP2173593A
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JPH0463719A (ja
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武司 上原
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、タクシー等の営業用自動車における自動開閉
装置に関する。
「従来の技術」 営業用自動車の扉、特に左側後部扉の自動開閉装置とし
てリンク方式によるものが採用されている。このリンク
方式による左側後部扉の開閉方法は、運転席のシートと
右側前部扉の間に、運転者が右手で操作するために突出
して設けられた操作グリップを操作し、左側後部扉の下
部に前記操作グリップと連動するリンク部分を設けて、
このリンク部分で左側後部扉のドアラッチ解錠および開
閉を行う。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記リンク方式による自動開閉装置は、
後部室内の足下に操作グリップと連動するリンク部分が
突出しており、乗降の邪魔となるばかりでなく、乗客の
靴の泥等で汚れ、扉の円滑な開閉を行うためにはリンク
部分の清掃および注油などの保全が必要である。また、
運転者の乗降の際操作グリップが邪魔になるとともに、
意匠上車室内がすっきりしない等の問題点がある。
本発明は上記の問題点を解決するためなされたものであ
り、扉内に組み込んで露出部を無くした自動車扉の自動
開閉装置を提供することを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 前記目的を達成するための本発明の自動車扉の自動開閉
装置は、車体に開閉可能に支持された自動車扉が閉じら
れているとき、車体側と前記扉側のいずれか一方に設け
られたドアロックストライカといずれか他方に設けられ
たドアアッチとが係合するとともに、前記扉と前記車体
との間に配設されたドアチェックにより前記扉の開放状
態が保持され、若しくは開放が制限される自動車扉の自
動開閉装置において、前記扉内に配設され、前記ドアラ
ッチに連結された連結部材を駆動して前記ドアロックス
トライカと前記ドアラッチとの係合を解除する係合解除
用アクチュエータと、前記扉内に配設され、前記ドアチ
ェックの一端を押引して前記扉を開閉駆動する扉開閉用
アクチュエータと、前記扉の開閉を指令する操作スイッ
チの扉開信号により、前記係合解除用アクチュエータと
前記扉開閉用アクチュエータとを作動させる扉開閉制御
装置と、を備えたことを特徴とする。
「作用」 上記のように構成された自動車扉の自動開閉装置では、
操作スイッチを開操作すると、扉開閉制御装置の制御信
号により係合解除用アクチュエータと扉開閉用アクチュ
エータとが作動して、ドアロックストライカとドアラッ
チとの係合を解除するとともに、ドアチェックの一端を
押して扉を開く。
「実施例」 本発明の実施例について図面を参照し説明する。第1図
は左側後部扉での各構成要素の配置を一部透視して示す
斜視図である。扉22は、蝶番式のアッパーヒンジ24Aと
ロアヒンジ24Bにより図示略の車体に開閉可能に支持さ
れる。ドアチェック21は、一端を扉22の内部に挿通さ
れ、他端を中心軸21Aにより車体に軸着される上下に2
枚重ねした板ばねにより構成されている。そして、扉の
半開き位置Hでは2枚の板ばねの間隔が狭くなり、全開
位置Fでは2枚の板ばね間隔が広くなるように折曲形成
されている。そして、扉22の挿通孔22Aを通過する時
に、板ばねの弾力により扉22の開放角度に節度を持たせ
るとともに、最大開放位置を規定する機能を有する。本
発明においては、ドアチェック21の扉22内の一端に扉開
閉用アクチュエータ13を連結している。
扉開閉制御装置11は、電源14から手許操作スイッチ15を
介して給電され、出力側が後述するドアラッチ1とドア
ロックストライカ2との係合を解除する係合解除用アク
チュエータ12及び扉開閉用アクチュエータ13に接続され
る。係合解除用アクチュエータ12は、該アクチュエータ
12の動作の一サイクルに要する時間作動するタイマーを
内蔵し、往復動作を行うべく扉22の内部に配設されてい
る。ワイヤ12Aは、係合解除要アクチュエータ12の往復
駆動部31と結合し、ドアノブ23とドアラッチ1とを連結
するワイヤ7に結合されて連結部材をなしている。
扉開閉用アクチュエータ13は、扉22の内部に配設されて
いる。運転者の意志に反して、扉22が開閉されるのを防
止するため、扉開閉用アクチュエータ13にはクラッチを
設けてもよい。この扉開閉用アクチュエータ13の駆動部
は、前記したように扉22の内部に挿通されたドアチェッ
ク21の一端部に連結され、該ドアチェック21を押し引き
して、扉22を開閉する。
第2図(a)は実施例におけるドアラッチ1の詳細構造
の一例であり、第2図(b)は係合状態を示す説明図で
ある。ドアラッチ1は扉22内に配設され、ドアロックス
トライカ2は車体に固着されている。該ドアロックスト
ライカ2は、ドアラッチ1における係合爪4の開口部3
に係合する。
ドアラッチ1とドアロックストライカ2との係合及び係
合解除は以下の通りに行われる。ワイヤ7がY方向へ引
かれると、作動爪5が支点Oを中心として反時計方向へ
回転する。これにより、係合爪4が支点O′を中心とし
てスプリング6により反時計方向へ回転されて、ドアロ
ックストライカ2と係合爪4との係合が解除される。扉
22が閉じられる時は、ドアロックストライカ2が係合爪
4の開口部3に当接することにより、係合爪4が支点
O′を中心として時計方向へ回転する。これにより、ス
プリング6を介して係合爪4と結合する作動爪5が、支
点Oを中心として時計方向へ回転される。そして、扉22
が閉じると自動的にドアロックストライカ2が開口部3
にくい込み係合爪4と係合する。
第3図は上記実施例における係合解除用アクチュエータ
12及び扉開閉用アクチュエータ13の主要部分を切欠して
示した斜視図である。モータ35の回転軸にはピニオン32
が嵌着されている。そのピニオン32はラック33とかみ合
っており案内ローラ34に導かれて往復駆動部31を往復動
させる。往復駆動部31には、前述のドアチェック21の扉
22の内部における一端部やワイヤ12Aが結合される。往
復駆動部31の往復動作は、ピニオン32が時計方向に正転
駆動されるとラック33をX方向に押し出し、ピニオン32
が反時計方向に逆転駆動されるとラック33をY方向に引
張る。
第4図は全体構成を示す回路図である。手許操作スイッ
チ15は扉22の開閉速度を高、低2段に切替えることがで
きるように、開端および閉端にばねで2段階に閉じる接
点を有するものとする。扉開閉制御装置11は、アクチュ
エータ駆動用のコントロールIC41と、係合解除用アクチ
ュエータ12及び扉開閉用アクチュエータ13のモータ35へ
の出力を切換制御するパワーコンバータ42,42と、係合
解除用アクチュエータ12及び扉開閉用アクチュエータ13
の往復駆動部31の位置をそれぞれ検出し、位置フィード
バック信号に変換してコントロールIC41へ送る位置検出
器43,43とを内蔵している。扉開閉制御装置11の動き
は、手許操作スイッチ15からの開閉信号を受け、コント
ロールIC41を介してパワーコンバータ42,42にコントロ
ール信号を送り、モータ35の往復駆動部31の位置を検出
した位置検出器43,43から位置フィードバック信号を受
け、これらの信号に基づいて順次シーケンスを進行させ
ながらモータ35を制御する。
第5図はパワーコンバータ42の回路図であり、2組の逆
極性のトランジスタの導通を切換えることにより、前記
係合解除用アクチュエータ12及び扉開閉用アクチュエー
タ13のモータ35を正逆回転駆動させる。
上記構成の実施例について図面を参照しその作動を説明
する。第6図(a)は扉22の開時の動作を示すタイミン
グチャートである。最上欄のA,B,C,Dは各シーケンスを
示す符号である。初期状態では扉22は閉じられドアラッ
チ1がドアロックストライカ2と係合している。運転者
により手許操作スイッチ15の開操作釦が押されると、扉
開閉制御装置11が開信号を受け直ちに係合解除用アクチ
ュエータ12のモータ35の逆転駆動を開始させ、ワイヤ12
Aを引張る。ワイヤ12Aはドアノブ23とドアラッチ1を連
結するワイヤ7を引き、前述のごとくドアラッチ1とド
アロックストライカ2との係合を解除する(シーケンス
A)。
次に、係合解除用アクチュエータ12の動作完了を検出し
た検出器から位置フィードバック信号を受けた扉開閉制
御装置11は扉開閉用アクリュエータ13のモータ35の正転
駆動を開始させ、往復駆動部31はドアチェック21の扉22
の内部における一端部を押し出す。扉開閉用アクチュエ
ータ13がドアチェック21の一端部を扉22の中から押し出
すとその反作用により扉22は開かれる。手許操作スイッ
チ15をさらに強く押すと、扉22の開閉速度は早くなる。
また、係合解除用アクチュエータ12の動作完了に伴って
内蔵されているタイマーが作動し、該係合解除用アクチ
ュエータ12の往復駆動部31は原点復帰され、ドアラッチ
1とドアロックストライカ2とは係合される(シーケン
スB)。シーケンスCにおいては、手許操作スイッチ15
が押し続けられ、扉開閉用アクチュエータ13も作動し続
ける。運転者は扉22が解放限度に達したことを確認する
と手許操作スイッチ15の開操作釦を放す(シーケンス
D)。
第6図(b)は扉22の閉時の動作を示すタイミングチャ
ートである。最上欄のE,Fは各シーケンスを示す符号で
ある。初期状態では扉22は解放限度に達している。運転
者により手許操作スイッチ15の閉操作釦が押されると、
扉開閉制御装置11が閉信号を受け直ちに扉開閉用アクチ
ュエータ13のモータ35の逆転駆動を開始させ、往復駆動
部31はドアチェック21の扉22の内部における一端部を引
張り扉22を閉め始める。手許操作スイッチ15をさらに強
く押すと扉22の開閉速度は早くなる。ドアラッチ1は扉
22を閉めると前述のごとくドアロックストライカ2と係
合し施錠される(シーケンスE)。運転者は扉22が完全
に閉まったことを確認すると手許操作スイッチ15の閉操
作釦を放す(シーケンスF)。
「発明の効果」 本発明の自動車扉の自動開閉装置は上記の構成を有し、
装置全体を扉内に配設したから、車室内に乗降の邪魔に
なるような突起物が露出することがなく、運転者の開閉
操作も開閉釦の操作で容易にできる等の優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の実施例を示し、第1図は左
側後部扉における構成要素の配置を一部透視して示す斜
視図、第2図(a)はラッチ構造を示す外観図、第2図
(b)は係合状態を示す説明図、第3図は係合解除用ア
クチュエータ及び扉開閉用アクチュエータの主要部分を
切欠して示した斜視図、第4図は全体構成を示す回路
図、第5図はパワーコンバータの回路図、第6図(a)
は扉開時のタイミングチャート、第6図(b)は扉閉時
のタイミングチャートである。 1……ドアラッチ、2……ドアロックストライカ、7…
…ワイヤ、11……コントロール装置、12……係合解除用
アクチュエータ、12A……ワイヤ、13……扉開閉用アク
チュエータ、15……手許操作スイッチ、21……ドアチェ
ック、22……扉。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に開閉可能に支持された自動車扉が閉
    じられているとき、車体側と前記扉側のいずれか一方に
    設けられたドアロックストライカといずれか他方に設け
    られたドアラッチとが係合するとともに、前記扉と前記
    車体との間に配設されたドアチェックにより前記扉の開
    放状態が保持され、若しくは開放が制限される自動車扉
    の自動開閉装置において、 前記扉内に配設され、前記ドアラッチに連結された連結
    部材を駆動して前記ドアロックストライカと前記ドアラ
    ッチとの係合を解除する係合解除用アクチュエータと、 前記扉内に配設され、前記ドアチェックの一端を押引し
    て前記扉を開閉駆動する扉開閉用アクチュエータと、 前記扉の開閉を指令する操作スイッチの扉開信号によ
    り、前記係合解除用アクチュエータと前記扉開閉用アク
    チュエータとを作動させる扉開閉制御装置と、 を備えたことを特徴とする自動車扉の自動開閉装置。
JP2173593A 1990-06-29 1990-06-29 自動車扉の自動開閉装置 Expired - Lifetime JPH0784129B2 (ja)

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JPH0463719A JPH0463719A (ja) 1992-02-28
JPH0784129B2 true JPH0784129B2 (ja) 1995-09-13

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