JPH0783701B2 - 煙草用香料粒子およびその製造方法 - Google Patents

煙草用香料粒子およびその製造方法

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JPH0783701B2
JPH0783701B2 JP62182172A JP18217287A JPH0783701B2 JP H0783701 B2 JPH0783701 B2 JP H0783701B2 JP 62182172 A JP62182172 A JP 62182172A JP 18217287 A JP18217287 A JP 18217287A JP H0783701 B2 JPH0783701 B2 JP H0783701B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は煙草に添加する香料を封入し、必要に応じて封
入された香料を放出できるようにした香料粒子とその製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
煙草製品には、一般に香喫味を向上させるために香料が
添加されている。煙草に添加される主な香料はケーシン
グソースとしての第一香料と、トップフレーバーとして
の第二香料とに分類される。これら何れの香料も、通常
は煙草製造の工程で葉煙草きざみに直接噴霧添加され
る。
しかし、香料のなかでも特に第二香料を構成する成分の
多くは、揮発性であるため製造熱や空気流によって揮散
し易く、また変質を受け易い。このため製造工程での香
料添加効率が悪く、また製品貯蔵中における香料の揮散
あるいは変質等の問題が生じる。一方、香料歩留を考慮
して添加料を増やし過ぎると、巻き紙にしみが発生する
ことがある。
このため、これら第二香料については香料を多孔質の粉
体に包接したり、マイクロカプセル化することによって
熱や空気から保護し、揮散や変質を防ぐことが検討され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のマイクロカプセル等に加工した第二香料の使用形
態としては、主に煙草のきざみの中に添加して使用する
ことが検討されている(特開昭48-23997号)。しかし、
このような使用形態では添加方法の問題、きざみとの分
離によるダストの発生等、製造工程において種々の問題
が発生する。加えて、喫煙時の燃焼による香りの変質、
カプセル膜剤や固定化剤からの異臭の発生、更には安全
性の問題等の多くの問題が付随するため、未だ実用化に
は至っていないのが現状である。
上記事情に鑑み、本発明は多孔質の粉体に包接する等の
方法で煙草用の香料を封入した粒子であって、上記従来
のマイクロカプセル化された香料粒子における問題を生
じないような使用態様で、煙草の香料として使用できる
香料粒子を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の課題を達成するために本発明で採用した基本的な
思想は、煙草の香料を封入した粒子を煙草の中ではなく
煙草用フィルターの中に収納し、喫煙時に必要に応じて
前記粒子を破壊して香料を揮散させるようにすることで
ある。この基本的な思想を実現するために、本発明では
このような使用態様が可能な煙草用香料粒子と、その製
造方法を提供する。
即ち、本発明による煙草用香料粒子の第一は、天然多糖
類またはその誘導体からなる固体粒子中に、香料が封入
されていることを特徴とするものである(以下、これを
一次粒子という)。
本発明による煙草用香料粒子の第二は、上記の一次粒子
の表面を、天然多糖類またはその誘導体からなる皮膜で
コーティングしたことを特徴とするものである(以下、
これを二次粒子という)。
また、本発明による煙草用香料粒子の製造方法は上記一
次粒子を製造する方法に係り、常温で液体または固体の
香料を天然多糖類またはその誘導体の溶液中に混合し、
これを硬化剤溶液中に滴下して固化させることを特徴と
するものである。
本発明における香料は特に限定されず、殆ど全ての香料
を使用できる。なかでも、粉末香料および油性香料が適
している。主な粉末香料としては、甘草、葛草、甘茶、
朴葉、カモミル、フェヌグリーク、クローブ、メントー
ル、ハッカ、セージ、アニスシード、シンナモン、ハー
ブ等を、夫々1μm〜5mm程度の粉末にしたものが挙げ
られる。また、主な油性香料としては、ラベンダー、シ
ンナモン、カルダモン、セロリー、チョウジ、カスカリ
ラ、ナッツメグ、サンダルウッド、ベルガモット、ゼラ
ニウム、ハチミツエッセンス、ローズ油、バニラ、レモ
ン、オレンジ、ハッカ、ケイ皮、キャラウエー、コニャ
ック、ジャスミン、カモミル、メントール、カシヤ、イ
ランイラン、セージ、スペアミント、フェンネル、ピメ
ント、ジンジャ、アニス、コリアンダ、コーヒー等の油
が挙げられる。
これらの粉末香料および油性香料は、夫々単独で用いて
もよく、また混合して用いてもよい。
なお、油性の香料の場合には、そのままの状態で用いて
もよいが、多孔質粉末に吸収させることにより粉末化し
て用いるのが望ましい。この多孔性の粉末としては、シ
クロデキストリン、セルロースゲル、活性炭、ゼオライ
ト、無水ケイ酸、ケイソウ土等が適している。
また、上記何れの香料の場合にも、必要に応じて稀釈用
の粉末と混合して用いることができる。この稀釈用粉末
としては、、例えばコーンスターチ,バレイショデンプ
ン等のデンプン粉末、炭酸カルシウム、ケイソウ土、タ
ルク、アセテート粉末、パルプフロック、その他が挙げ
られる。
本発明における天然多糖類またはその誘導体としては、
低メトキシペクチン等のペクチン類、アラビアガム、カ
ラギーナン、アルギン酸ナトリウム、デンプン及びその
誘導体、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘
導体、その他が適当である。これらの物質は単独で用い
てもよく、また二種以上を混合して用いてもよい。これ
らの多糖類は、一次粒子製造のためのゲル化剤ないし完
全にカプセル化して二次粒子とするためのコーティング
剤として機能する。二次粒子の場合、一次粒子とするた
めのゲル化剤と二次粒子化するためのコーティング剤と
は同じ物質であってもよく、別の物質であってもよい。
本発明の製造方法において、上記天然多糖類の溶液を固
化させる硬化剤としては、グリオキザール等のアルデヒ
ド類を用いることもできるが、カリウム、カルシウム、
マグネシウム、アルミニウム等の金属塩溶液が適してい
る。使用する硬化剤の種類は、上記ゲル化剤としての多
糖類の種類に応じて適宜選択する。即ち、上記夫々の多
糖類は総ての塩類溶液に対して同様の反応を示す訳では
なく、特定の硬化剤を使用したときにのみゲル形成能を
示す選択性を有する場合が多い。例えば、カラギーナン
はカリウム溶液と、又はペクチン及びアルギン酸ナトリ
ウムはカルシウム溶液と夫々選択的に反応し、強固なゲ
ルを形成することが知られている。また、アルミニウム
溶液は上記殆どの多糖類と反応してゲル化を促進する
が、濃度変化によりゲル形成能が大きく変化することが
知られている。
本発明の製造方法では、上記一次粒子を製造するに際
し、香料、ゲル化剤、その他の所要の成分を溶解または
分散させた溶液を調製した後、この溶液を所定の硬化剤
溶液中に滴下する。滴下された液滴はそのまま硬化剤と
反応してゲル化し、固化する。これによって、ゲル粒子
中に香料が封入された一次粒子が得られる。
なお、二次粒子を製造するには、上記で製造した一次粒
子を所定のコーティング剤溶液中に浸漬し、一次粒子の
表面にコーティング剤をゲル化させることによって皮膜
を形成すればよい。
〔作用〕
上記の構成により、本発明の基本的な思想が実現される
作用を説明すれば次の通りである。
まず、本発明による香料粒子の第一の機能は、内部に含
有させた香料を封入して揮散するのを防止することであ
る。一次粒子の場合、この機能はゲル化剤として用いた
多糖類の封じ込め作用に起因する。また、油性香料をシ
クロデキストリン等の多孔質粉末に吸収させ、粉末化し
て用いる場合、この多孔質粉末によっても或る程度の弱
い封じ込め作用が期待されるが、これはあくまで補助的
なものにすぎない。二次粒子の場合には、一次粒子の表
面を更に多糖類による皮膜でコーティングするから、こ
のコーティング皮膜による封じ込め作用が加わる。その
結果、二次粒子における封じ込め作用は略完全で、粒子
が破壊されない限り内部に封入された香料は全く匂わな
い。一次粒子の場合の封じ込め作用は二次粒子程ではな
いが、本発明の基本的な目的を達成する上では充分な作
用を奏する。
本発明による香料粒子の第二の機能は、指で押圧し、ま
たは揉む等の比較的小さい力で容易に破壊され、内部に
封入されている香料を放散させる一方、軽く握ったり口
にくわえる等の通常の喫煙動作では破壊されないことで
ある。その為に要求される具体的な破壊強度は、フィル
ターの構成や破壊補助剤の併用の有無等の他の条件によ
っても異なるが、一般的には、圧縮速度1cm/minで圧縮
したときの破壊強度が0.5kg/cm2〜2.0kg/cm2程度であ
る。本発明の場合、ゲル化剤やコーティング剤に用いる
多糖類の種類および濃度、並びに硬化剤の種類および濃
度を種々組合せることによって、一次粒子および二次粒
子の破壊強度は比較的広範囲に変化するから、上記のよ
うな破壊強度を容易に実現することができる。
即ち、この第二の機能は、基本的にはゲル化剤やコーテ
ィング剤として用いる多糖類と硬化剤の組合せによる作
用によって付与される。特に、発明者等は、多糖類とし
てアルギン酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロー
スナトリウムを組合せて用いた場合、両者の比率によっ
て粒子の破壊強度が制御され得ることを突止めた。両者
の混合比は、アルギン酸ナトリウム:カルボキシメチル
セルロースナトリウム=5:5〜9:1の範囲とするのが望ま
しい。このような作用によって、本発明では使用目的に
合った粒子の破壊強度を自在に設計することができる。
本発明において任意的に用いられるコーンスターチ等の
稀釈剤は、次のような作用を奏する。
第一に、粒子当りの香料濃度が定められている場合に、
粒子径を自在に設計することを可能とすることである。
例えば、微少量でも効果を発揮する香料は使用量が少な
くて済むから、当然ながら粒子が小さく限定されてしま
う。このような場合でも、稀釈剤を用いることによっ
て、香料濃度を一定に保持しつつ任意の粒子径とするこ
とができる。
第二は、この稀釈剤の種類を選択することによって、香
料粒子の破壊強度が調節されることである。例えば、炭
酸カルシウムの添加は粒子を硬くし、逆にセルロースや
デンプン粉の添加は粒子を柔かくする。
第三は、稀釈剤の種類を選択することによって香料粒子
の比重が調節されることである。例えば、炭酸カルシウ
ムの添加は粒子の比重を重くし、デンプン粉の添加は逆
に粒子の比重を軽くする。このように比重を調節できる
ことは、本発明の方法により一次粒子を製造する際に有
利である。即ち、所要の原料を混入した原料液を硬化剤
溶液中に滴下したとき、液滴の比重が硬化液の比重より
も軽いと液滴が液面に浮いてしまうため、硬化反応が均
一に行なわれず、カプセルが変形する等の問題を生じる
ことになる。このような問題は、炭酸カルシウム等の稀
釈剤を添加して比重を大きくすることで解決することが
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば内部に種々の香料
が封入され、且つ任意の破壊強度をもった煙草用香料粒
子を提供できる。従って、通常の喫煙動作では破壊され
ず、内部に封入された香料の揮散を効果的に防止でき、
しかも揉む等の比較的小さい力で容易に破壊し、封入さ
れている香料を発香させることができる。
このような香料粒子は、これを煙草のフィルター内に充
填し、喫煙時に前記粒子を破壊して香料を揮散させる態
様で使用することができる。そのため、次のような利点
が得られる。
第一に、従来のマイクロカプセルのように香料粒子の燃
焼を伴うことなく封入されている香料を発香させること
ができるから、香料固有の香りに変質を生じない。ま
た、香料粒子の製造に用いた膜剤や固定化剤の燃焼によ
る異臭も発生しない。
第二に、香料粒子3を破壊しないでそのまま喫煙すれば
通常の煙草の香りだけを楽しむことができる。その結
果、同じ煙草で二種類の喫煙を楽しむことが可能とな
る。
第三に、異なった種類の香料粒子を混ぜ合せて使用する
ことにより、そのまま直接に混合すると互いに反応して
異質の臭いに変質するおそれのある香料同志を併用する
ことも可能となる。
上記の利点に加え、本発明により提供される煙草用香料
粒子にゲル化剤またはコーティング剤として用いられる
多糖類は、増粘剤や分散安定剤として既に食品等に広く
使用されているものであり、安全性が高いことも本発明
の効果として挙げられる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を説明する。
実施例1 〈一次香料粒子の調製〉 蒸留水100重量部中に、1%粘度が60cpのアルギン酸ナ
トリウム0.6重量部を加えて撹拌し、溶解した。その
後、液温を20℃に保持しながら撹拌しつつ、粒径1〜10
μmの炭酸カルシウム粉末を5重量部と、コーンスター
チを10重量部と、粒径50μm以下のL-メントール粉末を
1重量部とを加え、均一に分散させた。この分散液を、
内径1mm、外径2mmの先端口径をもったノズルから予め調
製した1%塩化カルシウム溶液100重量部中にゆっくり
滴下させた。この液滴を、液中で約10分間硬化処理する
ことにより、粒径約4mmの球形のゲルが得られた。この
ゲルを硬化液から取出して蒸溜水で洗浄し、水切りをし
た後、温度約30℃で2時間、通風乾燥することにより、
粒径約2mmのL-メントールを含んだ一次粒子が得られ
た。
〈二次香料粒子の調製〉 上記の一次ゲルの調製の際に得た水切り後のゲル粒子
を、1%粘度が約300cpの0.5重量%アルギン酸ナトリウ
ム水溶液中に浸漬し、約10分間処理する。これによっ
て、前記ゲル粒子の周囲には約0.5〜1mmのアルギン酸カ
ルシウムゲルの皮膜が付着する。こうしてアルギン酸カ
ルシウム皮膜でコーティングされる結果、ゲル粒子の内
部に含まれたL-メントールは完全に封入され、L-メント
ール入り香料カプセル(二次粒子)が形成される。この
二次粒子を液中から取出し、過剰のアルギン酸ナトリウ
ムを洗浄した後、水切りしてから30℃で約4時間、通風
乾燥することにより、粒径約2mmのL-メントール入りカ
プセルが得られた。
〈破壊試験〉 上記で得られた一次粒子および二次粒子の夫々につい
て、次のような簡便な破壊試験を行なった。即ち、粒子
を指先に取って軽く揉んだところ、何れも容易に破壊さ
れた。また、何れの場合にも粒子の破壊により強いメン
トール臭が感じられた。特に、二次粒子の場合、破壊の
前には全くメントール臭は感じられなかった。
実施例2 〈一次香料粒子の調製〉 蒸留水100重量部中に、1%粘度が60cpのアルギン酸ナ
トリウム0.6重量部と、1%粘度が250cpのカルボキシメ
チルセルロースナトリウム0.4重量部とを加え、約20℃
の温度で撹拌して溶解させた。その後、液温を20℃に保
持しながら撹拌しつつ、粒径1〜10μmの炭酸カルシウ
ム粉末を5重量部と、コーンスターチを20重量部と、粒
径50μm以下のL-メントール粉末を1.5重量部とを加
え、均一に分散させた。この分散液を、内径0.5mm、外
径1mmの先端口径をもったノズルから予め調製した1%
塩化カルシウム溶液100重量部中にゆっくり滴下させ
た。この液滴を、液中で約5分間硬化処理することによ
り、粒径約2.5mmの球形のゲルが得られた。このゲルを
硬化液から取出して蒸留水で洗浄し、水切りをした後、
温度約30℃で2時間、通風乾燥することにより、粒径約
2mmのL-メントールを含んだ一次粒子が得られた。
〈二次香料粒子の調製〉 上記の一次ゲルの調製の際に得た水切り後のゲル粒子
を、1%粘度が約300cpの0.3重量%アルギン酸ナトリウ
ム水溶液中に浸漬し、約10分間処理する。これによっ
て、前記ゲル粒子の周囲には約0.5〜1mmのアルギン酸カ
ルシウムゲルの皮膜が付着する。こうしてアルギン酸カ
ルシウム皮膜でコーティングされる結果、ゲル粒子の内
部に含まれたL-メントールは完全に封入され、L-メント
ール入り香料カプセル(二次粒子)が形成される。この
二次粒子を液中から取出し、過剰のアルギン酸ナトリウ
ムを洗浄した後、水切りしてから30℃で通風乾燥するこ
とにより、粒径約2mmのL-メントール入りカプセルが得
られた。
〈破壊試験〉 上記で得られた一次粒子および二次粒子の夫々につい
て、実施例1の場合と同様の簡便な破壊試験を行なっ
た。その結果、一次粒子および二次粒子の何れについて
も、実施例1で得たものより破壊し易かった。
実施例3 一次粒子を調製する際に用いるアルギン酸ナトリウムの
量を0.8重量部、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ムの量を0.2重量部に変えた点を除き、実施例2と同様
の操作を行なって一次粒子および二次粒子を調製した。
得られた一次粒子および二次粒子について、既述したと
同様の破壊試験を行なったところ、何れも実施例2で得
られたものより硬く、強い強度を示した。
実施例4 実施例2,3の結果は、得られる香料粒子の硬さが、一次
粒子の調製に使用するアルギン酸ナトリウムとカルボキ
シメチルセルロースナトリウムとの比率によって影響さ
れることを示唆している。そこで、この関係を更に詳細
に検討した。
〈サンプル1の調製〉 一次粒子を調製する際、アルギン酸ナトリウムを1.0重
量部、カルボキシメチルセルロースナトリウムを0重量
部、炭酸カルシウムを5.0重量部、コーンスターチを20
重量部、メンソールを1.0重量部、水を100重量部用い、
また0.5%の塩化カルシウムで10分間処理することによ
り硬化させた点を除き、実施例2と同様にして二次粒子
を調製した。
〈サンプル2の調製〉 アルギン酸ナトリウムを0.9重量部、カルボキシメチル
セルロースナトリウムを0.1重量部とした点を除き、サ
ンプル1の場合と同様にして二次粒子を調製した。
〈サンプル3の調製〉 アルギン酸ナトリウムを0.8重量部、カルボキシメチル
セルロースナトリウムを0.2重量部とした点を除き、サ
ンプル1の場合と同様にして二次粒子を調製した。
〈サンプル4の調製〉 アルギン酸ナトリウムを0.7重量部、カルボキシメチル
セルロースナトリウムを0.3重量部とした点を除き、サ
ンプル1の場合と同様にして二次粒子を調製した。
〈ダミー香料粒子の調製〉 蒸留水100重量部中に、1%粘度が60cpのアルギン酸ナ
トリウム1.2重量部を加え、約25℃の温度で撹拌溶解し
た後、粒径1〜10μmの炭酸カルシウム粉末7重量部
と、デンプン粉末3重量部を加え(香料は添加しな
い)、均一に分散させる。この分散液をノズル(先端の
内径0.5mm,外径1mm)から予め調製した硬化液(2重量
%の塩化カルシウム水溶液)中にゆっくり滴下する。こ
の液滴を硬化液中で約10分間処理することにより、粒径
約2.5mmの球形ゲルが得られる。こうして得られたゲル
粒子を軽く水洗し、水切りした後に、50℃で約1.5時間
通風乾燥する。これによって、粒径約1.5mmの香料を含
まないダミーカプセルが得られる。このダミーカプセル
は、サンプル1〜4の何れの粒子よりも硬い性質を有す
る。
〈破壊強度の比較〉 各サンプル粒子1〜4について、夫々次のような破壊試
験を行なった。
まず、市販の紙巻き煙草である「キャビン」用フィルタ
ーを準備し、その活性炭用の収納空間内にサンプル粒子
10粒およびダミー粒子5粒を充填した。次に、10名のパ
ネラーによって、このフィルターの外側から一定の時
間、できるだけ均一指圧で粒子を潰させた時、潰れたサ
ンプル粒子の数を計測した。
上記の試験結果を下記第1表に示す。
上記の試験結果から、カルボキシメチルセルロースナト
リウムの割合を増加し、アルギン酸ナトリウムの割合を
減少させるとサンプル粒子は潰し易くなり、逆にすると
潰し難くなることが分る。これは、両者の比率を変える
ことによって粒子の破壊強度を制御でき、発香のし易さ
が調製できることを意味している。
実施例5 実施例2において二次粒子を調製するために用いたアル
ギン酸ナトリウム(1%粘度が約300cp)の溶液濃度
を、0.3%から0.15%に変えた点を除き、実施例2と同
様の方法で二次粒子を調製した。
得られた二次粒子は、実施例2の場合よりもやわらか
く、破壊強度は弱かった。この結果から、二次粒子の破
壊強度はコーティング液の濃度調整によっても調節でき
ることが分る。
実施例6 〈一次香料粒子の調製〉 蒸留水100重量部中に、1%粘度が80cpの低メトキシペ
クチン0.5重量部と、1%粘度が120cpのアルギン酸ナト
リウム0.8重量部を加えて撹拌し、溶解させた。更に、
液温を20℃に保持しながら撹拌しつつ、粒径1〜10μm
の炭酸カルシウム粉末を3重量部と、200メッシュ通過
のパルプ粉末を3重量部と、100メッシュ通過のカモミ
ル粉末5重量部とを加え、撹拌して分散させた。この分
散液を、内径0.5mm、外径1.0mmの先端口径をもったノズ
ルから予め調製した硬化剤溶液(0.5%塩化カルシウム
+0.5%塩化カリウム)中にゆっくり滴下した。この液
滴を、液中で約10分間硬化処理することにより、粒径約
2mmの球形のゲルが得られた。このゲルを硬化液から取
出して水洗し、水切りをした後、温度約50℃で1時間、
通風乾燥することにより、カモミルが封入された粒径約
1mmの一次香料粒子が得られた。
〈二次香料粒子の調製〉 上記の一次粒子の調製の際に得た水切り後のゲル粒子
を、1%粘度が約180cpの0.5重量%カラギーナン水溶液
中に浸漬し、約10分間処理する。これによって、前記ゲ
ル粒子の周囲には約1.0〜1.5mmのカラギーナンカリウム
ゲルの皮膜が付着する。こうしてカラギーナンカリウム
皮膜でコーティングされる結果、ゲル粒子の内部に含ま
れたカモミルは完全に封入され、カモミル入り香料カプ
セル(二次粒子)が形成される。この二次粒子を液中か
ら取出し、蒸留水で洗浄した後、水切りしてから50℃で
約2時間、通風乾燥することにより粒径約1mmのカモミ
ル入りカプセル粒子が得られた。
〈破壊試験〉 上記で得られた一次粒子および二次粒子の夫々につい
て、実施例1のときと同様の破壊試験を行なったとこ
ろ、何れも容易に破壊された。また、何れの場合にも粒
子の破壊によって始めて強いカモミル臭が感じられた。
実施例7 〈一次香料粒子の調製〉 チョウジ油2重量部を100メッシュ通過の多孔質セルロ
ース粉末8重量部に均一に含浸させて粉状とした後、粉
末のままで炭酸カルシウム粉末(粒径1〜10μm)3重
量部と均一に混合する。この得られた混合粉末を、予め
調製した5重量%の低メトキシペクチン水溶液(1%粘
度は200cp)100重量部中に加え、撹拌して分散させる。
得られた分散液をノズル(先端の内径1.0mm,外径1.5m
m)から予め調製した硬化液(2重量%の塩化カルシウ
ム水溶液)中にゆっくり滴下する。この液滴を硬化液中
で約5分間処理することにより、粒径約3mmの球形ゲル
が得られる。こうして得られたゲル粒子中には、先に添
加されたチョウジ油が含まれている。このゲルを水洗
し、水切りした後に、40℃で約2時間乾燥することによ
り、粒径約1.5mmのチョウジ油入り一次粒子を得た。
〈二次香料粒子の調整〉 上記の一次ゲルの調製の際に得た水切り後のゲル粒子
を、予め調製した1重量%の低メトキシペクチン水溶液
中に約10分間浸漬する。これによって、前記ゲル粒子は
約1mmの低メトキシペクチン皮膜でコーティングされる
結果、ゲル粒子の内部に含まれたチョウジ油は 完全に封入される。このゲルカプセルを水洗し、水切り
した後、約40℃で2時間通風乾燥することにより、粒径
約1.5mmのチョウジ油入りの二次香料カプセルが得られ
た。
〈破壊試験〉 上記で得られた一次粒子および二次粒子の夫々につい
て、実施例1のときと同様の破壊試験を行なったとこ
ろ、何れも容易に破壊された。また、何れの場合にも粒
子の破壊によって初めて強いチョウジ油臭が感じられ
た。
実施例8 〈香料カプセルの調製〉 シクロデキストリン10重量部中に、シソ油2重量部を香
料として均一に含浸させて粉末状とした。これを炭酸カ
ルシウム粉末(粒径1〜10μm)3重量部と粉体混合し
た後、得られた混合粉末を、予め調製した3重量%のカ
ラギーナン水溶液(1%粘度は180cp)100重量部中に加
えて撹拌混合した。得られた分散液を、ノズル(肉厚さ
0.8mm,外径1.4mm)から予め調製した100重量部の硬化液
(5重量%の塩化カリウム水溶液)中にゆっくり滴下す
る。この液滴を硬化液中で約10分間処理することによ
り、粒径約2.5mmの球形ゲルが得られる。こうして得ら
れたゲル粒子中には、先に添加された香料(シソ油)が
含まれている。このゲルを水で軽く水洗し、水切りした
後に40℃で通風乾燥することにより、粒径約1.4mmの一
次香料粒子が得られた。
〈二次香料粒子の調製〉 上記の一次ゲルの調製の際に得た水切り後のゲル粒子
を、予め調製した1重量%のカラギーナン水溶液(粘度
180cp)中に浸漬し、5分間処理する。これによって前
記ゲル粒子は約1.5mmのカラギーナン皮膜でコーティン
グされ、ゲル粒子の内部に含まれたシソ油は完全に封入
される。このゲルカプセルを水洗し、水切りした後、約
40℃で2時間通風乾燥することにより、完全にカプセル
化された粒径約1.5mmのシソ油入り二次香料粒子が得ら
れた。
〈破壊試験〉 上記で得られた一次粒子および二次粒子の夫々について
実施例1の場合と同様の破壊試験を行なったところ、略
同様の外力で破壊された。また、何れの場合にも破壊前
は殆どシソ油の香りは感じられず、破壊と同時に強いシ
ソ油の香りが匂った。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然多糖類またはその誘導体からなる固体
    粒子中に香料が封入されており、且つ該粒子の表面が天
    然多糖類またはその誘導体の皮膜でコーティングされて
    いることを特徴とする煙草用香料粒子。
  2. 【請求項2】前記天然多糖類またはその誘導体が、ペク
    チン類、アラビアガム、カラギーナン、アルギン酸ナト
    リウム、デンプン及びその誘導体、セルロース誘導体並
    びにこれらの二以上の混合物からなる群から選択される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の煙草用
    香料粒子。
  3. 【請求項3】前記天然多糖類またはその誘導体が、アル
    ギン酸塩およびカルボキシメチルセルロース塩の混合物
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
    の煙草用香料粒子。
  4. 【請求項4】前記香料が常温で固体のものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項の何れか1項
    に記載の煙草用香料粒子。
  5. 【請求項5】前記香料が常温で液体であり、該香料は多
    孔質粉末に吸収されて粒子中に封入されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項の何れか1項に
    記載の煙草用香料粒子。
  6. 【請求項6】前記香料が稀釈剤と混合されて粒子中に封
    入されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜
    第5項の何れか1項に記載の煙草用香料粒子。
  7. 【請求項7】前記稀釈剤がコーンスターチ、バレイショ
    デンプン等のデンプン粉末、炭酸カルシウム、ケイソウ
    土、タルク、アセテート粉末、パルプフロックからなる
    群から選択されることを特徴とする特許請求の範囲第6
    項に記載の煙草用香料粒子。
  8. 【請求項8】圧縮速度1cm/minで圧縮したときの破壊強
    度が0.5〜2.0kg/cm2である特許請求の範囲第1項〜第7
    項の何れか1項に記載の煙草用香料粒子。
  9. 【請求項9】香料を天然多糖類またはその誘導体の溶液
    中に混合し、これを硬化剤溶液中に滴下して得たゲル
    を、更に、天然多糖類またはその誘導体の溶液中に滴下
    して固化させることを特徴とする煙草用香料粒子の製造
    方法。
  10. 【請求項10】前記天然多糖類またはその誘導体が、ペ
    クチン類、アラビアガム、カラギーナン、アルギン酸ナ
    トリウム、デンプン及びその誘導体、セルロース誘導体
    並びにこれらの二以上の混合物からなる群から選択され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の煙草
    用香料粒子の製造方法。
  11. 【請求項11】前記硬化剤がカリウム、カルシウム、マ
    グネシウム、アルミニウム等の金属塩からなる群から選
    択されることを特徴とする特許請求の範囲第9項または
    第10項に記載の煙草用香料粒子の製造方法。
  12. 【請求項12】前記香料が常温で固体のものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第9項〜第11項の何れか1
    項に記載の煙草用香料粒子の製造方法。
  13. 【請求項13】前記香料が常温で液体であり、該香料を
    多孔質粉末に吸収させた粉末状で用いることを特徴とす
    る特許請求の範囲第9項〜第12項の何れか1項に記載の
    煙草用香料粒子の製造方法。
  14. 【請求項14】前記香料を稀釈剤と混合して用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第9項〜第13項の何れか1
    項に記載の煙草用香料粒子の製造方法。
  15. 【請求項15】前記稀釈剤がコーンスターチ、バレイシ
    ョデンプン等のデンプン粉末、炭酸カルシウム、ケイソ
    ウ土、タルク、アセテート粉末、パルプフロックからな
    る群から選択されることを特徴とする特許請求の範囲第
    14項に記載の煙草用香料粒子の製造方法。
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