JPH0783644B2 - 農業機械のドラフト制御に於けるドラフトセンサ取付装置 - Google Patents
農業機械のドラフト制御に於けるドラフトセンサ取付装置Info
- Publication number
- JPH0783644B2 JPH0783644B2 JP23567786A JP23567786A JPH0783644B2 JP H0783644 B2 JPH0783644 B2 JP H0783644B2 JP 23567786 A JP23567786 A JP 23567786A JP 23567786 A JP23567786 A JP 23567786A JP H0783644 B2 JPH0783644 B2 JP H0783644B2
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- sensor
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、農業機械のドラフト制御に於けるドラフト
センサ取付装置に関するものであり、特にドラフトセン
サの取付時に於て、予め設定された基準値に合致したと
き報知するようにしたドラフト制御に於けるドラフトセ
ンサ取付装置に関するものである。
センサ取付装置に関するものであり、特にドラフトセン
サの取付時に於て、予め設定された基準値に合致したと
き報知するようにしたドラフト制御に於けるドラフトセ
ンサ取付装置に関するものである。
従来、ドラフト制御によるブラウ作業を行う場合は、ト
ラクタにブラウの如き対地作業機を連結してドラフト制
御によるプラウ作業を為していた。而して、このドラフ
ト制御装置は、ドラフトセンサによる検出値とドラフト
設定器の設定値との差に応じて夫々昇降動作を為すよう
にCPUからの操作指令が出力し、上昇用比例ソレノイド
弁又は下降用比例ソレノイド弁を介してリフトアームを
昇降せしめ、ドラフト制御によるプラウ作業を為してい
た。
ラクタにブラウの如き対地作業機を連結してドラフト制
御によるプラウ作業を為していた。而して、このドラフ
ト制御装置は、ドラフトセンサによる検出値とドラフト
設定器の設定値との差に応じて夫々昇降動作を為すよう
にCPUからの操作指令が出力し、上昇用比例ソレノイド
弁又は下降用比例ソレノイド弁を介してリフトアームを
昇降せしめ、ドラフト制御によるプラウ作業を為してい
た。
而して、このドラフトセンサをトツプリンクの前方に取
付ける場合、その取付位置の適正を図るため、従来はテ
スター等を使用して調整し乍ら取付けていた。
付ける場合、その取付位置の適正を図るため、従来はテ
スター等を使用して調整し乍ら取付けていた。
従来の前記対地作業機であるプラウには、通常、ドラフ
トセンサが装着されているのであるが、もし、非装着状
態であれば、該ドラフトセンサを装着しなければドラフ
ト制御によるプラウ作業を行うことができない。そこ
で、当該ドラフトセンサを取付けるのであるが、このド
ラフトセンサは作業機連結リンクのトツプリンク押圧力
作用部に取付けられるとき、往々にしてその取付位置が
適正を欠き、ドラフト制御の開始値が不正確であるため
ドラフト設定器によつて設定されるドラフトが操作員の
意図するところと喰い違う場合があつた。勿論、このよ
うにドラフトセンサを取付けるとき、常時テスターを持
参して当該テスターにより調整し乍ら取付けることもで
きるが、之は、テスターを常に用意しておかねばなら
ず、且つ、このテスターによる調整も必ずしも容易であ
るとは言えない。依つて、誰でも簡便にドラフトセンサ
が取付けられるための解決せらるべき問題点が生じてく
るのである。
トセンサが装着されているのであるが、もし、非装着状
態であれば、該ドラフトセンサを装着しなければドラフ
ト制御によるプラウ作業を行うことができない。そこ
で、当該ドラフトセンサを取付けるのであるが、このド
ラフトセンサは作業機連結リンクのトツプリンク押圧力
作用部に取付けられるとき、往々にしてその取付位置が
適正を欠き、ドラフト制御の開始値が不正確であるため
ドラフト設定器によつて設定されるドラフトが操作員の
意図するところと喰い違う場合があつた。勿論、このよ
うにドラフトセンサを取付けるとき、常時テスターを持
参して当該テスターにより調整し乍ら取付けることもで
きるが、之は、テスターを常に用意しておかねばなら
ず、且つ、このテスターによる調整も必ずしも容易であ
るとは言えない。依つて、誰でも簡便にドラフトセンサ
が取付けられるための解決せらるべき問題点が生じてく
るのである。
この発明は、前記従来の問題点に鑑み之を解決せんとし
て提案せられたものであり、プラウ作業時の作業負荷が
無負荷状態のときのドラフトセンサの検出値を基準値と
して予め設定しておき、ドラフトセンサを取付けると
き、該ドラフトセンサの取付位置が前記基準値と一致し
たときに報知するように制御部をCPUに設けたことを特
徴とする農業機械のドラフト制御に於けるドラフトセン
サ取付装置を提供せんとするものである。
て提案せられたものであり、プラウ作業時の作業負荷が
無負荷状態のときのドラフトセンサの検出値を基準値と
して予め設定しておき、ドラフトセンサを取付けると
き、該ドラフトセンサの取付位置が前記基準値と一致し
たときに報知するように制御部をCPUに設けたことを特
徴とする農業機械のドラフト制御に於けるドラフトセン
サ取付装置を提供せんとするものである。
この発明は、作業機連結リンクのトツプリンク押圧力作
用部にドラフトセンサを無負荷状態で取付けるとき、そ
の取付装置が予め設定された基準値に合致したときは、
CPUに設けられた制御部から報知指令が出力して、その
適正取付を知らせる。勿論、この場合、点検スイツチが
設けられることにより当該点検スイツチをオンにすれ
ば、前記制御部から出力する命令によつてブザーが鳴音
することになり、依つて誰でもテスター無しで容易にド
ラフトセンサを取付けることができるのである。
用部にドラフトセンサを無負荷状態で取付けるとき、そ
の取付装置が予め設定された基準値に合致したときは、
CPUに設けられた制御部から報知指令が出力して、その
適正取付を知らせる。勿論、この場合、点検スイツチが
設けられることにより当該点検スイツチをオンにすれ
ば、前記制御部から出力する命令によつてブザーが鳴音
することになり、依つて誰でもテスター無しで容易にド
ラフトセンサを取付けることができるのである。
以下、本発明の一実施例を別紙添附図面に従つて詳述す
る。尚、説明の都合上、従来公知に属する構成も同時に
説明することにする。
る。尚、説明の都合上、従来公知に属する構成も同時に
説明することにする。
第2図に示すように、牽引車輌としてのトラクタ(1)
の後部にプラウの如き対地作業機(2)を左右一対のリ
フトアーム(3)(3)へ、左右のリフトロツド(4)
(4)を介して上下に揺動する左右のロワーリンク
(5)(5)及び中央上部のトツプリンク(6)からな
る作業機連結リンク(7)によつて連結し、且つ、この
作業機連結リンク(7)は、そのリフトアーム(3)
(3)を油圧を用いたリフトシリンダ(8)によつて昇
降回動させる油圧昇降機構(9)によつて昇降動作をす
るよう構成されている。又、リフトシリンダ(8)への
圧力油の給排制御は、一つには第1図に示すように、運
転席近傍に設けられた昇降スイツチ(S3)を操作員の手
動操作に伴い、マイクロコンピユータの如きものによつ
て構成しているCPU(10)の操作指令が、上昇用駆動部
(11)又は下降用駆動部(12)にて増幅されて上昇用比
例ソレノイド弁(13)又は下降用比例ソレノイド弁(1
4)を開閉動作させて、これによつてリフトシリンダ
(8)にポンプ(15)の圧力油が供給されて、リフトア
ーム(3)(3)が上昇し、又はリフトシリンダ(8)
の圧力油が排出されてリフトアーム(3)(3)が下降
するように構成されている。このリフトアーム(3)
(3)の上昇下降に基いて、対地作業機(2)を昇降せ
しめるようになつている。更に、二つめには、操縦席近
傍に設けたポジシヨンレバー(I1)及び回動式ポテンシ
ヨメーターの検出軸をリフトアーム(3)の回動軸部に
結合して形成したリフトアーム角センサ(S1)を夫々CP
U(10)に接続して、前記ポジシヨンレバー(I1)の操
作によつて設定された設定値に、リフトアーム角センサ
(S1)にて検出される高さ検出値が一致するように、CP
U(10)から昇降指令が上昇用駆動部(11)、又は下降
用駆動部(12)に出力してこれによつて昇降制御が行わ
れるポジシヨン制御がある。
の後部にプラウの如き対地作業機(2)を左右一対のリ
フトアーム(3)(3)へ、左右のリフトロツド(4)
(4)を介して上下に揺動する左右のロワーリンク
(5)(5)及び中央上部のトツプリンク(6)からな
る作業機連結リンク(7)によつて連結し、且つ、この
作業機連結リンク(7)は、そのリフトアーム(3)
(3)を油圧を用いたリフトシリンダ(8)によつて昇
降回動させる油圧昇降機構(9)によつて昇降動作をす
るよう構成されている。又、リフトシリンダ(8)への
圧力油の給排制御は、一つには第1図に示すように、運
転席近傍に設けられた昇降スイツチ(S3)を操作員の手
動操作に伴い、マイクロコンピユータの如きものによつ
て構成しているCPU(10)の操作指令が、上昇用駆動部
(11)又は下降用駆動部(12)にて増幅されて上昇用比
例ソレノイド弁(13)又は下降用比例ソレノイド弁(1
4)を開閉動作させて、これによつてリフトシリンダ
(8)にポンプ(15)の圧力油が供給されて、リフトア
ーム(3)(3)が上昇し、又はリフトシリンダ(8)
の圧力油が排出されてリフトアーム(3)(3)が下降
するように構成されている。このリフトアーム(3)
(3)の上昇下降に基いて、対地作業機(2)を昇降せ
しめるようになつている。更に、二つめには、操縦席近
傍に設けたポジシヨンレバー(I1)及び回動式ポテンシ
ヨメーターの検出軸をリフトアーム(3)の回動軸部に
結合して形成したリフトアーム角センサ(S1)を夫々CP
U(10)に接続して、前記ポジシヨンレバー(I1)の操
作によつて設定された設定値に、リフトアーム角センサ
(S1)にて検出される高さ検出値が一致するように、CP
U(10)から昇降指令が上昇用駆動部(11)、又は下降
用駆動部(12)に出力してこれによつて昇降制御が行わ
れるポジシヨン制御がある。
更に又、三つめとして操縦席の近傍にドラフト設定器
(I2)を設け、之を操作することによつて設定したドラ
フト設定値に、ドラフトセンサ(S2)にて検出されたド
ラフト検出値が一致するように、CPU(10)から対地作
業機(2)が昇降動作を為すべく上昇用駆動部(11)及
び下降用駆動部(12)に操作指令が出力し、之によつて
ドラフトコントロールが行われるように構成されてい
る。この耕起抵抗を検出するドラフトセンサ(S2)とし
て、例えば、トツプリンク(6)の前部に連結されたド
ラフト杆(16)が、ドラフトばね(17)に抗して耕起抵
抗力によつて前方へ動く動き量を、例えばポテンシヨメ
ータ(18)によつて検出するものを用いているが、ドラ
フトセンサ(S2)は之に限定されるべきではない。又、
上昇比例ソレノイド弁(13)及び下降比例ソレノイド弁
(14)は一般に使用されているものでよい。
(I2)を設け、之を操作することによつて設定したドラ
フト設定値に、ドラフトセンサ(S2)にて検出されたド
ラフト検出値が一致するように、CPU(10)から対地作
業機(2)が昇降動作を為すべく上昇用駆動部(11)及
び下降用駆動部(12)に操作指令が出力し、之によつて
ドラフトコントロールが行われるように構成されてい
る。この耕起抵抗を検出するドラフトセンサ(S2)とし
て、例えば、トツプリンク(6)の前部に連結されたド
ラフト杆(16)が、ドラフトばね(17)に抗して耕起抵
抗力によつて前方へ動く動き量を、例えばポテンシヨメ
ータ(18)によつて検出するものを用いているが、ドラ
フトセンサ(S2)は之に限定されるべきではない。又、
上昇比例ソレノイド弁(13)及び下降比例ソレノイド弁
(14)は一般に使用されているものでよい。
又、第1図の実施例図では、ポジシヨン制御単独と、ポ
ジシヨン制御とドラフト制御のミツクス制御部を示して
いるが、前記制御部のみに限定されるべきではない。而
して、この実施例図のミツクス制御は作業モード切換盤
(T)を介して操作される。即ち、この作業モード切換
盤(T)にてポジシヨン制御やドラフト制御に夫々切換
えられ、そして、対地作業機(2)はポジシヨンレバー
(I1)か或は昇降スイツチ(S3)を操作員が手動にて操
作することにより、該対地作業機(2)が昇降する外、
ドラフト制御等によつて自動的に昇降するのである。
ジシヨン制御とドラフト制御のミツクス制御部を示して
いるが、前記制御部のみに限定されるべきではない。而
して、この実施例図のミツクス制御は作業モード切換盤
(T)を介して操作される。即ち、この作業モード切換
盤(T)にてポジシヨン制御やドラフト制御に夫々切換
えられ、そして、対地作業機(2)はポジシヨンレバー
(I1)か或は昇降スイツチ(S3)を操作員が手動にて操
作することにより、該対地作業機(2)が昇降する外、
ドラフト制御等によつて自動的に昇降するのである。
而して、ドラフトセンサ(S2)は前記のようにトツプリ
ンク(6)の前部に連結されているドラフト杆(16)
が、ドラフトばね(17)に抗してプラウ(対地作業機)
の耕起抵抗力によつて前方へ押出される動き量をポテン
シヨメータ(18)によつて検出するようになつている
が、例えば、このポテンシヨメータ(18)によつて構成
されているものがドラフトセンサ(S2)である。そこ
で、このドラフトセンサ(S2)を取付ける場合は、予め
このドラフトセンサ(S2)の作業機連結リンク(7)を
取外した無負荷状態時の適正な検出値を基準値として設
定し、この設定値をCPU(10)の中に組込んでおくので
ある。而して、トツプリンク(6)にかかる荷重が無負
荷状態とは、一つにはプラウの如き対地作業機(2)を
地表に降下せしめて、油圧昇降機構(9)内の油圧力を
フリーフローにしているときの状態であり、この場合
は、トツプリンク(6)に押し量も、引き量も作用しな
い状態であつて、ドラフトセンサ(S2)が零又は零に近
いセンサ値を指示する状態である。又、二つには、作業
機連結リンク(7)を取外した状態でもよい。このよう
な状態におけるドラフトセンサ(S2)の検出値(殆ど零
又は零に近い位置)を基準値として定め、之をCPU(1
0)に組込む。又、このCPU(10)にはドラフトセンサ
(S2)を装着する際、当該ドラフトセンサ(S2)の検出
値が前記基準値と一致したときブザー(P)を鳴音すべ
く前記CPU(10)に制御部(10a)を設けておくのであ
る。而して、この場合、当該制御部(10a)からの操作
指令を出力する際には、点検スイツチ(S4)を前記CPU
(10)に連結しておき、この点検スイツチ(S4)をオン
したとき、前記制御部(10a)からの操作指令が出力し
て前記ブザー(P)を鳴音せしめ、ドラフトセンサ
(S2)の適正取付を報知させるのである。勿論、このブ
ザー(P)の報知は当該ドラフトセンサ(S2)の不適正
取付、即ち前記基準値と一致しないときに報知するもの
であつてもよい。
ンク(6)の前部に連結されているドラフト杆(16)
が、ドラフトばね(17)に抗してプラウ(対地作業機)
の耕起抵抗力によつて前方へ押出される動き量をポテン
シヨメータ(18)によつて検出するようになつている
が、例えば、このポテンシヨメータ(18)によつて構成
されているものがドラフトセンサ(S2)である。そこ
で、このドラフトセンサ(S2)を取付ける場合は、予め
このドラフトセンサ(S2)の作業機連結リンク(7)を
取外した無負荷状態時の適正な検出値を基準値として設
定し、この設定値をCPU(10)の中に組込んでおくので
ある。而して、トツプリンク(6)にかかる荷重が無負
荷状態とは、一つにはプラウの如き対地作業機(2)を
地表に降下せしめて、油圧昇降機構(9)内の油圧力を
フリーフローにしているときの状態であり、この場合
は、トツプリンク(6)に押し量も、引き量も作用しな
い状態であつて、ドラフトセンサ(S2)が零又は零に近
いセンサ値を指示する状態である。又、二つには、作業
機連結リンク(7)を取外した状態でもよい。このよう
な状態におけるドラフトセンサ(S2)の検出値(殆ど零
又は零に近い位置)を基準値として定め、之をCPU(1
0)に組込む。又、このCPU(10)にはドラフトセンサ
(S2)を装着する際、当該ドラフトセンサ(S2)の検出
値が前記基準値と一致したときブザー(P)を鳴音すべ
く前記CPU(10)に制御部(10a)を設けておくのであ
る。而して、この場合、当該制御部(10a)からの操作
指令を出力する際には、点検スイツチ(S4)を前記CPU
(10)に連結しておき、この点検スイツチ(S4)をオン
したとき、前記制御部(10a)からの操作指令が出力し
て前記ブザー(P)を鳴音せしめ、ドラフトセンサ
(S2)の適正取付を報知させるのである。勿論、このブ
ザー(P)の報知は当該ドラフトセンサ(S2)の不適正
取付、即ち前記基準値と一致しないときに報知するもの
であつてもよい。
次に、作動手順を別紙添附の第3図のフローチヤートに
従つて説明する。
従つて説明する。
先づ、ドラフトセンサ(S2)を取付けるとき、予め設定
されている基準値をステツプに於て読込み、そして、
ステツプに於て取付けられるドラフトセンサ(S2)か
らの検出値を読込む。更に、ステツプにて点検スイツ
チ(S4)をオンすれば、前記ドラフトセンサ(S2)が基
準値に一致したかどうかを判断し、(ステツプ)も
し、一致しておれば制御部(10a)からの操作指令にて
ブザー(P)が間欠的に鳴音する。(ステツプ)而し
て、ステツプに於て点検スイツチ(S4)がオンされな
いときは、前記制御部(10a)からの操作指令は出力さ
れず、又、ステツプに於てドラフトセンサ(S2)が基
準値と一致していないときは、未だブザー(P)はオフ
の侭となり(ステツプ)、従つて、ブザー(P)によ
る鳴音があるまでドラフトセンサ(S2)を調節機構によ
つて適正位置に調節され、ステツプに於けるドラフト
センサ(S2)の検出値と予め設定された基準値とを一致
させてブザーを鳴音させ、依つてドラフトセンサ(S2)
の適正取付を完了することになるのである。又、このよ
うなドラフトセンサ(S2)の取付時に於ては、ドラフト
制御による作業機の昇降動作はカツトされているのであ
る。
されている基準値をステツプに於て読込み、そして、
ステツプに於て取付けられるドラフトセンサ(S2)か
らの検出値を読込む。更に、ステツプにて点検スイツ
チ(S4)をオンすれば、前記ドラフトセンサ(S2)が基
準値に一致したかどうかを判断し、(ステツプ)も
し、一致しておれば制御部(10a)からの操作指令にて
ブザー(P)が間欠的に鳴音する。(ステツプ)而し
て、ステツプに於て点検スイツチ(S4)がオンされな
いときは、前記制御部(10a)からの操作指令は出力さ
れず、又、ステツプに於てドラフトセンサ(S2)が基
準値と一致していないときは、未だブザー(P)はオフ
の侭となり(ステツプ)、従つて、ブザー(P)によ
る鳴音があるまでドラフトセンサ(S2)を調節機構によ
つて適正位置に調節され、ステツプに於けるドラフト
センサ(S2)の検出値と予め設定された基準値とを一致
させてブザーを鳴音させ、依つてドラフトセンサ(S2)
の適正取付を完了することになるのである。又、このよ
うなドラフトセンサ(S2)の取付時に於ては、ドラフト
制御による作業機の昇降動作はカツトされているのであ
る。
プラウ作業機に於てドラフトセンサを装着するとき、概
して、操作員は当該ドラフトセンサの取付位置が適正で
あるかどうかを判断し難いのであるが、本発明はプラウ
を地表に降下せしめて油圧昇降機構内の油圧力をフリー
フローにしているとき、又は作業機連結リンクを取外し
た状態にしたときに、取付けられるドラフトセンサの取
付位置が適正であるかどうかを制御部が判断し、取付け
られるドラフトセンサの検出値が予め設定された基準値
と一致したとき、ブザーに鳴音指令を出力し、該ブザー
を鳴音させるのであるから、ドラフトセンサの装着精度
は高上し、テスター無しで誰でも容易にドラフトセンサ
を取付けることができ、且つ、プラウ作業精度も向上す
ることになるのである。
して、操作員は当該ドラフトセンサの取付位置が適正で
あるかどうかを判断し難いのであるが、本発明はプラウ
を地表に降下せしめて油圧昇降機構内の油圧力をフリー
フローにしているとき、又は作業機連結リンクを取外し
た状態にしたときに、取付けられるドラフトセンサの取
付位置が適正であるかどうかを制御部が判断し、取付け
られるドラフトセンサの検出値が予め設定された基準値
と一致したとき、ブザーに鳴音指令を出力し、該ブザー
を鳴音させるのであるから、ドラフトセンサの装着精度
は高上し、テスター無しで誰でも容易にドラフトセンサ
を取付けることができ、且つ、プラウ作業精度も向上す
ることになるのである。
而して、もし、前記ブザーによる報知がないときには、
調整機構によつて前記ブザーによる報知があるまで当該
ドラフトセンサの取付位置を調整すれば、このドラフト
センサは容易に適正位置に取付けることができるのであ
る。
調整機構によつて前記ブザーによる報知があるまで当該
ドラフトセンサの取付位置を調整すれば、このドラフト
センサは容易に適正位置に取付けることができるのであ
る。
図は本発明の一実施例を示し、第1図は制御回路図、第
2図は対地作業機を取付けたトラクタの側面図、第3図
はフローチヤートである。 符号説明 (1)……トラクタ、(2)……対地作業機 (3)……リフトアーム、(4)……リフトロツド (5)……ロワーリンク、(6)……トツプリンク (7)……作業機連結リンク、(8)……リフトシリン
ダ (9)……油圧昇降機構、(10)……CPU (10a)……制御部、(11)……上昇用駆動部 (12)……下降用駆動部 (13)……上昇用比例ソレノイド (14)……下降用比例ソレノイド (15)……ポンプ、(16)……ドラフト杆 (17)……ドラフトばね、(18)……ポテンシヨメータ (I1)……ポジシヨンレバー (I2)……ドラフト設定器 (S1)……リフトアーム角センサ (S2)……ドラフトセンサ (S3)……昇降用スイツチ (T)……作業モード切換盤 (S4)……点検スイツチ (P)……ブザー
2図は対地作業機を取付けたトラクタの側面図、第3図
はフローチヤートである。 符号説明 (1)……トラクタ、(2)……対地作業機 (3)……リフトアーム、(4)……リフトロツド (5)……ロワーリンク、(6)……トツプリンク (7)……作業機連結リンク、(8)……リフトシリン
ダ (9)……油圧昇降機構、(10)……CPU (10a)……制御部、(11)……上昇用駆動部 (12)……下降用駆動部 (13)……上昇用比例ソレノイド (14)……下降用比例ソレノイド (15)……ポンプ、(16)……ドラフト杆 (17)……ドラフトばね、(18)……ポテンシヨメータ (I1)……ポジシヨンレバー (I2)……ドラフト設定器 (S1)……リフトアーム角センサ (S2)……ドラフトセンサ (S3)……昇降用スイツチ (T)……作業モード切換盤 (S4)……点検スイツチ (P)……ブザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−13301(JP,A) 特開 昭56−102703(JP,A) 実開 昭61−31004(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】油圧昇降機構によつて昇降自在に設けられ
ている対地作業のドラフトを検出するドラフトセンサを
備え、このドラフトセンサによる検出値と、ドラフト設
定器によつて設定された値との差に応じて昇降動作を為
さしめるようにしたドラフト制御を有する農業機械に於
て、プラウ作業時の作業負荷が無負荷状態のときのドラ
フトセンサの検出値を基準値として予め設定しておき、
ドラフトセンサを取付けるとき、該ドラフトセンサの取
付位置が前記基準値と一致したときに報知するように制
御部をCPUに設けたことを特徴とする農業機械のドラフ
ト制御に於けるドラフトセンサ取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23567786A JPH0783644B2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 農業機械のドラフト制御に於けるドラフトセンサ取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23567786A JPH0783644B2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 農業機械のドラフト制御に於けるドラフトセンサ取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6391002A JPS6391002A (ja) | 1988-04-21 |
JPH0783644B2 true JPH0783644B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=16989568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23567786A Expired - Lifetime JPH0783644B2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 農業機械のドラフト制御に於けるドラフトセンサ取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0783644B2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-03 JP JP23567786A patent/JPH0783644B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6391002A (ja) | 1988-04-21 |
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