JPH0783478A - レンジフードファン - Google Patents

レンジフードファン

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JPH0783478A
JPH0783478A JP5228439A JP22843993A JPH0783478A JP H0783478 A JPH0783478 A JP H0783478A JP 5228439 A JP5228439 A JP 5228439A JP 22843993 A JP22843993 A JP 22843993A JP H0783478 A JPH0783478 A JP H0783478A
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JP
Japan
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filter
range hood
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bent
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Pending
Application number
JP5228439A
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English (en)
Inventor
Taido Ushida
泰道 牛田
Yuji Tsukitari
裕二 月足
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5228439A priority Critical patent/JPH0783478A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受け部に従来必要としていた板ばねを取り付
ける必要をなくし、これに伴い受け部を掃除し易くす
る。 【構成】 フード本体11の内面に一対の受け部18,
19を対向状態に設け、これら一対の受け部18,19
間にフィルタ20を保持させている。フィルタ20には
弾性を有する曲げ部23を設けていて、フィルタ20
は、それら一対の受け部18,19間にその曲げ部23
の弾性力によって圧接状態に保持するようにしている。
したがって、受け部18,19に、従来必要としていた
板ばねを取り付ける必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フード本体内の排気経
路中に着脱可能に装着されるフィルタを備えたレンジフ
ードファンに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のレンジフードファンの従来構成
を、図9及び図10を参照して説明する。図9におい
て、下面が開放したフード本体1の内部には、ファン装
置2が設けられていると共に、ファン装置2の下方に位
置させて一対の受け部3,4が対向状態に設けられてい
る。そして、一対の受け部3,4のうち後部側の受け部
4の内側には、図10に示すように、板ばね5がねじ6
により取り付けられていて、多数の孔を有する板状のフ
ィルタ7が、それら一対の受け部3,4間に保持される
ことにより、排気経路中に着脱可能に装着されている。
【0003】しかして、上記フィルタ7は、次のように
して取り付けるようにしている。すなわち、フィルタ7
は、取手8を持って後端部7aで板ばね5を矢印A方向
へ押圧しながら、その後端部7aを受け部4に挿入し、
この後、前端部7bを前部側の受け部3に挿入し、もっ
て板ばね5の弾性力によって一対の受け部3,4間に圧
接状態に保持されるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構成のものでは、受け部4に板ばね5を取り付け
る必要があるため、その取り付けが面倒であるという欠
点がある。また、板ばね5は受け部4の内側に取り付け
られているため、受け部4を掃除する際に、板ばね5が
邪魔になって油塵等を拭き取り難く、しかも板ばね5に
手指を引っ掛けてけがをするおそれがあった。
【0005】そこで、本発明の目的は、受け部に板ばね
を取り付ける必要をなくし、これに伴い受け部を掃除し
易くできると共に、掃除の際にけがをすることをなくし
得るレンジフードファンを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のレンジフードフ
ァンは、対向状態に設けられた一対の受け部を備えたフ
ード本体と、前記一対の受け部間に保持させることによ
り前記フード本体内の排気経路中に着脱可能に装着され
るフィルタとを具備し、そのフィルタに、弾性を有する
曲げ部を設けたことを特徴とするものである。
【0007】曲げ部は、室内側へ突出すると共に、手指
で摘み得る形状に形成すると良い。また、フィルタの下
方に油受けを設け、フィルタの曲げ部を、その油受けの
直上に位置する部位に設けるようにすることが好まし
い。さらに、曲げ部は、フィルタの略全域にわたって多
数個設けるようにすることもできる。
【0008】
【作用】上記した手段によれば、フィルタの曲げ部が弾
性を有していて、フィルタは、一対の受け部間にその曲
げ部の弾性力によって圧接状態に保持させることができ
る。したがって、受け部側に従来必要としていた板ばね
を別途取り付けるという必要がなく、これに伴い、受け
部に板ばねが存しないことから、受け部の掃除もし易く
なる。
【0009】フィルタの曲げ部を、手指で摘み得る形状
に形成した場合、その曲げ部を取手として利用できるか
ら、取手を別途設ける必要がなくなる。また、曲げ部
を、油受けの直上に位置する部位に設けた場合、フィル
タにて捕集された油塵を、曲げ部から油受けに導いてそ
の油受けに溜めることができるから、油塵が下方のレン
ジ側に落下したり、受け部等に溜まることを防止でき
る。
【0010】曲げ部をフィルタの略全域にわたって多数
個設けるようにした場合には、捕集面積が多くなるため
に、フィルタによる油塵の捕集効率を向上でき、また、
弾性変形する量を多く確保できるため、着脱操作がし易
くなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき図1ないし
図3を参照して説明する。まず、全体構成を示す図1に
おいて、フード本体11は、台所のレンジ(図示せず)
の上方に設置されるもので、下面に開口部12を有して
いると共に、前面に前面パネル13が取り付けられてお
り、内部にはファン装置14が配設されている。ファン
装置14は、ファンケーシング15内に図示しないモー
タにより回転される遠心ファン16を配設して構成され
ており、その遠心ファン16の送風作用によりフード本
体11下方の空気を、開口部12、フード本体11内及
びファンケーシング15内を通して外部へ排出するよう
にしている。前面パネル13の前面上部には、補助通気
口17が形成されている。
【0012】また、フード本体11の内面には、上記フ
ァン装置14の下方に位置させて一対の受け部18,1
9が前後に対向する状態で設けられている。そして、こ
れら一対の受け部18,19間にフィルタ20が傾斜状
態に保持されており、フィルタ20は、それら一対の受
け部18,19間に保持させることによりフード本体1
1内の排気通路中に着脱可能に装着されている。
【0013】上記フィルタ20は、例えば厚さが0.3
〜0.5mmのステンレス鋼板に多数の孔21を形成する
ことによって製作されたものであり、図2にも示すよう
に、前後両端部にコ字形をなす挿入部22a,22bが
設けられていると共に、中間部に弾性を有するV字形の
曲げ部23が設けられ、さらに、後部側には取手24が
取り付けられている。曲げ部23及び取手24は、図1
において下方、すなわち室内側に向けて突出している。
【0014】ここで、フィルタ20の取り付け方につい
て説明する。図3に示すように、取手24を摘んでフィ
ルタ20の前部側の挿入部22aをフード本体11の前
部側の受け部18に挿入し、この後、取手24を矢印B
方向(前方)へ押すことにより曲げ部23を撓ませ、後
部側の挿入部22bを後部側の受け部19の前方に位置
させた状態で、取手24に対する操作力を緩めながら挿
入部22bを受け部19に挿入する。これにより、フィ
ルタ20は、曲げ部23の弾性力により一対の受け部1
8,19間に圧接状態に保持されるようになる。なお、
フィルタ20を外す場合には、上述とは逆の順序で行え
ばよい。
【0015】上記構成において、ファン装置14が駆動
されると、図示しない遠心ファンの送風作用により、フ
ード本体11下方の空気が、開口部12、フィルタ20
の孔21、フード本体11内及びファンケーシング14
内を通って外部へ排出される。このとき、フィルタ20
の孔21を通る空気に含まれた油塵がフィルタ20に捕
集されて除去される。
【0016】上記した第1実施例によれば、フィルタ2
0に設けられた曲げ部23が弾性を有していて、フィル
タ20は、一対の受け部18,19間にその曲げ部23
の弾性力によって保持させることができるから、受け部
18,19側に従来必要としていた板ばねを別途取り付
けるという必要がない。これに伴い、受け部18,19
には板ばねが存しないことから、それら受け部18,1
9の掃除がし易くなり、しかも板ばねに手指を引っ掛け
るおそれもないから、けがをすることもなくすことがで
きる。
【0017】図4及び図5は本発明の第2実施例を示し
たものであり、上記した第1実施例とは次の点が異なっ
ている。すなわち、フィルタ20における曲げ部25
は、手指で摘み易いようにコ字形に形成していて、取手
を兼用している。したがって、フィルタ20には、第1
実施例のような取手24は取り付けていない。
【0018】この場合、フィルタ20は次のようにして
取り付ける。図5に示すように、曲げ部25を手指で摘
んでフィルタ20の前部側の挿入部22aをフード本体
11の前部側の受け部18に挿入し、この後、曲げ部2
5を撓ませることにより後部側の挿入部22bを後部側
の受け部19の前方に位置させ、この状態で曲げ部25
に対する操作力を緩めながら挿入部22bを受け部19
に挿入する。なお、フィルタ20を外す場合には、上述
とは逆の順序で行えばよい。
【0019】斯様な第2実施例によれば、第1実施例に
よる作用効果に加えて次のような利点がある。すなわ
ち、曲げ部25を取手として利用できるから、取手を別
途設ける必要がなく、その分コストを低減できる。
【0020】図6及び図7は本発明の第3実施例を示し
たものであり、第1実施例とは次の点が異なっている。
すなわち、後部側の受け部19に、フィルタ20の下方
に位置させた状態で、油受け26をねじ27により取り
付ける。フィルタ20のV字形をなす曲げ部28を、油
受け26の直上に位置するように後部側に設け、取手2
4は前部側に取り付ける。この場合、フィルタ20を一
対の受け部18,19間に取り付けた状態で、曲げ部2
8の前面28aが油受け26の上方において垂直状態と
なっている。
【0021】この場合、フィルタ20及び油受け26
は、次のようにして取り付ける。図7に示すように、フ
ィルタ20の取手24を持ってフィルタ20の後部側の
挿入部22bをフード本体11の後部側の受け部19に
挿入し、この後、取手24を矢印C方向へ押すことによ
り曲げ部28を撓ませ、前部側の挿入部22aを前部側
の受け部18の後方に位置させた状態で、取手24に対
する操作力を緩めながら挿入部22aを受け部18に挿
入する。このようにしてフィルタ20を取り付けた後、
油受け26をねじ27により受け部19に取り付ける。
なお、フィルタ20及び油受け26を外す場合には、上
述とは逆の順序で行えばよい。
【0022】斯様な第3実施例によれば、第1実施例に
よる作用効果に加えて次のような利点がある。すなわ
ち、図6に示すように、フィルタ20に捕集された油塵
29は、曲げ部28の前面28aを伝って油受け26に
導かれ(矢印D参照)、その油受け26に溜められるよ
うになるから、油塵29が下方のレンジ側に落下した
り、受け部19等に溜まることを防止できる。
【0023】図8は本発明の第4実施例を示すものであ
り、第1実施例とは次の点が異なっている。すなわち、
フィルタ30には、V字形をなす曲げ部31をフィルタ
30の前後方向の略全域にわたって多数個設けている。
なお、フィルタ30の一端側に2個の取手24を取り付
けている。
【0024】斯様な第4実施例によれば、フィルタ30
の捕集面積が多くなるために、フィルタ30による油塵
の捕集効率を向上でき、また、弾性変形する量を多く確
保できるため、着脱操作がし易くなる。
【0025】なお、本発明は上記しかつ図面に示した各
実施例にのみ限定されるものではなく、例えばフィルタ
の材料としては、ステンレス鋼板に限られず、弾性力を
発揮できるものであればステンレス鋼板以外の鋼板やア
ルミニウム合金等でもよく、また、ファン装置14がフ
ード本体11内に配設されるものに限られず、ファン装
置14がフード本体11の外部に配設されるタイプのも
のにも適用できる等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変
形して実施することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載のレンジフードファンに
よれば、フィルタの曲げ部が弾性を有していて、フィル
タは、一対の受け部間にその曲げ部の弾性力によって圧
接状態に保持させることができるから、受け部側に従来
必要としていた板ばねを別途取り付けるという必要をな
くし得る。これに伴い、受け部に板ばねが存しないこと
から、受け部を掃除し易くできると共に、その掃除の際
にけがをすることをなくすこともできる。
【0027】請求項2に記載のレンジフードファンによ
れば、フィルタの曲げ部を取手として利用できるから、
取手を別途設ける必要がなく、その分コストを低減する
ことができる。
【0028】請求項3に記載のレンジフードファンによ
れば、フィルタにて捕集された油塵を、曲げ部から油受
けに導いてその油受けに溜めることができるから、油塵
が下方のレンジ側に落下したり、受け部等に溜まること
を防止することができる。
【0029】請求項4に記載のレンジフードファンによ
れば、フィルタの捕集面積が多くなることにより、フィ
ルタによる油塵の捕集効率を向上でき、また、弾性変形
する量を多く確保できるため、フィルタの着脱操作がし
易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の縦断側面図
【図2】フィルタの斜視図
【図3】フィルタを取り付ける状態を示す要部の縦断側
面図
【図4】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図5】図3相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す要部の縦断側面図
【図7】図3相当図
【図8】本発明の第4実施例を示す図2相当図
【図9】従来構成を示す図1相当図
【図10】後部側の受け部部分を示す断面図
【符号の説明】
1はフード本体、14はファン装置、18、19は受け
部、20はフィルタ、23は曲げ部、25は曲げ部、2
6は油受け、28は曲げ部、30はフィルタ、31は曲
げ部である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向状態に設けられた一対の受け部を備
    えたフード本体と、前記一対の受け部間に保持させるこ
    とにより前記フード本体内の排気経路中に着脱可能に装
    着されるフィルタとを具備し、前記フィルタに、弾性を
    有する曲げ部を設けたことを特徴とするレンジフードフ
    ァン。
  2. 【請求項2】 曲げ部は、室内側へ突出すると共に、手
    指で摘み得る形状に形成されていることを特徴とする請
    求項1記載のレンジフードファン。
  3. 【請求項3】 フィルタの下方に油受けが設けられ、フ
    ィルタの曲げ部は、その油受けの直上に位置する部位に
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のレンジ
    フードファン。
  4. 【請求項4】 曲げ部は、フィルタの略全域にわたって
    多数個設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    レンジフードファン。
JP5228439A 1993-09-14 1993-09-14 レンジフードファン Pending JPH0783478A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5228439A JPH0783478A (ja) 1993-09-14 1993-09-14 レンジフードファン

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JP5228439A JPH0783478A (ja) 1993-09-14 1993-09-14 レンジフードファン

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JPH0783478A true JPH0783478A (ja) 1995-03-28

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ID=16876513

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JP5228439A Pending JPH0783478A (ja) 1993-09-14 1993-09-14 レンジフードファン

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JP (1) JPH0783478A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7139436B2 (en) 2002-01-31 2006-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Orthogonal transform method and apparatus
WO2013027383A1 (ja) * 2011-08-24 2013-02-28 パナソニック株式会社 レンジフード

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7139436B2 (en) 2002-01-31 2006-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Orthogonal transform method and apparatus
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