JPH0783073A - ガスタービン設備の起動計画作成装置 - Google Patents
ガスタービン設備の起動計画作成装置Info
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- JPH0783073A JPH0783073A JP22725193A JP22725193A JPH0783073A JP H0783073 A JPH0783073 A JP H0783073A JP 22725193 A JP22725193 A JP 22725193A JP 22725193 A JP22725193 A JP 22725193A JP H0783073 A JPH0783073 A JP H0783073A
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Abstract
つガスタービン装置の起動時間の短い起動計画を作成す
る。 【構成】 ガスタービン装置の起動パターンを初期設定
する初期起動パターン設定部21と、起動パターンに応
じて大気放出される排ガス中のNOx濃度を予測するN
Ox濃度予測部24と、予測されたNOx濃度の変化傾
向からNOx濃度の規制値に対する評価量とNOx濃度
の観点から起動時間が短いか長いかを示す評価量とを抽
出する評価量抽出部25と、NOx濃度評価量と起動時
間評価量とから起動パターンが適切なものであるか否か
を判定する判定部26と、起動パターンが適切でないと
判定されると、NOx濃度評価量と起動時間評価量とか
ら補正量を求める補正量設定部27と、この補正量で起
動パターンを補正する起動パターン補正部27とを備え
ている。
Description
ての規制値を守りながらガスタービン装置を起動させる
ための起動パターンを作成する起動計画作成方法、及び
これを実行する装置に関する。
10に示すように、ガスタービン装置1と、ガスタービ
ン装置1を制御するガスタービン制御システム2と、ガ
スタービン装置1からの排ガス中に含まれるNOxを取
り除く脱硝装置4と、脱硝装置4を制御する脱硝制御シ
ステム5とを有して構成されている。ガスタービン装置
10は、図11に示すように、一般的には、空気を圧縮
する圧縮機11と、圧縮空気により燃料Fを燃焼させる
燃焼器12と、燃焼器12に供給する燃料量を調節する
燃料流量調節弁13と、燃焼器12からの燃焼ガスで駆
動するガスタービン14と、ガスタービン14の駆動で
駆動する発電機15とを有して構成されている。ガスタ
ービン装置1を起動する場合、まず、起動前の停止期間
(以下、停止時間と呼ぶ)に応じて一義的に定まる起動
計画を運転員が作成する。ガスタービン制御システム2
は、この起動計画に基づいて、これを実行するための燃
料量の目標値GFを求めて、この値GFをガスタービン装
置1に与えている。即ち、ガスタービン制御システム2
0は、起動計画であるガスタービンの昇速と負荷(ここ
では、発電機15の出力のこと)上昇の時間的目標パタ
ーンを作成し、これを実行するためにガスタービン14
の速度信号Nと負荷信号Lをフィードバックし、必要と
なる燃料量の目標値GFを決定している。
ン装置1からの排ガスの流量信号GG、温度信号TG、N
Ox濃度信号P1、及び脱硝装置4の出口における排気
ガスNOx濃度信号P2を取り込み、脱硝装置4でのN
Ox還元効率が所定値以上となるように還元反応式に基
づいてアンモニア注入量の目標値GNH3を決定してい
る。また、脱硝制御システム5は、脱硝装置4における
脱硝効率が排ガス温度に大きく依存するため、排ガス温
度が所定値に達した後にアンモニアを注入するように脱
硝装置4を制御している。そして、最終的に大気に放出
されるNOx濃度は、所定時間内(例えば一時間)の移
動平均値が規制値以下となるように管理される。
ービン設備からのNOx排出値は下記のような複雑なプ
ロセスを経た後に決まるため、上記従来技術によるガス
タービン装置の起動時間は、不確定要素に対する余裕を
加味するため必要以上に長くなりがちであるという問題
点がある。
ら排出されるNOx濃度P1および排ガス温度TGはガス
タービン装置の起動パターン応じて複雑に変化する。さ
らに、脱硝装置出口NOx濃度P2は、アンモニア注入
後直に低下せず、アンモニアの拡散に必要な移動時間の
後に脱硝効果が現われて徐々に変化する。このため、前
述のように、所定時間内の移動平均値で管理される大気
放出NOx濃度P2aは、その最大値が確実に規制値以
下となるようなガスタービンの昇速と負荷上昇の目標パ
ターンを作成しようとすると、上記複雑なプロセス特性
ゆえ、十分なマージンが必要になっている。
してなされたもので、大気放出NOx濃度P2aを規制
値以下に保ちつつ、最短時間でガスタービンを起動させ
る起動計画の作成方法、及びこれを実行する装置を提供
することを目的とする。
を用いて説明したものの他に、特開昭61−13590
7号公報に記載されているもののように、複数の発電プ
ラントを有する場合、排出NOx濃度が規制値を超えな
いよう各プラントの起動順序を指定するものや、特開昭
61−104107号公報に記載されているもののよう
に、起動計画に応じて発電プラントを起動させることが
できるか否かを排出NOx濃度の観点から判断するもの
等がある。
のガスタービン設備の起動計画作成装置は、ガスタービ
ン装置の起動パターンを初期設定する起動パターン初期
設定手段と、該起動パターンに応じて、ガスタービンか
ら排気され、大気に放出される排気ガス中のNOx濃度
を予測するNOx濃度予測手段と、前記起動パターンに
よって規定される起動時間(ガスタービン昇速開始から
ガスタービン装置が目標負荷を出力できるようになるま
での時間)中の前記NOx濃度の変化傾向から、NOx
濃度の規制値に対する評価量(以下、NOx濃度評価量
とする。)とNOx濃度の観点から起動時間が短いか長
いかを示す評価量(以下、起動時間評価量とする。)と
を抽出する評価量抽出手段と、前記NOx濃度評価量と
前記起動時間評価量とから、前記起動パターンが適切な
ものであるか否かを判定する判定手段と、該判定手段に
より前記起動パターンが適切でないと判定されると、前
記NOx濃度評価量と前記起動時間評価量とから、該起
動パターンに対する補正量を求める補正量設定手段と、
該補正量設定手段により定められた前記補正量で、前記
起動パターンを補正する起動パターン補正手段とを備
え、 前記判定手段により前記起動パターンが適切であると判
定される迄、前記NOx濃度予測手段、前記評価量抽出
手段、前記判定手段、前記補正量設定手段、前記補正手
段は、それぞれ、該起動パターンに対して、NOx濃度
予測、各評価量の抽出、判定、補正量設定、補正を実行
することを特徴とするものである。
動時間中における前記NOx濃度の移動平均の最大値で
あり、前記起動時間評価量は、前記NOx濃度の移動平
均の最大値を示す時刻であることが好ましい。また、前
記補正量又は該補正量で補正された前記起動パターンを
表示する表示手段を前記起動計画作成装置に設けるよう
にしてもよい。
ンが初期設定される。この起動パターンは、装置自体が
予め準備してあったものであっても、運転員が入力した
ものであってもよい。NOx濃度予測手段は、初期設定
された起動パターンに従って、ガスタービン装置を運転
した場合に大気に放出されるNOx濃度を予測する。こ
の場合、ガスタービン装置の下流に、ガスタービンから
の排気ガス中のNOxを取り除く脱硝装置があるときに
は、ガスタービンからの排気ガス中のNOx濃度を予測
し、その後、このNOx濃度に基づき、脱硝装置を通過
して大気に放出される排ガス中のNOx濃度を予測す
る。
規定される起動時間中の前記NOx濃度の変化傾向か
ら、NOx濃度の規制値に対する評価量(NOx濃度評
価量)とNOx濃度の観点から起動時間が短いか長いか
を示す評価量(起動時間評価量)とを抽出する。判定手
段は、これら評価量に基づいて、起動パターンが適切な
ものであるか否かを判定する。ここで、起動パターンが
適切なものであるためには、この起動パターンを実行す
ると、NOx濃度が規制値以下に収まり且つ起動時間が
比較的短くなる必要がある。判定手段により、起動パタ
ーンが適切でないと判定されると、補正量設定手段がN
Ox濃度評価量と起動時間評価量とから起動パターンに
対する補正量を求め、補正手段がこの補正量で起動パタ
ーンを補正する。以上の動作、即ち、起動パターンに対
する、NOx濃度予測、各評価量の抽出、判定、補正量
設定、補正は、判定手段により起動パターンが適切であ
ると判定される迄繰り返される。
が規制値内に収まるか否かのみならず、NOx濃度の観
点から起動時間が短いか長いかを考慮して、起動パター
ンを作成しているので、大気放出NOx濃度を規制値以
下に保ちつつ、短時間でガスタービン装置を起動させる
ことができる。
る。図1は、本実施例のガスタービン設備の基本構成を
示している。本実施例のガスタービン設備は、従来のガ
スタービン設備(図10に示す。)にガスタービン装置
1の最適起動計画を作成する最適起動計画システム7を
追加されたものでる。ここで、ガスタービン装置1、脱
硝装置4および脱硝制御システム5は従来技術と同じも
のである。また、ガスタービン制御システム6は、上位
の最適起動計画システム7から渡される最適起動パラメ
ータであるt1OPTとt2OPTとで規定される起動スケジュ
ールを実行するためのガスタービン14の燃料量の目標
値GFを生成する。
t2OPTの意味を説明する。ここで、ガスタービン装置1
の起動パターンは、図4に示すように、速度保持時間t
1と負荷上昇時間t2との2つのパラメータで定義される
とする。即ち、速度保持の前後でのガスタービン昇速率
は一定とする。これら速度保持時間t1及び負荷上昇時
間t2の最適値が、それぞれ、最適起動パラメータt
1OPT、t2OPTである。
求めるのが最適起動計画システム7である。最適起動計
画システム7は、図2に示すように、まず、初期起動パ
ターン設定部21において、ガスタービン装置1の初期
起動パターンを規定するt10とt20(上記t1とt2に対
応するもので、これらの値の初期値である。)をガスタ
ービン14の停止時間の関数として出力する。ここで、
初期起動パターン設定部21が出力する初期起動パラメ
ータt10,t20は、初期起動パターン設定部21自身に
予め記憶されていたものであっても、また、運転員が後
述するキーボード等を用いてシステム7内に入力したも
のであってもよい。t10とt20は、そのままt1とt2の
値としてNOx濃度予測部24に渡たされる。NOx濃
度予測部24は、このt1とt2の値によって規定される
起動パターンに対応して、全起動過程(タービン昇速開
始から目的の負荷に達するまで)にわたる大気放出NO
x濃度P2aを予測する。
気放出NOx濃度P2a手順に関して、図3を用いて説明
する。NOx濃度予測部24は、同図に示すように、ガ
スタービン装置モデル30と、脱硝装置モデル34と、
脱硝制御システムモデル40とを有している。ガスター
ビン装置モデル30では、予め準備されている関数T
(t1,t2)31,G(t1,t2,TG)32,T
(t1,t2,TG,GG)を用いて、起動パラメータに応
じた、ガスタービン装置1の出口(=脱硝装置の入口)
排ガスの温度TG、ガス流量GG、並びにNOx濃度P1
を推定する。
の値P1,TG,GG、最終的に求められた大気放出NO
x濃度P2a(移動平均値)、大気放出NOx濃度規制値
P2R等を用いて、脱硝装置4に対するアンモニア注入量
の指示値GNH3を推定する。具体的には、まず、減算器
41で、大気放出NOx濃度P2aと大気放出NOx濃度
規制値P2Rとの偏差を求め、この偏差をPI制御量変換
部42でPI制御の制御量(アンモニア注入量GNH3B)
に変換する。また、NOx濃度予測部24で推定された
NOx濃度P1とガス流量GGとを乗算器43で掛け合わ
せて、ガスタービン装置1の出口排ガス中のNOx量X
を求め、これに対して必要なアンモニア注入量GNH3Aを
関数f(X)44を用いて求める。そして、このアンモ
ニア注入量GNH3AとPI制御量変換部42で求められた
アンモニア注入量GNH3Bとが、加算器45で加算された
後、この加算された値GNH3Cに脱硝能率Kが乗算器46
で掛けられて、アンモニア注入量の指示値GNH3が推定
される。
置1の出口排ガスのNOx濃度P1、排ガス温度TG、ガ
ス流量GG、および脱硝制御システムモデル40で求め
られたアンモニア注入量の指示値の推定値GNH3を用い
て、大気放出NOx濃度P2を推定する。具体的には、
まず、推定された排ガス温度TGから脱硝能率Kに影響
を与える触媒温度TCを一次遅れ関数(1/(1+T1S))36
を用いて求める。ところで、一次遅れ関数(1/(1+T
1S))36の時定数T1は、排ガス流量GGに影響を受け
る。そこで、関数f(GG)35を用いて排ガス流量GG
に応じた時定数T1を求め、この時定数T1で定められる
一次遅れ関数(1/(1+T1S))36で、触媒温度TCを求め
る。この触媒温度TCは、予め準備されている関数f
(TC)37により脱硝能率Kに変換される。大気放出
NOx濃度P2は、アンモニアが注入されると、従来技
術で述べたように、直ちに低下するのではなく、一定の
時間遅れがある。そこで、脱硝制御システムモデル40
で求められたアンモニア注入量の指示値の推定値GNH3
に対する脱硝率αを一次遅れ関数(K/(1+T2S))38を
用いて求める。この際、一次遅れ関数(K/(1+T2S))3
8のゲインとして、脱硝能率Kが用いられる。このよう
に求められた脱硝率αとガスタービン装置1の出口排ガ
スのNOx濃度P1とから、大気放出NOx濃度演算部
39において、大気放出NOx濃度P2が推定される。
NOx濃度P2は、移動平均演算部49で、例えば、1
時間当たりの移動平均に変換され、この値が評価量抽出
部25(図2に示す。)に出力される。
大気放出NOx濃度P2の曲線から、予測した大気放出
NOx濃度P2aの最大値が現われる時刻tMと大気放出
NOx濃度の規制値Rに対する余裕値MP2aとを評価量
として抽出する。なお、同図において、時刻tFは、ガ
スタービン14の負荷が増加してきて、燃焼器12が拡
散燃焼から予混合燃焼に切り替わった時刻である。一般
的に、燃料Fと空気Aとをそれぞれ別のノズルから噴出
して、燃料Fを燃焼させる拡散燃焼では、燃焼領域にお
いて、局所的に空気量に対する燃料量が多い箇所が形成
されるため、NOx濃度は高くなってしまう。これに対
して、予混合燃焼では、予め燃料Fと空気Aとを混合さ
せて、この混合気体を燃焼させるので、拡散燃焼で見ら
れるようなNOx濃度増加という現象を防ぐことができ
る一方で、燃焼安定性が劣っている。このため、近年に
おいては、起動時等の負荷の小さい場合には、拡散燃焼
のみを行い、負荷が大きい場合には、拡散燃焼と共に予
混合燃焼を行い、NOxの低減を図っている。従って、
本実施例の燃焼器12のように、拡散燃焼及び予混合燃
焼を行う燃焼器では、時刻tFで拡散燃焼から予混合燃
焼に切り替わると、ガスタービン出口NOx濃度P1が
この時点tFで急激に低下する。
て、初期起動パラメータで規定される起動パターンの最
適性を判定する。ここで、起動パターンの最適性とは、
大気放出NOx濃度P2aを規制値R以下に保ちつつ、大
気放出NOx濃度P2aの最大値が現われる時刻tMがで
きるかぎりタービン昇速開始時刻t0に近い((tF−t
M)が大きい)、すなわち最短時間でガスタービン装置
1を起動できることである。ここで、最適起動パターン
判定部26は、初期起動パラメータで規定される起動パ
ターンが最適ではないと判定したとする。この場合、起
動パターン補正量設定部27で、起動パラメータの補正
量Δt1,Δt2を決定する。この補正量Δt1,Δt
2は、本実施例においてはファジィ推論により求めるの
であるが、そのために用いる調整ルールやメンバーシッ
プ関数は、知識ベース28に記憶されている。
求め方について、以下に説明する。知識ベース28に
は、図6に示すように、大気放出NOx濃度P2aの評価
量(tF-tM),MP2aに対する定性的な度合いを示す条件
部メンバーシップ関数52,53と、この定性的な度合
いに対する補正量Δt1,Δt2を示す結論部メンバーシ
ップ関数54,55と、図5に示すように、条件部メン
バーシップ関数52,53と結論部メンバーシップ関数
54,55とを結び付けるための調整ルール51とが記
憶されている。なお、図6において、評価量(tF−
tM)は、ガスタービン排ガスのNOx濃度P1が急激に
変化する時刻tFと予測した大気放出NOx濃度P2aの
最大値が現われる時刻tMとの時間差を示し、評価量M
P2aは、前記のように予測した大気放出NOx濃度P2a
の最大値の規制値Rに対する余裕値を示している。ま
た、同図におけるP、Z0、Nは、それぞれ、Positiv
e、Zero、Negativeを意味するメンバーシップ関数に付
けられた名称で、PB、PM、PS、NS、NM、NB
は、それぞれ、Positive Big、Positive Medium、Posit
ive Small、Negative Small、Negative Medium、Negati
ve Bigを意味するメンバーシップ関数に付けられた名称
である。
25で抽出された評価量(tF−tM)の値がtX(>
0、NOx濃度の観点から起動時間が短いことを意味し
ている。)で、評価量MP2aの値がmX(<0、NOx濃
度が規制値Rを超えていることを意味している。)であ
ったとする。この場合、tXに対する定性的な度合い
は、条件部メンバーシップ関数52のP関数ではaとい
う値になり、条件部メンバーシップ関数52のZO関数
ではcという値になる。また、mXに対する定性的な度
合いは、条件部メンバーシップ関数53のN関数でb
(a>b>c)という値になる。これら定性的な度合い
a,b,cを結論部メンバーシップ関数54,55に適
用するために、調整ルール51を参照する。調整ルール
51には、「(tF−tM)の値tXに対してP関数が適
用され、且つMP2aの値mXに対してN関数が適用された
場合には、補正量Δt1を定めるための結論部メンバー
シップ関数54ではPB関数を適用する」旨が規定され
ているため、度合いaと度合いbとのうちで、小さい方
のbに関して、結論部メンバーシップ関数54のPB関
数に対する重み(同図中の斜線部分)を求める。また、
調整ルール51には、「(tF−tM)の値tXに対して
ZO関数が適用され、且つMP2aの値mXに対してN関数
が適用された場合には、補正量Δt1を定めるための結
論部メンバーシップ関数54ではPM関数を適用する」
旨が規定されているため、度合いcと度合いbとのうち
で、小さい方のcに関して、結論部メンバーシップ関数
54のPM関数に対する重み(同図中の斜線部分)を求
める。そして、各重みの和集合を求めて、この和集合の
重心GΔt1を補正量Δt1(>0)とする。同様に、補
正量Δt2に関しても、調整ルール51に従って、度合
いbに関して結論部メンバーシップ関数55のPS関数
に対する重み(同図中の斜線部分)を求め、度合いcに
関して結論部メンバーシップ関数55のPM関数に対す
る重み(同図中の斜線部分)を求めて、各重みの和集合
の重心GΔt2を補正量Δt2(>0)とする。
tM)の値がtXのように、評価量(tF−tM)が正の値
で比較的大きな値(起動時間が比較的短い。)で、且
つ、評価量MP2aの値がmXのように、評価量MP2aの値
が負の値で比較的大きな値(NOx濃度が規制値Rを比
較的大きく超えている。)である場合には、起動時間が
多少長くなっても、NOx濃度が規制値以下になるよう
に、起動パラメータt1,t2を長くすべく、補正量Δt
1,Δt2は、いずれも正の値になる。
の値で比較的大きな値(起動時間が比較的長い。)で、
且つ、評価量MP2aの値が正の値で比較的大きな値(N
Ox濃度が規制値Rに対して十分な余裕がある。)であ
る場合には、NOx濃度が多少増加しても、起動時間が
短くなるように、起動パラメータt1,t2を短くすべ
く、補正量Δt1,Δt2は、いずれも負の値になる。
t2は、それぞれ起動パターン補正部22,23に出力
され、そこで、先に設定された起動パターンのパラメー
タt10,t20に加算される。補正量Δt1,Δt2が加算
されて補正された起動パラメータt1,t2は、再び、N
Ox濃度予測部24に渡たされて、起動パラメータ
t1,t2によって規制される起動パターンを実行した場
合に、大気放出される排ガス中のNOx濃度が予測され
る。そして、評価量の抽出、起動パターンの最適性の判
定、当該起動パターンが最適でなければ、再度、起動パ
ターンの補正が行われる。すなわち、起動パターンが最
適であると判定される迄、起動パターンの補正等が繰り
返して実行される。最適起動パターン判定部26におい
て、起動パラメータで規定される起動パターンが最適で
あると判定されると、最適起動パラメータ出力部29か
ら、最適であると判定された起動パターンの起動パラメ
ータt1,t2が最適起動パラメータt1OPT,t2OPTとし
て、ガスタービン制御システム6に出力される。
パラメータt1OPT,t2OPTで規制される起動パターンを
実行できる燃料量の目標値GFを決定して、この値GFを
燃料流量調節弁13に出力する。この結果、ガスタービ
ン装置1は、最適起動パラメータt1OPT,t2OPTで規制
される起動パターンで起動する。
ウェアー的構成を示している。本実施例の最適起動計画
システム7は、最適起動計画システム本体70と、表示
装置(CRT)81と、キーボード82と、ハードディ
スク装置83と、フロッピーディスク装置84とを有し
て構成されている。最適起動計画システム本体70は、
各種演算を実行するCPU71と、各種演算を実行する
ためのプログラムやデータ等が記憶されているROM7
2及びRAM73と、ガスタービン制御システム6との
データ交換を行うためのI/O74と、表示装置81を
制御する表示装置コントローラ77と、キーボード82
を制御するキーボードコントローラ76と、ハードディ
スク装置83を制御するハードディスクコントローラ7
7と、フロッピーディスク装置84を制御するフロッピ
ーディスクコントローラ78とを有している。図2に示
す最適起動計画システム7の諸機能は、CPU71がR
OM72等に記憶されているプログラムを実行すること
で達成される。また、NOx濃度規制値P2Rの設定入力
や、前述した初期起動パラメータt10,t20の設定入
力は、キーボード82によって行われる。また、表示装
置81には、最適であると判定された起動パターン及び
この起動パターンの起動パラメータと共に、この起動パ
ターンを作成する過程で求められた補正量等が表示され
る。
次作成された起動パターンと、これら起動パターンを実
行した場合に大気放出される排ガス中のNOx濃度との
関係を示している。例えば、初期起動パラメータ
t10,t20で規定される初期起動パターンに対し
て、起動時間tC1は比較的短いものの、NOx濃度が規
制値Rを比較的大きく超えてしまうと予測される場合に
は、前述したように、起動時間が多少長くなっても、N
Ox濃度が規制値以下になるように、初期起動パラメー
タが補正される。次に、補正された起動パターンに
対して、NOx濃度は規制値Rに対して十分な余裕が生
まれたものの、逆に起動時間tC2が長くなり過ぎると予
測される場合には、同じく前述したように、NOx濃度
が多少増加しても、起動時間が短くなるように起動パラ
メータが補正される。そして、補正によって最終的に
得られた起動パターンでは、起動時間tC3が起動パタ
ーンのときよりも僅かに長くなるものの、比較的短
く、且つNOx濃度を規制値R以下に抑えることができ
る。
Ox濃度を規制値以下に抑えつつ、ガスタービン装置1
の起動時間を短くすることができる。この結果、ガスタ
ービン起動時間の大幅な短縮により、設備の稼働率を向
上させることができると共に、運転員の拘束時間を短く
することができる。また、ガスタービン起動過程でアン
モニアを必要以上に注入する必要が無くなるため、アン
モニアの消費量を最小にでき、運用経費を削減できる。
さらに、NOx濃度を規制値以下に抑えることができる
と共に、過剰分のアンモニアが大気中にリークしなくな
るため、環境適合性を向上させることができる。
ためにガスタービン装置1の形式に関して、最も基本的
な形式を示したが、1軸型でも多軸型でも、あるいは再
熱型でも非再熱型でも、さらには発電用でも機械駆動用
でも、本発明はその本質を曲げることなく適用可能なこ
とは明らかである。また、ガスタービンの起動パターン
を規定するパラメータについても、本実施例ではt1と
t2の2つに限定して説明したが、パラメータの数を増
やして更にきめ細かな起動パターンとする場合でも、本
発明の基本的な構成を何ら変えることなく適用可能なこ
とは明らかである。さらに、大気放出NOx濃度P2aの
特徴量としてMP2aとtF−tMとを抽出して、この特徴
量を利用しているが、必ずしもこれらにこだわる必要は
なく、例えば、MP2aの代りにP2aの絶対値を用いた
り、tFの代りに他の代表時刻を選定しても本発明の本
質を何ら変えるものではない。また、ファジィ推論にお
けるメンバシップ関数や調整ルールを変更しても、結果
として、起動パターンが最適な方向へ進むような修正量
を求めることができれば、何ら問題の無いことは言うま
でもない。
値内に収まるか否かのみならず、NOx濃度の観点から
起動時間が短いか長いかを考慮して、起動パターンを作
成しているので、大気放出NOx濃度を規制値以下に保
ちつつ、短時間でガスタービン装置を起動させることが
できる。
ロック図である。
の機能ブロック図である。
能ブロック図である。
との関係を示す説明図である。
に用いる調整ルールを示す説明図である。
に用いるメンバシップ関数を示す説明図である。
方法を説明するための説明図である。
の回路ブロック図である。
により順次作成された起動パターンと、これら起動パタ
ーンを実行した場合に大気放出される排ガス中のNOx
濃度との関係を示す説明図である。
る。
テム、4…脱硝装置、5…脱硝制御システム、7…最適
起動計画システム、12…燃焼器、13…燃料流量調節
弁、14…ガスタービン、15…発電機、21…初期起
動パターン設定部、22,23…起動パターン補正部、
24…NOx濃度予測部、25…評価量抽出部、26…
判定部、27…起動パターン補正量設定部、28…知識
ベース、29…最適起動パラメータ出力部、30…ガス
タービン装置モデル、34…脱硝装置モデル、40…脱
硝制御モデル、51…調整ルール、52,53…条件部
メンバシップ関数、54,55…結論部メンバシップ関
数、70…最適起動計画システム本体、71…CPU、
72…ROM、73…RAM、81…表示装置、82…
キーボード。
Claims (9)
- 【請求項1】燃焼器と、該燃焼器からの燃焼ガスで駆動
するガスタービンとを備えているガスタービン装置の起
動パターンを作成するガスタービン設備の起動計画作成
装置において、 前記ガスタービン装置の起動パターンを初期設定する起
動パターン初期設定手段と、 前記起動パターンに応じて、前記ガスタービンから排気
され、大気に放出される排気ガス中のNOx濃度を予測
するNOx濃度予測手段と、 前記起動パターンによって規定される起動時間(ガスタ
ービン昇速開始からガスタービン装置が目標負荷を出力
できるようになるまでの時間)中の前記NOx濃度の変
化傾向から、NOx濃度の規制値に対する評価量(以
下、NOx濃度評価量とする。)とNOx濃度の観点か
ら起動時間が短いか長いかを示す評価量(以下、起動時
間評価量とする。)とを抽出する評価量抽出手段と、 前記NOx濃度評価量と前記起動時間評価量とから、前
記起動パターンは、該起動パターンを実行すると前記N
Ox濃度が前記規制値以下に収まり且つ前記起動時間が
比較的短くなる適切なものであるか否かを判定する判定
手段と、 前記判定手段により前記起動パターンが適切でないと判
定されると、前記NOx濃度評価量と前記起動時間評価
量とから、該起動パターンに対する補正量を求める補正
量設定手段と、 前記補正量設定手段により定められた前記補正量で、前
記起動パターンを補正する起動パターン補正手段と、 を備え、 前記判定手段により前記起動パターンが適切であると判
定される迄、前記NOx濃度予測手段、前記評価量抽出
手段、前記判定手段、前記補正量設定手段、前記補正手
段は、それぞれ、該起動パターンに対して、NOx濃度
予測、各評価量の抽出、判定、補正量設定、補正を実行
することを特徴とするガスタービン設備の起動計画作成
装置。 - 【請求項2】前記NOx濃度評価量は、前記起動時間中
における前記NOx濃度の移動平均の最大値であり、 前記起動時間評価量は、前記NOx濃度の移動平均の最
大値を示す時刻であることを特徴とする請求項1記載の
ガスタービン設備の起動計画作成装置。 - 【請求項3】前記補正量は、前記起動パターンを規定す
るパラメータに対する補正量であることを特徴とする請
求項1又は2記載のガスタービン設備の起動計画作成装
置。 - 【請求項4】前記NOx濃度評価量に関する定性的な度
合いを定めるためのNOx濃度用条件部メンバシップ関
数と、前記起動時間評価量に関する定性的な度合いを定
めるための起動時間用条件部メンバシップ関数と、該N
Ox濃度評価量に関する定性的な度合い及び該起動時間
評価量に関する定性的な度合いに対する前記補正量を定
めるための結論部メンバシップ関数と、該NOx濃度用
条件部メンバシップ関数及び該起動時間用条件部メンバ
シップ関数と該結論部メンバシップ関数とを関係付ける
調整ルールとを記憶する記憶手段を備え、 前記補正量設定手段は、前記NOx濃度用条件部メンバ
シップ関数を用いて前記NOx濃度評価量に関する定性
的な度合いを求めると共に、前記起動時間用条件部メン
バシップ関数を用いて前記起動時間評価量に関する定性
的な度合いを求め、前記調整ルールに従って前記結論部
メンバーシップ関数を用いて、該NOx濃度評価量に関
する定性的な度合い及び該起動時間評価量に関する定性
的な度合いに応じた前記補正量を求めることを特徴とす
る請求項1、2又は3記載のガスタービン設備の起動計
画作成装置。 - 【請求項5】前記補正量又は該補正量で補正された前記
起動パターンを表示する表示手段を備えていることを特
徴とする請求項1、2、3又は4記載のガスタービン設
備の起動計画作成装置。 - 【請求項6】前記ガスタービン設備が、前記ガスタービ
ン装置の他に、前記ガスタービンからの排気ガス中にア
ンモニアを注入してNOx濃度を低減させる脱硝装置を
備えている場合、 前記NOx濃度予測手段は、前記ガスタービンからの排
気ガス中のNOx濃度を予測し、さらに、該NOx濃度
に基づき、該排気ガスが前記脱硝装置を通過して大気に
放出される排気ガス中のNOxを予測することを特徴と
する請求項1、2、3、4又は5記載のガスタービン設
備の起動計画作成装置。 - 【請求項7】請求項1、2、3、4、5又は6記載の起
動計画作成装置と、 前記起動計画作成装置の前記判定手段により、適切であ
ると判定されることになった前記起動パターンに応じ
て、前記ガスタービン装置の前記燃焼器に供給する燃料
量の目標値を定め、該目標値を該ガスタービン装置に出
力するガスタービン制御装置と、 を備えていることを特徴とするガスタービン設備の制御
装置。 - 【請求項8】燃焼器と、該燃焼器からの燃焼ガスで駆動
するガスタービンとを備えているガスタービン装置の起
動パターンを作成するガスタービン設備の起動計画作成
方法において、 前記ガスタービン装置の起動パターンを適宜初期設定
し、 前記起動パターンに応じて、前記ガスタービンから排気
され、大気に放出される排気ガス中のNOx濃度を予測
し、 前記起動パターンによって規定される起動時間(ガスタ
ービン昇速開始からガスタービン装置が目標負荷を出力
できるようになるまでの時間)中の前記NOx濃度の変
化傾向から、NOx濃度の規制値に対する評価量(以
下、NOx濃度評価量とする。)とNOx濃度の観点か
ら起動時間が短いか長いかを示す評価量(以下、起動時
間評価量とする。)とを抽出し、 前記NOx濃度評価量と前記起動時間評価量とから、前
記起動パターンは、該起動パターンを実行すると前記N
Ox濃度が前記規制値以下に収まり且つ前記起動時間が
比較的短くなる適切なものであるか否かを判定し、 前記起動パターンが適切でないと判定すると、前記NO
x濃度評価量と前記起動時間評価量とから、該起動パタ
ーンに対する補正量を求めて、該起動パターンを該補正
量で補正し、 前記起動パターンが適切であると判定される迄、該起動
パターンに対して、NOx濃度予測、各評価量の抽出、
判定、補正を繰り返して実行することを特徴とするガス
タービン設備の起動計画作成方法。 - 【請求項9】前記NOx濃度評価量は、前記起動時間中
における前記NOx濃度の移動平均の最大値であり、 前記起動時間評価量は、前記NOx濃度の移動平均の最
大値を示す時刻であることを特徴とする請求項8記載の
ガスタービン設備の起動計画作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05227251A JP3140620B2 (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | ガスタービン設備の起動計画作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05227251A JP3140620B2 (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | ガスタービン設備の起動計画作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0783073A true JPH0783073A (ja) | 1995-03-28 |
JP3140620B2 JP3140620B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=16857892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05227251A Expired - Lifetime JP3140620B2 (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | ガスタービン設備の起動計画作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3140620B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006009196A1 (ja) * | 2004-07-23 | 2006-01-26 | Hino Motors, Ltd. | 排気浄化装置のNOx低減率測定方法 |
WO2006016543A1 (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-16 | Hino Motors, Ltd. | 排気浄化装置の制御方法 |
-
1993
- 1993-09-13 JP JP05227251A patent/JP3140620B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006009196A1 (ja) * | 2004-07-23 | 2006-01-26 | Hino Motors, Ltd. | 排気浄化装置のNOx低減率測定方法 |
US7543443B2 (en) | 2004-07-23 | 2009-06-09 | Hino Motors, Ltd. | Method for determining NOx reduction ratio in exhaust emission control device |
WO2006016543A1 (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-16 | Hino Motors, Ltd. | 排気浄化装置の制御方法 |
CN101002007A (zh) * | 2004-08-09 | 2007-07-18 | 日野自动车株式会社 | 排气净化装置的控制方法 |
US7572637B2 (en) | 2004-08-09 | 2009-08-11 | Hino Motors, Ltd. | Method for controlling exhaust emission control device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3140620B2 (ja) | 2001-03-05 |
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