JPH0782972A - ブラインドの昇降装置 - Google Patents

ブラインドの昇降装置

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JPH0782972A
JPH0782972A JP25481493A JP25481493A JPH0782972A JP H0782972 A JPH0782972 A JP H0782972A JP 25481493 A JP25481493 A JP 25481493A JP 25481493 A JP25481493 A JP 25481493A JP H0782972 A JPH0782972 A JP H0782972A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絡み合った昇降コードが昇降コードストッパ
装置に導入されないようにする。 【構成】ヘッドボックス10と、ヘッドボックス10に
上端が連結される遮へい材12と、遮へい材12の下端
に取り付けられるボトムレール14と、ボトムレール1
4にこれの長手方向に所定間隔をあけて一端が連結され
るとともに、他端が遮へい材12に形成される挿通孔1
8を通ってヘッドボックス10内に昇降可能に導入さ
れ、ヘッドボックス10の他端に形成される昇降コード
導出口28から導出される昇降コード16と、昇降コー
ド16の移動を拘束可能な昇降コードストッパ装置20
と、を有しており、昇降コードストッパ装置20は、こ
れと昇降コード導出口28との間隔を変更可能にヘッド
ボックス10内に設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラインドの昇降装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のブラインドの昇降装置としては、
実開昭61−43399号公報及び実開昭62−124
198号公報に示されるものがある。すなわち、実開昭
61−43399号公報に示されるブラインドの昇降装
置は、横型ブラインドの上部箱体(ヘッドボックス)に
おける昇降コード導出用開口の内側に昇降コードストッ
パ装置が一体に設けられているものである。すなわち、
昇降コードストッパ装置は、昇降コード導出用開口の内
側に対をなすコード挟持部材を配置し、複数本の昇降コ
ードをコード挟持部材により挟み付けて移動を拘束する
とともに、コード挟持部材の離間により挟み付けを解除
して移動自在にするようにしたものである。昇降コード
導出用開口部には、複数本の昇降コードの導出位置をコ
ード挟持部材の挟み付けた線方向に概ね沿って一列に振
り分ける格子状ガイドが設けられている。昇降コード導
出用開口から導出された昇降コード操作部にはコード止
めが設けられている。また、実開昭62−124198
号公報に示されるブラインドの昇降装置は、一側に昇降
コード導出口が形成された中空箱形のストッパ本体をヘ
ッドボックス内に固定したものである。すなわち、スト
ッパ本体内には、これの頂面と底面との間に、ストッパ
本体内に導入される昇降コードを案内可能な案内ローラ
が回転自在に配設されている。昇降コード導出口は、案
内ローラを周って案内された昇降コードをストッパ本体
の外に導き出すための横方向に広い幅を持つ形状に形成
されている。ストッパ本体内には、案内ローラから昇降
コード導出口に昇降コードを案内するコードガイド部材
が遊動自在に配置されている。また、ストッパ本体内に
は、昇降コード導出口の一端付近から案内ローラの近く
まで伸びる粗面と係合して転動し、その内端移動位置で
案内ローラに押し付けられて昇降コードを挟着係止する
係止ローラがコードガイド部材に回転自在に取り付けら
れており、昇降コードを上記の昇降コード導出口の幅方
向に振ることによってコードガイド部材を係止ローラが
粗面に接する位置と粗面から離れる位置との間に揺動さ
せるようにコードガイド部材を案内する揺動案内部が設
けられている。昇降コード導出口から導出された昇降コ
ード操作部にはコード止めが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブラインドの昇降装置では、次のような問題があ
る。すなわち、実開昭61−43399号公報に示され
るブラインドの昇降装置では、昇降コード導出用開口部
に格子状ガイドが設けられているため、ブラインドを最
下降させたときに、コード止め付近でまとまり過ぎて絡
み易くなっている昇降コードが格子状ガイドに絡む可能
性があり、このため、スクリーンの昇降に支障をきたす
可能性があるという問題がある。また、実開昭62−1
24198号公報に示されるブラインドの昇降装置で
は、昇降コード導出口と、ストッパ本体とが一体に設け
られているため、ブラインドを下降させたときに昇降コ
ードが途中で絡み合った場合、絡み合った昇降コードが
昇降コードストッパ装置内に導入されるため、絡まなか
った昇降コードがストッパによって係止されないことに
なる。このため、スクリーンの片下がりが発生したり、
昇降コードストッパ装置の故障の原因になったりするな
どの問題がある。本発明は上記課題を解決するためのも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、昇降コードス
トッパ装置を、これと昇降コード導出口との間隔を変更
可能にヘッドボックス内に設置することにより、上記課
題を解決する。すなわち、本発明のブラインドの昇降装
置は、ヘッドボックス(10)と、ヘッドボックス(1
0)に上端が連結される遮へい材(12)と、遮へい材
(12)の下端に取り付けられるボトムレール(14)
と、ボトムレール(14)に一端が連結されるととも
に、他端が遮へい材(12)に形成される挿通孔(1
8)を通ってヘッドボックス(10)内に昇降可能に導
入され、ヘッドボックス(10)の一端付近に形成され
る昇降コード導出口(28)から導出される昇降コード
(16)と、昇降コード(16)の移動を拘束可能な昇
降コードストッパ装置(20)と、を有するものにおい
て、上記昇降コードストッパ装置(20)は、これと昇
降コード導出口(28)との間隔を変更可能にヘッドボ
ックス(10)内に設置されている、ことを特徴とす
る。昇降コードストッパ装置(20)と昇降コード導出
口(28)との間に昇降コード(16)を1本ずつ分離
可能なくし部材(56)が設置されているものとするこ
とができる。なお、上記かっこ内の符号は、実施例の対
応する部材を示す。
【0005】
【作用】昇降コードの本数が多い場合、昇降コードスト
ッパ装置を昇降コード導出口から離して設置する。この
場合、ボトムレールがほとんど最下降位置まで下降し
て、コード止めが昇降コード導出口の近くに接近し、コ
ード止め付近の昇降コードが絡み合っていても、昇降コ
ード導出口では絡み合っている昇降コードが、昇降コー
ドストッパ装置に移動するまでにほぐれる。これによ
り、絡み合った昇降コードが昇降コードストッパ装置に
導入されることはない。また、昇降コードの本数が少な
い場合、昇降コードストッパ装置を昇降コード導出口に
近づけて配置してもよい。この場合、コード止めが昇降
コード導出口の近くに接近し、コード止め付近の昇降コ
ードが絡み合っても、絡み合った部分が小さいため、比
較的速やかに絡み合っている部分がほぐれる。これによ
り、絡み合った昇降コードが昇降コードストッパ装置に
導入されることはない。昇降コードストッパ装置と昇降
コード導出口の間にくし部材を設けた場合、くし部材に
導入される手前で絡み合った昇降コードがほぐれるた
め、絡み合った部分がくし部材に引っ掛かることはな
い。
【0006】
【実施例】図1に本発明を適用したブラインド11の全
体図を示す。ヘッドボックス10の下端に遮へい材12
の上端部が取り付けられている。遮へい材12の下端部
にはボトムレール14が取り付けられている。ボトムレ
ール14には、これの長手方向に所定間隔をあけて昇降
コード16の一端が連結されている。それぞれの昇降コ
ード16の他端は、遮へい材12に形成されている挿通
孔18を通ってヘッドボックス10内に導入され、コー
ドガイド26を経て、ヘッドボックス10の図1中右側
端部近くまで水平に導かれて、昇降コード16の移動を
停止可能な昇降コードストッパ装置20を貫通し、くし
部材56(図2参照)を通過して、ヘッドボックス10
端部に設けられている昇降コード導出口28から導出さ
れている。コードガイド26、昇降コードストッパ装置
20及びくし部材56は、ヘッドボックス10内に取り
外し可能に設置されている。ヘッドボックス10から導
出された昇降コード16の端部は、コード止め22に連
結されている。コード止め22には、昇降コード16の
昇降を操作可能な操作コード24の一端が連結されてお
り、操作コード24の他端はボトムレール14の側端部
に連結されている。
【0007】図2及び図3にヘッドボックス10の昇降
コードストッパ装置20設置位置から昇降コード導出口
28側端部までを示す。昇降コードストッパ装置20
は、ストッパケース30、挟持ローラ32、移動枠3
4、切換部材36及び挟持部材38から構成されてい
る。ストッパケース30は、これの一端部に幅方向に凹
凸が連続しているくし部40が形成されている。くし部
40は、図3に示されるように、これの各凹部に昇降コ
ード16を1本づつ挿通させることにより、各昇降コー
ド16を分離可能である。ストッパケース30の長手方
向中央付近の底面には、三角状の凹凸が交互にストッパ
ケース30の長手方向に連続しているローレット部42
が形成されている。ローレット部42の凹凸は、挟持ロ
ーラ32の外周面に形成される三角状の凹凸とかみ合い
可能である。また、ストッパケース30には、これの端
部からローレット部42端部までの底面に切欠部44が
形成されている。また、ストッパケース30には、図2
に示されるように、これの上面から下方に突出するよう
に係合子46がはめ合わされている。移動枠34は、切
換部材36をこれの移動方向と直交する方向に移動可能
に支持する支持部48と、挟持ローラ32を回転可能に
支持する腕部50と、両腕部50の先端を渡って形成さ
れるとともに下面に形成される曲面に沿って昇降コード
16を巻掛け可能な巻掛部52と、から構成されてい
る。移動枠34は、支持部48がくし部40側に、腕部
50がローレット部42側に配置されるように、ストッ
パケース30内に設けられる。挟持ローラ32は、これ
の凹凸がローレット部42の凹凸とかみ合わされてお
り、これが回転することにより、ローレット部42に案
内されて移動枠34とともにストッパケース30の長手
方向に移動する。切換部材36は、これの表面に案内溝
54が形成されており、図2に示されるように、案内溝
54がストッパケース30の上に向くように支持部48
に配置されている。案内溝54には、切換部材36の移
動を案内可能に係合子46がはめ合わされている。挟持
部材38は、ストッパケース30の切欠部44側端部に
これの一端部が回転可能に取り付けられている。挟持部
材38の他端部は、ローレット部42の図2図中左端部
まで延びている。挟持部材38は、挟持ローラ32がこ
れの他端部に位置したときに、これらの間で昇降コード
16を挟み付けて昇降コード16の移動を拘束可能であ
る。昇降コード16は、ストッパケース30のくし部4
0側からくし部40の凹部に1本ずつ挿通されてストッ
パケース30内に導入され、ストッパケース30の上面
及び挟持ローラ32上部を通り、巻掛部52の曲面に沿
ってこれの下方に挿通されて、水平よりもやや上方に角
度をつけた状態でストッパケース30から導出されてい
る。すなわち、昇降コード16は、巻掛部52の曲部の
頂点の接線方向である水平方向に導出されるのではな
く、曲部の頂点よりもやや多めに巻掛部52に巻き掛け
られた状態で導出されている。昇降コードストッパ装置
20に隣接してこれよりも昇降コード導出口28側にく
し部材56が設置されている。くし部材56は、昇降コ
ードストッパ装置20のくし部40と同様に、これの幅
方向に凹凸が連続して形成されており、各凹部に昇降コ
ード16を1本ずつ挿通させることにより、各昇降コー
ド16を分離可能である。くし部材56は、昇降コード
16の本数が多い場合に設置すると効果的である。くし
部材56から導出された昇降コード16は、ヘッドボッ
クス10内の昇降コード導出口28付近に設けられてい
る案内ローラ58に沿って角度を変えて、昇降コード導
出口28から外部に導出されている。なお、昇降コード
ストッパ装置20は、ストッパケース30にこれの下面
から上方に突出するようにばねで付勢された係合子をは
め合わせ、案内溝がストッパケース30の下を向くよう
に形成された切換部材を支持部48に配置するようにし
てもよい。また、案内溝には、係合子の逆戻りを防止し
て移動枠の移動を規制する段差部を設けてもよい。
【0008】次に、本実施例の動作について説明する。
ブラインド11が停止している状態においては、昇降コ
ードストッパ装置20の挟持ローラ32は、ローレット
部42の図2中左端に位置しており、挟持部材38との
間で昇降コード16を挟み付けている。次に、操作コー
ド24を下方に引くと、昇降コード16は、図2中右方
向に移動していく。これにより、挟持ローラ32は、図
2中時計方向に回転するため、ローレット部42に案内
されて移動枠34とともに図2中右方向に移動した後、
ローレット部42から外れて切欠部44を空転する。挟
持ローラ32が空転しているとき、巻掛部52がこれに
巻掛けられている昇降コード16との摩擦によって図2
中右方向に移動するため、移動枠34は挟持ローラ32
とともに図2中右方向に移動する。これにより、移動枠
34とともに切換部材36も、係合子46が案内溝54
の所定の位置に達するまで移動していく。係合子46が
案内溝54の所定の位置に達すると、切換部材36の図
2中右方向への移動が拘束されるため、移動枠34はそ
れ以上図2中右方向に移動することができなくなり、移
動枠34及び挟持ローラ32の移動が停止する。このと
き、昇降コード16は、挟持ローラ32と挟持部材38
との間で挟み付けられなくなるため、操作コード24を
下方に引く操作を続けることができる。すなわち、ヘッ
ドボックス10内を移動する複数の昇降コード16は、
昇降コードストッパ装置20のくし部40によってそれ
ぞれ1本ずつに分離され、挟持ローラ32の上部及び巻
掛部52の下部を通って、昇降コードストッパ装置20
外に導出された後、くし部材56によって再び1本ずつ
に分離され、案内ローラ58に案内されて角度を変更し
て、昇降コード導出口28からヘッドボックス10外に
導出されるように移動していく。これにより、遮へい材
12は上昇していく。次に、操作コード24を引く手を
離すと、ボトムレール14の自重により昇降コード16
は図2中左方向に移動していく。巻掛部52は、これの
曲部の頂点よりも挟持ローラ32とは反対側の面にも昇
降コード16が若干巻掛けられているため、昇降コード
16との摩擦によって図2中左方向に移動する。このと
き、挟持ローラ32は空転しながら移動枠34とともに
図2中左方向に移動する。これにより、移動枠34とと
もに切換部材36も、係合子46が案内溝54の所定位
置に達するまで移動していく。係合子46が案内溝54
の所定位置に達すると、切換部材36の図2中左方向へ
の移動が拘束されるため、移動枠34はそれ以上図2中
左方向に移動することができなくなり、移動枠34及び
挟持ローラ32の移動が停止する。このとき、挟持ロー
ラ32が切欠部44に位置するので、昇降コード16は
挟持ローラ32と挟持部材38との間で挟み付けられな
いため、移動が自由になる。これにより、昇降コード1
6が、ボトムレール14の自重によって図2中左方向に
移動し続ける。すなわち昇降コード16の昇降コード導
出口28から導出されている部分が、昇降コード導出口
28から導入され、案内ローラ58に案内されて角度を
変更して、くし部材56によってそれぞれ1本ずつに分
離された後、昇降コードストッパ装置20を挿通して移
動していき、遮へい材12が下降していく。ボトムレー
ル14が最下降位置近くまで下降したとき、コード止め
22が昇降コード導出口28近くまで上昇するので、コ
ード止め22付近の昇降コード16が絡み合う場合があ
るが、昇降コード導出口28からくし部材56までの距
離が長いため、この間でほぐれることになり、絡み合っ
た部分がくし部材56に引っ掛かることはない。次に、
再び操作コード24を下方に引くと、昇降コード16は
図2中右方向に移動していく。これにより、巻掛部52
は、図2中右方向に移動するため、挟持ローラ32も空
転しながら移動枠34とともに図2中右方向に移動す
る。このとき、移動枠34とともに切換部材36も、係
合子46が案内溝54の所定位置に達するまで移動して
いく。係合子46が案内溝54の所定位置まで移動する
と、移動枠34はそれ以上図2中右方向に移動すること
ができなくなるため、移動が停止する。この状態のとき
には、操作コード24を引き下げることができるため、
遮へい材12を上昇させることができる。次に、操作コ
ード24を引く手を離すと、昇降コード16はボトムレ
ール14の自重によって図2中左方向に移動していく。
これにより、巻掛部52は図2中左方向に移動するた
め、挟持ローラ32も空転しながら移動枠34とともに
図2中左方向に移動する。これにより、移動枠34にと
もなって切換部材36も、係合子46が案内溝54の所
定位置に達するまで移動していく。このとき、挟持ロー
ラ32は、始めは切欠部44を空転しながら左方向に移
動し、ローレット部42の部分まで移動すると、これに
案内されながら図2中左方向に移動する。係合子46が
案内溝54の所定位置に達すると、切換部材36の図2
中左方向への移動が拘束されるため、移動枠34及び挟
持ローラ32はそれ以上図2中左方向に移動することが
できなくなり、移動が停止する。すなわち、挟持ローラ
32が挟持部材38の端部に位置した状態になるため、
昇降コード16が挟持ローラ32と挟持部材38との間
で挟み付けられて、移動が拘束される。したがって、遮
へい材12は下降途中で停止する。
【0009】なお、上記実施例においては、昇降コード
ストッパ装置20と昇降コード導出口28との間にくし
部材56を設置したが、これに限るものではなく、昇降
コードストッパ装置20の昇降コード導出口28からの
設置間隔は変えずに、くし部材56を取り外した構造に
してもよい。
【0010】図4に第2実施例を示す。これは、第1実
施例のくし部材56を取り外して、昇降コードストッパ
装置20を昇降コード導出口28に近付けて設置したこ
と以外は、第1実施例と同様の構造をしている。これ
は、昇降コード16の本数が少ない場合に有効である。
すなわち、昇降コード16の本数が少なければ、絡み合
う部分が小さく、比較的速やかにほぐれることになるた
め、昇降コードストッパ装置20と昇降コード導出口2
8との距離を近づけて配置しても、昇降コードストッパ
装置20に達するまでに昇降コード16がほぐれるから
である。また、本実施例の動作は、くし部材56の部分
以外は第1実施例と同様である。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、昇降コードストッパ装
置を、これと昇降コード導出口との間隔を変更可能にヘ
ッドボックス内に設置することにより、昇降コードの本
数が多い場合は、これらの絡み合った部分がほぐれるた
めには長い距離を必要とするため、昇降コードストッパ
装置を昇降コード導出口から離して設置し、昇降コード
の本数が少ない場合は、これらの絡み合った部分が比較
的短い距離でほぐれるため、昇降コードストッパ装置を
昇降コード導出口に近づけて設置することができる。こ
れにより、昇降コードの本数によって昇降コードストッ
パ装置の位置を変更することにより、絡み合った昇降コ
ードは昇降コードストッパ装置に導入される手前でほぐ
れるため、絡み合った昇降コードを昇降コードストッパ
装置に導入することを防止することができる。また、く
し部は、これに導入される手前で絡み合った昇降コード
がほぐれるような位置に設定することができるため、昇
降コードストッパ装置と昇降コード導出口との間にくし
部材を設けることができる。これにより、昇降コード
は、くし部によって水平方向に整列状態に配置されて昇
降コードストッパ装置に導入される。以上のことによ
り、昇降コードの一部が昇降コードストッパ装置やくし
部材に引っ掛かってスクリーンが片下がりすることや、
絡み合った昇降コードが昇降コードストッパ装置内に導
入されてこれが故障することなどを解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したブラインドの全体図である。
【図2】昇降コードストッパ装置から昇降コード導出口
までの部分を示す図である。
【図3】図2の部分のヘッドボックス内の正面図であ
る。
【図4】第2実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 ヘッドボックス 12 遮へい材 14 ボトムレール 16 昇降コード 18 挿通孔 20 昇降コードストッパ装置 28 昇降コード導出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドボックス(10)と、 ヘッドボックス(10)に上端が連結される遮へい材
    (12)と、 遮へい材(12)の下端に取り付けられるボトムレール
    (14)と、 ボトムレール(14)に一端が連結されるとともに、他
    端が遮へい材(12)に形成される挿通孔(18)を通
    ってヘッドボックス(10)内に昇降可能に導入され、
    ヘッドボックス(10)の一端付近に形成される昇降コ
    ード導出口(28)から導出される昇降コード(16)
    と、 昇降コード(16)の移動を拘束可能な昇降コードスト
    ッパ装置(20)と、 を有するブラインドの昇降装置において、 上記昇降コードストッパ装置(20)は、これと昇降コ
    ード導出口(28)との間隔を変更可能にヘッドボック
    ス(10)内に設置されている、 ことを特徴とするブラインドの昇降装置。
  2. 【請求項2】 昇降コードストッパ装置(20)と昇降
    コード導出口(28)との間に昇降コード(16)を1
    本ずつ分離可能なくし部材(56)が設置されている、 請求項1記載のブラインドの昇降装置。
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