JP2912139B2 - ブラインドの昇降コードストッパ装置 - Google Patents

ブラインドの昇降コードストッパ装置

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JP2912139B2
JP2912139B2 JP24590293A JP24590293A JP2912139B2 JP 2912139 B2 JP2912139 B2 JP 2912139B2 JP 24590293 A JP24590293 A JP 24590293A JP 24590293 A JP24590293 A JP 24590293A JP 2912139 B2 JP2912139 B2 JP 2912139B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラインド、特に昇降
コードの数が多いプリーツブラインドやローマンシェー
ドなどの昇降コードストッパ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のブラインドの昇降コードストッパ
装置としては、実開昭63−201199号公報に示さ
れるものがある。これに示されるブラインドの昇降コー
ドストッパ装置は、ブラインドのヘッドボックス内に装
着されて、ヘッドボックス内を挿通し、一端がヘッドボ
ックスの端部付近から導出される昇降コードの移動、停
止を制御する昇降コードストッパ装置であって、昇降コ
ードの移動に従動可能に接し、かつ昇降コード挿通方向
とは直交する浮動軸によりガイド片に回転自在に支持さ
れたストッパローラと、ストッパローラを収容しかつ底
面にストッパローラの転がり係合面を形成したストッパ
ケースとを備え、ストッパケースの転がり係合面の上方
の側壁にループ状ガイド溝を形成し、ガイド溝より所定
の距離をおいて側壁間に設けたストッパピンと、ガイド
片の浮動軸からストッパローラの径方向に延出した位置
で浮動軸に対して平行に突出し、かつストッパケース側
壁に設けたループ状ガイド溝にはその途中にガイドピン
の戻りを阻止する拘束係合部が設けられ、昇降コードを
所定の距離だけ引いた場合、ガイドピンは前記拘束係合
部に掛かり、昇降コードを前記距離以上引いた後に緩め
た場合、ガイドピンはループ状ガイド溝を1周して初め
の位置に戻るようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブラインドの昇降コードストッパ装置では、ヘッド
ボックスの幅寸法にはおのずと限度があるため、昇降コ
ードの本数が多い場合、ストッパローラ上で互いに重な
り合う昇降コードができてしまい、すべての昇降コード
を重なることなく配置することができない。特に、昇降
コードを間隔をあけて水平に配置しようとする場合に
は、ヘッドボックスの幅寸法を有効に使う必要がある
が、ループ状ガイド溝がストッパケースの側壁に形成さ
れているので、ストッパケース内部の幅寸法が小さくな
っており、配置できる昇降コードの本数が限られてしま
うという問題がある。また、ループ上ガイド溝がストッ
パケースの側壁に形成されているため、ストッパケース
はループ状ガイド溝が形成可能な高さ寸法にする必要が
あり、高さ寸法を大きくする必要がある。このため、ヘ
ッドボックスの高さ寸法も大きくしなければならないと
いう問題がある。本発明は上記課題を解決するためのも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ストッパケー
スに形成される分離部により各昇降コードをそれぞれ分
離するとともに、挟持ローラの回転又は昇降コードとの
摩擦により移動枠を移動させて、昇降コードを移動可能
にしたり移動不可能にしたりすることにより、上記課題
を解決する。すなわち、本発明のブラインドの昇降コー
ドブラインドの昇降コードストッパ装置は、ヘッドボッ
クス(10)と、ヘッドボックス(10)に上端が連結
される遮へい材(12)と、遮へい材(12)の下端に
取り付けられるボトムレール(14)と、ボトムレール
(14)に一端が連結されるとともに、他端が遮へい材
(12)に形成される挿通孔(18)を通ってヘッドボ
ックス(10)内に昇降可能に導入され、ヘッドボック
ス(10)の一端付近から導出される昇降コード(1
6)と、昇降コード(16)の移動を拘束可能な昇降コ
ードストッパ装置(20)と、を有するものにおいて、
上記昇降コードストッパ装置(20)は、ストッパケー
ス(28)と、挟持ローラ(30)と、移動枠(32)
と、切換部材(34)と、挟持部材(38)と、から構
成されており、ストッパケース(28)には、上記各昇
降コード(16)をそれぞれ分離可能な分離部(40)
と、挟持ローラ(30)の移動を案内可能なローレット
部(42)と、切換部材(34)に形成される案内溝
(52)に挿入されて、切換部材(34)の移動を案内
可能な係合子(54)と、が形成されており、移動枠
(32)は、挟持ローラ(30)を回転可能に支持する
とともに、挟持ローラ(30)の回転により昇降コード
(16)移動方向に移動可能であり、昇降コード(1
6)移動方向には一体に移動可能であるとともに、昇降
コード(16)移動方向と直交する方向には相対移動可
能に切換部材(34)を支持しており、挟持部材(3
8)は、挟持ローラ(30)との間で、昇降コード(1
6)を挟み付けて移動を拘束可能である、ことを特徴と
する。また、本発明のブラインドの昇降コードストッパ
装置は、ストッパケース(62)と、挟持ローラ(6
4)と、移動枠(66)と、切換部材(68)と、挟持
部材(70)と、から構成されており、ストッパケース
(62)には、上記各昇降コード(16)をそれぞれ分
離可能な分離部(72)と、挟持ローラ(64)の移動
を案内可能なローレット部(74)と、挟持ローラ(6
4)を空転可能な切欠部(75)と、が形成されてお
り、移動枠(66)は、挟持ローラ(64)を回転可能
に支持するとともに、挟持ローラ(64)の回転及び昇
降コードとの摩擦により昇降コード(16)移動方向に
移動可能であり、昇降コード(16)移動方向には一体
に移動可能であるとともに、昇降コード(16)移動方
向と直交する方向には相対移動可能に切換部材(68)
を支持しており、切換部材(68)には案内溝(82)
が形成されており、案内溝(82)には、ストッパケー
ス(62)に固定されている係合子(76)が挿入され
て、切換部材(68)の移動を案内可能であり、挟持部
材(70)は、挟持ローラ(64)との間で、昇降コー
ド(16)を挟み付けて移動を拘束可能であるものとす
ることができる。係合子は、弾性部材により常時切換部
材の案内溝方向に押圧されているものとすることができ
る。挟持ローラ(30)と挟持部材(38)との間で昇
降コード(16)を挟み付ける方向に、移動枠(32)
を常時押圧する弾性部材(36)が設けられているもの
とすることができる。挟持部材は、ストッパケースに開
閉可能に設けられているものとすることができる。な
お、上記かっこ内の符号は、実施例の対応する部材を示
す。
【0005】
【作用】挟持ローラと挟持部材とによって拘束されてい
る昇降コードを下方に引くと、挟持ローラは回転して、
ローレット部に案内されて、移動枠とともに昇降コード
移動方向に移動する。これにより、切換部材は移動枠と
ともに移動するが、係合子が案内溝の所定位置に達する
と、これの移動が拘束されるため、移動枠の移動が停止
する。このとき、挟持ローラが挟持部材の挟持部から離
れた位置に移動するため、昇降コードは、挟持ローラと
挟持部材との間で挟み付けられなくなり、移動が自由に
なるので、下方に引き続けることができる。これによ
り、遮へい材は上昇していく。次に、昇降コードを引く
手を離すと、ボトムレールの自重により昇降コードは上
記とは反対方向に移動していく。これにより、挟持ロー
ラは上記とは反対方向に回転して、ローレット部に案内
されて、移動枠とともに上記とは反対方向に移動する。
これにより、切換部材は移動枠とともに移動するが、係
合子が案内溝の所定位置に達すると、これの移動が拘束
されるため、移動枠の移動が停止する。このとき、挟持
ローラが挟持部材の挟持部から離れた位置に位置するた
め、昇降コードは、挟持ローラと挟持部材との間で挟み
付けられず、移動が自由になるので、ボトムレールの自
重によって移動していく。これにより、遮へい材は下降
していく。次に、再び昇降コードを下方に引き、挟持ロ
ーラを回転させて、移動枠を昇降コード移動方向に移動
させ、係合子を案内溝の上記とは別の所定位置に移動さ
せる。このとき、係合子によって切換部材の移動が拘束
されるため、移動枠の移動が停止する。次に、昇降コー
ドを引く手を離し、ボトムレールの自重によって移動さ
せる。これにより、挟持ローラは回転し、ローレット部
に案内されて移動枠とともに移動する。これにより、切
換部材は、移動枠とともに移動するが、係合子が案内溝
の所定位置に達すると、これの移動が拘束されるため、
移動枠の移動が停止する。このとき、挟持ローラが挟持
部材の挟持部に位置するため、昇降コードは挟持ローラ
と挟持部材との間で挟み付けられ、移動が拘束される。
また、上記移動枠の移動は、所定距離だけ挟持ローラを
回転させてローレット部を移動させることにより行い、
それ以後は挟持ローラを空転させて、昇降コードとの摩
擦によって行うようにすることによって、上記の動作を
行うことができる。このように、昇降コードを下方に引
くことによって、昇降コードを移動可能にしたり移動不
可能にしたりすることができる。また、各昇降コードを
分離部によって分離させることにより、昇降コード同士
が絡まり合うことを防止することができる。
【0006】
【実施例】図1に本発明を適用したブラインド11の全
体図を示す。ヘッドボックス10の下端に遮へい材12
の上端部が取り付けられている。遮へい材12の下端部
にはボトムレール14が取り付けられている。ボトムレ
ール14には、これの長手方向に所定間隔をあけて昇降
コード16の一端が連結されている。それぞれの昇降コ
ード16の他端は、遮へい材12に形成されている挿通
孔18を通ってヘッドボックス10内に導入され、コー
ドガイド26を経て、ヘッドボックス10の図1中右側
端部近くまで水平に導かれて、昇降コード16の移動を
停止可能な昇降コードストッパ装置20を貫通し、ヘッ
ドボックス10外に導出されている。ヘッドボックス1
0から導出された昇降コード16の端部は、コード止め
22に連結されている。コード止め22には、昇降コー
ド16の昇降を操作可能な昇降コード操作部24の一端
が連結されており、昇降コード操作部24の他端はボト
ムレール14の側端部に連結されている。
【0007】図2に昇降コードストッパ装置20の分解
斜視図を図を示す。昇降コードストッパ装置20は、ス
トッパケース28、挟持ローラ30、移動枠32、切換
部材34、弾性部材36及び挟持部材38から構成され
ている。ストッパケース28は、一端部に幅方向に凹凸
が連続しているくし部40が形成されている。くし部4
0は、図3に示されるように、これの各凹部に昇降コー
ド16を1本づつ挿通させることにより、各昇降コード
16を分離可能である。ストッパケース28の他端部に
は、三角状の凹凸がストッパケース28の長手方向に連
続しているローレット部42が形成されている。ローレ
ット部42の凹凸は、挟持ローラ30の外周面に形成さ
れる三角状の凹凸とかみ合い、挟持ローラ30の移動を
案内可能である。また、ストッパケース28は、図5に
示されるように、これの内部上面から下方に係合子54
が突出している。挟持ローラ30の両側端部には、軸方
向に突出する突部44が形成されている。移動枠32
は、切換部材34を支持可能な支持部46と、支持部4
6の両側端部から突出する腕部48と、から構成されて
いる。両腕部48の先端付近には、挟持ローラ30の突
部44を回転可能にはめ込み可能な貫通孔50が形成さ
れている。挟持部材38には、図4に示されるように、
ストッパケース28のローレット部42側の上部にはめ
合わされるとともに、ストッパケース28のくし部40
側に向かって突出する突出部39が形成されている。弾
性部材36は、図4に示されるように、一端が挟持部材
38の突出部39にはめ合わせられて、挟持部材38と
移動枠32との間に設けられており、挟持ローラ30と
挟持部材38との間で昇降コード16をはさみつける方
向に、移動枠32を常時押圧する。切換部材34は、こ
れの表面に案内溝52が形成されている。
【0008】図3に組み立てられた昇降コードストッパ
装置20の斜視図を、図4に図3の4−4断面図を示
す。移動枠32は、これの腕部48がローレット部42
側に配置されるようにくし部40の下方に配置され、両
腕部48の間に挟持ローラ30を配置し、貫通孔50に
突部44をはめ込むことにより、挟持ローラ30を回転
可能に支持している。挟持ローラ30は、ストッパケー
ス28のローレット部42上に互いの凹凸をかみ合わせ
て移動可能に配置されている。挟持ローラ30は、これ
が回転することにより、ローレット部42の凹凸に案内
されて、移動枠32とともにストッパケース28の長手
方向に移動する。また、挟持ローラ30は、ローレット
部42のくし部40側端部に位置したときに、挟持部材
38の端部(挟持部)との間で昇降コード16を挟み付
けて昇降コード16の移動を拘束可能である。移動枠3
2と挟持部材38との間には上述のように弾性部材36
が設けられている。移動枠32の支持部46には、移動
枠32の移動方向と直交する方向に移動可能に切換部材
34が案内溝52を図4に示されるように上に向けて設
けられている。案内溝52には、切換部材34の移動を
案内可能に係合子54が挿入されている。昇降コード1
6は、ストッパケース28のくし部40側からくし部4
0の凹部に1本づつ挿通されてストッパケース28内に
導入され、ストッパケース28の上面及び挟持ローラ3
0上を通ってストッパケース28から導出されている。
【0009】次に、本実施例の動作について説明する。
ブラインド11が停止している状態では、昇降コードス
トッパ装置20の移動枠32は、係合子54が切換部材
34の案内溝52の図7に示される位置Aに拘束される
状態になるまで図5中左寄りに位置している。また、挟
持ローラ30は、ローレット部42の図5中左端に位置
しており、挟持部材38との間で昇降コード16を挟み
付けている。次に、昇降コード操作部24を下方に引く
と、昇降コード16は、図5中右方向に移動していく。
これにより、挟持ローラ30が図5中時計方向に回転す
るため、ローレット部42に案内されて図5中右方向に
移動し、これとともに移動枠32も図5中右方向に移動
する。移動枠32とともに切換部材34も、係合子54
が図8に示される案内溝52の位置Bに達するまで、図
4中下方に移動しながら右方向に移動してく。係合子5
4が案内溝52の位置Bに達すると、切換部材34の図
5中右方向への移動が拘束されるため、移動枠32はそ
れ以上図5中右方向に移動することができなくなり、移
動枠32の移動が停止する。これにより、挟持ローラ3
0が挟持部材38の端部から離れた位置に移動するた
め、昇降コード16は、挟持ローラ30と挟持部材38
の端部との間で挟み付けられなくなり、昇降コード操作
部24を下方に引く操作を続けることができる。これに
より、遮へい材12は上昇していく。次に、昇降コード
操作部24を引く手を離すと、ボトムレール14の自重
により昇降コード16は図6中左方向に移動していく。
これにより、挟持ローラ30が図6中反時計方向に回転
し、ローレット部42に案内されて図6中左方向に移動
するとともに、弾性部材36によって図6中左方向へ付
勢されるため、移動枠32は図6中左方向に移動してい
く。移動枠32とともに切換部材34も、係合子54が
図9に示される案内溝52の位置Cに達するまで、図4
中上方に移動しながら左方向に移動していく。係合子5
4が案内溝52の位置Cに達すると、切換部材34の図
6中左方向への移動が拘束されるため、移動枠32はそ
れ以上図6中左方向に移動することができなくなり、移
動枠32の移動が停止し、図6に示される状態になる。
このとき、挟持ローラ30は挟持部材38の端部から離
れた位置に位置するため、昇降コード16が挟持ローラ
30と挟持部材38の端部との間で挟み付けられること
がないため、移動が自由になり、ボトムレール14の自
重によって図6中左方向に移動し続ける。これにより、
遮へい材12は下降していく。次に、再び昇降コード操
作部24を下方に引くと、昇降コード16は図6中右方
向に移動していく。これにより、挟持ローラ30は、図
6中時計方向に回転するため、ローレット部42に案内
されて図6中右方向に移動していき、これにともなって
移動枠32も図6中右方向に移動していく。移動枠32
とともに切換部材34も、係合子54が図10に示され
る案内溝52の位置Dに達するまで図4中上方に移動し
ながら右方向に移動していく。係合子54が案内溝52
の位置Dに達すると、切換部材34の図6中右方向への
移動が拘束されるため、移動枠32はそれ以上図6中右
方向に移動することができなくなり、移動枠32の移動
が停止する。次に、昇降コード操作部24を引く手を離
すと、昇降コード16はボトムレール14の自重によっ
て図6中左方向に移動していく。これにより、挟持ロー
ラ30が図6中反時計方向に回転し、ローレット部42
に案内されて図6中左方向に移動するとともに、弾性部
材36によって図6中左方向へ付勢されるため、移動枠
32は図6中左方向に移動していく。移動枠32ととも
に切換部材34も、係合子54が図7に示される案内溝
52の位置Aに達するまで図4中下方に移動しながら左
方向に移動していく。係合子54が案内溝52の位置A
に達すると、切換部材34の図6中左方向への移動が拘
束されるため、移動枠32はそれ以上図6中左方向に移
動することができなくなり、移動枠32の移動が停止
し、図5に示される状態になる。すなわち、挟持ローラ
30はローレット部42の図5中最も左端に位置する状
態になるため、昇降コード16が挟持ローラ30と挟持
部材38との間で挟み付けられて、移動が拘束される。
したがって、ボトムレール14は下降途中で停止する。
上記のように、昇降コード16を引く回数によって、昇
降コードストッパ装置20は昇降コード16の係合及び
係合の解除を行うことができる。
【0010】図11、図12及び図13に第2実施例を
示す。昇降コードストッパ装置60は、ストッパケース
62、挟持ローラ64、移動枠66、切換部材68及び
挟持部材70から構成されている。ストッパケース62
は、これの一端部に幅方向に凹凸が連続しているくし部
72が形成されている。くし部72は、図11に示され
るように、これの各凹部に昇降コード16を1本づつ挿
通させることにより、各昇降コード16を分離可能であ
る。ストッパケース62の長手方向中央付近の底面に
は、三角状の凹凸がストッパケース62の長手方向に連
続しているローレット部74が形成されている。ローレ
ット部74の凹凸は、挟持ローラ64の外周面に形成さ
れる三角状の凹凸とかみ合い可能である。また、ストッ
パケース62には、これの端部からローレット部74端
部までの底面に切欠部75が形成されている。また、ス
トッパケース62には、図12に示されるように、これ
の上面から下方に突出するように係合子76がはめ合わ
されている。移動枠66は、切換部材68をこれの移動
方向と直交する方向に移動可能に支持する支持部78
と、挟持ローラ64を回転可能に支持する腕部80と、
両腕部80の先端を渡って形成されるとともに下面に形
成される曲面に沿って昇降コード16を巻掛け可能な巻
掛部81と、から構成されている。移動枠66は、支持
部78が係合子76側に、腕部80がローレット部74
側に配置されるように、ストッパケース62内に設けら
れる。挟持ローラ64は、これの凹凸がローレット部7
4の凹凸とかみ合わされており、これが回転することに
より、ローレット部74に案内されて移動枠66ととも
にストッパケース62の長手方向に移動する。切換部材
68は、これの表面に案内溝82が形成されており、図
13に示されるように、案内溝82がストッパケース6
2の上に向くように支持部78に配置されている。案内
溝82には、切換部材68の移動を案内可能に係合子7
6がはめ合わされている。挟持部材70は、ストッパケ
ース62の切欠部75側端部にこれの一端部が回転可能
に取り付けられている。挟持部材70の他端部は、ロー
レット部74の図11図中左端部まで延びている。挟持
部材70は、挟持ローラ64がこれの他端部に位置した
ときに、これらの間で昇降コード16を挟み付けて昇降
コード16の移動を拘束可能である。昇降コード16
は、ストッパケース62のくし部72側からくし部72
の凹部に1本づつ挿通されてストッパケース62内に導
入され、ストッパケース62の上面及び挟持ローラ64
上部を通り、巻掛部81の曲面に沿ってこれの下方に挿
通されて、水平よりもやや上方に角度をつけた状態でス
トッパケース62から導出されている。すなわち、昇降
コード16は、巻掛部81の曲部の頂点の接線方向であ
る水平方向に導出されるのではなく、曲部の頂点よりも
やや多めに巻掛部81に巻き掛けられた状態で導出され
ている。
【0011】次に、第2実施例の動作について説明す
る。ブラインド11が停止している状態では、昇降コー
ドストッパ装置60の移動枠66は、係合子76が切換
部材68の案内溝82の図18に示される位置Eに拘束
される状態にあり、図14中左寄りに位置している。ま
た、挟持ローラ64は、ローレット部74の図14中左
端に位置しており、挟持部材70との間で昇降コード1
6を挟み付けている。次に、昇降コード操作部24を下
方に引くと、昇降コード16は、図14中右方向に移動
していく。これにより、挟持ローラ64は、図14中時
計方向に回転するため、ローレット部74に案内されて
移動枠66とともに図14中右方向に移動した後、図1
5に示されるように、ローレット部74から外れて切欠
部75を空転する。挟持ローラ64が空転していると
き、巻掛部81がこれに巻掛けられている昇降コード1
6との摩擦によって図14中右方向に移動するため、移
動枠66は挟持ローラ64とともに図14中右方向に移
動する。これにより、移動枠66とともに切換部材68
も、係合子76が図19に示される案内溝82の位置F
に達するまで、図13中上方に移動しながら右方向に移
動していく。係合子76が案内溝82の位置Fに達する
と、切換部材68の図14中右方向への移動が拘束され
るため、移動枠66はそれ以上図14中右方向に移動す
ることができなくなり、移動枠66及び挟持ローラ64
の移動が停止して、図15に示される状態になる。この
とき、昇降コード16は、挟持ローラ64と挟持部材7
0との間で挟み付けられなくなるため、昇降コード操作
部24を下方に引く操作を続けることができる。これに
より、遮へい材12は上昇していく。次に、昇降コード
操作部24を引く手を離すと、ボトムレール14の自重
により昇降コード16は図15中左方向に移動してい
く。巻掛部81は、これの曲部の頂点よりも挟持ローラ
64とは反対側の面にも昇降コード16が若干巻掛けら
れているため、昇降コード16との摩擦によって図15
中左方向に移動する。このとき、挟持ローラ64は空転
しながら移動枠66とともに図15中左方向に移動す
る。これにより、移動枠66とともに切換部材68も、
係合子76が図20に示される案内溝82の位置Gに達
するまで、図13中上方に移動しながら左方向に移動し
ていく。係合子76が案内溝82の位置Gに達すると、
切換部材68の図15中左方向への移動が拘束されるた
め、移動枠66はそれ以上図15中左方向に移動するこ
とができなくなり、移動枠66及び挟持ローラ64の移
動が停止し、図16に示される状態になる。このとき、
挟持ローラ64が切欠部75に位置するので、昇降コー
ド16は挟持ローラ64と挟持部材70との間で挟み付
けられないため、移動が自由になる。これにより、昇降
コード16が、ボトムレール14の自重によって図16
中左方向に移動し続けるので、遮へい材12は下降して
いく。次に、再び昇降コード操作部24を下方に引く
と、昇降コード16は図16中右方向に移動していく。
これにより、巻掛部81は、図16中右方向に移動する
ため、挟持ローラ64も空転しながら移動枠66ととも
に図16中右方向に移動する。このとき、移動枠66と
ともに切換部材68も、係合子76が図21に示される
案内溝82の位置Hに達するまで図13中上方に移動し
ながら右方向に移動していく。係合子76が案内溝82
の位置Hまで移動すると、移動枠66はそれ以上図16
中右方向に移動することができなくなるため、移動が停
止し、図17に示される状態になる。次に、昇降コード
操作部24を引く手を離すと、昇降コード16はボトム
レールの自重によって図17中左方向に移動していく。
これにより、巻掛部81は図17中左方向に移動するた
め、挟持ローラ64も空転しながら移動枠66とともに
図17中左方向に移動する。これにより、移動枠66に
ともなって切換部材68も、係合子76が図18に示さ
れる案内溝82の位置Eに達するまで図13中下方に移
動しながら左方向に移動していく。このとき、挟持ロー
ラ64は始めは切欠部75を空転しながら左方向に移動
し、ローレット部74の部分まで移動すると、これに案
内されながら図17中左方向に移動する。係合子76が
案内溝82の位置Eに達すると、切換部材68の図17
中左方向への移動が拘束されるため、移動枠66及び挟
持ローラ64はそれ以上図17中左方向に移動すること
ができなくなり、移動が停止し、図14に示される状態
になる。すなわち、挟持ローラ64が挟持部材70の端
部に位置した状態になるため、昇降コード16が挟持ロ
ーラ64と挟持部材70との間で挟み付けられて、移動
が拘束される。したがって、ボトムレール14は下降途
中で停止する。上記のように、昇降コード16を引く回
数によって、昇降コードストッパ装置60は、昇降コー
ド16の係合及び係合の解除を行うことができる。
【0012】図22に第3実施例を示す。昇降コードス
トッパ装置90は、ストッパケース92、挟持ローラ9
4、移動枠96、切換部材98、挟持部材100、係合
子102及び板ばね104から構成されている。ストッ
パケース92は、これの一端部に幅方向に凹凸が連続し
ている第1又は第2実施例と同様の図示していないくし
部が形成されており、これの各凹部に昇降コード16を
1本づつ挿通させることにより、各昇降コード16を分
離可能である。ストッパケース92の長手方向中央部付
近の底面には、図23に示されるように、挟持ローラ9
4の外周面に形成される三角状の凹凸とかみ合い可能な
三角状の凹凸がストッパケース92の長手方向に連続し
ているローレット部106が形成されている。また、ス
トッパケース92には、ローレット部106端部からこ
れの端部までの底面に、切欠部108が形成されてい
る。また、ストッパケース92のローレット部106を
挟んで切欠部108とは反対側の底面には、挿通孔11
0が形成されており、図23に示されるように、ストッ
パケース92の底面から上方に突出するように係合子1
02がはめ込まれる。ストッパケース92の挿通孔11
0が形成されている部分には、溝部112が形成されて
いる。溝部112には、図23に示されるように、板ば
ね104がはめ込まれて、係合子102を常時上方に押
圧する。移動枠96は、切換部材98をこれの移動方向
と直交する方向に移動可能に支持する支持部114と、
挟持ローラ94を回転可能に支持する腕部116と、両
腕部116の先端を連結するとともに、下面にこれに沿
って昇降コード16を巻掛け可能な曲面が形成されてい
る巻掛部118と、から構成されており、支持部114
が係合子102側に、腕部116がローレット部106
側に配置されるように、ストッパケース92内に設けら
れる。挟持ローラ94は、図23に示されるように、こ
れの凹凸がローレット部106の凹凸とかみ合わされて
おり、これが回転することにより、ローレット部106
の凹凸に案内されて、移動枠96とともにストッパケー
ス92の長手方向に移動する。切換部材98には、これ
の表面に図27に示されるような案内溝120が形成さ
れている。案内溝120は、Iの部分は低く、Jの部分
はI側からK側に行くほど傾斜をつけて高くなってお
り、Kの部分はJとは段差をつけて低くなっており、L
の部分はK側からM側に行くほど傾斜をつけて高くなっ
ており、Mの部分はLとは段差をつけて低くなってお
り、Nの部分はM側からO側に行くほど傾斜をつけて高
くなっており、Oの部分はNとは段差をつけて低くなっ
ており、Pの部分はO側からQ側に行くほど傾斜をつけ
て高くなっており、Qの部分はPの高い部分と同じ高さ
になっている形状をしている。切換部材98は、図23
に示されるように、案内溝120がストッパケース92
の下方を向くように支持部114に設けられている。案
内溝120には、切換部材98の移動を案内可能に係合
子102が挿入されている。係合子102は、板ばね1
04によって切換部材98に押し付けられており、ぐら
つきが防止されている。挟持部材100は、ストッパケ
ース92の切欠部108側端部にこれの一端部が回転可
能に取り付けられている。挟持部材100の他端部は、
ローレット部106の図23中左端部まで延びている。
挟持部材100は、挟持ローラ94がローレット部10
6の図23中左端部に位置したときに、挟持ローラ94
との間で昇降コード16を挟み付けて昇降コード16の
移動を拘束可能である。昇降コード16は、図23に示
されるように、ストッパケース92のくし部側からくし
部の凹部に1本づつ挿通されてストッパケース92内に
導入され、ストッパケース92の上面及び挟持ローラ9
4の上部を通り、巻掛部118の曲面に沿ってこれの下
方に挿通されて、水平よりもやや上方に角度をつけた状
態でストッパケース92から導出されている。すなわ
ち、昇降コード16は、巻掛部118の曲部の頂点の接
線方向である水平方向に導出されるのではなく、曲部の
頂点よりもやや多めに巻掛部118に巻き掛けられた状
態で導出されている。
【0013】次に、第3実施例の動作について説明す
る。ブラインド11が停止している状態では、昇降コー
ドストッパ装置90の移動枠96は、係合子102が切
換部材98の案内溝120の図27に示される位置Wに
拘束される状態にあり、図23中左寄りに位置してい
る。また、挟持ローラ94は、ローレット部106の図
23中左端に位置しており、挟持部材100との間で昇
降コード16を挟み付けている。次に、昇降コード操作
部24を下方に引くと、昇降コード16は、図23中右
方向に移動していく。これにより、挟持ローラ94は、
図23中時計方向に回転するため、ローレット部106
に案内されて移動枠96とともに、図23中右方向に移
動した後、図24に示されるように、ローレット部10
6から外れて切欠部108を空転する。挟持ローラ94
が空転しているとき、巻掛部118がこれに巻掛けられ
ている昇降コード16との摩擦によって図24中右方向
に移動するため、移動枠96は挟持ローラ94とともに
図24中右方向に移動する。これにより、移動枠96と
ともに切換部材98も、係合子102が案内溝120の
L部分を乗り越えてM部分の図28に示される位置Xに
達するまで、図24中右方向に移動していく。係合子1
02が案内溝120の位置Xに達すると、切換部材98
の図24中右方向への移動が拘束されるため、移動枠9
6はそれ以上図24中右方向に移動することができなく
なり、移動枠96及び挟持ローラ94の移動が停止し
て、図24に示される状態になる。このとき、昇降コー
ド16は、挟持ローラ94と挟持部材100との間で挟
み付けられなくなるため、昇降コード操作部24を下方
に引く操作を続けることができる。これにより、遮へい
材12は上昇していく。次に、昇降コード操作部24を
引く手を離すと、ボトムレール14の自重により昇降コ
ード16は図24中左方向に移動していく。巻掛部11
8は、これの曲部の頂点よりも挟持ローラ94とは反対
側の面にも昇降コード16が若干巻掛けられているた
め、昇降コード16との摩擦によって図24中左方向に
移動する。このとき、挟持ローラ94は空転しながら移
動枠96とともに図24中左方向に移動する。これによ
り、移動枠96とともに切換部材98も、係合子102
が案内溝120のN部分を乗り越えてO部分の図29に
示される位置Yに達するまで、図24中紙面に向かって
手前方向に移動しながら左方向に移動していく。係合子
102が案内溝120の位置Yに達すると、切換部材9
8の図24中左方向への移動が拘束されるため、移動枠
96はそれ以上図24中左方向に移動することができな
くなり、移動枠96及び挟持ローラ94の移動が停止
し、図25に示される状態になる。このとき、挟持ロー
ラ94が切欠部108に位置するので、昇降コード16
は挟持ローラ94と挟持部材100との間で挟み付けら
れないため、移動が自由になる。これにより、昇降コー
ド16が、ボトムレール14の自重によって図25中左
方向に移動し続けるので、遮へい材12は下降してい
く。次に、再び昇降コード操作部24を下方に引くと、
昇降コード16は図25中右方向に移動していく。これ
により、巻掛部118は、図25中右方向に移動するた
め、挟持ローラ94も空転しながら移動枠96とともに
図25中右方向に移動する。このとき、移動枠96とと
もに切換部材98も、係合子102が案内溝120のP
又はQ部分を乗り越えてI部分の図30に示される位置
Zに達するまで図25中紙面に向かって手前方向に移動
しながら右方向に移動していく。係合子102が案内溝
120の位置Zまで移動すると、移動枠96はそれ以上
図25中右方向に移動することができなくなるため、移
動が停止し、図26に示される状態になる。次に、昇降
コード操作部24を引く手を離すと、昇降コード16は
ボトムレールの自重によって図26中左方向に移動して
いく。これにより、巻掛部118は図26中左方向に移
動するため、挟持ローラ94も空転しながら移動枠96
とともに図26中左方向に移動する。これにより、移動
枠96にともなって切換部材98も、係合子102が案
内溝120のJ部分を乗り越えてK部分の図27に示さ
れる位置Wに達するまで、図26中紙面に向かって奥方
向に移動しながら左方向に移動していく。このとき、挟
持ローラ94は始めは切欠部108を空転しながら左方
向に移動し、ローレット部106の部分まで移動すると
これの凹凸とかみ合って、ローレット部106に案内さ
れながら図26中左方向に移動する。係合子102が案
内溝120の位置Wに達すると、切換部材98の図26
中左方向への移動が拘束されるため、移動枠96及び挟
持ローラ94は、それ以上図26中左方向に移動するこ
とができなくなり、移動が停止し、図23に示される状
態になる。すなわち、挟持ローラ94が挟持部材100
の端部に位置した状態になるため、昇降コード16が挟
持ローラ94と挟持部材100との間で挟み付けられ
て、移動が拘束される。したがって、ボトムレール14
は下降途中で停止する。上記のように、昇降コード16
を引く回数によって、昇降コードストッパ装置90は昇
降コード16の係合及び係合の解除を行うことができ
る。
【0014】なお、上記第1実施例及び第2実施例では
切換部材の案内溝の溝の高さを一定にし、第3実施例で
は切換部材の案内溝の溝の高さに高低をつけたが、これ
に限るものではなく、切換部材の案内溝は、溝の高さを
一定にしても高低をつけてもどちらでもよい。さらに、
昇降コードを分離するくし部は、上記実施例ではストッ
パケースの昇降コード導入側(係合子側)に設けている
が、ストッパケースの昇降コード導出側に設けてもよ
い。また、両方に設けてもよい。また、挟持ローラを水
平に移動させて、昇降コードを移動可能にしたり移動不
可能にする構造であるため、昇降コードストッパ装置の
高寸法を小さくすることができる。このため、ヘッドボ
ックスへの収納性が向上する。また、昇降コードを下方
に引くことにより、昇降コードストッパ装置を操作する
ことができるため、昇降コードを一度ブラインドの左右
方向に振って操作する場合よりも、操作方法を迷うこと
がない。また、昇降コードの出口を小さくすることがで
き、外観が向上する。また、挟持部材は、ストッパケー
スに開閉可能に設けられるため、昇降コードなどの組込
み作業が容易である。また、特に第2及び第3実施例に
おいて、ストッパケースの挟持ローラと挟持部材とによ
って昇降コードを挟み付ける部分だけにローレット部を
設け、その他の挟持ローラが移動する部分に切欠部を設
けているため、スクリーンを上昇させるために昇降コー
ドを引き続けても、切欠部では挟持ローラは空転するた
め、長期の使用による昇降コードの摩耗を防止すること
ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、昇降コードを下方に引
くことによって昇降コードストッパ装置の操作を行うこ
とができるため、ブラインドの左右前後方向に障害物が
あっても、操作を行うことができる。また、ストッパケ
ースに形成される分離部によって各昇降コードをそれぞ
れ分離することができるため、昇降コード同士が絡まり
合うことがない。これにより、スクリーンの昇降を滑ら
かに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したブラインドの全体図である。
【図2】昇降コードストッパ装置の分解斜視図である。
【図3】組み立てられた昇降コードストッパ装置の斜視
図である。
【図4】図3の4−4断面図である。
【図5】昇降コードを拘束している状態の昇降コードス
トッパ装置の断面図である。
【図6】昇降コードを解放している状態の昇降コードス
トッパ装置の断面図である。
【図7】切換部材の案内溝の位置Aに係合子が位置して
いる状態を示す図である。
【図8】切換部材の案内溝の位置Bに係合子が位置して
いる状態を示す図である。
【図9】切換部材の案内溝の位置Cに係合子が位置して
いる状態を示す図である。
【図10】切換部材の案内溝の位置Dに係合子が位置し
ている状態を示す図である。
【図11】昇降コードストッパ装置の第2実施例を示す
図である。
【図12】図11において、挟持部材を開けた状態を示
す図である。
【図13】図12の13−13断面図である。
【図14】昇降コードを拘束している状態の昇降コード
ストッパ装置の断面図である。
【図15】昇降コードを解放している状態の昇降コード
ストッパ装置の断面図である。
【図16】昇降コードを解放している別の状態の昇降コ
ードストッパ装置の断面図である。
【図17】昇降コードを解放している別の状態の昇降コ
ードストッパ装置の断面図である。
【図18】切換部材の案内溝の位置Eに係合子が位置し
ている状態を示す図である。
【図19】切換部材の案内溝の位置Fに係合子が位置し
ている状態を示す図である。
【図20】切換部材の案内溝の位置Gに係合子が位置し
ている状態を示す図である。
【図21】切換部材の案内溝の位置Hに係合子が位置し
ている状態を示す図である。
【図22】昇降コードストッパ装置の第3実施例を示す
図である。
【図23】昇降コードを拘束している状態の昇降コード
ストッパ装置の断面図である。
【図24】昇降コードを解放している状態の昇降コード
ストッパ装置の断面図である。
【図25】昇降コードを解放している別の状態の昇降コ
ードストッパ装置の断面図である。
【図26】昇降コードを解放している別の状態の昇降コ
ードストッパ装置の断面図である。
【図27】切換部材の案内溝の位置Wに係合子が位置し
ている状態を示す図である。
【図28】切換部材の案内溝の位置Xに係合子が位置し
ている状態を示す図である。
【図29】切換部材の案内溝の位置Yに係合子が位置し
ている状態を示す図である。
【図30】切換部材の案内溝の位置Zに係合子が位置し
ている状態を示す図である。
【符号の説明】
10 ヘッドボックス 12 遮へい材 14 ボトムレール 16 昇降コード 18 挿通孔 20 昇降コードストッパ装置 28 ストッパケース 30 挟持ローラ 32 移動枠 34 切換部材 38 挟持部材 52 案内溝 54 係合子

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドボックス(10)と、 ヘッドボックス(10)に上端が連結される遮へい材
    (12)と、 遮へい材(12)の下端に取り付けられるボトムレール
    (14)と、 ボトムレール(14)に一端が連結されるとともに、他
    端が遮へい材(12)に形成される挿通孔(18)を通
    ってヘッドボックス(10)内に昇降可能に導入され、
    ヘッドボックス(10)の一端付近から導出される昇降
    コード(16)と、 昇降コード(16)の移動を拘束可能な昇降コードスト
    ッパ装置(20)と、 を有するブラインドの昇降コードストッパ装置におい
    て、 上記昇降コードストッパ装置(20)は、 ストッパケース(28)と、挟持ローラ(30)と、移
    動枠(32)と、切換部材(34)と、挟持部材(3
    8)と、から構成されており、 ストッパケース(28)には、 上記各昇降コード(16)をそれぞれ分離可能な分離部
    (40)と、 挟持ローラ(30)の移動を案内可能なローレット部
    (42)と、 切換部材(34)に形成される案内溝(52)に挿入さ
    れて、切換部材(34)の移動を案内可能な係合子(5
    4)と、 が形成されており、 移動枠(32)は、 挟持ローラ(30)を回転可能に支持するとともに、挟
    持ローラ(30)の回転により昇降コード(16)移動
    方向に移動可能であり、 昇降コード(16)移動方向には一体に移動可能である
    とともに、昇降コード(16)移動方向と直交する方向
    には相対移動可能に切換部材(34)を支持しており、 挟持部材(38)は、挟持ローラ(30)との間で、昇
    降コード(16)を挟み付けて移動を拘束可能である、 ことを特徴とするブラインドの昇降コードストッパ装
    置。
  2. 【請求項2】 ヘッドボックス(10)と、 ヘッドボックス(10)に上端が連結される遮へい材
    (12)と、 遮へい材(12)の下端に取り付けられるボトムレール
    (14)と、 ボトムレール(14)に一端が連結されるとともに、他
    端が遮へい材(12)に形成される挿通孔(18)を通
    ってヘッドボックス(10)内に昇降可能に導入され、
    ヘッドボックス(10)の一端付近から導出される昇降
    コード(16)と、 昇降コード(16)の移動を拘束可能な昇降コードスト
    ッパ装置(60)と、 を有するブラインドの昇降コードストッパ装置におい
    て、 上記昇降コードストッパ装置(60)は、 ストッパケース(62)と、挟持ローラ(64)と、移
    動枠(66)と、切換部材(68)と、挟持部材(7
    0)と、から構成されており、 ストッパケース(62)には、 上記各昇降コード(16)をそれぞれ分離可能な分離部
    (72)と、 挟持ローラ(64)の移動を案内可能なローレット部
    (74)と、 挟持ローラ(64)を空転可能な切欠部(75)と、 が形成されており、 移動枠(66)は、 挟持ローラ(64)を回転可能に支持するとともに、挟
    持ローラ(64)の回転及び昇降コードとの摩擦により
    昇降コード(16)移動方向に移動可能であり、 昇降コード(16)移動方向には一体に移動可能である
    とともに、昇降コード(16)移動方向と直交する方向
    には相対移動可能に切換部材(68)を支持しており、 切換部材(68)には案内溝(82)が形成されてお
    り、 案内溝(82)には、ストッパケース(62)にはめ合
    わされる係合子(76)が挿入されて、切換部材(6
    8)の移動を案内可能であり、 挟持部材(70)は、挟持ローラ(64)との間で、昇
    降コード(16)を挟み付けて移動を拘束可能である、 ことを特徴とするブラインドの昇降コードストッパ装
    置。
  3. 【請求項3】 係合子は、弾性部材により常時切換部材
    の案内溝方向に押圧されている、 請求項2記載のブラインドの昇降コードストッパ装置。
  4. 【請求項4】 挟持ローラ(30)と挟持部材(38)
    との間で昇降コード(16)を挟み付ける方向に、移動
    枠(32)を常時押圧する弾性部材(36)が設けられ
    ている、 請求項1、2、又は3記載のブラインドの昇降コードス
    トッパ装置。
  5. 【請求項5】 挟持部材は、ストッパケースに開閉可能
    に設けられている、 請求項1、2、3、又は4記載のブラインドの昇降コー
    ドストッパ装置。
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