JP3479492B2 - 日射遮蔽装置の自重降下防止装置 - Google Patents

日射遮蔽装置の自重降下防止装置

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JP3479492B2
JP3479492B2 JP2000116553A JP2000116553A JP3479492B2 JP 3479492 B2 JP3479492 B2 JP 3479492B2 JP 2000116553 A JP2000116553 A JP 2000116553A JP 2000116553 A JP2000116553 A JP 2000116553A JP 3479492 B2 JP3479492 B2 JP 3479492B2
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智道 千種
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たくし上げカー
テン、プリーツカーテンのカーテン生地、あるいは横型
ブラインドのスラットの自重降下を防止する自重降下防
止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、たくし上げカーテンの一種類とし
て、ヘッドボックスからカーテン生地が吊下支持され、
同ヘッドボックスから垂下された複数本の昇降コードの
下端部にカーテン生地の下端部が取着され、ヘッドボッ
クスの一端から垂下される昇降コードを操作することに
より、カーテン生地を昇降可能としたものがある。
【0003】このようなたくし上げカーテンでは、ヘッ
ドボックス内にカーテン生地の自重降下を防止する自重
降下防止装置が設けられたものがある。そして、ヘッド
ボックスの一端から垂下される昇降コードを、同ヘッド
ボックスから引き出すことにより、カーテン生地を引上
げ可能であり、カーテン生地を所望高さまで引上げた
後、自重降下防止装置を作動させれば、カーテン生地が
所望高さに吊下支持される。
【0004】また、自重降下防止装置の作動を解除すれ
ば、カーテン生地の自重を利用して、カーテン生地を所
望高さまで下降操作可能である。上記のような自重降下
防止装置の一例として、実用新案登録公報第25911
65号には、横型ブラインドのヘッドボックス内に設け
られた一対の挟持ローラ間に昇降コードを挿通し、オル
タネイト機構により挟持ローラ間に昇降コードを挟着す
るか否かを選択して、スラットの自重降下を許容する状
態と、スラットの自重降下を阻止する状態とを交互に選
択可能とした構成が開示されている。
【0005】また、特開平4−242613号公報に
は、ヘッドボックスの一側から下方へ向かって引き出さ
れる昇降コードを、コードストッパのケース内において
一対のピンチロール間に挿通し、カム機構によりピンチ
ロール間に昇降コードを挟着するか否かを選択して、ス
ラットの自重降下を許容する状態と、スラットの自重降
下を阻止する状態とを交互に選択可能とした構成が開示
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な自重降下防止装置では、円柱状の挟持ローラあるいは
ピンチロールで昇降コードを挟着する構成であるので、
昇降コードは挟持ローラあるいはピンチロールに対しほ
ぼ点接触で挟着される。
【0007】従って、昇降コードと挟持ローラあるいは
ピンチロールとの摩擦力が点接触部分に作用するため、
昇降コードが摩耗し易いという問題点がある。また、昇
降コードが点接触で挟着されているので、昇降コードに
大きな重量が作用すると、昇降コードの挟着状態にも関
わらず、昇降コードが挟持ローラあるいはピンチロール
に対しスリップして、スラットが自重降下するという問
題点がある。
【0008】また、挟持ローラあるいはピンチロールの
間隔は、昇降コードの非挟着状態であってもそれほど大
きくはないので、組立時における挟持ローラあるいはピ
ンチロール間への昇降コードの挿通作業、あるいは昇降
コードの交換作業が煩雑である。
【0009】この発明の目的は、昇降コードの摩耗を軽
減しながら、昇降コードを確実に挟着し得る日射遮蔽装
置の自重降下防止装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1では、昇降コー
ドを挟着する挟着位置と、昇降コードの移動を許容する
非挟着位置とを選択可能とした昇降コード挟着手段と、
前記昇降コードの移動にともなって、前記昇降コード挟
着手段を前記挟着位置と非挟着位置とのいずれかに移動
させるカム機構とを備えた日射遮蔽装置の自重降下防止
装置において、前記昇降コード挟着手段は、前記昇降コ
ードを挟着する第一及び第二の挟着面を備え、該第一及
び第二の挟着面には前記昇降コードを挟着する複数の突
部を設け、前記昇降コード挟着手段は、前記昇降コード
の移動にともなって移動するとともに、前記第一の挟着
面を備えた移動部材と、前記移動部材に回動可能に支持
され、先端部の下面に前記第二の挟着面を備えるととも
に、同先端部の上面にはテーパ面を形成したアームと、
前記移動部材の前記挟着位置への移動にともなって前記
テーパ面と係合して前記アームを押圧し、前記第一及び
第二の挟着面の間に前記昇降コードを挟着するととも
に、前記移動部材の移動を規制する規制ピンとから構成
した。
【0011】請求項2では、前記移動部材には、前記第
二の挟着面が昇降コードに常時当接するように前記アー
ムを付勢する付勢手段を設け、前記アームの先端には該
アームを前記付勢手段の付勢力に抗して回動操作可能と
するつまみを設けた。
【0012】請求項3では、昇降コード挟着手段は、前
記昇降コードを挟着する第一及び第二の挟着面を備え、
該第一及び第二の挟着面には前記昇降コードを挟着する
複数の突部を設け、前記昇降コード挟着手段は、前記昇
降コードの移動にともなって移動するとともに、前記第
一の挟着面を備えた移動部材と、前記移動部材に回動可
能に支持され、前記第二の挟着面を備えたアームと、前
記移動部材の前記挟着位置への移動にともなって前記ア
ームの第二の挟着面を前記移動部材の第一の挟着面に向
かって回動させる規制ピンとから構成し、前記移動部材
には、前記第二の挟着面が昇降コードに常時当接するよ
うに前記アームを付勢する付勢手段を設け、前記アーム
には該アームを前記付勢手段の付勢力に抗して、前記挟
着位置と前記非挟着位置とにかかわらず回動操作可能と
するつまみを設けた。
【0013】請求項4では、昇降コード挟着手段は、前
記昇降コードを挟着する第一及び第二の挟着面を備え、
該第一及び第二の挟着面には前記昇降コードを挟着する
複数の突部を設け、前記昇降コード挟着手段は、前記昇
降コードの移動にともなって移動する移動部材と、前記
移動部材に回動可能に支持された第一及び第二のアーム
と、前記第一及び第二のアームにそれぞれ形成された前
記第一及び第二の挟着面と、前記第一及び第二のアーム
にそれぞれ形成されたテーパ面と、前記移動部材の前記
挟着位置への移動にともなって前記両挟着面で前記昇降
コードを挟着するように、前記各テーパ面と係合して前
記各アームを押圧する規制ピンとから構成した。
【0014】請求項5では、前記カム機構は、前記第一
及び第二のアームの側方に位置させた。
【0015】
【発明の実施の形態】(第一の実施の形態) 図1に示すたくし上げカーテンは、窓の上枠等に固定さ
れるヘッドレール1からカーテン生地2が吊下支持され
る。前記ヘッドレール1内には所定間隔を隔ててコード
ガイド(図示しない)が配設され、そのコードガイドか
らそれぞれ昇降コード3が吊下支持されている。
【0016】前記複数本の昇降コード3の下端部は、取
付部材4を介して前記カーテン生地2の下端部に取着さ
れる。また、各取付部材4には昇降コード3を緊張する
ための錘部材(図示しない)がそれぞれ吊下支持されて
いる。
【0017】前記昇降コード3は、前記コードガイドか
らヘッドレール1一側の自重降下防止装置を経て、ヘッ
ドレール1の一端から垂下される。前記自重降下防止装
置の具体的構成を図2及び図3に従って説明すると、ヘ
ッドレール1に固定されるケース5の一端部には滑車6
が回転可能に支持されている。
【0018】前記ケース5の底面上には、移動部材7が
前記ヘッドレール1の長手方向に移動可能に支持されて
いる。前記ケース5の他端側において、前記移動部材7
の端部には支持片8が上方へ突出され、その支持片8の
上部にはアーム9の基端部に形成された軸部10が回転
可能に支持されている。従って、アーム9は軸部10を
回動支点として上下方向に回動可能となっている。
【0019】前記軸部10には、捩じりコイルスプリン
グ11が巻装され、その一端は移動部材7の底辺に支持
され、他端は前記アーム9の上面に当接している。従っ
て、アーム9は捩じりコイルスプリング11の付勢力に
より下方に向かって付勢されている。
【0020】前記アーム9の先端部上面には、同アーム
9の先端に向かって上昇するテーパ面12が形成されて
いる。また、前記アーム9の先端には上方に向かって突
出するつまみ13が形成されている。
【0021】そして、つまみ13を持つことにより、捩
じりコイルスプリング11の付勢力に抗して、アーム9
を上方へ持ち上げ可能となっている。前記アーム9の先
端部下面には、断面山形の突条が前記ヘッドレール1の
長手方向に直交する方向に複数条形成されて、上部挟着
面14が形成されている。
【0022】前記移動部材7の底辺上において、前記上
部挟着面14に対向する位置には、下部挟着面15が形
成されている。前記下部挟着面15は、前記上部挟着面
14と同様に、複数条の断面山形の突条で構成される。
【0023】前記ケース5には、前記アーム9の上方に
おいて、同アーム9の移動を規制する規制ピン16が形
成されている。そして、移動部材7が図2に示す矢印A
方向に移動すると、図4に示すように、やがて前記テー
パ面12が規制ピン16に係合して、アーム9が下方へ
押圧されるようになっている。
【0024】前記移動部材7の下面には、図3に示すカ
ム溝17が形成され、そのカム溝17には係止球18が
係合する第一〜第三の係止部19a〜19cが形成され
ている。
【0025】前記係止球18は、前記ケース5の底面上
に形成された案内溝20に沿って、ヘッドレール1の長
手方向に直交する方向にのみ移動可能に支持されてい
る。そして、ケース5上において、移動部材7が図2に
おいて左右方向に移動すると、係止球18は案内溝20
に沿って移動しながらカム溝17内を周回移動する。
【0026】すなわち、図3に示すように、係止球18
がカム溝17内の第一の位置Pに位置する状態から、移
動部材7が図2に示す矢印B方向に移動すると、係止球
18はカム溝17内を移動して第一の係止部19aに係
合し、移動部材7の同方向へのそれ以上の移動を阻止す
る。
【0027】また、係止球18が第一の係止部19aに
係合した状態から、移動部材7が矢印A方向に移動する
と、係止球18はカム溝17内を移動して第二の係止部
19bに係合し、移動部材7の同方向へのそれ以上の移
動を阻止する。
【0028】また、係止球18が第二の係止部19bに
係合した状態から、移動部材7が矢印B方向に移動する
と、係止球18はカム溝17内を移動して第三の係止部
19cに係合し、移動部材7の同方向へのそれ以上の移
動を阻止する。
【0029】また、係止球18が第三の係止部19cに
係合した状態から、移動部材7が矢印A方向に移動する
と、係止球18はカム溝17内を移動して第一の位置P
に復帰する。
【0030】前記複数本の昇降コード3は、前記コード
ガイドから自重降下防止装置のアーム9と底辺との間、
特に上部挟着面14と下部挟着面15との間に挿通さ
れ、滑車6を経て、ヘッドレール1下方へ案内される。
【0031】そして、前記アーム9は前記捩じりコイル
スプリング11により、その上部挟着面14が昇降コー
ド3に常時接するように付勢されている。次に、上記の
ように構成された自重降下防止装置の動作を説明する。
【0032】図2に示す状態から、カーテン生地2及び
錘部材の重量に基づいて昇降コード3が矢印A方向に移
動すると、昇降コード3と上部挟着面14との摩擦力に
より、移動部材7が同方向へ移動する。
【0033】そして、図4に示すように、アーム9のテ
ーパ面12が規制ピン16に係合すると、上部挟着面1
4と下部挟着面15との間に昇降コード3が挟着される
とともに、移動部材7の同方向へのそれ以上の移動が阻
止されて、昇降コードの同方向へのそれ以上の移動が
阻止される。このとき、係止球18はカム溝17内にお
いて、第一の位置Pに位置する。
【0034】この状態から、ヘッドレール1の一側から
垂下される昇降コード3を下方へ引くと、図4において
昇降コード3が矢印B方向に移動し、移動部材7が同方
向へ移動する。そして、係止球18がカム溝17内を移
動して第一の係止部19aに達すると、移動部材7のそ
れ以上の移動が阻止される。
【0035】すると、上部挟着面14と下部挟着面15
による昇降コード3の挟着が解除され、昇降コード
ヘッドレール1から自在に引き出し可能となる。従っ
て、カーテン生地2を所望高さまで引上げ可能である。
【0036】次いで、錘部材及びカーテン生地2の重量
を利用して、ヘッドレール1から垂下されている昇降コ
ード3をヘッドレール1内に引込ませると、移動部材7
が矢印A方向に移動する。
【0037】すると、係止球18は第一の係止部19a
から第二の係止部19bに移動して、移動部材7のそれ
以上の移動が阻止される。この状態では、昇降コード3
は上部挟着面14と下部挟着面15との間で挟着される
ことはないので、昇降コード3をヘッドレール1内に自
在に引込ませることが可能である。従って、カーテン生
地2を所望高さまで下降させることが可能である。
【0038】カーテン生地2を所望高さまで引き下げた
後、昇降コード3をヘッドレール1から引き出すと、昇
降コード3が図2に示す矢印B方向に移動し、移動部材
7が同方向へ移動する。
【0039】すると、係止球18が第二の係止部19b
から第三の係止部19cに移動し、移動部材7のそれ以
上の移動が阻止される。この状態から昇降コード3を手
放せば、錘部材及びカーテン生地2の重量に基づいて昇
降コード3が矢印A方向に移動し、移動部材7が同方向
に移動する。すると、係止球18は第三の係止部19c
から第一の位置Pに向かって移動し、第一の位置Pに達
すると、図4に示すように、昇降コード3が上部挟着面
14と下部挟着面との間に挟着されて、移動不能とな
る。従って、カーテン生地2の自重降下が阻止される。
【0040】上記のような自重降下防止装置では、次に
示す作用効果を得ることができる。 (1)カーテン生地2の下降操作に続く引上げ操作の
後、昇降コード3を手放すことにより、カーテン生地2
及び錘部材の重量に基づく昇降コード3の移動を阻止し
て、カーテン生地2を所望高さに吊下支持することがで
きる。 (2)移動部材7は、アーム9の上部挟着面14と昇降
コード3との摩擦力により移動されるので、自重降下防
止装置のケース5内において、昇降コード3を案内ロー
ラ等で蛇行させることなく、昇降コード3を直線状に挿
通することができる。
【0041】従って、昇降コード3と自重降下防止装置
との摩擦を軽減することができるので、錘部材の重量を
軽く設定しても、カーテン生地2を確実に最下限まで下
降させることができる。また、錘部材の重量を軽減でき
ることから、カーテン生地2の引上げ操作を軽微な操作
力で行うことができる。 (3)それぞれ複数の突条を備えた上部挟着面14及び
下部挟着面15で昇降コード3を挟着することができる
ので、複数の突条で昇降コード3を挟着することができ
る。従って、円柱上のローラで点接触により昇降コード
を挟着する従来例に比して、複数個所の点接触部分で昇
降コード3を挟着することができるので、昇降コード3
の摩耗を軽減しながら、昇降コード3を確実に挟着する
ことができる。 (4)アーム9につまみ13が設けられているので、組
立時あるいは昇降コード3の交換作業時には、つまみ1
3を持って上部挟着面14と下部挟着面15の間隔を捩
じりコイルスプリング11の付勢力に抗して強制的に拡
大することができる。従って、上部挟着面14と下部挟
着面15との間への昇降コード3の挿通作業を容易に行
うことができる。 (第二の実施の形態)図5は、第二の実施の形態を示
す。この実施の形態は、昇降コード3を上部アーム21
と下部アーム22とで挟着する構成としたものである。
上部アーム21は、前記第一の実施の形態のアーム9と
同様に、移動部材23に軸部10で回動可能に支持さ
れ、前記アーム9と同様な上部挟着面14及びテーパ面
12が形成されている。
【0042】下部アーム22は、軸部10で回動可能に
支持されるとともに、その下面にテーパ面24が形成さ
れ、そのテーパ面24に当接して下部アーム22を上方
へ回動させる規制ピン25がケース26に支持されてい
る。また、下部アーム22の先端部に下部挟着面15が
形成されている。
【0043】前記移動部材23の下面にはカム溝17が
形成され、そのカム溝17に係止球18が係合して、前
記第一の実施の形態と同様なカム機構が構成される。こ
のように構成された自重降下防止装置では、係止球18
が第一の位置Pに達するとき、上部アーム21が規制ピ
ン16で下方へ回動されるとともに、下部アーム22が
規制ピン25で上方へ回動される。
【0044】そして、上部挟着面14と下部挟着面15
との間に昇降コード3が挟着されて、カーテン生地2の
自重降下が阻止される。上記のように構成された自重降
下防止装置では、前記第一の実施の形態と同様な作用効
果を得ることができるとともに、次に示す作用効果を得
ることができる。 (1)昇降コード3を挟着するとき、その反力は規制ピ
ン16,25を介してケース26にのみ作用して、移動
部材7及びカム機構には作用しない。従って、上部アー
ム21と下部アーム22との間に昇降コード3が挟着さ
れている状態から、昇降コード3を引き出すとき、移動
部材7を円滑に移動させて、昇降コード3を引き出すた
めに要する操作力を軽減することができる。 (第三の実施の形態)図6は、第三の実施の形態を示
す。この実施の形態は、前記第二の実施の形態に比し
て、カム機構の位置を変更したものである。
【0045】すなわち、移動部材27に設けるカム溝1
7及び係止球18は前記第一及び第二の実施の形態と同
様であるが、その位置は前記第二の実施の形態と同様な
上部アーム21及び下部アーム22の側方に位置してい
る。
【0046】このような構成とすることにより、前記第
二の実施の形態で得られた作用効果に加えて、ケース2
8の高さを低くして、ヘッドレールの小型化を図ること
ができる。
【0047】上記実施の形態は、次に示すように変更す
ることもできる。 ・たくし上げカーテン以外に、プリーツカーテンあるい
は横型ブラインド等の自重降下防止装置として使用する
こともできる。 ・アーム9,上部アーム21を板バネ等、他の付勢手段
で付勢してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は昇降コ
ードの摩耗を軽減しながら、昇降コードを確実に挟着し
得る日射遮蔽装置の自重降下防止装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 たくし上げカーテンを示す正面図である。
【図2】 第一の実施の形態を示す断面図である。
【図3】 カム溝を示す移動部材の下面図である。
【図4】 第一の実施の形態での昇降コード挟着状態を
示す断面図である。
【図5】 第二の実施の形態を示す断面図である。
【図6】 第三の実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
3 昇降コード 14 第二の挟着面(上部挟着面) 15 第一の挟着面(下部挟着面) 17 カム機構(カム溝) 18 カム機構(係止球)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/324 A47H 5/02 E06B 9/262

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降コードを挟着する挟着位置と、昇降
    コードの移動を許容する非挟着位置とを選択可能とした
    昇降コード挟着手段と、 前記昇降コードの移動にともなって、前記昇降コード挟
    着手段を前記挟着位置と非挟着位置とのいずれかに移動
    させるカム機構とを備えた日射遮蔽装置の自重降下防止
    装置において、 前記昇降コード挟着手段は、前記昇降コードを挟着する
    第一及び第二の挟着面を備え、該第一及び第二の挟着面
    には前記昇降コードを挟着する複数の突部を設け 前記昇降コード挟着手段は、前記昇降コードの移動にと
    もなって移動するとともに、前記第一の挟着面を備えた
    移動部材と、前記移動部材に回動可能に支持され、先端
    部の下面に前記第二の挟着面を備えるとともに、同先端
    部の上面にはテーパ面を形成したアームと、前記移動部
    材の前記挟着位置への移動にともなって前記テーパ面と
    係合して前記アームを押圧し、前記第一及び第二の挟着
    面の間に前記昇降コードを挟着するとともに、前記移動
    部材の移動を規制する規制ピンとから構成した ことを特
    徴とする日射遮蔽装置の自重降下防止装置。
  2. 【請求項2】 前記移動部材には、前記第二の挟着面が
    昇降コードに常時当接するように前記アームを付勢する
    付勢手段を設け、前記アームの先端には該アームを前記
    付勢手段の付勢力に抗して回動操作可能とするつまみを
    設けたことを特徴とする請求項1記載の日射遮蔽装置の
    自重降下防止装置。
  3. 【請求項3】 昇降コードを挟着する挟着位置と、昇降
    コードの移動を許容する非挟着位置とを選択可能とした
    昇降コード挟着手段と、 前記昇降コードの移動にともなって、前記昇降コード挟
    着手段を前記挟着位置と非挟着位置とのいずれかに移動
    させるカム機構とを備えた日射遮蔽装置の自重降下防止
    装置において、 前記昇降コード挟着手段は、前記昇降コードを挟着する
    第一及び第二の挟着面を備え、該第一及び第二の挟着面
    には前記昇降コードを挟着する複数の突部を設け、 前記昇降コード挟着手段は、前記昇降コードの移動にと
    もなって移動するとと もに、前記第一の挟着面を備えた
    移動部材と、前記移動部材に回動可能に支持され、前記
    第二の挟着面を備えたアームと、前記移動部材の前記挟
    着位置への移動にともなって前記アームの第二の挟着面
    を前記移動部材の第一の挟着面に向かって回動させる規
    制ピンとから構成し、 前記移動部材には、前記第二の挟着面が昇降コードに常
    時当接するように前記アームを付勢する付勢手段を設
    け、前記アームには該アームを前記付勢手段の付勢力に
    抗して、前記挟着位置と前記非挟着位置とにかかわらず
    回動操作可能とするつまみを設けたことを特徴とする日
    射遮蔽装置の自重降下防止装置。
  4. 【請求項4】 昇降コードを挟着する挟着位置と、昇降
    コードの移動を許容する非挟着位置とを選択可能とした
    昇降コード挟着手段と、 前記昇降コードの移動にともなって、前記昇降コード挟
    着手段を前記挟着位置と非挟着位置とのいずれかに移動
    させるカム機構とを備えた日射遮蔽装置の自重降下防止
    装置において、 前記昇降コード挟着手段は、前記昇降コードを挟着する
    第一及び第二の挟着面を備え、該第一及び第二の挟着面
    には前記昇降コードを挟着する複数の突部を設け、 前記昇降コード挟着手段は、前記昇降コードの移動にと
    もなって移動する移動部材と、前記移動部材に回動可能
    に支持された第一及び第二のアームと、前記第一及び第
    二のアームにそれぞれ形成された前記第一及び第二の挟
    着面と、前記第一及び第二のアームにそれぞれ形成され
    たテーパ面と、前記移動部材の前記挟着位置への移動に
    ともなって前記両挟着面で前記昇降コードを挟着するよ
    うに、前記各テーパ面と係合して前記各アームを押圧す
    る規制ピンとから構成したことを特徴とする日射遮蔽装
    置の自重降下防止装置。
  5. 【請求項5】 前記カム機構は、前記第一及び第二のア
    ームの側方に位置させたことを特徴とする請求項4記載
    の日射遮蔽装置の自重降下防止装置。
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