JPH078263Y2 - 車両用合わせガラス - Google Patents
車両用合わせガラスInfo
- Publication number
- JPH078263Y2 JPH078263Y2 JP868290U JP868290U JPH078263Y2 JP H078263 Y2 JPH078263 Y2 JP H078263Y2 JP 868290 U JP868290 U JP 868290U JP 868290 U JP868290 U JP 868290U JP H078263 Y2 JPH078263 Y2 JP H078263Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminated glass
- glass
- vehicle
- stopper
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車等の車両の開口部に取付けられる車両用
合わせガラスの構造に関するものである [従来の技術] 従来、車両用ガラスはウェザーストリップによる取付け
が広く行われていたが、突出部があるため、空力特性
上、美観上好ましくなく、そのため最近では、乗用車な
どにおいて接着により取付けるダイレクトグレージング
タイプがほとんど採用されるに至っている。この場合
に、ガラスの破損を防ぎめ、取付けを円滑に行うため、
第3図の斜視図に示すような樹脂製のストッパーが開口
部の下辺部分に緩衝材として設けられている。
合わせガラスの構造に関するものである [従来の技術] 従来、車両用ガラスはウェザーストリップによる取付け
が広く行われていたが、突出部があるため、空力特性
上、美観上好ましくなく、そのため最近では、乗用車な
どにおいて接着により取付けるダイレクトグレージング
タイプがほとんど採用されるに至っている。この場合
に、ガラスの破損を防ぎめ、取付けを円滑に行うため、
第3図の斜視図に示すような樹脂製のストッパーが開口
部の下辺部分に緩衝材として設けられている。
しかしながら、合わせガラスを採用する場合には、車内
用板ガラスと車外用板ガラスの下部端面が合わせガラス
製造時に板ずれを起こすことがあり、第4図に示すよう
に、車外側板ガラスが車内側板ガラスより突出している
と、合わせガラスを車両に取付ける際に、車外側板ガラ
スがストッパーに引っ掛かり、応力集中によりガラスが
破損する恐れがあった。
用板ガラスと車外用板ガラスの下部端面が合わせガラス
製造時に板ずれを起こすことがあり、第4図に示すよう
に、車外側板ガラスが車内側板ガラスより突出している
と、合わせガラスを車両に取付ける際に、車外側板ガラ
スがストッパーに引っ掛かり、応力集中によりガラスが
破損する恐れがあった。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑みてなされたもので開口部に
取付けるに際し、ガラスが割れることなく、円滑に取付
けができる合わせガラスを提供することを目的とする。
取付けるに際し、ガラスが割れることなく、円滑に取付
けができる合わせガラスを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、車両の開口部に、合わせガラスをストッパー
に載置する状態で取付けた車両用合わせガラスにおい
て、車外側板ガラスのストッパーに当接する部分を、0.
2mm〜1.2mmの深さに切り欠くようにしたことを特徴とす
る。
に載置する状態で取付けた車両用合わせガラスにおい
て、車外側板ガラスのストッパーに当接する部分を、0.
2mm〜1.2mmの深さに切り欠くようにしたことを特徴とす
る。
[作用] 車外側板ガラスのストッパーに当接する部分を0.2mm〜
1.2mmの深さに切り欠くことにより、車外側板ガラスの
下辺端部が車内側板ガラスの下辺端部より突出すること
がなく、しかも合わせガラスの強度にほとんど影響を与
えることはない。
1.2mmの深さに切り欠くことにより、車外側板ガラスの
下辺端部が車内側板ガラスの下辺端部より突出すること
がなく、しかも合わせガラスの強度にほとんど影響を与
えることはない。
すなわち、0.2mmより浅いと、合わせガラスを製造する
過程、例えば米ベアリングするとき、タッキングロール
などで仮接着するときオートクレープで本接着するとき
などにおいて、板ずれにより車外側板ガラスが車内側板
ガラスより、下辺端部において突出する恐れがあるが、
0.2mm以上の深さに切り欠くことにより、該部の端面が
等しいか、若干車内側板ガラスが突出するように、すな
わち車外側板ガラスの端部が車内側板ガラスより突出し
ないようにして、このような問題点を解消するととも
に、限度を1.2mm以内とすることにより、合わせガラス
の強度もほとんど低下させずに済むものである。
過程、例えば米ベアリングするとき、タッキングロール
などで仮接着するときオートクレープで本接着するとき
などにおいて、板ずれにより車外側板ガラスが車内側板
ガラスより、下辺端部において突出する恐れがあるが、
0.2mm以上の深さに切り欠くことにより、該部の端面が
等しいか、若干車内側板ガラスが突出するように、すな
わち車外側板ガラスの端部が車内側板ガラスより突出し
ないようにして、このような問題点を解消するととも
に、限度を1.2mm以内とすることにより、合わせガラス
の強度もほとんど低下させずに済むものである。
[実施例] 以下、図面を参照しながら本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の合わせガラスを自動車に装着したとき
の状態を示す要部断面図、第2図は本考案の合わせガラ
スを示す要部平面図、第3図はストッパーを示す斜視
図、第4図は合わせガラスを取付けた際のよくない例を
示す要部断面図である。
の状態を示す要部断面図、第2図は本考案の合わせガラ
スを示す要部平面図、第3図はストッパーを示す斜視
図、第4図は合わせガラスを取付けた際のよくない例を
示す要部断面図である。
まず2枚の板ガラス1、1′の車外側板ガラス1(車内
側板ガラス1′とする)を半円形状にD=0.7mm、W=2
0mmとしてダイヤモンドホィール等により切り欠き部2
を形成、その後2枚重ねて曲げ加工する。
側板ガラス1′とする)を半円形状にD=0.7mm、W=2
0mmとしてダイヤモンドホィール等により切り欠き部2
を形成、その後2枚重ねて曲げ加工する。
次いで、ポリビニールブチラールなどの中間膜3を挾ん
でベアリングを行い、以下、タッキングロールなどによ
る仮接着、オートクレーブによる本接着などの通常の工
程を経て、合わせガラス4を得る。
でベアリングを行い、以下、タッキングロールなどによ
る仮接着、オートクレーブによる本接着などの通常の工
程を経て、合わせガラス4を得る。
このようにして得られた合わせガラス4は次のような手
順により自動車に装着される。
順により自動車に装着される。
樹脂製ストッパー5をボディフランジ6に固着する。
ダムラバー7を貼付け、その後ポリウレタン系接着剤
8をボディフランジ6に塗布する。
8をボディフランジ6に塗布する。
合わせガラス4をストッパー5にスライドさせながら
載置する。
載置する。
モール9をボディフランジ6に装着することにより、
合わせガラス4は接着剤8で十分な強度をもって接着さ
れる。
合わせガラス4は接着剤8で十分な強度をもって接着さ
れる。
本考案の合わせガラスを採用したことにより、 の工程で車外側板ガラス1がストッパー5に引っ掛か
ることなく、円滑に取付けることができるものである。
ることなく、円滑に取付けることができるものである。
以上、好適な実施例により説明したが、本考案はこれら
に限定されるものではなく、種々の応用が可能である。
に限定されるものではなく、種々の応用が可能である。
切り欠き部について、その深さDは0.2mm〜1.2mmの範囲
として、幅Wは形状が円弧状のときは深さDに応じて決
まるが、その他の形状を採用することも可能であり、そ
の場合には10mm〜50mmの範囲で適宜選択すればよい。
として、幅Wは形状が円弧状のときは深さDに応じて決
まるが、その他の形状を採用することも可能であり、そ
の場合には10mm〜50mmの範囲で適宜選択すればよい。
[考案の効果] 本考案によれば、車外側板ガラスのストッパーに当接す
る部分を特定深さに切り欠くことにより、合わせガラス
の強度を低下させることなく、ガラスの破損を防ぎ、円
滑に車両の開口部に取付けることができるものである。
る部分を特定深さに切り欠くことにより、合わせガラス
の強度を低下させることなく、ガラスの破損を防ぎ、円
滑に車両の開口部に取付けることができるものである。
第1図は本考案の合わせガラスを自動車に装着したとき
の状態を示す要部断面図、第2図は本考案の合わせガラ
スを示す要部平面図、第3図はストッパーを示す斜視
図、第4図は合わせガラスを取付けた際のよくない例を
示す要部断面図である。 1……車外側板ガラス 1′……車内側板ガラス 4……合わせガラス 5……ストッパー 6……ボディフランジ 8……接着剤
の状態を示す要部断面図、第2図は本考案の合わせガラ
スを示す要部平面図、第3図はストッパーを示す斜視
図、第4図は合わせガラスを取付けた際のよくない例を
示す要部断面図である。 1……車外側板ガラス 1′……車内側板ガラス 4……合わせガラス 5……ストッパー 6……ボディフランジ 8……接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】車両の開口部に、合わせガラスをストッパ
ーに載置する状態で取付けた車両用合わせガラスにおい
て、車外側板ガラスのストッパーに当接する部分を、0.
2mm〜1.2mmの深さに切り欠くようにしたことを特徴とす
る車両用合わせガラス
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP868290U JPH078263Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 車両用合わせガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP868290U JPH078263Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 車両用合わせガラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0399608U JPH0399608U (ja) | 1991-10-18 |
JPH078263Y2 true JPH078263Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31512304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP868290U Expired - Fee Related JPH078263Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 車両用合わせガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078263Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP868290U patent/JPH078263Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0399608U (ja) | 1991-10-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |