JPH0782443B2 - オペレ−テイングシステムのタスク管理方法 - Google Patents

オペレ−テイングシステムのタスク管理方法

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JPH0782443B2
JPH0782443B2 JP60211151A JP21115185A JPH0782443B2 JP H0782443 B2 JPH0782443 B2 JP H0782443B2 JP 60211151 A JP60211151 A JP 60211151A JP 21115185 A JP21115185 A JP 21115185A JP H0782443 B2 JPH0782443 B2 JP H0782443B2
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JP
Japan
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task
local memory
address space
operating system
main memory
Prior art date
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JP60211151A
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政憲 橋尾
正美 村井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication of JPH0782443B2 publication Critical patent/JPH0782443B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はオペレーティングシステムのタスク管理方法に
係り、特にローカルメモリを備え、多数のタスクプログ
ラムを有する高機能オペレーティングシステムにおい
て、タスク管理を高速化するのに好適なタスク管理方法
に関する。
〔発明の背景〕
一般に、パーソナルコンピュータでは、8ビット及び16
ビットのマイクロプロセッサを利用する場合が常である
が、要求される機能はミニコンピュータと同じであるの
が実状である。この場合、マイクロプロセッサに搭載す
るオペレーティングシステムは、高機能実現のためメモ
リ容量が増加し、満足する製品とするには、8ビットや
16ビットでは不足である。この解決策として、外部記憶
装置にプログラムを格納して、必要時に読み出して実行
するオーバレイ方式が一般化している。
しかし、上記オーバレイ方式では、外部記憶装置からの
読み出し時間を必要とするため、オペレーティングシス
テムのオーバヘッドが大きく、充分な性能を発揮するこ
とが出来ないという問題点があった。
尚、本発明に関連する先行技術としては、特開昭57−30
050号公報に開示された発明が存在する。上記公報に開
示された発明は、バンクスイッチング方式のメモリにお
いて、バンクに割込制御プログラムを格納することによ
り、割込処理を円滑化し、プログラム作成の自由度を向
上させるものである。しかし、上記公報記載の発明は、
オーバレイ方式への応用やオーバヘッドの解消について
考慮されておらず、またバンクの切り換えもハード的に
行なうものであり、この出願に係る発明とは大きく相違
している。
〔発明の目的〕
本発明は上記した従来技術の問題点を鑑みなされたもの
で、極く狭いアドレス空間しか有していないマイクロプ
ロセッサを用いた低価格の情報処理装置において、ロー
カルメモリを利用して、多数のタスクプログラムを必要
とする大容量で高機能なオペレーティングシステムを搭
載し、且つ大容量システムにみられるオーバレイ方式を
用いることなく、オペレーティングシステムの高速化を
実現するタスク管理方法を提供することを目的としてい
る。
〔発明の概要〕
本発明のオペレーティングシステムのタスク管理方法
は、主メモリとローカルメモリとCPU等から構成される
情報処理装置のオペレーティングシステムに用いるもの
で、上記主メモリの一部のアドレス空間を空とし、該空
のアドレス空間をローカルメモリの所定のアドレス空間
との共有エリアとし、上記ローカルメモリ内に複数のタ
スクプログラムを格納し、かつ主メモリに上記複数のタ
スクプログラムを制御するタスクディスパッチャを格納
し、上記タスクディスパッチャにより上記主メモリにお
ける空のアドレス空間と共有エリアを構成するローカル
メモリのアドレス空間を指定し、指定されたローカルメ
モリのアドレス空間内のタスクプログラムを主メモリに
格納することなく、読み出して実行することを特徴とし
ている。
具体的には、ローカルメモリを備えた情報処理装置にお
いて、そのオペレーティングシステムを主メモリとロー
カルメモリに全て格納する。そして、主メモリの一部の
アドレス空間をローカルメモリの所定のアドレス空間と
共有させることで、8ビット又は16ビット空間内でロー
カルメモリを使用可とし、この共有エリアを、ローカル
メモリ側に関して任意の広さで主メモリに割付けられる
様にする。又、ローカルメモリ側に複数のタスクプログ
ラムを配置し、これらのタスクプログラムが格納された
各アドレス空間を主メモリとの共有エリアとして指定す
る専用レジスタをもち、オペレーティングシステム実行
時に発生するタスクスイッチや各種割込みで、このレジ
スタを設定する。これによって、タスクディスパッチ時
に、ローカルメモリの所定のアドレス空間を指定し、そ
のまま主メモリとの共有エリアに制御を移すと、目的の
タスクプログラムが実行される。この様にしてプログラ
ムオーバレイを回避し、タスク管理の高速化を実現した
方法である。
〔発明の実施例〕
以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。
第2図は本発明を適用したオペレーティングシステムの
構成例を示すブロック図である。同図に示す様に、この
オペレーティングシステムは、タスクディスパッチャや
各タスクを実行するCPU1と、主メモリ2と、ローカルメ
モリ3と、表示装置4と、キーボード5と、ファイル装
置6とから構成されている。
第1図は、第2図に示す主メモリ2とローカルメモリ3
とCPU1内のレジスタ7との相互の関連を示すブロック図
である。主メモリ2内のエリア21は、主メモリ2とロー
カルメモリ3との共有エリアであり、ローカルメモリ3
内にはタスクT1〜Tnが格納されている。そして、レジス
タ7は、メモリ2内のタスクディスパッチャ22により、
主メモリ2の共有エリア21に割り付けられるローカルメ
モリ3をアドレス空間を指定する機能を有している。な
お、主メモリ2内の共有エリア21のアドレス空間は、ロ
ーカルメモリ3内の所定のアドレス空間に割り付けられ
るため、必然的に空のアドレス空間となる。
第3図は、タスクディスパッチャ22がローカルメモリ3
のアドレス空間をタスクプログラムに対応させて切替え
るために必要とするタスク制御ブロック23−i(i=1
〜n)と、ローカルメモリ3のアドレス空間の分割位置
との関連を示している。タスク制御ブロック23−i(i
=1〜n)は、各タスクT1〜Tnと1対1に対応して設け
られ、その対応づけはタスク制御ブロック23−i内のロ
ーカルメモリポインタLMPによって行なわれる。そし
て、タスク制御ブロック23−iは主メモリ2内に格納さ
れている。
第4図は本実施例の動作を概念として説明するためのブ
ロック図である。同図において、タスクディスパッチャ
22は、データ・リード・ライト終了等のイベント発生を
認識すると、現在実行中のタスクTi(i=1〜n)を中
断する。そして、中断したタスクTiに対応するタスク制
御ブロック23−iに対し、ライン101を介して、中断が
生じた時点におけるローカルメモリ3内のアドレス(タ
スクTiの中断時のアドレス)を退避する。この退避動作
と同時に、上記発生イベントに対応したタスク制御ブロ
ック23−iから新しいローカルメモリポインタLMPをラ
イン101を介して取得し、このポインタ値よりローカル
メモリ分割アドレス用のレジスタ7に対し対応するアド
レス設定を行う。仮に、現在実行中のタスクがタスクT1
で、発生イベントに対応するタスクがタスクT3であると
すると、第4図において、レジスタ7はポインタ201の
設定状態からポインタ203の設定状態に切り換えられる
ことになる。ポインタ203が設定されると、主メモリ2
とローカルメモリ3の共有エリア21には、見かけ上タス
クT3が存在することになる。この後、タスクディスパッ
チャ22はライン103を介して、共有エリア21のタスクT3
を起動する。上記の制御は、CPU1が順次実行する。
本実施例によれば、タスクプログラム自体をメモリ間で
移動させることなく、タスクスイッチを可能とし、オー
バレイロードやタスクリンク等のオーバヘッドのない高
速タスクディスパッチングを可能としている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ローカルメモリを利用して、多数のタ
スクプログラムを搭載した大容量・高機能のオペレーテ
ィングシステムを実現でき、しかも、オーバヘッドのな
い高速処理を実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図に示す主メモリとローカルメモリとレジ
スタの相互関係とこれらの格納内容を示すブロック図、
第2図は本発明を適用したオペレーティングシステムの
構成例を示すブロック図、第3図はタスク制御ブロック
とローカルメモリ内のタスクとの関連を示すブロック
図、第4図は第2図に示すオペレーティングシステムの
動作を概念として示すブロック図である。 1……CPU、2……主メモリ、3……ローカルメモリ、
7……レジスタ、21……共有エリア、22……タスクディ
スパッチャ、23−i(i=1〜n)……タスク制御ブロ
ック、T1〜Tn……タスク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主メモリと、ローカルメモリと、CPU等を
    備えた情報処理装置のオペレーティングシステムにおい
    て、上記主メモリの一部のアドレス空間を空とし、該空
    のアドレス空間をローカルメモリの所定のアドレス空間
    との共有エリアとし、上記ローカルメモリ内に複数のタ
    スクプログラムを格納し、かつ主メモリに上記複数のタ
    スクプログラムを制御するタスクディスパッチャを格納
    し、上記タスクディスパッチャにより上記主メモリにお
    ける空のアドレス空間と共有エリアを構成するローカル
    メモリのアドレス空間を指定し、指定されたローカルメ
    モリのアドレス空間内のタスクプログラムを主メモリに
    格納することなく読み出して、実行することを特徴とす
    るオペレーティングシステムのタスク管理方法。
JP60211151A 1985-09-26 1985-09-26 オペレ−テイングシステムのタスク管理方法 Expired - Lifetime JPH0782443B2 (ja)

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