JPH0782424B2 - キヤリ−の伝達が行なわれるデジタル回路 - Google Patents

キヤリ−の伝達が行なわれるデジタル回路

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JPH0782424B2
JPH0782424B2 JP62051329A JP5132987A JPH0782424B2 JP H0782424 B2 JPH0782424 B2 JP H0782424B2 JP 62051329 A JP62051329 A JP 62051329A JP 5132987 A JP5132987 A JP 5132987A JP H0782424 B2 JPH0782424 B2 JP H0782424B2
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正徳 池田
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタル回路に関し、特にデータ処理時に
キャリーの伝達が行われるディジタル回路に関する。特
にマイクロコンピュータのALU等に用いられ、データの
上位の桁から各桁の値を調べていく回路に関する。
〔従来の技術〕
第2図は、従来例を説明するもので、マイクロコンピュ
ータのALU等に用いられる小数点のけた合わせ回路の一
部に用いられ、データの上位の桁から各桁の値を調べて
いき、最初に、“L"レベルとなっている桁を検出する回
路のK桁からK+3桁までの回路図である。
この回路は、キャリー伝達経路L2(図中、太線で示す)
に設けられたトランスファーゲートを構成するNMOSトラ
ンジスタ52、オアゲート53からなる4つの検出回路49と
プルアップ用PMOSトランジスタ51〜54とからなってい
る。
次に、この回路の動作を説明する。
まず、クロック信号φを“L"レベルにしてプルアップ
用PMOSトランジスタ51〜54をオンさせ、キャリー伝達経
路L2を“H"レベルとした後、クロック信号φを“H"レ
ベルにしてPMOSトランジスタ51〜54をオフさせる。次
に、データE(第2図ではEK〜EK+3)を入力する。仮
に、入力データのK桁からK+3桁までの各データEK
EK+3は、それぞれ“H",“L",“H",“H"であるとする。
次に、キャリー伝達経路L2の上位桁側から“L"レベルの
キャリー(CYK+4)を入力する。すると、上位桁からみ
て、最初に“L"となっているデータEK+1に対応したFK+1
のみが“L"となり、他の出力はすべて“H"レベルとなっ
て、最初に“L"レベルとなっている桁がEK+1であること
が検出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のキャリーの伝達が行われるディジタル回
路は、入力データの各桁のデータの処理するディジタル
回路ブロック(第2図の検出回路49)ごとに1つのトラ
ンスファーゲート(NMOSトランジスタ)が設けられてい
るために、キャリーが伝達されるときに、キャリーはキ
ャリーが伝達される桁数分だけトランスファーゲートを
通過し、トランスファーゲートを構成するNMOSトランジ
スタの導通時の抵抗とキャリー伝達経路に寄生する寄生
容量(第2図でCfと表示される)とで構成される時定数
回路の影響により、キャリーの伝達遅延が生じ、桁数の
増加に伴いキャリーの遅延も増大し、回路の高速化を図
れないという欠点がある。
本発明は上述の欠点を解決するもので、キャリーの伝達
遅延を小さくして回路の高速化を図ることができるキャ
リー伝達回路を備えて各桁のレベル検出を行う回路を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、各桁ごとの入力データと上位桁側から伝達さ
れるキャリーとから当該桁の入力データが論理「零」レ
ベルとなっているか否かを出力するゲートを備えた各桁
ごとのディジタル回路ブロックと、このディジタル回路
ブロック間に設けられ、入力データによって上記上位桁
側から伝達されるキャリーの伝達が制御されるトランス
ファーゲートを備え、上位桁から論理「零」レベルとな
っている桁を検出するためのキャリーの伝達が行われる
ディジタル回路において、 上記トランスファーゲートは2つの上記ディジタル回路
ブロックに一つの割合で設けられ、2つのディジタル回
路ブロックのうち下位桁側の回路のゲートは当該桁の入
力データおよび上記キャリーならびに上位桁入力データ
の反転出力により論理「零」レベルとなっているかを出
力する構成であり、上記トランスファーゲートは、上記
二つのディジタル回路ブロックに入力される入力データ
を制御信号としてキャリーの伝達を行うことを特徴とす
る。
〔作用〕
したがって、トランスファーゲートの数を従来の半分と
することができ、その結果、キャリーの伝達遅延も従来
の半分にすることができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例であって、データの上位か
ら各桁の値を調べていき、最初に“L"レベルとなってい
る桁を検出する回路のK桁目かからK+3桁目までの回
路図である。
この実施例の回路は、検出回路49、25が交互に配置され
た構成となっている。検出回路49はオア回路28からな
り、検出回路25は、インバータ26、アンドゲート27、オ
アゲート29およびトランスファゲートを構成するNMOSト
ランジスタ31からなっている。また、キャリー伝達経路
L4(図中、太線で示される)にはプルアップ用MOSトラ
ンジスタ30、32が接続されている。
次に、この回路の動作について説明する。
まず、クロック信号φを“L"レベルにしてPMOSトラン
ジスタ30、32をオンさせてキャリー伝達経路L4を電源電
圧レベルにし、その後、クロック信号φを“H"レベル
にしてPMOSトランジスタ30、32をオフさせる。
次に、データEを入力する。入力データのK桁からK+
3桁までの各データEK〜EK+3はそれぞれ“H",“L",
“H",“H"であるとする。
次に、キャリー伝達経路L4の上位桁側から“L"レベルの
キャリー(CYK+4)を入力する。
K+3桁目およびK+2桁目のデータはEK+3,EK+2は共
に“H"であるためオアゲート28、29の各出力FK+3,FK+2
も“H"となる。K+3およびK+2桁目に“L"となって
いるデータがないことはアンドゲート27により検出さ
れ、アンドゲート27の出力によりトランスファーゲート
を構成するNMOSトランジスタ31がオンしてキャリー(CY
K+4)をさらに下位の桁に伝達し、検出動作を続行す
る。するとK+1桁目の入力EK+1が“L"であるため、オ
アゲート28における2つの入力が共に“L"となりオアゲ
ート28の出力FK+1が“L"となり、K+1桁目のデータE
K+1が最初に“L"になっている桁であることが検出され
る。なお、FK+1以下の他の出力はすべて“H"となる。
この実施例では、アンドゲート27の出力が、2桁分のキ
ャリーの伝達を決定する制御信号となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、2つのディジタル回路ブ
ロックに1つの割合で、1つのトランスファーゲートを
設けることにより、トランスファーゲートの数を半分に
でき、この結果、キャリーの伝達遅延を半減させるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のキャリーの伝達が行われ最初に“L"レ
ベルとなっている桁を検出する回路の実施例の回路図。 第2図は従来のキャリーの伝達が行われ最初に“L"レベ
ルとなっている桁を検出する回路の実施例の回路図。 25、49……検出回路、26……インバータ、27……アンド
ゲート、28、29……オアゲート、31……トランスファー
ゲート(NMOS)、30、32、……プルアップ用PMOSトラン
ジスタ、φ……クロック信号、V……電源、L4……キ
ャリー伝達回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各桁ごとの入力デートと上位桁側から伝達
    されるキャリーとから当該桁の入力データが論理「零」
    レベルとなっているか否かを出力するゲートを備えた各
    桁ごとのディジタル回路ブロックと、 このディジタル回路ブロック間に設けられ、入力データ
    によって上記上記桁側から伝達されるキャリーの伝達が
    制御されるトランスファーゲートと を備え、上位桁から論理「零」レベルとなっている桁を
    検出するためのキャリーの伝達が行われるディジタル回
    路において、 上記トランスファーゲートは2つの上記ディジタル回路
    ブロックに一つの割合で設けられ、 2つのディジタル回路ブロックのうち下位桁側の回路の
    ゲートは当該桁の入力データおよび上記キャリーならび
    に上位桁入力データの反転出力により論理「零」レベル
    となっているかを出力する構成であり、 上記トランスファーゲートは、上記二つのディジタル回
    路ブロックに入力される入力データを制御信号としてキ
    ャリーの伝達を行う ことを特徴とするキャリーの伝達が行われるディジタル
    回路。
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