JP3026268B2 - 論理回路 - Google Patents

論理回路

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JP3026268B2
JP3026268B2 JP1082807A JP8280789A JP3026268B2 JP 3026268 B2 JP3026268 B2 JP 3026268B2 JP 1082807 A JP1082807 A JP 1082807A JP 8280789 A JP8280789 A JP 8280789A JP 3026268 B2 JP3026268 B2 JP 3026268B2
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豪 白石
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は論理回路に関し、特に二進データを受け同デ
ータの最上位(最下位)ビットから数えて何ビット目に
最初の“1"(“0")があるかを検出する論理回路(以
下、SAC検出回路という)に関する。
〔従来の技術〕
SAC検出回路は、入力データを所定数だけ右(左)シ
フトする際のシフト量の検出に用いられる。すなわち、
SAC検出回路は最初に“1"(“0")が現われるビットの
位置を示す情報を出力し、同情報はシフタに供給され
る。シフタは同情報にもとづき指定されるビット数だけ
入力データを右(左)方向にシフトするのである。
したがって、SAC検出回路は、入力データの各ビット
が“1"か“0"かを検出することは勿論、“1"(“0")の
ビットが検出された場合、当該ビットから後の残りのビ
ットに対しては“1"か“0"かにかかわらずすべて同じ論
理レベルの検出出力状態として、最初に“1"(“0")が
現われるビットに対応する出力のみ他の出力とは異なる
論理レベルとすることが要求される。この目的のため
に、所定論理レベルのキャリー信号を各ビットの論理レ
ベルに応じて後段へ伝播するかどうかのトランファゲー
トを設け、同キャリー信号が前段から伝播された場合の
み対応するビットの論理レベルを検出する構成が取られ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この結果として、キャリー伝播制御用トランファゲー
トの数は入力データのビット数と同数となる。例えば、
16ビットの入力データに対するSAC検出回路では16個も
のトランファゲートを必要とする。このため、データ入
力からSAC検出結果が得られるまでの時間が長くかか
り、高速データ処理が実現されない。
したがって、本発明の目的は、検出結果を高速に出力
し得るSAC検出回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるSAC検出回路としての論理回路は、入力
データを連続する複数ビットの群に分け、各群に対応し
て各1個のトランスファーゲートをキャリー伝播路に挿
入し、各群における入力データの少なくとも1つが第1
の論理レベルの時には前記トランスファーゲートを閉
じ、各群における全ての入力データが第2の論理レベル
の時には前記トランスファーゲートを開いて各群間のキ
ャリー伝播を制御するようにし、前記入力データの最上
位(叉は最下位)ビットから数えて最初に第1の論理レ
ベルをとるビットの位置を表す情報を出力する論理回路
において、前記入力データを取り込むためのスイッチン
グ手段を各ビット毎に設け、かつ前記キャリー伝播路を
前記各群毎にプリチャージするためプリチャージ手段
と、前記キャリー伝播路における前記入力データの最上
位(叉は最下位)ビット側に所定論理レベルのキャリー
を入力するためのキャリー入力手段とを設け、前記スイ
ッチング手段及び前記プリチャージ手段を同時に制御
し、これらスイッチング手段及びプリチャージ手段と前
記キャリー入力手段とを排他的に制御することを特徴と
する。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。本実
施例では入力データは16ビットA0乃至A15でなり、SAC検
出回路2に供給される。また、本実施例では、入力デー
タの最上位ビットから数えて最初に“1"となっているビ
ットを検出する。SAC検出回路2は複数の検出ユニット
を有し、各ユニットは入力データの2ビット分の検出機
能を有している。したがって、2−1乃至2−8として
示されるように8個の検出ユニットが設けられている。
検出ユニット2−1乃至2−8の各々は、二つのデータ
入力端子20,21、キャリー入力端子22、キャリー出力端
子23、および二つの検出出力端子24,25を有する。デー
タ入力端子20,21は入力データの対応する二つのビット
がそれぞれ供給される。ユニット2−1乃至2−8の各
々は、さらに、6つのインバータ26乃至31、それぞれが
PおよびNチャンネルMOSトランジスタでなる二つのト
ランファゲート32,33、PチャンネルMOSトランジスタ3
4、Nチャンネルトランジスタでなるトランファゲート3
5、二入力NORゲート36、および二つのNANDゲート37,38
を有し、これらは図示のように接続されている。トラン
ファゲート32,33はクロックφがハイレベルのとき開
き、トランファゲート34はクロックφの逆相クロック
で制御され、キャリー入力端子22をVDD(論理“1")に
プリチャージする。トランファゲート35はNORゲート36
の出力で開閉が制御される。検出ユニット2−1乃至2
−8は、前段のキャリー出力端子23がその次の段のキャ
リー入力端子22に接続されるように、直列接続されてい
る。ただし、初段の検出ユニット2−1のキャリー入力
端子22には、キャリー発生回路11からキャリーが入力さ
れる。同回路1はNチャンネルトランジスタ11でなり、
クロックによって制御されて論理“0"のキャリーをユ
ニット2−1に供給する。
ハイレベルのクロックφによって、入力端子20,21の
論理レベルは各ユニットに取り込まれる。取り込んだ二
つのデータの少なくとも一方が“1"のときはトランファ
ゲート35は閉状態となり、一方、両方とも“0"のときは
開状態となる。このとき、トランジスタ34はオンである
から各ユニットのキャリー入力端子22は論理“1"にプリ
チャージされ、出力端子24,25は取り込んだデータの論
理レベルにかかわらず論理“1"となる。クロックφがロ
ウレベルに反転すると、トランファゲート32,33は閉
じ、トランジスタ34はオフとなる。一方、キャリー発生
回路1は“0"のキャリーをユニット2−1のキャリー入
力端子22に供給する。したがって、ユニット2−1にお
いては、出力端子24,25の論理レベルは取り込んだ入力
データに応じて変化する。取り込んだデータが両方とも
“0"のときは、二つの出力端子24,25は“1"のままであ
り、また、“0"のキャリーはトランファゲート25、キャ
リー出力端子23を介して次段のユニット2−2に伝播さ
れる。このユニット2−3において取り込んだデータが
両方とも“0"のときは“0"のキャリーはさらに次の段に
伝播される。各ユニット2−1乃至2−8において、キ
ャリー入力端子22が“0"のときその出力端子24,25の論
理レベルは取り込んだデータに応じて変化する。すなわ
ち、入力端子20からのデータが“1"のときは、出力端子
24は“0"に反転し、出力端子25は端子21からのデータの
論理レベルにかかわらず“1"を維持する。一方、端子2
0,21からのデータが“01"のときは出力端子24,25は“1
0"となる。ここで、取り込んだデータの少なくとも一方
が“1"のとき、トランファゲート35は閉状態となってい
るので“0"のキャリーはもはや次の段のユニットには伝
播されない。キャリー入力端子22は“1"に保持される。
したがって、最初に“1"となっているビットのデータを
取り込んだユニットから後の残りのユニットにおいては
すべて出力端子24,25は“1"に維持される。かくして、S
AC検出回路2は、入力データの最上位ビットから数えて
最初に“1"となってビットの位置を示す情報が得られ
る。例えば、“01×× ×××× ×××× ×××
×”(“×”は“0"でも“1"でもよいことを示す)の入
力データが供給された場合、SAC検出回路2は、“1011
1111 1111 1111"の情報を出力する。しかも、16ビ
ットの入力データに対し、キャリー伝播制御のためのト
ランファゲート35は8個だけであるので、入力データの
サンプリングから検出情報の出力までの時間が短縮され
ている。
第1図の構成において、当業者であれば、同じ機能を
得るためにNOR,NANDゲートを他のゲートにおき換えた
り、プリチャージレベルやトランファゲート35の開閉状
態を適宜変更し得る。また、3ビット分以上の検出機能
も可能であり、この場合はトランファゲート35の数はよ
り少なくなる。
第2図に、第1図で示したSAC検出回路2を用いたシ
フトデータ発生回路を示す。第1図と同一構成は同じ番
号を示して説明を省略する。SAC検出回路2における8
個の検出ユニット2−1乃至2−8の出力24,25は、初
段のユニット2−1の出力24を除いて、シフト量変換回
路4に供給される。同回路4は4つのNANDゲート41乃至
44を有し、SAC検出回路2からの16ビット情報を4ビッ
トのシフト量情報SA0乃至SA3に変換するように、各ゲー
ト41乃至44の入力は検出ユニット2−1乃至2−8の出
力に選択的に接続されている。第2図の回路は、さらに
零検出回路5を有し、同回路5はPチャンネルMOSトラ
ンジスタ51、インバータ52を有する。インバータ52の入
力は最段ユニット2−8のキャリー出力端子23に接続さ
れ、その出力は第5の情報SA4として取り出される。す
なわち、入力データのビットA0乃至A15がすべて“0"の
とき、“0"のキャリーが零検出回路5に伝播されるの
で、同回路5はSA4を“1"にして入力データのすべての
ビットA0乃至A15が“0"であることを通知する。入力デ
ータが“01×× ×××× ×××× ××××”であ
るとすると、SAC検出回路2の出力は“1011 1111 111
1 1111"であるから、SA0乃至SA4は“10000"となり、1
ビットだけシフトすることを指定する。入力データが
“1××× ×××× ×××× ××××”のとき
は、SAC検出回路2の出力は“0111 1111 1111 1111"
であって初段ユニット2−1の出力24は用いられていな
いので、SA0乃至SA4はすべて“0"となり、シフト数が零
であることを通知する。なお、変換回路4はSAC検出回
路2のすべての出力を入力として同出力のうち“0"のビ
ット位置を4ビットの情報に変換するようにしてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、1検出ユニット回路に
複数ビット分の検出機能を有することによりユニット回
路の数を減らし、キャリーが通過するトランジスタの数
を減らせる。更に、キャリー伝播路のプリチャージ制御
信号とキャリー入力制御信号が同一クロックのため、ゲ
ート段による遅延が無くプリチャージ情報からキャリー
入力状態となる。以上により、データ入力からSAC検出
結果出力までに有する時間を従来に比べ短縮する事がで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は第1
図の回路を用いたシフト数発生回路の回路図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−19430(JP,A) 特開 昭63−217419(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 7/00 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データを連続する複数ビットの群に分
    け、各群に対応して各1個のトランスファーゲートをキ
    ャリー伝播路に挿入し、各群における入力データの少な
    くとも1つが第1の論理レベルの時には前記トランスフ
    ァーゲートを閉じ、各群における全ての入力データが第
    2の論理レベルの時には前記トランスファーゲートを開
    いて各群間のキャリー伝播を制御するようにし、前記入
    力データの最上位(叉は最下位)ビットから数えて最初
    に第1の論理レベルをとるビットの位置を表す情報を出
    力する論理回路において、前記入力データを取り込むた
    めのスイッチング手段を各ビット毎に設け、かつ前記キ
    ャリー伝播路を前記各群毎にプリチャージするためプリ
    チャージ手段と、前記キャリー伝播路における前記入力
    データの最上位(叉は最下位)ビット側に所定論理レベ
    ルのキャリーを入力するためのキャリー入力手段とを設
    け、前記スイッチング手段及び前記プリチャージ手段を
    同時に制御し、これらスイッチング手段及びプリチャー
    ジ手段と前記キャリー入力手段とを排他的に制御するこ
    とを特徴とする論理回路。
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