JPH0782151A - 抗プロゲステロン活性をもつビタミンd化合物 - Google Patents

抗プロゲステロン活性をもつビタミンd化合物

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JPH0782151A
JPH0782151A JP6216702A JP21670294A JPH0782151A JP H0782151 A JPH0782151 A JP H0782151A JP 6216702 A JP6216702 A JP 6216702A JP 21670294 A JP21670294 A JP 21670294A JP H0782151 A JPH0782151 A JP H0782151A
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Hector F Deluca
エフ. デルーカ ヘクター
Kato L Perlman
エル. ペルマン カト
Hisham M Darwish
エム. ダーウイシュ ヒシヤム
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Wisconsin Alumni Research Foundation
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61P13/00Drugs for disorders of the urinary system
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メス哺乳類に対する分娩調節剤及び分娩調節
法を提供する。 【構成】 プロゲステロンレセプターと結合可能な特定
構造のビタミンD化合物(20−オキソ−プレグナカル
シフェロールなど)を含んでなるメス哺乳類に対する分
娩調節剤、及び前記ビタミンD化合物を投与してなるメ
ス哺乳類に対する分娩調節法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロゲステロンの拮抗
体として有用で分娩調節に使用可能と想定される生物学
的に活性なビタミンD類似体、該ビタミンD類似体を含
んでなる分娩調節剤、及び該ビタミンD類似体を投与し
てなる分娩調節法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決すべき課題】ビタミンDの
1α−ヒドロキシル化代謝生成物−−その最も重要なの
は1α,25−ジヒドロキシビタミンD3 及び1α,2
5−ジヒドロキシビタミンD2 −−は動物及びヒトのカ
ルシウム恒常性の高度に強力な調節剤として公知であ
り、ごく最近それらの細胞分化活性もまた確立された。
ブイ.オステレムら(V.Ostrem et al.)(Proc. Natl. Ac
ad. Sci. USA, (1987), 84, 2610) 参照。その結果、こ
れら代謝生成物の多くの構造的類似体、例えば種々の側
鎖構造をもつ化合物、種々のヒドロキシル化パターンを
もつ化合物、または種々の立体化学の化合物が調製さ
れ、試験された。それら類似体の重要な例は1α−ヒド
ロキシビタミンD3 、1α−ヒドロキシビタミンD2
1α,25−ジヒドロキシビタミンD3 の種々の側鎖フ
ツ素化誘導体、及び側鎖同族化類似体である。これら公
知の化合物のいくつかは生体内または試験管内で高度の
強い活性を示し、それらのあるものは細胞分化活性とカ
ルシウム調節活性の興味ある分離を示すことが見出され
た。この活性の相違はこれら化合物に治療活性像を与
え、それゆえ、多数のこれら化合物は腎性骨異栄養症、
ビタミンD−抵抗クル病、骨粗鬆症、乾せん、及びある
種の悪性腫瘍などの各種の疾病の治療に使用され、もし
くは使用が提案されている。
【0003】最近、新しいクラスのビタミンD類似体、
すなわち、いわゆる19−ノル−ビタミンD化合物が発
見された。19−ノル−ビタミンD化合物はビタミンD
類似体であって、全てのビタミンD化合物で典型的な環
Aの環外メチレン基(炭素19)が除去され、2つの水
素原子に置き換えられている。特に、これら化合物は細
胞分化誘発に高い能力をもち、骨の石灰化活性が少ない
という選択的活性像を示す。そのような分化活性像はこ
れら化合物を悪性腫瘍の治療または種々の疾病の治療に
有用ならしめる。これら19−ノル−ビタミンD類似体
の合成には2つの異なった方法が報告されている(ペー
ルマンら、テトラヘドロン・レターズ (Perlman et al,
Tetrahedron Letters)31,1823(1990)、ペ
ールマンら、テトラヘドロン・レターズ (Perlman et a
l,Tetrahedron Letters)32,7663(1991)及
びデルーカら(DeLuca et al)、米国特許第5,086,
191号)。
【0004】トイツら (Teutsch et al)米国特許第4,
386,085号には、強い抗プロゲステロン活性及び
抗糖質コルチコステロイド活性を有する19−ノル−ス
テロイド(RU486と呼ぶ)が記載されている。合成
プロスタグランジンとともに使用するとRU486は妊
娠を終了させ、広い関心が払われている。その上、抗糖
質コルチコステロイド剤及び抗エステロゲン剤として潜
在能力を有する。RU486の多くの類似体が調製され
た。エティーネ−エミイル・ボーリュー(Etienne-Emile
Baulieu) :サイエンス(Science) (1989)24
,1351−1357,ケミカル・エンジ・ニュース
(Chem. Eng. News) (1991)69,7−14,シェ
アリングスZK(Schering's ZK) 98299(連合会議
1992)2037,参照、これらのすべてはRU48
6と共役3−オキソ−4−エン部分をもつプロゲステロ
ンの完全なステロイドA環を共有している。この特徴は
プロゲステロンレセプター(PR)との結合の原因であ
ると想定される。
【0005】
【課題を解決するための手段】ビタミンD分子の多くの
異なった局面を試験する努力が続けられるなかで、プロ
ゲステロンのCD環をもつが3β−ヒドロキシシクロヘ
キサンA−環とビタミンD二重結合系特性をもつビタミ
ンD類似体がここに合成された。調製された化合物は2
0−オキソ−プレグナカルシフェロール、1α−ヒドロ
キシ−20−オキソプレグナカルシフェロール及び19
−ノル−1α−ヒドロキシ−20−オキソプレグナカル
シフェロールであり、それらのPRへの結合が試験され
た。これらのうちの1つである20−オキソ−プレグナ
カルシフェロールは以前のカルセミック(calcemic)研究
において古典的な多段法を用い酢酸プレグネノロンから
合成された。エム.ピー.ムライら(M.P.Murai et al)
ジャーナル・ステロイド・バイオケミ(J. Steroid Bioc
hem.) (1982)17,615−619参照。得られ
た生成物は収率が極端に低く、はっきりしたカルセミッ
ク活性は有しないことが示された。
【0006】3種の化合物のすべてがPRへの結合を試
験された。3種の20−オキソ類似体のうち20−オキ
ソ−プレグナカルシフェロール(後記のスキーム中の化
合物)のみがPRと結合し、他の2つのビタミンD−
プロゲステロン類似体(後記のスキームの化合物及び
)の1α−ヒドロキシ基がPRへの結合を阻止するこ
と及び化合物中の10−19二重結合の不在は相違を
生じさせないことが示された。上記3種の化合物どれも
がカルセミック活性を有せず、どれもがビタミンDレセ
プターに結合しなかった。
【0007】トイツら米国特許第4,386,085号
(1983年5月31日)、エティーネ−エミイル・ボ
ーリュー:サイエンス(1989)245,1351−
1357にはRU486のA環がPRへの結合に必要で
あることが示唆されている。A環が存在しないにも拘ら
ず化合物のPRへの結合能力を有することはプロゲス
テロンA環は想像されていたような役割を有意に果たさ
ないであろうことを示唆している。20−オキソプレグ
ナカルシフェロールはこの技術分野で関心のある新しい
活性を潜在的にもつPRへ結合する初めてのビタミンD
型である。特に、20−オキソ−プレグナカルシフェロ
ールはプロゲステロンの拮抗剤として重要であり、プロ
ゲステロンがPRへ結合するのを阻止する。プロゲステ
ロン結合は妊娠を維持するのに必要であるから流産が生
じる。この化合物及び同様なビタミンD化合物はこのよ
うに妊娠を阻止するか流産させるかの分娩制限用に可能
性を持っている。例えば、ビタミンD22−アルデヒド
(後記のスキーム中の化合物12)及びビタミンD22
−アルコール(後記のスキーム中の化合物13)もまた
PRに結合することが発見された。
【0008】すなわち本発明は、 (1)メス哺乳類に対する分娩調節剤であって、前記哺
乳類中でのプロゲステロンのプロゲステロンレセプター
への結合を阻止する十分な量のビタミンD化合物を含ん
でなることを特徴とする分娩調節剤。 (2)前記ビタミンD化合物が下記一般式を有する化合
物から選ばれる(1)項記載の分娩調節剤、
【0009】
【化3】
【0010】(式中、R1 及びR2 はそれぞれ水素原子
を表わすかR1 及びR2 が一緒になって=CH2 を表わ
し、Rは−COCH3 、−CHCH3 CHO、−CHC
3 CH2 OH、または−CH(CH32 を表わ
す。) (3)前記ビタミンD化合物を、投与されるビタミンD
化合物に応じて1日当たり約0.1mg/kgから約2
0mg/kgの量で含んでなる(1)項記載の分娩調節
剤、 (4)前記ビタミンD化合物が前記哺乳類に摂取可能で
かつ無毒な液体ベヒクル中に含まれてなる(1)項記載
の分娩調節剤、 (5)前記ビタミンD化合物が投与前に無毒の薬剤的に
許容される担体と結合される(1)項記載の分娩調節
剤、 (6)使用される前記ビタミンD化合物が20−オキソ
−プレグナカルシフェロール、1α−ヒドロキシ−20
−オキソ−プレグナカルシフェロール、19−ノル−1
α−ヒドロキシ−20−オキソ−プレグナカルシフェロ
ール、22−オキソ−ホモプレグナカルシフェロール及
び22−ヒドロキシ−ホモプレグナカルシフェロールか
らなる群から選ばれる(1)項記載の分娩調節剤、 (7)前記ビタミンD化合物を妊娠初期より前の女性に
投与するための(1)項記載の分娩調節剤、 (8)前記ビタミンD化合物を妊娠初期に続いて女性に
投与するための(1)項記載の分娩調節剤、 (9)ビタミンD化合物が徐放出処方された(1)項記
載の分娩調節剤、 (10)ビタミンD化合物が1日当たり分割用量で処方
された(1)項記載の分娩調節剤、 (11)メス哺乳類に対する分娩調節法であって、前記
哺乳類中でのプロゲステロンのプロゲステロンレセプタ
ーへの結合を阻止する十分な量の適切なビタミンD化合
物を前記哺乳類に投与することを特徴とする方法、及び (12)前記ビタミンD化合物が下記一般式を有する化
合物から選ばれる(11)項記載の方法
【0011】
【化4】
【0012】(式中、R1 及びR2 はそれぞれ水素原子
を表わすかR1 及びR2 が一緒になって=CH2 を表わ
し、Rは−COCH3 、−CHCH3 CHO、−CHC
3 CH2 OH、または−CH(CH32 を表わ
す。)を提供するものである。
【0013】また本発明は、その好ましい実施態様とし
て、 (13)前記ビタミンD化合物が投与するビタミンD化
合物に応じて1日当たり約0.1mg/kgから約20
mg/kg投与される(11)項記載の方法、 (14)前記ビタミンD化合物が約3日から約1月の
間、毎日、前記哺乳類に投与される(11)項記載の方
法、 (15)前記ビタミンD化合物が前記哺乳類に摂取可能
でかつ無毒な液体ベヒクル中で経口的に投与される(1
1)項記載の方法、 (16)前記ビタミンD化合物が投与前に無毒の薬剤的
に許容される担体と結合される(11)項記載の方法、 (17)使用される前記ビタミンD化合物が20−オキ
ソ−プレグナカルシフェロールである(11)項記載の
方法、 (18)使用される前記ビタミンD化合物が1α−ヒド
ロキシ−20−オキソ−プレグナカルシフェロールであ
る(11)項記載の方法、 (19)使用される前記ビタミンD化合物が19−ノル
−1α−ヒドロキシ−20−オキソ−プレグナカルシフ
ェロールである(11)項記載の方法、 (20)使用される前記ビタミンD化合物が22−オキ
ソ−ホモプレグナカルシフェロールである(11)項記
載の方法、 (21)使用される前記ビタミンD化合物が22−ヒド
ロキシ−ホモプレグナカルシフェロールである(11)
項記載の方法、 (22)前記ビタミンD化合物が妊娠初期より前の女性
に投与される(11)項記載の方法、 (23)前記ビタミンD化合物が妊娠初期に続いて女性
に投与される(11)項記載の方法、 (24)ビタミンD化合物が徐放出処方で投与される
(11)項記載の方法、及び (25)ビタミンD化合物が1日当たり分割用量で投与
される(11)項記載の方法 を含むものである。
【0014】本発明は、メス哺乳類に対する分娩調節法
であって、妊娠が生じるのを防ぐかもし妊娠中ならば流
産になるのに十分な量のビタミンD化合物を哺乳類に投
与することを含んでなる方法を含む。好ましくはビタミ
ンD化合物は投与するビタミンD化合物に応じて1日当
たり約0.1mg/kgから約20mg/kgの量で投
与される。またビタミンD化合物は好ましくは約3日間
から約1月間、毎日投与される。
【0015】ここで用いる用語「ビタミンD化合物」は
C−環、D−環、及びD−環に連結したプロゲステロン
−、アルデヒド−またはアルコール−側鎖とともにビタ
ミンDの5,7−ジエン二重結合系によって内部連結し
た3β−ヒドロキシシクロヘキサンA−環を有する化合
物を含む。換言すれば、ここに含まれるビタミンD化合
物には、ビタミンDに典型的な5,7ジエン二重結合に
よってD−環に連結したプロゲステロン側鎖(−COC
3 )、アルデヒド側鎖(−COH)、またはアルコー
ル側鎖(−OH)とともに内部連結した置換または無置
換のA−、C−、及びD−環類を含んでなる「ビタミン
D核」を有する化合物が含まれる。
【0016】ここに含まれるビタミンD化合物は、構造
的に下記の一般式によって表される。
【0017】
【化5】
【0018】式中、R1 及びR2 はそれぞれ水素原子を
表わすかR1 及びR2 が一緒になってメチレン基を表わ
し、上記側鎖基Rはプロゲステロン側鎖、すなわち−C
OCH3 、22−アルデヒド側鎖、すなわち−CHCH
3 CHO、22−アルコール側鎖、すなわち−CHCH
3 CH2 OH、またはアルキル側鎖、すなわち−CH
(CH32 を表わす。それら化合物の具体的な例とし
ては、ビタミンD代謝生成物または類似体、20−オキ
ソ−プレグナカルシフェロール(化合物)及び19−
ノル−20−オキソ−プレグナカルシフェロールなどが
含まれる。その他としては22−オキソ−ホモプレグナ
カルシフェロール(化合物12)及び22−ヒドロキシ
−ホモプレグナカルシフェロール(化合物13)が含ま
れる。
【0019】この明細書において用いる「アルキル」は
炭素数1〜10の直鎖または分枝の炭化水素ラジカルと
そのすべての異性体形、たとえばメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチルな
どを表し、「ヒドロキシアルキル」、「フルオロアルキ
ル」及び「アリールアルキル」はそれぞれ1つ以上のヒ
ドロキシ、フルオロまたはアリール基によって置換され
たアルキルラジカルを意味する。「アシル」基は炭素数
1〜6のアルカノイル基とそのすべての異性体形、また
はベンゾイル、ハロ−、ニトロ−またはアルキル−置換
されたベンゾイル基などのアロイル基、またはメトキシ
カルボニル、エトキシカルボニル、プロピルオキシカル
ボニルなどのアルキル−O−CO−型アルコキシカルボ
ニル基、またはオキサリル、マロニル、スクシノイル、
グルタロイルまたはアジポイルなどのジカルボン酸アシ
ル基である。用語「アリール」はフェニル−、またはア
ルキル−、ニトロ−またはハロ−置換フェニル基を意味
する。用語「アルコキシ」はアルキル−O−を意味す
る。
【0020】
【実施例】本発明を次に説明のための例によってより具
体的に説明する。これらの例においてアラビア数字(例
えば、など)で識別した特定生成物は前述の
説明及びスキームで識別した特定構造に対応する。
【0021】例1合成 20−オキソ−プレグナカルシフェロール、1α−ヒ
ドロキシ−プレグナカルシフェロール及び19−ノル
−1α−ヒドロキシ−プレグナカルシフェロールの調
製を公知の方法で行った。しかし、ビタミンDはそれを
酸素及び光に敏感にする共役ポリエン系を含むことに留
意しなければならない。したがってこの分野の合成に関
しては酸素化法は用いられない。ステロイド分野におい
て、ブイ.バンレーネン (V. Van Rheenen: Tet. Lett.
(1969) 985-988)は触媒として2,2’−ビピリジルま
たは1,10−フェナンスロリンで錯体化した酢酸第二
銅の存在下、溶媒として塩基1,4−ジアゾビシクロ
(2.2.2)オクタン(DABCO)及びDMFを用
い、順次分枝アルデヒドをケトンに酸化した。
【0022】上記3種の20−オキソ−プレグナ−カル
シフェロール類は対応する入手可能なビタミンD22−
アルデヒド、エイ.クットナーら (A. Kutner et al, T
et.Lett. (1987) 28, 6129-6132) 、1α−ヒドロキシ
ビタミンD22アルデヒド、エイ.クットナーら (A. K
utner et al, Tet. Lett. (1987) 28, 6129-6132) 、
(カルシフェロール22−アルデヒド)及び19−ノル
−1α−ヒドロキシビタミンD22アルデヒド、ケー.
エル.ペールマンら (K.L.Perlman et al, Tet.Lett.,
(1992) 33, 2937-2940) 、()から、酸素敏
感ポリエン系にもかかわらず、この予想外の酸素化法に
より合成された。
【0023】3−t−ブチルジメチルシリルオキシ−カ
ルシフェロール22−アルデヒド類及びそれらの
19−ノル類似体をDMFに溶解し、光遮断下で溶液
中に空気を気泡通気し(40℃で1時間、室温で22時
間、CuAc2 −2,2’−ビピリジル錯体、DABC
O)、60〜65%の収率で目的の3−t−ブチルジメ
チルシリルオキシ−20−オキソ類似体(未
置換アルデヒドを回収して)を得た。テトラヒドロフラ
ン−酢酸−水(3:1:1)による脱保護(40℃で3
時間、室温で22時間)により65〜70%の収率で2
0−オキソ−プレグナカルシフェロール類及びと1
9−ノル類似体を得た。
【0024】分析データ: UV (エタノール 中) λmax: 264 nm, λmin: 228nm1 H NMR (CDCl3, 500 MHz)δ 0.51 (3 H, s, 18-CH3) 2.
13 (3H, s, 21-CH3),4.20 (1H, m, 3α-H), 4.45 (1H,
m, 1 β-H), 4.98 (br s, 19-E), 5.33 (1H,br s, 19
Z), 6.04 (1H, d, J=11.3 Hz, 7-H), 6.36 (1H, d, J=1
1.3 Hz, 6-H),質量分析 m/e (相対強度)330 (M+, 31)
312 (21) 183 (95) 134 (100).
【0025】 UV (エタノール 中) λmax: 264 nm, λmi
n: 228nm1 H NMR (CDCl3, 500 MHz)δ 0.51 (3 H, s, 18-CH3) 2.
13 (3H, s, 21-CH3),3.95 (1H, m, 3 α-H), 4.81 (br,
s, 19-E), 5.06 (1H, br s, 19 Z), 6.06 (1H, d, J=1
1.2 Hz, 7-H), 6.22 (1H, d, J=11.2 Hz, 6-H), 質量分
析 m/e (相対強度)314 (M+, 23) 296 (2,4), 281 (1
5), 271 (1.5), 253 (4.6), 136 (33),118 (73), 43 (1
00).
【0026】 UV (エタノール 中) λmax: 243, 251.5, 2
61nm1 H NMR (CDCl3, 500 MHz)δ 0.51 (3H, s, 18-CH3) 2.1
4 (3H, s, 21-CH3),4.06 (1H, m, 3α-H), 4.13 (1H,
m, 1 β-H), 5.88 (1H, d, J=11.3 Hz, 7-H),6.29 (1H,
d, J=11.3 Hz, 6-H) 質量分析 m/e (相対強度)318 (M+, 85) 300 (5), 282
(2), 275 (35), 239 (41), 133 (100), 95 (100).
【0027】
【化6】
【0028】例2ビタミンD類似体のプロゲストロンレセプターとのレセ
プター結合検定 この実験はプロゲストロンとある種の基本構造を共有す
るビタミンD類似体がプロゲストロンレセプターと結合
することができビタミンD構造主体をもつ潜在的なプロ
ゲステロン拮抗体及び/またはアゴニストと同定するこ
とができるか否かを試験するために行われた。
【0029】実験概要: 細胞培養及び抽出液調製:ヒューマン・ブレスト・アデ
ノカルシノマ細胞群(Human Breast Adenocarcinoma Ce
lls)(MCF7)抽出液をプロゲステロンレセプター源
として使用した。細胞群を10%ウシ胎児血清(FC
S)とのフェノールレッドなしのDMEM中で増殖し、
集密増殖させた。培地を新しいのと取り替えた後、細胞
群に10nMのエストラジオールを調合し、24時間温
置してプロゲストロンレセプターの発現を誘導した。こ
の温置期間の終りに、細胞群をハンクス液 (Hanks Bala
nced Salt Solution) (HBSS:5.0mM・KC
l,0.3mM・KH2 PO4 ,138mM・NaC
l,4.0mM・NaHCO3 ,0.3mM・Na2
PO4 ,5.6mM・D−グルコース,1.3mM・C
aCl2 及び0.5mM・MgCl2 .6H2 O)で一
度洗浄した。洗浄した細胞群へCa/MgなしのHHB
SS+1mM・EDTAを添加し、37℃で5分間温置
し、同じ緩衝液中で収穫した。収穫後、細胞群はその後
氷上に保持した。細胞群を4℃で5分間2000rpm
での遠心分離により収集した。細胞群をTDG緩衝液
(10mM・トリスCl,pH7.4,0.5mM・D
DTおよび50%グリセロール)中に再懸濁させ、10
分間の音波処理により分裂させた。細胞の砕片を4℃、
10分間、100,000rpmでTLA100.2ロ
ーターで細胞ホモジネートを遠心することにより除去し
た。上ずみ液を集め、結合検定に使用するまで氷上に貯
蔵した。細胞抽出液は常に新しいのを調製し、同じ日に
結合検定に使用した。
【0030】結合検定:個々のビタミンD化合物のプゲ
ストロン類似体R5020とのプロゲストロンレセプタ
ーへの結合競争能力を通常のヒドロキシアパタイト(H
AP)検定により試験した。温置混合物は次の通りであ
る: 標識したR5020溶液(20nM)100μl エタノール5μlまたは200xの試験化合物 MCF7細胞抽出液100μl
【0031】混合物を氷上に12〜14時間温置した。
温置時間終了時に試料を下記のように処理した。 1−各試験管に50%HAPの250μlを添加した。
渦処理後TDG緩衝液2mlを各試験管に添加した。 2−試験管を4℃で30分間放置し、その間10分毎に
渦処理した。 3−HAPを4℃で5分間2000rpmで遠心により
ペレット化した。 4−ペレツトを試験管当たりTDG緩衝液2mlで洗浄
し、渦処理し工程3と同様にしてペレット化した。 5−工程4をさらに2回繰り返し、合計4回の洗浄工程
を行った。 6−最終ペレットを1mlのエタノールで抽出し、渦処
理し、室温で30分間放置し、その間10分毎に渦処理
した。 7−HAPを工程3と同様にしてペレット化し、上ずみ
500μlを計数した。
【0032】結果:このスクリーニング試験の結果はビ
タミンD類似体のいくつかはプロゲストロンに対しその
レセプターとの結合に競争する能力を示す。20−オキ
ソ−プレグナカルシフェロールはこのスクリーニング研
究で試験した化合物のなかでは最も強力な化合物であつ
た。ビタミンD−22−アルコール及びビタミンD−2
2−アルデヒド類似体もまたともにプロゲステロンレセ
プターとの結合に競争したが、20−オキソ−プレグナ
カルシフェロールよりも低度であった。
【0033】
【表1】
【0034】治療目的には、本発明の新規な化合物はこ
の技術分野公知の従来の方法により無害の溶媒中の溶
液、適当な無害の溶媒または担体中での乳剤、懸濁液ま
たは分散液、または固体担体を含有する丸薬、錠剤また
はカプセルとして処方することができる。局所処置に
は、これら化合物は経皮膚処方に適したクリーム、軟膏
または同様なベヒクルとして有利に処方される。そのよ
うなどの処方もまた安定剤、耐酸化剤、結合剤、着色剤
または風味変性剤などの他の薬学的に許容される無毒の
付形剤を含んでいてよい。
【0035】これら化合物は適当な無菌溶液で注射また
は静脈注射により、または消化管を経る経口剤として、
または適当な経皮膚貼り薬として有利に投与される。分
娩調節目的には本発明の化合物はプロゲステロンレセプ
ター(PR)に結合し、プロゲステロンとPRとの結合
阻止し妊娠を防止するか流産を招くように十分な用量で
対象体に投与される。適当な用量は1日当たりの量とし
て化合物0.1から20mg/kgであり、その用量は
この分野で周知のように対象体の応答ないし条件に応じ
て調整される。本発明を実施する種々の方式は特に本発
明とみなす主題を指摘し明白に主張した特許請求の範囲
の範囲内にあるものと期待される。
【0036】
【発明の効果】本発明の分娩調節剤は、プロゲストロン
に対しそのレセプターとの結合に競争する能力を有する
ビタミンD化合物を含んでなるので、メスの哺乳類の妊
娠を防止するか流産を招き、分娩調節剤として好適なも
のである。また本発明の分娩調節方法は、前記ビタミン
D化合物を投与することにより、メスの哺乳類の妊娠を
防止し又は流産を招くことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カト エル. ペルマン アメリカ合衆国 53711 ウイスコンシン マデイソン チッペバ コート 1 (72)発明者 ヒシヤム エム. ダーウイシュ アメリカ合衆国 53705 ウイスコンシン マデイソン サウス イエローストーン ドライブ 310 アパートメント ナン バー. 2

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メス哺乳類に対する分娩調節剤であっ
    て、前記哺乳類中でのプロゲステロンのプロゲステロン
    レセプターへの結合を阻止する十分な量のビタミンD化
    合物を含んでなることを特徴とする分娩調節剤。
  2. 【請求項2】 前記ビタミンD化合物が下記一般式を有
    する化合物から選ばれる請求項1記載の分娩調節剤。 【化1】 (式中、R1 及びR2 はそれぞれ水素原子を表わすかR
    1 及びR2 が一緒になって=CH2 を表わし、Rは−C
    OCH3 、−CHCH3 CHO、−CHCH3 CH2
    H、または−CH(CH32 を表わす。)
  3. 【請求項3】 前記ビタミンD化合物を、投与されるビ
    タミンD化合物に応じて1日当たり約0.1mg/kg
    から約20mg/kgの量で含んでなる請求項1記載の
    分娩調節剤。
  4. 【請求項4】 前記ビタミンD化合物が前記哺乳類に摂
    取可能でかつ無毒な液体ベヒクル中に含まれてなる請求
    項1記載の分娩調節剤。
  5. 【請求項5】 前記ビタミンD化合物が投与前に無毒の
    薬剤的に許容される担体と結合される請求項1記載の分
    娩調節剤。
  6. 【請求項6】 使用される前記ビタミンD化合物が20
    −オキソ−プレグナカルシフェロール、1α−ヒドロキ
    シ−20−オキソ−プレグナカルシフェロール、19−
    ノル−1α−ヒドロキシ−20−オキソ−プレグナカル
    シフェロール、22−オキソ−ホモプレグナカルシフェ
    ロール及び22−ヒドロキシ−ホモプレグナカルシフェ
    ロールからなる群から選ばれる請求項1記載の分娩調節
    剤。
  7. 【請求項7】 前記ビタミンD化合物を妊娠初期より前
    の女性に投与するための請求項1記載の分娩調節剤。
  8. 【請求項8】 前記ビタミンD化合物を妊娠初期に続い
    て女性に投与するための請求項1記載の分娩調節剤。
  9. 【請求項9】 ビタミンD化合物が徐放出処方された請
    求項1記載の分娩調節剤。
  10. 【請求項10】 ビタミンD化合物が1日当たり分割用
    量で処方された請求項1記載の分娩調節剤。
  11. 【請求項11】 メス哺乳類に対する分娩調節法であっ
    て、前記哺乳類中でのプロゲステロンのプロゲステロン
    レセプターへの結合を阻止する十分な量のビタミンD化
    合物を前記哺乳類に投与することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 前記ビタミンD化合物が下記一般式を
    有する化合物から選ばれる請求項11記載の方法。 【化2】 (式中、R1 及びR2 はそれぞれ水素原子を表わすかR
    1 及びR2 が一緒になって=CH2 を表わし、Rは−C
    OCH3 、−CHCH3 CHO、−CHCH3CH2
    H、または−CH(CH32 を表わす。)
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