JPH0781846A - 段巻きを行う巻取装置 - Google Patents

段巻きを行う巻取装置

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JPH0781846A
JPH0781846A JP25222993A JP25222993A JPH0781846A JP H0781846 A JPH0781846 A JP H0781846A JP 25222993 A JP25222993 A JP 25222993A JP 25222993 A JP25222993 A JP 25222993A JP H0781846 A JPH0781846 A JP H0781846A
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JP
Japan
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bobbin
doffing
pan
spindle shaft
winding
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JP25222993A
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English (en)
Inventor
Nobuo Umeda
信夫 梅田
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一本のスピンドル軸に複数段のパーンの如き
実ボビンを巻き形成する場合であっても、同じ高さで同
じチャック等を使って玉揚できるような段巻きを行う巻
取装置を提供する。 【構成】 上向きに突設されたスピンドル軸14にボビ
ン22を積み重ねて各ボビン22にパッケージ16,1
7を巻き形成する巻取装置において、ボビン22を前記
スピンドル軸14の所定位置まで移送するボビン昇降手
段34が設けられたものであり、下段の実ボビン16が
上段の実ボビン17があった高さまで持ち上げられ、同
じ高さで同じチャック等を使って玉揚できるようした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーン等の実ボビンを
複数段積み重ねて巻き形成するスピンドル軸の多数が上
向きに突設されたパーンワインダ等に対する玉揚を自動
的に行うのに適した巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばパーンワインダでは、フィラメン
ト糸がチーズ形状等に巻き形成されたパッケージをパー
ン形状のパッケージに巻き返して、フィラメント用ダブ
ルツイスターに供給することが行われる。そして、フィ
ラメント用ダブルツイスターでは、パーンから解舒され
る糸に2回撚りを施して、再びチーズ形状のパッケージ
を巻き形成する。
【0003】このようなパーンワインダは、巻き量が多
い大きなパッケージを巻き量が少ない小さなパーンに巻
き返すものであり、1本のスピドル軸で一個のパーンを
巻き形成する構造にすると、スピンドル軸ばかりが多く
てバランスの悪い機械になる。そこで、一本のスピンド
ル軸に上下2段のようにパーンを複数段積み重ねて一度
に複数のパーンを巻き形成するものがある。
【0004】ところが、一本のスピンドル軸に対する上
下2段のパーンを自動的に玉揚しようとすると、上段の
パーンはそのボビンに拡縮自在なチャックを挿入して抜
き出すことができるが、下段のパーンは玉揚のための高
さ位置が変わるだけではなく、スピンドル軸がボビンか
ら突出しているため拡縮自在なチャックを挿入できず、
例えばボビン端の外周をチャックで把持するようにチャ
ックの形式を変える必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、一本のス
ピンドル軸に対して上下2段のパーンを巻き形成する
と、チャック形式や玉揚位置が異なる等のように上段の
パーンの玉揚動作と下段のパーンの玉揚動作が異なった
ものとなり、複雑な玉揚装置が必要となって、自動玉揚
の実現の妨げになっているという問題点を有していた。
【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、一本のスピンドル軸に複数段のパーンの如き実
ボビンを巻き形成する場合であっても、同じ高さで同じ
チャック等を使って玉揚できるような段巻きを行う巻取
装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するた
め、本発明の段巻きを行う巻取装置は、上向きに突設さ
れたスピンドル軸にボビンを積み重ねて各ボビンにパッ
ケージを巻き形成する巻取装置において、ボビンを前記
スピンドル軸の所定位置まで移送するボビン昇降手段が
設けられていることを要旨とするものである。具体的に
は、実ボビンを複数段積み重ねて巻き形成するスピンド
ル軸に挿入されるボビンの一端に切り欠きを設け、この
切り欠きに係合する開閉自在な爪部材を有するリフトテ
ーブルを前記スピンドル軸の多数に共通に設け、前記ス
ピンドル軸の回転させつつ閉じようとする前記爪部材を
前記切り欠きに係合させた後に該リフトテーブルを所要
ボビン長相当分だけ昇降させる昇降手段を設けてなる段
巻きを行うものである。
【0008】
【作用】ボビン一端の切り欠きに爪部材を係合させ、こ
の爪部材を有するリフトテーブルを所要ボビン長相当分
昇降させるような昇降手段によると、玉揚時には、上段
以外の実ボビンを上段位置の所定位置まで持ち上げられ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明の巻取装置が適用されるワインダ
の要部を示す正面図、図2は本発明の巻取装置が適用さ
れるワインダの要部の側面図、図3はスピンドル軸のボ
ビン保持機構を示す断面図、図4は搬送ユニットの構造
図である。
【0010】図1及び図2において、11はパーンワン
ダのスピンドル部分、12は搬送ユニットを示してお
り、図示例はスピンドル部分から搬送ユニットへの玉揚
状態を示している。
【0011】スピンドル部分11は、横枠13にスピン
ドル軸14を所定ピッチP毎に上向きに突設したもので
ある。スピンドル軸14は図示されない軸受で回転自在
であり、タンジェンシャルベルト15に転接して一斉に
回転する。このスピンドル軸14には、図示のように、
上下2段にボビン22が挿入され、保持機構18,19
ボビン22の回転方向の滑りを止めている。スピンドル
軸14の回転により、各ボビン22が糸が巻き取られ、
巻取パッケージとしてのパーン(実ボビン)16,17
が形成される。図3にあるように、保持機構18,19
は3つの円弧状ピース20と、三角おむすび形状のカム
21とからなっている。円弧状ピース20の内周にはカ
ム21の先端と係合する突起20aが設けられており、
カム21が軸22と共に矢印a方向に回転すると、カム
21の先端が突起20aを押し広げて、図3(b)のよ
うに、ピース20が径方向に移動し、図示されないボビ
ン内径を保持する。
【0012】搬送ユニット12は、細長い走行板25に
所定ピッチP毎にチャック(ボビン保持具)26を下向
きに突設したものである。チャック26は、ボビン22
内に挿入される拡縮部26aと、拡縮部26aを作動さ
せる基部26bとを有している。基部26b又は拡縮部
26aの軸先端がボビン22の端等で押されると、拡縮
部26bが縮小から拡大又は拡大から縮小へと交互に切
り換わるタイプのものであり、縮小状態の拡縮部26a
をボビン22内に挿入し、基部26aがボビン22の端
で押されると、拡縮部26aが拡大状態に切り換わり、
ボビン22を吊り上げることができる。
【0013】図4に示されるように、走行板25は例え
ば8個のチャック26を突設しており、連結板27で多
数の走行板25を連結することで、一度に数多くのパー
ン16,17を搬送できる。この走行板25の両側には
ローラ28,28が旋回自在に設けられ、このローラ2
8,28がレール29内を走行する。また、走行板25
の側面には駆動ゴムローラ30,30がレール29に一
定間隔で設けられており、走行板25は駆動ゴムローラ
30,30に挟まれて走行する。そして、このレール2
9の全体を矢印b方向に昇降させると、チャック26を
パーン16,17に挿入させることができる。
【0014】図1において、便宜的に、Aポジションの
スピンドル軸は上パーン17の玉揚状態を示し、Bポビ
ションのスピンドル軸は下パーン18の玉揚状態を示し
ている。Aポジションの上パーン17を一斉に玉揚する
ためには、搬送ユニット12を図示の状態から下降さ
せ、拡縮部26aをボビン22内に挿入する。そして、
基部26aをボビン22の上端に押し当てて拡縮部26
aを拡大させ、搬送ユニット12を上昇させると、上パ
ーン17は一斉に玉揚される。この時、スピンドル軸1
4の上端はボビン22の中程までしかなく、チャック2
6と干渉しない。しかし、残された下パーン18はスピ
ンドル軸14がボビン22から突出した状態で残り、チ
ャック26を挿入できない。
【0015】そのため、以下に詳述する玉揚補助装置1
0によって、下パーン16をBポジションのように、上
パーン17があった位置まで持ち上げる方向に移送す
る。すると、搬送ユニット12はAポジションの上パー
ン17と全く同じ工程で玉揚できる。
【0016】このような玉揚補助装置10を図1及び図
2により説明する。この玉揚補助装置10は、ボビン2
2の端に設けられた180°等分配置で下端開放のU字
状切り欠き31と、この切り欠き31に係合する開閉自
在な爪部材32と、この爪32部材を取り付け、多数の
スピンドル軸14に沿って設けられたリフトテーブル3
3と、このリフトテーブル33を昇降させるための昇降
手段としてのリンク機構34とを主要部分としてなって
いる。
【0017】リフトテーブル33はサイドフレーム35
内側に取り付けられたスライドバー36に沿って走行す
るスライド体37に横架されており、平行姿勢を保った
まま上下にスライド移動できる。リンク機構34は、サ
イドフレーム35間に設けられた押し引き用のバー38
に金具39を取り付け、リフトテーブル33の支点軸4
0と金具39の支点軸41の間に第1リンク42を設
け、更に第1リンク41中程の支点軸43と固定の横枠
13の延長部44の支点軸45と間に第2リンク46を
設けて構成されている。バー38を押し込み装置46で
実線位置まで押し込むと、リフトテーブル33は実線の
下限位置となる。押し込み装置47を解放状態にしてバ
ー38をスプリンング47で引き込むと、第1リンク4
2と第2リンク46とは立ち上がった状態になり、リフ
トテーブル33は二点鎖線の上限位置となる。
【0018】リフトテーブル33に取り付けられた爪部
材32は、一対の左右対象形状の爪51,51を軸52
につる巻きバネ53を介して先端取付のピン54が閉じ
る方向に付勢された状態で軸支して構成されている。こ
の爪51,51の下向き折り曲げ部は、共同でU字状の
突起55を形成している。そして、固定の横枠13に
は、このU字状の突起55が挟まれる2個のローラ56
を軸支するガイド57が固設されている。突起55がロ
ーラ56,56で挟まれている状態では、爪51,51
は開いている。リフトテーブル33が上昇し、突起55
がローラ56,56から離れると、つる巻きバネ53の
付勢力で爪51,51は閉じようとし、先端取付のピン
54が切り欠き31内に嵌まって係合状態になる。な
お、ピン54が切り欠き31を係合させるために、スピ
ンドル軸14をゆっくりと逆回転させておくと、図3の
保持機構は弛み、ピン54が切り欠き31に嵌まるとス
ピンドル軸14は空回りする。そして、リフトテーブル
33の上昇と共に、下パーン16が持ち上げられ、上パ
ーン17が位置していた高さで停止する。
【0019】つぎに、上述した玉揚補助装置10と搬送
ユニット12による玉揚方法を図1により説明する。通
常リンク機構34のバー38は押し込み装置47が解放
状態でありスプリング47の付勢力で押し込まれてお
り、リフトテーブル33は実線位置にあり、爪部材32
は開いており、スピンドル軸14の回転によるパーン1
6,17の巻き形成に支障がない。パーン16,17が
巻き形成されると、スピンドル軸14は停止する。そし
て、図示の位置に待機している搬送ユニット26が下降
してチャック26がAポジションの状態にある上パーン
17のボビン22内に入って、上パーン17のボビン2
2を内側から把持する。この時、必要に応じて、スピン
ドル軸14をタンジョンシャルベルト15の逆走行で逆
回転させ、保持機構19を弛める。そして、搬送ユニッ
ト26が上昇して上パーン17を一斉に玉揚する。
【0020】搬送ユニット26が上パーン17を搬送し
た後に、空の搬送ユニット26が図示の位置まで走行し
ている。それまでに、押し引き装置47がバー38を引
っ込め、リンク機構34によってリフトテーブル33は
図示の実線位置から上昇し始める。同時に、スピンドル
軸14をゆっくり逆回転さておく。やがて、爪部材5
1,51のU字状の突起55がローラ56,56から離
れ、つる巻きバネ53の付勢力で爪部材51,51が閉
じ、先端のピン54がボビン22の表面に当たる。ボビ
ン22はスピンドル軸14と共に回転しているので、ピ
ン54が切り欠き31に嵌まって係合する。すると、リ
フトテーブル33の上昇と共に、下パーン16が持ち上
げられ、Bポジションに図示されるような上パーン17
のあった位置に下パーン16が位置する状態になる。そ
して、搬送ユニット12が上述したのと同様の手順で下
パーン16の一斉玉揚を行う。このように、ワインダ側
に玉揚補助装置10を設けると、搬送ユニットの動作が
全く同じのまま、上下パーン16,17を玉揚すること
ができる。
【0021】なお、上述した玉揚補助装置10の昇降手
段はリンク機構に限らず、空圧シリンダによる昇降にし
てもよい。また、爪部材をボビンの切り欠きに係合させ
る開閉機構もリフトテーブル33の昇降と連動するもの
に限らず、別途のミニチュアシリンダで開閉させるもの
でもよい。
【0022】更に、この玉揚補助装置10の昇降手段は
実ボビンの玉揚のみならず、空ボビンの装着にも利用で
きる。搬送ユニット12が空ボビンをチャック26して
搬送し、スピンドル軸14の真上まで走行する。この時
玉揚補助装置10は上昇位置にあり、搬送ユニット12
が下降すると、空ボビンの下端が爪51に当たりチャッ
ク26が押し付けられて縮小し、空ボビンを離す。そし
て、玉揚補助装置10が下降し、空ボビンがスピンドル
14の下段位置に収まる。つぎに、搬送ユニット12が
次の空ボビンをチャックしてスピンドル軸14の真上ま
で走行し下降すると、下段の空ボビンに上段の空ボビン
が当たり、チャック26が押し付けられて縮小し、空ボ
ビンを離すと上段の所定位置になる。この上下のボビン
の装着に際しては、実ボビンと違ってスピンドル軸14
の回転は不要である。このように、搬送ユニットの動作
が全く同じのまま、上下の空ボビンも装着できる。
【0023】さらに、上述した玉揚装置による玉揚方法
が適用されるパーンワインダの全体を図5により説明す
る。図示のパーンワインダ1は背中合わせに各錘が配設
させ、一錘毎に2個の給糸パッケージ60,61が機台
62の奥方向にずらされて設置されている。この給糸パ
ッケージ60,61から解舒される各糸はテンサ63,
64を経てトラバーサ65の上下の糸ガイド66,67
を経て上下パーン16,17に至る。図1で説明したス
ピンドル部分11は高速回転しており、図5のトラバー
サ65は徐々に狭くなる区間Lの間で往復動しているた
め、図示の上下パーン16,17が巻き形成される。サ
イドフレーム35にはスライドガイド68が設けられ、
このスライドガイド68に沿って昇降するスライド体6
9に図2のレール29が取り付けられいる。そして、図
5の巻揚装置70で左右のレール29,29は同期的に
昇降し、チャック26が上パーン17を玉揚できる高さ
と、レール29,29が固定の循環レール3に接続され
る高さの間の切り換えができる。玉揚後の搬送ユニット
12(図4参照)は循環レール3に沿って搬送される。
【0024】図6は上述した循環レール3による搬送ユ
ニットの走行ライン図である。図6において、1はパー
ンワインダ、2はダブルツイスターであり、両者は図4
のような搬送ユニットが走行する循環レール3で接続さ
れている。29は図5の昇降自在なレールであり、71
はダブルツイスター2に対して昇降自在なレールであ
る。また、循環レール3は、搬送ユニットを止めておく
レール4,5,6を有している。レール4にはダブルツ
イスター2のスピンドルに装着されるテンサーを着脱す
る搬送ユニットが止まっており、レール5には図4の如
き空のチャックを有する搬送ユニットが止まっており、
レール6にはダブルツイスター2上がりのパッケージに
対するハンガーを有する搬送ユニットが止まっている。
【0025】ダブルツイスター2で巻き上げられたパッ
ケージが玉揚時期に至ると、レール4の搬送ユニットが
昇降レール71に入り、スピンドルのテンサを保持して
元のレール4に戻る。つぎに、レール6からの搬送ユニ
ットが紙管を保持して昇降レール71に至り、自動又は
マニュアルでダブルツイスター2上がりの玉揚に対して
満管と紙管の交換が行われる。そして、レール4のテン
サを保持した搬送ユニットが昇降レール71に入ってテ
ンサを装着する。
【0026】また、レール5の空のチャックを有する搬
送ユニットはダブルツイスター2の昇降レール71に入
って空パーン(ボビン)を保持し、パーンワインダ1の
入口で待機している。また、パーンワインダ1のレール
29,29に空のチャックを有する搬送ユニットが入っ
ており、図1で説明した手順で上下パーンの玉揚を行
う。パーンを保持した搬送ユニットは昇降レール71に
入って、パーンをダブルツイスター2に移載する。そし
て、パーンワインダ1のレール29,29には空パーン
(ボビン)を保持する搬送ユニットが入って空パーンを
図1のスピンドル軸14に挿入する。このように、搬送
ユニットが循環するレールによりパーンワインダとダブ
ルツイスターを接続すると、パーンワインダの玉揚と、
ダブルツイスターへのパーン供給を自動的に行うことが
できる。
【0027】なお、図1及び図2の玉揚装置による玉揚
方法は、パーンワインダに限らず、スピンドル軸に複数
の実ボビンを積み重ね状態で巻き形成するワインダを有
するものであれば、種々の紡績機械に適用できる。
【0028】
【発明の効果】本発明の段巻きを行う巻取装置は、ボビ
ン一端の切り欠きに爪部材を係合させ、この爪部材を有
するリフトテーブルを所要ボビン長相当分昇降させるよ
うな昇降手段によって、上段以外の実ボビンを上段位置
まで持ち上げるものであり、玉揚装置側は同じ高さ位置
で同じチャックを用いて複数段のパッケージの玉揚動作
を行うことができる。そのため、玉揚装置を簡単なもの
にすることができ、例えばレール内を走行する搬送ユニ
ットにチャックを突設した玉揚装置が使用可能になる。
また、地上を走行する玉揚装置であっても、その動作が
単純化され、構造が簡単な玉揚装置を使用できる。さら
に、玉揚装置を用いる場合に限らず、手作業でボビンを
交換する場合でも楽に効率よく行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻取装置が適用されるワインダの正面
図である。
【図2】本発明の巻取装置が適用されるワインダの側面
図である。
【図3】スピンドル軸の保持機構の断面図である。
【図4】搬送ユニットの構造図である。
【図5】パーンワインダの側面図である。
【図6】搬送ユニットの走行ライン図である。
【符号の説明】
11 スピンドル部(パーンワインダ) 14 スピンドル軸 16,17 パーン(実ボビン) 22 ボビン 31 切り欠き 33 リフトテーブル 34 リンク機構(昇降手段) 51 爪部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上向きに突設されたスピンドル軸にボビ
    ンを積み重ねて各ボビンにパッケージを巻き形成する巻
    取装置において、ボビンを前記スピンドル軸の所定位置
    まで移送するボビン昇降手段が設けられていることを特
    徴とする段巻きを行う巻取装置。
  2. 【請求項2】 実ボビンを複数段積み重ねて巻き形成す
    るスピンドル軸に挿入されるボビンの一端に切り欠きを
    設け、この切り欠きに係合する開閉自在な爪部材を有す
    るリフトテーブルを前記スピンドル軸の多数に共通に設
    け、前記スピンドル軸の回転させつつ閉じようとする前
    記爪部材を前記切り欠きに係合させた後に該リフトテー
    ブルを所要ボビン長相当分だけ昇降させる昇降手段を設
    けてなる段巻きを行う巻取装置。
JP25222993A 1993-09-13 1993-09-13 段巻きを行う巻取装置 Pending JPH0781846A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS627645U (ja) * 1985-06-25 1987-01-17
JPH05770A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Murata Mach Ltd ワインダーとダブルツイスターの連結装置

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