JPH0781633A - 歩行型作業機用スタンド - Google Patents

歩行型作業機用スタンド

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JPH0781633A
JPH0781633A JP23318693A JP23318693A JPH0781633A JP H0781633 A JPH0781633 A JP H0781633A JP 23318693 A JP23318693 A JP 23318693A JP 23318693 A JP23318693 A JP 23318693A JP H0781633 A JPH0781633 A JP H0781633A
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stand
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Shinichiro Inoue
信一郎 井上
Tadashi Yaguchi
忠 矢口
Hiroshi Tazawa
博 田沢
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Kubota Corp
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃やすと有毒なガスが出て、焼却するにして
も再利用するにしても公害問題が生じる発泡スチロール
製の積載手段に代わり、用済み後における処分が簡単で
公害問題なく行える歩行型作業機用の積載手段を得る。 【構成】 機体前端のエンジン搭載台4の左右に亘る状
態で取付けられたプロテクター8に固定及び取外し自在
な板金製の取付部1と、この取付部1に溶着される丸パ
イプ製の接地部2とから成り、取付部1のプロテクター
8へのボルト固定によって機体が倒立した姿勢で接地部
2が接地する立置き状態が現出可能となるように、逆T
字状に取付部1を接地部2に溶着して左右のスタンド
L,Rを作成する。トラック荷台に釘6で接地部2を固
定し、立積み状態で歩行型田植機を運送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩行型田植機や歩行型
耕耘機、或いはバインダー等の歩行型作業機の運送用の
積載手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、歩行型田植機をトラック自動車
で運送する場合、荷台への積載台数を多くするために機
体を倒立させた立積み姿勢とするのが一般的であり、従
来では、機体前部の形状に合わせた凹入部が形成された
大型の発砲スチロール塊に機体前部を入込むことで安定
倒立させ、発砲スチロール塊ごとトラック荷台に積込
む、という積載手段を採っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の発泡材による積
載手段では、発砲スチロールが緩衝部材となって振動や
衝撃を田植機へ伝達し難いという利点を有していたので
あるが、寿命によって処分するときに難点があった。す
なわち、発泡材は溶かすと有毒なガスが出るため、焼却
するにしても再利用するにしても公害問題が生じるとい
う懸念があり、積載手段のリサイクルの点で改善の余地
があって代替品が望まれていた。本発明は、用済み後に
おける処分が簡単で公害問題なく行える歩行型作業機用
の積載手段を開発する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、機体フレーム前端部の左右側方に形成された
被装着部に固定及び取外し自在な取付部と、この取付部
に固定される接地部とから成り、取付部の被装着部への
固定によって機体が倒立した姿勢で接地部が接地する立
置き状態が現出可能となるように、取付部を接地部に固
定して歩行型作業機用スタンドを構成してあることを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】図6、図7を参照して説明すると、屈曲形成さ
れた鉄板による取付部1と丸パイプによる接地部2とを
溶着してスタンドLが構成されている。この構成ではス
タンドL全体が金属製であるから、不要になった場合の
処分や再利用の点で問題がないとともに、発泡スチロー
ル塊製に比べて嵩が小さくなり、取外しての載置や格納
の点で有利になる。そして、図2に示すように、歩行型
田植機のエンジン搭載フレーム4前端の左右にスタンド
L,Rを装着して、機体を倒立させた立置き状態にする
ことができる。従って、接地部2を釘やボルト等で荷台
に固定することで広い接地間隔による安定した立積み姿
勢でトラック自動車に積載できるようになる。又、木材
でスタンドを構成した場合でも、再利用や焼却の処分が
容易である。
【0006】
【発明の効果】従って、機体の強度メンバに対して装脱
できるスタンドを、必要最小限度の部品構成によって、
かつ、一般的な構造用材料で構成することにより、用済
み後の焼却や分解、並びに再利用といった処分が容易で
公害問題の先ず生じないものにでき、歩行型作業機を立
てた状態での積載手段を環境破壊のない好ましい状態で
提供できた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図6〜図8に、歩行型田植機用のスタンドLが
示されている。このスタンドLは、板金製の取付部1に
丸パイプ製の接地部2を溶接して構成されている。接地
部2は、一端を80度前後の角度で上方に屈曲して成る
作用部分2aに形成してあるとともに、他端は真っ直ぐ
な水平部分2bに形成し、かつ、先端下面を若干凹まし
て丸みを付けてある。
【0008】取付部1は、接地部2の中間部に形成され
た凹まし傾斜面2cに溶接される断面コ字状の脚部材1
aに、ボルト孔3が形成された断面コ字状の先端部材1
bを溶接固定してあるとともに、脚部材1aの内側部位
に、脚部材1aと先端部材1bに跨がって溶接される接
当部材1cを配置してある。又、取付部1は接地部2に
対して、側面視で90度から少し作用部分2a側に傾い
た状態で固定されている。尚、上記スタンドLは左側の
ものであり、鏡面対象形状のスタンドR(構造はスタン
ドLと同じ)との対で1台分の積載台機能を出すもので
ある。
【0009】図2に左右のスタンドL,Rを用いて歩行
型田植機を立置きした状態が示されている。つまり、図
4、図5に示すように、エンジンEの搭載台4前部の左
右に取付部1をボルト止めすることにより、左右の接地
部2,2の接地によって倒立した田植機体を立置きでき
るのである。尚、場合によては、車輪11やチェーンケ
ース12、あるいはフロート13等を外した状態でもス
タンドL,Rを用いて立置きできる。
【0010】左右のスタンドL,Rによる積載手順は、
先ず、通常姿勢の歩行型田植機にスタンドL,Rを、そ
の作用部分2aが下となる状態で装着し、次いで操縦ハ
ンドル5を上方に持ち上げると、作用部分2aの大きい
曲率の屈曲部分でもって円滑に機体を倒立姿勢に移行で
きるのである。この立積み姿勢ではプロテクター8の段
部が接当部材1cに接当して受止められている。そし
て、接地部2の前後に貫通形成された設置用孔2dを通
して釘6でトラック荷台の上に付設された木製の載置台
7に固定するのである。釘6と設置用孔2dとのガタ、
及び釘6の変形や接地部2の弾性変形によって運送中の
振動やショックが吸収され、田植機体に伝わり難いよう
に配慮されている。
【0011】ここで、取付部1と機体との詳細な取付構
造は、図4に示すように、搭載台4の前部には、ウェイ
ト9の左右に回込む形状のプロテクター8が固定されて
おり、このプロテクター8側部の上下面夫々が、丁度先
端部材1bの折曲げ内面に沿う回り止め状態で、その先
端部材1bをボルト孔3をしてプロテクター8側面のナ
ット部10にボルト止めする構造である。又、場合によ
っては、図3に示すように受台14を介装することで、
機体が横向き姿勢のままで平積みすることもあるため、
作用部分2aの先端にも釘6のための設置用孔2dが形
成されている。尚、参考として図1にスタンドL,Rを
装着しない田植え作業状態の歩行型田植機を示してあ
り、15は田面である。
【0012】〔別実施例〕図9に示すように、ショック
吸収作用を強化するために、立積み状態において接地部
2を、その中間部分が盛り上がるように屈曲してある構
造のスタンドL,Rでも良い。又、真っ直ぐなパイプに
よる接地部2を備えたものや、左右のスタンドL,Rの
接地部2どうしをU又はO形状の屈曲パイプで一体構成
した左右一体型スタンドでも良い。又、取付部1の機体
への取付け箇所は、エンジン搭載台4自体やその他の強
度部材でも良く、それらを総称して「機体フレームF」
と呼ぶとともに、プロテクター8や搭載台4等を総称し
て「被装着部S」と呼ぶものである。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植え状態の歩行型田植機の側面図
【図2】歩行型田植機の立積み状態を示す側面図
【図3】歩行型田植機の平積み状態を示す側面図
【図4】スタンドの装着構造を示す要部の拡大側面図
【図5】スタンド装着部分の拡大正面図
【図6】スタンドの構造を示す側面図
【図7】スタンドの構造を示す平面図
【図8】取付部と接地部との接合部分を示す一部切欠き
正面図
【図9】スタンドの別構造を示す立置き姿勢の田植機の
側面図
【符号の説明】
1 取付部 2 接地部 S 被装着部 F 機体フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体フレーム(F)前端部の左右側方に
    形成された被装着部(S)に固定及び取外し自在な取付
    部(1)と、この取付部(1)に固定される接地部
    (2)とから成り、前記取付部(1)の前記被装着部
    (S)への固定によって機体が倒立した姿勢で前記接地
    部(2)が接地する立置き状態が現出可能となるよう
    に、前記取付部(1)を前記接地部(2)に固定してあ
    る歩行型作業機用スタンド。
JP05233186A 1993-09-20 1993-09-20 歩行型作業機用スタンド Expired - Fee Related JP3129891B2 (ja)

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