JPH0781173A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0781173A
JPH0781173A JP18439793A JP18439793A JPH0781173A JP H0781173 A JPH0781173 A JP H0781173A JP 18439793 A JP18439793 A JP 18439793A JP 18439793 A JP18439793 A JP 18439793A JP H0781173 A JPH0781173 A JP H0781173A
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recording
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head
cable
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JP18439793A
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Tsutomu Kawai
力 河合
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録ヘッドの電気接続部やクランプ機構が設け
られていたキャリッジを省略して部品点数および組み立
て工数の削減を図るとともに、記録ヘッドの移動負荷を
減少させて記録ヘッドの移動速度および記録速度を向上
させる。 【構成】記録ヘッド2をガイドレール8、9で移動可能
に案内支持し、記録ヘッド2に信号を伝送するためのフ
レキシブルケーブル23を着脱可能に記録ヘッド2に接
続し、記録ヘッド2を移動させるためのワイヤ7にジョ
ント部材26を結合し、該ジョント部材26を介してワ
イヤ7を記録ヘッド2にワンタッチで着脱可能に連結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被記録材に沿って移動
する記録手段により記録を行なう記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、複写機、ファクシミリ等の
機能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワー
ドプロセッサ等を含む複合機やワークステーションの出
力機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づい
て用紙やプラスチック薄板(OHPなど)等の被記録材
(記録媒体)に画像(文字や記号なども含む)を記録し
ていくように構成されている。前記記録装置は、使用す
る記録手段の記録方式により、インクジェット式、ワイ
ヤドット式、感熱式、熱転写式、レーザービーム式等に
分けることができる。
【0003】被記録材の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査する記録方式を採るシリアルタイプの
記録装置においては、被記録材を所定の記録位置にセッ
トした後、被記録材に沿って移動(主走査)するキャリ
ッジ上に搭載した記録手段(記録ヘッド)によって画像
(文字や記号等を含む)を記録し、1行分の記録を終了
した後に所定量の紙送り(副走査)を行ない、その後に
次の行の画像を記録(主走査)するという動作を繰り返
すことにより、被記録材の所望範囲に画像が記録され
る。一方、被記録材を搬送方向に送る副走査のみで記録
するラインタイプの記録装置においては、被記録材を所
定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を連続
的に行ないながら所定量の紙送り(ピッチ送り)を行な
い、被記録材の全体に画像が記録される。
【0004】そのうち、インクジェット式(インクジェ
ット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から被記録
材にインクを吐出して記録を行なうものであり、記録手
段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で
記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせず
に記録することができ、ランニングコストが安く、ノン
インパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色
のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であ
るなどの利点を有している。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、一層のコンパクト化を図ることができる。ま
た、IC技術やマイクロ加工技術の長所を活用すること
により、記録手段の長尺化や面状化(2次元化)が容易
であり、記録手段のフルマルチ化および高密度実装化も
容易である。
【0006】従来、シリアルタイプの記録装置(特にイ
ンクジェット記録装置)においては、ディスポーザブル
(使い捨て式または交換可能な)記録ヘッドをキャリッ
ジ部材に搭載する場合、該キャリッジに設けたレバーな
どの掛止手段を操作することにより、該キャリッジ部材
の接点部と記録ヘッドの接点部を圧接させて電気接続を
形成しながら、記録ヘッドをキャリッジ上にクランプす
るという、複雑な機構が使用されていた。
【0007】また、従来、シリアルタイプの記録装置に
おいては、キャリッジに設けられたケーブルコンタトク
支持部で背面を支持されたラバーパットとキャリッジに
位置決め装着された記録手段のヘッド基板とによりフレ
キシブルケーブルの接点部を挟圧して電気接続を得るケ
ーブルコンタクトを構成することが行なわれており、こ
のようなケーブルコンタクトを構成する場合、キャリッ
ジ上に一体に形成される前記ケーブルコンタトク支持部
は、リブ等の補強構造を多数箇所に設けた高い剛性の成
形部分で形成されていた。
【0008】さらに、従来、シリアルタイプの記録装置
においては、キャリッジに設けられたケーブルコンタク
ト支持部とキャリッジに位置決め装着された記録手段の
ヘッド基板との間でフレキシブルケーブルの接点部を挟
圧して電気接続を得るケーブルコンタクトを構成するこ
とが行なわれており、このようなケーブルコンタクトを
構成する場合、キャリッジに剛性の高いケーブルコンタ
クト支持部を設け、スプリング部材、カム部材またはレ
バー部材などを用いたヘッドクランピング機構を設け、
キャリッジの複数箇所に形成された位置決め部所と前記
ケーブルコンタクト支持部にヘッドカートリッジ(交換
可能な記録ヘッド)を押し付ける構造が採られていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディス
ポーザブル記録ヘッドをキャリッジに搭載する従来の記
録装置にあっては、ディスポーザブル記録ヘッドに加え
て、キャリッジ、ヘッドクランプ部材、フレキシブルケ
ーブルのコンタクト部材などを移動させるため、移動質
量が大きくなり、キャリッジモータの負荷が大きくなっ
たり、加減速度制御の速度が遅くなったり、記録速度が
遅くなってしまうなどの不都合があった。また、キャリ
ッジには、記録ヘッドの位置決め、記録ヘッドの取付け
クランプ、フレキシブルケーブルとのコンタクト、キャ
リッジモータ動力の伝達などのための複雑な機構が必要
であり、部品や組み立てのコストが高いという不都合も
あった。
【0010】また、キャリッジに一体成形された剛性の
高いケーブルコンタトク支持部を使用して上記ケーブル
コンタクトを構成する従来の上記記録装置にあっては、
ヘッド基板の接点配置に片寄りがあり、ラバーパットの
接点密度の高い所に接点荷重が集中し、接点密度の疎な
所の接点圧が弱まることがあり、コンタクト不良が発生
することがあった。
【0011】さらに、キャリッジに一体成形された剛性
の高いケーブルコンタトク支持部の他にスプリング部
材、カム部材またはレバー部材などを用いて、ヘッドカ
ートリッジを複数箇所に押し付けて位置決めクランプす
る構成を有する従来の上記記録装置にあっては、ヘッド
クランピング機構部分が複雑で、部品点数も多くコスト
が嵩むという課題、ヘッドクランピング機構部分をヘッ
ドカートリッジの周囲に設ける必要があるために、キャ
リッジ寸法が大きくなり、記録装置が大型になるという
課題、ヘッドクランピング機構部分の質量までもキャリ
ッジ移動の負荷になるという課題、ヘッドクランピング
操作としてヘッドカートリッジのラフセットとレバー操
作による位置決めセットが必要であり、ワンタッチ操作
が困難であるという課題、フレキシブルケーブルとヘッ
ド基板との間に接点復活動作がなくコンタクト不良が多
いという課題があった。
【0012】
【課題解決のための手段】請求項1の発明は、記録手段
を移動させながら被記録材に記録する記録装置におい
て、キャリッジを使わずに記録手段をガイドレールに沿
って往復移動可能に案内支持し、装置本体と電気的に接
続するためのフレキシブルケーブルを記録手段に接続
し、記録手段を往復移動させる駆動力伝達部材としての
ベルトまたはワイヤにクランパを設け、該クランパによ
り前記ベルトまたはワイヤを記録手段にワンタッチで着
脱可能にする構成を採ることにより、記録手段の移動負
荷が低減することから記録手段の移動速度および記録速
度を容易に向上させることができ、記録手段の電気接続
部やクランプ機構が設けられていたキャリッジを省略す
ることから部品点数および組み立て工数の削減並びにコ
ストダウンを図ることができる記録装置を提供するもの
である。
【0013】請求項2の発明は、キャリッジに搭載した
記録手段により被記録材に記録する記録装置において、
キャリッジに設けられたケーブルコンタクト支持部で背
面を支持されたラバーパットとキャリッジに位置決め装
着された記録手段のヘッド基板とによりフレキシブルケ
ーブルの接点部を挟圧して電気接続を得るケーブルコン
タクトを有し、前記ケーブルコンタクト支持部が前記接
点部の挟圧力により弾性変位する構成を採ることによ
り、接点荷重が集中する部分でケーブルコンタクト支持
部を逃がして、接点荷重が疎な部分でのコンタクト不良
を無くすことが可能なケーブルコンタクトを有する記録
装置を提供するものである。
【0014】請求項3の発明は、キャリッジに搭載した
記録手段により被記録材に記録する記録装置において、
キャリッジに設けられたケーブルコンタクト支持部とキ
ャリッジに位置決め装着された記録手段のヘッド基板と
の間でフレキシブルケーブルの接点部を挟圧して電気接
続を得るケーブルコンタクトを有し、前記ケーブルコン
タクト支持部は、記録手段が装着されない自由状態では
その上部がヘッド基板側に向かう方向に傾斜し、記録手
段が位置決め装着された時に該ヘッド基板と平行になる
ような弾性を有する構成を採ることにより、ケーブルコ
ンタクト支持部のバネ作用を利用して記録手段をラフセ
ット無しで直ちにワンタッチでクランピングすることが
でき、クランピング時とルーズ状態とでケーブルコンタ
クトの接触点がわずかにずれるために接点復活動作を利
用して電気接触を常に良好に維持し得るケーブルコンタ
クトを有する記録装置を提供するものである。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を適用するのに好適な記録装置の構
成例を示す模式的斜視図であり、本実施例は記録装置が
インクジェット記録装置である場合を示す。なお、以下
の各図面における同一符号は、それぞれ同一または対応
部分を示すものである。図1において、図示の記録装置
1では記録手段(記録ヘッド)2がキャリッジ5に位置
決め搭載されており、該キャリッジ5は、キャリッジモ
ータ6の駆動力を伝達するためのワイヤまたはベルト等
の駆動力伝達手段7に連結されるとともに、互いに平行
に配設された2本のガイドレール8、9に沿って往復移
動可能に案内支持されている。前記記録ヘッド2として
は、インク吐出部3とインク貯留部(インクタンク部)
4とを一体化したディスポーザブル(使い捨て式)の交
換可能なヘッドカートリッジが使用されている。
【0016】なお、図1の記録装置では、ガイドレール
8、9に沿って移動するキャリッジ5の上に記録ヘッド
2を搭載しているが、キャリッジ5を使用せずに、記録
ヘッド2を直接ガイドレール8、9で案内支持する構成
にしてもよい。その場合には、ワイヤまたはベルト等の
駆動力伝達部材7も記録ヘッド2に直接連結されること
になる。さらに、装置本体の制御回路から記録ヘッド2
へ電気信号を伝送するためのフレキシブルケーブルも、
その接点部を記録ヘッド2のヘッド基板に直接的に接続
されることになる。
【0017】前記記録ヘッド2は、熱エネルギーを利用
してインクを吐出するインクジェット記録手段であっ
て、熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備え
たものである。また、前記記録ヘッド2は、前記電気熱
変換体によって印加される熱エネルギーにより生じる膜
沸騰による気泡の成長、収縮によって生じる圧力変化を
利用して、吐出口よりインクを吐出させ、記録を行なう
ものである。
【0018】図2は、前記記録手段(記録ヘッド)2の
インク吐出部の構造を模式的に示す部分斜視図である。
図2において、被記録材と所定の隙間(例えば、約0.
5〜2.0ミリ程度)をおいて対面する吐出口面81に
は、所定のピッチで複数の吐出口82が形成され、共通
液室83と各吐出口82とを連通する各液路84の壁面
に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するための電
気熱変換体(発熱抵抗体など)85が配設されている。
本例においては、記録ヘッド2は、前記吐出口82がキ
ャリッジ5の走査方向と交叉する方向に並ぶような位置
関係で、該キャリッジ5に搭載されている。こうして、
画像信号または吐出信号に基づいて対応する電気熱変換
体85を駆動(通電)して、液路84内のインクを膜沸
騰させ、その時に発生する圧力によって吐出口82から
インクを吐出させる記録ヘッド2が構成されている。
【0019】図1において、記録ヘッド(ヘッドカート
リッジ)2の吐出口面81と対向する位置にはプラテン
10が配設されており、記録部へ送給される被記録材は
該プラテン10の表面(プラテン面)によって位置決め
された状態で記録ヘッド2により記録される。すなわ
ち、前記プラテン10に保持された被記録材に記録し、
1行分の記録を行なうごとに被記録材を所定量ピッチ搬
送(紙送り)して再び次の1行を記録し、以下このよう
な記録動作を繰り返して被記録材の全域に画像を記録し
ていく。
【0020】図1のインクジェット記録装置において、
記録ヘッド2の往復移動範囲内であって記録領域を外れ
た所定位置(例えば、ホームポジション)には、記録ヘ
ッド2の吐出不良を解消するための回復装置11が配設
されている。この回復装置11は、記録ヘッド2の吐出
口面81に対して、回復モータ12により伝動機構13
を介して接触離反方向に駆動される。この回復装置11
の前面には、吐出口面81をキャッピング(密閉)する
ためのキャップ14が設けられている。前記回復装置1
1は、キャップ14で吐出口面81を密閉するとともに
各吐出口82からインクを強制的に排出させ得るように
構成されている。この場合のインクの強制的な排出は、
キャップ14に接続された吸引ポンプによるインク吸引
動作、あるいはインク供給経路内の加圧手段によるイン
ク圧送動作などによって行われる。こうしてインクを吸
引することにより、各吐出口82内の増粘インク、固着
インク、ゴミ、気泡などの異物をインクとともに排出
し、それによって記録ヘッド2のインク吐出機能を正常
状態に回復または維持することができる。
【0021】さらに、前記回復装置11の記録領域側の
側面には、シリコンゴム等のゴム状弾性体の板材で形成
されたワイピングブレード15が配設されている。この
ワイピングブレード15も前記回復モータ12および伝
動機構13によって前後方向に移動可能であり、前進位
置では前記吐出口面81と接触する。このワイピングブ
レード15は、記録ヘッド2の吐出口面81に付着した
インク、増粘インク、塵埃等を拭き取り除去することに
より、これらの付着物によるインクの吐出不良を防止す
るものである。
【0022】図3は請求項1の発明を適用した記録装置
の一実施例の要部構成を示す斜視図である。図3におい
て、ディスポーザブル(交換可能)な記録ヘッド(ヘッ
ドカートリッジ)2は、キャリッジを使用せずに、直接
的にガイドレール8に沿って往復移動可能に案内支持さ
れている。記録ヘッド2のヘッド基板21にはコネクタ
ー22が設けられている。前記ヘッド基板21は記録ヘ
ッド2の内部に収納されているが、前記コネクター22
は図示のように記録ヘッド2の表面から露出している。
そして、装置本体側の制御回路と前記ヘッド基板21を
結ぶフレキシブルケーブル23の接続部24は前記コネ
クター22に対し着脱自在に接続されている。
【0023】図3において、記録ヘッド2は、駆動モー
タ(図1中のキャリッジモータ6に相当)により、駆動
力伝達部材としてのワイヤ(またはベルト)7を介し
て、前記ガイドレール8に沿って往復移動させられる。
前記駆動力伝達部材(ワイヤまたはベルト)7には記録
ヘッド2と連結するためのクランパ25が設けられ、該
前記駆動力伝達部材7は該クランパ25により記録ヘッ
ド2にワンタッチで着脱可能に連結されている。図3中
の符号16は前記ワイヤまたはベルト等から成る駆動力
伝達部材7を張設するためのプーリである。
【0024】図4は図3中の矢視線4−4から見て前記
クランパ25の構造を示す部分断面図である。図4にお
いて、クランパ25は、駆動力伝達部材7に結合される
とともに記録ヘッド2に対して着脱自在に装着されるジ
ョント部材26を備えている。このジョント部材26に
は、記録ヘッド2のスナップ穴27にワンタッチで着脱
可能な形状をしたスナップ部28と、記録ヘッド2の回
り止め穴29と係合する回り止め突起30が設けられて
いる。
【0025】図5は図3中のクランパ25の別の構造例
を示す部分断面図である。図5において、駆動力伝達部
材(ワイヤまたはベルト等)7に結合されたジョント部
材26は軟鉄等の磁性材で形成されており、記録ヘッド
2内にはマグネット31が埋め込まれており、本実施例
では、磁石吸引力(マグネットスナップ)を利用して駆
動力伝達部材7を記録ヘッド2に対して着脱自在に連結
するように構成されている。前記磁性材のジョント部材
26には複数の凸部32が形成され、前記記録ヘッド2
の対応箇所にはその表面から前記マグネット31へ至る
通孔33が形成され、前記複数の凸部32を前記各通孔
33に嵌合させて吸引させることにより、前記ジョント
部材26を位置決め連結するように構成されている。
【0026】以上図3〜図5で説明した実施例によれ
ば、キャリッジを廃止し、記録ヘッド2にフレキシブル
ケーブル23を直接的に着脱可能に接続し、さらに駆動
力伝達部材(ワイヤ、ベルト等)7もワンタッチで記録
ヘッド2に着脱可能にしたので、記録ヘッド2を移動さ
せる時の慣性質量を減少させて移動の高速化が可能とな
り、記録ヘッド2側の電気接続部や駆動力伝達部材連結
部などが設けられるキャリッジが無いことから、部品点
数の削減、組み立て工数の低減、コストの節減を図るこ
とが可能になった。
【0027】図6は請求項2の発明を適用した記録装置
の一実施例の要部構成を示す斜視図である。図6におい
て、キャリッジ5上には、記録装置の制御回路と記録ヘ
ッド2のヘッド基板45とを電気接続するためのフレキ
シブルケーブル41を接続するためのケーブルコンタク
ト40が構成されている。フレキシブルケーブル41の
接点部42は、ラバーパット43を介して、キャリッジ
5に一体成形で形成されたケーブルコンタクト支持部4
4に取り付けられている。記録ヘッド2のヘッド基板4
5は、該記録ヘッド2をキャリッジ5上に位置決め装着
することにより、前記フレキシブルケーブル41の接点
部42に圧接され、電気接続される。
【0028】図6において、記録ヘッド(ヘッドカート
リッジ)2はキャリッジ5上に着脱自在に装着されるも
のであり、キャリッジ5上における記録ヘッド2の位置
決め装着は、キャリッジ5に設けられたクランプ部材4
6、47および前記ケーブルコンタクト支持部44で該
記録ヘッド2をクランプすることにより行われる。そこ
で、前記ケーブルコンタクト支持部44は、キャリッジ
5と一体的に形成されるが、接点圧力で弾性変位するよ
うに板バネ状に形成されている。
【0029】すなわち、図6に示すキャリッジ5上のケ
ーブルコンタクト40は、キャリッジ5に設けられたケ
ーブルコンタクト支持部44で背面を支持されたラバー
パット43とキャリッジ5に位置決め装着された記録手
段2のヘッド基板45とによりフレキシブルケーブル4
1の接点部42を挟圧して電気的接続を形成し、かつ前
記ケーブルコンタクト支持部44が前記接点部42の挟
圧力により弾性変位するように構成されている。
【0030】図7は図6のケーブルコンタクト40の組
み立て状態を模式的に示す部分縦断面図であり、図8は
図6のケーブルコンタクト40において剛性のケーブル
コンタクト支持部48を設けた場合の組み立て状態を模
式的に示す部分縦断面図である。図7および図8におい
て、剛性の高いケーブルコンタトク支持部48を使用し
て上記ケーブルコンタクト40を構成すると、図8に示
すように、ヘッド基板45の接点配置に片寄りがあり、
ラバーパット43の接点密度の高い所に接点荷重が集中
した場合、接点密度の疎な場所の接点圧が弱まってコン
タクト不良が発生することがあるが、上記実施例では、
前記ケーブルコンタクト支持部44が前記接点部42の
挟圧力により弾性変位するように構成されているので、
図8に示すように、接点部が集中して接点荷重に粗密が
ある場合でも、前記ケーブルコンタクト支持部44の弾
性変位により集中部を逃がして接触圧を均一化すること
ができ、接点が疎な部分でのコンタクト不良を無くすこ
とができる。
【0031】なお、図6の実施例では、ケーブルコンタ
クト支持部44をキャリッジ5と一体成形で形成した
が、このケーブルコンタクト支持部44は板バネ材等の
別部材で形成したものをキャリッジ5に取り付けるよう
にしてもよい。また、前記ラバーパット43の接点側背
部のゴム支柱部の径を接点集中部では疎な部分のそれよ
り細くし、接点荷重の集中を緩和するように構成しても
よい。
【0032】図9は請求項3の発明を適用した記録装置
の一実施例の要部構成を示す斜視図である。図9におい
て、キャリッジ5上には、記録装置の制御回路と記録ヘ
ッド2のヘッド基板45とを電気接続するためのフレキ
シブルケーブル41を接続するためのケーブルコンタク
ト40が構成されている。フレキシブルケーブル41の
接点部42は、ラバーパット43を介して、キャリッジ
5と一体成形されたケーブルコンタクト支持部44に取
り付けられている。記録ヘッド2のヘッド基板45は、
該記録ヘッド2をキャリッジ5上に位置決め装着するこ
とにより、前記フレキシブルケーブル41の接点部42
に圧接され、電気接続される。
【0033】図9において、記録ヘッド(ヘッドカート
リッジ)2はキャリッジ5上に着脱自在に装着されるも
のであり、キャリッジ5上における記録ヘッド2の位置
決め装着は、キャリッジ5に設けられたクランプ部5
1、52、53および前記ケーブルコンタクト支持部4
4で該記録ヘッド2をクランプすることにより行われ
る。図10は記録ヘッド2をキャリッジ5上にクランピ
ングした状態を模式的に示す縦断面図である。
【0034】そこで、キャリッジ5と一体に形成された
前記ケーブルコンタクト支持部44は、記録ヘッド2が
装着されない自由状態ではその上部がヘッド基板45側
に向かう方向に傾斜している(図9中の実線)が、記録
ヘッド2がクランプ(位置決め装着)された状態(図9
中の二点鎖線および図10)では該ヘッド基板45と平
行になるような弾性を有する形状寸法を有している。こ
うして、記録ヘッド2をキャリッジ5に対してワンタッ
チで着脱(クランピング・アンクランピング)し得るよ
うに構成されている。
【0035】すなわち、図9および図10に示すキャリ
ッジ5上のケーブルコンタクト40においては、キャリ
ッジ5に設けられたケーブルコンタクト支持部44とキ
ャリッジ5に位置決め装着された記録ヘッド2のヘッド
基板45との間でフレキシブルケーブル41の接点部4
2を挟圧して電気的接続を形成するように構成され、さ
らに、前記ケーブルコンタクト支持部44は、記録ヘッ
ド2が装着されない自由状態ではその上部がヘッド基板
45側に向かう方向に傾斜し、記録ヘッド2が位置決め
装着された時に該ヘッド基板45と平行になるような弾
性を有する形状寸法となっている。
【0036】図11は請求項3の発明を適用した記録装
置の他の実施例の要部構成を示す斜視図である。図9の
実施例ではケーブルコンタクト支持部44をキャリッジ
5と一体に形成したが、図11の実施例では、キャリッ
ジ5とは別物の板バネで支持部材55を形成し、これを
ネジ56でキャリッジ5に固定する構成が採られてい
る。本実施例はこの点のみで図9の実施例と相違し、そ
の他の部分では実質上同じ構成を有している。
【0037】図12は請求項3の発明を適用した記録装
置のさらに他の実施例の要部構成を示す模式的縦断面図
である。本実施例では、記録ヘッド2に対するヘッド基
板45の取付けをゴム等の弾性部材57を介して行な
い、該記録ヘッド2のキャリッジ5上へのクランピング
を該弾性部材57の弾性力を利用して行なうように構成
されている。なお、このような弾性部材57を用いる場
合には、前記ケーブルコンタクト支持部44は剛性を有
する形状寸法にしてもよい。図12の構成は、以上の点
で図9または図11の実施例と相違するが、その他の部
分では実質上同じ構成を有している。
【0038】図9〜図12で説明した実施例によれば、
フレキシブルケーブル41をヘッド基板45に接続する
ためのケーブルコンタクト40が弾性力で傾斜可能な構
造にされ、記録ヘッド2を装着した時の上記弾性力によ
って該記録ヘッド2をクランピングするように構成した
ので、次のような効果が得られる。第1に、フレキシブ
ルケーブル41の接点部42とヘッド基板45の接点部
は、クランピング時とルーズ状態(自由状態)とで接触
点がわずかにずれるので、接点復活動作が得られ、良好
で確実なコンタクト性を得ることができる。第2に、記
録ヘッド2のクランピング機構を単純化することがで
き、コスト低減を図ることができる。第3に、ヘッドカ
ートリッジ2のクランピング部を該カートリッジ内に納
めることができ、記録装置の小型化を図ることができ
る。第4に、ヘッドカートリッジ2を持った手でそのま
まクランピングすることができ、ワンタッチ操作でヘッ
ドカートリッジ2の着脱を行なうことが可能となり、取
り扱い性を向上させることができる。
【0039】なお、前述の各実施例では、記録装置がイ
ンクジェット記録装置である場合を例に挙げて説明した
が、本発明は、ワイヤドット式、感熱式、熱転写式、レ
ーザービーム式等、他の記録方式の記録装置に対しても
同様に適用することができ、同様の効果が得られるもの
である。また、前述の各実施例では、1個の記録ヘッド
2で記録する場合を示したが、本発明は、異なる色で記
録する複数の記録ヘッドを備えたカラー記録装置、ある
いは色彩が同じで濃度が異なる記録を行なう複数の記録
ヘッドを用いる階調記録用の記録装置など、記録ヘッド
の数や種類にも関係なく、同様に適用することができ、
同様の作用効果を達成し得るものである。
【0040】さらに、本発明は、記録ヘッドとインクタ
ンクを一体化した交換可能なヘッドカートリッジを使用
する構成、あるいは記録ヘッドとインクタンクとを別部
品としてこれらをインクチューブ等で接続する構成な
ど、記録ヘッドおよびインクタンクの形態がどのような
場合にも、同様に適用することができ、同様の効果を達
成し得るものである。
【0041】なお、本発明は、インクジェット記録装置
の場合、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用
いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用でき
るが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出す
る方式のインクジェット記録装置において優れた効果を
もたらすものである。かかる方式によれば、記録の高密
度化、高精細化が達成できるからである。
【0042】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
【0043】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
【0044】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
【0045】さらに、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0046】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる記録ヘッドに対しての回復手段または予備的な補
助手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定で
きるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対しての、前述のようなキャッピング
手段、クリーニング手段、吸引回復手段の他に、加圧式
の回復手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別
の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定した
記録を行なうために有効である。
【0047】また、前述したように、搭載される記録ヘ
ッドの種類ないし個数についても、例えば、単色のイン
クに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や
濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けら
れるものであってもよい。すなわち、例えば、記録装置
の記録モードとしては、黒色等の主流色のみの記録モー
ドだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数
個の組み合わせによるか、いずれでもよいが、異なる色
の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも
一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0048】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0049】このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0050】さらに加えて、本発明によるインクジェッ
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、記録手段を移動させながら被記録材
に記録する記録装置において、キャリッジを使わずに記
録手段をガイドレールに沿って往復移動可能に案内支持
し、装置本体と電気的に接続するためのフレキシブルケ
ーブルを記録手段に接続し、記録手段を往復移動させる
駆動力伝達手段としてのベルトまたはワイヤにクランパ
を設け、該クランパにより前記ベルトまたはワイヤを記
録手段にワンタッチで着脱可能にする構成を採るので、
記録手段の移動負荷が低減することから記録手段の移動
速度および記録速度を容易に向上させることができ、記
録手段の電気接続部やクランプ機構が設けられていたキ
ャリッジを省略することから部品点数および組み立て工
数の削減並びにコストダウンを図ることができる記録装
置が提供される。
【0052】請求項2の発明によれば、キャリッジに搭
載した記録手段により被記録材に記録する記録装置にお
いて、キャリッジに設けられたケーブルコンタクト支持
部で背面を支持されたラバーパットとキャリッジに位置
決め装着された記録手段のヘッド基板とによりフレキシ
ブルケーブルの接点部を挟圧して電気接続を得るケーブ
ルコンタクトを有し、前記ケーブルコンタクト支持部が
前記接点部の挟圧力により弾性変位する構成を採るの
で、接点荷重が集中する部分でケーブルコンタクト支持
部を逃がして、接点荷重が疎な部分でのコンタクト不良
を無くすことが可能なケーブルコンタクトを有する記録
装置が提供される。
【0053】請求項3の発明によれば、キャリッジに搭
載した記録手段により被記録材に記録する記録装置にお
いて、キャリッジに設けられたケーブルコンタクト支持
部とキャリッジに位置決め装着された記録手段のヘッド
基板との間でフレキシブルケーブルの接点部を挟圧して
電気接続を得るケーブルコンタクトを有し、前記ケーブ
ルコンタクト支持部は、記録手段が装着されない自由状
態ではその上部がヘッド基板側に向かう方向に傾斜し、
記録手段が位置決め装着された時に該ヘッド基板と平行
になるような弾性を有する構成を採るので、ケーブルコ
ンタクト支持部のバネ作用を利用して記録手段をラフセ
ット無しで直ちにワンタッチでクランピングすることが
でき、クランピング時とルーズ状態とでケーブルコンタ
クトの接触点がわずかにずれるために接点復活動作を利
用して電気接触を常に良好に維持し得るケーブルコンタ
クトを有する記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するのに好適な記録装置を一実施
例の要部構成を示す模式的斜視図である。
【図2】図1中の記録手段のインク吐出部の構造を模式
的に示す部分斜視図である。
【図3】第1の本発明を適用した記録装置の要部構成を
模式的に示す斜視図である。
【図4】図3中の線4−4から見てクランパの一構造例
を示す断面図である。
【図5】図3中の線4−4から見てクランパの別の構造
例を示す断面図である。
【図6】第2の本発明を適用した記録装置の要部構成を
模式的に示す分解斜視図である。
【図7】図6中のケーブルコンタクトの組み立て時の状
態を模式的に示す部分縦断面図である。
【図8】本発明を適用しない場合の図7と同じ状態を模
式的に示す部分縦断面図である。
【図9】第3の本発明を適用した記録装置の要部構成を
模式的に示す分解斜視図である。
【図10】図9中のケーブルコンタクトの組み立て時の
状態を模式的に示す部分縦断面図である。
【図11】第3の本発明を適用した記録装置の要部の別
の構成を模式的に示す分解斜視図である。
【図12】第3の本発明を適用した記録装置の要部のさ
らに別の構成を模式的に示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
2 記録手段(ヘッドカートリッジ) 3 インク吐出部 4 インクタンク部 5 キャリッジ 6 キャリッジモータ 7 駆動力伝達部材(ワイヤ、ベルト) 8 ガイドレール 9 ガイドレール 11 回復装置 14 キャップ 16 プーリ 21 ヘッド基板 22 コネクター 23 フレキシブルケーブル 24 接続部 25 クランパ 26 ジョント部材 27 スナップ穴 28 スナップ部 30 回り止め 31 マグネット 40 ケーブルコンタクト 41 フレキシブルケーブル 42 接点部 43 ラバーパット 44 ケーブルコンタクト支持部 45 ヘッド基板 46 クランプ部材 47 クランプ部材 51 クランプ部 52 クランプ部 53 クランプ部 55 板バネ 57 弾性部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段を移動させながら被記録材に
    記録する記録装置において、キャリッジを使わずに記録
    手段をガイドレールに沿って往復移動可能に案内支持
    し、装置本体と電気的に接続するためのフレキシブルケ
    ーブルを記録手段に接続し、記録手段を往復移動させる
    駆動力伝達部材としてのベルトまたはワイヤにクランパ
    を設け、該クランパにより前記ベルトまたはワイヤを記
    録手段にワンタッチで着脱可能にすることを特徴とする
    記録装置。
  2. 【請求項2】 キャリッジに搭載した記録手段により
    被記録材に記録する記録装置において、キャリッジに設
    けられたケーブルコンタクト支持部で背面を支持された
    ラバーパットとキャリッジに位置決め装着された記録手
    段のヘッド基板とによりフレキシブルケーブルの接点部
    を挟圧して電気接続を得るケーブルコンタクトを有し、
    前記ケーブルコンタクト支持部が前記接点部の挟圧力に
    より弾性変位することを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 キャリッジに搭載した記録手段により
    被記録材に記録する記録装置において、キャリッジに設
    けられたケーブルコンタクト支持部とキャリッジに位置
    決め装着された記録手段のヘッド基板との間でフレキシ
    ブルケーブルの接点部を挟圧して電気接続を得るケーブ
    ルコンタクトを有し、前記ケーブルコンタクト支持部
    は、記録手段が装着されない自由状態ではその上部がヘ
    ッド基板側に向かう方向に傾斜し、記録手段が位置決め
    装着された時に該ヘッド基板と平行になるような弾性を
    有することを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段がインクを吐出して記録
    を行なうインクジェット記録手段であることを特徴とす
    る請求項1の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段が、インクを吐出するた
    めに利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を
    備えているインクジェット記録手段であることを特徴と
    する請求項4の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段が、前記電気熱変換体が
    発生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利
    用して、吐出口よりインクを吐出させることを特徴とす
    る請求項5の記録装置。
JP18439793A 1993-06-29 1993-06-29 記録装置 Pending JPH0781173A (ja)

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JP18439793A JPH0781173A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 記録装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998049011A1 (fr) * 1997-04-25 1998-11-05 Citizen Watch Co., Ltd. Chariot d'imprimante
US8833906B2 (en) 2010-05-11 2014-09-16 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including droplet-ejection recording head

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WO1998049011A1 (fr) * 1997-04-25 1998-11-05 Citizen Watch Co., Ltd. Chariot d'imprimante
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