JPH0781037B2 - 補強されたゴム混合物およびその製造方法 - Google Patents

補強されたゴム混合物およびその製造方法

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JPH0781037B2
JPH0781037B2 JP61068835A JP6883586A JPH0781037B2 JP H0781037 B2 JPH0781037 B2 JP H0781037B2 JP 61068835 A JP61068835 A JP 61068835A JP 6883586 A JP6883586 A JP 6883586A JP H0781037 B2 JPH0781037 B2 JP H0781037B2
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Description

【発明の詳細な説明】 天然ゴムおよび/または合成ゴムより成る混合物を硬化
性合成樹脂、特にフェノール樹脂を添加することによっ
て補強することは従来技術である。しかしこの混合物を
製造する場合、添加される樹脂が殊に加硫の間に、架橋
状態に変わりそしてこの場合加硫物の若干の重要な機械
的性質、例えば硬度および応力値(Spannungswerte)を
改善する。一般に、補強作用するフェノール樹脂として
はノボラック−タイプの生成物、即ち硬化剤の添加によ
って架橋され得る熱可塑性の溶融性樹脂が用いられる。
硬化剤としてはホルムアルデヒドを放出するかまたはメ
チレン基まメチロール基を介して反応する物質、例えば
ヘキサメチレテトラミンおよびメチロール基含有の部分
的−または完全エーテル化メラミン−および尿素樹脂が
用いられる。このようにして、天然ゴム、スチレンブタ
ジエンゴム、ポリブタジエンゴムおよび他の種類の合成
ゴムを基礎とする樹脂補強されたゴム混合物が製造され
る。
ニトリルゴムがエラストマーの基礎と成っている場合に
は、未置換のフェノールを基礎とする未変性ノボラック
を用いる場合に、樹脂/硬化剤混合物を基準として10%
−−ゴム補強の際に一般に通例に用いられる量にて−−
のヘキサメチレテトラミンにて硬化させることによっ
て、僅かな量の−−例えば半分程の−−硬化剤を添加す
る場合よりも明らかに悪い補強効果しか達成されない。
それ故にニトリルゴムの最適な補強効果を達成する為に
は、他のファクターが原因となるはずである。
米国特許第4,383,072号明細書によると、二種の異なる
品質のゴムを一緒に押出成形しそして加硫することによ
って製造されるいわゆる“積層プロフィール(lamineat
ed profile)”を製造するのに用いることのできる革の
固さのゴム混合物が公知である。革の固さのこの混合物
は、加硫条件下に酸基を放出する20〜50重量部の極性ゴ
ム、例えばポリクロロプレン(CR)、クロロスルフォン
化ポリエチレン(CSM)または塩素化ポリエチレン、お
よびかゝる基を放出しない60〜80重量部の非極性のゴ
ム、例えば天然ゴムあるいはブタジエンゴムで組成され
ている。非極性のゴムとして上記刊行物においてはニト
リルゴムも記載されている。上記の酸放出性の塩素含有
ゴムの添加は特に有利な性質、例えば孔不保有性、硬
度、強靱性および裂け安定性を達成するのに必要であ
る。それ故にこの混合物は狭い特別な範囲に制限されて
いる。しかしこれは多くの工業用ゴム製品、例えばタイ
ヤの製造には用いることができない。
ホッカー・ケミカル・コーポレーション(Hooker Khemi
cal Corporation)社、米国、の社誌に“ゴム工業の為
のデユレッツ・レジン(Durez Resins for the Rubber
Industry)”のタイトルで、カーボンブラックの充填さ
れていないフェノール樹脂補強ゴム混合物においてSBR
−ゴムの一部をアクリルニトリルゴムに替えることによ
って高い硬度およびより良好な応力値が得られることが
記載されている。この文献によるとアクリルニトリルゴ
ムとしては、31%のアクリルニトリル含有量のタイプが
用いられる。
驚くべきことに本発明者は、非極性ゴム、例えば天然ゴ
ムまたはスチレン−ブタジエン−ゴムを基礎とする混合
物を加硫する際に補強性フェノール樹脂系が極性の塩素
不含重合体−−即ち、ニトリルゴム、しかも少なくとも
32%のアクリルニトリル含有量のニトリルゴムまたはポ
リウレタンゴムの如きゴム−−の存在下で、極性ゴムの
不存在下または31%までのアクリルニトリル含有両のニ
トリルゴムの使用下でよりも非常に高い補強効果を達成
することを見出した。
本発明の対象は、 A)天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ポリブタジエ
ンゴム、ポリイソプレンゴム、トランスポリオクテニレ
ンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン−三元共重合体
ゴムおよびブチルゴムの少なくとも一種、 B)少なくとも一種のフェノールノボラク樹脂および/
または反応性ポリフェノール、 C)硬化剤および場合によては D)慣用の添加物 より成る補強されたゴム混合物において、該ゴム混合物
が追加成分として E)極性の塩素不含ゴムの少なくとも一種を、少なくと
も32%のニトリル含有量のニトリルゴムまたはポリウレ
タンゴムの形で、ゴムの全体量を基準として1〜49、殊
に2〜39、特に3〜30重量%の重量割合で含有すること
を特徴とする、上記の補強されたゴム混合物である。
本発明によって、極性の塩素不含ゴムおよび補強剤樹脂
系の添加によって、補強剤樹脂系だけを用いた場合より
も更に高い硬度および応力値を示す、天然ゴムおよび/
または他の非極性ゴムを基礎とする最適な架橋性のゴム
混合物を製造することができる。ゴム混合物において例
えば従来に一般的に用いられている補強作用のある成
分、例えばカーボンブラック系またはフェノール樹脂系
の割合を増やすことなしにまたは補強性成分の種類を変
えること−−例えば高い補強効果を実現する微細カーボ
ンブラックを用いること−−なしに補強効果を向上せし
め得ることは、予期されていなかったしまた従来知られ
ていなかったことである。
また塩素含有重合体、例えばクロロスルフォン化ポリエ
チレンを用いることが一般に補強効果を示さないかまた
はポリクロロプレンのように、ニトリルゴムより明らか
に僅かな補強しかもたらさないことも予期できなかった
ことである。従って、本発明に従う補強効果は、用いる
ゴム成分の塩素含有量および酸の解離に起因するもので
はない。なに故ならば、塩素不含重合体、例えばニトリ
ルゴムおよびポリウレタンゴムだけが所望の高い補強を
実現するのであって、例えばニトリルゴム中のアクリル
ニトリル含有量に依存しているからである。
従って、従来の製造法によるよりも僅かなカーボンブラ
ック量しか用いなくとも高い硬度を有するゴム混合物を
製造することが可能であることは明らかに有利である。
高い架橋度の従来の加硫物の場合には一般に100重量部
のゴムを基準として明らかに60重量部以上でなければな
らないカーボンブラック量を減らすことは、しかし混合
工程におけるエネルギー必要量が減少することおよび加
工性、例えば押出成形の際のそれが良いことを意味して
いる。それ故にカーボンブラック量を減らすことは、相
応して完成品または完成生成物の成分の重量を減らすこ
とを実現する。このことは例えば自動車タイヤの場合に
利益をもたらす。
本発明の対象は更に、この補強されたゴム混合物の製造
方法でもある。
適する補強性ゴムA)の種類には、例えば天然ゴム(N
R)、スチレン−ブタジエン−ゴム(SBR)、ポリブタジ
エン、ポリイソプレ、トランスポリオクテニレン−ブチ
ルゴム、エチレン−プロピレン−ジエン−三元共重合体
ゴムまたは、タイヤ工業において通常に用いられるかま
たは工業用ゴム製品の製造に用いられる如き、これらの
混合物がある。スチレンブタジエンゴムおよび天然ゴム
またはこれらの種類のゴムと第二義的な量の他の種類の
ゴムとの混合物が特に有利である。これらは、取り引き
される任意の形状、例えばボール状または粉末状で並び
に例えばカーボンブラックと一緒に用いることができ
る。
成分E)としては、本発明の混合物の場合、少なくとも
一種類の極性の塩素不含ゴム、例えばニトリルゴム(NB
R)(アクリルニトリルとブタジエンまたはイソプレン
との共重合体)またはポリウレタンゴム(PU)を用い
る。NBR−ゴム、即ち主としてアクリル−ニトリルとブ
タジエンとより成り且つ少なくとも32重量%で一般に60
重量%より多くない、特に50重量%より多くないアクリ
ルニトリル含有量の共重合体を用いるのが特に有利であ
る。個々の種類のゴムの混合物、例えば種々のニトリル
ゴムの混合物も用いることができる。
極性の塩素不含ゴムは通例の取り引きされる状態で存在
していてもよくそして本発明の方法の場合にはゴム混合
物中に直接的に混入されてもまたは変性剤として補強剤
樹脂または他の混合成分中に、例えばマスターバッチ中
に含まれていてもよい。樹脂の為の変性剤としては例え
ば公知の方法で樹脂に物理的に混入するかまたは化学的
結合によって補強剤樹脂に付加されてもよい。
ゴムの補強に適する樹脂B)は一般にフェノールノボラ
ックまたは他の活性のポリフェノール類あるいは多核フ
ェノール類、例えばレゾルシン、ジフェニロールプロパ
ンまたは−メタンあるいはナフトールおよびこれらに類
似の化合物がある。特に適するノボラック樹脂は、例え
ばフェノールおよび/または多価の単核−または多核フ
ェノール類、例えばレゾルシン、ビスフェノール、例え
ばジフェニロールプロパンおよび/またはジフェニロー
ルメタン、または炭化水素基で置換された一価−または
多価フェノール、例えば置換基中炭素原子数1〜20、殊
に4〜18のアルキル−またはアルアルキルフェノール、
例えば第三ブチルフェノール、オクチルフェノール、ノ
ニルフェノール、カシュウ殻油、スチレン化フェノール
または、ひまし油脂肪酸の如き脂肪酸で変性したフェノ
ール、またはフェニルフェノールと アルデヒド類、例えばアセトアルデヒド、殊にホルムア
ルデヒド とから酸性媒体中で得られるものである。ゴムの補強の
為に無機系成分で変性されたフェノール樹脂、例えば珪
素−、アルミニウム−または硼素、化合物で変性したフ
ェノール樹脂も用いることができる。更にノボラックは
可塑性成分、例えばポリエチレングリコール類、タール
油または他の通例の可塑剤を含有していてもよい。原則
として、炭素原子数1〜20のアルキル基を持つ炭化水素
基で置換されているフェノールより専ら成るノボラック
も用いることができる。これはフェノール性ヒドロキシ
ル基に対してメタ位に例えば炭素原子数1〜4のアルキ
ル基を有するものに特に当てはまる。しかしオルト位ま
たはパラ位に置換基を有するフェノール類だけより成る
ノボラックは、あまり良好に硬化できないので、条件付
でしか適していない。それ故にこれらは三官能性フェノ
ール類、例えばm−クレゾール、特にフェノールとの混
合状態で用いるのが有利である。“三官能性フェノール
類”なる概念は、フェノール性ヒドロキシル基に対して
オルト位およびパラ位がアルデヒドと反応し易いフェノ
ールを意味している。更にノボラックのフェノール成分
は沢山のアルキル基を含有するフェノール類を添加物と
して含有していてもよい。この場合その量は例えば20モ
ル%までである。工業的に用いる為には、フェノールよ
り成るノボラック並びにフェノールと、カシューナッツ
殻油を含めた、置換基中炭素原子数4〜18の炭化水素基
置換フェノール類との混合物より成るノボラックが有利
である。この場合ノボラック中の置換フェノールの割合
は変えることができるが、ノボラックはなお硬化性であ
るべきである。一般にフェノール類全含有量中の非三官
能性フェノールの割合は80モル%より多くあるべきでな
く、殊に65モル%より多くあるべきでない。
硬化剤C)としては、ホルムアルデヒドを放出する化合
物および/または遊離のまたはエーテル化されたメチロ
ール基を含有する化合物、例えば尿素樹脂またはベンゾ
グアナミン樹脂の如きアミン樹脂の任意のものを用いる
ことができる。しかしヘキサメチレンテトラミン(以
下、“ヘキサ”とも称する)並びにメラミン樹脂が特に
有利である。後者は全くエーテル化されていないかある
いは部分的にまたは充分にエーテル化されておりそして
場合によては著しく縮合された多核生成物の形である。
アルデヒド樹脂、特にホルムアルデヒド樹脂の縮合度お
よびそれの遊離メチロール基含有量は広い範囲で変える
ことができる。遊離メチロール基は炭素原子数1〜12、
殊に1〜8の一価のアルコール、例えばメタノール、エ
タノール、種々のプロパノール類、ブタノール類、ヘキ
サノール類、オクタノール類(エチルヘキサノールおよ
びn−オクタノール)、ノナノール類、ドデシルアルコ
ールでエーテル化されていてもよい。例えばヘキサメト
キシメチルメラミンは広範囲で使用できることが判っ
た。
ノボラック樹脂の硬化に必要な最適の量の硬化剤は、個
々に実施されるべき予備実験において確かめるべきであ
る。一般にノボラックを基準として約2〜60、殊に5〜
50重量%のメラミン樹脂または2〜30、殊に2〜25重量
%のヘキサメチレンテトラミンを用いる。
慣用の添加物D)にはフィラー、加硫剤、促進剤、活性
剤および加工助剤がある。
フィラーとしては活性のカーボンブラックおよび珪酸の
他にカオリン、チョークおよび/または顔料も含むその
他の普通に用いられる物質を用いることができる。カー
ボンブラックを用いるのが特に有利である。若干の場合
にはフィラーを全くまたは殆ど用いない(例えば透明な
混合物)。加工助剤としては油または可塑剤を用いる。
特別の効果を達成する為のそれらの重量は、用いるゴム
を基準として10重量%以上であってもよい。
加硫は硫黄を用いずにそして加硫樹脂を用いて行うこと
ができる。しかし硫黄の存在下での加硫が特に有利であ
る。その過程は、ゴム工業において普通に用いられる適
当な促進剤、活性剤および調整剤を選択することによっ
て実際の要求に適合させることができる。更に、加硫物
の性質を改善する為に老化防止剤を用いることも有利で
ある。
本発明に従って用いられる出発混合物は通例のように密
閉型混合機または混合用ロールにて製造することができ
る。樹脂を混入する場合には、混合によるいかなる製造
段階においても混合温度が樹脂の融点を超えない場合が
有利でありう得る。所望ならば、混合温度が樹脂の添加
後に融点以下のままである構成によっても相当の硬度を
達成できる。架橋剤を、時期的に早すぎる自己縮合反応
または架橋するべきノボラックとの時期的に早すぎる反
応が起きないように混入することも重要である。これ
は、高過ぎない温度(一般に80〜120℃)のもとでの混
合の終わり頃に硬化剤を混入する場合に可能である。
本発明に従って得られる加硫物は、例えば工業用ゴム製
品、例えば耐震用製品、ゴム製スリーブ、被覆材、コン
ベアーベルトおよびタイヤとして用いることができる。
この点において本発明に従う混合物はまた、挿入された
繊維材料またはブレード(braids)の為に良好に接着し
ているべきである積層物において用いることもできる。
この接着は、コバルト−またはその他の金属の化合物の
如き接着促進剤および/またはシリカ、レゾルシノール
および架橋剤を付加的に用いることによって改善でき
る。
下記に記載の実験は本発明に従うゴム混合物の組成およ
び性質を例証するに役立つ。一連の実験は、カーボンブ
ラック不含の調製物およびカーボンブラック含有の調製
物、100重量部のゴムを基準として50重量部のカーボン
ブラックを含有する相応するゴムで組成されたマスター
バッチ(上記カーボンブラック割合は、カーボンブラッ
ク含有の調製物についていずれの場合にも用いられる)
を用いて実施されている。さの際他の成分はゴムまたは
マスターバッチに混合工程で添加される。その順序は、
約90〜100℃の温度でステアリン酸、酸化亜鉛、老化防
止剤、硫黄そしてフェノール樹脂であり、続いて100℃
以下において架橋剤および促進剤の順である。
一連の個々の実験について記した条件の下で実施する加
硫の後に、得られる試験体を以下の性質に関して実際に
おいて慣用される方法によって測定する: DIN 53,504に記載されている如き引裂強度、破断時伸び
率および応力値(10〜300%の伸び率における値)、DIN
53,505に記載されている如きショアー硬度AおよびDIN
53,512に記載の如き反発弾性 第1〜10表に記載のゴム混合物は、そこに記載の各成分
と同様に、以下の慣用の添加物(重量部)を含有してい
る: 1.5部のステアリン酸 5部の酸化亜鉛 1部のN−イソプロピル−N−フェニル−P−フェニレ
ンジアミン* 1部の2,2,4−トリメチル−1,2−ジハイドロキノリン* 2.5部の硫黄 0.9部のベンゾチアゾール−2−シクロヘキシルスルフ
ェンアミド(a)** 0.3部のテトラメチルチウラム−モノスルフィド(b)
** *老化防止剤 **促進剤 これの変法として実験番号5および6において促進剤
(a)および(b)をそれぞれ1部および0.2部の量で
そして2部の硫黄をおよび実験7では1部のフェニル−
β−ナフチルアミンを老化防止剤として用いた。
下記例において量のデータはいずれの場合も重量部およ
び重量%に関する。
例: 実験1(実施例1および比較例A、BおよびC): フェノール−ノボラックおよびヘキサを含有するカーボ
ンブラック不含のNR−およびNBR−ゴム: 実施例1の本発明に従う調製物は、天然ゴム、NBR−ゴ
ムおよび硬化剤としてのヘキサを含有する補強剤樹脂を
含有している。これに対して比較例A、BおよびCは、
それぞれ天然ゴムだけ、天然ゴムと硬化剤含有樹脂、そ
して天然ゴムとニトリルゴムを含有している。用いる樹
脂は、60〜80℃の融点範囲(DIN 53,736の毛管法によ
る)および20℃で170〜220mPa.s(エチレングリコール
モノエチルグリコールに溶解した40%濃度溶液)の粘度
を有する市販のフェノール−ノボラックであり、用いる
ニトリルゴムは34%のアクリルニトリルを含有する市販
のゴムである。
第1表からは、比較例Cにおいて加えられたニトリルゴ
ムおよび比較例Bにおいて加えられた樹脂が天然ゴム混
合物中において、天然ゴムだけが用いられている比較例
Aに比べて硬度および応力値の増加をもたらしている
が、両方の場合とも実施例1の値には遥かに及ばないこ
とが判る。比較例Bにおいて樹脂が加えられた結果とし
て、例えば10%と50%の伸び率での応力値においてそれ
ぞれ天然ゴムだけに比べて0.6および0.8mPaから0.9およ
び1.5mPaへの増加がありそして硬度においては40から44
単位への増加がある。しかしながら驚くべきことに、実
施例1においては比較例Aに比べて、相応する応力値に
おいてそれぞれ2.1および3.2mPaへの増加がそして硬度
において58への増加がある。
実験2(実施例2〜5、比較例DおよびE): フェノール−ノボラックおよびヘキサを含有しそしてカ
ーボンブラックが充填されたNR−およびNBR−ゴム: 実験1で用いた品質のフェノール−ノボラックおよびゴ
ムを用いる。
それぞれ補強されておらず且つ樹脂を含有する混合物D
およびEと比較して、本発明に従う実施例2〜5の調製
物は実験1の結果と同様なそれを示す。樹脂(樹脂+架
橋剤)添加の20重量部での最高の補強効果は、エラスト
マー混合物中のニトリルゴム含有量5〜10%の範囲にお
いて認められる。一方2.5%のニトリルゴム含有量でも
既に高い硬度が得られるが、応力値の増加はない。ニト
リル−ゴム変性フェノール樹脂を用いた場合(実施例
5)に得られる結果はニトリル−ゴムとフェノール樹脂
とを別に混合した場合(実施例4)に得られるそれと実
質的に相違しなてない。
実験3(実施例6および比較例F〜H): ノボラックおよびヘキサを含有しそしてカーボンブラッ
クの充填されたNR−およびNBR−またはCR−ゴム: この一連の実験においては、83〜88℃の融点範囲(DIN
53,736の毛管法による)および20℃で170〜250mPa.s
(エチレングリコールモノエチルグリコールに溶解した
40%濃度溶液)の粘度を有する市販のノボラックを用い
る。実施例6においては、比較例FおよびGとの比較
で、本発明に従って5重量部の量の天然ゴムが実施例1
のアクリルニトリル34%含有の市販NBR−ゴムに変えて
いる。比較例Hにおいては、5重量部の市販のクロロプ
レン−ゴム〔ネオプレン(Neoprene)AC軟質:製造元
デュポン〕を5重量部の天然ゴムの替わりに用いてい
る。樹脂および硬化剤の添加量は実験1および2に比較
して、半分に減らしてある。
比較例Gは、樹脂不含の調製物と比較して、樹脂系の補
強効果が増加した応力値および硬度を示す。比較用混合
物Hでは重要でない結果しか得られず、このことからポ
リクロロプレンを添加することによる補強における効果
があまりないことが判る。しかし実施例6における試験
値は、ゴム混合物中においてニトリルゴムを用いた場合
には、硬度もまた応力値も明らかに高い。
実験4(実施例7および8、比較例IおよびJ): フェノール−ノボラックおよびメラミン樹脂を含有しそ
してカーボンブラックの充填されたNR−およびNBR−あ
るいはPU−またはCSM−ゴム: 樹脂架橋の為の追加的促進剤として1重量部の安息香酸
を併用する。実施例1に従う34%のアクリルニトリル含
有量の市販のニトリルゴムの他に、極性ゴムとして実施
例8においては市販のポリウレタンゴム〔バイエル・ア
ー・ゲー社のデスモコール(Desmocoll:商標)400〕を
用いる。比較例Iでは極性ゴムを含有しておらず、比較
例Jでは5重量部の天然ゴムうをクロロスルフォン化ポ
リエチレン〔デュポン社のハイパロン(Haypalon:商
標)20〕に替える。他の硬化剤を用いるこの実施例の場
合にも、本発明の調製物では比較例IおよびJに比べて
明らかに高い補強効果が認められる。比較例Jに従って
クロロスルフォン化ポリエチレンを添加することでは、
比較例Iに相応する純粋の天然ゴム調製物に比べての補
強効果がない。
実験5(実施例9および比較例K〜M): フェノール−ノボラックおよびヘキサを含有しそしてカ
ーボンブラックの充填されたSBR−およびびNBR−ゴム: 23.5重量%の結合したスチレンを含有する市販のスチレ
ンブタジエン−ゴム〔ブナ(BUNA:商標)1620、製造
元:ヒュルス・アー・ゲー社〕はカーボンブラック含有
のマスターバッチ(100:50重量部)の状態である。フェ
ノール樹脂として実験番号3におけるのと同じノボラッ
クを用いそしてニトリルゴムとして前記の実施例におけ
る如きアクリルニトリル34%含有の市販のものを用い
る。SBR−ゴムにニトリルゴムを添加した場合、比較例
Kに比べ比較例Lでは応力値の増加が認められるが、硬
度の増加は認められない。比較例Mにおいては、SBR−
ゴムへの補強剤樹脂の添加が特に僅かな伸び率において
応力値の増加をもたらしそして硬度の明らかな増加をも
たらす。しかし、SBR−ゴムにおいてニトリルゴムと補
強剤樹脂系とを併用した本発明にい従う実施例9では、
比較例K、LおよびMに比べて加硫物の応力値および硬
度が著しく高いことがわかる。これらの測定値は驚くほ
ど高い値である。
実験6(実施例10および11、比較例L、Nおよび0): フェノール−ノボラックあるいはレゾルシンおよびヘキ
サを含有しそしてカーボンブラックの充填されたSBR−
およびNBR−またはPUゴム: 実施例10が示すように、NBR−ゴム(ニトリル含有量34
%)およびレゾルシンとヘキサとより成る補強剤樹脂を
併用することが、比較例LおよびNに従うSBR−ゴムに
おいてこれらの両方の成分の一方だけを用いた場合より
も明らかに高い応力値および硬度がもたらされる。更
に、実施例11は、比較例0に従い樹脂を用いずに、NBR
−ゴムの替わりにポリウレタンゴムを用いた場合、僅か
の補強効果しかえられないが、同時に樹脂を用いた場合
には高い補強効果が得られることを示している。
実験7(実施例12および比較例P〜S): フェノール−ノボラックおよびヘキサを含有しそしてフ
ィラーとしてカーボンブラックおよび珪酸を含有するNR
およびNBR−ゴム: これらの実験では実験7におけるのと同じNBR−ゴムお
よびフェノールノボラックを用いそしてフィラーとして
カーボンブラックの他に沈降珪酸を用いる。
比較例Sにおいて5重量部の天然ゴムをNBR−ゴムに替
えると比較例Pにくらべて硬度および応力値の増加は全
くまたは僅かしか生じないしまたは比較例Sにおいてフ
ェノール樹脂系だけを用いると試験値の明らかな増加が
もたらされるが、実施例12に従う本発明の混合物は比較
例Sに比べても更に30%以上程度高い応力値(100%の
伸び率まで)および13単位程高い硬度を示す。
実験8(実施例13、14および15並びに比較例T、Uおよ
びV): フェノール−ノボラックおよびヘキサを含有しそしてカ
ーボンブラックの充填されたNR−ゴムおよび少なくとも
32%のアクリルニトリル含有量のNBR−ゴム: 結果TおよびUによると、樹脂を添加せずの補強は僅か
であり、比較例Vにおいてフェノールノボラックを用い
た場合には明らかに高い。しかしながらNBR−ゴムの添
加はアクリルニトリル含有量の増加に比例して更に高い
補強効果をもたらす。例えば比較例Vで得られる79単位
の硬度は32%のアクリルニトリル含有量のNBR−ゴムを
用いた場合には87に8単位程増加し、38%のアクリルニ
トリル含有量のNBR−ゴムを用いた場合には91に12単位
程までも増加する。相応する良好な応力値が本発明に従
う方法によっても10%の伸び率において得られる。
実験9および10(実施例16〜21および比較例W〜Z): フェノール−ノボラックおよびヘキサあるいはヘキサメ
トキシメチルメラミンを含有しそしてカーボンブラック
の充填されたNR−ゴムおよび29%以上のアクリルニトリ
ル含有量のNBR−ゴム: 結果は、32%およびそれ以上のアクリルニトリル含有量
のNBR−ゴムの添加に比例して補強効果の明らかな増加
が生じうることを示している。硬化剤系に依存して確か
に性質、即ち応力値および硬度の色々な変化が起こりう
るが、一般にNBR−ゴムのアクリルニトリル含有量32%
で効果の増加が始まりそしてアクリルニトリル含有量が
更に増加すると補強効果の明かな増加が生じる。
以下の表1〜10に個々の実験の混合比および得られる試
験結果を示す。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A)天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、
    ポリブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、トランスポ
    リオクテニレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン−
    三元共重合体ゴムおよびプチルゴムの少なくとも1種
    類、 B)少なくとも1種類のフェノールノボラック樹脂およ
    び/または反応性ポリフェノール、 C)硬化剤および場合によっては D)慣用の添加物 より成る補強されたゴム混合物において、該ゴム混合物
    が追加成分として E)極性の塩素不含ゴムの少なくとも1種類を 少なくとも32%のニトリル含有量のニトリルゴムまたは
    ポリウレタンゴムの形で、ゴムの全体量を基準として1
    〜49重量%の重量割合で含有することを特徴とする、上
    記の補強されたゴム混合物。
  2. 【請求項2】慣用の添加物としてフィラー、架橋剤、促
    進剤、活性剤および加工助剤を含有している特許請求の
    範囲第1項記載の補強されたゴム混合物。
  3. 【請求項3】慣用の添加物としてカーボンブラックを用
    いる特許請求の範囲第1項または第2項記載の補強され
    たゴム混合物。
  4. 【請求項4】極性ゴムを2〜39重量%、特に3〜30重量
    %の量で含有している特許請求の範囲第1〜3項の何れ
    か一つに記載のゴム混合物。
  5. 【請求項5】樹脂用硬化剤としてホルムアルデヒドまた
    はメチレン基を放出する化合物および/または遊離およ
    び/またはエーテル化されたメチロール基を含有するア
    ミン樹脂を用いる特許請求の範囲第1〜4項の何れか一
    つに記載のゴム混合物。
  6. 【請求項6】ノボラック樹脂としてフェノール、置換フ
    ェノール類および/または多価の単環−または多環フェ
    ノール類とアルデヒド類、殊にホルムアルデヒドとの縮
    合生成物を用いる特許請求の範囲第1〜5項の何れか一
    つに記載のゴム混合物。
  7. 【請求項7】反応性ポリフェノール類としてレゾルシン
    またはジフェニロールプロパン、ジフェニロールメタン
    またはナフトールを用いる特許請求の範囲第1〜6項の
    何れか一つに記載のゴム混合物。
  8. 【請求項8】A)天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、
    ポリブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、トランスポ
    リオクテニレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン−
    三元共重合体ゴムおよびプチルゴムの少なくとも1種
    類、 B)少なくとも1種類のフェノールノボラック樹脂およ
    び/または反応性ポリフェノール、 C)硬化剤および場合によっては D)慣用の添加物 より成る混合物に別の成分として E)極性の塩素不含ゴムの少なくとも1種類を 少なくとも32%のニトリル含有量のニトリルゴムまたは
    ポリウレタンゴムの形で、ゴムの全体量を基準として1
    〜49重量%の重量割合で混入することを特徴とする、補
    強されたゴム混合物の製造方法。
  9. 【請求項9】ノボラックをそれの軟化点または融点以上
    またはそれ以下において混入しそして硬化剤と一緒にま
    たは別に添加する特許請求の範囲第8項記載の方法。
  10. 【請求項10】硬化剤を混合工程の終わり頃に80〜120
    ℃の温度のもとで混合する特許請求の範囲第8項または
    第9項記載の方法。
  11. 【請求項11】慣用の添加物としてフィラー、加硫剤、
    促進剤、活性剤および加工助剤を含有している特許請求
    の範囲第8〜10項の何れか一つに記載の方法。
  12. 【請求項12】慣用の添加物としてカーボンブラックを
    用いる特許請求の範囲第8〜11項のいずれか一つに記載
    の方法。
  13. 【請求項13】極性ゴムを2〜39重量%、特に3〜30重
    量%の量で含有せしめる特許請求の範囲第8〜12項の何
    れか一つに記載の方法。
  14. 【請求項14】樹脂用硬化剤としてホルムアルデヒドま
    たはメチレン基を放出する化合物および/または遊離の
    および/またはエーテル化されたメチロール基を含有す
    るアミン樹脂を用いる特許請求の範囲第8〜13項の何れ
    か一つに記載の方法。
  15. 【請求項15】ノボラック樹脂としてフェノール、置換
    フェノール類および/または多価の単環−または多環フ
    ェノール類とアルデヒド類、殊にホルムアルデヒドとの
    縮合生成物を用いる特許請求の範囲第8〜14項の何れか
    一つに記載の方法。
  16. 【請求項16】反応性ポリフェノール類としてレゾルシ
    ンまたはジフェニロールプロパン、ジフェニロールメタ
    ンまたはナフトールを用いる特許請求の範囲第8〜15項
    の何れか一つに記載の方法。
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