JPH0780633B2 - 圧縮空気で糸を継ぐ装置のミキシングヘツド - Google Patents

圧縮空気で糸を継ぐ装置のミキシングヘツド

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JPH0780633B2
JPH0780633B2 JP61206663A JP20666386A JPH0780633B2 JP H0780633 B2 JPH0780633 B2 JP H0780633B2 JP 61206663 A JP61206663 A JP 61206663A JP 20666386 A JP20666386 A JP 20666386A JP H0780633 B2 JPH0780633 B2 JP H0780633B2
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chamber
ducts
compressed air
cross
duct
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ロレンツォ・ロカツテリ
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メスダン・エツセ・ピ・ア
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H69/00Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device
    • B65H69/06Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing
    • B65H69/061Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing using pneumatic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は圧縮空気により糸を継ぐためのミキシングヘッ
ド(スプライシングヘッドともいう)に関する。
なお本明細書において糸とは、織糸、編糸、縫糸などの
用途を問わず、紡績糸、連続フィラメント糸など、ミキ
シングヘッドで糸を継ぐことができるすべての糸状のも
のを含む概念である。
[従来の技術] これらの糸継ぎ装置がミキシングヘッド内に設けられた
チャンバ内に供給される圧縮空気の作用に基づいて、糸
の繊維を単に混合し、からみ合わせることにより、すな
わち結び目を形成することなく糸を継ぐように設計され
ていることはすでに知られている。継がれるべき糸の自
由端が導入されて配置され、糸継ぎが行なわれるのは、
正にミキシングチャンバ内においてである。この操作の
満足すべき成果は、いくつかの要因、とりわけたがいに
継がれるべき糸の繊維の特徴(textile characteristi
c)に依存している。ミキシングチャンバの断面の形状
および寸法および圧縮空気がどのようにその中に供給さ
れるかという経路はそれらの繊維の特徴と同じように糸
の継ぎ合わせの成果に対して重要な影響を与えるもので
あり、そのことは観察することができる。
ミキシングチャンバについてはきわめて種々の形状のも
のが、それらに関連する圧縮空気の供給口と共に提案さ
れている。一般的にはチャンバは円形あるいは実質的に
「V」字状、または多角形状などの断面形状のものが用
いられており、圧縮空気の導入のために単独の供給口を
設けることも、複数個にすることもできる。
本出願人の以前の提案によれば、ミキシングヘッドは、
その軸線に垂直な断面が円形である長いチャンバが、そ
の両端で開口しているボディとその正面で糸継ぎ装置に
設けられた可動カバーによって閉じることができる細長
いスロットとによって構成されると共に、前記チャンバ
内に自由に連通する複数の圧縮空気供給用の円筒状のダ
クトを備えている。チャンバの横断面の断面積と前記圧
縮空気供給用のダクトの横断面の断面積の総和との比率
は、前記先行技術の解答においては1.8から2.5の範囲で
ある。前記ダクトのうち少なくとも1本がチャンバ内に
そのチャンバの長手方向の対称面に関してその一方の側
に現われ、かつ前記ダクトのうち少なくとも他の1本が
前記対称面に関して反対側に現われている。
この先行技術のミキシングヘッドは、とくに短繊維糸を
継ぐために適切である。前記チャンバの両端に比較的近
い位置、すなわち比較的長手方向にたがいに離れた位置
で、長手方向の対称面の両側においてチャンバ内と連通
する前記ダクトを通って前記チャンバ内に供給される空
気の噴流は、チャンバ内における空気の回転運動をもた
らし、引き続いて一緒に継がれるべき2本の糸をたがい
によじり合わせ、さらに糸の繊維間における摩擦を生じ
させて、糸継ぎ領域の好適な引張り強度を達成する。一
方の糸の他方の糸まわりの激しい回転運動は、短繊維を
解繊し、第2の短繊維まわりのよりよいからみ合わせを
もたらす。このようにして、糸の短繊維がよりよくから
み合い、たがいに入り込む一方、継ぎ合わせ領域の両側
における繊維の堆積、すなわち結果的に繊維を太くした
り、とくに糸の自由端において好ましくない突出を生じ
させる繊維の堆積を防止する。それにより糸継ぎ部の美
的外観を向上させ、糸の継ぎ合わせに基づく繊維の欠陥
およびつぎの糸の処理工程の間における障害、とくに編
み針の孔に糸が通されるときの障害などを最小にする。
[発明が解決しようとする問題点] これとは逆に、上記開示されたタイプのミキシングチャ
ンバによって長繊維糸の継ぎ合わせを行なうことを望む
ときは、糸のたがいの撚り合わせおよび巻き合せは、継
ぎ合わせ部分の適切な引張り強度を達成するのに充分で
はない。実際このばあいは、チャンバの長手方向の対称
面の両側で、長手方向にたがいに離れた位置でチャンバ
内に連通するダクトを通して空気の噴流を供給すること
によりえられる空気の回転運動は、糸継ぎ部の中央領域
において糸の長繊維を充分にからみ合わせることができ
ず、その中央領域における望ましい引張り強度を確保す
ることができない。
しかして本発明の目的は、短繊維糸のばあいと変りなく
長繊維糸についても使用することができ、糸継ぎ部の両
端で太くなったり好ましくない突出が生じたりしないよ
うにすることにより、いずれのばあいでも引張り強度に
関しても美的外観に関しても完全な継ぎ合わせがえられ
る、圧縮空気による糸を継ぐ装置のミキシングヘッドを
提供することにある。
[問題点を解決するための手段] かかる目的を達成するため、本発明のミキシングヘッド
は、前記先行技術によって提案されたタイプのミキシン
グヘッドであって、 (a)前記長手方向の対称面のたがいに反対側の位置で
チャンバ内と連通する前記たがいに反対向きの圧縮空気
供給用の2本のダクトが、それぞれ前記チャンバの長手
方向に垂直である横断面上にそれらの軸心を有してお
り、前記チャンバの長手方向に垂直であるチャンバの中
心横断面からそれらの横断面までのチャンバの長手方向
における距離が、最小が0で最大が前記ダクトの半径の
範囲内にあり、 (b)前記たがいに反対向きの2本のダクトにそれぞれ
に対して、チャンバのそれぞれの端部側に向って並ぶよ
うに、さらに少なくとも1本の平行な圧縮空気供給用の
ダクトが設けられており、その並んだダクトのそれぞれ
の一対の間の距離がそのダクトの半径よりも短いもので
あり、 (c)それらの圧縮空気供給用のダクトがチャンバ内に
その底部と対応して開口し、かつそれぞれのダクトの軸
心が、それらの軸心がのっている横断面とチャンバの長
手方向の対称面との交線に対して15〜32゜の範囲の角度
で傾くように前記長手方向のスロットの方向に向けられ
た構成を採用している。
[作用および発明の効果] そのように形成されるミキシングチャンバによって、圧
縮空気の供給によってまずたがいに継がれるべき2本の
糸に対する最初のインパクトがチャンバの長手方向のス
ロットを閉じているカバーの表面に向って加えられ、そ
のインパクトの結果、ただちに糸の繊維の最初の混合お
よびからみ合わせがえられる。引き続いて糸の自由端に
生ずる糸のもとの撚り方向の回転運動は、チャンバを離
れるときに発生する空気の渦流の主たる方向(preferen
tial direction)に基づいて、さらに前記糸の自由端が
それぞれ相手の糸のまわりに集まるように作用する。
それらの糸において、継ぎ合わせ部の中央部でからみ合
いが中断することなく、かなりのからみ合い長さがえら
れ、またこの領域の引張り強度が充分に高いという事実
により、本発明のミキシングヘッドは短繊維糸の継ぎ合
わせだけでなく、長繊維糸の継ぎ合わせのために充分に
適合することができる。
また、本発明のミキシングヘッドにおいては、チャンバ
内への圧縮空気供給用のダクトの、円形断面(チャンバ
の軸線に垂直な断面)を備えたチャンバの長手方向の対
称面に関する一方の側および他方の側における配置は、
継がれるべき糸のタイプ、すなわちZ−撚り(時計方向
の撚り)であるか、あるいはS−撚り(反時計方向の撚
り)であるかによって、公知の方法で、すなわち圧縮空
気の互い違いにされた流入によってチャンバ内に発生す
る渦流が、糸の繊維が緩むような逆方向でなく、繊維を
糸の撚り方向に撚って固くする傾向となるように選択し
なければならないことがわかる。
本発明における前記ダクトの配置および形状において
は、チャンバの長手方向に垂直である当該チャンバの中
央横断面にもっとも近いたがいに向き合う一対のダクト
は、まず第1に継ぎ合わせ部の中央領域においてその糸
をチャンバの長手方向のスロットを閉じているカバーの
表面に向って凝集させることにより、継がれるべき2本
の糸の繊維をからみ合わせ、たがいに入り込ませる機能
を有し、それにより前記継ぎ合わせ領域における高い引
張り強度が確実になるようにする。これらのたがいに向
き合うダクトのうち1本はチャンバの長手方向の対称面
の一方の側にあり、反対の側に他方があるので、これら
のダクトを通って噴出する空気は、いずれにしてもその
開口端を通ってチャンバに達しなければならず、主たる
回転運動が与えられる。そのとき、その回転運動は、前
記中央寄りのダクトに並んで設けられた追加の空気供給
用ダクトを通って供給される空気の噴流により、さらに
増長される。このようにして、継ぎ合わせ領域の端部で
望ましくない繊維の突出が生ずることなく、継ぎ合わせ
部の近くにおいて糸の巻き合わせが好適に行なわれる。
本発明では、1本または複数本の追加のダクトが、たが
いに向きあう一層中央寄りのダクトの1つずつについて
設けられる。チャンバの長手方向に並んだダクトの間隔
は、技術的観点から達成しうる範囲でできるだけ小さく
する必要があり、かつ空気供給用のダクトの半径に等し
い距離を実質的に越えてはならない。ダクトの半径に等
しい距離を越えると、糸に効果的な回転運動を与えるこ
とができない。
通常はこれらのダクトはすべて同じ直径であるが、ミキ
シングチャンバの内部に中央横断面に関して対称で均等
する状態となる条件のもとで、一層中央寄りのダクトの
直径と異なる直径の追加のダクトを設けることもでき
る。
また空気供給用のダクトを傾きを、それぞれの軸心がの
っている横断面とチャンバの長手方向の対称面との交線
に関して、前述の一定の限度内、すなわち15〜32゜に維
持することが重要であることが確認された。実際、本発
明によって与えられる他の条件を考慮すれば、傾きが緩
すぎれば、ダクトから噴出される空気流によってカバー
の表面に向う糸の凝集が固くなりすぎ、傾きが急すぎれ
ば空気の乱流による繊維の乱れが増大しすぎて、繊維の
からみ合いがランダムになり、確実でなくなる。
本発明の特徴およびそれに基づく利点は、添付の図面を
参照した、実際的なミキシングヘッドについての以下に
示す一実施例の説明によって、さらに明瞭になるであろ
う。
[実施例] 第1図は本発明のミキシングヘッドの一実施例を示す正
面図、第2図は第1図の(II)−(II)線断面図であ
る。
一般的に符号(10)で示されるミキシングヘッドは、通
常アルミニウム合金製の、一般的に台形状を呈するボデ
ィ(11)で構成されている。ボディ(11)の内部には、
細長い断面円形のミキシングチャンバ(12)が設けられ
ている。そのチャンバ(12)は長手方向(第1図におい
て左右方向。また、第2図においては紙面垂直方向に等
しい)に伸びるスロット(13)によって正面側に開口し
ており、このスロット(13)を画するボディ(11)のエ
ッジ(14)、(15)は、第2図において(16)で概略的
に示されている可動式のカバーのための当接面を構成す
るように、外部が平坦である。カバー(16)は継がれる
べき糸がチャンバ(12)内に収容された後、継ぎ操作が
行なわれている間中、チャンバ(12)の両端の開口部だ
けを開けたまま当該チャンバ(12)の正面を閉じてい
る。圧縮空気のチャンバ(12)への供給のために、ボデ
ィ(11)の内部に、図示されているばあいではいずれも
同じ内径を有する複数の円筒状ダクトが設けられてい
る。
詳述すれば、中央部にたがいに向き合う最初の一対のダ
クトが設けられ、それらは符号(17)、(18)で示され
ている。ダクト(17)、(18)の軸心はそれぞれチャン
バ(12)の長手方向の対称面、すなわち第2図におい
て、チャンバ(12)とスロット(13)の中心を通る線
(C)を含み紙面に垂直な面に対して直角な横断面に平
行であり、前記横断面のそれぞれは、チャンバの中央横
断面から当該チャンバの長手方向においてダクトの半径
と等しい距離にある。そのため両ダクトの中心間の距離
はダクトの直径と等しく、それらのダクト(17)、(1
8)を構成する円筒のもっとも奥(ボディ(10)の中心
寄り)の母線が前記中心横断面上を通っている。
しかしながら、また2本のダクト(17)、(18)をたが
いにさらに直接向き合うように配置することもできる
が、最大限は両ダクトのそれぞれの2本の軸線を含む両
横断面が中心横断面上で一致するまでである。
2本のダクト(17)、(18)がよりたがいに向きあうよ
うになることは、実際上ダクト(17)、(18)からの2
つの空気流の噴出がたがいに過剰に乱しあうため、結果
として高い撹乱が生じ、渦運動が優勢に生じることが妨
害される。他方、それらの相互の間隔が大きすぎるばあ
いは、継がれるべき糸の繊維の、継ぎ合わせ部の中央領
域における空気流に基づくからみ合いおよび相互侵入の
望ましい効果があやうくなる。これらを考慮して、本発
明では、チャンバ(12)の中心横断面からダクト(1
7)、(18)の軸心を通る横断面までのチャンバ(12)
の長手方向における距離は、最小が0で最大が前記ダク
ト(17)、(18)の半径の範囲内に設定されている。
ダクト(17)、(18)はチャンバ(12)内に、その底部
と対応して開口しており、それらは長手方向のスロット
(13)の側に、ある傾きをもって向けられている。すな
わちそれぞれのダクト(17)、(18)の軸心は、その軸
心を含む横断面とチャンバ(12)の長手方向の対称面と
の交線に対してある角度(α)を呈している(第2図参
照)。この角度(α)の値は15〜32゜の範囲内になけれ
ばならない。
一方のダクト(17)が前記長手方向の対称面の一方の側
においてチャンバ(12)内に連通し、他方のダクト(1
8)が前記対称面の反対側においてチャンバ(12)に連
通していることが観察されるべきである。図示されてい
るばあいにおいては第1図の正面図からわかるように、
ダクト(17)は上部で連通し、ダクト(18)は長手方向
の対称面の下方においてチャンバ(12)と連通してお
り、この配置は糸をS−撚りで継ぐために適している。
糸をZ−撚りで継ぐばあいは、配置を逆にして、空気の
渦運動が常時継ぐべき糸の撚りを確実にさせる必要があ
る。
前記もっとも中心寄りのダクト(17)、(18)のそれぞ
れに並んで設けられているのは、他の付加的なダクト
(19)、(20)である。それらはそれぞれ対応するダク
ト(17)、(18)に対して平行、すなわち前記長手方向
の対称面に対して同じ傾きを有しており、さらに図示さ
れている例では同じ直径を有している。そのようにして
平行な一対のダクト(17)、(19)が長手方向の対称面
の上方でチャンバ(12)内に開口し、平行な一対のダク
ト(18)、(20)がこの平面の下方でチャンバ(12)内
に開口することになる。それぞれの一対のダクトのたが
いの間隔は技術的に達成しうるもっとも小さい距離でな
ければならず、いずれのばあいもそれぞれのダクトの直
径の半分を越えるものであってはならない。
かくして、図示されているばあいにおいて4本のダクト
(17)、(18)、(19)、(20)がミキシングチャンバ
(12)内に圧縮空気を供給するために設けられている。
しかしながら操作上の要求にもとづいて、中央寄りのダ
クト(17)、(18)のそれぞれの横にさらに1本ずつ追
加のダクト、すなわちダクト(19)、(20)と類似のダ
クトを設けることもできる。
さらにミキシングチャンバの横断面における断面積と、
そのチャンバ内に圧縮空気を導くためのすべての円筒状
のダクトの横断面の断面積の総和との比率は、1.8〜2.5
の範囲になければならない。この範囲は、糸を確実に継
ぐうえで重要な要因であり、1.8よりも小さいと、チャ
ンバ内に激しい空気の渦流が発生し、この渦流のため、
継がれるべき2本の糸の繊維がからみ合い難くなり、繊
維がバラバラになり正しい継ぎ合わせがしにくくなる。
一方、2.5よりも大きいと、チャンバ内に発生する空気
の渦流が大幅に減少し、繊維を効果的にからみ合わせる
ことができなくなる。たとえば直径3mmのミキシングチ
ャンバにおいては、それぞれ直径1〜1.1mmの4本の空
気供給用のダクトを設けることができ、直径4mmのチャ
ンバに対してはそれぞれ直径1.3〜1.4mmの4本のダクト
を設けることができる。
ミキシングチャンバ(12)内に圧縮空気を供給するため
のダクトは、すべてボディ(11)内のチャンバ(12)の
後方に設けられているプリチャンバ(21)からの分岐で
ある。プリチャンバ(21)は圧縮空気連結部(23)のフ
ランジ(22)によって閉じられており、そのフランジ
(22)はボディ(11)内に設けられる空所に圧入され、
プリチャンバ(21)のまわりに設けられている円形状の
肩部(24)に止められている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のミキシングヘッドの一実施例を示す正
面図、第2図は第1図の(II)−(II)線断面図であ
る。 (図面の主要符号) (10):ミキシングヘッド (11):ボディ (12):ミキシングチャンバ (13):スロット (16):カバー (17)、(18)、(19)、(20):ダクト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その軸線に垂直な断面が円形である細長い
    チャンバが、その両端で開口しているボディと、その正
    面で糸継ぎ装置に設けられた可動カバーによって閉じる
    ことができる細長いスロットとによって構成されると共
    に、前記チャンバ内に自由に連通する複数の圧縮空気供
    給用の円筒状のダクトを備えており、チャンバの横断面
    の断面積と前記圧縮空気供給用のダクトの横断面の断面
    積の総和との比率が、1.8から2.5の範囲内であり、前記
    ダクトのうち少なくとも1本がチャンバ内にそのチャン
    バの長手方向の対称面に関して一方の側に連通し、かつ
    前記ダクトのうち少なくとも他の1本が前記対称面に関
    して反対側で連通してなるミキシングヘッドであって、 (a)前記長手方向の対称面のたがいに反対側の位置で
    チャンバ内と連通する前記たがいに反対向きの圧縮空気
    供給用の2本のダクトが、それぞれ前記チャンバの長手
    方向に垂直である横断面上に軸心を有しており、前記チ
    ャンバの長手方向に垂直であるチャンバの中心横断面か
    らそれらの横断面までのチャンバの長手方向における距
    離が、最小が0で最大が前記ダクトの半径の範囲内にあ
    り、 (b)前記たがいに反対向きの2本のダクトにそれぞれ
    に対して、チャンバのそれぞれの端部側に向って並ぶよ
    うに、さらに少なくとも1本の平行な圧縮空気供給用の
    ダクトが設けられており、その並んだダクトのそれぞれ
    の一対の間の距離がそのダクトの半径よりも短いもので
    あり、 (c)それらの圧縮空気供給用のダクトがチャンバ内に
    その底部と対応して開口し、かつそれぞれのダクトの軸
    心が、それらの軸心がのっている横断面とチャンバの長
    手方向の対称面との交線に対して15〜32゜の範囲内の角
    度で傾くように前記長手方向のスロットの方向に向けら
    れてなることを特徴とする圧縮空気で糸を継ぐ装置のミ
    キシングヘッド。
  2. 【請求項2】前記チャンバ内に圧縮空気を供給するため
    のダクトが、すべて同じ直径を有する特許請求の範囲第
    1項記載のミキシングヘッド。
JP61206663A 1985-09-11 1986-09-02 圧縮空気で糸を継ぐ装置のミキシングヘツド Expired - Lifetime JPH0780633B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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IT22978-B/85 1985-09-11
IT8522978U IT206161Z2 (it) 1985-09-11 1985-09-11 Testa di mescolazione per apparecchi di giunzione di filati tessili con l'ausilio di aria compressa.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62111878A JPS62111878A (ja) 1987-05-22
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