JPH0780578B2 - 事務用機器の給紙装置 - Google Patents

事務用機器の給紙装置

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JPH0780578B2
JPH0780578B2 JP24334788A JP24334788A JPH0780578B2 JP H0780578 B2 JPH0780578 B2 JP H0780578B2 JP 24334788 A JP24334788 A JP 24334788A JP 24334788 A JP24334788 A JP 24334788A JP H0780578 B2 JPH0780578 B2 JP H0780578B2
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佳久 大嶽
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フアクシミリや複写機等の事務用機器の給紙
装置に関するものである。
従来の技術 従来、多数枚の用紙を一枚ずつに分離する事務用機器の
給紙装置は、用紙分離ローラとこの用紙分離ローラに圧
接される摩擦板とにより構成されているが、その分離性
能を高めるために、例えば実公昭61−24512号公報に記
載されているように第一押圧部材と第二押圧部材とによ
り異なる二点で摩擦板を用紙分離ローラに圧接してい
る。すなわち、第5図に示すように、給紙台1の終端部
に用紙分離ローラ2が配設され、この用紙分離ローラ2
の外周には、ゴム素材等からなる摩擦片3が接合されて
いる。この摩擦片3の先端は、押圧板4による第一押圧
部材5により前記用紙分離ローラ2に圧接されていると
ともに、前記摩擦片3の基部側はシヤーシに螺合された
圧力調整ねじ7とばね8とによる第二押圧部材9により
前記用紙分離ローラ2に圧接されている。
そして、給紙台1に載置されて多数枚積層された用紙が
用紙分離ローラ2の外周面に沿つて挿入され、その用紙
分離ローラ2の外周面と摩擦片3との間で一枚に分離さ
れて送り出される。すなわち、最下部に位置する用紙以
外は、順次摩擦片3に接触してその送りを止められ、そ
の最下部に位置する用紙のみが送り出される。そのた
め、摩擦片3と用紙との摩擦力は、用紙間の摩擦力より
も大きく、用紙分離ローラ2と用紙との間の摩擦力より
も小さい。
発明が解決しようとする問題点 摩擦片3は、第一押圧部材5と第二押圧部材9との間で
用紙分離ローラ2の外周面に接しているため、一見、そ
の接触範囲が大きいように見えるが、外力が作用してい
るのは、第一押圧部材5と第二押圧部材9とが位置する
二点のみであり、その中間部での用紙分離機能は低い。
そのため、実際には、用紙分離が二個所で行なわれてい
るにしか過ぎないものであり、重ね送りされた用紙を分
離する性能は第一押圧部材5と第二押圧部材9との間で
は弱く、全体としての分離性能は、必ずしも満足できる
ものではない。
問題点を解決するための手段 駆動部に連結されて駆動される用紙分離ローラと、この
用紙分離ローラの外周の一部に沿つて湾曲する弾性のあ
る薄板状のばね部材と、このばね部材の内面に固定され
て前記用紙分離ローラの外周に圧接される摩擦部材と、
前記用紙分離ローラの円周方向に付勢されて支軸に回動
自在に取付けられるとともに前記ばね部材の先端を保持
する保持部を備たホルダと、前記ばね部材の後端を保持
する保持部材を備えるとともに前記ホルダによる前記ば
ね部材への付勢方向とは逆方向の前記用紙分離ローラの
円周方向に前記ばね部材を付勢する押付アームとよりな
る。
作用 用紙分離ローラに接触する摩擦部材は、ばね部材に固定
されており、このばね部材はその一端をホルダの保持部
で保持され、その他端を押付アームの保持部材で保持さ
れてその両端が用紙分離ローラの円周方向の逆方向に付
勢されているため、摩擦部材の全体が用紙分離ローラの
外周面に圧接され、これにより、摩擦部材の中心部の押
圧力も大きいことから用紙分離のために有効に作用する
ことになり、用紙分離性能が向上する。
実施例 本発明の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて説明す
る。まず、多数枚重ねられた用紙11を保持する給紙台12
が設けられ、この給紙台12の先端部には、図示しない駆
動部により駆動される用紙分離ローラ13が水平な軸心を
もつて回動自在に設けられている。
また、図示しないシヤーシ等の固定部に固定された支軸
14が設けられ、この支軸14にはホルダ15が回動自在に取
付けられている。このホルダ15は固定部16との間に配設
された圧縮ばね17により下向きに付勢されており、その
先端下面にはV字状に切欠された保持部18が形成されて
いる。さらに、前記ホルダ15の中間部には、支持軸19で
回動自在に取付けられた押付アーム20が設けられてい
る。この押付アーム20の上面には、後方へ延出された延
出部21が形成され、この延出部21と前記ホルダ15との間
には圧縮ばね22が設けられて前記押付アーム20は反時計
方向に付勢されている。また、前記押付アーム20の下端
には、スリツト状の開口23を有する保持部材としてのパ
イプ24が懸け渡されて固定されている。
ついで、鋼板等による弾性のある薄板状のばね部材25が
設けられている。このばね部材25の一方の縁部には、交
互に別方向に円弧状に折り曲げられた保持支片26が形成
されているとともに他方の縁部には、交互に別方向に直
角に折り曲げられたストツパ片27が形成されている。そ
して、前記ストツパ片27に当接させて前記ばね部材25の
表裏に前記保持部18に係合するチツプ28が図示しないビ
ス等により一体的に固定されている。このように形成さ
れたばね部材25の内面には、ゴム等の弾性部材による板
状の摩擦部材29が接着等の手段により固定されて弾性摩
擦板30が形成されている。
このように形成された弾性摩擦板30は、前記ばね部材25
の前記保持支片26が前記パイプ24内に挿入され、かつ、
軸方向から固着用軸31を挿入することにより固定されて
いる。また、前記チツプ28は、前記ホルダ15のV字形の
前記保持部18に係合されている。
このような構成において、用紙分離ローラ13は第1図の
矢印方向(反時計方向)に回転駆動され、図示しない押
圧ばねによりその用紙分離ローラ13の外周面に押圧され
ている用紙11は左側へ引き出される。そして、摩擦部材
29が存する位置にまで達すると、複数枚重なつた用紙11
は一枚に分離されて送り出される。
しかして、摩擦部材29を保持するばね部材25は、その一
方の縁部に形成されたチツプ28がホルダ15の保持部18に
係合し、この部分で下向きの力を受けている。また、ば
ね部材25の他方の縁部は、パイプ24で保持されており、
かつ、押付アーム20はそのパイプ24を用紙11の送り込み
方向と逆の方向に付勢している。このようにばね部材25
に外力が与えられているため、摩擦部材29の用紙分離ロ
ーラ13の外周に対する接触状態は、その中心から端部に
至るまでの全体にわたつて押圧力が有効に作用してい
る。そのため、用紙分離ローラ13と摩擦部材29と接触が
始まる部分で用紙11の分離が始まるが、その位置でも完
全に分離することができない場合であつても用紙分離ロ
ーラ13と摩擦部材29との接触範囲が大きいことと、その
接触範囲の全体にわたつて摩擦部材29が有効に用紙分離
ローラ13に圧接されていることとにより摩擦部材29のい
ずれかの範囲で用紙11の分離がなされる。換言すれば、
摩擦部材29の全長にわたつて用紙分離機能があるので、
重なつても送り込まれた場合であつても摩擦部材29の範
囲を送られている内に、用紙11は一枚に分離されるもの
である。
このような分離作用が行なわれる場合において、摩擦部
材29の接触部への入口部の圧力は、押付アーム20を付勢
している圧縮ばね22の力により規制され、また、摩擦部
材29自体の用紙分離ローラ13に対する圧接力はホルダ15
を押圧する圧縮ばね17の力により規制されるため、用紙
分離に必要な各部の力関係の設定が容易である。また、
多数枚の用紙が摩擦部材29と用紙分離ローラ13との間に
喰い込んだ場合には、圧縮ばね22の押圧力に抗して押付
アーム20が回動して摩擦部材29を逃すため、用紙11がジ
ヤムすることがない。このような場合であつても摩擦部
材29の先端側はホルダ15からの力を受けて用紙分離ロー
ラ13に圧接されているので、用紙分離機能が低下するお
それがない。
発明の効果 本発明は上述のように、駆動部に連結されて駆動される
用紙分離ローラと、この用紙分離ローラの外周の一部に
沿つて湾曲する弾性のある薄板状のばね部材と、このば
ね部材の内面に固定されて前記用紙分離ローラの外周に
圧接される摩擦部材と、前記用紙分離ローラの円周方向
に付勢されて支軸に回動自在に取付けられるとともに前
記ばね部材の先端を保持する保持部を備えたホルダと、
前記ばね部材の後端を保持する保持部材を備えるととも
に前記ホルダによる前記ばね部材への付勢方向とは逆方
向の前記用紙分離ローラの円周方向に前記ばね部材を付
勢する押付アームとよりなるので、用紙分離ローラに接
触する摩擦部材は、ばね部材に固定されており、このば
ね部材はその一端をホルダの保持部で保持され、その他
端を押付アームの保持部材で保持されてその両端が用紙
分離ローラの円周方向の逆方向に付勢されているため、
摩擦部材の全体が用紙分離ローラの外周面に圧接され、
これにより、摩擦部材の中心部の押圧力も大きいことか
ら用紙分離のために有効に作用することになり、用紙分
離性能が向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図はその
一部の斜視図、第3図は伸長状態のばね部材とその一端
の取付構造を示す側面図、第4図はばね部材の平面図、
第5図は従来の一例を示す側面図である。 13……用紙分離ローラ、15……ホルダ、18……保持部、
20……押付アーム、25……ばね部材、28……保持部材、
29……摩擦部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動部に連結されて駆動される用紙分離ロ
    ーラと、この用紙分離ローラの外周の一部に沿つて湾曲
    する弾性のある薄板状のばね部材と、このばね部材の内
    面に固定されて前記用紙分離ローラの外周に圧接される
    摩擦部材と、前記用紙分離ローラの円周方向に付勢され
    て支軸に回動自在に取付けられるとともに前記ばね部材
    の先端を保持する保持部を備えたホルダと、前記ばね部
    材の後端を保持する保持部材を備えるとともに前記ホル
    ダによる前記ばね部材への付勢方向とは逆方向の前記用
    紙分離ローラの円周方向に前記ばね部材を付勢する押付
    アームとよりなることを特徴とする事務用機器の給紙装
    置。
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