JPH0779974A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Publication number
JPH0779974A
JPH0779974A JP22743993A JP22743993A JPH0779974A JP H0779974 A JPH0779974 A JP H0779974A JP 22743993 A JP22743993 A JP 22743993A JP 22743993 A JP22743993 A JP 22743993A JP H0779974 A JPH0779974 A JP H0779974A
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JP
Japan
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image
ultrasonic
diagnostic apparatus
ultrasonic diagnostic
representative
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Application number
JP22743993A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Mine
喜隆 嶺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静脈からの造影剤注入によるコントラストを
みる場合、輝度バラツキを低減し、特に血流が供給され
ていない心筋領域をコントラストエコーにより識別し異
常部位を同定可能とした超音波診断装置を提供するこ
と。 【構成】 超音波造影剤を用いて輝度増強する際に、予
め設定された時間間隔ごとにその期間に属するBモード
画像またはBDFパワー画像について、サンプルボリュ
ームもしくは画素ごとに、平均値、最大値、最小値ある
いは中央値のような代表値を求めて代表画像を作成する
画像処理部を設け、得られた代表画像を予め設定された
時間間隔ごとに表示すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波造影剤を用いて
血流灌流領域を評価する際に造影剤による輝度増強効果
をよりよく検出するための画像処理を行うようにした超
音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波の医学的な応用としては種々の装
置があるが、その主流は超音波パルス反射法を用いて生
体の軟部組織の断層像を得る超音波診断装置である。こ
の超音波診断装置は無侵襲検査法で、あまり造影剤など
を使用せずに組織の断層像を表示するものであり、X線
診断装置、X線CT装置、MRIおよび核医学診断装置
などの他の診断装置に比べて、リアルタイム表示が可
能、装置が小型で安価、X線などの被爆がなく安全性が
高い、および超音波ドプラ法により血流イメージングが
可能などの特徴を有している。このため心臓、腹部、乳
腺、泌尿器、および産婦人科などで広く超音波診断が行
われている。特に、超音波プローブを体表から当てるだ
けの簡単な操作で心臓の拍動や胎児の動きのようすがリ
アルタイム表示で得られ、かつ安全性が高いため繰り返
して検査が行えるほか、ベッドサイドへ移動していって
の検査も容易に行えるなど簡便である。
【0003】このような超音波診断装置において、例え
ば、心臓などの検査で静脈から造影剤を注入して血流動
態の評価が行われつつある。静脈からの造影剤注入は侵
襲性が小さいので、この血流動態の評価法による診断が
普及しつつある。診断は、診断部位における造影剤の空
間分布の時間変化のようすを輝度変化の広がりや輝度増
強の程度をみて行われており、また、造影剤注入から関
心領域(ROI)にそれが到達するまでの時間およびR
OI内での造影剤によるエコー輝度の時間変化TDC(T
ime Density Curve)などを求めることにより行われてい
る。そして、従来、造影剤による超音波エコーのエコー
レベル変化の検出は、Bモード画像の輝度レベルの変化
を単に視覚的に認識するか、複数のイメージデータを装
置内に記憶しておき後で各画像を呼出しヒストグラム計
算機能などを用いてエコーレベル変化の定量測定やTD
Cの作成が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の超音波診断装置では、使い勝手が悪く、定量評
価を行うことが困難であった。そして、静脈からの造影
剤注入ではS/N比が小さくまた超音波画像には画像ノ
イズやスペックルパターンなどによる空間方向および時
間方向の画像の輝度バラツキがあり、コントラストの微
妙な変化を認識することが困難であった。特に、心臓筋
肉での超音波造影剤によるコントラストをみる場合、拍
動時の心筋の動きと輝度レベルの変化も問題になる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、静脈からの造影剤注入によるコント
ラストをみる場合、輝度バラツキを低減し、特に血流が
供給されていない心筋領域をコントラストエコーにより
識別し異常部位を同定可能とした超音波診断装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、超音波診断装置の構成を以下のようにし
た。即ち、超音波ビームで走査して超音波エコー信号を
得る走査手段と、この走査手段により得られた超音波エ
コー信号に基づきBモード画像を生成し表示する手段と
を具備する超音波診断装置、あるいは超音波ビームで走
査して超音波エコー信号を得る走査手段と、この走査手
段により得られた超音波エコー信号に基づきフィルタ処
理をした後領域内の物体の運動速度をサンプルボリュー
ムごとに演算する速度演算手段と、この速度演算手段に
より得られたサンプルボリュームごとのBDFパワー値
を2次元画像表示する表示手段とを具備する超音波診断
装置において、超音波造影剤を用いて輝度増強する際
に、予め設定された時間間隔ごとにその期間に属するB
モード画像またはBDFパワー画像について、サンプル
ボリュームもしくは画素ごとに、平均値、最大値、最小
値あるいは中央値のような代表値を求めて代表画像を作
成する画像処理部を設け、得られた代表画像を予め設定
された時間間隔ごとに表示することを特徴とするもので
ある。
【0007】この超音波診断装置において、心拍周期を
検出する手段を備え、検出された心拍周期を予め設定さ
れた時間間隔として用いることを特徴とするものであ
る。
【0008】また、この超音波診断装置において、心拍
周期の心筋がほとんど運動しない拡張期を検出する手段
を備え、検出された拡張期に属する画像について、サン
プルボリュームもしくは画素ごとに、平均値、最大値、
最小値あるいは中央値のような代表値を求めて代表画像
を作成し、この代表画像を心拍周期ごとに表示すること
を特徴とするものである。
【0009】さらに、これらの超音波診断装置のいずれ
か1つにおいて、画像処理部にて、予め参照画像を指定
し、この参照画像と以後に発生する代表画像とのサブト
ラクション処理を行い、得られたサブトラクション画像
を設定された時間間隔ごとに表示することを特徴とする
ものである。
【0010】これらの超音波診断装置のいずれか1つに
おいて、画像処理部にて、設定された時間間隔で得られ
る代表画像について、逐次サブトラクション処理を行
い、得られたサブトラクション画像を設定された時間間
隔ごとに表示することを特徴とするものである。
【0011】これらの超音波診断装置のいずれか1つに
おいて、画像処理部にて、設定された時間間隔で得られ
る代表画像について、逐次最大値ホールド処理を行い、
得られた最大値ホールド処理後の画像を設定された時間
間隔ごとに表示することを特徴とするものである。
【0012】さらにまた、これらの超音波診断装置のい
ずれか1つにおいて、画像処理部にて、予めBモード画
像により心腔を含む超音波造影剤が多量に流れる領域を
同定してマスク像を作成し、その領域の情報は表示しな
いことを特徴とするものである。
【0013】これらの超音波診断装置のいずれか1つに
おいて、速度演算手段の前のフィルタ処理部に心腔内血
流成分を除去するための高周波除去フィルタを設けたこ
とを特徴とするものである。
【0014】これらの超音波診断装置のいずれか1つに
おいて、速度演算手段の前のフィルタ処理部に心腔内血
流成分および心筋組織からのエコー成分を除去し、心筋
内血流からのエコー成分を検出するための帯域通過フィ
ルタを設けたことを特徴とするものである。
【0015】上記の超音波診断装置のいずれか1つにお
いて、複数の指定された関心領域(ROI)を入力する
手段と、得られた処理画像データをもとに設定されたR
OIについての時間変化曲線を作成し特徴量を算出する
ためのTDC演算部とを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0016】
【作用】上記構成によれば、超音波造影剤を用いて輝度
増強してBモード画像またはBDFパワー画像を得る際
に、サンプルボリュームもしくは画素ごとに、平均値、
最大値、最小値あるいは中央値のような代表値を求めて
代表画像を作成するので、輝度レベルのバラツキを低減
できる。
【0017】また、超音波造影剤を用いて心臓筋肉への
血流状態をみる場合、心拍周期の心筋がほとんど運動し
ない拡張期に属する画像について、サンプルボリューム
もしくは画素ごとに、平均値、最大値、最小値あるいは
中央値のような代表値を求めて代表画像を作成するの
で、心筋の動きによる空間分解能の劣化をきたすことな
く処理でき、得られた代表画像を心拍周期ごとに表示で
きる。
【0018】さらに、上記の代表値を求める演算に加え
て、参照画像と以後に発生する代表画像とのサブトラク
ション処理または代表画像について逐次サブトラクショ
ン処理または代表画像について逐次最大値ホールド処理
を行うと、更に鮮明な画像が得られる。
【0019】さらにまた、超音波造影剤を用いて心臓筋
肉への血流状態をみる場合、予めBモード画像により心
腔や太い血管などの超音波造影剤が多量に流れる領域を
同定してマスク像を作成し、その領域の情報は表示しな
いので、心臓筋肉への血流状態がより鮮明な画像が得ら
れる。
【0020】さらにまた、超音波造影剤を用いて心臓筋
肉への血流状態をみる場合、特にBDFパワー画像につ
いて、高周波除去フィルタまたは帯域通過フィルタを設
けて表示する速度レンジを選択することにより、例え
ば、心筋への血流状態のみを見るようにするので、心筋
への血流状態がより鮮明な画像が得られる。
【0021】そして、関心領域(ROI)を設定し、得
られた処理画像データをもとに設定されたROIについ
ての時間変化曲線を作成し特徴量を算出するので、各種
の診断に役立てることができる。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。本発明は基本的には心臓筋肉への血流状態をみ
る場合に限定されるものではないが、以下には心臓特に
左心室系筋肉への血流状態をみて異常部位を同定する場
合ついて説明する。
【0023】超音波診断装置を用いれば、心臓内の血流
状態をカラー表示して見ることができる。しかし、これ
は心腔や太い血管などにおける血流状態であって、通常
の超音波診断装置では心臓筋肉への血流状態をみること
はできない。そこで、超音波造影剤を使用して心臓筋肉
の血流からのコントラストエコーによる診断が普及しつ
つある。そして、超音波造影剤を静脈から注入して心臓
左心室系心筋を評価する場合、心筋そのものからのエコ
ーレベルが大きいため、造影剤による輝度増強はとらえ
にくい。画像ノイズやスペックルノイズなどによる画像
の輝度バラツキを低減してコントラスト分解能を向上さ
せる必要がある。本発明はこの画像の輝度バラツキを低
減するために種々の演算・処理を行い画像処理をするも
のである。この画像処理に用いられる超音波エコー信号
としては、Bモード輝度信号またはBDFパワー信号の
いずれでもよい。
【0024】図1は、Mモードでの心室中隔ならびに左
室後壁エコーを示す図である。図1より明らかなよう
に、ECG(心電信号)におけるT波後の急速な左室拡
張が終了したときよりECGのP波が発生し左房収縮が
開始されるまで(図中矢印Aで示す)の期間は心筋がほ
とんど動かない。従って、この拡張末期の期間は心筋の
動きによる空間分解能の劣化を防ぐことができる。よっ
て、この拡張末期の期間に収集された超音波画像につい
て、各ピクセルまたはサンプルボリューム(信号処理単
位)ごとに以下の演算・処理を行う。拡張末期に収集さ
れた画像を用いることにより心筋の動きによる位置ずれ
が防止できるとともに心筋の収縮拡張運動による輝度変
化や音響特性変化の影響を低減でき、心筋内血流を評価
する場合は主に拡張期に流れることが知られており、効
率よく信号を検出できる。その場合、超音波画像には前
処理として空間的な平滑化あるいはノイズ低減処理を行
ってもよい。
【0025】図2に示すように、同一心拍内の拡張末期
に属する(M+1)枚の超音波画像において、
【数1】
【外1】 同期して表示する。上記(1)式で示されるものが平均
値演算であり、(2)式で示されるものが最大値ホール
ド処理であり、(3)式で示されるものがメジアンフィ
ルタリングである。このような演算・処理を図2に示す
ように同一心拍内
【外2】 タまでについて行う。これをピクセル全体について行っ
て、新たに生成されたP
【外3】 いて、図3から図5に示される処理を併せて行ってもよ
い。
【0026】図3に示されるものは、適当な心拍時の画
像を参照画像(例えば、超音波造影剤を注入する前の心
拍時の処理画像)I0 として選択して設定し、これと以
後心拍ごとに生成する代表画像I1 、I2 、……Im と
のサブトラクションを画像のピクセルごとに行ってサブ
トラクション画像I′1 、I′2 、……I′m を得て、
これを表示する。即ち、(I1 −I0 )からI′1 を、
(I2 −I0 )からI′2 を、……(Im −I0 )から
I′m を得て、これを表示する。
【0027】図4に示されるものは、心拍ごとに生成す
る代表画像I1 、I2 、……Im について、逐次サブト
ラクションを各画像のピクセルごとに行って、サブトラ
クション画像I′1 、I′2 、……I′m を得てこれを
表示する。即ち、(I2 −I1 )からI′1 を、(I3
−I2 )からI′2 を、……(Im −Im-1 )からI′
m-1 を得て、これを表示する。
【0028】図5に示されるものは、心拍ごとに生成す
る代表画像I1 、I2 、……Im について、さらに各画
像のピクセルごとに最大値ホールド処理を行い、その時
刻までに各ピクセルで発生した最高輝度レベルを表示す
る画像I′1 、I′2 、……I′m を得る。
【0029】このような画像処理を行うことにより、超
音波造影剤が心筋から流出した時に得られる最終画像を
観察することにより、超音波造影剤の心筋各部位への分
布が一目で認識できるようになる。心筋各部位の輝度変
化に時間的ずれがあった場合、特に有効である。
【0030】また、このような処理を行い画像を表示す
る際に、心筋組織のコントラストに注目している場合、
心腔内や太い血管からのエコーは診断の妨げになる可能
性がある。従って、予めBモード画像により心腔や太い
血管領域を同定してマスク像を作成し、以後表示される
画像では、その領域の情報は表示しないようにし、心筋
領域からのエコー信号のみを表示する。こうすることに
より、心筋の各部位のエコーレベルの変化をより敏感に
とらえることができる。
【0031】上記各種の処理は、先にも述べたように、
Bモード輝度信号に基づくBモード画像に限らない。ド
プラー法により演算されたBDFパワー信号に基づくパ
ワー画像(パワー値)でもよい。この場合は心腔や太い
血管領域からの信号を除去するために以下の処理を行う
ことができる。
【0032】心拍周期の心筋がほとんど運動しない拡張
期の心臓各部位の速度差が、心筋<心筋内血流<心腔内
血流であることに着目してドプラー演算系のフィルタ処
理部を工夫する。
【0033】(a) フィルタ部はローパスフィルタとして
心腔内や太い血管領域の血流成分を除去するための高周
波除去フィルタを設け、心筋および心筋内血流からのエ
コー信号を演算して画像化する。
【0034】(b) フィルタ部は帯域通過フィルタ(バン
ドパスフィルタ)として、心筋組織および心腔内や太い
血管領域の血流成分を除去するための周波数特性を設定
し、心筋内血流成分のみからのエコー信号を演算して画
像化する。
【0035】さらに、Bモード画像およびBDFパワー
画像について、検査前または検査後にマウスやトラック
ボールなどを用いて複数の関心領域(ROI)を入力で
きるようにし、設定されたROIについての時間変化曲
線TDC(Time Density Curve)を上記処理画像のデー
タに基づいて作成し表示する。このTDCについては、
ピーク値やピーク値到達時間、TDC間の時間ずれなど
の特徴量を算出し表示できるようにしてもよい。
【0036】なお、上記説明においては、心拍周期の心
筋がほとんど運動しない拡張期を検出する手段としてE
CGを用いる例で説明したが、その他拡張期を同定でき
る信号であれば何を利用してもよい。例えば、心音や心
筋の運動速度などが考えられ、いずれを用いてもよい。
【0037】次に、図6に基づいて本発明の具体的実施
例を説明する。図6は本発明の超音波診断装置の一実施
例を示すブロック構成図である。この超音波カラードプ
ラ断層装置は、被検者との間で超音波信号の送受信を担
う超音波プローブ2と、この超音波プローブ2を駆動し
かつ超音波プローブ2の受信信号を処理する装置本体1
0と、この装置本体10に接続されかつ心電情報を検出
するECG(心電計)1と、装置本体10に接続されか
つオペレータからの指示情報を装置本体10に出力可能
な操作パネル14とを具備する。操作パネル14には、
ROIの設定などを行うためにマウス12やトラックボ
ール13などが接続あるいは設置されている。
【0038】また、装置本体10内は、その扱う信号経
路の種別により超音波プローブ系統、ECG系統、およ
び操作パネル系統に大別することができる。超音波プロ
ーブ系統としては、超音波プローブ2に接続された超音
波送受信部4を備え、この超音波送受信部4の出力側に
配置されたBモード用DSC(ディジタルスキャンコン
バータ)部5、Bモード用フレームメモリ11、メモリ
合成部8および表示器9を備える、一方同じく超音波送
受信部4に接続された、カラーフローマッピング(CF
M)のための位相検波部17、フィルタ部18、周波数
解析部19、CFM用DSC部20、およびCFM用フ
レームメモリ22を備えている。また、ECG系統とし
ては、ECG1に接続されたECG用アンプ3を備え、
このアンプ3の出力側に接続されたトリガ信号発生器6
および参照データメモリ7を備え、参照データメモリ7
のデータは上記メモリ合成部8に出力可能となってい
る。さらに、操作パネル系統としては、操作パネル14
からの操作情報を入力するCPU(中央処理装置)15
と、このCPU15の管理下に置かれるタイミング信号
発生器16とを備える。なお、CPU15は、オペレー
タが操作パネル14を介して指令したROIの設定信号
を、ROI設定に必要な各構成に供給できるようになっ
ている。
【0039】この実施例にあっては、超音波プローブ2
および超音波送受信部4が本発明の走査手段を形成し、
位相検波部17、フィルタ部18および周波数解析部1
9が速度演算手段を形成している。また、CFM用DS
C部20、CFM用フレームメモリ22、メモリ合成部
8および表示器9が表示手段を形成している。
【0040】そして、CFM用フレームメモリ22と接
続している画像処理部23およびTDC演算部24が本
発明の主要な各種処理を行う部分である。即ち、画像処
理部23においては、上記図1および図2に基づいて説
明した画像処理を行って、心拍に同期してその心拍を代
表する画像を生成し、必要に応じて、各代表画像につい
て図3乃至図5に示す処理などを行う。そして、必要に
応じて、予めBモード画像により心腔や太い血管領域を
同定してマスク像を作成し、以後表示される画像では、
その領域の情報は表示しないようにする。また、TDC
演算部24においては、設定されたROIについて上記
画像処理されたデータをもとに時間変化曲線TDCを作
成し、メモリ合成部8に出力して表示する。そして、必
要に応じてTDCからピーク値やその発生時刻あるいは
他のROIのTDCとの時相ずれなどのTDCの特徴量
を算出し表示してもよい。
【0041】このような超音波診断装置の動作について
説明する。超音波プローブ2は、短冊状の複数の圧電振
動子を配列させたトランスデューサを内蔵している。各
圧電振動子は、超音波送受信部4からの駆動信号によっ
て励振する。各駆動信号の遅延時間を制御することによ
り、スキャン方向を変更してセクタ電子走査可能になっ
ている。超音波送受信部4の遅延時間パターンは、後述
するタイミング信号発生器16から送られてくる基準信
号を基準時として、CPU15により制御される。超音
波送受信部4は、スキャン方向に対応して遅延時間パタ
ーンが制御された駆動電圧信号を超音波プローブ2に出
力する。この駆動電圧信号を受けた超音波プローブ2
は、そのトランスデューサにおいて電圧信号を超音波信
号に変換する。この変換された超音波信号は、被検者の
器官(診断部位である心臓)に向けて送波される。この
送波された超音波信号は、心臓を含む各組織で反射さ
れ、再び、超音波プローブ2に戻ってくる。そこで、超
音波プローブ2内のトランスデューサで反射信号が再び
電圧信号(エコー信号)に変換され、そのエコー信号は
超音波送受信部4に出力される。すると、超音波送受信
部4の信号処理回路は、送信時と同様に、入力したエコ
ー信号に遅延をかけて整相加算し、スキャン方向に超音
波ビームを絞ったと等価なエコービーム信号を生成す
る。この整相加算されたエコービーム信号は、検波され
た後、Bモード用DSC部5に出力される。このBモー
ド用DSC部5は超音波走査のエコーデータを標準テレ
ビ走査のデータに変換し、メモリ合成部8に出力する。
また、これと並行して、Bモード用DSC部5は、任意
の心位相における複数枚の画像データをBモード用フレ
ームメモリ11に記憶させる。
【0042】一方、超音波送受信部4で処理されたエコ
ー信号は、位相検波部17にも出力される。位相検波部
17はミキサとローパスフィルタを備える。心筋のよう
な運動をしている部位で反射したエコー信号は、ドプラ
効果によって、その周波数にドプラ偏移(ドプラ周波
数)を受けている。位相検波部17は、そのドプラ周波
数について位相検波を行い、低周波数のドプラ信号のみ
をフィルタ部18に出力する。このフィルタ部18で
は、上記のように、心拍周期の心筋がほとんど運動しな
い拡張期の心臓各部位の速度差が、心筋<心筋内血流<
心腔内血流の関係にあることを利用して、位相検波され
たドプラ信号から心腔内血流成分を除去し、心筋および
心筋内血流によるドプラ信号を効率よく検出する。この
場合、フィルタはローパスフィルタとして機能する。さ
らに、心筋内血流成分のみを検出するためハイパスフィ
ルタも組み合わせ帯域通過フィルタ(バンドパスフィル
タ)として機能させることもできる。目的により特性を
変化させることができる。フィルタ部18にてフィルタ
リングされたドプラ信号は、次の周波数解析部19に出
力される。この周波数解析部19では、超音波ドプラ血
流計測で用いられている血流信号(ドプラ信号)の代表
的な周波数分析法である、高速フーリェ変換(FFT)
法および自己相関法を適用し、個々のサンプルボリュー
ムにおける観測時間(時間窓)内での平均速度や最大速
度を演算する。具体的には、例えばFFT法または自己
相関法を用いてスキャン各点の平均ドプラ周波数(即
ち、その点での観測対象の運動の平均速度)や分散値
(ドプラスペクトラムの乱れ度)を、さらにはFFT法
を用いてドプラ周波数の最大値(即ち、その点での観測
対象の運動の最大速度)などをリアルタイムで演算す
る。ここで演算された速度は、次のCFM用DSC部2
0に出力される。このCFM用DSC部20は、走査方
式変換用のDSC20aと速度データをカラー化するた
めにルックアップ用テーブルを備えたカラー回路20b
を有する。このDSC20aで超音波信号が標準テレビ
走査信号に変換されるとともにカラー回路20bでカラ
ー表示用データに変換され、その変換信号がメモリ合成
部8に出力される。
【0043】本実施例ではCFM用DSC部20に大容
量のCFM用フレームメモリ22が設置されている。こ
のフレームメモリ22は、最低1心拍分以上のCFMデ
ータが保管可能であり、画像処理部23およびTDC演
算部24に対してデータの入出力が可能である。なお、
フレームメモリ22に保管されるデータは、走査線のデ
ータのみでもよいし、標準テレビ走査信号に変換された
データでもよい。
【0044】画像処理部23では、次のような処理を行
う。即ち、トリガ信号発生器6からのECG情報をもと
に心筋の拡張末期を認識し、この期間に属する画像を図
2に示したように、各ピクセルごとに最大値ホールド処
理などを行い、心拍ごとに新たに一枚の代表画像を生成
しCFM用フレームメモリ22に出力する。また、この
代表画像にさらに図3から図5に示したような処理・演
算を行う場合は、再びCFM用フレームメモリ22から
代表画像を取り込み処理・演算を行い、CFM用フレー
ムメモリ22またはCFM用DSC部20に出力する。
また、必要に応じて、予めBモード画像により心腔や太
い血管領域を同定してマスク像を作成し、以後表示され
る画像では、その領域の情報は表示しないようにし、心
筋領域からのエコー信号のみを表示する。
【0045】TDC演算部24では、上記画像処理部2
3にて処理され、CFM用フレームメモリ22に記録さ
れている心拍ごとの処理画像データより、設定されたR
OIについてのデータを取り込み、ROI内のデータで
平均値演算などを行い、時間変化曲線TDCを作成し、
メモリ合成部8に出力して表示器9に表示する。そし
て、TDCからピーク値やピーク値到達時刻などの特徴
量を算出し、複数のROIがある場合はROI間でのT
DCの時間的なずれを相互相関演算などにより求める。
【0046】図7は本発明の超音波診断装置の他の実施
例を示すブロック構成図である。この超音波診断装置
は、対象とする超音波画像としてBモード画像を考えた
もので、基本的な構成は図6に示すものと同じであり、
図6に示すもののCFM用フレームメモリ22の替わり
にBモード用フレームメモリ11を用いている。従っ
て、図6に示すものと同じ部材には同じ符号を付してあ
り、CFM用の位相検波部17、フィルタ部18、周波
数解析部19、CFM用DSC部20、およびCFM用
フレームメモリ22については図中から削除してある。
そして、画像処理部23およびTDC演算部24では、
Bモード用フレームメモリ11に記憶されたBモード画
像に基づいて上記実施例に記載したのと同様な処理・演
算を行う。
【0047】なお、上記実施例においては、心筋を対象
にECGに同期させて処理する例を説明したが、心臓以
外の領域にも適用可能である。また、処理する時間幅は
装置内部の時間計測機能により設定できるようにするこ
ともできる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像処理して表示されるリアルタイム像から、容易に超音
波造影剤によりエコー増強した部位を検出できる。特
に、心筋コントラストエコー法の試行時には、冠血流の
かん流領域を簡単に検出できるようになる。また、ノイ
ズやスペックルの影響が低減されたTDCを求めること
ができ、その特徴量を算出することにより容易に評価で
き、診断に役立てることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Mモードでの心室中隔ならびに左室後壁エコー
を示す図である。
【図2】本発明の超音波診断装置にて画像処理を行う場
合を説明するための図である。
【図3】心拍に同期した代表画像についてさらに画像処
理を行う場合を説明するための図である。
【図4】心拍に同期した代表画像についてさらに画像処
理を行う場合を説明するための図である。
【図5】心拍に同期した代表画像についてさらに画像処
理を行う場合を説明するための図である。
【図6】本発明の超音波診断装置の一実施例を示すブロ
ック構成図である。
【図7】本発明の超音波診断装置の他の実施例を示すブ
ロック構成図である。
【符号の説明】
1 ECG 2 超音波プローブ 3 ECG用アンプ 4 超音波送受信部 5 Bモード用DSC部 8 メモリ合成部 9 表示器 10 装置本体 11 Bモード用フレームメモリ11 20 CFM用DSC部 22 CFM用フレームメモリ 23 画像処理部 24 TDC演算部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】超音波診断装置を用いて被検体の心室中隔なら
びに左室後壁をMモード撮影したときのエコー信号を模
式的に表わした図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波ビームで走査して超音波エコー信
    号を得る走査手段と、この走査手段により得られた超音
    波エコー信号に基づきBモード画像を生成し表示する手
    段とを具備する超音波診断装置、あるいは超音波ビーム
    で走査して超音波エコー信号を得る走査手段と、この走
    査手段により得られた超音波エコー信号に基づきフィル
    タ処理をした後領域内の物体の運動速度をサンプルボリ
    ュームごとに演算する速度演算手段と、この速度演算手
    段により得られたサンプルボリュームごとのBDFパワ
    ー値を2次元画像表示する表示手段とを具備する超音波
    診断装置において、超音波造影剤を用いて輝度増強する
    際に、予め設定された時間間隔ごとにその期間に属する
    複数のBモード画像またはBDFパワー画像について、
    サンプルボリュームもしくは画素ごとに、代表値を求め
    て代表画像を作成する画像処理部を設け、得られた代表
    画像を予め設定された時間間隔ごとに表示することを特
    徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、心拍周期を検出する
    手段を備え、検出された心拍周期を予め設定された時間
    間隔として用いることを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、心拍周期の心筋がほ
    とんど運動しない拡張期を検出する手段を備え、検出さ
    れた拡張期に属する画像について、サンプルボリューム
    もしくは画素ごとに、代表値を求めて代表画像を作成
    し、この代表画像を心拍周期ごとに表示することを特徴
    とする超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項におい
    て、画像処理部にて、予め参照画像を指定し、この参照
    画像と以後に発生する代表画像とのサブトラクション処
    理を行い、得られたサブトラクション画像を設定された
    時間間隔ごとに表示することを特徴とする超音波診断装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか1項におい
    て、画像処理部にて、設定された時間間隔で得られる代
    表画像について、逐次サブトラクション処理を行い、得
    られたサブトラクション画像を設定された時間間隔ごと
    に表示することを特徴とする超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれか1項におい
    て、画像処理部にて、設定された時間間隔で得られる代
    表画像について、逐次最大値ホールド処理を行い、得ら
    れた最大値ホールド処理後の画像を設定された時間間隔
    ごとに表示することを特徴とする超音波診断装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項におい
    て、画像処理部にて、予めBモード画像により心腔を含
    む超音波造影剤が多量に流れる領域を同定してマスク像
    を作成し、その領域の情報は表示しないことを特徴とす
    る超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれか1項におい
    て、速度演算手段の前のフィルタ処理部に心腔内血流成
    分を除去するための高周波除去フィルタを設けたことを
    特徴とする超音波診断装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至6のいずれか1項におい
    て、速度演算手段の前のフィルタ処理部に心腔内血流成
    分および心筋組織からのエコー成分を除去し、心筋内血
    流からのエコー成分を検出するための帯域通過フィルタ
    を設けたことを特徴とする超音波診断装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1項におい
    て、複数の指定された関心領域(ROI)を入力する手
    段と、得られた処理画像データをもとに設定されたRO
    Iについての時間変化曲線を作成し特徴量を算出するた
    めのTDC演算部とを設けたことを特徴とする超音波診
    断装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1項にお
    いて、前記代表値は、平均値、最大値、最小値あるいは
    中央値のうちいずれか1つの値であることを特徴とする
    超音波診断装置。
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