JPH0779471B2 - 映像判定装置 - Google Patents

映像判定装置

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JPH0779471B2
JPH0779471B2 JP60133357A JP13335785A JPH0779471B2 JP H0779471 B2 JPH0779471 B2 JP H0779471B2 JP 60133357 A JP60133357 A JP 60133357A JP 13335785 A JP13335785 A JP 13335785A JP H0779471 B2 JPH0779471 B2 JP H0779471B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、競馬、競輪、競艇、オートレース等の着順
判定及び高速で移動する物体の形状や文字の読み取り判
定などに用いられる映像判定装置に関する。
「従来の技術」 例えば、競馬、競輪等の着順判定には、スリット式カメ
ラが広く使用されている。このスリット式カメラの概略
構成は、第4図に示す通りである。この図において、1
はレンズ、2はスリット2aを有するスリット板、3はフ
ィルムであり、これらは、カメラケースC内に収められ
ている。そして、ゴールライン4上の物体像がレンズ1
及びスリット2aを通してフィルム3上に結像するように
配置し、フィルム3を、ゴールライン4上を通過する移
動物体(この場合、競走馬)5に対応した速度で、かつ
移動物体5の移動方向と逆方向へ移動して巻き替えるこ
とにより、ゴールライン4上を通過した移動物体像のみ
が時間の経過とともに連続的にフィルム3に写し込まれ
る。この場合、ゴールライン4上の静止物体(例えば、
背景)の像は常にスリット2aを通過してフィルム3に達
しているので、フィルム3の移動方向へ沿って帯状に写
し込まれ、実際の形状としては写し込まれない。ここ
で、判定員は、現像されたフィルム3を目視してゴール
ライン4上を通過した複数の移動物体5の着順を判定す
る。
「この発明が解決しようとする問題点」 ところで、競馬、競輪等においては迅速な着順判定が望
まれている。しかしながら、上述したスリット式カメラ
を用いて着順を判定する方法では、スリット式カメラを
ゴールライン4の見通し線M上に配置しなければなら
ず、また全ての移動物体5がゴールライン4を通過した
後、スリット式カメラからフィルム3を取り出して現像
処理を施し、そして現像済みのフィルム3を判定資料と
して判定員の手に渡さなければならない。従って、全て
の移動物体5がゴールしてから、判定資料となる現像済
みのフィルム3が判定員の手に渡るまでには、たとえ高
速現像処理が可能なフィルム3を用いたとしても、ある
程度の時間が必要であり、判定作業の迅速化を図る際の
阻害要因となっていた。また、判定員は現像済みの長尺
であるフィルム3から判定に必要な部分を捜し出し、移
動物体5の着順判定を迅速に、かつ正確に行なわなけれ
ばならない。しかしながら、例えば、複数の移動物体5
が互いに接近した状態でゴールし、フィルム3上に複数
の移動物体5が重なり合うように写し込まれている場合
においては、移動物体5の着順と即座に判定することが
難しく、正確な判定を行なうのに多くの時間が必要であ
った。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、判定
作業を迅速に、かつ正確に行なうことができる映像判定
装置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、所定の基準線を通過する移動物体の物体像
を、前記基準線の延長線上において、前記移動物体の移
動方向と直交する方向へ走査して取り込むラインスキャ
ンイメージセンサを有するラインセンサカメラと、前記
ラインセンサカメラの映像出力信号を順次ディジタル画
素データに変換する第一の変換手段と、前記第一の変換
手段から供給される画素データを時間経過に応じて連続
的に順次記憶するとともに複数画面分の記憶容量を有す
る記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画素データの
うち一画面に表示可能であって連続した画素データの範
囲を設定する範囲設定手段と、前記範囲設定手段によっ
て設定された範囲の画素データを前記記憶手段から読み
出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された画
素データをアナログ映像信号に変換する第二の変換手段
と、前記第二の変換手段から供給される映像信号に基づ
いて画像を表示する表示手段と、前記ラインスキャンイ
メージセンサの走査方向と平行なスケールラインに対応
したスケール信号を発生するスケール信号発生手段と、
前記表示手段に供給される映像信号に前記スケール信号
を合成する信号合成手段と、前記表示手段の表示画面に
表示される前記スケールラインの位置を設定するスケー
ルライン位置設定手段とを具備することを特徴としてい
る。
「作用」 移動物体が基準線を通過すると同時に、この移動物体の
物体像に対応した画素データが記憶手段に順次記憶され
る。また、一旦記憶手段に取り込まれた複数画面分の画
素データの中から選択手段によって選択された所望の画
面に対応した画素データが読み出され、この所望の画面
が表示手段によって表示され、さらに、スケールライン
位置設定手段によって設定された表示画面上の位置に、
ラインスキャンイメージセンサの走査方向と平行なスケ
ールラインが前記画面にスーパーインポーズされて表示
される。
「実施例」 以下、図面を参照し、この発明の実施例について説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例による映像判定装置の構成
を示すブロック図であり、この図に示す映像判定装置は
大きく分けて、ラインセンサカメラ6と、画像記憶装置
7と、コントロールボックス8と、モニタテレビ9とか
ら構成されており、ラインセンサカメラ6はゴールライ
ン4と平行な見通し線M上に配置され、その他の画像記
憶装置7、コントロールボックス8及びモニタテレビ9
は建物内などの判定員が判定を行い易い場所に設置され
ている。ラインセンサカメラ6はレンズ10と、CCD(Cha
rge Coupled Device;電荷結合デバイス)ラインスキャ
ンイメージセンサ(以下、単にラインセンサと称す)11
と、出力増幅器12とから構成されている。ラインセンサ
11は512画素分の感光素子を有する光電変換部13と、出
力用シフトレジスタ部14とから構成されており、ゴール
ライン4上を垂直に走査するように配置されている。そ
して、ゴールライン4上を通過する移動物体5の物体像
は、レンズ10を介して光電変換部13上に結像し、光電変
換部13において電気信号に変換された後、外部から供給
される走査タイミング信号STSに同期して各画素毎に出
力用シフトレジスタ部14へ転送され、さらに走査タイミ
ング信号STSに同期して出力用シフトレジスタ部14から
出力増幅器12へ出力され、この出力増幅器12によって増
幅されて垂直走査映像信号VVSとして出力される。
次に、画像記憶装置7において、21はラインセンサカメ
ラ6から供給されるアナログの垂直走査映像信号VSS
を、各画素毎にその濃淡(明るさ)に対応した6bitのデ
ジタルの画素データPDに変換するA/D(アナログ/デジ
タル)コンバータ、22はA/Dコンバータ21から出力され
た画素データPDを後述する制御回路23の制御の下に順次
記憶するビデオメモリであり、1画素分の64階調の濃淡
情報である6bitの画素データPDを16フレーム(画面)分
記憶することができる記憶容量を有している。この場
合、書き込み時において、1フレームは水平方向512ド
ット×垂直方向512ドットで構成されている。23はビデ
オメモリ22に対してアドレスデータADを供給し、画素デ
ータPDの書き込み及び読み出し等の制御を行う制御回路
である。この場合、読み出し時において、1フレームは
水平方向512ドット×垂直方向489ドットで構成されてい
る。24は制御回路23によってビデオメモリ22から読み出
された水平読出画素データHPDを映像信号VSに変換するD
/A(デジタル/アナログ)コンバータ、25は映像信号VS
に複合同期信号SYNC及びスケール信号SSを合成し、複合
映像信号CVSを出力する映像同期合成回路、26は複合同
期信号SYNC及びこの複合同期信号SYNCに対応した同期信
号DSを発生する同期信号発生回路、27は制御回路23から
供給されるスケール設定信号SSSに基づいてスケール信
号SSを生成するスケール信号発生回路、28はタイマ28a
を有して構成され、制御回路23から供給されるタイマ制
御信号TCSに基づいて経過時間データTDを生成するタイ
ムデータ発生回路である。また、モニタテレビ9はCRT
(陰極線管)表示装置29を有して構成されている。
次に、コントロールボックス8は制御回路23に対して各
種の動作の指示を行うもので、第2図に示すように構成
されている。この図において、31はラインセンサカメラ
6内のラインセンサ11の1ライン毎のスキャンスピード
を切り替えるラインスキャンタイム切替スイッチであ
り、2msec(0.5KHz)、1msec(1KHz)、0.5msec(2KH
z)、0.25msec(4KHz)の内の何れかに切り替えること
ができる。32はスチルスイッチであり、このスチルスイ
ッチ32が押された時点でライトモードとなり、A/Dコン
バータ21で変換された画素データPDのビデオメモリ22に
対する書き込みが開始される。このライトモードの期間
中にスチルスイッチ32を押すと書き込みが一時中断さ
れ、再度スチルスイッチ32を押すと再びライトモードと
なり、16フレーム分の書き込みが終了した時点で、この
ライトモードが解除される。このスチルスイッチ32に
は、表示ランプ32a及び32bが設けられており、表示ラン
プ32aは、ライトモードの期間中点灯し、また表示ラン
プ32bはライトモードの期間中であって、ビデオメモリ2
2に対する画素データPDの書き込みが行なわれている期
間中点灯する。このライトモードの期間中においては、
その他のスイッチのオン/オフの操作は無効となるよう
になっている。33は図示せぬスチル信号切替スイッチが
外部側に切り替えられたことを表示する表示ランプであ
り、点灯中は、前述したスチルスイッチ32に代えて外部
から供給される外部スチル信号ESSによってライトモー
ドとなる。F1,F2…F16はビデオメモリ22に一旦記憶され
た複数の画面の中からモニタテレビ9の表示画面上に表
示したい任意の画面を選択する画面選択スイッチであ
り、L1,L2…L16は書き込み中又は読み出し中の画面の番
号を表示する画面表示ランプである。34はセレクトモー
ドスイッチであり、このスイッチ34が押されてオンとな
った時点で、セレクトモードとなり表示ランプ34aが点
灯する。このセレクトモード時において、画面選択スイ
ッチF1〜F16によって画面を選択することが可能とな
る。この場合、前述したスチルスイッチ32が押されてラ
イトモードとなると、自動的にセレクトモードに初期設
定される。35はスクロールモードスイッチであり、この
スイッチ35が押されてオンとなった時点で、スクロール
モードとなって表示ランプ35aが点灯する。このスクロ
ールモード時においては、画面選択スイッチF1〜F16
よって選択された画面からスクロール動作が可能とな
る。この場合、スイッチ35がオンとなり、スクロールモ
ードとなった後においては、画面選択スイッチF1〜F16
のオン/オフの操作が無効となり、画面の選択ができな
いようになっている。36及び37は、スクロールの方向を
指定するスクロール方向指定スイッチであり、スクロー
ル方向指定スイッチ36が押されると表示ランプ36aが点
灯して画面の移動方向が右方向に指定され、またスクロ
ール方向指定スイッチ37が押されると表示ランプ37aが
点灯して画面の移動方向が左方向に指定される。38はス
クロールモード及び後述するVTR(ビデオテープレコー
ダ)録画モード時において、これらの動作の開始または
停止を指示するスクロール/VTRスイッチであり、このス
イッチ38が押されてオンとなると、表示ランプ38aが点
灯する。そして、スクロール方向指定スイッチ36または
37を押し、続けてスクロール/VTRスイッチ38を押すと、
画面が指定された方向へ移動しつつモニタテレビ9の表
示画面に表示される。この画面の移動速度は、スクロー
ルスピード設定ボリューム39によって設定される。40は
VTRモードスイッチであり、このスイッチ40が押されて
オンとなった時点で、VTR録画モードとなり、表示ラン
プ40aが点灯する。そして、スクロール/VTRスイッチ38
が押されてオンとなった時点で、スクロールスピード設
定ボリューム39で設定された移動速度で、画面選択スイ
ッチF1に対応した第1番目の画面から順次画面が自動的
にスクロールし、このスクロールが終了した後、所定時
間ブランク画面となり、表示ランプ38aが消灯し、VTR録
画モードの1サイクル分が終了する。このVTR録画モー
ドの1サイクル期間中においては、スクロール/VTRスイ
ッチ38のオン/オフの操作は無効となるようになってい
る。また、このVTR録画モード時において、画像記憶装
置7から出力される複合映像信号CVSをVTRの映像信号入
力端子に供給するようにしておけば、上述したスクロー
ル画面がVTRに録画される。41はタイムスタートスイッ
チであり、このスイッチ41が押されてオンとなった時点
において、タイムデータ発生回路28内のタイマ28aが計
時動作を開始し、タイムデータ発生回路28から1/10秒単
位毎に経過時間データTDがコントロールボックス8の経
過時間表示器42と、A/Dコンバータ21に各々供給され、
また、このタイマ28aの計時動作中において、表示ラン
プ41aが点灯する。43はタイムオン/オフスイッチであ
り、このスイッチ43が押されてオンとなると、表示ラン
プ43aが点灯し、ライトモード時において、タイムデー
タ発生回路28から出力された経過時間データTDがA/Dコ
ンバータ21において画素データPDに重畳され、ビデオメ
モリ22内に書き込まれる。44はタイムリセットスイッチ
であり、このスイッチ44が押された時点で、タイマ28a
がリセットされる。45は図示せぬタイムスタート信号切
替スイッチが外部側に切り替えられたことを表示する表
示ランプであり、点灯中は、前述したタイムスタートス
イッチ41に代えて外部から供給される外部タイムスター
ト信号ETSによってタイマ28aが計時動作を開始する。上
記タイマ28aの計時動作はライトモードが終了した時点
で停止する。46はビデオアウトスケールオン/オフスイ
ッチであり、このスイッチ46が押されてオンとなると、
表示ランプ46aが点灯し、スケール信号発生回路27によ
って生成されたスケール信号SSが映像同期合成回路25で
映像信号VSに重畳され、モニタテレビ9の表示画面上に
縦方向、すなわちラインセンサ11の走査方向と平行なビ
デオスケールラインが表示される。この場合、ビデオス
ケールボジション設定ボリューム47によって設定された
スケールラインの左右方向の位置に対応した設定値と、
ビデオスケールラインナバー設定ボリューム48によって
設定されたスケールラインの本数に対応した設定値とが
スケール設定信号SSSとして制御回路23を介してスケー
ル信号発生回路27に供給されるようになっており、スケ
ール信号発生回路27は、このスケール設定信号SSSに基
づいてスケール信号SSを生成するようになっている。49
はビデオアウトポジ/ネガ切替スイッチであり、このス
イッチ49が押されて、表示ランプ49aが点灯している場
合、制御回路23を介して反転信号ISが映像同期合成回路
25に供給され、この映像同期合成回路25において、複合
映像信号CVSが反転され、モニタテレビ9の表示画面に
ネガ状態の画面が表示される。また、再度スイッチ49が
押されると、表示ランプ49aが消灯し、通常のボジ状態
の画面が表示される。50はビデオアウトイレーススイッ
チであり、このスイッチ50が押されてオンとなると表示
ランプ50aが点灯し、制御回路23を介してイレース信号E
Sが映像同期合成回路25に供給され、この映像同期合成
回路25において複合映像信号CVSがブランク信号とされ
る。51はラインセンサカメラ6から出力される垂直走行
映像信号VVSのピーク値を表示する映像信号レベルメー
タであり、ラインセンサカメラ6のレンズ10の絞り値を
設定する際に使用される。52はライト/レフト切替スイ
ッチであり、移動物体5がラインセンサカメラ6の前方
を右から左に移動する場合はライト側にセットし、逆の
場合はレフト側にセットする。これにより、ビデオメモ
リ22に画素データPDを書き込む際のアドレスの指定順番
が切替わり、モニタテレビ9の表示画面上には実際の移
動物体5の移動方向と同じ向きに移動物体映像が表示さ
れる。
次に、上述した構成の映像判定装置を用いて競馬の着順
判定を行う際の手順について説明する。まず、ラインス
キャンタイム切替スイッチ31を操作し、競走馬(移動物
体5)の概略の移動スピードに応じて、ラインセンサ11
のスキャンスピードを設定する。これは、競走馬の移動
速度に比較してラインセンサ11のスキャンスピードが速
すぎると、実際の競走馬の物体像よりも水平方向(競走
馬の移動方向)に伸びた物体像がビデオメモリ22に書き
込まれ、逆に、スキャンスピードが遅すぎると、水平方
向に縮まった物体像がビデオメモリ22に書き込まれてし
まうためである。次に、ラインセンサカメラ6で白色物
体を写し、レベルメータ51の指針が所定の値をオーバー
しないようにラインセンサカメラ6の絞り値を調整し、
このラインセンサカメラ6をゴールライン4の見通し線
M上に配置する。さらに、競走馬の移動方向に応じてラ
イト/レフト切替スイッチ52を切り替え、競馬がスター
トしてからの経過時間を物体像とともに取り込みたい場
合はタイムオン/オフスイッチ43をオンとする。また、
表示ランプ33及び45が消灯し、スチル信号切替スイッチ
及びタイムスタート信号切替スイッチが外部側に切り替
えられていないことを確認する。
次に、競走馬がスタートした時点で、タイムスタートス
イッチ41をオンとする。これにより、スタートしてから
の経過時間が経過時間表示器42に順次表示される。その
後、先頭の競走馬がゴールライン4を通過する直前にお
いて、スチルスイッチ32をオンとする。これにより、ラ
イトモードとなり、ラインセンサカメラ6から供給され
る垂直走査映像信号VVSがA/Dコンバータ21で画素データ
PDに変換され、この画素データPDがビデオメモリ22に順
次書き込まれる。この場合、A/Dコンバータ21から出力
された画素データPDは第3図(イ)に示すように、ビデ
オメモリ22の第1番目の画面F1に対応した第1の記憶エ
リアA1から矢印V方向(垂直方向)に順次書き込まれ
る。そして、ビデオメモリ22の第16番目の画面F16に対
応した第16の記憶エリアA16まで画素データPDが書き込
まれた時点で、ライトモードが解除される。この際、タ
イムオン/オフスイッチ43がオンとされていた場合は、
時間表示基準線TSLと、競馬がスタートしてからこの時
間表示基準線TSLまでの経過時間を示す時間表示Tと、
時間表示基準線TSLから1/10秒(ただし、スキャンスピ
ードが0.25msecの場合は1/100秒)経過する毎にこれを
示す時間表示線TLとが物体像とともにビデオメモリ22に
書き込まれる。
次に、レース終了後、判定員は、画面選択スイッチF1
F16の中から所望する画面に対応した画面選択スイッチF
1〜F16を選択して押し、モニタテレビ9の表示画面上に
所望の画面を表示して着順判定を行う。また、ビデオア
ウトスケールオン/オフスイッチ46を押してオンとし、
第3図(ロ)に示すように、競走馬が表示されているモ
ニタテレビ9の表示画面D上に縦方向のビデオスケール
ラインL,…をスーパーインポーズさせて表示する。そし
て、ビデオスケールポジション設定ボリューム47を操作
してスケールラインLを左右方向に移動し、ビデオスケ
ールラインナンバー設定ボリューム48を操作してスケー
ルラインLの本数を設定する。これにより、例えばモニ
タテレビ9の表示画面Dに、複数の競走馬が重なり合う
ように表示されている場合においても、スケールライン
Lを競走馬の前端部などな合わせることで、着順を迅速
に、かつ正確に判定することができる。さらに、スクロ
ールモードスイッチ35を押しスクロールモードとしてか
ら、所望の画面選択スイッチF1〜F16を押すと、画面選
択スイッチF1〜F16によって選択された画面からスクロ
ール動作が可能となり、次いで、スクロール方向指定ス
イッチ36または37によってスクロール方向を指定し、ス
クロール/VTRスイッチ38を押すと、指定された方向へ、
かつスクロールスピード設定ボリューム39によって設定
された移動速度で、画面がスクロールする。このスクロ
ール画面を見ながら着順判定を行うことも可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、所定の基準線
を通過する移動物体の物体像を、前記基準線の延長線上
において、前記移動物体の移動方向と直交する方向へ走
査して取り込むラインスキャンイメージセンサを有する
ラインセンサカメラと、前記ラインセンサカメラの映像
出力信号を順次ディジタル画素データに変換する第一の
変換手段と、前記第一の変換手段から供給される画素デ
ータを時間経過に応じて連続的に順次記憶するとともに
複数画面分の記憶容量を有する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された画素データのうち一画面に表示可能であ
って連続した画素データの範囲を設定する範囲設定手段
と、前記範囲設定手段によって設定された範囲の画素デ
ータを前記記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出
手段によって読み出された画素データをアナログ映像信
号に変換する第二の変換手段と、前記第二の変換手段か
ら供給される映像信号に基づいて画像を表示する表示手
段と、前記ラインスキャンイメージセンサの走査方向と
平行なスケールラインに対応したスケール信号を発生す
るスケール信号発生手段と、前記表示手段に供給される
映像信号に前記スケール信号を合成する信号合成手段
と、前記表示手段の表示画面に表示される前記スケール
ラインの位置を設定するスケールライン位置設定手段と
を設けたので、例えば、競馬の着順判定においては、何
頭もの競走馬が順次時間差をおいてゴールラインに到着
するため、先頭馬が到着した時点から最後の馬が到着す
る時点まで、1画面内に納まらず数画面を要する場合が
多々あるが、そのような場合においても、複数画面の中
から判定に必要な画面を即座に捜し出して正確な着順判
定を迅速に実施することができ、また、例えば、表示画
面上に複数の移動物体が重なり合うように表示されてい
る場合においても、表示画面上の所望の位置に、ライン
スキャンイメージセサの走査方向(基準線上であって、
かつ移動物体の移動方向と直交する方向)と平行なスケ
ールラインを表示することができるので正確な判定作業
を迅速に行なうことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は同実施例におけるコントロールボックス8の外
観構成を示す平面図、第3図(イ)及び(ロ)は同実施
例において、モニタテレビ9に表示される画像を説明す
るための図、第4図は従来のスリット式カメラの構成を
示す概略構成図である。 4……ゴールライン(基準線)、5……移動物体、6…
…ラインセンサカメラ、7……画像記憶装置、8……コ
ントロールボックス、9……モニタテレビ(表示手
段)、11……CCDラインスキャンイメージセンサ、21…
…A/Dコンバータ(第一の変換手段)、22……ビデオメ
モリ(記憶手段)、23……制御回路(読出手段)、24…
…D/Aコンバータ(第二の変換手段)、25……映像同期
合成回路、27……スケール信号発生回路、47……ビデオ
スケールポジション設定ボリューム(スケールライン位
置設定手段)、48……ビデオスケールラインナンバー設
定ボリューム、F1〜F16……画面選択スイッチ(範囲設
定手段)、L……ビデオスケールライン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)所定の基準線を通過する移動物体の物
    体像を、前記基準線の延長線上において、前記移動物体
    の移動方向と直交する方向へ走査して取り込むラインス
    キャンイメージセンサを有するラインセンサカメラと、 b)前記ラインセンサカメラの映像出力信号を順次ディ
    ジタル画素データに変換する第一の変換手段と、 c)前記第一の変換手段から供給される画素データを時
    間経過に応じて連続的に順次記憶するとともに複数画面
    分の記憶容量を有する記憶手段と、 d)前記記憶手段に記憶された画素データのうち一画面
    に表示可能であって連続した画素データの範囲を設定す
    る範囲設定手段と、 e)前記範囲設定手段によって設定された範囲の画素デ
    ータを前記記憶手段から読み出す読出手段と、 f)前記読出手段によって読み出された画素データをア
    ナログ映像信号に変換する第二の変換手段と、 g)前記第二の変換手段から供給される映像信号に基づ
    いて画像を表示する表示手段と、 h)前記ラインスキャンイメージセンサの走査方向と平
    行なスケールラインに対応したスケール信号を発生する
    スケール信号発生手段と、 i)前記表示手段に供給される映像信号に前記スケール
    信号を合成する信号合成手段と、 j)前記表示手段の表示画面に表示される前記スケール
    ラインの位置を設定するスケールライン位置設定手段と を具備することを特徴とする映像判定装置。
JP60133357A 1985-06-19 1985-06-19 映像判定装置 Expired - Lifetime JPH0779471B2 (ja)

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JP60133357A JPH0779471B2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19 映像判定装置
US06/874,550 US4797751A (en) 1985-06-19 1986-06-16 Electronic camera apparatus for recording and reproducing moving object images
DE8686304610T DE3670940D1 (de) 1985-06-19 1986-06-16 Aufnahme- und wiedergabegeraet fuer videosignale.
EP86304610A EP0207675B1 (en) 1985-06-19 1986-06-16 Video recording and reproducing apparatus
HK402/93A HK40293A (en) 1985-06-19 1993-04-22 Video recording and reproducing apparatus

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