JPH08275146A - 着順およびタイム判定装置 - Google Patents

着順およびタイム判定装置

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JPH08275146A
JPH08275146A JP7072737A JP7273795A JPH08275146A JP H08275146 A JPH08275146 A JP H08275146A JP 7072737 A JP7072737 A JP 7072737A JP 7273795 A JP7273795 A JP 7273795A JP H08275146 A JPH08275146 A JP H08275146A
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linear sensor
video signal
time
moving body
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Toshimichi Okada
俊道 岡田
Naoyuki Shinpo
直之 新保
Haruki Watanabe
晴樹 渡辺
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Hitachi Denshi KK
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Hitachi Denshi KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着順およびタイム判定装置において、複数の
リニアセンサカメラを使用しゴールライン以外の測定地
点の画像も1台のイメージプロセッサに記憶させ、複数
台のリニアセンサカメラの画像データから個別位置の通
過タイムおよびその区間のスピードの計測を実現させ
る。 【構成】 複数の所定の判定基準線に合わせてそれぞれ
配置した複数のリニアセンサカメラと、これらのリニア
センサカメラから得られる複数の映像を切り換え1つの
画像メモリ内へ書き込む手段と、各判定基準線を通過す
る移動体の通過時間を個々に計測する手段と、計測され
たそれぞれの時間と計測ポイント間の距離から移動体の
移動スピードを演算する手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は競艇、競馬、競輪、陸上
競技等における着順およびタイム判定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の技術については、例えば特公昭5
5−24831号公報に「判定装置」として開示されて
いる技術をはじめ、その改良技術として特開平3−13
9374号「電子式即時判定装置」等があり、これらの
システムブロック図を図3に示す。
【0003】従来の技術においては、判定基準線31を
通過する移動体32をこの基準線に合わせて撮像するリ
ニアセンサカメラ33を用い、このカメラ33から得ら
れた映像をイメージプロセッサ34に送り、画像記録ス
イッチ35により着順判定に必要な時間情報等とともに
内部の画像メモリに記憶し、走査変換を行って高精細モ
ニタ36に表示する。そしてこの画像に重畳した垂直方
向の判定線を操作器37で操作し移動体の着順を判定
し、タイムを計測していた。
【0004】なお、上記イメージプロセッサは、リニア
センサカメラにより得た映像信号を画像データに変換す
るA/D変換器と、該A/D変換器により得た画像デー
タを記憶するメモリ部と、該メモリ部により記憶した画
像データから必要な画像データを選択し、表示装置に表
示するための所要同期速度で読み出す手段と、上記書き
込み及び読み出しを操作するための手段とから構成され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
接続されるリニアセンサカメラが1台であり、記憶部も
1系統の映像信号のみ記憶可能であり、表示装置への読
みだし手段も1系統の映像信号に対するものであるた
め、1システムの装置で複数台のリニアセンサカメラの
映像を表示することは難しく、2箇所以上に設定された
基準線を通過する移動体の通過タイムとスピードを測定
するには複数のシステムを使用する必要があった。この
ため、競技中の通過タイムは、個々のシステムそれぞれ
のリニアセンサカメラで得られた画像よりタイムを測定
しており、また、スピードは各システムで得られた通過
タイムより各区間の経過時間を算出し、さらに(区間距
離/経過時間)で算出していた。
【0006】本発明は、複数のシステムを使用せず1台
の表示装置内のメモリに複数台のリニアセンサカメラの
映像を入力し、各リニアセンサカメラの位置における通
過タイムならびにそれらの区間のスピードの計測が可能
な着順およびタイム判定装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、複数の所定の基準線に合わせて配置した複
数台のリニアセンサカメラと、これらのリニアセンサカ
メラから得られる複数の映像を切り換えて一つの画像メ
モリに書き込むための手段と、各基準線を通過する移動
体の通過時間を個々に計測する手段と、計測されたそれ
ぞれの時間と計測ポイント間の距離から移動体の移動ス
ピードを演算する手段とを設けるようにしたものであ
る。
【0008】
【作用】その結果、複数のリニアセンサカメラからの所
要の映像入力を1台のイメージプロセッサに記録し、記
録された画像から各リニアセンサカメラの取付け場所で
ある基準線の通過時間を計測しさらにスピードを算出す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下この発明の一実施例を図1、図2により
説明する。本発明のシステム例として基準線1、基準線
2の2か所の各延長線上にリニアセンサカメラを配置し
た実施例を図1に示す。着順およびタイム判定装置は主
にレンズ3を備えたリニアセンサカメラ5、レンズ4を
備えたリニアセンサカメラ6、画像記録スイッチ7、
8、映像切換器9、画像記録部であるイメージプロセッ
サ12、操作器21、高精細モニタ22、等から構成さ
れる。
【0010】基準線1を通過する移動体26の映像をレ
ンズ3を介してリニアセンサカメラ5に入力し映像信号
に変換する。この映像信号を画像メモリに記録するため
には、移動体26が基準線1に到達する前に画像記録ス
イッチ7をON状態にすることで映像切換器9に入力さ
れているリニアセンサカメラ5の映像信号が選択されイ
メージプロセッサ12に記録され、ビデオモニタ14に
画像が出力される。
【0011】この場合の映像切換器9の動作について説
明する。映像切換器9は、リニアセンサカメラ5の映像
信号とリニアセンサカメラ6の映像信号が入力されてお
り、画像記録スイッチ7がONとなった場合はリニアセ
ンサカメラ5の映像信号を記録し、画像記録スイッチ8
がONとなった場合はリニアセンサカメラ6の映像信号
を記録するように働く。すなわち、これらの映像の選択
は、入力された画像記録スイッチ信号をCPU10が読
み取り、入力されたスイッチの映像側にカメラ切換部1
1を制御し、選択した映像信号をイメージプロセッサ1
2へ送る。さらに、画像記録スイッチONと同期したメ
モリライト信号25をイメージプロセッサ12へ出力
し、選択された映像信号16が画像メモリに書き込まれ
る。このとき、画像メモリ上には画像の取り込まれた時
刻も同時に記録される。
【0012】なお、カメラ切換部11はスイッチ7、8
のいずれもがOFF状態の場合はいずれのカメラの映像
信号も出力しないものとする。さらにイメージプロセッ
サ12の内部動作について説明すると、入力された映像
信号はイメージプロセッサ12内部のA/D変換回路1
3によりディジタル化されメモリ書き込み回路14を経
由して、画像を記憶するメモリ部15へカメラの映像が
書き込まれる。メモリ部15では画像を記憶すると同時
に、経過時刻を画像に重畳するタイム発生器17と文字
や記号、判定基準線を画像に重畳する文字発生器20か
らの情報が記録される。イメージプロセッサ12への記
録は入力されたメモリライト信号が、CPU19に入力
されてメモリ書き込み回路14を制御することにより動
作する。
【0013】これにより移動体26が基準線1を通過す
るときは、画像記録スイッチ7を入力してリニアセンサ
カメラ5の映像信号をイメージプロセッサ12のメモリ
部15に記録し、次に移動体26が基準線2を通過する
ときには、画像記録スイッチ8を入力することにより、
リニアセンサカメラ6の映像信号をイメージプロセッサ
12のメモリ部15に記録することが可能となる。
【0014】この時の記録画像を再生表示し、通過タイ
ム、スピードを測定する方法について以下説明する。図
2の記録画像は操作器21からの画像の選択信号をイメ
ージプロセッサ内部のCPUが入力し、読み出し回路1
6を制御して測定対象画像を得たもので、移動体26が
基準線1を通過したときの画像(範囲:A)と基準線2
を通過したときの画像(範囲:B)が通過時刻と合わせ
て出力される。
【0015】画像メモリとカーソルラインを出力するた
めのオーバレイメモリ15aとを合わせて画面上に出力
する。操作器21からの制御信号によりイメージプロセ
ッサ12内のCPU19がオーバレイメモリ上にカーソ
ルラインを出力し記録画像と合わせてモニタ22の画面
上に表示する。さらにカーソルラインの位置と、画像メ
モリ上に書き込まれた時間を照合し、カーソルライン上
の通過タイムを求めることができる。移動体26が基準
線1を通過したときの画像(範囲:A)と基準線2を通
過したときの画像(範囲:B)上にカーソルラインを出
力し、それぞれの通過タイムを求める。
【0016】これにより、それぞれの基準線1の通過タ
イムC、基準線2の通過タイムDが計測される。さらに
基準線1と基準線2の2点間の距離Eが予め設定されて
いる場合はこの2点間の距離および到達時間の差である
2点間の所要時間よりスピードGを次式により計測する
ことができる。 G=E(m)/|(C−D)|(sec) さらに画像記録スイッチ7、8の代わりとしてスタート
から移動体15が、基準線1、基準線2の通過時間が予
め予測できる場合には時間を設定することにより自動的
に映像を切り換えることで1つのイメージプロセッサ1
2への映像の順次記録が可能となる。また、画像記録ス
イッチ7、8の代わりに光電センサ等を基準線1、2の
所定距離だけ手前の位置に設置することにより通過物体
を検知し、映像切換器9を動作させて自動的に記録する
ことも可能となる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、複数台のリニアセンサ
カメラの映像を映像切換器にて切り換えながら1台のイ
メージプロセッサに記録することが可能となり、移動体
の各位値への到達時刻を計測することにより通過タイ
ム、スピードの計測が可能となり、例えば、陸上競技の
場合の中間通過タイムによるペース配分の分析、競輪で
は、上がり半周のスピード計測が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するためのモニタ画像
を示す図である。
【図3】従来システムのブロック図である。
【符号の説明】
1、2 判定基準線 3、4 レンズ 5、6 リニアセンサカメラ 7、8 画像記録スイッチ 9 映像切換器 10 CPU 11 カメラ切換部 12 イメージプロセッサ 13 A/D変換器 14 メモリ書き込み回路 15 メモリ部 16 読み出し回路 17 タイム発生器 18 アドレス制御部 19 CPU 20 文字発生器 21 操作器 22 ビデオモニタ 24 選択された映像信号 25 メモリライト信号 26 移動体 A 基準線1画像 B 基準線2画像 C 基準線1通過タイム D 基準線2通過タイム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアセンサカメラを有し、このリニア
    センサカメラにゴールライン等の判定基準線上を通過す
    る移動体の像をレンズを介して結像させ、所定の周期で
    走査し映像信号を得る手段と、該手段により得た映像信
    号をA/D変換により画像データに変換する手段と、該
    手段により得た画像データを記憶する手段と、該手段に
    より記憶した画像データから必要な画像データを選択
    し、表示装置に表示するための所要同期速度で読み出す
    手段と、上記書き込み及び読み出しを操作するための手
    段と、移動体の通過時刻を入力する手段とを備えた着順
    およびタイム判定装置において、それぞれ所定の場所に
    設定した複数の判定基準線に合わせて配置された複数台
    のリニアセンサカメラと、これらのリニアセンサカメラ
    で得られた映像信号を所定のタイミングで選択する手段
    と、上記判定基準線間の距離と移動体の判定基準線通過
    タイムとから移動体のスピードを演算する手段とを設
    け、上記選択手段により選択した映像信号を画像データ
    化して上記記憶手段により記憶し、記憶された複数台の
    リニアセンサカメラの画像データから移動体個別の通過
    タイム、スピードを計測するようにしたことを特徴とす
    る着順およびタイム判定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008246035A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hitachi Kokusai Electric Inc 電子式着順およびタイム判定装置

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JP2008246035A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hitachi Kokusai Electric Inc 電子式着順およびタイム判定装置

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