JPH0779363A - テレビジョン映像信号処理装置 - Google Patents

テレビジョン映像信号処理装置

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JPH0779363A
JPH0779363A JP5161310A JP16131093A JPH0779363A JP H0779363 A JPH0779363 A JP H0779363A JP 5161310 A JP5161310 A JP 5161310A JP 16131093 A JP16131093 A JP 16131093A JP H0779363 A JPH0779363 A JP H0779363A
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JP
Japan
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signal
video signal
delay
television
output
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JP5161310A
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Setsuo Arai
節郎 荒井
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョン映像信号の映像の輪郭を鮮明に
する画質調整処理回路及び速度変調処理回路を一体化し
て、構成を容易にする。 【構成】 入力映像信号Saを連続して遅延回路22,
23で遅延し、映像信号と加算器24で加算する。この
加算信号を反転増幅器25で位相反転して遅延回路22
からの遅延映像信号Sbと加算器24で加算して二次微
分信号を得る。この二次微分信号と遅延映像信号Sbと
を加算して輪郭補償を施した出力映像信号Sfを得る。
さらに、遅延回路23からの遅延映像信号Scを反転増
幅器32で位相を反転して、入力映像信号Saに加算し
た映像の水平方向の尖鋭度を向上させる一次微分信号を
増幅器37、出力回路33を通じで速度変調コイル36
に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン映像信号
のエッジにプリシュート及びオーバーシュートを付加し
て映像の輪郭を鮮明にする画質調整処理及び映像信号の
エッジで走査速度を制御して映像の輪郭を鮮明にする速
度変調処理を施すテレビジョン映像信号処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機では、映像信
号のエッジにプリシュート及びオーバーシュートを付加
して映像の輪郭を鮮明にする画質調整処理回路が用いら
れている。この画質調整回路では、映像信号の周波数特
性を調整している。すなわち、映像信号が急変する部分
でプリシュート及びオーバーシュートを付加した二次微
分波形を原信号に付加している。
【0003】図3は、従来の画質調整回路の構成を示す
回路図である。図3おいて、この画質調整回路は、入力
映像信号Saが入力端子1を通じて供給され、遅延線、
超音波遅延素子等を用いた遅延回路2と、この遅延回路
2からの遅延映像信号Sbが入力され、遅延回路2と同
一の遅延時間τで信号の遅延処理を行う遅延回路3と、
入力端子1からの入力映像信号Saと遅延回路3からの
遅延映像信号Scが入力される加算器4とを有してい
る。
【0004】さらに、この画質調整回路には、加算器4
からの加算映像信号Sdの位相を反転して出力する反転
増幅器5と、この反転増幅器5からの位相反転信号と、
遅延回路2からの遅延映像信号Sbとが入力される加算
器6と、この加算器6からの二次微分信号Seを増幅す
る増幅器7と、この増幅器7からの増幅映像信号と、遅
延回路2からの遅延映像信号Sbとを加算した出力映像
信号Sfを出力端子9を通じて送出する加算器8とを有
している。
【0005】次に、この従来例の画質調整回路の動作に
ついて説明する。図4は、この従来の画質調整回路の動
作における波形図である。図4中の(a)に示す入力端
子1からの入力映像信号Saを遅延回路2で遅延(遅延
時間τ)した図4中の(b)に示す遅延映像信号Sbが
遅延回路3に入力される。この遅延映像信号Sbに、さ
らに遅延回路3で遅延が施されて図4中の(c)に示す
遅延時間τが2倍(2τ)の遅延映像信号Scが出力さ
れる。
【0006】さらに、この遅延映像信号Scと入力映像
信号Saとが加算器4で加算され、図4中の(d)に示
す加算映像信号Sdが得られる。この加算映像信号Sd
が反転増幅器5で位相反転された後に、加算器6で遅延
映像信号Sbと加算される。この加算された図4中の
(e)に示す二次微分信号Seが加算器6から出力され
る。すなわち、映像信号が急変する部分でプリシュート
及びオーバーシュートが付加された二次微分波形が形成
される。この二次微分信号Seを増幅器7で増幅して、
遅延映像信号Sbと加算器8で加算する。加算器8で
は、図4中の(f)に示すように原信号である入力映像
信号Sa(遅延映像信号Sb)にエッジにプリシュート
及びオーバーシュートが付加された映像の輪郭が鮮明な
出力映像信号Sfが出力端子9から送出される。
【0007】このようにして原信号にエッジにプリシュ
ート及びオーバーシュートが付加された出力映像信号S
fを得る場合、明るい映像ではプリシュート及びオーバ
ーシュートが大きくなり、ブラウン管(CRT)におけ
る電子ビームの直径が増大して、輪郭の鮮明な映像が得
られ難い。
【0008】この改善のため、高輝度(Y)域での映像
の尖鋭度を向上させる速度変調回路が用いられている。
この速度変調回路は、ブラウン管の主偏向ヨークとは別
に設けられた補助コイル(速度変調コイル)に映像信号
の微分電流を供給して水平の走査速度を変調している。
【0009】図5は、従来の速度変調回路の構成すブロ
ック図である。図5において、この速度変調回路は、入
力端子11からの入力映像信号Saが供給される微分回
路12と、増幅器13と、出力回路14と、速度変調コ
イル15とを有している。
【0010】次に、この従来例の速度変調回路の動作に
ついて説明する。図6は、この従来の速度変調回路の動
作における波形図である。入力端子11からの図6中の
(a)に示す入力映像信号Saと微分回路12で微分さ
れて図6中の(b)に示す一次微分信号Shが得られ
る。
【0011】この一次微分信号Shを増幅器13で増幅
し、さらに出力回路14を通じて速度変調コイル15に
駆動信号(一次微分信号Sh)が供給される。この駆動
信号により、速度変調コイル15で発生した磁界と水平
偏向磁界が加算され、電子ビームには図6中の(c)に
示す総合磁界が作用し、電子ビームが走査する速度は図
6中の(c)の波形を微分した図6中の(d)に示す波
形になる。
【0012】したがって、入力映像信号Saの図6中の
(a)に示す立ち上がり部分前半では、電子ビームの走
査速度が速くなるためブラウン管のスクリーン上では輝
度が低くなり、次の図6中の(b)で示すタイミングで
は、走査速度が遅くなるためスクリーン上の輝度は急激
に増加する。また、立ち下がり部分前半では、電子ビー
ムの走査速度が遅くなるためブラウン管のスクリーン上
では輝度が高くなり、次の図6中の(b)で示すタイミ
ングでは走査速度が速くなるためスクリーン上の輝度は
急激に減少する。図6中の(e)はブラウン管(CR
T)のスクリーン上における輝度変化を示しており、映
像の水平方向の尖鋭度が向上する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例の
画質調整回路と速度変調回路は、複数種のテレビジョン
信号(NTSC方式、HDTV方式、PAL方式、SE
CAM方式)から走査方式の異なるテレビジョン信号を
切り替えて映像を写し出す際には、方式別の画質調整回
路と速度変調回路を設けて、切り替える必要がある。
【0014】例えば、NTSC方式又はHDTV方式の
映像信号を切り替えて受像する近時の大型のテレビジョ
ン受像機では、NTSC方式用とHDTV方式用の個別
の画質調整回路と速度変調回路を設ける必要がある。さ
らに、NTSC方式又はHDTV方式を切り替えて受信
する際に画質調整回路と速度変調回路とを切り替える切
り替え回路も必要になる。
【0015】本発明は、このような従来の技術における
欠点を解決するものであり、テレビジョン映像信号のエ
ッジにプリシュート及びオーバーシュートを付加して映
像の輪郭を鮮明にする画質調整処理と、映像信号のエッ
ジで走査速度を制御して映像の輪郭を鮮明にする速度変
調処理を一体的に構成でき、その構成が容易になるテレ
ビジョン映像信号処理装置の提供を目的とする。
【0016】さらに、複数種の走査方式のテレビジョン
映像信号を切り替えてブラウン管に写し出す際の画質調
整処理と速度変調処理行を行う回路構成を簡素化できる
テレビジョン映像信号処理装置の提供を他の目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、映像信号のエッジにプリシュート及びオ
ーバーシュートを付加する画質調整処理と映像信号のエ
ッジで走査速度を制御する速度変調処理を行うテレビジ
ョン映像信号処理装置において、映像信号を遅延した第
1の遅延信号を出力する第1の遅延手段と、第1の遅延
信号を遅延した第2の遅延信号を出力する第2の遅延手
段と、映像信号と第2の遅延信号を加算した加算信号を
出力する第1の加算手段と、加算信号を位相反転して第
1の遅延信号に加算して生成した二次微分信号を出力す
る第2の加算手段と、二次微分信号を第1の遅延信号に
加算して輪郭補償を施した映像信号を出力する第3の加
算手段と、第2の遅延信号の位相を反転して映像信号に
加算した一次微分信号に基づいて速度変調コイルを駆動
する手段とを備える構成としている。
【0018】この構成にあって、駆動手段は、一次微分
信号を増幅する増幅手段と、増幅手段で増幅された一次
微分信号を所定の出力特性の駆動信号に処理して速度変
調コイルに供給する出力処理手段とを備える構成として
いる。
【0019】さらに、他の目的に対応して、複数種の走
査方式の映像信号から選択した映像信号のエッジにプリ
シュート及びオーバーシュートを付加する画質調整処理
と映像信号のエッジで走査速度を制御する速度変調処理
を行うテレビジョン映像信号処理装置において、映像信
号を遅延した第1の遅延信号を出力する第1の遅延手段
と、第1の遅延信号を遅延した第2の遅延信号を出力す
る第2の遅延手段と、第1及び第2の遅延手段における
遅延時間を、複数種の走査方式の映像信号から選択した
映像信号の走査時間に対応させるために可変する遅延時
間可変手段と、映像信号と第2の遅延信号を加算した加
算信号を出力する第1の加算手段と、加算信号の位相反
転して第1の遅延信号に加算して生成した二次微分信号
を出力する第2の加算手段と、二次微分信号を第1の遅
延信号に加算して輪郭補償を施した映像信号を出力する
第3の加算手段と、第2の遅延信号の位相を反転して映
像信号に加算した一次微分信号を速度変調コイル用の駆
動信号として出力する第4の加算手段とを備える構成と
している。
【0020】この構成では、複数種の走査方式の映像信
号を、NTSC方式及びHDTV方式とする構成であ
る。また、遅延時間可変手段は、複数種の走査方式の走
査時間にそれぞれ対応する複数の遅延素子を切り替える
構成としている。
【0021】
【作用】このような構成により、本発明のテレビジョン
映像信号処理装置は、テレビジョン映像信号を処理して
映像をブラウン管に写し出す際の映像信号のエッジにプ
リシュート及びオーバーシュートを付加して映像の輪郭
を鮮明にする画質調整処理と、映像信号のエッジで走査
速度を制御して映像の輪郭を鮮明にする速度変調処理を
行う回路構成が一体的に構成される。したがって、その
構成が容易になる。
【0022】この構成を用いて、複数種の走査方式、例
えば、NTSC方式、HDTV方式のテレビジョンを処
理する場合、受信する方式の走査に対応するように第1
及び第2の遅延手段における遅延時間の切り替えが行わ
れる。したがって、複数種の走査方式のテレビジョン映
像信号を切り替えてブラウン管に写し出す際の画質調整
処理と速度変調処理行を行う回路構成が簡素化される。
【0023】
【実施例】次に、本発明のテレビジョン映像信号処理装
置の実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は本
発明のテレビジョン映像信号処理装置の実施例の構成を
示すブロック図である。図1において、この装置は、画
質調整部Aと速度変調部Bとを有している。画質調整部
Aは、入力映像信号Saが入力端子21を通じて供給さ
れ、遅延線、超音波遅延素子等を用いた遅延回路22
と、この遅延回路22からの遅延映像信号Sbが入力さ
れ、遅延回路22と同一の遅延時間τで遅延処理を行う
遅延回路23と、入力端子21からの入力映像信号Sa
と遅延回路23からの遅延映像信号Scが入力される加
算器24とを有している。
【0024】さらに、この装置には、加算器24からの
加算映像信号Sdの位相を反転させて出力する反転増幅
器25と、この反転増幅器25からの増幅信号と、遅延
回路22からの遅延映像信号Sbとが入力される加算器
26とを有している。また、この装置には、この加算器
26で加算しして得られる二次微分信号Seを増幅する
増幅器27と、この増幅器27からの増幅映像信号と、
遅延回路22からの遅延映像信号Sbとを加算した出力
映像信号Sfを出力端子29を通じて送出する加算器2
8とを有している。
【0025】また、速度変調部Bには、入力端子21か
らの入力映像信号Saが供給される加算器31と、画質
調整部A中の遅延回路23からの遅延映像信号Scを位
相反転して加算器31に出力する反転増幅器32と、出
力回路33と、出力回路33からの信号が出力端子34
a,34bを通じて供給される速度変調コイル36と加
算器31からの加算信号を増幅して出力する増幅器37
とが設けられている。
【0026】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。図2は、この実施例の構成の動作におけ
る波形図である。画質調整部Aでは、図2中の(a)に
示す入力端子21からの入力映像信号Saを遅延回路2
2で遅延(遅延時間τ)した図2中の(b)に示す遅延
映像信号Sbが遅延回路23に入力される。遅延回路2
3からは図2中の(c)に示す遅延時間τが2倍(2
τ)の遅延映像信号Scが出力される。
【0027】さらに、この遅延映像信号Scと入力映像
信号Saとが加算器24で加算され、図2中の(d)に
示す加算映像信号Sdが得られる。この加算映像信号S
dが反転増幅器25で増幅された後に、加算器26で遅
延映像信号Sbと加算される。この加算によって図2中
の(e)に示す二次微分信号Seが加算器26から出力
される。すなわち、映像信号が急変する部分でプリシュ
ート及びオーバーシュートの二次微分波形が形成され
る。この二次微分信号Seが増幅器27で増幅され、か
つ、遅延映像信号Sbと加算器28で加算する。この加
算した信号は図2中の(f)に示すように原信号の入力
映像信号Sa(遅延映像信号Sb)にエッジにプリシュ
ート及びオーバーシュートが付加された映像の輪郭が鮮
明な出力映像信号Sfが出力端子29から送出される。
【0028】次に、速度変調部Bでは、入力端子21か
らの入力映像信号Saが加算器31に入力される。ま
た、遅延回路23からの遅延映像信号Scが、反転増幅
器32で位相反転されて加算器31に入力される。加算
器31では入力映像信号Saから位相反転した遅延映像
信号Scとの差である図2中の(g)に示す一次微分し
た加算映像信号Sgが得られる。
【0029】この一次微分した加算映像信号Sgを増幅
器37で増幅し、さらに出力回路33を通じて駆動信号
に生成されて速度変調コイル36に供給される。この駆
動信号により、速度変調コイル36で発生した磁界と水
平偏向磁界が加算され、電子ビームには図2中の(h)
に示す総合磁界が作用し、電子ビームが走査する速度は
図2中の(h)の波形を微分した図2中の(i)に示す
波形になる。
【0030】したがって、入力映像信号Saの図2中の
(a)に示す立ち上がり部分前半では、電子ビームの走
査速度が速くなるための受像管のスクリーン上では輝度
が低くなり、次の図2中の(g)で示すタイミングでは
走査速度が遅くなるためスクリーン上の輝度は急激に増
加する。また、立ち下がり部分前半では、電子ビームの
走査速度が遅くなるための受像管のスクリーン上では輝
度が高くなり、次の図2中の(g)で示すタイミングで
は走査速度が速くなるためスクリーン上の輝度は急激に
減少する。図2中の(j)はブラウン管(CRT)のス
クリーン上における輝度変化を示しており、映像の水平
方向の尖鋭度が向上するものとなる。
【0031】以上のような構成においては、テレビジョ
ン映像信号のエッジにプリシュート及びオーバーシュー
トを付加して映像の輪郭を鮮明にする画質調整部Aと、
映像信号のエッジで走査速度を制御して映像の輪郭を鮮
明にする速度変調部Bを一体的に構成できる。この場
合、集積回路化などが容易になる。
【0032】この構成をNTSC方式、HDTV方式の
テレビジョン信号を受信し、その映像ブラウン管に写し
出す際には、受信するNTSC方式又はHDTV方式の
走査時間に対応するように遅延回路22及び及び遅延回
路23の遅延時間τを切り替える。
【0033】この切り替えは、NTSC方式の走査時間
に対応する遅延時間τの遅延線又は超音波遅延素子と、
HDTV方式の走査時間に対応する遅延時間τの遅延線
又は超音波遅延素子を設け、受信方式に対応してスイッ
チで切り替えて選択すれば良い。なお、遅延時間τが短
い場合にはデジタル処理でも可能である。
【0034】この場合、画質調整部Aと速度変調部Bは
遅延回路22及び及び遅延回路23を除いて共用できる
ことになり、回路構成が簡素化される。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のテレビジョン映像信号処理装置は、映像信号のエッジ
にプリシュート及びオーバーシュートを付加して映像の
輪郭を鮮明にする画質調整処理と、映像信号のエッジで
走査速度を制御して映像の輪郭を鮮明にする速度変調処
理を行う回路構成が一体的に構成されるため、その構成
が容易になるという効果を有する。
【0036】さらに、この構成を用いて、複数種の走査
方式のテレビジョンを処理する場合、受信する方式の走
査対応するように第1及び第2の遅延手段における遅延
時間の切り替えを行うようにしているため、複数種の走
査方式のテレビジョン映像信号を切り替えてブラウン管
に写し出す際の画質調整処理と速度変調処理行を行う回
路構成が簡素化できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョン映像信号処理装置の実施
例の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の構成の動作における波形図である。
【図3】従来の画質調整回路の構成を示す回路図であ
る。
【図4】従来の画質調整回路の動作における波形図であ
る。
【図5】従来の速度変調回路の構成すブロック図であ
る。
【図6】従来の速度変調回路の動作における波形図であ
る。
【符号の説明】
21…入力端子 22,23…遅
延回路 24,26,31…加算器 25…反転増幅
器 28…加算器 31…加算器 32…反転増幅器 36…速度変調
コイル A…画質調整部 B…速度変調部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号のエッジにプリシュート及びオ
    ーバーシュートを付加する画質調整処理と映像信号のエ
    ッジで走査速度を制御する速度変調処理を行うテレビジ
    ョン映像信号処理装置において、 上記映像信号を遅延した第1の遅延信号を出力する第1
    の遅延手段と、 上記第1の遅延信号を遅延した第2の遅延信号を出力す
    る第2の遅延手段と、 上記映像信号と上記第2の遅延信号を加算した加算信号
    を出力する第1の加算手段と、 上記加算信号を位相反転して上記第1の遅延信号に加算
    して生成した二次微分信号を出力する第2の加算手段
    と、 上記二次微分信号を上記第1の遅延信号に加算して輪郭
    補償を施した映像信号を出力する第3の加算手段と、 上記第2の遅延信号の位相を反転して上記映像信号に加
    算した一次微分信号に基づいて速度変調コイルを駆動す
    る駆動手段と、 を備えるテレビジョン映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、前記一次微分信号を増
    幅する増幅手段と、 上記増幅手段で増幅された一次微分信号を所定の出力特
    性の駆動信号に処理して速度変調コイルに供給する出力
    処理手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン
    映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 複数種の走査方式の映像信号から選択し
    た映像信号のエッジにプリシュート及びオーバーシュー
    トを付加する画質調整処理と映像信号のエッジで走査速
    度を制御する速度変調処理を行うテレビジョン映像信号
    処理装置において、 上記映像信号を遅延した第1の遅延信号を出力する第1
    の遅延手段と、 上記第1の遅延信号を遅延した第2の遅延信号を出力す
    る第2の遅延手段と、 上記第1及び第2の遅延手段における遅延時間を、上記
    複数種の走査方式の映像信号から選択した映像信号の走
    査時間に対応させるために可変する遅延時間可変手段
    と、 上記映像信号と上記第2の遅延信号を加算した加算信号
    を出力する第1の加算手段と、 上記加算信号の位相反転して上記第1の遅延信号に加算
    して生成した二次微分信号を出力する第2の加算手段
    と、 上記二次微分信号を上記第1の遅延信号に加算して輪郭
    補償を施した映像信号を出力する第3の加算手段と、 上記第2の遅延信号の位相を反転して上記映像信号に加
    算した一次微分信号を速度変調コイル用の駆動信号とし
    て出力する第4の加算手段と、 を備えるテレビジョン映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 複数種の走査方式の映像信号は、NTS
    C方式及びHDTV方式であることを特徴とする請求項
    5記載のテレビジョン映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 遅延時間可変手段は、複数種の走査方式
    の走査時間にそれぞれ対応する複数の遅延素子を切り替
    えることを特徴とする請求項5記載のテレビジョン映像
    信号処理装置。
JP5161310A 1993-06-30 1993-06-30 テレビジョン映像信号処理装置 Withdrawn JPH0779363A (ja)

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