JPH0779309B2 - ワイヤレス送信方法 - Google Patents

ワイヤレス送信方法

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JPH0779309B2
JPH0779309B2 JP1140775A JP14077589A JPH0779309B2 JP H0779309 B2 JPH0779309 B2 JP H0779309B2 JP 1140775 A JP1140775 A JP 1140775A JP 14077589 A JP14077589 A JP 14077589A JP H0779309 B2 JPH0779309 B2 JP H0779309B2
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JP
Japan
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transmission
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transmitters
time
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JP1140775A
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Inventor
充臣 宇賀神
信明 高木
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山武ハネウエル株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、N個の受信装置とこの受信装置に対応して配
置されるN個の送信装置とを備え、一定周期Tでかつデ
ータ送り時間tにて各送信装置より各受信装置へ無線に
てデータを伝送するワイヤレス送信方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、空調制御システムにおいては、第5図に示す如
く、室内の壁面に温度センサ1や温度設定器2,運転/停
止スイッチ3などを配し、これらからの情報(データ)
を有線にてDDC(ダイレクトディジタルコントロール)
装置4へ与えることにより、DDC装置(以下、単にDDCと
言う)4において上位装置(図示せず)からの入力情報
と合わせて処理し、その処理結果に基づきVAV制御(可
変風量制御)を行うなどの方法がとられている。
このため、従来においては、温度センサ1や温度設定器
2,運転/停止スイッチ3などが固定的に配されるものと
なり、温度設定値を変更した場合などに際しては、一々
その設置場所へ足を運ばなければならない。また、居住
者の間近での温度を計測していないので、真の快適温度
を維持することができない。また、間仕切りの変更など
のレイアウト変更があった場合にも、固定的に配置され
た温度センサの使用では、快適温度を維持することがで
きない。
このような問題を解消しようとした場合、例えば天井面
へ受信器を設置し、DDC4への室内からのデータ伝送を、
可搬タイプの送信器を用いて無線にて行うことが考えら
れる。例えば、その無線を行う媒体を赤外線LEDによる
赤外光線としたうえ、第6図に示す如く天井面に受信器
6を設置し、室内5に置かれる送信器7からの送信デー
タを受信する方式とすることが考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第6図において、室内5が大部屋であれ
ば、この室内5の空調制御範囲を分割することが行われ
る。例えば、7m×7mの分割範囲毎に総計N個の受信器6
が設置され、その受信装置に対応して総計N個の送信器
7が配置されるものとなる。このため、例えばN=3と
した場合、第7図に示すように、送信器7−1,7−2,7−
3からの送信データを受信し得る受信器6−1,6−2,6−
3の範囲(以下、受信範囲と呼ぶ)が交差してしまうこ
とがあり、送信器7−1,7−2,7−3からの送信データが
混信して受信器6−1,6−2,6−3へ与えられることがあ
る。ここで、送信器7−1,7−2,7−3から一定周期Tで
かつデータ送り時間tにてデータが送られるものとする
と、受信器6−1,6−2,6−3において、その与えられる
本来の送信データの一部もしくは全てが全周期に亘って
打ち消されるという不具合が生ずることがある。
すなわち、、送信器7−1,7−2および7−3からのデ
ータ送信状況を第8図(a),(b)および(c)に示
すように、その送信周期Tが同一で且つそのデータ送り
時間tが等しいものとすると、これらのデータ送信タイ
ミングが一致した場合には、時間tでの送信データの全
てが全周期に亘って打ち消されてしまう。また、これら
のデータ送信タイミングがずれていたとしても、第9図
に示すように時間tの範囲内であれば、その送信データ
の一部もしくは全てが全周期に亘って打ち消されてしま
う。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような課題を解決するためになされたもの
で、各送信装置において、付与される自己アドレスにデ
ータ送り時間t以上の所定値を乗じ、この乗じて得られ
る値ΔT0を一定周期Tに加算して自己の送信周期T0とす
る一方、その送信サイクル数が所定値に達する毎に一定
周期Tに加算する値ΔT0の±符号を変更するようにした
ものである。
〔作用〕
したがってこの発明によれば、付与される自己アドレス
順に応じたΔT0が一定周期Tに加算されて自己の送信周
期T0とされ、全ての送信装置の送信周期をずらすことが
可能となる。また、各送信装置において、その送信サイ
クル数が所定値に達する毎に、一定周期Tに加算する値
T0の±符号が変更され、自己の送信周期T0が長くなった
り、短くなったりする。
〔実施例〕
以下、本発明に係るワイヤレス送信方法を詳細に説明す
る。
第1図(a),(b)および(c)はこのワイヤレス送
信方法の一実施例を適用してなる送信器7−1,7−2お
よび7−3からのデータ送信状況を示す図であり、図示
P1点においてデータ送信タイミングが一致した場合を示
している。すなわち、この実施例においては、送信器7
−1,7−2および7−3に付与される自己アドレス♯01,
♯02および♯03を数値「1」,「2」および「3」とし
て、この数値「1」,「2」および「3」にデータ送り
時間t(例えば、40msec)を乗じ、その乗じて得られる
値ΔT01,ΔT02およびΔT03を予め定められている一定
周期T(例えば、60sec)に加算して、送信器7−1,7−
2および7−3の送信周期T01,T02およびT03を得るも
のとしている。すなわち、T01=T+t×(♯01)、T02
=T+t×(♯02)、T03=T+t×(♯03)として得
ており、したがって送信器7−1,7−2および7−3の
送信周期T01,T02およびT03はその自己アドレス順にt
時間だけ長くされている。ここで、自己アドレス♯01,
♯02および♯03は、送信器7−1,7−2および7−3を
受信器6−1,6−2,6−3と対として室内5に配置する際
に付与されるものであり、具体的には第2図に示すよう
に、送信器7−1,7−2および7−3の裏面側内部に設
けられた4ビットのアドレススイッチ7−1a,7−2aおよ
び7−3aを操作することにより付与される。
したがって、現場で自己アドレスを設定する際に、送信
器7−1,7−2および7−3のそれまでの送信周期T
(出荷時点での送信周期T)が周期T01,T02およびT03
として設定変更されるものとなり、しかもその変更され
た送信周期が送信器7−1,7−2,7−3の順にt時間だけ
長くされるため、P1点においてデータ送信タイミングが
一致したとしても、次の周期では時間tでの送信データ
の全てが打ち消されるという状態が解消される。すなわ
ち、P1点において送信器7−1,7−2および7−3のデ
ータ送信タイミングが一致したとしても、その時間tで
の送信データの全てが全周期に亘って打ち消されてしま
うという不具合が生じないものとなる。第3図は、送信
タイミングが時間tの範囲内でずれている状態を示し、
このように送信タイミングがずれていたとしても、次の
周期では時間tでの送信データの一部もしくは全てが打
ち消されるという状態が解消される。すなわち、本実施
例のような送信方法とすることにより、全周期中におい
て送信データの重なるタイミングが極めて少ないもとと
なる。
なお、出荷時点から送信器7−1,7−2および7−3の
送信周期Tを周期T01,T02およびT03に設定変更してお
くことが考えられるが、このようにすると同一送信器で
あってもその送信周期の異なるものが多数生じるものと
なり、これに伴い在庫管理が煩雑となる。これに対し
て、現場で自己アドレスを設定する際に、その自己アド
レスに対応して送信周期Tを自動的に設定変更する本実
施例によれば、在庫管理が極めて容易となる。
また、上述の実施例においては、自己アドレス♯01,♯0
2および♯03としての数値「1」,「2」および「3」
にデータ送り時間tを乗じ、その乗じて得られる値ΔT
01,ΔT02およびΔT03をその符号+として一定周期Tに
加算するものとしたが、その符号を−として一定周期T
に加算するようにしてもよい。
また、上述した実施例によれば、送信器7−1,7−2お
よび7−3の送信周期T01,T02およびT03は、例えば60.
04sec,60.08sec,および60.12secに固定される。この場
合、N=3としたが、N=100とした場合には、100番目
の送信器7−100(図示せず)の送信周期T100が例えば6
4secとして固定される。すなわち、第1番目の送信器7
−1と第100番目の送信器7−100とでは、その送信周期
が大きく異なるものとなり、送信器7−100ではデータ
伝送が緩慢となってしまう。このような点に鑑みて、そ
の送信周期の平均化を図るべく作成したのが、第4図に
示すフローチャートである。以下、このフローチャート
に基づき、その動作を説明する。
すなわち、送信器7−1において、送信サイクル数をi
した場合、ステップ401にてそのサイクル数iが第1サ
イクルよりカウントされる。そして、このカウントされ
るサイクル数iが順次ステップ402にて所定サイクル数
nと比較され、i=nでなければ即ちiがnに達しなけ
れば、ステップ403にてT01=T±t×(♯01)の±符号
を+として、すなわちTに加算するΔT01の符号を+と
して演算を行い、送信周期T01を求める。したがって、
この場合、送信周期T01が例えば60.04secとされる。一
方、サイクル数iがステップ402にてi=nとなると、
ステップ404にて上記±符号を変更する。すなわち、ス
テップ403におけるT01=T±t×(♯01)の±符号を−
としたうえ、すなわちTに加算するΔT01の符号を−と
したうえ、ステップ405にてサイクル数iを零とする。
したがって、次にサイクル数iがnとなるまでは、ステ
ップ403にてT01=T−t×(♯01)の演算が行われ、送
信周期T01が例えば59.96secとされる。つまり、送信器
7−1において、送信サイクル数iがnに達する毎に、
送信周期T01が60.04secと59.96secとを交互し、これに
よりその送信周期の平均化が図られる。以上は、送信器
7−1について述べたが、送信器7−2〜7−100につ
いても同様にして、その送信周期の平均化が図られるも
のとなる。上述において所定サイクル数nは零以上の任
意の値に設定すればよく、例えばn=1とすれば、2サ
イクル毎に送信周期の平均化が図られるものとなる。
なお、本実施例においては、無線を行う媒体を赤外光線
としたが、超音波や電波など種々の媒体が考えられる。
また、実施例においては、自己アドレスにデータ送り時
間tを乗じたが、データ送り時間t以上の値を乗じて送
信周期を得るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によるワイヤレス送信方法に
よると、付与される自己アドレス順に応じた値ΔT0が一
定周期Tに加算されて自己の送信周期T0とされ、全ての
送信装置の送信周期をずらすことが可能となり、全周期
中において送信データの重なるタイミングを極めて少な
いものとすることができる。
また、各送信装置において、その送信サイクル数が所定
値に達する毎に、一定周期Tに加算する値ΔT0の±符号
が変更され、自己の送信周期T0が長くなったり短くなっ
たりして、送信周期の平均化が図られ、データ伝送が緩
慢となることを防止することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るワイヤレス送信方法の一実施例を
適用してなる各送信器からのデータ送信状況を示す図、
第2図は送信器の裏面側内部に設けられたアドレススイ
ッチを示す平面図、第3図は送信タイミングが時間tの
範囲内でずれている状態での各送信器からのデータ送信
状況を示す図、第4図は送信周期の平均化を図るべく作
成したフローチャート、第5図は従来の空調制御システ
ムの概略的なブロック構成図、第6図は無線を行う媒体
を赤外光線としたうえ受信器を天井面に設置し送信器を
室内に配置した状態を示す図、第7図は大部屋において
各受信器の受信範囲が交差する状態を示す平面図、第8
図は送信周期Tを一定とした各送信器からのデータ送信
状況を示す図、第9図は送信タイミングが時間tの範囲
内でずれている状態での送信周期Tを一定とした各送信
器からのデータ送信状況を示す図である。 5…室内、6−1〜6−3…受信器、7−1〜7−3…
送信器、7−1a〜7−3a…アドレススイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N個の受信装置とこの受信装置に対応して
    配置されるN個の送信装置とを備え、一定周期Tでかつ
    データ送り時間tにて各送信装置より各受信装置へ無線
    にてデータを伝送するワイヤレス送信方法において、 前記各送信装置は、付与される自己アドレスに前記デー
    タ送り時間t以上の所定値を乗じ、この乗じて得られる
    値ΔT0を前記一定周期Tに加算して自己の送信周期T0
    する一方、その送信サイクル数が所定値に達する毎に前
    記一定周期Tに加算する前記値ΔT0の±符号を変更する ことを特徴とするワイヤレス送信方法。
JP1140775A 1989-06-02 1989-06-02 ワイヤレス送信方法 Expired - Lifetime JPH0779309B2 (ja)

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JPS62198738U (ja) * 1986-06-06 1987-12-17
JPH0193848U (ja) * 1987-12-14 1989-06-20

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