JPH0778192B2 - インク及びインクジェット記録方法 - Google Patents

インク及びインクジェット記録方法

Info

Publication number
JPH0778192B2
JPH0778192B2 JP1028766A JP2876689A JPH0778192B2 JP H0778192 B2 JPH0778192 B2 JP H0778192B2 JP 1028766 A JP1028766 A JP 1028766A JP 2876689 A JP2876689 A JP 2876689A JP H0778192 B2 JPH0778192 B2 JP H0778192B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
group
dye
water
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1028766A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02209974A (ja
Inventor
毅 栄田
恵美 棟方
勝浩 城田
高夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP1028766A priority Critical patent/JPH0778192B2/ja
Priority to EP90102515A priority patent/EP0382227B1/en
Priority to AT90102515T priority patent/ATE89027T1/de
Priority to DE90102515T priority patent/DE69001494T2/de
Publication of JPH02209974A publication Critical patent/JPH02209974A/ja
Priority to US07/734,118 priority patent/US5135570A/en
Priority to SG126793A priority patent/SG126793G/en
Priority to HK1368/93A priority patent/HK136893A/xx
Publication of JPH0778192B2 publication Critical patent/JPH0778192B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/328Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B31/00Disazo and polyazo dyes of the type A->B->C, A->B->C->D, or the like, prepared by diazotising and coupling
    • C09B31/16Trisazo dyes
    • C09B31/20Trisazo dyes from a coupling component"D" containing a directive hydroxyl group

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はインク及びそれを用いる記録方法に関し、更に
詳しくは特に室内変色性が改良された黒色画像を与える
水性インク及び該インクを用いる記録方法、特にインク
ジェット記録方法に関する。
(従来の技術) 従来、万年筆、フエルトペン等のインク及びインクジェ
ット記録用のインクとしては、水溶性染料を水性媒体中
に溶解した水性インクが使用されており、これらの水性
インクにおいてはペン先やインク吐出ノズルでのインク
の目詰りを防止するべく一般に水溶性有機溶剤が添加さ
れている。
これらの従来のインクにおいては、十分な濃度の画像を
与えること、ペン先やノズルでの目詰りを生じないこ
と、被記録材上での乾燥性が良いこと、滲みがないこ
と、保存安定性に優れること、特に熱エネルギーを利用
するインクジェット方式では耐熱性に優れること等が要
求され、又、形成される画像が十分な耐光性及び耐水性
等を有することが要求されている。
又、種々の色相のインクが種々の色相の染料から調製さ
れているが、それらのうち黒色インクはモノカラー及び
フルカラー画像の両方に使用され最も重要なインクであ
る。これらの黒色インクの染料としては従来は種々の性
能を考慮して主としてC.I.フードブラック2が使用され
てきた(特開昭59−93766号及び同59−93768号公報参
照)。
(発明が解決しようとしている問題点) 前記種々の要求性能のうちで特に形成される画像の耐久
性が重要である。
画像の耐久性としては、従来は主として直射日光や各種
照明光による褪色が問題視され、これらの褪色の問題は
耐光性に優れた染料の選択によって解決が図られてき
た。
しかしながら最近ではこれらの褪色に加えて画像の変色
の問題がクローズアップされてきた。即ち、従来のイン
クによる画像は褪色のみでなく、変色の問題があり、こ
の変色とは濃度はあまり変化しないが色相が変化するこ
とであり、特に最も多量に使用される黒色インクにおい
ては、黒色が茶色に変色する茶変の問題が重要であっ
て、特にフルカラー画像の場合にはこの茶変によって画
像品質が急激に低下する。
この茶変の問題は、直射日光の当らない室内でも進行
し、又、画像を形成する為の被記録材の種類によっても
変色が促進され、従来広く使用されてきたC.I.フードブ
ラック2ではこの茶変の問題は避けられなかった。
特に、インクの発色性、鮮明性、解像性等の画像品質を
高める為に、紙等の基材上に顔料とバインダーとを含む
インク受容層を形成したいわゆるコート紙の場合には、
普通紙の場合には変色の問題が少ないインクであっても
著しく茶変を生じ、この問題は単に耐光性の良好な染料
の選択では解決できないものであった。
従って本発明の目的は、前述の如き一般的要求性能を満
たすとともに、更にコート紙上においても茶変の問題を
生じない画像を与えることが出来るインク及びインクジ
ェット記録方法を提供することである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、少なくとも染料及び液媒体を含むイン
クにおいて、該染料が下記一般式(I)で表される染料
であることを特徴とするインク及び該インクを使用する
インクジェット記録方法である。
(上記一般式においてR1及びR2はメチル基、メトキシ基
又は−SO3Mを、R3及びR4はメチル基、メトキシ基又はア
セチルアミノ基を、Xはアセチル基、ベンゾイル基、 −SO2C6H5、−SO2C6−CH3又は を、R5及びR6は水素原子又は−C2H4OHを、Mはアルカリ
金属、アンモニウム基又は有機アンモニウム基を表
す。) (作用) インクの染料として、上記一般式(I)の染料を使用す
ることにより、コート紙であても室内変色、即ち茶変の
少ない画像を与える黒インクが提供される。
又、本発明の第二の発明では、上記インクを用いてコー
ト紙上に茶変の少ない黒色画像を提供することが出来
る。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳しく説明
する。
本発明で使用する黒色染料は、いずれもスルホン酸基等
の水溶性基のソーダ塩が一般的であるが、本発明ではこ
れらのソーダ塩に限定されず、それらのカウンターイオ
ンがカリウム、リチウム、アンモニア、有機アミン等で
あっても同効であり、本発明はこれらの他のカウンター
イオンを含む染料をも包含する。
上記一般式(I)で表される染料の具体例としては下記
の染料が挙げられるが、これらの染料に限定されない。
以上の如き染料は公知のアゾ染料の合成に準じて製造す
ることが出来る。1例として前記No.2の染料の合成例を
挙げる。
o−アニリンスルホン酸0.1モルを水100ml中で常法によ
りジアゾ化し、1−ナフチルアミン−7−スルホン酸0.
1モルとカップリングさせ、これを亜硝酸ソーダで更に
ジアゾ化する。5−アセチルアミノ−o−アニシジン0.
1モルを水100mlと塩酸0.2モルとの混合液に溶解し、上
記のジアゾ化液を加え、pH5乃至66及び温度5乃至10℃
で反応後、食塩を加えて塩析及び濾取し、ペーストを得
る。これを水中でジアゾ化し、細田豊著 染料化学(技
報堂)536頁に記載の方法に準じて調製したN−p−ト
ルエンスルホニルH酸0.1モルとpH8乃至9で反応させ
る。次に塩化リチウムを加えて塩析し、染料の沈澱を濾
取する。この塩析操作を数回繰り返すことにより不純物
を除去するとともに、染料のスルホン酸基をリチウム塩
型にする。限外濾過装置(ザルトリウス社製)を用いて
脱塩精製して前記No.2の染料を得た。
本発明のインクにおける上記染料の使用量については特
に制限するものではないが、一般的にはインク全重量の
0.1乃至15重量%、好ましくは0.3乃至10重量%、より好
ましくは0.5乃至6重量%を占める量が好適である。
本発明のインクに使用するのに好適な水性媒体は、水又
は水と水溶性有機溶剤との混合溶媒であり、特に好適な
ものは水と水溶性有機溶剤との混合溶媒であって、水溶
性有機溶剤としてのインクの乾燥防止効果を有する多価
アルコールを含有するものである。又、水としては、種
々のイオンを含有する一般の水でなく、脱イオン水を使
用するのが好ましい。
水と混合して使用される水溶性有機溶剤としては、例え
ば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルア
ルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアル
コール、イソブチルアルコール、n−ペンタノール等の
炭素数1乃至5のアルキルアルコール類;ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコー
ル類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、チ
オジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレング
リコール等のアルキレン基が2乃至6個の炭素原子を含
むアルキレングリコール類;グリセリン;エチレングリ
コールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエチレン
グリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、トリエ
チレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル等
の多価アルコールの低級アルキルエーテル類;トリエチ
レングリコールジメチル(又はエチル)エーテル、テト
ラエチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテル
等の多価アルコールの低級ジアルキルエーテル類;スル
ホラン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル
−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。
以上の如き有機溶剤から適当なものを選択して使用する
が、特にインクの目詰り防止にはグリセリン又は重合度
3乃至6のポリエチレンオキシドが良く、画像濃度及び
吐出安定性の点では含窒素環状化合物又はポリアルキレ
ンオキシドのエーテル化合物が良く、更に周波数応答性
には低級アルコールや界面活性剤の使用が好ましい。従
って本発明において好ましい溶媒組成は水の他に上記の
如き各種成分を含む組成である。
インク中の上記水溶性有機溶剤の含有量は一般にはイン
クの全重量の2乃至80重量%、好ましくは3乃至70重量
%、より好ましくは4乃至60重量%の範囲である。
又、使用する水はインク全体の35重量%以上、好ましく
は45重量%以上を占める割合であり、水の量が少ないと
形成された画像中に低揮発性の有機溶媒が多く残り、染
料のマイグレーション、画像の滲み等の問題が生じるの
で好ましくない。
又、本発明のインクは上記の成分の外に必要に応じて、
pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤等を包含し得
る。上記のインクにおいて使用するpHの調整剤として
は、例えは、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン等の各種有機アミン、水酸化ナトリウム、水酸化リチ
ウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物等の
無機アルカリ剤、酢酸リチウム等の有機酸塩、有機酸や
鉱酸等が挙げられる。
以上の如き本発明のインクは、25℃における粘度が1乃
至20cP、好ましくは1乃至15cPで、表面張力が30dyne/c
m以上、好ましくは40dyne/cm以上で、pHが4乃至10程度
の物性を有するのが好ましい。
本発明の記録方法は、上記インクを用いることを特徴と
する記録方法であり、記録方法及び被記録材は特に限定
されないが、特に記録方法としてはインクジェット方式
が、そして被記録材としてはコート紙を用いる方法が特
に効果的である。
インクジェット方式としては従来公知のいずれの方式で
もよく特に限定されないが、本発明では、例えば、特開
昭54−59936号公報に記載されている方式であり、熱エ
ネルギーの作用を受けてインクに急激な体積変化を生じ
させ、この状態変化による作用力によってインクをノズ
ルから吐出させる方式が特に有用である。
本発明において使用する被記録材は、一般の普通紙、上
質紙、コート紙、OHP等用のプラスチックフィルム等の
いずれの被記録材でも使用することが出来るが、特にコ
ート紙を用いた場合に顕著な効果が奏される。
これらのコート紙とは、普通紙や上質紙等の紙を基材と
して、その表面に顔料とバインダーとからなるインク受
容層を設けてインクによる発色性、鮮明性、ドット形状
等の改善を目的としたものである。
これらのコート紙の場合には顔料としてBET比表面積が3
5乃至650m2/gの合成シリカル等の微細な顔料を用いたも
のが発色性や鮮明性に優れた画像を与えるが、従来のイ
ンクを用いた場合には、その理論的理由は不明ながら、
特に黒色インクによる画像は時間経過とともに茶変の問
題が顕著であり、黒色もモノカラー画像は勿論、フルカ
ラー画像においても大きな問題を生じている。又、これ
らのコート紙と同様に紙基材上に顔料とバイダーからな
る薄い層を設け、この層中に基材である紙の繊維が混在
している被記録材も同様な問題を生じている。
以上の如きコート紙において、本発明のインクを用いて
黒色モノカラー画像又はフルカラー画像を形成しても上
記の如き茶変の問題が生じない。従って本発明の方法に
よれば、BET比表面積が35乃至650m2/gの顔料を用いたコ
ート紙は勿論、それ以下のBET比表面積の顔料を用いた
コート紙、更には普通紙その他任意の被記録材を用いて
長期間室内変色を生じない記録画像を提供することが出
来る。
尚、インクジェット方式による記録方法及び上記の如き
種々の被記録材は公知であり、又、本出願人等により種
々提案されているが、これらの記録方法及び被記録材は
いずれも本発明においてそのまま使用できる。
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に詳しく説明
する。尚、文中%とあるのは特に断りの無い限り重量基
準である。
(1)インク処方例 下記の成分を混合し、十分撹拌して溶解後、ポアサイズ
0.45μmのフロロポアフィルター(住友電工製)にて加
圧濾過し、本発明のインクを調製した。
例1 例示染料No.1 3% ジエチレングリコール 17% 水 80% 例2 例示染料No.2 4% グリセリン 14% ジエチレングリコールモノメチルエーテル 12% 水 70% 例3 例示染料No.3 4% エチルアルコール 5% ジエチレングリコール 15% N−メチル−2−ピロリドン 10% 水 66% 例4 例示染料No.4 3 % グリセリン 20 % エマルゲン985(商品名、花王製) 0.05% 水 76.95% 例5 例示染料No.5 4% ジエチレングリコール 15% 1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン 10% 水 71% 例6 例示染料No.6 3% グリセリン 10% n−プロパノール 10% 水 77% (2)使用例 発熱素子をインクの吐出エネルギー源として利用したイ
ンクジェットプリンタBJ−80A(キヤノン製、ノズルサ
イズ50×40μm、ノズル数24本)に例1乃至6のインク
を搭載して下記の被記録材A乃至Cに印字した場合のプ
リント一時停止後の再プリントの目詰り、プリント長期
停止後の再プリント時の目詰り回復性及び耐変色性を評
価した。
被記録材A:インクジェット用コート紙NMT(商品名、三
菱製糸製) 被記録材B:インクジェット用コート紙FC−3(商品名、
十條製糸製) 被記録材C:コピー用紙Canon PAPER DRYT(商品名、キヤ
ノン販売(株)製) (3)評価方法及び評価結果 (1)プリント一時停止後の再プリント時の目詰り プリンタに所定のインクを充填して10分間連続して被記
録材Cに英数文字を印字した後プリントを停止し、キャ
ップ等をしない状態で10分間放置した後、再び英数文字
を印字して文字のカスレ、欠け等の不良箇所の有無によ
り判定した(20±5℃、50±10%RHにて放置)が、不良
箇所は全く認められなかった。
(2)プリント長期停止後の再プリント時の目詰り回復
性 プリンタに所定のインクを充填して10分間連続して被記
録材Cに英数文字を印字した後プリントを停止し、キャ
ップ等をしない状態で7日間放置(60℃、10±5%RHに
て放置)した後、ノズル目詰りの回復操作を行い、文字
のカスレ、欠け等のない正常な印字が可能となる迄の回
復操作回数を判定したが、いずれも1乃至5回の回復操
作で正常な印字が可能であった。
(3)耐変色性 被記録材A、B及びCに10mm×30mmのベタ黒模様を印字
した後、変色の促進法としてオゾン濃度が常に0.1±0.0
5体積%の範囲に保たれる遮光された槽内に印字物を30
分間放置して試験前後の印字物の色差ΔEabを測定し
た(JIS Z8730に準拠)が、いずれもΔE abは5以下で
あった。
(4)比較例 上記実施例のインク処方例1乃至6に用いた染料の代り
に、C.I.フードブラック2、C.I.ダイレクトブラック6
2、C.I.ダイレクトブラック118、C.I.アシッドブラック
24、C.I.アシッドブラック26及びC.I.アシッドブラック
60を夫々用いて、実施例と同様に6種のインクを調製
し、上記使用例と同様に記録装置によって被記録材A及
びBにベタ黒印字した。この印字物を試験片として上記
のオゾン試験槽を用い同様の試験を行ったところ、ΔE
abは全て15以上であった。
(効果) 以上の如く本発明によれば、一般的に要求されるインク
の耐目詰り性等の性能に優れるだけでなく、耐変色性に
優れた画像を形成することが可能となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 高夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−285275(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも染料及び液媒体を含むインクに
    おいて、該染料が下記一般式(I)で表される染料であ
    ることを特徴とするインク。 (上記一般式においてR1及びR2はメチル基、メトキシ基
    又は−SO3Mを、R3及びR4はメチル基、メトキシ基又はア
    セチルアミノ基を、Xはアセチル基、ベンゾイル基、−
    SO2C6H5、−SO2C6H4−CH3又は を、R5及びR6は水素原子又は−C2H4OHを、Mはアルカリ
    金属、アンモニウム基又は有機アンモニウム基を表
    す。)
  2. 【請求項2】インク滴を被記録材に付与して記録を行う
    インクジェット記録方法において、インクとして請求項
    1に記載のインクを用いることを特徴とするインクジェ
    ット記録方法。
JP1028766A 1989-02-09 1989-02-09 インク及びインクジェット記録方法 Expired - Fee Related JPH0778192B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1028766A JPH0778192B2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 インク及びインクジェット記録方法
EP90102515A EP0382227B1 (en) 1989-02-09 1990-02-08 Ink, and recording process making use of it
AT90102515T ATE89027T1 (de) 1989-02-09 1990-02-08 Tinte und aufzeichnungsverfahren unter verwendung der tinte.
DE90102515T DE69001494T2 (de) 1989-02-09 1990-02-08 Tinte und Aufzeichnungsverfahren unter Verwendung der Tinte.
US07/734,118 US5135570A (en) 1989-02-09 1991-07-25 Ink, and recording process making use of it
SG126793A SG126793G (en) 1989-02-09 1993-11-30 Ink, and recording process making use of it
HK1368/93A HK136893A (en) 1989-02-09 1993-12-16 Ink,and recording process making use of it

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1028766A JPH0778192B2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 インク及びインクジェット記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02209974A JPH02209974A (ja) 1990-08-21
JPH0778192B2 true JPH0778192B2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=12257530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1028766A Expired - Fee Related JPH0778192B2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 インク及びインクジェット記録方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0382227B1 (ja)
JP (1) JPH0778192B2 (ja)
AT (1) ATE89027T1 (ja)
DE (1) DE69001494T2 (ja)
HK (1) HK136893A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0645434A1 (en) * 1993-09-28 1995-03-29 Sumitomo Chemical Company, Limited Trisazo compound, method for dyeing by using it and ink containing it
JP4622434B2 (ja) * 2003-10-14 2011-02-02 三菱化学株式会社 異方性色素膜用色素、異方性色素膜用色素組成物、異方性色素膜および偏光素子
EP1679350A1 (en) * 2003-10-14 2006-07-12 Mitsubishi Chemical Corporation Dye for anisotropic dye film, dye composition for anisotropic dye film, anisotropic dye film and polarizing device
WO2005054376A1 (en) * 2003-12-04 2005-06-16 Clariant International Ltd Concentrated aqueous compositions of dyestuffs

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936174A (ja) * 1982-08-23 1984-02-28 Ricoh Co Ltd インクジエツト記録用水性インク

Also Published As

Publication number Publication date
DE69001494D1 (de) 1993-06-09
DE69001494T2 (de) 1993-10-21
ATE89027T1 (de) 1993-05-15
EP0382227B1 (en) 1993-05-05
JPH02209974A (ja) 1990-08-21
HK136893A (en) 1993-12-24
EP0382227A1 (en) 1990-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2663303B2 (ja) インク及び記録方法
JPH0778191B2 (ja) インク及び記録方法
US5135570A (en) Ink, and recording process making use of it
JP2009102662A (ja) 黒色再現性に優れたインク組成物およびそれを用いたインクジェット記録方法
JPH02132169A (ja) 記録液及びこれを用いたインクジェット記録方法
US5231417A (en) Ink jet recording process, device, apparatus and cartridge employing ink
EP0524372A2 (en) Azo compounds, inks containing same, and recording method and instrument using the same
JP4367867B2 (ja) 黒色再現性に優れたインク組成物およびそれを用いたインクジェット記録方法
JPH0778192B2 (ja) インク及びインクジェット記録方法
JP2003183545A (ja) 黒色水性インク組成物、それを用いたインクジェット記録方法および記録物
EP0716133B1 (en) Ink composition and ink jet recording method using the same
JPH03782A (ja) インク及び記録方法
JP4004199B2 (ja) ジスアゾ色素、これを用いた記録液、インクジェット用記録液及びインクジェット記録方法
JP3579191B2 (ja) ジスアゾ染料組成物およびそれらを含む黒色水性インク組成物
JPH04136077A (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JP4127569B2 (ja) アゾ化合物、水性インク組成物、着色体及びその着色方法
JPH02233782A (ja) インク及び記録方法
JP3428263B2 (ja) 記録液
JPH02202965A (ja) インク及び記録方法
JPH0236279A (ja) インク及び記録方法
JP2710137B2 (ja) 水性青色インク及びそれを用いた記録方法
JPH03294366A (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及び機器
JP4526324B2 (ja) 黒色再現性に優れたインク組成物およびそれを用いたインクジェット記録方法
JPH02232274A (ja) インク及び記録方法
JP3412369B2 (ja) 記録液

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees