JPH0777706B2 - ベルトサンダーのための板材投入装置 - Google Patents

ベルトサンダーのための板材投入装置

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JPH0777706B2
JPH0777706B2 JP2020114A JP2011490A JPH0777706B2 JP H0777706 B2 JPH0777706 B2 JP H0777706B2 JP 2020114 A JP2020114 A JP 2020114A JP 2011490 A JP2011490 A JP 2011490A JP H0777706 B2 JPH0777706 B2 JP H0777706B2
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JP
Japan
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plate material
plate
material supply
wheel
supply wheel
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JP2020114A
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JPH03228572A (ja
Inventor
裕二 宮本
Original Assignee
エノ産業株式会社
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ベルトサンダーのための板材投入装置に関す
るものである。
(従来の技術) 板材の表面を研磨するベルトサンダーは、無端帯のベル
ト状やすりを機械的に回転させ、回転しているベルト内
に板材を投入して板材表面を研磨するものである。又、
ベルトサンダーは汎用性をもたせるためにベルトの幅が
広く形成されている。
従来技術におけるベルトサンダーの板材投入装置は、板
材が同じ位置から投入されているので、ベルトは常に一
部分のみが使用されている。このためベルトが目詰りを
起こして研磨できない状態となったときは、未使用部分
が研磨する板材以上の幅を有していなければベルトを交
換しなければならず、高価なベルトを無駄に使用せざる
を得ないなど解決されなければならない問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明が解決しようとする課題は、ベルトサンダーに投
入する板材を1枚毎に投入位置を変えることにより、ベ
ルトの全幅を有効に利用し得るベルトサンダーのための
板材投入装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明において課題を解決するための手段は、床面に敷
設した軌道上を移動可能に設けた枠体と、該枠体に上記
軌道を横切る方向に立設した縦枠体と、該縦枠板に上下
方向に移動可能に設けた一対の支持腕と、上記枠体の側
部に上記支持腕の突設方向に並列させかつ上下方向に移
動可能に設けた板材供給架台と、該板材供給架台の上面
で上記縦枠板の正面壁の延長線上に設けた板材供給輪
と、上記板材供給架台に上記板材供給輪に対向し当該板
材供給輪に対して接離可能に設けた一対の補助供給輪
と、上記枠体を軌道に沿って移動させる第1の駆動装置
と、上記支持腕を上下方向に移動させる第2の駆動装置
と、上記板材供給輪を回転させる第3の駆動装置とを備
え、ベルトサンダーをワークテーブルが板材投入装置の
板材供給輪及び補助供給輪と向い合うように設置するこ
とである。
(作用) 板材Wを積層した状態で枠体1の支持腕11に積載する。
板材供給架台26を上下動させ、板材供給輪30及び補助供
給輪34をサンダー40のワークテーブル41の高さに合わせ
る。又、エアシリンダ33を動作させない状態で補助供給
輪34と板材供給輪30との間隔が板材の幅より若干大きく
なるように台枠32の取り付け位置をセットする。又、積
層された板材Wは、板材を投入する方向に平行する一辺
を縦枠8に接合され、サンダーに向い合う辺を板材供給
架台26に接合させる。
第1モータ5を動作して枠体1をレール7に沿って移動
し板材の投入位置を設定する。次いで第2モータ18を動
作して支持腕11を上昇させ、最上位の板材Wを板材供給
輪30及び補助供給輪34の高さに一致させる。なお、板材
供給輪30は第3モータ29によって回転駆動させておく。
次に、エアシリンダ33を動作して、補助供給輪34を最上
位の板材の側部に接触させる、補助供給輪34を板材供給
輪30に向って押圧する。これにより板材Wの側部は、板
材供給輪30と補助供給輪34によって挟持され、板材供給
輪30の回転力によってサンダーへ投入される。なお、板
材Wは表面がサンドベルト43,44,45によって研磨され
る。
(実施例) 第1図から第4図は板材投入装置を表している。1はチ
ャンネルなどを方形に組み立てた枠体であって、四隅部
に車輪2,3が設けられており、一方の車両2は車軸4の
両端部に連結され、この車輪2が駆動輪となり、他の車
輪3が従動輪となる。枠体1には第1モータ5が設置さ
れていて、該モータの駆動軸と前記車軸4に設けたスプ
ロケットに第1チェン6を装着して車軸4を回転するよ
うにしている。又、車輪2,3は床面に敷設した一対の軌
道7上に載置されていて、枠体1は軌道7に沿って移動
する。
前記枠体1の中央部には、軌道7を横切る方向で枠体の
全幅部分に立設した縦枠板8が設けられており、該縦枠
板8の正面(第4図参照)の両端部に平行して上下方向
に延びる窓孔9が設けられている。又、縦枠板8内には
内周壁に沿って上下方向に摺動可能な移動体10が設けら
れており、この移動体10に前記窓孔9から突出させ、か
つ平行に設けられた一対の支持腕11が連結されている。
又、前記縦枠板8の背面には上下両端部に横軸12,13が
回転可能に設けられ、上方の横軸12及び下方の横軸13の
両端部にスプロケット14,15が設けられている。なお、
上下で一対となる各スプロケット14,15には第2チェン1
6が装着されている。一方、前記横軸13には駆動用スプ
ロケット17が設けられ、該スプロケットと枠体1に設置
した第2モータ18の駆動軸に設けたスプロケットとの間
に第3チェン19が装着されている。
さらに又、前記横軸12,13のスプロケット14,15に装着し
た第2チェン16は前記移動体10を連結した連結棒20に連
結されている。従って、第2チェン16を回動すると、移
動体10は前記支持腕11を伴って上下動し、このため左右
の支持腕11は同時にかつ同じ高さで上下方向に移動す
る。
前記支持腕11は研磨する板材Wを載置するものであっ
て、板材は複数枚を同時に当該支持腕上に積層し、上方
から順にサンダーに投入する。板材が1枚消費される毎
に第1モータ5および第2モータ18に信号が入力され、
第1モータ5によって枠体1を移動して板材の投入位置
を変え、又、第2モータ18によって板材の高さを投入可
能な位置まで上昇させる。
前記枠体1の側部(第1図の右側部)に歯車箱21が設け
られており、該歯車箱21内に縦方向に軸支され、かつ、
上端を箱から突出させた2本の推進軸22を設けている。
又、該推進軸22には前記歯車箱21内は傘歯車23を設け、
この傘歯車23に軸24によって連結したもう1つの傘歯車
25を噛合している。なお、前記軸24は図示しない駆動装
置、例えば、ハンドルなどにより当該軸24を回転して推
進軸22を回転するようにしている。
又、前記推進軸22は、前記歯車箱21から突出させた部分
にねじを形成してネジ軸22aとし、このネジ軸22aに前記
縦枠板8に直交する方向に、かつ、箱形に形成された板
材供給架台26をねじ結合している。さらに又、該板材供
給架台26の端部にモータ取付室27が設けられている。な
お、モータ取付室27は前記縦枠板8に接合しており、板
材供給架台26と共に上下方向に移動する。28は板材供給
架台26内に設けたねじ軸受で、前記ネジ軸22aがねじ結
合されている。
前記モータ取付室27内には第3モータ29が設置され、こ
のモータの駆動軸を該モータ取付室27の上面から突出さ
せて板材供給輪30を取り付けている。板材供給輪30は表
面をウレタンなどで構成しており、周縁部が前記縦枠板
8の正面壁の延長線上に設置されている。
又、板材供給架台26の上面には、定規体31が設けられ、
この定規体31に前記板材供給輪30と対向し当該板材供給
輪30に対し接近あるいは離隔できるようにした台枠32が
設けられてるいる。なお、台枠32は前記定規体31に取り
付け位置を選択して固定できるようになっており、ピス
トンロッドを板材供給輪30に向けたエアシリンダ33を設
けている。エアシリンダ33のピストンロッドは板材供給
輪30に向って進退し、当該ピストンロッドに2個の補助
供給輪34が設けられている。なお、35は前記台枠32を前
記定規体31に固定するための止ネジである。
第5図、第6図は板材投入装置に隣接して設けられるベ
ルトサンダーを表わしている。40はベルトサンダーであ
り、ワークテーブル41に無端帯に形成された下側ベルト
42が設けられ、該下側ベルト42に対向して3本のサンド
ベルト43,44,45が設けられている。なお、ベルトサンダ
ー40は、上記ワークテーブル41が板材投入装置の板材供
給輪30及び補助供給輪34と向い合うように設置されてい
る。
実施例は上記の構成であって、第1図及び第5図を参照
して、積層した板材Wは枠体1の支持腕11上に載置され
る。なお、図示していないが枠体1には支持腕11と平行
するコロコンなどを設置し、又、支持腕11の下限位置は
該コロコンよりも若干下になるようにするなどの工夫を
すると板材を枠体1内に挿入するのが容易となる。
板材の投入作業に先立って、推進軸22を回転して板材供
給架台26を上下動させ、板材供給輪30及び補助供給輪34
をベルトサンダー40のワークテーブル41の高さに合せ
る。又、エアシリンダ33を後退させた状態で補助供給輪
34と板材供給輪30との間隔が板材Wの幅よりも若干大き
くなるように台枠32の取り付け位置をセットする。又、
積層された板材Wの一辺は縦枠板8に接合され、他の一
辺は板材供給架台26に接合させる。これにより、板材W
の側部はサンダーへの投入端部が板材供給輪30及び補助
供給輪34に挟持され得る状態となる(第5図)。次に、
第1モータ5を動作して枠体1を軌道7に沿って移動
し、最初に板材をベルトサンダー40に投入する位置を設
定する。次いで第2モータ18を動作して支持腕11を上昇
させ、最上位の板材Wを板材供給輪30及び補助供給輪34
の高さに一致させる。なお、このとき板材供給輪30は第
3モータ29によって回転させておく。
これらの準備作業が完了したのち、エアシリンダ33を動
作してピストンロッドを突出し、補助供給輪34を最上位
の板材Wの側部に接触させ、なおも補助供給輪34を押圧
すると板材の反対側は板材供給輪30に強く接触し、この
ため板材供給輪30の回転力によって当該板材Wがベルト
サンダー40へ投入され、板材Wの表面がサンドベルト4
3,44,45によって研磨される。板材Wは板材供給輪30と
一対(2個)の補助供給輪34により3点支持の状態で投
入されるので途中で傾斜したりせず安定よく投入され
る。
板材が投入されたのちはエアシリンダ33の動作を解除し
てピストンロッドを戻し、次いで第1及び第2モータ5,
18を動作し、ベルトサンダー40に板材Wを投入する次の
位置を選定すると同時に、次に投入する板材供給輪30及
び補助供給輪34の高さにセットする。第5図において、
最初の投入位置をaとすると、2回目はb位置、以下、
最終回目はn位置となるように投入位置をずらせる。
支持腕11上に載置された全部の板材が全てベルトサンダ
ー40に投入されたときは、前述した順序で投入作業を繰
り返して行う。
(発明の効果) 本発明は、板材表面を研磨するベルトサンダーに対して
板材を1枚供給する毎に板材の供給位置を変えることが
できるようにしたものであるから、ベルトの全幅を有効
に利用して研磨できるのでベルトを無駄なく利用するこ
とができる効果がある。
又、本発明は、板材を投入するに際し、板材供給結輪と
一対の補助供給輪により3点支持の状態で板材を投入す
るので、投入時に板材が傾斜することがなく安定して投
入することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は板材投入装置の平面図、 第2図は同側面図、 第3図は枠体部分の側面図、 第4図は板材投入装置の正面図、 第5図は板材投入装置とベルトサンダーを表わす平面
図、 第6図は同正面図である。 1……枠体、2,3……車輪、4……車軸 5……第1モータ、6……第1チェン、7……軌道 8……縦枠板、9……窓孔、10……移動体 11……支持腕、12,13……横軸、14,15,17……スプロケ
ット 16……第2チェン、18……第2モータ、19……第3チェ
ン 20……連結棒、21……歯車箱、22……推進軸 23,25……傘歯車、24……軸、26……板材供給架台 27……モータ取付室、28……ねじ軸受、29……第3モー
タ 30……板材供給輪、31……定規体、32……台枠 33……エアシリンダ、34……補助供給輪、35……止ネジ 40……ベルトサンダー、41……ワークテーブル、42……
下側ベルト 43,44,45……サンドベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルトサンダーに隣接して設置された積層
    した板材を1枚ずつ該サンダーに投入する板材投入装置
    であって、床面に敷設した軌道上を移動可能に設けた枠
    体と、該枠体に上記軌道を横切る方向に立設した縦枠板
    と、該縦枠板に上下方向に移動可能に設けた一対の支持
    腕と、上記枠体の側部に上記支持腕の突設方向に並列さ
    せかつ上下方向に移動可能に設けた板材供給架台と、該
    板材供給架台の上面で上記縦枠板の正面壁の延長線上に
    設けた板材供給輪と、上記板材供給架台に上記板材供給
    輪に対向し当該板材供給輪に対して接離可能に設けた一
    対の補助供給輪と、上記枠体を軌道に沿って移動させる
    第1の駆動装置と、上記支持腕を上下方向に移動させる
    第2の駆動装置と、上記板材供給論を回転させる第3の
    駆動装置とを備え、ベルトサンダーをワークテーブルが
    板材投入装置の板材供給輪及び補助供給輪と向い合うよ
    うに設置することを特徴とするベルトサンダーのための
    板材投入装置。
JP2020114A 1990-01-30 1990-01-30 ベルトサンダーのための板材投入装置 Expired - Lifetime JPH0777706B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739903A (en) * 1980-08-22 1982-03-05 Daiken Trade & Industry Manufacture of bent working good
JPS60188222A (ja) * 1984-03-02 1985-09-25 Tachikawa Spring Co Ltd 移送装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS60188222A (ja) * 1984-03-02 1985-09-25 Tachikawa Spring Co Ltd 移送装置

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JPH03228572A (ja) 1991-10-09

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