JPH0777349A - グリル取付構造 - Google Patents

グリル取付構造

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JPH0777349A
JPH0777349A JP5223339A JP22333993A JPH0777349A JP H0777349 A JPH0777349 A JP H0777349A JP 5223339 A JP5223339 A JP 5223339A JP 22333993 A JP22333993 A JP 22333993A JP H0777349 A JPH0777349 A JP H0777349A
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grill
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groove
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清水彰
Katsuaki Hayashi
林克明
Sadao Oka
岡定男
Yoshihiro Ota
大田義弘
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Kokuyo Co Ltd
Hokoku Kogyo Co Ltd
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Hokoku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】天板の開口部にグリル保持枠を取り付ける際の
溶接を不要にする。 【構成】空調機等1の外装板2に設けた開口部3に保持
枠4を介してグリル6を装着するようにしたものであっ
て、保持枠4は、前記開口部3の各辺31a、31b、
31c、31dにそれぞれ装着した複数本の枠材41、
42、43、44により構成されており、各枠材4は、
一面側に前記開口部3の開口縁31に内側から嵌合する
溝部41b、42b、43b、44bを備えているとと
もに、少なくとも対向する2辺31c、31dに装着さ
れた枠材43、44は、他面側にグリル6を保持する保
持部43d、44dを有していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓際や壁際に設置され
る空調機等に好適に使用されるグリル取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】窓際等に設置される空調機においては、
その天板(外装板)に開口部を設け、その開口部に保持
枠を介して風向きを調整するための正方形のグリルを複
数枚着脱可能に保持させているのが一般的である。しか
して、従来のものは、板金製の天板の開口部における内
面側に、前記グリルを保持するための板金製の保持枠を
スポット溶接等により固設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、天板の内面
に保持枠を正確に位置決めして溶接する作業には、多く
の工数を要するものであり、しかも、溶接により天板に
歪みが生じたり溶接跡が残るのを防止するために後処理
にも手間と時間がかかるという問題がある。
【0004】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係るグリル取付構造は、空調機等の
外装板に設けた開口部に保持枠を介してグリルを装着す
るようにしたものであって、保持枠は、前記開口部の各
辺にそれぞれ装着した複数本の枠材により構成されてお
り、各枠材は、一面側に前記開口部の開口縁に内側から
嵌合する溝部を備えているとともに、少なくとも対向す
る2辺に装着された枠材は、他面側にグリルを保持する
保持部を有していることを特徴とする。
【0006】特に効率的に製造するには、全ての横断面
形状が等しい長尺素材を所要長さに切断することによっ
て、各枠材を作るのが望ましい。
【0007】グリルを装着することにより保持枠の保形
性を強化するには、保持部に上向きの溝を設けておき、
グリルの縁部に設けた突条をその溝に着脱可能に係合さ
せ得るようにしておくのがよい。
【0008】保持枠の外観と保形性を良好なものにする
には、各枠材の端面を内外面に対して45度傾斜させて
おき、それら各枠材を長方形をなす開口部の各辺に装着
してそれら各端面同士を密に当接させておくのが望まし
い。
【0009】開口部の端部にスイッチボックスを簡単に
取付けることができるようにするとともに、そのスイッ
チボックスにより保持枠の保形性をも向上させたい場合
には、枠材の下端部外面に溝を設けておき、その溝にス
イッチボックスの3辺に形成した内向舌片を係合させる
ようにするのが好ましい。
【0010】
【作用】このような構成のものであれば、外装板の開口
部に枠材を内側から嵌着するだけで保持枠を構成するこ
とができるため、溶接が一切不要となる。そのため、治
具による位置決め等を含む溶接工程を省略することがで
きるだけでなく、外装板に溶接時の熱による歪みが残留
したり、スポット溶接跡が残るようなことが全くなくな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図7を参
照して説明する。
【0012】図1に示すように、窓際に設置された空調
装置1の外装板たる天板2に空気吐出用の開口部3を設
け、この開口部3に保持枠4を介して複数のグリル6を
着脱可能に保持させている。
【0013】図2に示すように、天板2は板金製のもの
で、その中央部分に長方形の開口部3をプレスによる打
抜き加工等により形成してある。
【0014】保持枠4は、前記開口部3の開口縁31に
おける短寸な2辺31a、31bに装着された2本の枠
材41,42と、開口縁31の長尺な2辺31c,31
dに装着された2本の枠材43,44とから構成されて
おり、各枠材41,42,43,44は、図3に示すよ
うに、上端部における外面41a,42a,43a,4
4a側に前記開口部3の開口縁31に内側から嵌合する
溝部41b,42b,43b,44bを備えている。ま
た、図3及び図5に示すように、短寸な1辺31aに装
着された枠材41と、対向する長尺な2辺31c,31
dに装着された枠材43,44は、内面41c,43
c,44c側にグリル6を保持する保持部41d,43
d,44dを有している。なお、前記各枠材41,4
2,43,44は、図5、図6及び図7に示すように、
全ての横断面形状が等しい長尺素材を所要長さに切断す
ることにより作られたものであり、例えば、合成樹脂に
よる押出成形品を用いている。しかして、枠材42の保
持部に相当する部位及び、枠材43、44の保持部43
d、44dの端部は、後述する蓋体9との干渉を避ける
ため、後加工により切除されている。保持部41d,4
3d,44dは、突条の上面基端側に溝41e、43
e、44eを設けてなる断面L形をなすもので、その溝
41e、43e、44eにグリル6の縁部に設けた突条
61を着脱可能に嵌合させ得るようにしてある。各枠材
41、42、43、44の端面41t、42t、43
t、44tは、図2に示すように、その内外面に対して
45度傾斜させてあり、それら各枠材41、42、4
3、44を開口部3の開口縁31に装着してそれら各端
面41t、42t、43t、44t同士を密に当接させ
ている。
【0015】グリル6は、図2に示すように、従来のも
のと同様に正方形をなす外枠62と、一定方向に傾斜さ
せてその外枠62間に架設した複数枚の案内板63とを
一体に成形してなる合成樹脂製のもので、その外枠62
の下面に、前記保持部41d、43d、44dに嵌合す
る突条61が一体に突設してある。しかして、このグリ
ル6の1辺の長さは、長尺な2辺に装着した枠材43、
44の内面間の離間寸法に対応させてある。このグリル
6は、保持枠4の一端4Aから他端4B近傍にまで載設
されている。そして、このグリル6を載置しない保持枠
4の他端4B部にはスイッチボックス7が装着してあ
る。
【0016】スイッチボックス7は、図4に示すよう
に、底壁71と、端壁72と、側壁73と、内壁74と
を有してなる偏平筐形のもので、板金素材を折り曲げて
一体に構成されており、その3辺、すなわち、端壁72
及び側壁73に、内方に突出する内向舌片75が一体に
設けてある。そして、このスイッチボックス7は、これ
ら内向舌片75を前記枠材42、43、44の下端部外
面側に形成した溝42f、43f、44fに係合させ
て、保持枠4に取着されている。スイッチボックス7の
底壁71にはスイッチプレート8を装着するための開口
76が穿設してある。このスイッチボックス7の上方に
は、蓋体9が配設してある。蓋体9は、例えば合成樹脂
製のもので、支軸91を介して枠材42、43、44に
開閉可能に支持されている。
【0017】このような構成のものであれば、天板2の
開口部3に枠材41、42、43、44を内側から嵌着
するだけで保持枠4を構成することができるため、天板
2に対する部品の溶接が一切不要となる。そのため、治
具による位置決め等を含む溶接工程を省略することがで
きるだけでなく、天板2に溶接時の熱による歪みが残留
したり、スポット溶接跡が残るようなことが全くなくな
る。
【0018】また、この実施例では、全ての横断面形状
が等しい長尺素材を所要長さに切断することにより、各
枠材41、42、43、44を作るようにしているの
で、枠材41、42、43、44を1種類の金型により
効率よく製造することが可能となる。
【0019】さらに、保持部41d、43d、44dに
上向きの溝41e、43e、44eを設けておき、グリ
ル6の縁部に設けた突条61をその溝41e、43e、
44eに着脱可能に係合させ得るようにしているので、
グリル6を装着することにより枠材41、42、43、
44の下端側が離間するのを防止することが可能とな
り、各枠材41、42、43、44を接着剤等で接合し
なくても保持枠4の保形性を確保することが可能とな
る。
【0020】また、各枠材41、42、43、44の端
面41t、42t、43t、44tを内外面に対して4
5度傾斜させておき、それら各枠材41、42、43、
44を長方形をなす開口部3の各辺31a、31b、3
1c、31dに装着してそれら各端面41t、42t、
43t、44t同士を密に当接させるようにしているの
で、各枠材41、42、43、44の接合部分に隙間が
生じるのを防止して保持枠4の外観を良好なものにする
ことができる。しかも、このようにしておけば、各枠材
41、42、43、44の下端側が内方に傾動するの
を、相互に禁止し合うことができるため、保持枠4の保
形性を向上させることが可能となる。
【0021】その上、枠材41、42、43、44の下
端部外面に溝41f、42f、43f、44fを設けて
おき、その溝42f、43f、44fにスイッチボック
ス7の3辺に形成した内向舌片75を係合させるように
しているので、格別なボルト等を要することなしに、開
口部3の端部にスイッチボックス7を簡単に取付けるこ
とが可能になる。そして、このスイッチボックス7によ
り3本の枠材42、43、44を結合することが可能と
なるため、この点からも保持枠4の保形性を向上させる
ことが可能となる。
【0022】なお、保持枠及びスイッチボックスの形状
は、図示実施例のものに限定されるものではなく、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成であるか
ら、天板の開口部にグリル保持枠を取り付ける際の溶接
が不要となり、治具による位置決め等を含む溶接工程を
省略することができるだけでなく、天板に溶接時の熱に
よる歪みが残留したり、スポット溶接跡が残るようなこ
とが全くなくなる。
【0024】また、枠材の端面を内外面に対して45度
傾斜させておき、それら各枠材を長方形をなす開口部の
各辺に装着してそれら各端面同士を密に当接させるよう
にすると、各枠材の接合部分に隙間が生じるのを防止し
て保持枠の外観を良好なものにし保持枠の保形性を向上
させることが可能となる。さらに、保持枠にグリル及び
スイッチボックスを取り付けることによって、保持枠の
保形性をより強化することができる。
【0025】保持枠の外面に溝を設けておけば、天板の
開口部へスイッチボックスを容易に取付けることが可能
となる。
【0026】全ての横断面形状が等しい長尺素材を所要
長さに切断することによって、枠材を形成させると、各
枠材を単一の型により製造することが可能となり、部品
製造上の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略的な斜視図。
【図2】同実施例の要部を示す分解斜視図。
【図3】同要部を示す斜視図。
【図4】同要部を示す斜視図。
【図5】図3におけるA−A線断面図。
【図6】図5におけるB−B線断面図。
【図7】図5におけるC−C線断面図。
【符号の説明】
1…空調機 2…外装板 3…開口部 3a、3b、3c、3d…開口部の各辺 4…保持枠 41、42、43、44…枠材 41b、42b、43b、44b…外面溝部 41d、43d、44d…保持部 41e、43e、44e…内面の溝 41f、42f、43f、44f…下端部外面の溝 41t、42t、43t、44t…端面 6…グリル 61…グリルの突条 7…スイッチボックス 75…内向舌片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡定男 上野市山出1574−55 (72)発明者 大田義弘 上野市平野樋之口283−16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調機等の外装板に設けた開口部に保持枠
    を介してグリルを装着するようにしたものであって、保
    持枠は、前記開口部の各辺にそれぞれ装着した複数本の
    枠材により構成されており、各枠材は、外面側に前記開
    口部の開口縁に内側から嵌合する溝部を備えているとと
    もに、少なくとも対向する2辺に装着された枠材は、内
    面側にグリルを保持する保持部を有していることを特徴
    とするグリル取付構造。
  2. 【請求項2】各枠材が、全ての横断面形状が等しい長尺
    素材を所要長さに切断することにより作られたものであ
    る請求項1記載のグリル取付構造。
  3. 【請求項3】保持部に上向きの溝を設けておき、グリル
    の縁部に設けた突条をその溝に着脱可能に係合させ得る
    ようにしていることを特徴とする請求項1記載のグリル
    取付構造。
  4. 【請求項4】各枠材の端面を内外面に対して45度傾斜
    させておき、それら各枠材を長方形をなす開口部の各辺
    に装着してそれら各端面同士を密に当接させていること
    を特徴とする請求項1、2又は3記載のグリル取付構
    造。
  5. 【請求項5】枠材の下端部外面に溝を設けておき、その
    溝にスイッチボックスの3辺に形成した内向舌片を係合
    させていることを特徴とする請求項4記載のグリル取付
    構造。
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