JPH077728A - 有料放送システム - Google Patents

有料放送システム

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JPH077728A
JPH077728A JP5143914A JP14391493A JPH077728A JP H077728 A JPH077728 A JP H077728A JP 5143914 A JP5143914 A JP 5143914A JP 14391493 A JP14391493 A JP 14391493A JP H077728 A JPH077728 A JP H077728A
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JP
Japan
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control signal
signal
decoder
broadcasting system
pay broadcasting
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JP5143914A
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English (en)
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Masami Yamashita
雅美 山下
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電波放送においても良好なペイパービュー方
式の管理を行う。 【構成】 放送局100のエンコーダ101でスクラン
ブルされた番組の放送信号と制御信号が電波信号にされ
て放送衛星200に向けて送信される。この放送衛星2
00から電波信号が受信され、視聴者300のデコーダ
301でデスクランブルされ、デスクランブルされた番
組がテレビ受像機302に供給される。そして番組の終
了時等の任意の時点で課金がテレビ受像機302に表示
される。そこでこの表示された金額を郵便はがき303
等に書き写して課金センター400に報告する。これに
よって、課金センター400では報告された金額をクレ
ジット会社等の機関500に通知して視聴者300への
請求が行われる。それと共に、この請求額を清算する制
御信号が形成され、この制御信号が専用回線を通じて放
送局100に供給されて、送信信号中に挿入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるペイパービュ
ー方式を採用した有料放送システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】衛星放送等の電波放送を用いた有料放送
が実施されている。このような有料放送では、送信側に
スクランブルのエンコーダが設けられ、受信側に固有の
IDを有するスクランブルのデコーダが設けられる。そ
して送信信号中の例えばデジタル音声信号のサブコード
エリアに、IDと関連してデコーダの動作を制御する制
御信号が挿入されて不正受信を防止できるようにされて
いる。
【0003】このような有料放送において、従来はいわ
ゆるフラットフィーと呼ばれる例えば放送チャンネルに
対して月極めで料金が課せられる方式が実施されてい
た。これによれば、制御信号としては例えば数十分に1
度程度の更新で充分機能が発揮されるものである。従っ
て上述のように送信信号中にデコーダのIDと関連した
制御信号を順番に挿入することで実施が可能となるもの
であった。なおこの方式で対象としての契約者数は数百
万件が可能である。
【0004】これに対してペイパービューと呼ばれる番
組毎に料金が課せられる方式が検討されている。これに
よれば契約者は希望する番組のみの料金を支払えばよ
く、また番組によって料金を変えられるなど、より実用
的な有料放送システムを実行することができる。しかし
ながら上述のような送信信号中に制御信号を挿入するシ
ステムでは、例えば希望する番組のみに制御信号を挿入
することは困難である。
【0005】すなわち、例えば契約者からの希望を電話
等で受け付けて送信側で制御信号を挿入する方法では、
契約者に煩わしい作業を課せることになる。また数百万
の加入者を想定すると、視聴希望者の受け付けのための
電話回線の制限や、オペレータの制限があり、実用的で
はない。
【0006】これに対して、ICカード等を用いてデコ
ーダの管理を行うことが考えられる。この場合に、いわ
ゆる磁気カードではデータの改竄等によって不正受信が
行われる恐れがある。このため安全対策等で大容量のメ
モリICカードや、CPU内蔵のICカードを用いる
と、このICカードの本体のコストや、発行、回収等の
運用のコストが極めて多く掛かる恐れがある。
【0007】また、電話回線を用いて管理を行う方法も
考えられるが、デコーダと電話回線との接続や、電話モ
デムの設置など、多くのコストが掛かり、全体のシステ
ムも極めて大きなものになってしまう。なお有線放送で
は、線路を双方向性にすることでこのような管理を行う
ことが可能であるが、電波放送ではそのような管理は行
うことができない。この出願はこのような点に鑑みて成
されたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、電波放送では良好なペイパービュー方式の管理を
行うことができないというものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の手段
は、送信側にスクランブルのエンコーダが設けられ、受
信側に固有のIDを有するスクランブルのデコーダが設
けられ、送信信号中に上記IDと関連して上記デコーダ
の動作を制御する制御信号が挿入されて不正受信を防止
できるようにした有料放送システムにおいて、上記デコ
ーダ内に課金情報を計算する手段(計算回路11)と、
この課金情報に基づく情報を表示する表示信号の形成手
段(形成回路12)とが設けられ、この表示に基づいて
課金が実施されるようにした有料放送システムである。
【0010】本発明による第2の手段は、送信側にスク
ランブルのエンコーダが設けられ、受信側に固有のID
を有するスクランブルのデコーダが設けられ、送信信号
中に上記IDと関連して上記デコーダの動作を制御する
第1の制御信号が挿入されて不正受信を防止できるよう
にした有料放送システムにおいて、上記デコーダ内に課
金情報を計算する手段(計算回路11)と、予納の残高
を記憶する手段(記憶回路13)と、上記IDと関連し
て上記予納のを補充する第2の制御信号を判別して上記
記憶手段の記憶を書き替える手段(補充回路14)とが
設けられ、上記記憶手段の記憶に基づいて上記第1の制
御信号が実行されるようにした有料放送システムであ
る。
【0011】本発明による第3の手段は、第2の手段記
載の有料放送システムにおいて、上記送信信号中に挿入
される上記第2の制御信号を検出する手段(制御部3)
が設けられると共に、上記記憶手段の記憶の書き替えに
基づく情報を表示する表示信号の形成手段(形成回路1
2)が設けられ、この表示に基づいて上記第2の制御信
号の実行の確認が行われるようにした有料放送システム
である。
【0012】本発明による第4の手段は、第2の手段記
載の有料放送システムにおいて、上記第2の制御信号に
基づく第3の制御信号の入力手段15が設けられ、この
入力に基づいて上記第1の制御信号の実行が制御される
ようにした有料放送システムである。
【0013】本発明による第5の手段は、第2の手段記
載の有料放送システムにおいて、上記第2の制御信号に
基づく第3の制御信号の入力手段15が設けられると共
に、上記送信信号中に挿入される上記第2の制御信号を
検出する手段(制御部3)が設けられ、上記入力手段の
値と上記検出手段の値に基づいて上記第1の制御信号の
実行が制御されるようにした有料放送システムである。
【0014】
【作用】これによれば、表示または制御信号の入力を用
いて管理を行うことによって、簡単な構成で電波放送に
おいても良好なペイパービュー方式の管理を行うことが
できる。
【0015】
【実施例】図1は本発明による有料放送システムの第1
の実施例におけるデコーダの構成を示す。なおこの実施
例は、番組の視聴後にその課金を支払う、いわゆる後払
い方式の場合である。
【0016】図1において、チューナ1で送信信号が受
信され、この受信信号がデコーダを構成するデスクラン
ブラ回路2に供給される。このデスクランブラ回路2に
は制御部3からのデスクランブルのための鍵のデータが
供給される。これによってデスクランブルされた信号
は、後述する加算器10を通じて、受像機(図示せず)
に接続される出力端子4に取り出される。
【0017】また制御部3には、固有のIDの記憶部5
と、視聴希望等の契約者からの設定が入力されるキー入
力部6が設けられる。この制御部3に、チューナ1から
の受信信号が供給されて送信信号中に挿入された制御信
号が判別される。さらにこの判別された制御信号が記憶
部5のIDに関連して解読される。そしてキー入力部6
にて視聴が設定されたときに、解読された鍵のデータが
デスクランブラ回路2に供給される。
【0018】さらに制御部3には課金を計算する回路1
1と、表示信号の形成回路12が設けられる。なおこの
計算回路11及び形成回路12は実際には制御部3の内
部に設けられている。そしてキー入力部6にて視聴希望
が設定されたときに、制御部3で上述の制御信号から例
えば単位時間当たりの課金の金額が検出され、この金額
が計算回路11に供給される。これによって計算回路1
1では、回路2でデスクランブルが行われている時間が
計測され、この間の課金が計算される。
【0019】また番組の終了時等の任意の時点でキー入
力部6から課金の表示の設定が入力されると、計算回路
11で計算された課金のそれまでの合計額が制御部3に
供給される。さらに制御部3からこの数値が表示信号の
形成回路12に供給される。そして形成回路12ではこ
の数値から表示信号が形成され、この表示信号が加算器
10に供給されて、デスクランブラ回路2からの映像信
号に加算される。
【0020】また、送信信号中に挿入された制御信号か
ら、例えば課金の清算された金額が上述の制御部3で検
出される。この金額が計算回路11に供給され、上述の
合計額から減算される。さらに上述の合計額には任意の
上限が設けられ、合計額がこの上限を越えると、キー入
力部6での視聴希望の設定に関わらず、解読された鍵の
データのデスクランブラ回路2への供給が禁止される。
【0021】従ってこの装置において、送信側にスクラ
ンブルのエンコーダが設けられ、受信側に固有のIDを
有するスクランブルのデコーダが設けられ、送信信号中
にIDと関連してデコーダの動作を制御する制御信号が
挿入されて不正受信を防止できるようにした有料放送シ
ステムにおいて、デコーダ内に課金情報の計算回路11
と、この課金情報に基づく情報を表示する表示信号の形
成回路12とが設けられる。
【0022】そしてこの装置を用いた有料放送システム
の全体の構成は、例えば図2に示すようになる。すなわ
ち図2において、放送局100のエンコーダ101でス
クランブルされた番組の放送信号と制御信号が電波信号
にされて放送衛星200に向けて送信される。この放送
衛星200から電波信号が受信され、視聴者300のデ
コーダ301でデスクランブルされる。
【0023】またこのデコーダ301には上述のキー入
力部6が設けられており、視聴希望が設定されるとデス
クランブルされた番組がテレビ受像機302に供給され
る。そして番組の終了時等の任意の時点でキー入力部6
から課金の表示の設定が入力されると、課金のそれまで
の合計額がテレビ受像機302に表示される。そこでこ
の表示された金額を郵便はがき303等に書き写して課
金センター400に報告する。あるいは電話等で課金セ
ンター400に報告する。
【0024】これによって、課金センター400では報
告された金額をクレジット会社等の機関500に通知し
て視聴者300への請求が行われる。それと共に、この
請求額を清算する制御信号が形成され、この制御信号が
専用回線を通じて放送局100に供給されて、送信信号
中に挿入される。
【0025】従ってこのシステムにおいて、表示された
金額を課金センター400に報告することによって課金
が実施(請求)されると共に、この請求額が計算回路1
1の合計額から減算される。またこの報告を怠った場合
には、合計額が任意の上限を越えたときにデスクランブ
ルが禁止され、これによって不正受信が防止される。
【0026】すなわち課金センター400に報告する金
額を故意に過少にして報告しても、制御信号によって清
算される金額が減少するので、清算の残額が合計に加算
されることになる。従ってその額が上限を越えたときに
デスクランブルが禁止され、不正受信はできなくなる。
【0027】こうして上述の装置によれば、表示を用い
て課金金額の管理を行うことによって、簡単な構成で電
波放送においても良好なペイパービュー方式の管理を行
うことができるものである。
【0028】なお上述のシステムにおいて、形成回路1
2からの表示信号は、デスクランブラ回路2からの映像
信号に加算してテレビ受像機302に表示せずとも、デ
コーダ301に7セグメントの表示素子(装置)等を設
けて、そこに表示されるようにしてもよい。またキー入
力部6は赤外線等を用いた遠隔制御で行われるようにし
てもよい。
【0029】さらに表示信号の数値は、制御部3にて記
憶部5のIDに関連して合計額を変換(暗号化)した
り、改竄チェック用コードを含む数値を形成し、このよ
うな数値から形成されるようにしてもよい。これによれ
ば課金センター400に報告する金額を故意に過少にし
て報告することができなくなり、請求額を清算する制御
信号を送信信号中に挿入しなくても、不正受信を防止す
ることができるようになる。
【0030】またこの暗号化に当たっては、契約者の視
聴履歴等もデータに含めることによって、番組の視聴率
の把握等の資料としても利用することができる。
【0031】次に図3は本発明による有料放送システム
の第2の実施例におけるデコーダの構成を示す。なおこ
の実施例は、任意の金額を予納してその金額の範囲内で
番組の視聴を行う、いわゆる前払い方式の場合である。
【0032】この図3において、チューナ1〜キー入力
部6、及び、加算器10、計算回路11、形成回路12
の構成は上述の図1と同じである。そしてこの図3にお
いて、さらに制御部3に、予納の残高の記憶回路13
と、この予納の補充回路14とが設けられる。なおこの
記憶回路13及び補充回路14も、実際には制御部3の
内部に設けられている。
【0033】この装置において、計算回路11で課金の
計算が行われている間中、記憶回路13の予納の残高が
順次減少され、その残高が記憶回路13に記憶されてい
る。また、送信信号中に挿入された制御信号から、例え
ば予納の補充金額(第2の制御信号)が制御部3で検出
される。この金額が予納の補充回路14に供給され、上
述の記憶回路13の予納を補充するための処理が行われ
る。
【0034】またこの第2の制御信号が判別されると、
この第2の制御信号と記憶回路13に記憶された予納残
高等の情報が制御部3に供給される。さらにこの制御部
3で、上述の情報を記憶部5のIDに関連して変換(暗
号化)した数値が形成され、この数値が表示信号の形成
回路12に供給される。そして形成回路12ではこの数
値から表示信号が形成され、この表示信号が加算器10
に供給されて、デスクランブラ回路2からの映像信号に
加算される。
【0035】さらに、記憶部13に記憶された予納残高
が0になると、キー入力部6での視聴希望の設定に関わ
らず、解読された鍵のデータのデスクランブラ回路2へ
の供給が禁止される。
【0036】従ってこの装置において、送信側にスクラ
ンブルのエンコーダが設けられ、受信側に固有のIDを
有するスクランブルのデコーダが設けられ、送信信号中
にIDと関連してデコーダの動作を制御する第1の制御
信号が挿入されて不正受信を防止できるようにした有料
放送システムにおいて、デコーダ内に課金情報の計算回
路11と、予納の残高の記憶回路13と、IDと関連し
て予納を補充する第2の制御信号を判別して記憶回路1
3の記憶を書き替える補充回路14とが設けられる。
【0037】そしてこの装置を用いた有料放送システム
の全体の構成は、例えば図4に示すようになる。すなわ
ち図4において、放送局100のエンコーダ101でス
クランブルされた番組の放送信号と制御信号が電波信号
にされて放送衛星200に向けて送信される。この放送
衛星200から電波信号が受信され、視聴者300のデ
コーダ301でデスクランブルされる。
【0038】また放送局100からの任意の補充金額の
第2の制御信号が受信されると、予納を補充するための
処理が行われる。それと共に、この第2の制御信号とそ
れまでの予納残高等の情報が、IDに関連して変換(暗
号化)され、この数値がテレビ受像機302に表示され
る。そこでこの表示された数値を郵便はがき303等に
書き写して課金センター400に報告する。あるいは電
話等で課金センター400に報告する。
【0039】これによって、課金センター400では報
告された数値から、第2の制御信号の内容とそれまでの
予納残高等の情報が解読される。そして第2の制御信号
に含まれる予納の補充金額がクレジット会社等の機関5
00に通知されて、視聴者300への請求が行われる。
それと共に、この補充金額を有効する制御信号が形成さ
れ、この制御信号が専用回線を通じて放送局100に供
給されて、送信信号中に挿入される。
【0040】従ってこのシステムにおいて、課金センタ
ー400からは例えば所定の期間ごとに、各デコーダの
IDに関連してそれぞれ任意の補充金額の第2の制御信
号が送信信号に挿入される。そして表示された数値が課
金センター400に報告されると、補充された金額の請
求が行われ、またこの補充金額を有効にするための制御
信号が送信信号中に挿入される。
【0041】このため報告を怠った場合には補充金額が
有効にならず、予納残高が0になったときにデスクラン
ブルが禁止され、これによって不正受信が防止される。
また課金センター400では、前回の報告の内容からそ
れまでの予納の利用状況が把握される。そしてこの利用
状況に応じて次回の補充金額を決定することにより、補
充金額が過大にならないようにすることができる。
【0042】こうして上述の装置によれば、制御信号と
表示を用いて予納の管理を行うことによって、簡単な構
成で電波放送においても良好なペイパービュー方式の管
理を行うことができるものである。
【0043】なお上述のシステムにおいて、表示信号の
数値は変換(暗号化)せずに、補充された金額をそのま
ま表示するようにしてもよい。この場合には、補充金額
を有効にするための制御信号に報告された金額を含め
る。そしてこの金額と補充回路14の金額が一致しない
ときは補充が有効にならないようにすることによって、
不正を防止することができる。
【0044】また、上述の補充金額を有効にするための
制御信号は、上述のように送信信号中に挿入せずに、例
えば課金センター400から郵便はがき304にて視聴
者300に通知する。なお図4はその場合に例を示して
ある。あるいは電話等で課金センター400から視聴者
300に通知するようにしてもよい。
【0045】この場合に、郵便はがき304で通知する
場合には、例えば上述の補充金額を有効にするための制
御信号がIDに関連して変換(暗号化)された数値で記
載される。そしてデコーダ301に関連した10キーボ
ード(図示せず)等にて入力されるようにする。
【0046】あるいは図中に示すように、制御信号がI
Dに関連して変換(暗号化)されたバーコードにて郵便
はがき304に記載されるようにする。そしてこのバー
コードが、デコーダ301のスロットに差し込む、スリ
ットをスライドさせる等のバーコードリーダー(図示せ
ず)、あるいはペン型のバーコードリーダー(図示せ
ず)等を用いて入力されるようにしてもよい。
【0047】また上述の送信信号中に挿入された制御信
号と、郵便はがき304から入力された制御信号とが一
致したときのみ補充金額が有効になるようにすることに
よって、不正受信をさらに良好に防止できるようにする
こともできる。
【0048】さらに課金センター400からの第2の制
御信号の挿入は、例えば所定の期間ごとにだけでなく、
記憶回路13の予納残高が所定の額以下になったときな
どに、視聴者からの要求によっても行うことができる。
【0049】さらに図5は本発明による有料放送システ
ムの第3の実施例におけるデコーダの構成を示す。なお
この実施例も、第2の実施例と同様の任意の金額を予納
してその金額の範囲内で番組の視聴を行う、いわゆる前
払い方式の場合である。
【0050】この図5において、チューナ1〜キー入力
部6、計算回路11、及び、記憶回路13、補充回路1
4の構成は上述の図3と同じである。そしてこの図5に
おいて、さらに制御部3の補充回路14に第3の制御信
号の入力用のキーボード、バーコードリーダー等の入力
手段15が設けられる。
【0051】そしてこの装置を用いた有料放送システム
の全体の構成は、例えば図6に示すようになる。すなわ
ち図6において、放送局100のエンコーダ101でス
クランブルされた番組の放送信号と制御信号が電波信号
にされて放送衛星200に向けて送信される。この放送
衛星200から電波信号が受信され、視聴者300のデ
コーダ301でデスクランブルされる。
【0052】また課金センター400から予納を補充す
るための情報が、IDに関連して変換(暗号化)された
数値で、郵便はがき304に記載されて視聴者300に
通知される。そこで視聴者300は、この郵便はがき3
03に記載された数値をデコーダ301に関連した10
キーボード(図示せず)等にて入力する。それと共に、
この予納の補充金額がクレジット会社等の機関500に
通知されて、視聴者300への請求が行われる。
【0053】あるいは図中に示すように、情報がIDに
関連して変換(暗号化)されたバーコードにて郵便はが
き304に記載されるようにする。そしてこのバーコー
ドが、デコーダ301のスロットに差し込む、スリット
をスライドさせる等のバーコードリーダー(図示せ
ず)、あるいはペン型のバーコードリーダー(図示せ
ず)等を用いて入力されるようにしてもよい。
【0054】従ってこのシステムにおいて、課金センタ
ー400からは例えば所定の期間ごとに、郵便はがき3
04に記載された予納を補充するための情報が通知され
る。そして通知された数値がデコーダ301に入力され
ると予納を補充されると共に、補充された金額の請求が
行われる。
【0055】さらに上述の情報の変換(暗号化)におい
て、数値の中に改竄防止用のチェックコード等を含め
る。そして改竄が検出されたときにはデスクランブルが
禁止されることによって、不正受信を防止することがで
きる。
【0056】こうして上述の装置によれば、制御信号を
用いて予納の管理を行うことによって、簡単な構成で電
波放送においても良好なペイパービュー方式の管理を行
うことができるものである。
【0057】なお上述のシステムにおいて、郵便はがき
304から入力された制御信号と共に、上述の送信信号
中に挿入された制御信号も用いる。そしてこれらが一致
したときのみ予納の補充が有効になるようにすることに
よって、不正受信をさらに良好に防止できるようにする
こともできる。
【0058】また上述の各システムにおいて、郵便はが
き303、034による報告や通知は、例えばICカー
ドを用いて行うようにしてもよい。この場合にICカー
ドの記憶容量としては1Kビット程度あればよく、従来
の大容量のメモリICカードやCPU内蔵のICカード
に比べてカードの本体のコストを安価できる。さらに契
約者の視聴履歴等も容易にデータに含めることができ
る。
【0059】
【発明の効果】この発明によれば、表示または制御信号
の入力を用いて管理を行うことによって、簡単な構成で
電波放送においても良好なペイパービュー方式の管理を
行うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による有料放送システムのデコーダの一
例の構成図である。
【図2】そのシステムの説明のための図である。
【図3】本発明による有料放送システムのデコーダの他
の例の構成図である。
【図4】そのシステムの説明のための図である。
【図5】本発明による有料放送システムのデコーダのさ
らに他の例の構成図である。
【図6】そのシステムの説明のための図である。
【符号の説明】
1 チューナ 2 デスクランブラ回路 3 制御部 4 出力端子 5 固有のIDの記憶部 6 キー入力部 10 加算器 11 課金計算回路 12 表示信号の形成回路 13 記憶回路 14 予納補充回路 15 入力手段 100 放送局 101 エンコーダ 200 放送衛星 300 視聴者 301 デコーダ 302 テレビ受像機 303、304 郵便はがき 400 課金センター 500 クレジット会社

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側にスクランブルのエンコーダが設
    けられ、 受信側に固有のIDを有するスクランブルのデコーダが
    設けられ、 送信信号中に上記IDと関連して上記デコーダの動作を
    制御する制御信号が挿入されて不正受信を防止できるよ
    うにした有料放送システムにおいて、 上記デコーダ内に課金情報を計算する手段と、 この課金情報に基づく情報を表示する表示信号の形成手
    段とが設けられ、 この表示に基づいて課金が実施されるようにした有料放
    送システム。
  2. 【請求項2】 送信側にスクランブルのエンコーダが設
    けられ、 受信側に固有のIDを有するスクランブルのデコーダが
    設けられ、 送信信号中に上記IDと関連して上記デコーダの動作を
    制御する第1の制御信号が挿入されて不正受信を防止で
    きるようにした有料放送システムにおいて、 上記デコーダ内に課金情報を計算する手段と、 予納の残高を記憶する手段と、 上記IDと関連して上記予納の補充する第2の制御信号
    を判別して上記記憶手段の記憶を書き替える手段とが設
    けられ、 上記記憶手段の記憶に基づいて上記第1の制御信号が実
    行されるようにした有料放送システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の有料放送システムにおい
    て、 上記送信信号中に挿入される上記第2の制御信号を検出
    する手段が設けられると共に、 上記記憶手段の記憶の書き替えに基づく情報を表示する
    表示信号の形成手段が設けられ、 この表示に基づいて上記第2の制御信号の実行の確認が
    行われるようにした有料放送システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の有料放送システムにおい
    て、 上記第2の制御信号に基づく第3の制御信号の入力手段
    が設けられ、 この入力に基づいて上記第1の制御信号の実行が制御さ
    れるようにした有料放送システム。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の有料放送システムにおい
    て、 上記第2の制御信号に基づく第3の制御信号の入力手段
    が設けられると共に、 上記送信信号中に挿入される上記第2の制御信号を検出
    する手段が設けられ、 上記入力手段の値と上記検出手段の値に基づいて上記第
    1の制御信号の実行が制御されるようにした有料放送シ
    ステム。
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