JPH077622A - 予測符号化装置 - Google Patents

予測符号化装置

Info

Publication number
JPH077622A
JPH077622A JP5148751A JP14875193A JPH077622A JP H077622 A JPH077622 A JP H077622A JP 5148751 A JP5148751 A JP 5148751A JP 14875193 A JP14875193 A JP 14875193A JP H077622 A JPH077622 A JP H077622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
angle
memory
data
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5148751A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Arai
光俊 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5148751A priority Critical patent/JPH077622A/ja
Publication of JPH077622A publication Critical patent/JPH077622A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリにより画データの網点角度を変換し、
予測部入力の画データの網点角度を常に特定の角度にす
ることによって圧縮率が低下することなく特定の角度以
外の角度の網点画データを圧縮できるようにする。 【構成】 画データ入力端子1より入力された画データ
は、セレクト回路2を経由してラインメモリ部3に蓄積
される。ラインメモリ部3に蓄積された画データはセレ
クト回路4によって逐次、画データの網点角度がある特
定の角度になるように読み出される。ある特定の網点角
度に変換された画データは、予測部5に入力され、符号
化部6で符号化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置の画デ
ータ圧縮処理に関し、特に紙面伝送装置のカラー網点画
データ圧縮のための予測符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙面伝送装置のカラー網点画データ圧縮
のための従来の予測符号化装置では、画像の網点角度が
45度のような特定の角度の場合を対象に圧縮処理を行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】紙面伝送装置のカラー
網点画データ圧縮のための従来の予測符号化装置では、
画像の網点角度が45度のような特定の角度の場合を対
象に圧縮処理を行っていたため、図6に示すように画像
の網点角度が45度のような特定の角度以外の網点画像
データの場合には、予測すべき網点周期が得られず圧縮
率が低下する欠点があった。
【0004】本発明の目的は、圧縮率が低下することな
く、特定の角度以外の角度の網点イメージデータを圧縮
できる予測符号化装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力画データ
より注目点の画素の状態を予測する予測部と、前記予測
部の出力信号を符号化する符号化部とを有する予測符号
化装置において、入力画データのデータ数を計数するカ
ウンタと、前記カウンタの計数結果を入力としてセレク
ト信号を出力する制御ROMと、前記制御ROMからの
セレクト信号によって入力画データを複数のラインメモ
リからなるメモリ部に入力する入力側セレクト回路と、
前記制御ROMからのセレクト信号によって前記メモリ
部の複数のラインメモリの1つからデータを読み出し前
記予測部へ出力する出力側セレクト回路と、を有するこ
とを特徴とする。
【0006】本発明によれば、制御ROMには、網点角
度指定信号が入力される。
【0007】
【作用】画データ入力端子より入力された画データは、
入力側セレクト回路を経由してメモリ部に蓄積される。
メモリ部に蓄積された画データは出力側セレクト回路に
よって逐次、画データの網点角度がある特定の角度にな
るように読み出される。ある特定の網点角度に変換され
た画データは、予測部に入力され、符号化部で符号化さ
れる。予測部へは常に特定の角度に変換された画データ
が入力されるため、高い圧縮率が得られる。網点角度指
定信号入力端子より入力される網点角度指定信号は制御
ROMに入力される。制御ROMへは入力画データのデ
ータ数をカウントしているカウンタからのカウント値情
報も入力される。制御ROMでは網点角度指定信号とカ
ウント値情報から、入力側セレクト回路のセレクト信号
と出力側セレクタ回路のセレクト信号を決定し、入力側
セレクト回路と出力側セレクト回路がどのラインメモリ
をセレクトするのかを制御する。制御はラインメモリへ
の書き込みと、読み出しが同時に行われるようにする。
これにより、高速に処理を行うことができる。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図2に本発明の原理を示す概略ブロック図
を示す。図において14は画データ入力端子、15は網
点角度指定信号入力端子、16は予測符号化装置出力端
子、17はメモリ部、18はメモリ制御部、19は予測
部、20は符号化部を示している。符号化部20は、予
測部19の出力信号をランレングスの発生確率により割
り当てられた符号に変換するランレングス変換部であ
る。
【0010】画データ入力端子14より入力されたデー
タは、メモリ制御部18により図3の画像エリア21に
対して主走査方向22,副走査方向23の方向にメモリ
部17に書き込まれ、画データはメモリ部17に蓄積さ
れる。一定量のデータを蓄積した後、網点角度指定信号
入力端子15より入力された網点角度指定信号で、図4
に示すように、メモリ制御部18により主走査方向2
2′,副走査方向23の方向で、順次メモリ部17に蓄
積された画データを読み出す。メモリ部17から読み出
された画データは、図5のように網点角度が45度のよ
うな特定の角度に変換されており、予測部19に入力さ
れる。画データは予測部19にて予測データに変換され
る。予測部19から出力される予測データは、ランレン
グス変換部(符号化部)20にてランレングス変換さ
れ、出力端子16に出力される。
【0011】図示していないが予測符号化装置から出力
される圧縮データは、予測復号化装置に入力され、予測
復号化装置にて符号化の場合と逆の処理を行うことによ
って元の画データを復元する。
【0012】図1に本発明の一実施例を示す。図におい
て1は画データ入力端子、2は入力用セレクト回路、3
は複数のラインメモリから成るメモリ部、4は出力用セ
レクト回路、5は予測部、6は符号化部、7はカウン
タ、8は制御ROM、9はカウント数信号、10は入力
用セレクト信号、11は出力用セレクト信号、12は網
点角度指定信号入力端子、13は符号出力端子である。
【0013】画データ入力端子1より入力された画デー
タは、セレクト回路2によりラインメモリA〜Nのいず
れかに格納される。また、入力データはカウンタ7にも
入力され、データ数をカウントする。カウンタ7では、
カウントした結果をカウント数信号9として制御ROM
8に入力する。制御ROM8では、カウント数信号9と
網点角度指定信号入力端子12から入力される網点角度
指定信号によって、ラインメモリA〜Nのどのラインメ
モリを選択するべきかを示すセレクト信号10,11
を、それぞれセレクト回路2,セレクト回路4に出力す
る。
【0014】セレクト回路2およびセレクト回路4によ
るセレクト動作は一画素毎に行われる。セレクト回路2
により画データを書き込むべきラインメモリが選択さ
れ、セレクト回路4により画データを読み出すべきライ
ンメモリが選択される。セレクト回路2により選択され
るラインメモリと、セレクト回路4により選択されるラ
インメモリは一致することはない。セレクト回路2によ
り選択されたラインメモリに1画素を書き込むと同時
に、セレクト回路4によって選択されたラインメモリか
ら1画素を読み出す。
【0015】セレクト回路2および4によるラインメモ
リの選択の様子の例を図7〜図11に示す。これらは、
ラインメモリA〜Eの5ライン分使用した例である。各
ラインメモリは、画像上の1ラインのビット数と同じビ
ット数を持っている(図では18ビット)。図では、各
ラインメモリの左側がアドレス0、右側がアドレス19
を示している。カウンタの行にある数字は、図1の実施
例のカウンタ7によるカウント値の例である。各カウン
ト値の時、○印のついたラインメモリが読み出し用とし
て選択され×印のついたラインメモリが書き込み用とし
て選択されることを示している。
【0016】例えばカウント値が1のときには図7に示
すようにラインメモリEのアドレス0に1画素を書き込
みラインメモリAのアドレス0から1画素を読み出すこ
とを示しており、カウント値が21のときには図8に示
すようにラインメモリAのアドレス2に1画素を書き込
み、ラインメモリCのアドレス2から1画素を読み出す
ことを示している。書き込みと読み出しは同時に行われ
る。これにより一度書き込んでから読み出す場合と比較
して、読み出すまでの待ち時間がないため、全体として
の処理速度が上がる。画データの最初の部分では読み出
すべきデータは存在しないが、各ラインメモリには画デ
ータが書き込まれる前は、白データあるいは黒データと
いった特定のデータを書き込んでおき、画データがまだ
書き込まれていない部分の読み出しに対しては、その特
定のデータを出力するものとする。
【0017】カウント値が1から20までは、ラインメ
モリEが書き込み用として選択され、カウント値が21
から40まではラインメモリAが書き込み用として選択
される。このように書き込み側に関しては、1ライン単
位でラインメモリが切り替わる。これに対し読み出し側
は、ラインメモリAに2ビット,ラインメモリBに1ビ
ット,ラインメモリCに2ビット,ラインメモリDに1
ビットというように、短い周期でメモリを切り替えてい
る。これは、図4の場合と同じように扱うデータの網点
角度と45度のような特定の角度との差の角度θ分だけ
傾いて読み出すようになっているためである。θが変化
すればメモリを切り替えるパターンも大きく変わる。カ
ウンタが100まで進んだら再び1から繰り返す。セレ
クト回路4から出力されたデータは予測部5に入力され
て予測状態信号となり、符号化部6によって符号化さ
れ、符号出力端子13から出力される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、メモリ上
で画像データの網点角度を変換し、予測部入力の画デー
タの網点角度を常に特定の角度に変換することにより圧
縮率が低下することなく、特定の角度以外の角度の網点
イメージデータを圧縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の原理を示す概略ブロック図である。
【図3】メモリ部へ書き込むときの画像上の走査方向を
示す図である。
【図4】メモリ部から読み出すときの走査方向を示す図
である。
【図5】網点角度45度の網点の例を示す図である。
【図6】網点角度が45度ではない網点の例を示す図で
ある。
【図7】本発明の一実施例におけるラインメモリの選択
の例である。
【図8】本発明の一実施例におけるラインメモリの選択
の例である。
【図9】本発明の一実施例におけるラインメモリの選択
の例である。
【図10】本発明の一実施例におけるラインメモリの選
択の例である。
【図11】本発明の一実施例におけるラインメモリの選
択の例である。
【符号の説明】
1 画データ入力端子 2 入力用セレクト回路 3 複数のラインメモリから成るメモリ部 4 出力用セレクト回路 5 予測部 6 符号化部 7 カウンタ 8 制御ROM 9 カウント数信号 10 入力用セレクト信号 11 出力用セレクト信号 12 網点角度指定信号入力端子 13 符号出力端子 14 画データ入力端子 15 網点角度指定信号入力端子 16 予測符号化装置出力端子 17 メモリ部 18 メモリ制御部 19 予測部 20 符号化部 21 画像エリア 22 メモリ書き込み時の主走査方向 22′ メモリ読み出し時の主走査方向 23 副走査方向 θ 符号化対象画像の網点角度と45度との差 T 網点周期 X 画像上の主走査方向 Y 画像上の副走査方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画データより注目点の画素の状態を予
    測する予測部と、前記予測部の出力信号を符号化する符
    号化部とを有する予測符号化装置において、 入力画データのデータ数を計数するカウンタと、 前記カウンタの計数結果を入力としてセレクト信号を出
    力する制御ROMと、 前記制御ROMからのセレクト信号によって入力画デー
    タを複数のラインメモリからなるメモリ部に入力する入
    力側セレクト回路と、 前記制御ROMからのセレクト信号によって前記メモリ
    部の複数のラインメモリの1つからデータを読み出し前
    記予測部へ出力する出力側セレクト回路と、 を有することを特徴とする予測符号化装置。
  2. 【請求項2】前記制御ROMへは、網点角度指定信号が
    入力されることを特徴とする請求項1記載の予測符号化
    装置。
JP5148751A 1993-06-21 1993-06-21 予測符号化装置 Pending JPH077622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5148751A JPH077622A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 予測符号化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5148751A JPH077622A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 予測符号化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH077622A true JPH077622A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15459821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5148751A Pending JPH077622A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 予測符号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH077622A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4688100A (en) Video data encoding/decoding apparatus
JPH04270568A (ja) 画像処理装置におけるデータ圧縮方式
JPS6145429B2 (ja)
JPH0424907B2 (ja)
EP0597698B1 (en) Image processing apparatus and method therefore
JP2535932B2 (ja) 中間調画像符号化装置
CA1291822C (en) Method and apparatus for processing an image signal
JPH077622A (ja) 予測符号化装置
JPS646589B2 (ja)
JP2634793B2 (ja) カラー画像信号の符号化装置
JP2713298B2 (ja) カラー画像信号の復号化装置
JPH04270569A (ja) 画像処理装置におけるデータ圧縮方式
JPH0767140B2 (ja) フアクシミリ装置
JPH047871B2 (ja)
JPS5915553B2 (ja) 予測符号化装置
JPS6174455A (ja) 2値画像信号の符号化制御方式
JPS63197172A (ja) 予測符号化装置
JPH05161019A (ja) 画像データ処理方式
JPH0127320Y2 (ja)
JPS6329333Y2 (ja)
JPS614371A (ja) 画像イメ−ジ変換回路
JPS60182873A (ja) 中間調画像圧縮方式
JPH07255053A (ja) ジグザグスキャン回路
JPS60194671A (ja) ランレングス符号化装置
JPH09321991A (ja) 算術符号化・復号化装置