JPH047871B2 - - Google Patents
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- JPH047871B2 JPH047871B2 JP885285A JP885285A JPH047871B2 JP H047871 B2 JPH047871 B2 JP H047871B2 JP 885285 A JP885285 A JP 885285A JP 885285 A JP885285 A JP 885285A JP H047871 B2 JPH047871 B2 JP H047871B2
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Description
(1) 発明の属する分野の説明
この発明は、階調情報を有する画像信号もしく
はカラー画像信号を冗長度抑圧符号化して伝送す
る中間調伝送装置に関するものである。 (2) 従来の技術の説明 フアクシミリ等の画像信号を中間調を保持しな
がらデジタル的に伝送するには長い伝送時間を必
要とする。たとえば、16階調の中間調を表わすに
は4ビツト必要なので、この場合の伝送時間は白
黒2値の場合の4倍程度になる。また、画像信号
を記憶するにあたつても、同様の理由で多くの記
憶容量を必要とする。このため、画像信号の冗長
度抑圧により、伝送時間の短縮化ならびに記憶容
量の低減をはかることが望まれる。 中間調を有する画像は、濃度変化のゆるやかな
部分や急激な部分などの画信号の質からみて、複
数の領域に区分される。個々の領域によつて、伝
送すべき情報は必ずしも同じではないので、不必
要な情報を伝送することは符号量を大きくし、伝
送時間を長くしたり、記憶メモリの容量として大
きいものが要求されることになる。 一方、必要な情報を伝送しないで省略すると、
画品質の劣化を招くことになる。 従来方式の一例として、「特願昭54−31932」で
述べているような、符号化走査線上での量子化さ
れた階調レベルの境界が、参照走査線(通常は前
走査線)に比べてどのように変化するかを符号化
して伝送する方式がある。 この方式は、濃淡を表わす階調レベルの変化が
少ない部分については、高い冗長度抑圧効果が得
られるが、濃度変化の大きい部分については、階
調レベルの境界が多くなるため、大きな冗長度抑
圧効果は得られない。 (3) 発明の目的 本発明は、画像をその内容によつて領域分割
し、個々の領域ごとに独立の符号を割り当てるこ
とを特徴とし、その目的は、個々の領域ごとに、
必要性の高い情報を優先的に伝送することによ
り、より能率的な冗長度抑圧符号化を実現するこ
とにある。 (4) 発明の構成および作用の説明 出願人らの過去の検討によれば、濃度変化の大
きい領域については、表現可能な階調レベル数が
少なくても良好な画品質が得られる一方、濃度変
化の小さい領域については、少くとも16階調程度
以上の階調レベルが必要であることがわかつてい
る。 本発明装置は、この性質を利用して、画面を複
数の画素よりなるブロツクに分割し、各ブロツク
内の濃度差が小さい場合は伝送できる階調レベル
数が多く、濃度差が大きい場合は伝送できる階調
レベル数が小さくなるように、各ブロツクごとに
信号変換の前処理を行うものである。 (5) 実施例 以下図面について詳細に説明する。 第2図は、本発明装置を説明するための画像例
であつて、破線で区別した各正方形は各画素を、
数字は階調レベルを示す。階調は白を0、黒を15
とすると16レベルで表現している。また、実線で
囲まれた大きい正方形1,2,3……10は、各
ブロツクを示す。 第2図の画像において、ブロツク内の階調レベ
ルの最大値と最小値の差が0〜3の場合を低階調
差領域、4〜7の場合を中階調差領域、8〜15の
場合を高階調差領域とすると、ブロツク4,8,
9は高階調差領域、ブロツク3,5は中階調差領
域、他のブロツクは低階調差領域にあたる。 ブロツク4,8,9は、階調レベル差が大きい
ので、表現する階調数は少なくてよい。したがつ
て、0〜3の階調レベルは0に、4〜7のレベル
は5に、8〜11のレベルは10に、12〜15のレベル
は15に縮退させる。中階調領域では0〜1のレベ
ルは0に、2〜3のレベルは2に、4〜5のレベ
ルは4に、……,12〜13のレベルは12に、14〜15
のレベルは15に縮退させる。 この結果、各画素の階調レベルは、第3図のよ
うにおきかえられる。すなわち、低階調差領域
B1では連続する1個の階調レベル、中階調差領
域B2では連続する2個の階調レベル、高階調差
領域B3では連続する4個の階調レベルがそれぞ
れ1個の階調レベルに縮退される。 第4図は、前記のように階調レベルのおきかえ
を行つた後の、階調レベルが異なる画素間の境界
を表わす。 すなわち、第3図に示す3,4,5,8,9等
のブロツクは、第2図に比べて、階調レベル数は
低階調差領域で16レベル、中階調差領域で8レベ
ル、高階調差領域で4レベルというように、階調
差の大きいブロツクでは階調再現数を少なくして
いる。 この結果、第4図に示す階調レベルが異なる画
素間の境界は、第2図の階調レベルそのままの場
合に比べて少なくなつている。 画像情報を冗長度抑圧するには、第4図に破線
で示す各境界位置を表わす情報と、各境界によつ
て区分される各領域の階調レベルを符号化すれば
よい。この手段としては、たとえば公知の各種方
式が適用できる。 一例として、特願昭54−31932で述べている逐
次処理方式を説明する。この場合、画像信号が含
め知られている参照走査線Bと、符号化走査線A
との相関を、境界状態により、以下のような3状
態に分類する。 (1) 第1状態(以下S1状態とよぶ) 符号化走査線上の境界Qに対し 参照走査線上にあり、 Qより左にあり、かつQに最も近い境界もし
くはQより右にあり、かつQに最も近い境界
(参照走査線上でQの真上に境界があるときは
この境界)であつて、 その境界のあらかじめ定められた側(ここで
は左側とする)の階調レベルが符号化走査線上
の境界Qの同じ側の階調レベルと同じであつ
て、 その境界と境界Qとの間に符号化走査線上の
境界が存在しない状態。(の条件は必ずしも
必要ではないが、理解し易いために付け加えて
ある)。 この場合S1状態であることを示す情報と、Qと
P(Qに対し前記条件を満足する参照走査線上の
境界)の対距離(l1)だけを与えてやればよい。
|l1|の表示はPとQの間に入る画素数(ランレ
ングス)で与えるのが便利である。またQがPよ
り左にあるときl1<0,左にあるときl1>0とす
る(これは逆に決めてもよい)。 以下この情報をS1(l1)として示す。この状態
は符号化走査線から参照走査線上に同じ階調レベ
ルが接続している場合に生じる。従つて階調レベ
ルの境界も接続している。 第5図は、第4図の上側の2走査線をとり出し
たものであつて、第1番目の走査線を参照走査線
Bとして、第2番目の走査線を符号化する場合、
P2−Q2,P3−Q3,P4−Q4,P5−Q5,P7−Q7で表
わされる境界はS1状態であつて、l1はそれぞれ−
1,0,0,0,0となる。 (2) 第2状態(以下S2状態とよぶ) 参照走査線上の境界Pに対して、第1状態を満
足するような符号化走査線上の境界が存在しない
状態。 この状態は、参照走査線B上の階調レベルが符
号化走査線A上に接続していない場合に生じる。
第5図の例では、境界P1,P1′がS2状態を表わし
ている。 なお、S2状態ではS2状態が存在する情報だけを
与えれば十分である。 (3) 第3状態(以下S3状態とよぶ) 符号化走査線上の境界Qに対して、第1状態を
満足するような参照走査線上の境界が存在しない
状態。 この場合は、S3状態であることを示す情報と、
Qの位置及びQより左側の領域の階調レベルmを
示す情報(それぞれl3,mで表わす)を与えれば
よい。 l3は、既知の境界からのランレングスで表わす
ことができるが、以下の例では、符号化走査線上
の直前のS1またはS3状態における境界位置もしく
は直前のS2状態の境界位置からのランレングスで
表わす。 mは、階調レベルを他の符号と混同しないよう
な形式で与えればよい。 第5図の例では、Q6及びQ6′がS3状態にあり、
l3は直前の状態(S1状態であるQ5)よりのランレ
ングスで表わすと、l3=7となる。 第5図の符号化走査線Aを、左から右に順次符
号化した結果を記号で表わすと、S2,S2,S1(−
1),S1(0),S1(0),S1(0),S3(7,0),
S3
(2,2),S1(0)となる。即ちS1,S2,S3状態
を識別する符号のあとに、S1,S3状態ではその境
界位置を表わす情報をS3状態ではさらに階調レベ
ルを与える情報を付加して順次符号化してゆけば
よい。この情報をデジタル的に電送あるいは記憶
するには、一般には“1”と“0”の2進符号を
使う。 第1表に、この場合の符号構成の一例を示す。
一般に画像信号では、S1状態でl1が小さい場合が
多いので、これらに短い符号を割りあてている。 第1表において、S1状態の|l1|は3以下であ
るが、これは|l1|>3の場合はS3状態で表わせ
ばよい。 第6図に、第1表の符号により第5図の符号化
走査線Aを符号化した結果を示す。第3走査線は
第2走査線を、第3走査線は第2走査線というよ
うに順次参照して同様に符号化を行えばよい。 以上の機能を実現するための回路構成の一実施
例を、第1図および第7図に示す。 第1図は、符号化回路の構成例であつて、10
1は4走査線当の画信号メモリ、102は2信号
を比較して大なる方を出力する比較出力回路、1
03は小なる方を出力する比較例出力回路、10
4は最大値メモリ、105は最小値メモリ、10
6は演算回路、107は比較回路、108は領域
情報メモリ、109は信号変換回路、110は境
界検出回路、111はカウンタ、112は符号発
生回路、113,114は境界情報メモリ、11
5は切換回路である。 これを動作するには、まず走査線順に入力され
る画信号(階調レベルを表わす)を、画信号メモ
リ101に入力しながら同時に比較出力回路10
2,103に入力する。 比較出力回路102は、入力される画信号と、
最大値メモリ104から出力する信号を比較し
て、大きい方を新しいデータとして最大値メモリ
104に書き込む。 最大値メモリ104は、画信号の各ブロツクご
とにメモリ領域を持つており、入力される画信号
について同じブロツクのメモリ領域に記憶されて
いる値と比較して、各ブロツクごとに順次大きい
方を最大値として書きかえてゆく。4走査線目の
ブロツクの最後の画信号の比較が終つた階調で、
最大値メモリ104には、そのブロツク中の画信
号の最大値が記憶されている。 同様に、比較出力回路103は、入力される画
信号と最小値メモリ105から出力する信号を比
較して、小さい方を新しいデータとして最小値メ
モリ105に書き込むように動作するので、4走
査線目のブロツクの最後の画信号の比較が終つた
階調で、最小値メモリ105には、そのブロツク
内の最小値が記憶されている。 1つのブロツクの処理が終ると、最大値メモリ
104および最小値メモリ105をリセツトし
て、次のブロツクの値を記憶してゆく。 演算回路106は、各ブロツクごとに、最大値
メモリ104の出力と最小値メモリ105の出力
よりその差を得る。 比較回路107は、最大値,最小値の差xを所
定値P1,P2(P1<P2)と比較して、x<P1ならば
低階調差領域,P1≦x<P2ならば中階調差領域、
P2≦xならば高階調差領域と判定し、この結果
を領域情報メモリ108に記憶する。なお、低階
調差領域と高階調差領域の2領域に分ける場合に
は、Pは1個のみでよい。 4走査線目の画信号を入力している時点で並行
して前記xとP1,P2を比較すれば、4走査線目
の画信号を画信号メモリ101に記憶した時点
で、各ブロツクの領域判定結果が領域情報メモリ
108に記憶される。 次に、画信号メモリ101より走査線順に画信
号をとり出し(このとき、空いたメモリ領域に
は、次に入力されてくる走査線の画信号が記憶さ
れる)、信号変換回路109によつて、領域情報
メモリ108に記憶されている領域信号に従い、
8階調あるいは前述したように4階調への縮退処
理を行う。これによつて冗長度抑圧処理を行うた
めの画信号変換が完了する。 次に、この画信号をカウンタ111に入力し、
同じ階調レベルが連続するランレングスをカウン
トしながら、階調レベルが変化する境界を境界検
出回路110に入力する。 境界検出回路110で境界が検出されると、境
界検出を示す信号と、カウンタ出力、ならびに境
界後の新しい階調レベルを、符号発生回路112
に入力するとともに、カウンタ111をリセツト
する。 境界が検出されると、符号発生回路112は、
境界情報メモリ113に記憶された参照走査線の
情報と比較してS1,S2,S3状態のいずれであるか
を決定する。また、その結果を境界情報メモリ1
14に記憶するとともに、符号化信号を作成出力
する。 一走査線分の符号化が終了すると、次の走査線
の符号化に移る前に、切換回路115により境界
領域メモリ113と114を切り換え、次の走査
線の符号化処理時には境界情報メモリ114の内
容を参照走査線情報として参照し、新しい符号化
走査線の境界情報は境界情報メモリ113に記憶
する。 このようにして符号化された信号より原画信号
を復元するための復号化回路の構成例を、第7図
に示す。 第7図において、121,122,123はそ
れぞれS1,S2,S3の境界状態検出回路、124は
S3状態のときl3を求めるための0カウント回路、
125はS3状態のときのレベルmを検出するレベ
ル検出回路、126は画信号制御回路、127,
128は境界情報メモリ、129は境界情報メモ
リ127,128の切換回路、130は画信号発
生回路である。 この復号化回路を動作するには、まず符号化さ
れた信号を境界状態検出回路121,122,1
23に入力する。 S1状態を表わす信号が受信されればS1状態であ
る事実と差分l1とを、S2状態またはS3状態が受信
されればこの事実を、画信号制御回路126に入
力する。 S3状態受信の通知を受けたとき、画信号制御回
路126は、境界状態検出回路121,122,
123の動作を停止するとともに、継続して送ら
れる“0”シーケンスをカウントしてl3の値を知
り、さらに、続いて送られるコードmを受信して
階調レベルを知る。 l3,mの情報を受けると、再び境界状態検出回
路121,122,123を動作させ、次の境界
状態の受信を行う。画信号制御回路126は、
S1,S2,S3いずれかの状態信号を受けたとき、そ
の内容を境界情報メモリ127に記憶されている
参照走査線の境界情報と比較することにより、符
号化走査線上の画信号内容を知る。 これにもとづき、境界情報メモリ128に現走
査線の境界情報として記憶させるとともに、画信
号発生回路130により、復号した原画信号を発
生させる。 一走査線分の復号が終了すると、次の走査線の
復号に移る前に、切換回路129により、境界情
報メモリ127と128を切り換え、次の走査線
の符号化処理時には、境界情報メモリ128の内
容を参照走査線情報として参照し、符号化走査線
の境界情報は、境界情報メモリ127に記憶す
る。 ところで、原稿読取り時のノイズのために、階
調レベルが変化する境界近傍で、濃度レベルの異
なる画素が多数存在するような場合がある。その
ための対策として、ブロツク内の階調レベル差が
小さく、所定値以下のとき、あるいは所定数N以
上の画素の階調レベルが同一値Lであるとき、ブ
ロツク内の各画素の階調レベルをそのブロツク内
の平均値に近い階調レベルに統一し、ブロツク内
の階調レベルを均一にすればよい。 また、前記説明では第2図の画信号から第4図
の画信号に変換するにあたつて、画像域を3領域
に分類して変換したが、2領域あるいは、4領域
以上に分類して変換してもよいことはもちろんで
ある。 以上の説明では、階調数は16段階の場合につい
て説明したが、他の階調数を有する場合について
もそれに適合した符号構成をとることにより適用
できる。また、ブロツクサイズは4×4の16画素
の場合について説明したが、4×8,8×8等任
意の構成をとることができるのはもちろんであ
る。 また、以上の説明では、色情報を含まない画像
情報の場合について説明したが、カラー画像にも
R,G,BあるいはY,I,Qの個々の色成分ご
とに、あるいは特定の色成分のみに本方式を適用
すればカラー画像の高能率伝送が可能となる。 なお、階調レベルの変化する位置の境界情報を
符号化する第1表の符号構成は、白黒2値用の標
準符号化方式であるモデイフアイド・リード
(MR)符号の符号構成と一部を共用化できる。
たとえば第1表でS1状態、S2状態、S3状態のそれ
ぞれをMR符号の垂直モード,パスモード,水平
モードに対応させれば、符号表や処理回路の一部
を共通化できるので、本符号化方式のために特別
に必要とする回路は少なくてよい。 (6) 効果の説明 以上説明したように、本発明の符号化装置によ
れば、視覚に影響の少ない階調成分を省略して重
要度の高い成分のみを符号化するので、画品質を
ほとんど劣化させずに濃淡を有する原稿やカラー
画像の高能率伝送が可能となる。 さらに、階調レベルの変化する位置の境界情報
を符号化する処理回路と符号構成としては、白黒
2値用のMR符号化の一部をそのまま使うことが
できるので回路的負担が少なくてすむ。
はカラー画像信号を冗長度抑圧符号化して伝送す
る中間調伝送装置に関するものである。 (2) 従来の技術の説明 フアクシミリ等の画像信号を中間調を保持しな
がらデジタル的に伝送するには長い伝送時間を必
要とする。たとえば、16階調の中間調を表わすに
は4ビツト必要なので、この場合の伝送時間は白
黒2値の場合の4倍程度になる。また、画像信号
を記憶するにあたつても、同様の理由で多くの記
憶容量を必要とする。このため、画像信号の冗長
度抑圧により、伝送時間の短縮化ならびに記憶容
量の低減をはかることが望まれる。 中間調を有する画像は、濃度変化のゆるやかな
部分や急激な部分などの画信号の質からみて、複
数の領域に区分される。個々の領域によつて、伝
送すべき情報は必ずしも同じではないので、不必
要な情報を伝送することは符号量を大きくし、伝
送時間を長くしたり、記憶メモリの容量として大
きいものが要求されることになる。 一方、必要な情報を伝送しないで省略すると、
画品質の劣化を招くことになる。 従来方式の一例として、「特願昭54−31932」で
述べているような、符号化走査線上での量子化さ
れた階調レベルの境界が、参照走査線(通常は前
走査線)に比べてどのように変化するかを符号化
して伝送する方式がある。 この方式は、濃淡を表わす階調レベルの変化が
少ない部分については、高い冗長度抑圧効果が得
られるが、濃度変化の大きい部分については、階
調レベルの境界が多くなるため、大きな冗長度抑
圧効果は得られない。 (3) 発明の目的 本発明は、画像をその内容によつて領域分割
し、個々の領域ごとに独立の符号を割り当てるこ
とを特徴とし、その目的は、個々の領域ごとに、
必要性の高い情報を優先的に伝送することによ
り、より能率的な冗長度抑圧符号化を実現するこ
とにある。 (4) 発明の構成および作用の説明 出願人らの過去の検討によれば、濃度変化の大
きい領域については、表現可能な階調レベル数が
少なくても良好な画品質が得られる一方、濃度変
化の小さい領域については、少くとも16階調程度
以上の階調レベルが必要であることがわかつてい
る。 本発明装置は、この性質を利用して、画面を複
数の画素よりなるブロツクに分割し、各ブロツク
内の濃度差が小さい場合は伝送できる階調レベル
数が多く、濃度差が大きい場合は伝送できる階調
レベル数が小さくなるように、各ブロツクごとに
信号変換の前処理を行うものである。 (5) 実施例 以下図面について詳細に説明する。 第2図は、本発明装置を説明するための画像例
であつて、破線で区別した各正方形は各画素を、
数字は階調レベルを示す。階調は白を0、黒を15
とすると16レベルで表現している。また、実線で
囲まれた大きい正方形1,2,3……10は、各
ブロツクを示す。 第2図の画像において、ブロツク内の階調レベ
ルの最大値と最小値の差が0〜3の場合を低階調
差領域、4〜7の場合を中階調差領域、8〜15の
場合を高階調差領域とすると、ブロツク4,8,
9は高階調差領域、ブロツク3,5は中階調差領
域、他のブロツクは低階調差領域にあたる。 ブロツク4,8,9は、階調レベル差が大きい
ので、表現する階調数は少なくてよい。したがつ
て、0〜3の階調レベルは0に、4〜7のレベル
は5に、8〜11のレベルは10に、12〜15のレベル
は15に縮退させる。中階調領域では0〜1のレベ
ルは0に、2〜3のレベルは2に、4〜5のレベ
ルは4に、……,12〜13のレベルは12に、14〜15
のレベルは15に縮退させる。 この結果、各画素の階調レベルは、第3図のよ
うにおきかえられる。すなわち、低階調差領域
B1では連続する1個の階調レベル、中階調差領
域B2では連続する2個の階調レベル、高階調差
領域B3では連続する4個の階調レベルがそれぞ
れ1個の階調レベルに縮退される。 第4図は、前記のように階調レベルのおきかえ
を行つた後の、階調レベルが異なる画素間の境界
を表わす。 すなわち、第3図に示す3,4,5,8,9等
のブロツクは、第2図に比べて、階調レベル数は
低階調差領域で16レベル、中階調差領域で8レベ
ル、高階調差領域で4レベルというように、階調
差の大きいブロツクでは階調再現数を少なくして
いる。 この結果、第4図に示す階調レベルが異なる画
素間の境界は、第2図の階調レベルそのままの場
合に比べて少なくなつている。 画像情報を冗長度抑圧するには、第4図に破線
で示す各境界位置を表わす情報と、各境界によつ
て区分される各領域の階調レベルを符号化すれば
よい。この手段としては、たとえば公知の各種方
式が適用できる。 一例として、特願昭54−31932で述べている逐
次処理方式を説明する。この場合、画像信号が含
め知られている参照走査線Bと、符号化走査線A
との相関を、境界状態により、以下のような3状
態に分類する。 (1) 第1状態(以下S1状態とよぶ) 符号化走査線上の境界Qに対し 参照走査線上にあり、 Qより左にあり、かつQに最も近い境界もし
くはQより右にあり、かつQに最も近い境界
(参照走査線上でQの真上に境界があるときは
この境界)であつて、 その境界のあらかじめ定められた側(ここで
は左側とする)の階調レベルが符号化走査線上
の境界Qの同じ側の階調レベルと同じであつ
て、 その境界と境界Qとの間に符号化走査線上の
境界が存在しない状態。(の条件は必ずしも
必要ではないが、理解し易いために付け加えて
ある)。 この場合S1状態であることを示す情報と、Qと
P(Qに対し前記条件を満足する参照走査線上の
境界)の対距離(l1)だけを与えてやればよい。
|l1|の表示はPとQの間に入る画素数(ランレ
ングス)で与えるのが便利である。またQがPよ
り左にあるときl1<0,左にあるときl1>0とす
る(これは逆に決めてもよい)。 以下この情報をS1(l1)として示す。この状態
は符号化走査線から参照走査線上に同じ階調レベ
ルが接続している場合に生じる。従つて階調レベ
ルの境界も接続している。 第5図は、第4図の上側の2走査線をとり出し
たものであつて、第1番目の走査線を参照走査線
Bとして、第2番目の走査線を符号化する場合、
P2−Q2,P3−Q3,P4−Q4,P5−Q5,P7−Q7で表
わされる境界はS1状態であつて、l1はそれぞれ−
1,0,0,0,0となる。 (2) 第2状態(以下S2状態とよぶ) 参照走査線上の境界Pに対して、第1状態を満
足するような符号化走査線上の境界が存在しない
状態。 この状態は、参照走査線B上の階調レベルが符
号化走査線A上に接続していない場合に生じる。
第5図の例では、境界P1,P1′がS2状態を表わし
ている。 なお、S2状態ではS2状態が存在する情報だけを
与えれば十分である。 (3) 第3状態(以下S3状態とよぶ) 符号化走査線上の境界Qに対して、第1状態を
満足するような参照走査線上の境界が存在しない
状態。 この場合は、S3状態であることを示す情報と、
Qの位置及びQより左側の領域の階調レベルmを
示す情報(それぞれl3,mで表わす)を与えれば
よい。 l3は、既知の境界からのランレングスで表わす
ことができるが、以下の例では、符号化走査線上
の直前のS1またはS3状態における境界位置もしく
は直前のS2状態の境界位置からのランレングスで
表わす。 mは、階調レベルを他の符号と混同しないよう
な形式で与えればよい。 第5図の例では、Q6及びQ6′がS3状態にあり、
l3は直前の状態(S1状態であるQ5)よりのランレ
ングスで表わすと、l3=7となる。 第5図の符号化走査線Aを、左から右に順次符
号化した結果を記号で表わすと、S2,S2,S1(−
1),S1(0),S1(0),S1(0),S3(7,0),
S3
(2,2),S1(0)となる。即ちS1,S2,S3状態
を識別する符号のあとに、S1,S3状態ではその境
界位置を表わす情報をS3状態ではさらに階調レベ
ルを与える情報を付加して順次符号化してゆけば
よい。この情報をデジタル的に電送あるいは記憶
するには、一般には“1”と“0”の2進符号を
使う。 第1表に、この場合の符号構成の一例を示す。
一般に画像信号では、S1状態でl1が小さい場合が
多いので、これらに短い符号を割りあてている。 第1表において、S1状態の|l1|は3以下であ
るが、これは|l1|>3の場合はS3状態で表わせ
ばよい。 第6図に、第1表の符号により第5図の符号化
走査線Aを符号化した結果を示す。第3走査線は
第2走査線を、第3走査線は第2走査線というよ
うに順次参照して同様に符号化を行えばよい。 以上の機能を実現するための回路構成の一実施
例を、第1図および第7図に示す。 第1図は、符号化回路の構成例であつて、10
1は4走査線当の画信号メモリ、102は2信号
を比較して大なる方を出力する比較出力回路、1
03は小なる方を出力する比較例出力回路、10
4は最大値メモリ、105は最小値メモリ、10
6は演算回路、107は比較回路、108は領域
情報メモリ、109は信号変換回路、110は境
界検出回路、111はカウンタ、112は符号発
生回路、113,114は境界情報メモリ、11
5は切換回路である。 これを動作するには、まず走査線順に入力され
る画信号(階調レベルを表わす)を、画信号メモ
リ101に入力しながら同時に比較出力回路10
2,103に入力する。 比較出力回路102は、入力される画信号と、
最大値メモリ104から出力する信号を比較し
て、大きい方を新しいデータとして最大値メモリ
104に書き込む。 最大値メモリ104は、画信号の各ブロツクご
とにメモリ領域を持つており、入力される画信号
について同じブロツクのメモリ領域に記憶されて
いる値と比較して、各ブロツクごとに順次大きい
方を最大値として書きかえてゆく。4走査線目の
ブロツクの最後の画信号の比較が終つた階調で、
最大値メモリ104には、そのブロツク中の画信
号の最大値が記憶されている。 同様に、比較出力回路103は、入力される画
信号と最小値メモリ105から出力する信号を比
較して、小さい方を新しいデータとして最小値メ
モリ105に書き込むように動作するので、4走
査線目のブロツクの最後の画信号の比較が終つた
階調で、最小値メモリ105には、そのブロツク
内の最小値が記憶されている。 1つのブロツクの処理が終ると、最大値メモリ
104および最小値メモリ105をリセツトし
て、次のブロツクの値を記憶してゆく。 演算回路106は、各ブロツクごとに、最大値
メモリ104の出力と最小値メモリ105の出力
よりその差を得る。 比較回路107は、最大値,最小値の差xを所
定値P1,P2(P1<P2)と比較して、x<P1ならば
低階調差領域,P1≦x<P2ならば中階調差領域、
P2≦xならば高階調差領域と判定し、この結果
を領域情報メモリ108に記憶する。なお、低階
調差領域と高階調差領域の2領域に分ける場合に
は、Pは1個のみでよい。 4走査線目の画信号を入力している時点で並行
して前記xとP1,P2を比較すれば、4走査線目
の画信号を画信号メモリ101に記憶した時点
で、各ブロツクの領域判定結果が領域情報メモリ
108に記憶される。 次に、画信号メモリ101より走査線順に画信
号をとり出し(このとき、空いたメモリ領域に
は、次に入力されてくる走査線の画信号が記憶さ
れる)、信号変換回路109によつて、領域情報
メモリ108に記憶されている領域信号に従い、
8階調あるいは前述したように4階調への縮退処
理を行う。これによつて冗長度抑圧処理を行うた
めの画信号変換が完了する。 次に、この画信号をカウンタ111に入力し、
同じ階調レベルが連続するランレングスをカウン
トしながら、階調レベルが変化する境界を境界検
出回路110に入力する。 境界検出回路110で境界が検出されると、境
界検出を示す信号と、カウンタ出力、ならびに境
界後の新しい階調レベルを、符号発生回路112
に入力するとともに、カウンタ111をリセツト
する。 境界が検出されると、符号発生回路112は、
境界情報メモリ113に記憶された参照走査線の
情報と比較してS1,S2,S3状態のいずれであるか
を決定する。また、その結果を境界情報メモリ1
14に記憶するとともに、符号化信号を作成出力
する。 一走査線分の符号化が終了すると、次の走査線
の符号化に移る前に、切換回路115により境界
領域メモリ113と114を切り換え、次の走査
線の符号化処理時には境界情報メモリ114の内
容を参照走査線情報として参照し、新しい符号化
走査線の境界情報は境界情報メモリ113に記憶
する。 このようにして符号化された信号より原画信号
を復元するための復号化回路の構成例を、第7図
に示す。 第7図において、121,122,123はそ
れぞれS1,S2,S3の境界状態検出回路、124は
S3状態のときl3を求めるための0カウント回路、
125はS3状態のときのレベルmを検出するレベ
ル検出回路、126は画信号制御回路、127,
128は境界情報メモリ、129は境界情報メモ
リ127,128の切換回路、130は画信号発
生回路である。 この復号化回路を動作するには、まず符号化さ
れた信号を境界状態検出回路121,122,1
23に入力する。 S1状態を表わす信号が受信されればS1状態であ
る事実と差分l1とを、S2状態またはS3状態が受信
されればこの事実を、画信号制御回路126に入
力する。 S3状態受信の通知を受けたとき、画信号制御回
路126は、境界状態検出回路121,122,
123の動作を停止するとともに、継続して送ら
れる“0”シーケンスをカウントしてl3の値を知
り、さらに、続いて送られるコードmを受信して
階調レベルを知る。 l3,mの情報を受けると、再び境界状態検出回
路121,122,123を動作させ、次の境界
状態の受信を行う。画信号制御回路126は、
S1,S2,S3いずれかの状態信号を受けたとき、そ
の内容を境界情報メモリ127に記憶されている
参照走査線の境界情報と比較することにより、符
号化走査線上の画信号内容を知る。 これにもとづき、境界情報メモリ128に現走
査線の境界情報として記憶させるとともに、画信
号発生回路130により、復号した原画信号を発
生させる。 一走査線分の復号が終了すると、次の走査線の
復号に移る前に、切換回路129により、境界情
報メモリ127と128を切り換え、次の走査線
の符号化処理時には、境界情報メモリ128の内
容を参照走査線情報として参照し、符号化走査線
の境界情報は、境界情報メモリ127に記憶す
る。 ところで、原稿読取り時のノイズのために、階
調レベルが変化する境界近傍で、濃度レベルの異
なる画素が多数存在するような場合がある。その
ための対策として、ブロツク内の階調レベル差が
小さく、所定値以下のとき、あるいは所定数N以
上の画素の階調レベルが同一値Lであるとき、ブ
ロツク内の各画素の階調レベルをそのブロツク内
の平均値に近い階調レベルに統一し、ブロツク内
の階調レベルを均一にすればよい。 また、前記説明では第2図の画信号から第4図
の画信号に変換するにあたつて、画像域を3領域
に分類して変換したが、2領域あるいは、4領域
以上に分類して変換してもよいことはもちろんで
ある。 以上の説明では、階調数は16段階の場合につい
て説明したが、他の階調数を有する場合について
もそれに適合した符号構成をとることにより適用
できる。また、ブロツクサイズは4×4の16画素
の場合について説明したが、4×8,8×8等任
意の構成をとることができるのはもちろんであ
る。 また、以上の説明では、色情報を含まない画像
情報の場合について説明したが、カラー画像にも
R,G,BあるいはY,I,Qの個々の色成分ご
とに、あるいは特定の色成分のみに本方式を適用
すればカラー画像の高能率伝送が可能となる。 なお、階調レベルの変化する位置の境界情報を
符号化する第1表の符号構成は、白黒2値用の標
準符号化方式であるモデイフアイド・リード
(MR)符号の符号構成と一部を共用化できる。
たとえば第1表でS1状態、S2状態、S3状態のそれ
ぞれをMR符号の垂直モード,パスモード,水平
モードに対応させれば、符号表や処理回路の一部
を共通化できるので、本符号化方式のために特別
に必要とする回路は少なくてよい。 (6) 効果の説明 以上説明したように、本発明の符号化装置によ
れば、視覚に影響の少ない階調成分を省略して重
要度の高い成分のみを符号化するので、画品質を
ほとんど劣化させずに濃淡を有する原稿やカラー
画像の高能率伝送が可能となる。 さらに、階調レベルの変化する位置の境界情報
を符号化する処理回路と符号構成としては、白黒
2値用のMR符号化の一部をそのまま使うことが
できるので回路的負担が少なくてすむ。
【表】
【表】
〓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 画面を複数の画素よりなるブロツクに分割す
る手段と、前記各ブロツクを、そのブロツク内の
階調レベルの最大値と最小値の差の小さい順に、
nを2以上の数として、n種のブロツク群B1,
B2,……,Boに分類する手段と、N1>N2>……
>Noなる関係を有する階調レベル数N1,N2,…
…Noによつて、階調レベルの最大値と最小値の
差の最も小さいブロツク群B1に属する画素の階
調レベル数はN1階調に、階調レベルの最大値と
最小値の差がj番目(j=1,2,……,n)に
小さいブロツク群Bjに属する画素の階調レベル
数はNj階調に縮退させる前処理手段を有するこ
とを特徴とする中間調画像の符号化装置。 2 量子化された個々の階調レベルの端を示す境
界について、 参照走査線上から符号化走査線上に接続してい
る第1の状態と、 参照走査線上で存在するが符号化走査線上に接
続せず消滅している第2の状態と、 参照走査線上に接続せず、符号化走査線上で新
しく発生している第3の状態と、 を識別してそれ等を示す情報を符号化し、 第1の状態では、状態を示す符号に符号化走査
線上での境界の位置を知る情報をこれに加え、 第2の状態では、状態を示す符号のみを、 第3の状態では、状態を示す符号に、新しく発
生した境界の位置ならびにその境界に付随する階
調レベルを表わす符号をこれに加えることによ
り、各階調レベルを符号化する手段を含むことを
特徴とする第1項記載の中間調画像の符号化装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60008852A JPS61169086A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 中間調画像の符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60008852A JPS61169086A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 中間調画像の符号化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61169086A JPS61169086A (ja) | 1986-07-30 |
JPH047871B2 true JPH047871B2 (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=11704263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60008852A Granted JPS61169086A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 中間調画像の符号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61169086A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8708010D0 (en) * | 1987-04-03 | 1987-05-07 | Crosfield Electronics Ltd | Image reprocessing |
US7380412B2 (en) | 2004-07-21 | 2008-06-03 | Donna Roth | Food storage system |
US8011205B2 (en) | 2004-12-27 | 2011-09-06 | Cool Gear International, Llc | Food storage system |
-
1985
- 1985-01-21 JP JP60008852A patent/JPS61169086A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61169086A (ja) | 1986-07-30 |
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