JPH0775897A - 螺旋階段の踏板溶接治具 - Google Patents

螺旋階段の踏板溶接治具

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JPH0775897A
JPH0775897A JP5169649A JP16964993A JPH0775897A JP H0775897 A JPH0775897 A JP H0775897A JP 5169649 A JP5169649 A JP 5169649A JP 16964993 A JP16964993 A JP 16964993A JP H0775897 A JPH0775897 A JP H0775897A
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俊夫 浅井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 螺旋階段の支柱に固着された既設踏板を利用
して、新設踏板の既設踏板に対する間隔および角度を所
望の大きさに調整し、新設踏板を支柱に組み付けて溶接
しうる治具を開発する。 【構成】 下部支持アーム1と上部支持アーム3を支柱
Sに当接し支柱Sの周りに回転し支柱Sの長さ方向に移
動して、踏板固定板7の固定ピン73、固定部材74と
上部支持アーム3の締付螺子33により治具Jを既設踏
板Fk、支柱Sに固定し、移動箱体6の支持箱体4に対
する固定位置の移動と踏板調整板8の上部調整ピン8
4、中間調整ピン86により既設踏板Fkに対する新設
踏板Fsの間隔および角度を所望の大きさに調整して、
治具Jの踏板調整板8に新設踏板Fsを固定し、支柱S
に新設踏板Fsを組み付けて溶接し、その新設踏板Fs
を既設踏板Fkとして支柱Sに順次新設踏板Fsを溶接
しうるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、螺旋階段の支柱に固着
された既設踏板を利用して、新設踏板の既設踏板に対す
る間隔および角度を所望の大きさに調節し、新設踏板を
支柱に組み付けて溶接しうるようにした螺旋階段の踏板
溶接治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、螺旋階段の支柱に踏板を組み付け
て溶接するには、その支柱の外側に長さ方向および円周
方向に等間隔で引いたケガキ線により各踏板の取付位置
を決定した後、その支柱にスコヤの一端を当接し他の一
端を踏板を当接して踏板を支柱に組み付け溶接していた
ため、能率が悪かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
述した従来の欠点を除去するためになされたものであっ
て、螺旋階段の支柱に固着された既設踏板を利用して、
新設踏板の既設踏板に対する間隔および角度を所望の大
きさに調節し、新設踏板を支柱に組み付けて溶接しうる
治具を開発することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、一対
の平行な下部支持アームと、その下部支持アームの一端
に介設した支持板と、下部支持アームと螺旋階段の支柱
を挟付しうるように支持板に回転自在に取り付けかつそ
の支持板にねじ込む締付螺子を備えた上部支持アーム
と、下部支持アームの他の一端に介設した支持箱体と、
その支持箱体の上部後側に固定した固定箱体と、その支
持箱体の上部前側に取付位置移動可能に取り付けた移動
箱体と、中間部分に既設踏板に当接する固定ピンを設け
かつ先端にその既設踏板に重ね合わせて固定する固定部
材を設けて支持箱体と固定箱体の一側壁に固定した踏板
固定板と、先端および中間部分に新設踏板に当接する上
部調整ピンおよび中間調整ピンとその上部調整ピンおよ
びその中間調整ピンを挿通する複数の孔を設けかつ先端
にその新設踏板に重ね合わせて固定する固定部材を設け
て移動箱体の一側壁に固定した踏板調整板とよりなるも
のとすることにより、上記課題を解決しようとするもの
である。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明は上記構成になり、下部
支持アームおよび上部支持アームを支柱に当接しながら
支柱の周りに回転しかつ支柱の長さ方向に移動して、踏
板固定板の固定ピンに既設固定板の側部が当接するよう
に踏板固定板を既設踏板に重ね合わせて固定部材により
固定し、かつ、上部支持アームに設けた締付螺子を支持
板にねじ込み下部支持アームとともに支柱を挟み付け、
治具を既設踏板および支柱に固定した後、移動箱体の支
持箱体に対する固定位置を移動しかつ踏板調整板の上部
調整ピンと中間調節ピンを差し込む挿通孔を選択するこ
とにより、その踏板調整板の上部調節ピンと中間調節ピ
ンに側部が当接するように重ね合わせて固定部材により
固定する新設踏板の既設踏板に対する間隔と角度を所望
の大きさに調節して、新設踏板を支柱に組み付けて溶接
し、その新設踏板を既設踏板として順次新設踏板を支柱
に組み付けて溶接することが可能となる。
【0006】なお、上部アームからみて支持箱体の上部
右側に移動箱体を移動し固定して、その移動箱体の右側
の側壁に踏板調整板を固定し、かつ、固定箱体の左側の
側壁に踏板固定板を固定することにより、支柱に右回り
の踏板を組み付けて溶接することが可能となり、逆に、
上部アームからみて支持箱体の上部左側に移動箱体を移
動し固定して、その移動箱体の左側の側壁に踏板調整板
を固定し、かつ、固定箱体の右側の側壁に踏板固定板を
固定することにより、支柱に左回りの踏板を組み付けて
溶接することが可能となる。
【0007】すなわち、治具を調整して既設踏板および
新設踏板に取り付けあるいは取り外しするのみで、容易
に各踏板を螺旋階段の支柱に組み付けて溶接することが
できて、溶接作業の省力化をはかる効果がある。
【0008】
【実施例】以下引き続き、本発明の螺旋階段の踏板溶接
治具の要旨をさらに明確にするため、図1ないし図5お
よび図7を利用して一実施例を説明する。
【0009】Jは本発明による螺旋階段の踏板溶接治具
であり、内側を円弧状に形成した一対の平行な板状の下
部支持アーム1の一端に方形状の支持板2を介設して、
その支持板2の下部にピン21を挿通した方形状の一対
の取付部材22を固着し、その支持板2の上部に後記す
る上部支持アーム3の締付螺子33をねじ込む螺子孔2
3を設けている。
【0010】また、支持板2の一対の取付部材22間
に、一端に傾斜部31を備えた板状の上部支持アーム3
の他の一端を挿入しピン21を挿通して回転自在とし、
かつ、その上部支持アーム3の中間に孔32と孔32に
挿通する締付螺子33を設け支持板2の螺子孔23にね
じ込んで、一対の下部支持アーム1とともに支柱Sを挟
み付け、治具Jを支柱Sに固定しうるようになってい
る。
【0011】さらに、一対の下部支持アーム1の他の一
端に直方体形状の支持箱体4を介設して、その支持箱体
4の上部後側に直方体形状の固定箱体5を四本の取付ボ
ルト51により固定し、その支持箱体4の上部前側に支
持板2に平行な二本の溝61を底壁に凹設した直方体形
状の移動箱体6を載置し、その溝61に四本の取付ボル
ト62を挿通して支持箱体4にねじ込み可能とすること
により、移動箱体6を支持箱体4の上部で固定位置を移
動しうるようにしている。
【0012】また、先端に傾斜部71を備えた踏板固定
板7を上部支持アーム3からみて支持箱体4と固定箱体
5の左側の側壁52と側壁41に4個の取付ボルト72
により固定し、その踏板固定板7の中間部分には既設踏
板Fkとの重ね合わせ位置を決める固定ピン73を差し
込み、先端の傾斜部71には、その既設踏板Fkと重ね
合わせて固定するコ字状の金具と締付螺子よりなる固定
部材74を設けている。
【0013】さらに、先端に傾斜部81を備えた踏板調
整板8を上部支持アーム3からみて移動箱体6の右側の
側壁63に4個の取付ボルト82により固定して、新設
踏板Fsの既設踏板Fkに対する角度を調整するため、
踏板調整板8の先端の傾斜部81には二個の孔83とそ
の孔83に挿通する上部調整ピン84を設け、かつ、踏
板調整板8の中間部分には三個の孔85とその孔85に
挿通する中間調整ピン86を設け、また、新設踏板Fs
を踏板調整板8に重ね合わせて固定するコ字状の金具と
締付螺子よりなる固定部材87を設けている。
【0014】次に、本実施例の作用について、まず、支
柱Sに右回りの踏板を組み付ける場合には、既設踏板F
kを固着した支柱Sを横にして、治具Jの一対の下部支
持アーム1の内側に支柱Sを当接し、上部支持アーム3
を支持板2のピン23を軸として回転し支柱Sに当接し
て、下部支持アーム1および上部支持アーム3を支柱S
の周りに回転しかつ支柱Sの長さ方向に移動し、図3に
示すように、上部支持アーム3からみて固定箱体5と支
持箱体4の左側の側壁52と側壁41に踏板固定板7を
固定して、踏板固定板7の固定ピン73に既設踏板Fk
の側部が当接するように踏板固定板7を既設踏板Fkに
重ね合わせて固定部材74により固定し、上部支持アー
ム3の締付螺子33を支持板2の螺子孔23にねじ込ん
で、治具Jを支柱Sおよび既設踏板Fkに固定する。
【0015】さらに、図3に示すように、上部支持アー
ム3からみて支持箱体4の上部右側に移動箱体6を移動
して、その移動箱体6の右側の側壁63に踏板調整板8
を固定し、その踏板調整板8に重ね合わせて固定する後
記の新設踏板Fsと既設踏板Fkとの間隔が所望の大き
さになるようにし、また、踏板調整板8の上部調整ピン
84と中間調整ピン86に側部を当接する新設踏板Fs
の既設踏板Fkに対する角度が所望の大きさになるよう
に、その上部調整ピン84を差し込む二個の孔83と中
間調整ピン86を差し込む三個の孔85を選択して、新
設踏板Fsを踏板調整板8に重ね合わせて固定部材87
により固定し、かつ、移動箱体6の取付ボルト62を溝
61に締め付けて移動箱体6を支持箱体4に固定するこ
とにより、支柱Sに新設踏板Fsを組み付けて溶接し、
その新設踏板Fsを既設踏板Fkとして、図7に示すよ
うに、順次支柱Sに新設踏板Fsを組み付けて溶接する
ことが可能となる。
【0016】また、支柱Sに左回りの踏板を組み付ける
場合には、図6に示すように、踏板固定板7を上部支持
アーム3からみて固定箱体5と支持箱体4の右側の側壁
53と側壁42に固定し、踏板調整板8を上部支持アー
ム3からみて移動箱体8の左側の側壁64に固定して、
前記と同様の方法で、踏板固定板7に既設踏板Fkを固
定した後、踏板調整板8に新設踏板Fsを固定すること
により、支柱Sに新設踏板Fsを組み付けて溶接し、そ
の新設踏板Fsを既設踏板Fkとして順次支柱Sに新設
踏板Fsを組み付けて溶接することが可能となる。
【0017】なお、図6に示すように、下部支持アーム
1に円弧状の調整板11、上部支持アーム3に円弧状の
調整板34を締付ボルト12、35により取付可能とし
て、支柱Sの種々の直径の大きさに対応しうるようにし
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の要部を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す一部断面図である。
【図6】本発明の一実施例の要部を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 下部支持アーム 11 調整板 2 支持板 21 ピン 22 取付部材 23 螺子孔 3 上部支持アーム 31 傾斜部 32 孔 33 締付螺子 34 調整板 4 支持箱体 41、42 側壁 5 固定箱体 51 取付ボルト 52、53 側壁 6 移動箱体 61 溝 62 取付ボルト 63、64 側壁 7 踏板固定板 71 傾斜部 72 取付ボルト 73 固定ピン 74 固定部材 8 踏板調整板 81 傾斜部 82 取付ボルト 83、85 孔 84 上部調整ピン 86 中間調整ピン 87 固定部材 Fk 既設踏板 Fs 新設踏板 J 螺旋階段の踏板溶接治具 S 支柱

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の平行な下部支持アームと、該支持
    アームの一端に介設した支持板と、前記下部支持アーム
    と螺旋階段の支柱を挟付しうるように該支持板に回転自
    在に取り付けかつ該支持板にねじ込む締付螺子を備えた
    上部支持アームと、前記下部支持アームの他の一端に介
    設した支持箱体と、該支持箱体の上部後側に固定した固
    定箱体と、該支持箱体の上部前側に固定位置移動可能に
    取り付けた移動箱体と、中間部分に既設踏板に当接する
    固定ピンを設けかつ先端に該既設踏板に重ね合わせて固
    定する固定部材を設けて前記支持箱体と前記固定箱体の
    一側壁に固定した踏板固定板と、先端および中間部分に
    新設踏板に当接する上部調整ピンおよび中間調整ピンと
    該上部調整ピンおよび該中間調整ピンを挿通する複数の
    孔を設けかつ先端に該新設踏板に重ね合わせて固定する
    固定部材を設けて前記移動箱体の一側壁に固定した踏板
    調整板とよりなることを特徴とする螺旋階段の踏板溶接
    治具。
JP5169649A 1993-06-15 1993-06-15 螺旋階段の踏板溶接治具 Expired - Fee Related JPH0798275B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102500868A (zh) * 2011-11-01 2012-06-20 上海锅炉厂有限公司 一种在卧式预热器中心筒的筒体上焊接耳板的加工方法
CN115365626A (zh) * 2022-10-24 2022-11-22 深圳市海纳鑫信息科技有限公司 用于智能机器人的等离子焊接系统

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CN102500868A (zh) * 2011-11-01 2012-06-20 上海锅炉厂有限公司 一种在卧式预热器中心筒的筒体上焊接耳板的加工方法
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