JPH0775624B2 - 血管増殖や他の組織増殖を強化するための装置 - Google Patents

血管増殖や他の組織増殖を強化するための装置

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JPH0775624B2
JPH0775624B2 JP1276163A JP27616389A JPH0775624B2 JP H0775624 B2 JPH0775624 B2 JP H0775624B2 JP 1276163 A JP1276163 A JP 1276163A JP 27616389 A JP27616389 A JP 27616389A JP H0775624 B2 JPH0775624 B2 JP H0775624B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザを使用することで、このレーザを照射
した局所的な生体組織領域において血管増殖や他の増殖
を促進したり強化したりすることに関する。
〔従来の技術〕
ハーグのドクター.ダブリュ.ジャンク出版刊行の眼科
手術双書第36巻、第21〜37頁、1984年に挙げられている
ジェイ.マーシャル他著「クリプトンレーザ及びアルゴ
ンレーザによる網膜照射についての新たな所見」という
タイトルの論文(“Some New Findings on Retinal Irr
adiation by Krypton and ArgonLesers",Docum.Ophtha
l.Proc.Series,Vol.36,pp.21−37,1984,Dr.W.JunkPubli
shers,TheHague.J.Marshall,etal.)には、ヒトの網膜
にクリプトンレーザおよびアルゴンレーザを照射すると
同部位には組織病理学的にみて様々な深刻な作用が認め
られ、これらの作用は糖尿病患者を観察することで彼等
が行ってきた長期にわたる病理学上の研究と関連してい
ると述べられている。レーザを使用した光凝固に重点が
置かれていたが、反応部位付近の血管内皮細胞の増殖に
関する「驚くべき所見」が報告された。後に発表された
論文であるジェ.マーシャル(J.Marshall)共著、ハー
ウッドアカデミック出版株式会社、生命科学におけるレ
ーザ1(2)、頁125〜134、1986年「in vitroにおける
ヒト腺維芽細胞増殖および癒着のヘリウム・ネオンレー
ザによる刺激」(“He−Ne Laser Stimulation of Huma
n Fibroblast Proliferation and Attachment in Vitr
o",Lasers in the Life Sciences1(2),1986,pp.125
−134,Harwood Academic Publishers GmbH.)には切除
したヒト組織のレーザ照射培養細胞についての実験研究
が報告されている。この実験では633nmでコヒーレント
光が得られる1mWのヘリウム・ネオンレーザを照射光源
として使用し、このうち50%のデューティサイクルを得
るために100Hzで照射光をチョッパ波にした。各実験に
ついて、640nmの干渉フィルタ(帯域幅9nm)を通して同
一の培養細胞に対するレーザ光に相当する強度になるよ
う調節した単色の非コヒーレント光を用いた場合と比較
した。この結果、15分の照射後24時間と48時間の時点
で、特にレーザ照射された方の培養細胞でそれぞれ未照
射対照に比べて細胞数の有意な増加が認められたが、非
コヒーレント光源を使用した実験では照射された培養細
胞と対照培養細胞との間に細胞数の有意な変化は観察さ
れなかったと報告された。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来では、単一のレーザしか使用していないので血管増
殖には限界があった。また、レーザから出射される光の
強度が比較的大きいので、生体組織及び/又は細胞の光
凝固、光子光学組織破壊、光蒸発や光除去分野を引起こ
す虞があった。
本発明の目的は、生体組織へのin vivoでのレーザ照射
のための改良された方法及び手段を提供することにあ
る。
具体的には、羅患生体領域に照射した多数のレーザビー
ムによって引き起こされる細胞周期変動作用を利用して
上記目的を達成することにある。
さらに具体的には、羅患生体組織及び/又は細胞の光凝
固、光子光学組織破壊、光蒸発や光除去分野を引起こす
ことなく上記目的を達成することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、生体組織の羅患照射へ少なくとも2本のレー
ザビームを照射することによって上記目的を達成する。
この照射は、(a)組織衝突時には強度は低く、(b)
好ましくは可視の赤又は赤外域の特定の波長をもつ。各
ビームの物理特性が異なるために直接的に羅患細胞の細
胞周期変動が生じるか、あるいは羅患生体組織そのもの
やその近傍に照射した2本のビーム同士の相互作用によ
って間接的に羅患細胞の細胞周期変動が生じる。ここ
で、「細胞周期変動(perturbation)」という用語は、
通常の状態または予想される状態に対して「不規則な変
化」または偏差が生じることを意味する。すなわち、詳
しい辞典類において天文学上の摂動(perturbation)の
項に記載されているように、常態では考えられないよう
な重力的な引っばりに影響されて天体に起こる軌道運動
のようなものである。これになぞらえて本願では「細胞
周期変動」という語を標的生体組織における予想外の物
理的結果という意味で使用している。この予想外の物理
的結果とは、2本の出力ビームを別々に考えた時には2
本の出力ビームのどちらからも思いもよらないものであ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図において、第1のレーザAは第1の光軸10上に出
力ビームを送出し、第2のレーザBは第2の光軸11上に
出力ビームを送出する。第2の光軸11は軸10と交わって
折り重なるようビームスプリッタ12の位置で軸10に対し
て直交方向に向けられている。この結果、両方のレーザ
ビームは、処理エネルギ送出用の共通軸13を通る。図示
の例では、共通軸13上の干渉フィルタ14を用いて投射さ
れたレーザエネルギを折り曲げ、折出軸15にのせる。送
出されたエネルギは、照射対象となる生体組織との衝突
時には円形または別の形状のスポット状になる平行ビー
ムの形としてもよいし、あるいは、内視鏡を利用するよ
うな場合に収束レンズ手段16を用いてレーザビームを小
さな領域に収束し、ファイバオプティックス送出システ
ム17と結合することもできる。
生体組織へ送出されるエネルギについて考えれば、レー
ザAおよびBを極めて低いパワーで可視の赤または赤外
域で照射し、組織及び/又は細胞の局所的な加熱や凝固
を避けるようにすると好ましい。この目的に適した値段
の手頃なレーザは、ヘリウム−ネオンレーザ、クリプト
ンレーザ、ダイオードレーザなどであり、どれを使用す
るかはその都度選択する。
さらに、所望の使用形態に合わせやすくするために、軸
10上の光学要素は、減衰器手段20(選択的に可変)、シ
ャッタ手段21(機械的及び電磁気的に駆動されるか、あ
るいは電気光学的及び電子的に駆動される)、ビーム拡
大器22(拡大率を調節するための手動手段23を備え
る)、視野絞り24、及びビーム変位光学素子25(双頭の
矢印によって示されるように、軸10に対して斜めに調節
可能)を含む。同様に、軸11上の光学要素は、減衰器手
段30、シャッタ手段31、ビーム拡大器32(調節手段33を
有する)、視野絞り34、及び調節可能な傾斜ビーム変位
光学素子35を含む。さらに、軸11上の光学要素は、(レ
ーザA及びBが同一である場合に)軸11のビームに対し
て軸10のビームの位相を可変的にオフセットできるよう
に調節可能な位相シフタ手段36と、ビーム10−11のうち
の一方の他方に対する偏光を選択的に角度シフトするた
めの手段37を含む。好ましい偏向回転器は、可視スペク
トル用にはニューポート株式会社のカタログ番号RP−55
0として挙げられている製品、近赤外線(700〜1200nm)
用には同社のカタログ番号RP−950として挙げられてい
る製品などである。
第1図に示される構成要素の説明としては最後になる
が、暗視野照明システム40は、折曲げ反射鏡41とビーム
スプリッタ42とを介して送出軸15上に光を投影する。立
体双眼顕微鏡43のような観察装置の照準線は軸15に沿っ
て直線状である。2本のビームが同一の円形断面上にく
るように視野絞り24、34を調整し、かつ2つのビーム変
位光学素子25、35の傾斜度を零にセットした状態(すな
わち、これらの素子の平行平面の表面を各々の光軸10、
11に対して直角に向けた状態)では、前述のシステムで
レーザA、Bを照射して得られる領域は同一でぴったり
一致する。一方、視野絞り24、34のいずれか一方のビー
ム制限面を他方よりも大きく設定した場合には2本のレ
ーザを照射して得られる領域は第2図に示すように同心
状に重なる。すなわち、両方のレーザに反応する中心領
域44と、2本のレーザ光の一方にのみ反応する中心領域
を囲む外周環45が存在する。後者の方法は、中央の最大
処理帯と処理帯の外側にある処理対象外の組織の領域と
の間に照射量の少ない組織からなる緩衝器45が必要な場
合などに利用できる。
以上において概略的に示したように、本発明の意図と目
的は、上述したような特徴をもつ同時に照射される(効
果面で見れば同時に照射される)異なった複数のレーザ
ビーム間の相互作用を利用して羅患組織の細胞周期変動
を引き起こすことにある。この細胞周期変動によって、
単一のレーザから照射する場合よりも血管増殖やその他
の増殖の度合いを高めることができる。上述した装置を
使用すれば、以下のように軸10及び11上のビームの組み
合わせを様々に変えることで先に説明したような違いを
出すことができる。
A. 軸10および11に各1本のレーザ光が照射されるよう
例えば2本のヘリウムネオンレーザなどの同一のレーザ
をAおよびBに使用する。
(1) 同一波長で空間的および時間的にはコヒーレン
トであるが可変的に位相の異なる2本の照射光の和が送
出軸15上に出力されるように位相シフタ36を調整する。
(2) 同一波長で空間的および時間的にコヒーレント
な2本の光に対する偏光面を予め定められた向きに変え
て得られる光が送出軸15上に出力されるように偏光回転
器37を調整する。
(3) レーザAの照射についてはビーム13a(15a)が
第1の軸18a上で処理対象組織に収束され、かつレーザ
Bの照射についてはビーム13b(15b)が第1の軸18bで
同じ処理対象組織に収束されるように、各軸に対して
(それぞれ10から10′へ、および11から11′へ)同じ量
だけ反対方向にオフセット変位するようビーム変位光学
素子25、35を調整する。
(4) 上記モード(1)、(2)および(3)のうち
の1つを選択し、さらに以下のモード改良案から1つを
選択した上でその選択した改良案に従ってシャッタ(チ
ョッパ)21、31を同期的に動作させる。
(a) 両方の軸10、11上で同時に同期的にシャッタ開
/シャッタ閉する。
(b) 各軸10、11上で時間的に交錯させて、シャッタ
開/シャッタ閉する。
(c) 軸(11)上のシャッタ開動作サイクルと部分的
に重なる状態で一方の軸(10)上でシャッタ開動作させ
る。
(d) 15Hz未満の周期で、シャッタ開露光間に羅患細
胞を回復させる。
(e) 15Hzを越える周期で、処理期間中は羅患細胞の
回復を抑制する。
B. 例えば、軸10上にヘリウムネオンレーザを、軸11上
にクリプトンレーザを様いるなど、レーザAとBとを異
なったものとする。
(5) 一方の軸(10)上の一波長でのビーム強度が他
方の軸(11)上の他の波長でのビーム強度以上になるよ
うに、減衰器20又は30を調整する。
(6) 異なる波長で空間的および時間的にコヒーレン
トな2本の光に対する偏光面を予め定められた向きに変
えて得られる光が送出軸15上に出力されるように偏光回
転器37を調整する。
(7) レーザAの照射についてはビーム13a(15a)が
第1の軸18a上で処理対象組織に収束され、かつレーザ
Bの照射についてはビーム13b(15b)が第1の軸18bで
同じ処理対象組織に収束されるように、各軸に対して
(それぞれ10から10′へ、および11から11′へ)同じ量
だけ反対方向にオフセット変位するようビーム変位光学
素子25、35を調整する。
(8) 上記モード(5)、(6)および(7)のうち
の1つを選択し、さらに以下のモード改良案から1つを
選択した上でその選択した改良案に従ってシャッタ(チ
ョッパ)21、31を同期的に動作させる。
レーザA又はBにどのような種類のものを選択しようと
も、生体組織の羅患領域に送出可能な2本のビームのエ
ネルギを合わせた強度は、マイクロワット/cm2代で、好
ましくは100〜150マイクロワット/cm2の範囲にした方が
よい。
第3図の実施例において、単一のレーザ49からの出力ビ
ームはビームスプリッタ50によって別々の光路上のビー
ム51、52に分けられ、その後、ビームスプリッタ手段53
によって単一軸54に再び結合され、干渉フィルタ55で送
出軸56へ折曲げられる。ビーム52上で動作する手段は第
1図のレーザAからのビーム10について説明したものと
同様であり、ビーム51上で動作する手段は第1図のレー
ザBからのビーム11について説明したものと同様であ
る。従って、照明及び観察手段の他、これら同様の手段
には第1図におけるとものと同一の参照符号を付してあ
る。
第3図に示す単一レーザを用いた実施例は、機能的に見
れば第1図を参照して説明した同一レーザの場合と本質
的には等価である。従って、第3図の分割されたビーム
51、52において生じる相違点は、第1図の軸10及び11上
の同一のレーザに対する項目Aで概説したものを含む。
生体組織での用途に関して、本願明細書において説明し
た多数のビームは、視野絞りの開きによって送出される
スポットの大きさと形が決まる平行ビームとして直接照
射されるか、或いは光ファイバ内視鏡を介して内部生体
組織部位に照射される。眼57の中に光を照射するため
に、第4図では網膜に対して比較的大きな照射領域を確
保できるよう収束光学素子58を使用し、第5図では網膜
のさらに限られた領域に照射するよう収束レンズ要素60
と共にコンタクトレンズ要素59を使用している。必要に
応じて、第1図又は第3図において説明した構成要素に
おいて視野絞りの大きさを変えることで光学要素58(又
は59)に送出するビームの横断面領域を調整してもよ
い。
上述の説明において、本発明における用途では同期連繋
用の電気的あるいは電子的な制御部を有するシャッタと
チョッパとは同等のものと考え、チョッパを()でくく
った。このような制御については良く知られているので
ここでは説明を省略する。生体組織に送出される特徴の
異なる2本のレーザ同士の時間的に交錯したチョッパ動
作は、(1)一方のビームの軸と並ぶ軸の方に向けて折
り曲げられるビームに対して45゜傾いた平らな鏡表面を
有する回転チョッパによって達成してもよいし、(2)
鏡表面を遮り、前記一方のビームの反射光と交錯する際
に前記他方のビームを反射させずに直接送出するための
広い扇形空間を作り出す。第1図において、そのような
鏡チョッパは、第1図で言えばビームスプリッタ12、第
3図でいえばビームスプリッタ53で示される45゜に傾斜
した平面平行装置と類似のものである。
干渉フィルタ14(55)の各々で反射率の作用的に限られ
るスペクトル幅は個々に選択されたレーザA、Bおよび
49に左右されることが分る。従って、ヘリウムネオン及
びクリプトンレーザに対して、干渉フィルタ反射率の幅
を610nmから660nmに制限し、それによって(40から)暗
視野照明するとともに可視スペクトルの十分な残りを介
して(43から)観察することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、生体
組織の羅患領域に少なくとも2本のレーザビームを照射
し、その照射は組織への衝突強さが弱く、好ましくは可
視赤や赤外線の特定の波長をもつので、光凝固、光子光
学組織破壊、光蒸発や光除去分解を引起こすことなく、
細胞数を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の構成要素を概略的に示す光学
図、第2図はビーム送出の実施例を示す拡大図、第3図
は変形を示す第1図と同様の図、第4図及び第5図は第
1図又は第3図の実施例のいずれかに対して2種類のレ
ーザビーム送出技術使用して簡単化した部分光学図であ
る。 10……第1の光軸、11……第2の光軸、12……ビームス
プリッタ、13……共通軸、14……干渉フィルタ、15……
送出軸、16……収束レンズ手段、17……ファイバオプテ
ィックス送出システム、20……減衰器手段、21……シャ
ッタ手段、22……ビーム拡大器、23……手動手段、24…
…視野絞り、25……ビーム変位光学素子、30……減衰器
手段、31……シャッタ手段、32……ビーム拡大器、33…
…手動手段、34……視野絞り、35……ビーム変位光学素
子、36……調節可能な位相シフタ手段、37……選択的角
度シフタ手段、40……暗視野照明システム、41……折曲
げ反射鏡、42……ビームスプリッタ、43……立体双眼顕
微鏡、44……中央領域、45……外周環、49……単一レー
ザ、50……ビームスプリッタ、51、52……分割されたビ
ーム、53……ビームスプリッタ手段、54……単一軸、55
……干渉フィルタ、56……送出軸、57……眼、58……収
束光学素子、59……コンタクトレンズ要素、60……収束
光学素子。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体組織の局所部位をレーザ照射すること
    によって血管増殖や他の組織増殖を強化するための装置
    において、前記局所部位に2本の低電力レーザビームを
    送出するためのレーザ手段および光学手段を有し、前記
    2本のビームは少なくとも1つの点で物理的に異なると
    共に2本を合わせた強度はマイクロワット/cm2代であ
    り、それによって、前記2本を合わせた強度はビームの
    衝突した組織および/または細胞に治療的な影響を及ぼ
    すには最低限でも充分な強度であるが、生体組織及び/
    又は細胞の光凝固、光蒸発、光子光学組織破壊、または
    光除去分解を引き起こすまでには至らない血管増殖や他
    の組織増殖を強化するための装置。
  2. 【請求項2】前記ビームの強度は、100乃至150マイクロ
    ワット/cm2の範囲にある請求項1記載の血管増殖や他の
    組織増殖を強化するための装置。
  3. 【請求項3】レーザ光の波長が少なくとも600ナノメー
    タである請求項1記載の血管増殖や他の組織増殖を強化
    するための装置。
  4. 【請求項4】前記2本のビームの波長は同一であり、前
    記光学手段は互いに収束の様子が異なる前記局所部位に
    衝撃を与える手段を含む請求項1記載の血管増殖や他の
    組織増殖を強化するための装置。
  5. 【請求項5】前記2本のビームの波長は同一であり、前
    記光学手段は前記2本のビームの一方を他方に対して可
    変的に位相をずらす可変手段を含む請求項1記載の血管
    増殖や他の組織増殖を強化するための装置。
  6. 【請求項6】前記光学手段は、前記2つのビームを相互
    にずれた偏光面に送出するための偏光手段を含む請求項
    1記載の血管増殖や他の組織増殖を強化するための装
    置。
  7. 【請求項7】前記光学手段は、前記2本のビームの一方
    が衝突する小さな領域よりも大きくこの領域に十分に重
    なり合う局所領域上の前記部位に前記2本のビームの他
    方が当たるように前記2本のビームを互いに制限する手
    段を含む請求項1記載の血管増殖や他の組織増殖を強化
    するための装置。
  8. 【請求項8】前記2本のビームの波長は同一である請求
    項1記載の血管増殖や他の組織増殖を強化するための装
    置。
  9. 【請求項9】前記2本のビームの波長は異なる請求項1
    記載の血管増殖や他の組織増殖を強化するための装置。
  10. 【請求項10】前記光学手段はチョッパを含み、それに
    よって、前記2本のビームをチョッパ波として交錯させ
    て送出する請求項1記載の血管増殖や他の組織増殖を強
    化するための装置。
  11. 【請求項11】前記光学手段は、前記ビームの一方の強
    度と他方の強度との差を決定する手段を含む請求項1記
    載の血管増殖や他の組織増殖を強化するための装置。
  12. 【請求項12】前記決定手段は選択的に変動する請求項
    11記載の血管増殖や他の組織増殖を強化するための装
    置。
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