JPH0355A - レーザ手術装置 - Google Patents

レーザ手術装置

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JPH0355A
JPH0355A JP1132706A JP13270689A JPH0355A JP H0355 A JPH0355 A JP H0355A JP 1132706 A JP1132706 A JP 1132706A JP 13270689 A JP13270689 A JP 13270689A JP H0355 A JPH0355 A JP H0355A
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浩 小泉
Masaji Kijima
木島 正次
Yuko Tomioka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えば被検眼の疾患部に照射して手術する
レーザ手術装置に関する。
従来の技術 従来のレーザ手術装置、例えば眼科用のレーザ手術装置
では、■アルゴンレーザ、■クリプトンレーザ、■アル
ゴン/クリプトンレーザ、■アルゴン/ダイレーザの4
種類のレーザが用いられている。この中で波長が可変の
ものは■と■である。波長の種類は、■では488+5
14.5.514.5.647nmの3波長、■では4
88+514.5.514.5.577〜630 nm
連続の多波長であり、患者の治療部位により上述の波長
を使い分けている。近年、577〜600nmの波長の
黄色から橙色のレーザ光が被検眼の眼底で最も重要であ
る黄斑部の疾患の光凝固治療に有効であることから、ア
ルゴン/ダイレーザが注目されている。
発明が解決しようとする課題 ところが、上述のアルゴン/クリプトンレーザ、アルゴ
ン/ダイレーザのような色素レーザは、色素の流れが不
安定であり結果的に出力が不安定になる。またメンテナ
ンスがフリーではない。まとめると、以下の次点があげ
られる。
(1)レーザ発生装置全体が大きく、重量があり、高価
である。
(2)装置に要する消費電力が大きい。(3相200■
、50A/相程度) (3)冷却水(水道のタレ流し)が必要である。
(4)発振するまでの時間が掛かる。
(5)レーザの寿命が短い。ciooo〜2000時間
) (6)アルゴン/ダイレーザの場合、ダイの交換が必要
である。(1ケ月毎) (7)レーザ出力が不安定である。
ところで、手術される眼内部位は、主に眼底の微細な細
胞層である。眼底は、大まかに述べると、上から網膜、
脈絡膜及び強膜の三つの層により形成されている。
網膜は透明、脈絡膜は血管や神経等により赤色、強膜は
白目部分の白色を呈している。
眼底部の疾患で代表的なものは網膜剥離、網膜袋孔、網
膜症あるいは脈絡膜中の血管瘤がある。
網膜剥離は、色素上皮と脈絡膜の中間部の疾患で、網膜
袋孔は網膜上に袋孔(割れ目)が生じる。また、網膜症
は網膜中に血管がはびこってしまう症状を生じる。脈絡
膜中の血管瘤は脈絡膜中の血管の内部に血液の瘤が生じ
て血管が閉じてしまう。
このように、眼底の疾患と言っても様々な症状があり、
症状に応じて部位が異なる。レーザを照射して治療する
部位も上述に合わせて微妙に異なるのである。レーザは
一般に長波長でしかも強い光で照射したほうが深達性が
良い。しかも、弱い光で照射時間を誤るとレーザが透過
している眼底の上層部を損失しかねないので、疾患部が
深くて微細な構造に及んでいる場合には強い光で短時間
照射するのが最も良く、最適な出力量と照射時間を微妙
に変化させねばならない。
従来の眼科用のレーザ手術装置は、上述のアルゴン/ク
リプトンレーザやアルゴン/ダイレーザの可変な波長域
を利用したレーザ手術装置であり、患者の疾患部に会う
ように波長を変化させていた。しかし、上述のようにレ
ーザ出力が不安定なために、冷却水を必要とし、発生装
置全体が大きくなる。結果的に上記(2)、(4)  
 (5)、(6)の問題点が生じているので、上述の微
細な細胞構造に対応して治療できるようにするためのレ
ーザ出力が安定した、冷却水の必要のないレーザ手術装
置が要望されていた。
発明の目的 本願発明では、小型に構成でき複数の可視光のレーザ光
を集光させて疾患部の微細な細胞層などの治療に最適な
波長域のレーザ光を出力して被検眼の手術を行う臨床治
療に適したレーザ手術装置を提供することを目的とする
発明の要旨 この発明は特許請求の範囲に記載のレーザ手術装置を要
旨としている。
課題を解決するための手段 第1図を参照する。
レーザ光源9〜11は波長の異なるレーザ光を発光する
高出力半導体レーザである。この高出力半導体レーザは
長波長域の不可視光を発生する。光学部材は、高出力半
導体レーザ光源からの不可視光レーザの光路上に配設さ
れて可視光のレーザ光に変換する。光学系4は可視光の
レーザ光を導く。この可視光のレーザ光をたとえば眼底
の光凝固に用いる。
複数個の高出力半導体レーザから、不可視光である近赤
外レーザ光を複数光発生させる。
それら複数の近赤外レーザ光は光学部材としての非線形
光学素子12〜14を介して、可視光のレーザ光に変換
させる。複数の可視光のレーザ光は集光光学系を介して
重畳されて1つのレーザ光に集光される。その後、その
集光させた可視光のレーザ光は、導光光学系である光フ
ァイバ24により患者の疾患部の微細な細胞層に導かれ
る。
第1図において、高出力半導体レーザ光源が可視光のレ
ーザ光(たとえば405,550.650nm)を発生
するようにすれば、非線形素子12〜14を省略できる
。この素子12〜14を省略することでさらにレーザ光
の伝送効率面で良くなり、小型になる。
作  用 眼底の疾患部のの微細な細胞層を最適に治療するために
、複数の可視光のレーザ光の組合せを任意して任意の波
長の可視光レーザ光を集中して細胞層に照射する。
実施例 第1図を参照する。
レーザ手術装置は、操作部1に対して高出力半導体レー
ザ光源部2、光学部材部3、光学系4を有している。
[レーザ光源部2] 高出力半導体レーザ光源部2は、レーザ電源5、制御回
路6、および装置電源7を備えている。制御回路6には
照射スイッチ8が接続されている。
レーザ光源部2は、3つの半導体レーザ光源9,10.
11を有している。半導体レーザ光源9〜11は、それ
ぞれたとえば810nm、  1100 nm、  1
300 amの波長の不可視光のレーザ光を発振するよ
うになっている。
[光学部材部3] 光学部材部3は3つの非線形光学素子12〜14を有し
ている。これら非線形光学素子12〜14は、半導体レ
ーザ光源9〜11に各々対応している。非線形光学素子
12〜14は、半導体レーザ光源9〜11の不可視光の
レーザ光をコリメートレンズ15〜17に通したあとに
、可視光のレーザ光に変換するものである。すなわち、
非線形光学素子12〜14はレーザ光の強い電界によっ
て生じる非線形光学効果により不可視光のレーザ光(波
長:800〜1300nm)を可視光の2次高調波(波
長=405〜650nm)の光に変換するのである。こ
の変換効率は100%に近い。2次高調波は眼底光凝固
用に有望である。3つの可視光のレーザ光はたとえば4
05nm、  550nIl、  650nmの波長で
ある。
[光学系4] これらの可視光のレーザ光は、反射ミラー20〜22に
より各々反射され、集光レンズ23により光ファイバ2
4の入射端に入射される。光ファイバ24の出射端は操
作部1に接続されている。術者は操作部1の手術用ホル
ダ25を持って疾患部に可視光の高出力レーザ光を照射
することができる。このレーザ光は光ファイバー26を
介して照射される。
なお光ファイバなどは光凝固用の従来のものを使用でき
る。また操作部1はいわゆるスリットランプを有する装
置である。ここでスリットランプは被検眼の眼底を高倍
率で立体的に観察するために用いられる。
ところでこの発明は上述の実施例に限定されない。必要
な波長の数に応じて、レーザ光源部を1つまたは2つあ
るいは4つ以上の波長の組合せにすることも可能である
。つまり必要な波長の数に応じて高出力半導体レーザの
数が決まる。また、スリットランプを使わないが眼内光
凝固装置としてもこの発明のレーザ手術装置を適用でき
る。
第1図において、高出力半導体レーザが可視光のレーザ
光を発生することができるようにする。たとえば405
,550,650nmの波長のレーザ光を発生する。こ
れにより非線形光学素子12〜14を省略することがで
きる。
このため各レーザ光は非線形光学素子を通さないでよい
ので、レーザ光の損失を防げる。
また非線形光学素子のない分装層の小形化を図れる。
発明の効果 上述し゛たように、請求項1の発明によれば、高出力半
導体レーザを用いることで、従来技術の欠点が以下のよ
うな点で改善される。このため臨床で使い易くなる。
(1)レーザ手術装置全体が小型化され、軽量になる。
(2)半導体レーザの消費電力がたとえば6W程度です
み、節電できる。
(3)レーザ光源の冷却にペルチェ冷却素子を用いるの
で、冷却水が不要になる。
(4)レーザ出力するまでの時間を要しない。
(5)レーザの寿命が長くなる。従来と比較して10倍
程度の寿命時間を有する。
(6)レーザ出力は電気回路を安定にすれば得られる。
(7)コストを大幅に低減させることが可能になる。
さらに、患者の眼底内の微細な細胞層の疾患部の感受で
きる波長に応じて適切な波長のレーザ光を作ってこのレ
ーザ光の照射が可能になる。レーザ出力の立上りが速い
ので照射開始から終了までの設定照射時間を過不足なく
できる。半導体レーザを用いるので小型化が可能であり
、大がかりな電源設備を必要としない。
請求項2の発明によれば光学部材を省略でき、さらに小
形化が図れ、レーザ光の損失を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のレーザ手術装置の実施例を示す図で
ある。 4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
光学系9.10.11・・・・・・レーザ光源12.1
3.14・・・非線形光学素子式  理  人

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.異なる波長の不可視光のレーザ光を発 光する複数の高出力半導体レーザ光源と、これら高出力
    半導体レーザ光源からの不可視光レーザの光路上に配置
    されて各不可視光レーザを可視光レーザに変換する光学
    部材と、上記各可視光レーザを重畳して導く光学系とを
    備えたことを特徴とするレーザ手術装置。
  2. 2.異なる波長の可視光のレーザ光を発光 する複数の高出力半導体レーザ光源と、これら高出力半
    導体レーザ光源からの可視光レーザを重畳して導く光学
    系とを備えたことを特徴とするレーザ手術装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001029357A (ja) * 1999-07-16 2001-02-06 Osada Res Inst Ltd 医療用レーザ装置
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JP2017108009A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 三菱電機株式会社 照明用レーザ装置
CN118550095A (zh) * 2024-07-24 2024-08-27 北京大学 光路调节装置及其光路调节方法和激光器

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