JPH0775411B2 - 録画再生装置 - Google Patents

録画再生装置

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JPH0775411B2
JPH0775411B2 JP58020882A JP2088283A JPH0775411B2 JP H0775411 B2 JPH0775411 B2 JP H0775411B2 JP 58020882 A JP58020882 A JP 58020882A JP 2088283 A JP2088283 A JP 2088283A JP H0775411 B2 JPH0775411 B2 JP H0775411B2
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recording
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head
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video signal
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健次 木村
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Olympus Optic Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape

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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はセグメント方式の録画再生装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、ヘリカルスキャニング方式でノンセグメント方式
の録画再生装置では、回転ドラムの縁に2個の磁気ヘッ
ドを180゜の間隔に配設し、回転ドラムを1回転させる
ことによりこの2個のヘッドにより奇数フィールドと偶
数フィールドを交互に走査して1枚の画像が得られる。
このときの2個のヘッドの切替点は垂直ブランキング期
間に一致するように設定されている。このような構成に
なっているため切替点においてスキュー歪が生じた場
合、有効画面内にはスキュー歪が発生しないので、画質
をほとんど劣化させることがなかった。
このようなヘリカルスキャニング方式の録画再生装置に
おいて、装置の小形化の要望に答えるため回転ドラムの
径を小さくし、2個のヘッドで1フィールドを担当する
セグメント方式にするとヘッドの切替点におけるスキュ
ー歪が第1図に示すように画像の中央部分に生じるよう
になり画質を劣化させる問題が生じた。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、このような場合のスキュー歪を補正して画
質の劣化を防止することのできる録画再生装置を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明の録画再生装置は、上記目的を達成するため
に、 水平同期信号を含む被記録映像信号を1フィールド期間
内で複数部分に区分しこの区分毎の被記録映像信号を記
録テープに形成される各対応するトラックに記録するセ
グメント方式の録画再生装置において、 上記記録テープの各対応する記録トラックに対して被記
録映像信号の各対応する部分を記録するための第1のヘ
ッド群と、 上記第1のヘッド群の各ヘッドによりそれぞれ記録され
た各トラックの被記録映像信号のうち当該隣接する両ト
ラック毎の被記録映像信号中の水平同期信号を検出する
ため第1のヘッド群の各ヘッドに対応して設けられた複
数の第2のヘッド群と、 上記第2のヘッド群の各ヘッドにより当該隣接する両ト
ラックから再生される各被記録映像信号の中の水平同期
信号の位相差を検出して位相差情報を得るための位相比
較手段と、 上記位相比較手段により得られた位相差情報を一時的に
保持する保持手段と、 上記保持手段に保持された位相差情報に応じて当該被記
録映像信号の生成乃至伝送タイミングを制御することに
より結果的に上記第1のヘッド群に供給されるべき信号
の位相を制御して上記位相比較手段により検出される位
相差が減少する方向に負帰還制御を行なうためのタイミ
ング制御手段と、 を備えたことを特徴としている。
[作用] このように構成することにより、第2のヘッド群の各ヘ
ッドによって検出された水平同期信号の位相差の情報は
記録系にフイードバックされ、被記録映像信号に含まれ
る水平同期信号の位相を位相差が小さくなる方向に移相
して、トラックの継目によるスキュー歪を補正するよう
にしている。
[実施例] 以下、第2図乃至第6図において、この発明の基本的原
理を説明する。第2図はこの発明によるカメラ一体型ビ
デオテープレコーダの原理図である。同図において1は
撮像管で、被写体2からの光像はレンズ3を通して撮像
管1の光電変換面に結像される。撮像管1のターゲット
1′より映像信号がカメラ信号処理回路4に送られ、こ
こで信号処理された撮像による映像信号は記録側VTR信
号処理回路5に送られる。映像信号は処理回路5でFM変
換されFM波に変換された後、記録再生切換スイッチ6の
記録側接点6′を経由して記録再生ヘッド7,8によりシ
リンダ9に半回巻回した磁気テープ10に記録される。ま
た、カメラ信号処理回路4から撮像管駆動信号が撮像管
1に供給されて偏向等が行われる。
一方、再生時は記録再生ヘッド7,8により再生されたFM
波が記録再生切換スイッチ6の再生側接点6″を経由し
て再生側信号処理回路11に供給され再生映像信号が得ら
れる。
次に、記録、再生のための記録再生ヘッド7,8による磁
気テープ10の走査方式を説明する。記録再生ヘッド7,8
をシリンダ9を構成する上側の回転シリンダ9aの底面に
180゜の間隔をもたせて配設している。この回転シリン
ダ9には磁気テープ10をガイドポスト12,13を通して同
図に示すように斜めに半回巻き付ける。そして、磁気テ
ープ10をキャプスタン14とピンチローラ15にり一定速度
で走行させるとともに、シリンダ9の回転シリンダ9aを
直流モータ16で高速度回転(例えば回転周波数60rps)
させる。この状態において、一方のヘッドである記録再
生ヘッド7が回転シリンダ9aの半回転により磁気テープ
10を斜めに走査して2分の1フィールド分の映像信号を
継ぎ目なしに直線的に記録し、次いで他方の記録再生ヘ
ッド8が回転して次の2分の1フィールド分の映像信号
を記録する。このようにして第3図に示すように磁気テ
ープ10の上に映像信号が記録される。
第3図において20,22、24は記録再生ヘッド7により記
録されたビデオトラックで、21,23、25は記録再生ヘッ
ド8により記録されたビデオトラックである。また、2
6,27は映像信号に含まれる水平同期信号、28は磁気テー
プ10を一定速度で走行させるためのキャプスタンサーボ
用のコントロール信号が記録されているコントロールト
ラック、29は奇数トラック21,23、25の上端に記録され
た垂直同期信号である。
この原理的実施例では、各ビデオトラック20〜25の幅W
を約15μmとし、記録再生ヘッド7,8に≦10゜のアジマ
ス角度を付けてアジマス記録する。このとき、磁気テー
プ10の速度はアジマス記録およびガードバンドレス記録
がなされるように決定される。また、相隣合うビデオト
ラック間で水平同期信号26,27が一致するようにシリン
ダ9の外径をテープ速度に対応させて決定する。この実
施例ではシリンダ9の外径を20mmφに設定した。
さらに、シリンダ9の周囲における記録再生ヘッド7,8
の間には第4図に示すように、スキュー検出用ヘッド3
0,31を配設している。そして第5図に示すように、一方
のスキュー検出用ヘッド31を記録再生ヘッド7,8および
他方のスキュー検出用ヘッド30に対して1トラックピッ
チ長Pだけ段差を付けて設ける。このとき、スキュー検
出用ヘッド30のアジマス角度を記録再生ヘッド7に合わ
せるとともにスキュー検出用ヘッド31のアジマス角度を
記録再生ヘッド8に合わせる。しかも、第6図に示すよ
うにスキュー検出用ヘッド30を記録再生ヘッド7に対し
て中心角度10゜の位置に、また、スキュー検出用ヘッド
31を記録再生ヘッド8に対して中心角度10゜の位置に配
置する。
第2乃至第6図に基づいて以上に説明した原理的構成に
より本願の発明思想を説明する。前述したように、記録
再生ヘッド7とスキュー検出用ヘッド30とはアジマス角
度が等しく、また記録再生ヘッド8とスキュー検出用ヘ
ッド31とはアジマス角度が等しく設定されている。そし
て、第5図に説明したようにスキュー検出用ヘッド31を
記録再生ヘッド7,8およびスキュー検出用ヘッド30に対
して1トラックピッチ長Pだけ段差を付けて配置してい
るので、その結果、記録再生ヘッド7により記録された
トラックについての映像信号の位相はスキュー検出用ヘ
ッド30によって検出され、記録再生ヘッド8により記録
されたトラックについての映像信号の位相はスキュー検
出用ヘッド31によって検出するように構成されている。
(この検出は後述する実施例において説明するように水
平同期信号を抽出することにより検出される) このとき、記録再生ヘッド7により記録されたトラック
についての映像信号の位相は直ちにスキュー検出用ヘッ
ド30によって検出され、同時に記録再生ヘッド8により
記録されたトラックについての映像信号の位相は当該時
点での記録よりも同ヘッドによる記録周期で1周期分以
前に記録したトラックの映像信号の位相がスキュー検出
用ヘッド31によって検出される。この原理的に構成され
た装置において、例えば記録再生ヘッド7によって一つ
の画面の上半分の記録を担当し、記録再生ヘッド8によ
って下半分の記録を担当させるとし、もしも記録再生ヘ
ッド7と記録再生ヘッド8による被記録映像信号との間
の位相が不連続であると第1図において説明したよう
に、画面の中央部にスキュー歪みが現れてしまうことに
なる。
この発明は、このような映像信号の不連続性に起因する
スキュー歪みの発生を防ぐためスキュー検出用ヘッド30
および31(第2のヘッド群)による位相検出出力に基づ
いて各対応する映像信号部分の位相差についての位相差
情報を得て、この位相差情報に基づいて記録再生ヘッド
7および8(第1のヘッド群)に各供給されるべき被記
録映像信号の位相を制御手段によって相対的に補正する
ものである。後述するこの発明の一態様によれば、記録
再生ヘッド7の記録映像信号(画面の上半分)の位相を
記録再生ヘッド8の記録映像信号(画面の下半分)の位
相に合わせ込むようにしている。
また、位相差情報を得るタイミングおよびこの情報に基
づいて被記録映像信号の位相を制御するタイミングは、
記録再生ヘッド7と8(第1のヘッド群)の切替タイミ
ングを規定するヘッドスイッチ信号によって統括的に整
合が図られる。この態様の場合、スキュー歪みの補正は
記録再生ヘッド7から記録再生ヘッド8へとセグメント
の切替が起こる時点において毎回作用することになる。
なお、スキュー歪みの補正は当初の記録映像信号の位相
を検出して後続の記録映像信号の位相を補正して連続性
を確保するものであるから、記録モードとなった当初の
記録映像信号に対しては補正動作は行われないことにな
るが、極めて多数のフィルド画のうちの当初の画像に限
定されるため実用上は何等問題がない。
このようなこの発明の基本原理を具体化した一実施例を
第7図により説明する。同図において41はカメラ信号処
理回路を示し、映像プロセッサー42,混合器43,同期信号
発生器44,アンド回路45,位相変調器46,パルス発生器47,
アンド回路48,移相器49,パルス発生器50,オアゲート回
路51,移相器52,水平同期信号発生器53,水平偏向駆動器5
4,インバータ55,可変抵抗器56により構成されている。
また、57はビデオテープレコーダ信号処理回路を示し、
FM変調器58,記録増幅器59,電圧増幅器60,復調器61,水平
同期分離器62,のこりぎ波発生器63,位相比較器64,サン
プリングホールド回路65,電圧増幅器66,復調器67,水平
同期分離器68,位相器69,サンプリングパルス発生器70,
ゲートパルス発生器71により構成されている。
さらに、72,73は記録再生切替スイッチ,74,75は電圧増
幅器,76はスイッチャー,77は復調器,78は被写体,79はレ
ンズ,80は撮像管である。また、7,8は先に説明した第1
のヘッド群の記録再生ヘッド、30,31も先に説明した第
2のヘッド群のスキュー検出用ヘッドである。
このように構成し、撮像管80により被写体78を撮影する
場合、被写体78の光像はレンズ79を通して撮像管80の光
電変換面に結像され、ターゲット80aに生じた映像信号
は映像プロセッサー42に送られて信号処理され、混合器
43を介してFM変調器58に送られる。このとき、同期信号
発生器44から水平同期信号や垂直同期信号が映像プロセ
ッサー42を介して上記映像信号に付加される。この映像
信号はFM変調器58でFM波に変換され、記録側接点72aを
経由して記録再生ヘッド7に送られて第3図に示すよう
に偶数トラック20,22,24に記録されるとともに、記録側
接点73aを経由して記録再生ヘッド8に送られて奇数ト
ラック21,23,25に記録される。このとき、第8図に示す
ように各ヘッド7,8,30,31はそれぞれの相対的位置関係
を保って矢印a方向に移動し、スキュー検出用ヘッド3
0,31で磁気テープの両端部分の映像信号を再生する。
スキュー検出用ヘッド30,31により再生されたFM波はロ
ータリートランスを介して電圧増幅器60,66により電圧
増幅された後、復調器61,67に送られ映像信号に復調さ
れる。
次に、映像信号は水平同期分離器62,68に送られ映像信
号に含まれている水平信号が分離される。水平同期分離
器62の出力はのこぎり波発生器63をトリガーし、ここで
得られたこぎり波は位相比較器64に入力される。また、
水平同期分離器68の出力は移相器69を介してサンプリン
グパルス発生器70をトリガーし。ここで得られたパルス
は位相比較器64に入力される。位相比較器64の出力には
両入力の位相差に比例した大きさの電圧が発生する。こ
のとき、水平同期分離器62,68からは第9図に示すよう
に100および102の矩形波が、こぎり波発生器63からは10
1ののこぎり波が、またサンプリングパルス発生器70か
らは103に示すサンプリングパルスが出力される。図に
おいて104は移相器69で移相される遅延時間で、通常は1
03のパルスの立上りが101の傾斜部の中央点105に一致す
るように決定される。106は位相比較器64の出力電圧を
示す。位相比較器64の出力はサンプリングホールド回路
65に供給される。これによりスキュー検出用ヘッド30が
第8図に示すように磁気テープの下端を、またスキュー
検出用ヘッド31が磁気テープの上端を再生するタイミン
グにおける位相比較器64の出力電圧を保持することがで
きる。
このことを、第10図により説明する。同図において107
はヘッドスイッチ信号であり、110に示す周期が回転シ
リンダ9aの1回転に等しく、したがって各ヘッドの回転
に同期している。109点はスキュー検出用ヘッド30が磁
気テープの下端を、またスキュー検出用ヘッド31が磁気
テープの上端を再生するタイミングに一致している。サ
ンプリングホールドパルス108はゲートパルス発生器71
より出力されヘッドスイッチ信号Xによりトリガーされ
る。同図中の106′は位相比較器64の出力電圧で、これ
をサンプリングホールドパルス108によりサンプリング
ホールドし、上記タイミングに一致した領域の位相電圧
111を得る。
一方、再生モードのときは記録再生切替スイッチ72,73
が再生側接点72b,73bに切替わり、記録再生ヘッド7,8に
より再生されたFM波は電圧増幅器74,75によって電圧増
幅された後、スイッチャー76へ送られる。記録再生ヘッ
ド7,8により間欠的に再生されたFM波はスイッチャー76
で連続的なFM信号に合成される。このFM信号はFM復調器
77に供給され再生映像信号となる。このときのスイッチ
ャー76周辺の動作波形を第11図に示す。112はFM復調器7
7の出力である再生映像信号で、113および114は記録再
生ヘッド7,8により再生されたFM波、115はスイッチャー
76から出力されるFM波で、116はヘッドスイッチ信号で
ある。112′112″はスイッチタイミングを示しており、
112′が映像信号のフィールド内でスイッチングされる
部分で、これがスキュー歪みとして画質を劣化させる原
因となる。なお、112″については再生映像信号に含ま
れる水平同期同期信号のフロントポーチ位相においてな
される。そのためこのスイッチングによって生じるスパ
イク状のノイズは画面内には生じない。
112′については水平同期信号の位相が完全に連続性を
保持していればスキュー歪を発生しないが、継ぎ目にお
いて連続性が失われるとスキュー歪が発生する。そこ
で、記録時にスキュー検出用ヘッド30,31を再生モード
で動作させて前記位相の連続性を検出し、その情報によ
り記録される水平同期信号の位相を予め補正した後、テ
ープ上に記録するようにしている。その結果、記録再生
ヘッド7,8によって記録された水平同期信号の位相がテ
ープ上では不連続な部分を生じないようにしている。
具体的には、記録再生ヘッド8で記録された水平同期信
号の位相が基準となり、記録再生ヘッド7で記録される
映像信号(水平同期信号)の位相を補正している。この
位相の補正は撮像管80のビームを掃引するための水平偏
向スタートのタイミングを調整することにより実現して
いる。
次に第7図においてカメラ信号処理回路41を詳細に説明
する。同期信号発生器44で発生した水平偏向用の水平同
期信号はアンドゲート回路45,48の一方の入力端子に入
力される。アンドゲート回路45の他方の入力端子にはヘ
ッドスイッチ信号Xが入力され、アンドゲート回路48の
他方の入力端子にヘッドスイッチ信号Xがインバーター
55により反転された入力される。そしてアンドゲート回
路45,48の出力端子から第12図に示す118,119のゲート出
力が出力される。118は記録再生ヘッド7で記録される
べき水平同期信号で、119は記録再生ヘッド8で記録さ
れるべき水平同期信号である。アンドゲート回路45の出
力は位相変調器46を経由してパルス発生器47に入力され
る。このパルス発生器47の出力はオアゲート回路51の一
方の入力となる。また、アンドゲート回路48の出力は移
相器49により移相された後、パルス発生器50に入力され
る。パルス発生器50の出力はオアゲート回路51の他方の
入力となる。オアゲート回路51の出力には第12図の120
に示すように118と119とを合成したオアゲート出力が得
られる。このオアゲート出力は水平偏向駆動回路54をト
リガーする。
ここで、記録再生ヘッド7で記録される領域の継目の近
傍を拡大して示した第13図により更に詳細な説明をす
る。同図において121はアンドゲート回路45の出力波
形、122はアンドゲート回路48の出力波形である。記録
再生ヘッド7で記録されるべき水平同期信号121は位相
変調器46に供給され、123が出力される。位相変調器46
はワンショットマルチMVで構成されており、123′が変
調を受けるエッジである。124は移相器49の出力波形で
あり、この移相器49もワンショットマルチMVで構成され
ており、124′が移相されたエッジである。125および12
6は両エッジ123′,124′でトリガーされて発生したパル
ス発生器47,50の出力波形であり、これら信号のオアゲ
ート出力が127である。オアゲート回路51の出力はワン
ショットマルチMVで構成される移相器52をトリガーす
る。同図の128に示す波形がこの移相器52の出力波形で
ある。また、128′が移相されたエッジであり、このタ
イミングは水平同期信号121,122にほぼ一致させてい
る。移相器52の出力は水平偏向駆動回路54をトリガーし
ており、この回路により前記説明したようにビームを水
平方向に走査すべく偏向ヨークに129に示すようなのこ
ぎり波形状の電流を通電している。当然、エッジ128′
とのこぎり波の立上り点129′は位相が一致している。
撮像管80によって得られる映像信号の位相はのこぎり波
の位相に対応しており、のこぎり波129の立上り点129′
の位相を変化させることにより映像信号の位相も変化す
る。移相器52の出力は水平同期信号発生器53にも供給さ
れ水平同期信号が発生し、これが混合器43の一方の入力
になり、もう一方の入力には映像プロセッサー42の出力
である撮像管80で得られた映像信号が入力されている。
そして、この映像信号に水平同期信号が付加される。こ
れは、のこぎり波129の立上り点129′の位相を変えて撮
像管80で得られる映像信号の位相を変えた場合、映像信
号に含まれる水平同期信号の位相を同様に変えるための
ものである。第13図の130は水平同期信号発生器53の出
力波形である。以上の結果により記録再生ヘッド7によ
り記録される映像信号の位相は位相変調器46の変調量に
より可変されて、記録再生ヘッド8により記録される映
像信号との相対位相を変えることができる。
また、サンプリングホールド回路65の出力には前記説明
したごとく記録再生ヘッド7と8との継ぎ目における位
相の不連続を検出した情報が出力されている。この情報
は位相変調器46の位相変調入力端に入力されて、その結
果、記録再生ヘッド7で記録される映像信号の位相が補
正される。以上の結果により負帰還ループが構成され、
前記継ぎ目の映像信号の位相は自動的に制御される。す
なわち、サンプリングホールド回路65の出力に生じる電
圧は、第9,10図に示すようにスキュー検出用ヘッド30で
再生される映像信号とスキュー検出用ヘッド31で再生さ
れる映像信号との位相差に比例した電圧である。この電
圧によって、記録再生ヘッド7の入力である映像信号の
位相が制御される。その結果、スキュー検出用ヘッド30
で再生される映像信号の位相も同時に制御される。これ
によりサンプリングホールド回路65の出力電圧が変化す
る。
このように、制御系を負帰還ループに構成することによ
りスキュー検出用ヘッド30と31で再生される映像信号の
相対位相を完全に一致させることができる。しかも、移
相器49の移相量は可変抵抗器56により任意の値に調整で
きる。
次ぎに、この発明の他の実施例を説明する。
第14図は第7図に示した実施例の撮像管80に換えて固体
撮像素子(CCD,MOS方式等)81を適用させたものであ
る。
固体撮像素子(図示例ではCCD)81の場合は、電荷転送
のための転送クロック信号の位相を記録再生ヘッド7お
よび8がトラックを形成するタイミングにおいて変えて
やれば良い。映像プロセッサー82の出力を混合器43に送
り、第7図に示す同期信号発生器44の換わりに転送クロ
ック発生器83に置き換えて、オアゲート回路51の出力が
固体撮像素子81の水平方向へ電荷を転送させるための転
送クロック信号として入力される。この転送クロック信
号は水平同期信号発生器84に送られる。その結果、水平
同期信号は転送クロック信号の位相変化に応じて位相が
変化する同期信号となる。これが混合器43の一方の入力
となり、固体撮像素子81で得た映像信号に水平同期信号
が付加される。ここで、位相変調器46を変調する信号は
第7図に示すものと同じであるので、その結果として記
録再生ヘッド7で記録される映像信号の位相が制御され
る。
第15図は撮像管または固体撮像素子の撮像部91により得
られた映像信号を可変遅延線92を通して遅延時間を制御
するものである。映像信号は映像プロセッサー93内で信
号処理されて可変遅延線92に供給される。可変遅延線92
の出力は混合器94の一方の入力になり、混合器94の他方
の入力には水平同期信号分離器95で分離された水平同期
信号が供給される。
可変遅延線92の遅延時間の制御は電荷転送クロック信号
の周波数を制御することによりなされる。この遅延時間
の制御はアナログスイッチ回路96により行われる。アナ
ログスイッチ回路96のスイッチングはヘッドスイッチ信
号Xにより96′側または96″にスイッチされる。つま
り、記録再生ヘッド7がテープ上をトレースする時は9
6′側に切り替え、また記録再生ヘッド8がテープ上を
トレースする時は96″側に切替わる。この結果記録再生
ヘッド7がテープ上をトレースして記録トラックを形成
する時はサンプリングホールド回路97の出力が可変遅延
線92の遅延時間を制御するようになっている。また、記
録再生ヘッド8で記録トラックを形成する時は可変抵抗
器98で設定される電圧が可変遅延線92の制御入力とな
る。この結果、可変抵抗器98で設定された映像信号の位
相の中心として記録再生ヘッド7で記録される映像信号
の位相が進み方向または遅れ方向へと制御され、前記説
明したようにヘッドの継目において再生映像信号に位相
の不連続が発生しないように制御するものである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、要旨を偏向しない範囲で種々変形して実施すること
ができる。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、セグメント方式の
録画再生装置において、第1のヘッド群によりテープの
記録トラック上に記録された映像信号の不連続性を第2
のヘッド群により検出し、このときの位相情報に基づい
て記録すべき映像信号の相対位相をヘッドの切替点の前
後において不連続を生じないように制御するので、スキ
ュー歪が有効画面内に存在する場合でもスキュー歪を自
動的に補正し、スキュー歪による画面の歪みを防止でき
る。
このように、画面上に表れるスキュー歪を最小限に補正
することが可能であるので、装置の小形化を図るためシ
リンダの外径を小さくしてヘッドの速度を高めてスキュ
ー歪が画面上に表れるような条件にしても画質を損なう
ことがない録画再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の録画再生装置における画面のゆがみを示
す説明図、第2乃至第6図はこの発明の原理を説明する
ための図で、第2図はこの発明の原理的構成図、第3図
は第2図による2ヘッドヘリカルスキャンのトラック
図、第4図は第2図の回転ヘッドの拡大図、第5図およ
び第6図は回転ヘッドに配設された各ヘッドの相対的な
位置関係を示す図、第7図はこの発明の一実施例を示す
系統図、第8図は同実施例の各ヘッドの走査位置関係を
示す図、第9図乃至第13図は同実施例を説明するための
タイムチャートである。第14図または第15図はこの発明
の他の実施例を示す系統図である。 1,80……撮像管、1′……ターゲット 2,78……被写体、3,79……レンズ 4……カメラ信号処理回路 5……記録側VTR信号処理回路 6……切替スイッチ、6′……記録側接点 6″……再生側接点 7,8……記録再生ヘッド 9……シリンダ、9a……回転シリンダ 9b……固定シリンダ 10……磁気テープ 11……再生側信号処理回路 12,13……ガイドポスト、14……キャプスタン 15……ピンチローラ 20〜25……ビデオトラック 26,27……水平同期信号 28……コントロールトラック信号 29……垂直同期信号 30,31……スキュー検出用ヘッド 41……カメラ信号処理回路 42……映像プロセッサー 43,94……混合器、44……同期信号発生器 45……アンドゲート回路、46……位相変調器 47,50……パルス発生器 48……アンドゲート回路 49,52,69……移相器 51……オアゲート回路 53,84……水平同期信号発生器 54……水平偏向駆動器、55……インバータ 56,98……可変抵抗器 57……ビデオテープレコーダ信号処理回路 58……FM変調器、59……記録増幅器 60,66,74,75……電圧増幅器 76……スイッチヤー 61,67,77……復調器 62,68,95……水平同期分離器 63……のこぎり波発生器 64……位相比較器 65,97……サンプリングホールド回路 70……サンプリングパルス発生器 71……ゲートパルス発生器 72,73……記録再生切替スイッチ 81……固定撮像素子 82,93……映像プロセッサー 83……転送クロック発生器 91……撮像部、92……可変遅延線 96……アナログスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平同期信号を含む被記録映像信号を1フ
    ィールド期間内で複数部分に区分しこの区分毎の被記録
    映像信号を記録テープに形成される各対応するトラック
    に記録するセグメント方式の録画再生装置において、 上記記録テープの各対応する記録トラックに対して被記
    録映像信号の各対応する部分を記録するための第1のヘ
    ッド群と、 上記第1のヘッド群の各ヘッドによりそれぞれ記録され
    た各トラックの被記録映像信号のうち当該隣接する両ト
    ラック毎の被記録映像信号中の水平同期信号を検出する
    ため第1のヘッド群の各ヘッドに対応して設けられた複
    数の第2のヘッド群と、 上記第2のヘッド群の各ヘッドにより当該隣接する両ト
    ラックから再生される各被記録映像信号の中の水平同期
    信号の位相差を検出して位相差情報を得るための位相比
    較手段と、 上記位相比較手段により得られた位相差情報を一時的に
    保持する保持手段と、 上記保持手段に保持された位相差情報に応じて当該被記
    録映像信号の生成乃至伝送タイミングを制御することに
    より結果的に上記第1のヘッド群に供給されるべき信号
    の位相を制御して上記位相比較手段により検出される位
    相差が減少する方向に負帰還制御を行なうためのタイミ
    ング制御手段と、 を備えたことを特徴とする録画再生装置。
JP58020882A 1983-02-10 1983-02-10 録画再生装置 Expired - Lifetime JPH0775411B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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