JPH07753A - 空気乾燥装置 - Google Patents

空気乾燥装置

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Publication number
JPH07753A
JPH07753A JP5148112A JP14811293A JPH07753A JP H07753 A JPH07753 A JP H07753A JP 5148112 A JP5148112 A JP 5148112A JP 14811293 A JP14811293 A JP 14811293A JP H07753 A JPH07753 A JP H07753A
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JP
Japan
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pressure
hole
chamber
compressed air
drying chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP5148112A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Ando
博美 安藤
Nobukiyo Oosaka
暢麿 大坂
Yasuhiko Amari
泰彦 甘利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
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Publication of JPH07753A publication Critical patent/JPH07753A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/16Filtration; Moisture separation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 圧縮空気発生源1と蓄圧室7との間の経路に
設けられ、発生された圧縮空気を乾燥させる乾燥材が内
部に設けられた乾燥室8を有し、蓄圧室7の圧力に応動
し該圧力が所定値になると空気圧発生源1と乾燥室8と
の連通を遮断する第一切換手段14と、蓄圧室7の圧力
に応動し該圧力が所定値になると乾燥室8を負圧源6に
連通させる第二切換手段15とを具備する。 【効果】 蓄圧室7内に圧縮空気が蓄えられ、その圧力
が所定値になると、該圧力に応動して、第一切換手段1
4が空気圧発生源1と乾燥室8との連通を遮断するとと
もに第二切換手段15が乾燥室8を負圧源6に連通させ
ることになり、これにより乾燥室8が吸気されて乾燥材
に含まれる水分が除去されることになる。したがって、
電磁切換弁ではなく、圧力で応動する第一切換手段14
および第二切換手段15を用いているためコストを低減
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮空気発生源で発生
された圧縮空気を乾燥させる空気乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮空気発生源で発生された圧縮
空気を乾燥させる空気乾燥装置として、特開昭60−8
7831号公報に記載されたものがある。この空気乾燥
装置は、圧縮空気発生源と圧縮空気を使用する空気使用
手段との間の経路に、内部にシリカゲル等の乾燥材を有
する乾燥室を設けてなるものであり、該乾燥材により圧
縮空気に含まれる水分を吸湿して圧縮空気を乾燥させる
ようになっている。そして、この空気乾燥装置には電磁
切換弁が設けられており、該電磁切換弁を制御回路より
の信号により切り換えて空気圧発生源と乾燥室との連通
を遮断しかつ乾燥室を負圧源に連通させて、乾燥室内を
負圧源で吸気して乾燥材に含まれる水分を除去するよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記空気乾燥装置は、
電磁切換弁およびこれを制御するための制御回路を要す
るため、コストが高くなってしまうという問題があっ
た。
【0004】したがって、本発明の目的は、コストを低
減することができる空気乾燥装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空気乾燥装置は、圧縮空気を発生させる圧
縮空気発生源と、該圧縮空気発生源から供給される圧縮
空気を蓄える蓄圧室と、前記圧縮空気発生源と蓄圧室と
の間の経路に設けられ、発生された圧縮空気を乾燥させ
る乾燥材が内部に設けられた乾燥室と、前記蓄圧室の圧
力に応動し、該圧力が所定値になると前記空気圧発生源
と乾燥室との連通を遮断する第一切換手段と、前記蓄圧
室の圧力に応動し、該圧力が所定値になると前記乾燥室
を負圧を維持する負圧源に連通させる第二切換手段と、
を具備することを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明の空気乾燥装置によれば、蓄圧室内に圧
縮空気が蓄えられ、その圧力が所定値になると、該圧力
に応動して、第一切換手段が空気圧発生源と乾燥室との
連通を遮断するとともに第二切換手段が乾燥室を負圧を
維持する負圧源に連通させることになり、これにより乾
燥室が負圧源で吸気されて乾燥材に含まれる水分が除去
され再生されることになる。したがって、電磁切換弁を
用いる必要がない。
【0007】
【実施例】本発明の第1実施例による空気乾燥装置を図
1および図2を参照して以下に説明する。図1におい
て、符号1は圧縮空気発生源であるエアコンプレッサを
示しており、該エアコンプレッサ1は、モータ2と、該
モータ2で駆動運転されて圧縮空気を発生吐出するポン
プ3とを有している。該エアコンプレッサ1の圧縮空気
吐出側は、経路4を介して、該圧縮空気を使用する空気
使用手段5に連通している。ここで、第1実施例では、
空気使用手段5として車両のブレーキ装置に使用される
気圧式倍力装置を例にとり説明する。この気圧式倍力装
置は、図示せぬブレーキペダルの踏込みにより緩慢なブ
レーキ操作のときには、負圧源(例えばエンジンのイン
テークマニホールド)6から導入されている負圧と大気
圧との差圧を利用してブレーキペダルの入力を助勢し、
急激なブレーキ操作のときには、圧縮空気を内部に導入
し、この圧縮空気(正圧)と負圧との差圧を利用してブ
レーキペダルの入力を助勢するものである。
【0008】エアコンプレッサ1と空気使用手段5との
間の経路4には、圧縮空気を蓄える蓄圧室7が接続され
ている。また、該蓄圧室7とエアコンプレッサ1との間
の経路4には、内部にシリカゲル等の、真空吸引等、吸
湿時よりも圧力を低下させることで再生できる乾燥材が
設けられた乾燥室8が設けられており、該乾燥室8とエ
アコンプレッサ1との間の経路4には、エアコンプレッ
サ1側から乾燥室8側への圧縮空気の流れのみを許容す
る逆止弁9が設けられている。また、蓄圧室7と乾燥室
8との間の経路4には、乾燥室8側から蓄圧室7側への
圧縮空気の流れのみを許容する逆止弁11が設けられて
おり、該逆止弁11と乾燥室8との間の経路4には、一
端側が負圧源6に連通する分岐経路12の他端側が接続
されている。
【0009】そして、第1実施例においては、逆止弁9
と乾燥室8との間の経路4に、エアコンプレッサ1と乾
燥室8との連通・遮断を切り換える、第一切換手段であ
る第一バルブ14が設けられており、分岐経路12に
は、乾燥室8と負圧源6との連通・遮断を切り換える、
第二切換手段である第二バルブ15が設けられている。
【0010】図2に示すように、第一バルブ14は、ケ
ーシング16と該ケーシング16内に摺動可能に設けら
れたピストン17とを有している。ケーシング16は、
第一穴部18と、該第一穴部18に連続するこれより若
干小径の第二穴部19と、該第二穴部19から離間して
第一穴部18に対し反対側に設けられた第三穴部20と
を有しており、第二穴部19と第三穴部20との間に
は、貫通孔21が設けられている。ここで、これら第一
穴部18、第二穴部19、第三穴部20および貫通孔2
1は同軸となっている。
【0011】ピストン17は、先端側がテーパ状をなす
軸部23と、該軸部23の基端側に設けられたフランジ
部24と、該フランジ部24の前記軸部23に対し反対
側に設けられた円板状の当接部25とを有しており、こ
れらは同軸となっている。そして、ピストン17は、そ
の軸部23が貫通孔21に摺動自在に嵌合されかつフラ
ンジ部24が第一穴部18に摺動自在に嵌合された状態
でケーシング16に設けられている。ここで、第一穴部
18および第二穴部19は、フランジ部24およびその
外周のシールリング26によって当接部25側の空間部
27と軸部23側の空間部28とに気密に区画されてお
り、また、第二穴部19と第三穴部20とは、貫通孔2
1の内周部に設けられたシールリング29と軸部23と
により気密に区画されている。
【0012】そして、第一穴部18には、これに直交し
て、空間部27を蓄圧室7に常時連通させるポート30
が設けられており、第二穴部19には、これに直交し
て、常時大気に空間部28を開口させるポート31が設
けられている。加えて、第三穴部20には、ピストン1
7の先端部に対向して、エアコンプレッサ1に連通する
ポート32が同軸に設けられ、また該ポート32に直交
して乾燥室8のエアコンプレッサ1側に連通するポート
33が設けられている。
【0013】さらに、ピストン17のフランジ部24と
第二穴部19の第三穴部20側の端面部34との間に
は、ピストン17を所定の付勢力で空間部27方向に付
勢するスプリング35が設けられており、ケーシング1
6の第一穴部18の第二穴部19側には、空間部28内
に若干突出する検知部37を有するスイッチ38が設け
られている。このスイッチ38は、モータ2の駆動を制
御する制御部39に電気的に接続されている。
【0014】このような構成の第一バルブ14は、空間
部27に導入される圧力すなわち蓄圧室7の圧力が、主
にスプリング35の付勢力で決まる所定値より高くない
状態においては、図2に示すように当接部25をケーシ
ング16の内端面40に当接させており、このとき軸部
23はポート32から離間していて、これにより該ポー
ト32とポート33とが連通しエアコンプレッサ1と乾
燥室8とが連通する。また、空間部27に導入された圧
力すなわち蓄圧室7の圧力が、所定値より高くなると、
ピストン17がスプリング35の付勢力に抗してポート
32方向に移動し、軸部23でポート32を閉塞してエ
アコンプレッサ1と乾燥室8との連通を遮断するととも
にフランジ部24がスイッチ38の検知部37を押圧し
てこれを引込ませる。そして、スイッチ38から検知部
37が引込んだことの信号を受けると制御部39はモー
タ2の駆動を停止させるようになっている。
【0015】次に、第二バルブ15は、ケーシング41
と該ケーシング41内に摺動可能に設けられたピストン
42とを有している。ケーシング41は、第一穴部43
と、該第一穴部43に連続するこれより若干小径の第二
穴部44と、該第二穴部44から離間して第一穴部43
に対し反対側に設けられた第三穴部45と、該第三穴部
45から離間して第二穴部44に対し反対側に設けられ
た第四穴部46とを有しており、第二穴部44と第三穴
部45との間には貫通孔47が、第三穴部45と第四穴
部46との間には貫通孔48がそれぞれ設けられてい
る。ここで、これら第一穴部43、第二穴部44、第三
穴部45、第四穴部46および貫通孔47,48は同軸
となっている。
【0016】ピストン42は、軸部50と、該軸部50
の基端側に設けられたフランジ部51と、該フランジ部
51の前記軸部50に対し反対側に設けられた円板状の
当接部52と、軸部50の先端側に設けられた、貫通孔
48より小径の棒部53とを有しており、これらは同軸
となっている。そして、ピストン42は、その軸部50
が貫通孔47に摺動自在に嵌合されかつフランジ部51
が第一穴部43に摺動自在に嵌合された状態でケーシン
グ41に設けられている。ここで、第一穴部43および
第二穴部44は、フランジ部51およびその外周のシー
ルリング54によって当接部52側の空間部55と軸部
50側の空間部56とに気密に区画されており、また、
第二穴部44と第三穴部45とは、貫通孔47の内周部
に設けられたシールリング57と軸部50とにより気密
に区画されている。
【0017】そして、第四穴部46内には、貫通孔48
との境界の着座部58に当接してこれを閉塞する球状の
弁体59と、該弁体59を閉塞方向すなわち第三穴部4
5方向に所定の付勢力で付勢するスプリング60とが設
けられている。
【0018】第一穴部43には、これに直交して、空間
部55を蓄圧室7に常時連通させるポート61と、空間
部55を第一バルブ14のポート30に常時連通させる
ポート62とが設けられており、第二穴部44には、こ
れに直交して、空間部56を常時大気に開口させるポー
ト63が設けられている。加えて、第三穴部45には、
これに直交して、該第三穴部45を負圧源6に常時連通
させるポート64が設けられており、第四穴部46に
は、これに直交して逆止弁11の乾燥室8側に接続する
ポート65と乾燥室8の逆止弁11側に連通するポート
66とが設けられている。そして、ピストン42のフラ
ンジ部51と第二穴部44の第三穴部45側の端面部6
7との間には、ピストン42を所定の付勢力で空間部5
5方向に付勢するスプリング68が設けられている。
【0019】このような構成の第二バルブ15は、空間
部55に導入される圧力すなわち蓄圧室7の圧力が、主
にスプリング68の付勢力で決まる所定値より高くない
状態においては、図2に示すように、当接部52をケー
シング41の内端面69に当接させており、このとき棒
部53は弁体59から離間していて、これによりポート
65,66とポート64との連通がスプリング60で付
勢され着座部58に着座した弁体59により遮断され
る。また、空間部55に導入された圧力すなわち蓄圧室
7の圧力が、所定値より高くなると、ピストン42がス
プリング68の付勢力に抗して弁体59方向に移動し、
棒部53で弁体59を押圧してこれを着座部58から離
間させる。これにより、ポート65,66とポート64
とが連通して負圧源6と乾燥室8とが連通する。なお、
逆止弁11が設けられているため、蓄圧室7の圧縮空気
が負圧源6側に流れてしまうことはない。
【0020】このような構成の第1実施例の空気乾燥装
置によれば、蓄圧室7内に圧縮空気が蓄えられ、その圧
力が所定値になると、該圧力に応動して、第一バルブ1
4がエアコンプレッサ1と乾燥室8との連通を遮断する
とともに第二バルブ15が乾燥室8を負圧源6に連通さ
せることになる。すなわち、蓄圧室7の圧力が第一バル
ブ14の切換圧より高くなると、ピストン17がスプリ
ング35の付勢力に抗して移動してその軸部23でポー
ト32を閉塞するとともに、フランジ部24がスイッチ
38の検知部37を押圧する。これにより、エアコンプ
レッサ1と乾燥室8との連通が遮断されることになり、
それとともにスイッチ38から信号が出力されて制御部
39がモータ2すなわちエアコプレッサ1の運転を停止
させる。その一方で、蓄圧室7の圧力が第二バルブ15
の切換圧より高くなると、ピストン42がスプリング6
8の付勢力に抗して移動してその棒部53で弁体59に
よる貫通孔48の閉塞を解除することになる。これによ
り乾燥室8が負圧源6に連通され、該負圧源6で真空吸
引されて内部の圧力が低下することによって乾燥材に含
まれる水分が除去されることになる。なお、第一バルブ
14の切換圧と第二バルブ15の切換圧とは、ほぼ同圧
に設定されている。
【0021】そして、圧縮空気が空気使用手段5で使用
され、蓄圧室7の圧力が上記所定値より下がると、第一
バルブ14のピストン17が、スプリング35の付勢力
で移動してポート32を開いてエアコンプレッサ1と乾
燥室8とを連通させるとともに、スイッチ38の検知部
37への押圧を解除しこれにより出力される信号で制御
部39が再びエアコンプレッサ1を作動させる。それと
ともに、第二バルブ15も、ピストン42がスプリング
68の付勢力で移動して弁体59への押圧を解除し、こ
れにより弁体59がスプリング60の付勢力で貫通孔4
8を閉塞して負圧源6と乾燥室8との連通を遮断するこ
とになる。これにより、エアコンプレッサ1から発生さ
れる圧縮空気は、乾燥室8で吸湿され、乾燥した状態
で、空気使用手段5に送られあるいは蓄圧室7に蓄えら
れる。
【0022】以上のように、第1実施例の空気乾燥装置
は、電磁切換弁を用いるのではなく、蓄圧室7の圧力で
応動する第一バルブ14および第二バルブ15を用い
て、エアコンプレッサ1と乾燥室8との連通、および乾
燥室8と負圧源6との連通を切り換えることになるた
め、コストを低減することができる。また、エアコンプ
レッサ1と乾燥室8との連通を遮断すると、スイッチ3
8の信号によりエアコンプレッサ1の運転を停止させる
ことができるため、エアコンプレッサ1の吐出側の圧力
の不要な上昇を防止することができる。さらに、蓄圧室
7の圧力が設定値以上とならないため蓄圧室7にリリー
フ弁を取り付ける必要がなくなる。
【0023】なお、上記第一バルブ14および第二バル
ブ15の切換圧は、空気使用手段5により必要とされる
圧縮空気を、エアコンプレッサ1から圧縮空気が供給さ
れるまでの間十分に供給することができるよう設定され
る蓄圧室7の最大蓄圧値より若干小さく設定されるもの
である。
【0024】次に、本発明の第2実施例による空気乾燥
装置を図3を参照して第1実施例と相違する部分を中心
に以下に説明する。第2実施例は、エアコンプレッサ1
と乾燥室8との連通、および乾燥室8と負圧源6との連
通を切り換える、一体型のバルブ71が設けられてい
る。
【0025】図3に示すように、この一体型バルブ71
は、ケーシング72と該ケーシング72内に摺動可能に
設けられたピストン73とを有している。ケーシング7
2は、第一穴部74と、該第一穴部74に連続するこれ
より若干小径の第二穴部75と、該第二穴部75から離
間して第一穴部74に対し反対側に設けられた第三穴部
76と、該第三穴部76から離間して第二穴部75に対
し反対側に設けられた第四穴部77とを有しており、ま
た、第一穴部74から離間して第二穴部75に対し反対
側に設けられた第五穴部78と、該第五穴部78から離
間して第一穴部74に対し反対側に設けられた第六穴部
79とを有している。そして、第二穴部75と第三穴部
76との間には貫通孔80が、第三穴部76と第四穴部
77との間には貫通孔81が、第一穴部74と第五穴部
78との間には貫通孔82が、第五穴部78と第六穴部
79との間には貫通孔83が、それぞれ設けられてい
る。ここで、これら第一穴部74〜第六穴部79および
貫通孔80〜83はすべて同軸となっている。
【0026】ピストン73は、略中央にフランジ部84
が設けられ、該フランジ部84の一側には軸部85の基
端側が設けられており、該軸部85の先端には貫通孔8
1より小径の棒部86が設けられている。またフランジ
部84の他側には、貫通孔82より大径で円板状をなす
当接部87が設けられ、該当接部87には、軸部88の
基端側が設けられ、該軸部88の先端には貫通孔83よ
り小径の棒部89が設けられている。そして、これらは
同軸となっている。そして、ピストン73は、その軸部
85が貫通孔80に摺動自在に嵌合されかつ軸部88が
貫通孔82に摺動自在に嵌合されかつフランジ部84が
第一穴部74に摺動自在に嵌合された状態でケーシング
72に設けられている。ここで、第一穴部74および第
二穴部75は、フランジ部84およびその外周のシール
リング90によって当接部87側の空間部91と軸部8
5側の空間部92とに気密に区画されており、また、第
二穴部75と第三穴部76とは、貫通孔80の内周部に
設けられたシールリング93と軸部85とにより気密に
区画されていて、さらに、第一穴部74と第五穴部78
とは、貫通孔82の内周部に設けられたシールリング9
4と軸部88とにより気密に区画されている。
【0027】そして、第一穴部74には、これに直交し
て、空間部91を蓄圧室7に常時連通させるポート95
が設けられており、第二穴部75には、これに直交し
て、常時大気に空間部92を開口させるポート96が設
けられている。また、第三穴部76には、これに直交し
て、該第三穴部76を負圧源6に常時連通させるポート
97が設けられており、第四穴部77には、これに直交
して、逆止弁11の乾燥室8側に接続するポート98と
乾燥室8の逆止弁11側に接続するポート99とが設け
られている。さらに、第五穴部78には、これに直交し
て、エアコンプレッサ1に連通するポート100が設け
られ、第六穴部79には、これに直交して、乾燥室8の
エアコンプレッサ1側に連通するポート101が設けら
れている。
【0028】加えて、ピストン73のフランジ部84と
第二穴部75の第三穴部76側の端面部102との間に
は、ピストン73を所定の付勢力で空間部91方向に付
勢するスプリング103が設けられており、ケーシング
72の第一穴部74の第二穴部75側には、空間部92
内に若干突出する検知部37を有し制御部39に電気接
続するスイッチ38が第1実施例と同様設けられてい
る。
【0029】そして、第四穴部77内には、貫通孔81
との境界の着座部104に当接してこれを閉塞可能な球
状の弁体105と、該弁体105を閉塞方向すなわち第
三穴部76方向に所定の付勢力で付勢するスプリング1
06とが設けられている。加えて、第六穴部79内に
は、貫通孔83との境界の着座部107に当接してこれ
を閉塞可能な球状の弁体108と、該弁体108を閉塞
方向すなわち第五穴部78方向に所定の付勢力で付勢す
るスプリング109とが設けられている。
【0030】このような構成の一体型バルブ71は、空
間部91に導入される圧力すなわち蓄圧室7の圧力が、
主にスプリング103の付勢力で決まる所定値より高く
ない状態においては、図3に示すように当接部87をケ
ーシングの第一穴部74の内端面110に当接させてお
り、このとき棒部89は、スプリング109の付勢力に
抗して弁体108を押圧し貫通孔83の閉塞を解除し
て、ポート100とポート101とを連通させエアコン
プレッサ1と乾燥室8とを連通させている。また、この
とき、棒部86は弁体105から離間していて、これに
よりポート98,99とポート97との連通がスプリン
グ106で付勢された弁体105により遮断されてい
る。
【0031】そして、空間部91に導入された圧力すな
わち蓄圧室7の圧力が、主にスプリング103の付勢力
で決まる所定値より高くなると、ピストン73がスプリ
ング103の付勢力に抗して弁体105方向に移動し、
棒部86で弁体105を押圧して貫通孔81を開放させ
る。これにより、負圧源6と乾燥室8とが連通する。な
お、逆止弁11が設けられているため、蓄圧室7の圧縮
空気が負圧源6側に流れてしまうことはない。そして、
これと同時に、弁体108への棒部89による押圧を解
除して弁体108で貫通孔83を閉塞しポート100と
ポート101との連通すなわちエアコンプレッサ1と乾
燥室8との連通を遮断するとともに、フランジ部84が
スイッチ38の検知部37を引込ませる。そして、スイ
ッチ38から検知部37が引込んだことの信号を受ける
と制御部39はモータ2の駆動を停止させる。
【0032】このような構成の第2実施例の空気乾燥装
置によれば、第1実施例と同様の効果を奏することは勿
論、ピストン73と弁体108とで第一切換手段を、ピ
ストン73と弁体105とで第二切換手段を主に構成
し、これらを一体型としているため、さらなる小型化が
図れ部品点数も低減できることになる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の空気乾燥
装置によれば、蓄圧室内に圧縮空気が蓄えられ、その圧
力が所定値になると、該圧力に応動して、第一切換手段
が空気圧発生源と乾燥室との連通を遮断するとともに第
二切換手段が乾燥室を負圧を維持する負圧源に連通させ
ることになり、これにより乾燥室が吸気されて乾燥材に
含まれる水分が除去されることになる。したがって、電
磁切換弁ではなく、圧力で応動する第一切換手段および
第二切換手段を用いているためコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による空気乾燥装置の全体
構成を概略的に示す構成図である。
【図2】本発明の第1実施例による空気乾燥装置を示す
構成図であって、第一バルブおよび第二バルブを断面と
したものである。
【図3】本発明の第2実施例による空気乾燥装置を示す
構成図であって、一体型バルブを断面としたものであ
る。
【符号の説明】
1 エアコンプレッサ(圧縮空気発生源) 6 負圧源 7 蓄圧室 8 乾燥室 14 第一バルブ(第一切換手段) 15 第二バルブ(第二切換手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気を発生させる圧縮空気発生源
    と、 該圧縮空気発生源から供給される圧縮空気を蓄える蓄圧
    室と、 前記圧縮空気発生源と蓄圧室との間の経路に設けられ、
    発生された圧縮空気を乾燥させる乾燥材が内部に設けら
    れた乾燥室と、 前記蓄圧室の圧力に応動し、該圧力が所定値になると前
    記空気圧発生源と乾燥室との連通を遮断する第一切換手
    段と、 前記蓄圧室の圧力に応動し、該圧力が所定値になると前
    記乾燥室を負圧を維持する負圧源に連通させる第二切換
    手段と、を具備することを特徴とする空気乾燥装置。
JP5148112A 1993-06-18 1993-06-18 空気乾燥装置 Pending JPH07753A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8281909B2 (en) 2009-11-13 2012-10-09 Nissin Kogyo Co., Ltd. Vehicle drum brake

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8281909B2 (en) 2009-11-13 2012-10-09 Nissin Kogyo Co., Ltd. Vehicle drum brake

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Effective date: 20020924