JPH0775354A - 振動波駆動装置 - Google Patents

振動波駆動装置

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JPH0775354A
JPH0775354A JP5221332A JP22133293A JPH0775354A JP H0775354 A JPH0775354 A JP H0775354A JP 5221332 A JP5221332 A JP 5221332A JP 22133293 A JP22133293 A JP 22133293A JP H0775354 A JPH0775354 A JP H0775354A
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JP
Japan
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rail
moving body
stator
shaped stator
driving device
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Application number
JP5221332A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kimura
木村篤史
Yoshibumi Nishimoto
西本義文
Hiroyuki Seki
裕之 関
Shinji Yamamoto
山本新治
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の振動波駆動装置では、移動体を支持し
且つ案内するための支持兼案内部材がレール状固定子と
は別体になっていて、該モータの組立工程では該部材を
該固定子に取付けていた。従って、部品数及び組立工数
が多くて製造コストが高いという問題点があった。本発
明の目的は、従来の駆動装置よりも安価なコストで製造
できる改良された振動波駆動装置を提供することであ
る。 【構成】 本発明は、移動体4を支持し且つ案内するた
めの支持兼案内部28Cをレール状固定子28と一体成
形で構成したことを特徴とする。このような構造にする
ことにより該固定子28を、たとえば押出し成形(Ex
trusion)で製造することができ、該部28Cに
想到する部材及び取付作業を必要としなくなるので製造
コストを大幅に低減させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動波駆動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の振動波駆動装置を図9乃至図12
を参照しつつ説明する。
【0003】図9及び図10において、8は構造部材2
1に固定されて直線的に延在するレール状固定子、11
はレール状固定子8に取付けられた支持部材13a及び
13bに両端を固定されるとともに該固定子8に対して
平行に延在するガイドバー兼移動体支持部材、4はガイ
ドバー兼移動体支持部材11に支持されるとともに該部
材11に案内されて該固定子8の長手方向に沿って移動
できる移動体、1は移動体4に後述の部材6及び7を介
して担持されるとともに該固定子8の一部に圧接されつ
つ該固定子8の長手方向に沿って移動体4とともに移動
する振動子、14a及び14bは該移動体4に固定され
た軸15a及び15bに回転可能に支持されるとともに
該固定子8の側壁面を転動するローラ、である。
【0004】レール状固定子8は図に示されるように、
ほぼ溝形に近い横断面形状を有し、構造部材21側に面
した直立壁の先端から水平方向に張り出した天板部と該
直立壁部とは肉厚の剛性構造となっているが、該天板部
の先端から溝形空間内に垂下した鉛直なフランジ部8A
は肉薄で弾性構造となっており、該フランジ部8Aには
後述の振動子1の直線部分が板ばね3により圧接される
ようになっている。フランジ部8Aに対向する他方の直
立壁部8Bの面は前記ローラ14a及び14bの転動面
となっており、該直立壁部8Bと該ローラとは該移動体
4の横動きや蛇行動を防止するための第一の規制手段を
構成している。
【0005】また、移動体4の下部にはガイドバー兼支
持部材11に相対摺動可能に嵌合する滑り軸受12a及
び12bが設けられており、該軸受を介して移動体4は
ガイドバー兼支持部材11に支持されるとともに該固定
子8の長手方向に沿って案内されるようになっている。
【0006】また、該部材11と移動体4の滑り軸受1
2a及び12bとの嵌合関係が該移動体4の横動き及び
上下動を規制するための第二の規制手段を構成してい
る。
【0007】図10に示すように、移動体4の鉛直な板
面の一方から該固定子8の該フランジ部8A側へ突出さ
れた腕もしくは板状部材7の先端には図11に示すよう
に門形もしくはコ字形の振動子支持部材6が固定され、
該部材6の二つの腕部の先端が後述の振動子1の直線部
1Aの内側面1b(図12)にスポット溶接等の接合手
段で固着されている。
【0008】振動子1は図12に示されるように、互い
に平行な二つの直線部1A及び1Bと、該両直線部に接
続する二つの半円弧部と、から成る環状体として構成さ
れており、該振動子1の表面には歯形形状の多数の突部
1aが刻設され、該振動子の裏面には圧電素子等の励振
素子2が接着されている。
【0009】該励振素子2に互いに位相の異なる二つの
交流電圧を印加すると該振動子1の表面(歯形形状の突
部1aが形成されている面)には矢印fの方向に循環移
動する進行波振動が生じ、該振動子の直線部1A及び1
Bのいずれか一方に圧接させた部材に該振動の進行方向
とは逆向きの推力を与えることができる。
【0010】前述の振動波駆動装置では、該振動子1の
直線部1Aの表面がレール状固定子8のフランジ部8A
に耐摩耗材18(図10)を介してばね3により圧接さ
れている。ばね3はその上端において支持部材7に固定
され、ばね3の下端は振動絶縁体5及びステンレス板1
9を介して該振動子1の直線部1Aの裏面を押して該直
線部1Aの表面を該固定子8のフランジ部8Aに圧接さ
せている。
【0011】振動子1の直線部1Aは該固定子8のフラ
ンジ部8Aの長手方向と平行に且つ該フランジ部に正対
するように位置決めされており、ローラ14a及び14
bと該固定子8の直立壁部8B(すなわちローラ転動
面)との接触位置が振動子1の直線部1Aと同一レベル
Lになるように設計されている。従って、振動子1の直
線部1Aと該フランジ部8Aとの接触圧が変動しないよ
うに該ローラによっても保持されるようになっており、
また、移動体の横動きや蛇行動が該ローラと該直立壁部
8Bとによって防止されている。
【0012】17はガイドバー兼支持部材11の直下位
置に配置されて該部材11と平行に延在するスリット板
であり、スリット板17は両端をそれぞれ支持部材13
a及び13bに固定されるとともに移動体4の滑り軸受
12a及び12bの軸受ブロックに貫設されているスリ
ット内を通って延在している。移動体4には該スリット
板17を挟んで不図示のフォトインタラプタの発光部と
受光部とが担持されており、移動体4が移動した時には
該スリット板17のスリットを該フォトインタラプタで
検出することにより該移動体4の移動量及び瞬時位置を
電気的パルス信号として検出している。
【0013】振動子1の表面に前記の如き循環振動が生
じると、該固定子8のフランジ部8Aには該フランジ部
を該固定子8の長手方向に移動させようとする推力が作
用するが、該固定子8に固定されていて動けないので該
固定子8から逆に該振動子1に逆方向推力が働き、その
結果、振動子1は該直線部1Aに生じた振動の進行方向
と同方向に移動し、同時に該振動子1を担持している移
動体4も同方向へ動かされる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述の構造を有する公
知の振動波駆動装置では、移動体4を支持し且つ案内す
るガイドバー兼支持部材11が支持部材13a及び13
bに取付けられ、該支持部材13a及び13bが該固定
子8に取付けられるようになっているので部品数が多
く、また、該部材11及び13a及び13bを該固定子
8に取付ける時の取付け作業が必要であるため該モータ
の組立工数が多く、従って、製造コストが高いという問
題点があった。更に、該部材13及び11の取付け精度
が各モータ毎に違ってしまう危険性があった。
【0015】本発明の目的は、前述のような問題点を解
決し、前記従来のモータよりも製造コストを低減できる
とともに該部材11の取付け精度が各モータ毎に違って
しまう危険性のない、改良された振動波駆動装置を提供
することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述の問題点を解決する
ための最もよい解決手段は該部材13をなくし、該部材
11を該固定子8に一体化させてしまうことである。こ
のような解決手段をとることにより、部品数及び組立工
数の削減と部品管理コスト及び部品製造コストの削減が
できるとともに組立精度を各モータ毎にばらつかせない
ようにすることができ、品質の向上を図ることができ
る。
【0017】
【実施例】以下に本発明により改良された振動波駆動装
置の実施例について説明する。
【0018】<実施例1>図1及び図2を参照して本発
明の第一実施例の振動波駆動装置の構造を説明する。
【0019】図1及び図2において、28は構造部材2
1に固定されて直線的に延在するレール状固定子であ
り、固定子28には移動体4を支持し且つ案内するため
の支持部材兼案内部材28Cが一体成形されている。2
8Aは該固定子28に形成された振動子圧接面としての
フランジ部、28Bは移動体4に保持されたローラ14
a及び14bの転動面となる直立壁部、20は該移動体
4の下端に固定されるとともに該部材28Cの外周部に
相対摺動可能に嵌合する係合部、7は移動体4から水平
方向に突出した部材、6は該部材7の先端から下垂して
振動子1の直線部に固着された振動子支持部材、18は
振動子1の表面に形成された耐摩耗材、5はばね3の下
端と振動子1の直線部との間に介装された振動絶縁体、
19はばね3の下端と振動子1の直線部との間に介装さ
れたステンレス板、15aは移動体4に固定されたロー
ラ軸、であり、これらの部材のうちで図9及び図10と
同じ符号で表示したものは従来の振動波リニアモータの
構成部材と同じものである。
【0020】移動体4に固定された係合部20は該固定
子28に一体化された支持部材兼案内部材28Cの円柱
状の外周部に相対摺動可能に嵌合する凹曲面20aを有
しており、該部材28Cと該係合部20Cとにより移動
体4の上下方向の動きと横方向の動きとを規制する第二
の規制手段が構成されている。
【0021】本実施例の構成では、移動体4を支持し且
つ案内するための部材28Cがレール状固定子28と一
体成形で構成されているため、部品数及び組立工数の削
減ができるとともに部品製造コスト及び部品管理コスト
並びに組立コストの削減ができ、しかも該固定子と該支
持兼案内部材との相対的取付け精度のばらつきをなくす
ことができるため振動波駆動装置の品質を向上させるこ
とができる。
【0022】なお、本実施例のレール状固定子28は押
出し成形(Extrusion)もしくは引抜き(Dr
awing)で製造するのに最適な形状であり、押出し
成形もしくは引抜き加工によれば、多数のレール状固定
子をすべて同一の精度にすることができるため、振動波
駆動装置の品質向上にも効果的である。
【0023】<実施例2>図3及び図4に本発明の第二
実施例の振動波駆動装置を示す。本実施例では、移動体
4のための支持兼案内部がレール状固定子の肉部の中に
溝として形成されていることを特徴とするものである。
【0024】図3及び4において、38はレール状固定
子であり、該固定子38の底面には鍵穴形の横断面形状
を有する溝38Cが該固定子38の長手方向と平行に延
在し、移動体4には該溝38Cに相対摺動可能に嵌合す
る鍵穴形横断面形状を有する2個の係合部30A及び3
0Bが固定されている。
【0025】本実施例の構成では、該固定子38の占有
空間が第一実施例のレール状固定子28のそれよりも小
さくなるため、第一実施例の効果(すなわち、従来例に
くらべて、部品数及び製造コストの低減と品質の向上)
に加えて装置の小型化が可能になるという効果も得られ
る。
【0026】なお、図3及び図4において、38Aは該
固定子38のフランジ部であって該フランジ部38Aは
従来例のフランジ部8Aに該当し、38Bはローラ14
a及び14bの転動面となる直立壁部であって該直立壁
部38Bは従来例の直立壁部8Bに該当する。また、図
3及び4において、図9乃至図12と同じ符号で表示さ
れた部材は従来例の部材と同じものである。
【0027】<他の実施例>図5乃至図8に本発明の他
の実施例を示す。
【0028】図5は移動体4のための支持部材兼案内部
材48Cがレール状固定子48の底面に一体成形で突設
されたレール状固定子48を示したものであり、該部材
48Cは凸形の横断面形状を有するものとして構成さ
れ、移動体4の下端には該部材48Cの横断面形状に等
しい凸形の横断面形状を有する溝40aを有した係合部
40が固定されている。本実施例の構成を有する振動波
リニアモータでは、移動体4が該固定子48の長手方向
軸線を中心とする回動が不可能であるため、前記第一及
び第二の実施例にくらべて更に移動体4の走行安定性が
よくなり、該固定子48のフランジ部48Aの面に対す
る移動体4の前後動を少なくする効果がある。なお、4
8Bは移動体4に担持されているローラ14a及び14
bの転動面となる該固定子の直立壁部である。また、図
5に示されていない部分の構造は従来例のそれと同じで
あるから図示を省略してある。
【0029】図6に示す実施例では、レール状固定子5
8の底面に該固定子の長手方向に延在する逆凸形の横断
面形状を有する溝58Cが該移動体4のための支持部兼
案内部として形成されていることを特徴とする。一方、
移動体4の下端には該溝58Cに相対摺動可能に嵌合す
る逆凸形断面形状の係合部50が固定され、該溝58C
と該係合部50との嵌合関係により該移動体4が該固定
子58に支持されるとともに該固定子58の長手方向に
摺動可能になっている。本実施例の構成においても移動
体4は該固定子58のフランジ部58Aの面に対する前
後移動が殆ど不可能であるため第一及び第二実施例にく
らべて移動体4の走行安定性が高くなる。また、移動体
4を支持し且つ案内するための部分が該固定子58の中
にあるため該モータを小型化することができる。
【0030】図7はレール状固定子68の底面と一側面
(ローラ14a及び14bの転動面となる直立壁部68
の外面)に方形断面形状の突条68C及び68Dを突設
し、該突条68C及び68Dにそれぞれ嵌合する溝60
及び70を有した係合部を移動体4の下端に取付けた構
成となっている。本実施例の構成では、該固定子68の
フランジ部68Aに対する移動体4の前後動(すなわち
横動き)は突条68Cにより規制され、移動体4の上下
方向の移動は突条68Dにより規制され、移動体4の重
量は突条68Dにより支持される。本実施例においても
該固定子68の長手方向軸線を中心とする移動体4の回
動は不可能であるためフランジ部68Aの面に対する移
動体4の前後動がなくなり、安定した走行が可能とな
る。
【0031】図8に示す実施例ではレール状固定子78
の底面と一側面(ローラ14a及び14bの転動面とな
る直立壁部78Bの外面)に該固定子78の長手方向に
延在する方形断面形状の溝78C及び78Dが形成さ
れ、該溝78C及び78Dに相対摺動可能に嵌合する方
形断面形状の係合部80A及び80Bが移動体4の下端
に設けられている。本実施例の効果も図7の実施例と同
じであるが、本実施例では該移動体4との係合部分が該
固定子78の外側に突出していないので該モータを小型
にすることができるという効果もある。
【0032】図5乃至図8に示した各実施例のレール状
固定子も第一及び第二実施例のレール状固定子と同じ
く、移動体4のための支持部兼案内部が該固定子と一体
成形で造られているので、従来の振動波駆動装置よりも
安いコストで製造することができ、しかも動作精度のよ
い品質の一定した振動波駆動装置を実現することができ
る。
【0033】以上の各実施例における振動波駆動装置
は、移動体にキャリッジを設け、このキャリッジに例え
ばバブルジェット式のプリンターにおける印字ヘッドが
装着されてプリンターとして用いることができる。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、移動体を支持するとともに案内する機能と該移動体
の横動きや上下動などを防止する機能を有した支持兼案
内部をレール状固定子と一体成形するように構成したの
で従来の振動波駆動装置にくらべて部品数及び組立工数
が低減するとともに製造コストが低減され、また、該支
持兼案内部の取付け精度が一定になるため該装置の品質
が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の全体構造を示す斜視図。
【図2】(a)は図1のA−A矢視断面図。(b)は図
1のB−B矢視断面図。
【図3】本発明の第二実施例の全体構造を示す斜視図。
【図4】(a)は図3におけるA−A矢視断面図。
(b)は図3におけるB−B矢視断面図。
【図5】本発明の他の実施例の振動波駆動装置のレール
状固定子の横断面図と移動体の係合部の横断面図。
【図6】本発明の他の実施例の振動波駆動装置のレール
状固定子の横断面図と移動体の係合部の横断面図。
【図7】本発明の他の実施例の振動波駆動装置のレール
状固定子の横断面図と移動体の係合部の横断面図。
【図8】本発明の他の実施例の振動波駆動装置のレール
状固定子の横断面図と移動体の係合部の横断面図。
【図9】従来の振動波駆動装置の全体構造を示した斜視
図。
【図10】(a)は図9のA−A矢視断面図。(b)は
図9のB−B矢視断面図。
【図11】図9の一部の拡大正面図。
【図12】従来の振動波駆動装置及び本発明の振動波駆
動装置に使用されている振動子の拡大斜視図。
【符号の説明】
1…振動子 1A,1B…直線
部 2…励振素子 3…板ばね 4…移動体 5…振動絶縁体 6…振動子支持部材 7…部材 8,28,38,48,58,68,78…レール状固
定子 11…ガイドバー兼支持部材 12a,12b…
滑り軸受 13a,13b…支持部材 14a,14b…
ローラ 15a,15b…軸 18…耐摩耗材 19…ステンレス板 20,30A,30B,40,50,80A,80B…
係合部 40a,58C,60,70,78C,78D…溝 68C,68D…突条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本新治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子等の振動素子が固定されていて
    該素子によって表面に進行波振動を発生する振動子と、
    該振動子の該表面の一部に接触するとともに所定方向に
    延在して固定配置されたレール状固定子と、該振動子の
    該表面の一部を該レール状固定子に圧接させる加圧手段
    と、該振動子を担持して該レール状固定子の延在方向に
    沿って移動可能な移動体と、該移動体が該レール状固定
    子の延在方向以外の方向に動くことを規制するための第
    一及び第二の規制手段と、を有して成り、該第一の規制
    手段は、該レール状固定子の振動子接触面に対向して該
    レール状固定子の長手方向に延在する移動体案内面と、
    該移動体に担持されるとともに該案内面を転動する転動
    部材と、によって構成されている振動波駆動装置におい
    て、 該第二の規制手段は、該レール状固定子の長手方向に延
    在するとともに該レール状固定子に一体成形された少な
    くとも一つの案内部と、該移動体に固定されるとともに
    該案内部に係合しつつ移動する少なくとも一以上の係合
    部と、により構成されていることを特徴とする振動波駆
    動装置。
  2. 【請求項2】 該案内部は該レール状固定子の長手方向
    軸線と平行な軸線を中心とする曲面を外周に有するとと
    もに該レール状固定子の外面に該レール状固定子と一体
    成形されたガイドバーであり、該係合部は該曲面に係合
    する凹曲面を有しているものであることを特徴とする請
    求項1の振動波駆動装置。
  3. 【請求項3】 該案内部は該レール状固定子の長手方向
    と平行に延在する平面を外周に有するとともに該レール
    状固定子の外面に該レール状固定子と一体成形された非
    曲線断面形状のガイドバーであり、該係合部は該ガイド
    バーの外面に係合する非曲面の凹面を有していることを
    特徴とする請求項1の振動波駆動装置。
  4. 【請求項4】 該案内部は該レール状固定子の長手方向
    と平行に延在する溝部として該レール状固定子の肉部の
    中に形成され、該係合部は該溝部の内周の輪郭に等しい
    外周輪郭を有して該溝部に相対摺動可能に嵌合している
    ことを特徴とする請求項1の振動波駆動装置。
  5. 【請求項5】 該案内部は該レール状固定子の側面に配
    置された第一案内部と、該レール状固定子の底面に配置
    された第二案内部と、を有し、該係合部は該第一案内部
    に係合する第一係合部と、該第二案内部に係合する第二
    係合部と、を有していることを特徴とする請求項1の振
    動波駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5に記載の振
    動波駆動装置における移動体に印字手段を設けたことを
    特徴とするプリンター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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