JPH0775242A - 地下共同管路 - Google Patents
地下共同管路Info
- Publication number
- JPH0775242A JPH0775242A JP5240554A JP24055493A JPH0775242A JP H0775242 A JPH0775242 A JP H0775242A JP 5240554 A JP5240554 A JP 5240554A JP 24055493 A JP24055493 A JP 24055493A JP H0775242 A JPH0775242 A JP H0775242A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conduit line
- section
- cross
- basin
- circular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 地下共同管路において、雨水や漏水その他に
よって水が管路内に流入してきた場合に設ける排水路を
簡単確実に設けることが可能で、且つ全体の強度が大き
い地下共同管路を提供する。 【構成】 断面形状が全体として円であって、その内面
は少なくとも下方において断面円弧状であり、且つ該内
面の最下位には、ところどころに排水枡が設けられてい
る。入り込んだ水は、円弧状となった内面最下位置付近
を流れ、排水枡内に導入されることになる。
よって水が管路内に流入してきた場合に設ける排水路を
簡単確実に設けることが可能で、且つ全体の強度が大き
い地下共同管路を提供する。 【構成】 断面形状が全体として円であって、その内面
は少なくとも下方において断面円弧状であり、且つ該内
面の最下位には、ところどころに排水枡が設けられてい
る。入り込んだ水は、円弧状となった内面最下位置付近
を流れ、排水枡内に導入されることになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、強度が大きく、排水の
確実な地下共同管路の構造に関するものである。
確実な地下共同管路の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】地下共同管路とは、地中に埋設され、有
線放送線、電話線、電力線等のケーブルや、水道管、ガ
ス管、下水道管、地域暖房用温水管等の複数種の管等を
収納するものであり、共同溝と呼ばれるものがその代表
的なものである。
線放送線、電話線、電力線等のケーブルや、水道管、ガ
ス管、下水道管、地域暖房用温水管等の複数種の管等を
収納するものであり、共同溝と呼ばれるものがその代表
的なものである。
【０００３】これら個々の管路は、この地下共同管路の
内部に設けられた棚等を利用して置かれたり、或いは規
模の大きいものの場合には収容物件を各占用者ごとに隔
壁をを設けて独立させて収納させたりしている。
内部に設けられた棚等を利用して置かれたり、或いは規
模の大きいものの場合には収容物件を各占用者ごとに隔
壁をを設けて独立させて収納させたりしている。
【０００４】共同溝を例に挙げてこの地下共同管路の全
体形状を説明してみると、これは基本的には、長方形の
洞路をまとめたような形になっており、従って開削して
施工するのが一般的である。しかし、河川や鉄道等で開
削では施工が困難なためシールド工法によるといった場
合には、断面が円形状になる。いずれにせよ地中に埋設
されるものであり、内部に重要なものを含んでいること
から、充分な強度を備えた建造物であると言える。
体形状を説明してみると、これは基本的には、長方形の
洞路をまとめたような形になっており、従って開削して
施工するのが一般的である。しかし、河川や鉄道等で開
削では施工が困難なためシールド工法によるといった場
合には、断面が円形状になる。いずれにせよ地中に埋設
されるものであり、内部に重要なものを含んでいること
から、充分な強度を備えた建造物であると言える。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そうした強
固な建造物であるとはいえ、老朽化すれば亀裂が入り漏
水することも考えられるし、また作業者が出入りするた
めのいわゆるマンホールから雨水が入り込むこともあ
る。
固な建造物であるとはいえ、老朽化すれば亀裂が入り漏
水することも考えられるし、また作業者が出入りするた
めのいわゆるマンホールから雨水が入り込むこともあ
る。
【０００６】そうした場合、断面が長方形の地下共同管
路の場合には、壁面と床面とが明確に区別されており、
床全面が水に濡れることはあっても、壁面にある重要な
管路が濡れる心配はほぼないと言える。しかし、内面が
円形状であると壁面と床面に区別がないので、重要な管
路が濡れてしまう可能性が高かった。
路の場合には、壁面と床面とが明確に区別されており、
床全面が水に濡れることはあっても、壁面にある重要な
管路が濡れる心配はほぼないと言える。しかし、内面が
円形状であると壁面と床面に区別がないので、重要な管
路が濡れてしまう可能性が高かった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者はこうし
た点に鑑み、雨水や壁面亀裂からの漏水から重要管路を
効果的に守るための構造物として本発明を成したもので
あり、その特徴とするところは、断面形状が全体として
円であって、その内面は少なくとも下方において断面円
弧状であり、且つ該内面の最下位には、排水枡が設けら
れている点にある。
た点に鑑み、雨水や壁面亀裂からの漏水から重要管路を
効果的に守るための構造物として本発明を成したもので
あり、その特徴とするところは、断面形状が全体として
円であって、その内面は少なくとも下方において断面円
弧状であり、且つ該内面の最下位には、排水枡が設けら
れている点にある。
【０００８】即ち本発明地下共同管路は、断面が長方形
状のものではなく、いわゆる円断面形状の管路の、内部
最下位に排水枡を設けたものであり、従来の排水路の如
く全体の床面に傾斜を設けて水が排水路に導入するもの
と異なり、断面が円形であるので特に排水路を設ける必
要がなく、且つ排水枡を有しているため、管路内に水が
溜まることがないという構造となっている。
状のものではなく、いわゆる円断面形状の管路の、内部
最下位に排水枡を設けたものであり、従来の排水路の如
く全体の床面に傾斜を設けて水が排水路に導入するもの
と異なり、断面が円形であるので特に排水路を設ける必
要がなく、且つ排水枡を有しているため、管路内に水が
溜まることがないという構造となっている。
【０００９】本発明の排水枡自体の構造については、特
に限定を加えるものではなく、予想される排水の量に応
じて排水枡の大きさを決めれば良い。そして、排水枡に
溜まる水の排水についても、従来と同様ポンプによって
汲み出すようにすれば良い。また設置する排水枡の個数
であるが、これは通常の長方形状の地下共同管路の排水
枡と同様の間隔で良い。なお、本発明の地下共同管路は
従来の長方形状のものと異なり、特に排水路を設ける必
要はないのであるので、歩行路を確保するという意味で
最下位置付近に歩行板を設置するようにしておくと巡回
や作業時に便利であるが本発明に不可欠の要素ではな
い。
に限定を加えるものではなく、予想される排水の量に応
じて排水枡の大きさを決めれば良い。そして、排水枡に
溜まる水の排水についても、従来と同様ポンプによって
汲み出すようにすれば良い。また設置する排水枡の個数
であるが、これは通常の長方形状の地下共同管路の排水
枡と同様の間隔で良い。なお、本発明の地下共同管路は
従来の長方形状のものと異なり、特に排水路を設ける必
要はないのであるので、歩行路を確保するという意味で
最下位置付近に歩行板を設置するようにしておくと巡回
や作業時に便利であるが本発明に不可欠の要素ではな
い。
【００１０】
【実施例】以下図面に基づいて本発明を更に詳細に説明
する。
する。
【００１１】図１は、本発明に係る地下共同管路１の一
例を概略的に示すものであり、図より明らかなように本
発明に係る地下共同管路１は、シールド工法によって構
築されたものであって断面形状が円形であり、その最下
位置に排水枡２が設けられている。また、この地下共同
管路１の最下位置付近には歩行板３が設けられており排
水枡２は該歩行板３と距離をおいて覆われる形となって
いる。この間隙が排水路になる。
例を概略的に示すものであり、図より明らかなように本
発明に係る地下共同管路１は、シールド工法によって構
築されたものであって断面形状が円形であり、その最下
位置に排水枡２が設けられている。また、この地下共同
管路１の最下位置付近には歩行板３が設けられており排
水枡２は該歩行板３と距離をおいて覆われる形となって
いる。この間隙が排水路になる。
【００１２】地下共同管路１自体は、セグメントより成
る一次覆工層１１、コンクリートより成る二次覆工層１
２にて構成されており、排水枡２はこの二次覆工層１２
部分に構築される。
る一次覆工層１１、コンクリートより成る二次覆工層１
２にて構成されており、排水枡２はこの二次覆工層１２
部分に構築される。
【００１３】地下共同管路１の内部空間には、本例の場
合その左右にそれぞれ支持壁４を設けたのち該支持壁４
に棚５を取設し、ここに電話線６や電力線７等が乗せら
れている。
合その左右にそれぞれ支持壁４を設けたのち該支持壁４
に棚５を取設し、ここに電話線６や電力線７等が乗せら
れている。
【００１４】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
地下共同管路は、断面形状が全体として円であって、そ
の内面は少なくとも下方において断面円弧状であり、且
つ該内面の最下位には、排水枡が設けられているもので
あることを特徴とするものであり、断面が円弧状である
ので、床面に傾斜を設けなくとも、管路内にある水はす
べて最下位置を流れることになり、且つそのところどこ
ろには排水枡が設けられているので管路内に水が溜まる
ことがないという極めて高度な発明である。
地下共同管路は、断面形状が全体として円であって、そ
の内面は少なくとも下方において断面円弧状であり、且
つ該内面の最下位には、排水枡が設けられているもので
あることを特徴とするものであり、断面が円弧状である
ので、床面に傾斜を設けなくとも、管路内にある水はす
べて最下位置を流れることになり、且つそのところどこ
ろには排水枡が設けられているので管路内に水が溜まる
ことがないという極めて高度な発明である。
【図１】本発明に係る地下共同管路の一例を示す概略断
面図である。
面図である。
【符号の説明】 １ 地下共同管路 １１ 一次覆工層 １２ 二次覆工層 ２ 排水枡 ３ 歩行板 ４ 支持壁 ５ 棚 ６ 電話線 ７ 電力線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０３Ｆ 5/10 9126−2Ｄ Ｅ２１Ｄ 11/08 Ｅ２１Ｆ 16/02
Claims (1)
- 【請求項１】 断面形状が全体として円であって、その
内面は少なくとも下方において断面円弧状であり、且つ
該内面の最下位には、排水枡が設けられているものであ
ることを特徴とする地下共同管路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5240554A JPH0775242A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 地下共同管路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5240554A JPH0775242A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 地下共同管路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0775242A true JPH0775242A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=17061261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5240554A Pending JPH0775242A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 地下共同管路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0775242A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001207515A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-08-03 | Eiichi Tashiro | 地下共同スペース |
| JP2018516321A (ja) * | 2015-09-08 | 2018-06-21 | 浙江▲しん▼宙竹基▲複▼合材料科技有限公司 | プレハブ竹複合管廊 |
| CN112281773A (zh) * | 2020-10-14 | 2021-01-29 | 黄河水利职业技术学院 | 水利水电工程施工洞内的导流排水结构 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60115987U (ja) * | 1984-01-16 | 1985-08-06 | 尾形 功 | 排水路付き共同溝ボツクスカルバ−ト |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP5240554A patent/JPH0775242A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60115987U (ja) * | 1984-01-16 | 1985-08-06 | 尾形 功 | 排水路付き共同溝ボツクスカルバ−ト |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001207515A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-08-03 | Eiichi Tashiro | 地下共同スペース |
| JP2018516321A (ja) * | 2015-09-08 | 2018-06-21 | 浙江▲しん▼宙竹基▲複▼合材料科技有限公司 | プレハブ竹複合管廊 |
| CN112281773A (zh) * | 2020-10-14 | 2021-01-29 | 黄河水利职业技术学院 | 水利水电工程施工洞内的导流排水结构 |
| CN112281773B (zh) * | 2020-10-14 | 2022-02-08 | 黄河水利职业技术学院 | 水利水电工程施工洞内的导流排水结构 |
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