JPH0775229B2 - プラズマ処理方法 - Google Patents
プラズマ処理方法Info
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Description
り、特に水素を用いたプラズマ処理方法に関する。
をプラズマ処理する試みは数多くなされている。この様
なプラズマ処理は、半導体装置の製造工程の分野におい
ても提案されている。例えば、イオン注入の際のマスク
に用いたレジストの剥離は、Fujimura et al.,Procedur
es of The Symposium on Dry Process, Edited by Nish
izawa et al.,PV88-7,The Electromechanical Society,
Inc,1988,pp.126-133にて提案されている。又、プラズ
マから引き出した水素イオンによるシリコン表面のクリ
ーニングはK,Miyake,"Removal of a Thin SiO2 Laye
r by Low-Energy Hydrogen Ion Bombardment at Elevat
ed Temperatures",Japanese Journal ofApplied Physic
s,Vol.28.No.11,November, 1989,pp.2376-2381 にて提
案されている。本発明は、これらの用途を満たす水素を
用いたプラズマ処理に関するものである。
を成長する際の前処理に水素を用いる場合、Si基板う
水素雰囲気中で高温に加熱して処理を行うのが一般的で
ある。この時、多量の水素を用いて処理することから、
安全のために水素を通常N2 やAr等の水素と反応しな
いガスで希釈する。この水素を用いて前処理する主な目
的は、例えばSi基板に対してはSi基板上に生じた自
然酸化膜を除去することである。この時、一般に100
0℃程度まで基板温度を上げるうえ、10〜1000l
/分にも及び水素が必要で安全面に問題がある。従っ
て、上記文献M.Miyakeでは、処理の低温化、安全性の向
上及び高効率化等の目的でプラズマ処理化も検討されて
いる。又、上記文献Fujimura et al.では、例えばレイ
オン注入されたレジストの剥離にも水素プラズマが用い
られている。
ラズマ処理では、各れもH2 そのもの、若しくはH2 を
不活性ガスあるいはN2 で希釈していたガスを用いてい
た。しかしながら、このような処理では処理速度が非常
に遅くなるという問題があり、産業上の利用を考えると
実情にそくさない。
ン(H+ )や水素ラジカル(水素原子:H)を利用する
ことである。このため、H2 の解離率を上げて処理速度
を稼ぐためにECRプラズマ用いる処理も考えられる。
しかしながら、この処理方法でも処理速度の点は不十分
である。
処理を高速化させることができるプラズマ処理方法を提
供することを目的としている。
理方法においては、水素分子を主成分とする第1のガス
と第1のガスより少ない量の水素を含む第2のガスとを
チャンバ内に供給する第1のステップと、第1及び第2
のガスからなる混合ガスのプラズマをチャンバ内で発生
することにより被加工物表面にプラズマ処理を施す第2
のステップとを設けている。第2のガスは水素及び酸素
を含む有機化合物又は水素を含む無機物化合物からな
る。
が、後述する実験データからすると、第1及び第2のガ
スを混合することにより、水素分子の解離を促進して実
質的に水素原子等の濃度を増加させたり、水素原子の再
結合による消滅を阻害して水素原子の濃度を増加させた
りすると考えられている。
化させることが可能である。
実施例を図1〜図4と共に説明する。本実施例では、本
発明はレジスト剥離処理に適用されている。図1は第1
実施例のレジスト剥離処理を説明する図、図2は第1実
施例で用いるレジスト剥離装置を示す図、図3及び図4
は第1実施例の効果を説明する図である。これらの図に
おいて、1はSi等からなる基板、2はノボラック樹脂
等からなるレジスト層、2aはレジスト層2内の未変質
層、2bはレジスト層2内の変質層であり、クロスコン
タミ層2cと注入炭化層2dと2次炭化層2eとからな
っている。3はRIEモジュール、4はダウンストリー
ムモジュール、5a,5bは基板1を載置する基板載置
台、6は基板載置台5a内に設けられたヒータ、7は基
板1をRIEモジュール3の基板載置台5aからダウン
ストリームモジュール4の基板載置台5bに搬送するた
めのアーム、8はプラズマチャンバ、9は石英窓、10
はシャワーヘッドである。
ク樹脂系レジストOFRP8600A(商品名、東京応
化工業社製)を6インチSi基板1上に約1μmの厚さ
で塗布してレジスト層2を形成し、ホットプレートで9
0℃、90秒ベークした後、P+ を1×1016個/Cm
27、70kevでイオン注入した。この時、レジスト層
2の上層部にレジスト層2の未変質層2aを覆うように
クロスコンタミ層2c、注入炭化層2d及び2次炭化素
子2eからなる変質層2bが2300Å程度生じる。な
お、これについては、Fujimura et al.,“Ashing of Io
n-Implanted Resist Layer",Japanese Journal of Appl
ied Physics,Vol.28,No.10,October 1989,pp.2130-2136
にも報告されている。
モジュール3装置を用い、まず図1(B)に示す如く水
素プラズマで変質層2bを剥離し、次に、図2に示すレ
ジスト剥離装置のダウンストリームモジュール4を用
い、図1(c)に示す如くダウンフローで基板1にダメ
ージを生じないように残りの未変質層2aを剥離する。
れる基板載置台5aと、基板載置台5a内に設けられた
ヒータ6とからなり、基板載置台5aはプラズマチャン
バ8内に設けられている。他方、ダウンストリームモジ
ュール4は大略基板載置台5b、石英9及びシャワーヘ
ッド10からなる。アームは図2中矢印方向へ回動して
基板1をRIEモジュール3からダウンストリームモジ
ュール4に搬送する。基板1をRIEモジュール3から
搬送する際、アーム7が基板1をダウンストリームモジ
ュール4へ搬送可能なように基板載置台5aのピン(図
示せず)が基板1を持ち上げる。又、ダウンストリーム
モジュール4側では、基板載置台5bのピン(図示せ
ず)が搬送されてきた基板1を受けて下降することによ
り基板載置台5b上へ載置する。
ズマを用いると、注入した注入種が酸化されて酸化物と
なって残ってしまう。従って、変質層2bのSiは酸素
を含んでいてもその酸素の降下が実質的に無視できるも
のがよく、酸素を含まないガスを用いるのが望ましい。
即ち、水素のみを用い時と略同等のプロセスを有するガ
スを用いる必要がある。
RIE処理は、具体的には水素ガスを500cc/分の
流量で図2に示すプラズマチャンバ8に流し、圧力を1
Torrとし、13.56MHz、450Wの高周波で
励起してプラズマ処理することにより行った。又、ダウ
ンフローの処理は具体的にはO2 の流量を600cc/
分、H2 Oの流量を400cc/分、圧力を1Tor
r、マイクロ波(2.45GHz)のパワーを1kw、
基板載置台5bの温度を200℃にして行った。ところ
で、水素プラズマ処理が不十分の時、変質層2bが残っ
ており、ダウンフロー処理時の基板1の加熱に伴う未変
質層2aの膨張等によってこの変質層2bが弾け、塵と
なって四散する。この塵は多くの場合ダウンフローアッ
シングでは完全に除去することができず、その跡が基板
1上に残る。従って、水素プラズマ処理が十分になされ
たかどうかは、ダウンフロー処理時には変質層2bが弾
けるかどうか、又、基板1上に変質層2bの残渣が生じ
ているかどうかによって判断することができる。
入されたレジスト層2の変質層2bを剥離するのに必要
な水素プラズマ処理の最短時間は7分であった。次に、
水素プラズマ処理の圧力を約2Torrに上げて同様の
実験を行ったところ、水素プラズマの必要時間は10分
であった。
処理の条件を水素ガスの流量を425cc/分、水蒸気
の流量を75cc/分、圧力を1Torrと変更して行
ったところ、残渣なくイオン注入されたレジスト層2の
変質層2bを剥離するのに必要な水素プラズマ処理の最
短時間は90秒とプラズマ処理時間を短縮させることが
できた。又、水素ガスの流量を475cc/分、水蒸気
の流量を25cc/分、圧力を2Torrとしたプラズ
マ処理では105秒にプラズマ処理時間を短縮させるこ
とができた。
1/2のパターンが形成された厚さ1μmのレジスト層
2を用い、プラズマ処理条件を水素ガスの流量を450
cc/分、水蒸気の流量を75cc/分、圧力を1To
rrで行ったところ、残渣なくイオン注入されたレジス
トを剥離するのに水素プラズマ処理時間は75秒であっ
た。又、水素ガスの流量を475cc/分、水蒸気の流
量を25cc/分、圧力を2Torrとした場合の水素
プラズマ処理時間は105秒であった。即ち、圧力が2
Torrでは、処理速度のパターン面積の依存性が小さ
いと考えられる。
の様子を把握するために、図3に実線で示す如くイオン
注入を行っていないレジスト層のエッチングレートを調
べてみた。ここでは基板の全面にレジストを塗布し、2
00℃で1分ベークし、圧力を1Torr、μ波パワー
を1kWとしてRIE処理を行った。図中には窒素を添
加した時の様子も破線で併記してある。図3から判るよ
うに、水蒸気10%程度添加すると添加しない時に比べ
て5倍程度エッチングレートが上昇しており、20%を
越えるとエッチングレートは下降し、50%以上ではほ
とんど一定であった。この時のエッチングレートはピー
ク時の約半分であった。
00%では青みがかったピンクであるのに対し、水蒸気
が0〜30%ではきれいなピンク色であった。これか
ら、水蒸気50〜100%では水蒸気100%と同等の
プロセスであり、水蒸気0〜30%では水素100%と
略同等のプロセスとなっていると推定された。即ち、水
蒸気を水素に添加することで、水素と同等の処理を5倍
程度高速化させることが可能となった。
比べて重いため、窒素のスパッタ効果によって水素10
0%に比べ約2倍のエッチングレートとなると止まる。
図には示していないが、アルゴンを添加してもエッチン
グレートにはやはり大きな変化は現れなかった。
2実施例を説明する。本実施例では、P型単結晶Si基
板の(100)面上に200ÅのSiO2 膜を形成し、
As + イオンを70kev、4×1015 atoms/cm2のド
ーズ量でSiO2 膜を介してSi基板中にイオン注入を
行った後、1000℃、N2 雰囲気中で30分アルニー
ル処理を行った。
力を変化させてシート抵抗を調べたところ、圧力を0.
5Torrから1Torrに増加させるとシート抵抗が
低くなることがわかった。図4中、A1は1Torrに
おけるシート抵抗を示し、A2は0.5Torrにおけ
るシート抵抗を示す。又、A3はSiO2 膜を除去せず
付けたまま水素プラズマ処理を施した場合のシート抵抗
を示し、この場合のシート抵抗はほとんど変化しなかっ
た。
と、Si中のAsが抜けて抵抗が上昇するが、圧力が1
Torr以上であればSi中のAsを抜け難くすること
ができ抵抗の上昇を抑えることが可能である。面積効果
を考えると、圧力が1.8Torr以上であると面積効
果を小さくすることができて好ましい。
3実施例について説明する。
る際、Si基板表面上の自然酸化膜やカーボン等の汚染
物質を除去する必要がある。本実施例では、図5の装置
を用いて上記の如き汚染物質を除去する。
バ、12a,12bは基板載置台、13a,13bはヒ
ータである。
いて1μmの厚さのエピタキシャル膜を成長せた時、そ
の結晶欠陥が1個/cm2 以下とするには1Torrで1
000℃、10分の水素熱処理が必要である。この時、
水素の流量は15l/分であった。この装置に図5
(b)に示すプラズマ発生装置を接続し、1Torrで
500cc/分の水素をプラズマ化し、プラズマで解離
したガスで前処理(ダウンフロー前処理)を行った。結
晶欠陥密度を1個/cm 2 以下とのに30分のダウンフロ
ー前処理が必要であった。
分でダウンフロー前処理を行ったところ、10分で結晶
欠陥密度が1個/cm 2 以下となった。即ち、水素の小流
量化、処理の高速化が達成された。
るが、発明者の実験結果より、水素ガスに水蒸気を混合
することにより水素分子の解離が促進されて実質的に水
素原子等の濃度が増加するものと考えられる。又、水素
ガスに水蒸気を混合することにより水素原子の再結合に
よる消滅を阻害するために水素原子の濃度が増加すると
考えられる。一般に、水素プラズマ処理中の水素原子の
再結合は主にチャンバの壁付近で起こる。実験による
と、水素ガスのみを用いた水素プラズマ処理の場合、チ
ャンバの壁の材質にかかわらず水素原子の再結合はほと
んど変化しないことがわかった。ところが、水素ガスに
水蒸気を混合して水素プラズマ処理を行った場合、水素
原子の再結合はチャンバの壁の材質によって変化するこ
とが確認された。これにより、水素ガスに水蒸気を混合
すると水素原子の再結合が抑制されることが間接的に確
認された。
処理を行った場合の水素原子の相対濃度(IH (486
1Å)/IAr(8115Å)を示す。この場合の水素原
子の相対濃度は0.066である。
て水素プラズマ処理を行った場合の水素原子の相対濃度
(IH (4861Å)/IAr(8115Å)を示す。こ
の場合の水蒸気の割合は40%であり、水素原子の相対
濃度は0.314である。つまり、図7の如く水素ガス
に水蒸気を混合して水素プラズマ処理を行うと、水素原
子の相対濃度が図6の場合に比べて5倍になる。従っ
て、これらの実験結果は、上記の如く水素プラズマ処理
を水素ガスに水蒸気を混合して行うと水素原子の濃度が
増加するという推定を裏付けるものである。
マ処理における水素原子量の経時変化を示す。他方、図
9は、水素ガスに水蒸気を混合して用いた水素プラズマ
処理における水素原子量の経時変化を示す。図8及び図
9のデータは、1.5kwで2.45GHzのマイクロ
波を用いて1Torrの圧力下で水素プラズマを発生し
た際の図5(b)中位置HP付近での水素原子量を示
す。又、図8及び図9のデータは夫々正規化されてお
り、縦軸は任意の単位である。更に、図9は水蒸気の割
合が20%の場合を示す。
8では時間t=0でのプラズマ発生後は水素原子量が減
少するが、図9では時間t=0でのプラズマ発生後の水
素原子量は略一定である。この実験結果は、上記の如く
水素プラズマ処理を水素ガスに水蒸気を混合して行うと
水素原子の再結合が抑制されるという推定を裏付けする
ものである。
加する水蒸気の量と水素原子量との関係を示す。図10
のデータは、500Wのマイクロ波を用いて0.4To
rrの圧力下で得られた。同図に示す如く、この実験結
果からも、水素プラズマ処理において水素ガスに添加さ
れる水蒸気の割合が0%より大であり約30%より小さ
いと水素原子量が増加することがわかる。
素分子を主成分とする第1のガスと第1のガスより少な
い量の水素を含む第2のガスを用いて行い、上記各実施
例においては第1のガスが水素ガスであり、第2のガス
が水蒸気である。しかし、第1及び第2のガスは実施例
のそれに限定されるものではない。第2のガスは、水素
及び酸素を含む有機化合物、又は水素を含む無機化合物
でも良い。つまり、第2のガスは、アルコール、有機
酸、エーテル、ホスフィン(PH3 )、アルシン(As
H3 )、ボラン(BH3 )、ジボラン(B2 H6 )、水
蒸気(H2 O)、シラン(SiH4 )及びアンモニア
(NH3 )よりなるグループから選択されたものでも良
い。
れは、水蒸気が容易に扱え安全であり、又、好ましくな
いカーボンがチャンバの壁に堆積することを防止できる
からである。第2のガスとして用いられる材料によって
は、チャンバの壁に好ましくない堆積を生じてしまう。
従って、第1及び第2のガスは、好ましくは非堆積物形
成ガスである。
物、半導体又は金属であっても良い。被加工物が有機物
の場合、有機物はエネルギー粒子照射されていても良
く、エネルギー粒子照射にはイオン注入、レーザ、プラ
ズマ等による照射が挙げられる。有機物としてレジスト
等が用いられ、レジスト表面をイオン注入により変質さ
せる際のドーズ量としては、1×1014個/cm2 以上で
あるのが好ましい。又、半導体又は金属の被加工物をプ
ラズマ処理した後直ちに成膜処理する場合であっても本
発明は適用できる。即ち、半導体をプラズマ処理した後
成膜処理する場合にはSi基板をプラズマ処理した後S
i基板上にSi層を成膜(エピタキシャル成長)処理す
る場合が挙げられ、金属をプラズマ処理した後成膜処理
する場合にはAl膜をプラズマ処理してAl膜上に更に
Al膜を成膜処理する場合が挙げられる。
本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、各
種の変形例も可能であることは言うまでもない。
処理を高速化させることができるという効果がある。
してのレジスト剥離処理を説明する図である。
面図である。
説明する装置の断面図である。
る水素原子の相対濃度を説明する図である。
マ処理における水素原子の相対濃度を説明する図であ
る。
る水素原子量の経時変化を説明する図である。
マ処理における水素原子量の経時変化を説明する図であ
る。
の量と水素原子量との関係を説明する図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 チャンバ内で被加工物表面にプラズマ処
理を施すプラズマ処理方法において、 水素分子を主成分とする第1のガスと該第1のガスより
少ない量の水素を含む第2のガスとをチャンバ内に供給
する第1のステップと、 該第1及び第2のガスからなる混合ガスのプラズマをチ
ャンバ内で発生することにより被加工物表面にプラズマ
処理を施す第2のステップとからなり、 該第2のガスは水素及び酸素を含む有機化合物又は水素
を含む無機化合物からなることを特徴とするプラズマ処
理方法。 - 【請求項2】 前記第1のステップは、アルコール,有
機酸,エーテル,ホスフィン(PH3 ),アルシン(A
sH3 ),ボラン(BH3 ),ジボラン(B 2 H6 ),
水蒸気(H2 O),シラン(SiH4 )及びアンモニア
(NH3 )よりなるグループから選択された有機化合物
又は無機化合物を前記第2のガスとして用いることを特
徴とする請求項1のプラズマ処理方法。 - 【請求項3】 前記第1及び第2のガスとして非堆積物
形成ガスを用いることを特徴とする請求項1のプラズマ
処理方法。 - 【請求項4】 前記第1のステップは水素ガスを前記第
1のガスとして用い、水蒸気を前記第2のガスとして用
いることを特徴とする請求項1のプラズマ処理方法。 - 【請求項5】 前記混合ガスに含まれる水素(H2 )と
水蒸気(H2 O)との比であるH2 O/(H2 +H
2 O)は0より大であり30%より小であることを特徴
とする請求項4のプラズマ処理方法。 - 【請求項6】 前記第2のステップは1Torr以上の
圧力で行われることを特徴とする請求項5のプラズマ処
理方法。 - 【請求項7】 前記被加工物表面は、有機物,半導体及
び金属よりなるグループから選択された材料からなるこ
とを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項のプラ
ズマ処理方法。 - 【請求項8】 前記被加工物表面は、エネルギー粒子照
射を受けた有機物からなることを特徴とする請求項1〜
7のうちいずれか1項のプラズマ処理方法。 - 【請求項9】 前記第2のステップは、半導体又は金属
からる被加工物表面にプラズマ処理を施して該被加工物
表面上への成膜処理に備えることを特徴とする請求項1
〜8のうちいずれか1項のプラズマ処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3153493A JPH0775229B2 (ja) | 1990-06-26 | 1991-06-25 | プラズマ処理方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16890590 | 1990-06-26 | ||
JP2-168905 | 1990-06-26 | ||
JP3153493A JPH0775229B2 (ja) | 1990-06-26 | 1991-06-25 | プラズマ処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05102092A JPH05102092A (ja) | 1993-04-23 |
JPH0775229B2 true JPH0775229B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=26482097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3153493A Expired - Lifetime JPH0775229B2 (ja) | 1990-06-26 | 1991-06-25 | プラズマ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0775229B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016025315A (ja) * | 2014-07-24 | 2016-02-08 | 東京エレクトロン株式会社 | 有機単分子膜形成方法および表面処理方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5181085B2 (ja) * | 2006-06-22 | 2013-04-10 | リバーベル株式会社 | 処理装置及び処理方法 |
KR101333831B1 (ko) * | 2010-07-07 | 2013-11-29 | 울산대학교 산학협력단 | 반도체 소자의 표면 처리 방법 및 그 표면 처리 장치 |
WO2017029961A1 (ja) * | 2015-08-17 | 2017-02-23 | 株式会社 アルバック | 基板処理方法、および、基板処理装置 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3153493A patent/JPH0775229B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016025315A (ja) * | 2014-07-24 | 2016-02-08 | 東京エレクトロン株式会社 | 有機単分子膜形成方法および表面処理方法 |
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JPH05102092A (ja) | 1993-04-23 |
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