JPH0774848A - Isdn加入者装置 - Google Patents

Isdn加入者装置

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JPH0774848A
JPH0774848A JP5217709A JP21770993A JPH0774848A JP H0774848 A JPH0774848 A JP H0774848A JP 5217709 A JP5217709 A JP 5217709A JP 21770993 A JP21770993 A JP 21770993A JP H0774848 A JPH0774848 A JP H0774848A
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Tatsuo Ishihara
達夫 石原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 呼設定メッセージを受信したとき各ISDN
端末が応答メッセージを送信するまでの時間を分散する
ことができ、受信処理を空間的に分散できる。 【構成】 サブアドレス検出手段62は、検出された呼
設定メッセージにサブアドレスが付加されているか否か
を検出する。応答待ち判断手段63は、サブアドレスが
付加されていないときあらかじめ定められた応答待ちの
有無情報より応答待ちの有無を判断し、応答待ち有りの
場合にはタイマ64を起動する。タイマ64は、乱数を
発生しこの乱数に相応する時間でタイムアウトし、応答
手段66を起動する。応答待ち無しの場合には即時に応
答手段66を起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN(サービス統
合ディジタル網)加入者装置のISDN端末に利用す
る。特に、一つの網終端装置にバス形式で接続されてい
る複数のISDN端末、例えば、ファクシミリなどが網
からの呼設定メッセージに対して着信応答するときの競
合調整に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9はISDN加入者装置のISDN端
末の着信手順を示すシーケンス図である。
【0003】従来、ISDN加入者装置は、一つのIS
DNの網終端装置に対して複数のISDN端末装置がバ
ス形式でISDNバスケーブルを介して接続された構成
になっている。この場合には、各端末は網側から呼設定
「SETUP」メッセージを受信したときに、この呼設
定メッセージにサブアドレスが付加されているかを調
べ、サブアドレスが付加されていれば、指定された端末
のみが呼を設定するようになっている。また、サブアド
レスが付加されていなければISDNバスケーブル上に
接続されている複数の端末の内で一番最初に応答「CO
NN」メッセージを送信した端末が、その着信の権利を
持っている。すなわち、網との間で呼を確立するように
取り決められている。図9を参照して説明すると、網は
呼設定「SETUP」メッセージを送信後に、初めてI
SDN端末24からの応答「CONN」メッセージを受
信したために、ISDN端末24に対して応答確認「C
ONN ACK」メッセージを送信し、ISDN端末2
3とISDN端末25とに対しては解放「REL」メッ
セージを送信する。ISDN端末23とISDN端末2
5とはこれに対して解放完了「REL COMP」メッ
セージを送信する。その後にBチャネルによってISD
N端末24との通信が行われる。ISDN端末は、呼設
定メッセージを検出した時点で網との間で呼設定が可能
であればできるだけ早く応答「CONN」メッセージを
送信するように設計されている。
【0004】また、ISDN回線に接続される端末がフ
ァクシミリ装置の場合には、操作部、原稿読取部、記録
部、中央制御部、コーデック部、画像記憶部および通信
制御部で構成されている。特開平3−92036号公報
に記載されているように、ISDN端末(例えばファク
シミリ装置)が呼設定メッセージを検出すると、網から
の受信信号をその時点では受入れ可能であるが、受信後
に将来受信よりも優先する事態が発生する可能性がある
と判断したときに、応答メッセージの送出を所定時間だ
け遅延させる遅延手段をもつISDN端末がある。これ
は、着信時のメモリ容量や記録紙残量や時刻指定通信の
指定時刻までの残り時間等、端末の受信能力を条件とし
て優先的に受信の能力の大きい端末に着信させることに
よって受信中のメモリ容量や記録紙の不足、または時刻
指定通信の指定時刻になっても受信が終了しないという
失敗の可能性を減少させることを目的としている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、このよう
な従来のISDN加入者装置では、ISDN端末の応答
速度や特開平3−92036号公報に記載の端末のよう
に端末の受信能力によって呼設定が決定されるとする
と、ある場合には不都合が起こることがある。すなわ
ち、受信した記録紙の処理やトナー、インクリボンの交
換、メモリに受信した情報の処理等の受信側操作者の処
理量に比べて受信量が多いために、受信側の端末と操作
者とを増やすことによって受信処理の能力を改善する場
合には、端末の設置場所や操作者の居所が離れている等
の諸条件により空間的に分散した受信が必要になるが、
前記のような方法では端末に固有の能力で呼が設定され
るために分散した受信ができない欠点があった。
【0006】本発明は前記の欠点を解決するもので、呼
設定メッセージを受信したときに各ISDN端末が応答
メッセージを送信するまでの時間を分散することがで
き、受信処理を空間的に分散できるISDN加入者装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、ISDN
回線の網終端装置と、この網終端装置にバスを介して接
続された複数のISDN端末とを備え、前記複数のIS
DN端末はそれぞれ、通信制御を行う通信制御手段と、
自端末内の制御を行う中央制御部とを含み、前記中央制
御部は、前記通信制御手段からの呼設定メッセージを検
出する呼設定検出手段と、この呼設定検出手段からの呼
設定メッセージにサブアドレスが付加されているかを検
出し付加されている場合に自端末のアドレスと一致する
かを検出するサブアドレス検出手段と、このサブアドレ
ス検出手段の検出結果が一致の場合に起動され前記呼設
定メッセージに対する応答メッセージをこの通信制御手
段を経由して送信する応答手段とを含むISDN加入者
装置において、前記中央制御部は、起動時に乱数を発生
しこの乱数に相応する時間でタイムアウトし前記応答手
段を起動するタイマと、前記サブアドレス検出手段の検
出結果がサブアドレス不付加の場合にあらかじめ設定さ
れた応答待ちの有無情報により応答待ちの有無を判断す
る応答待ち判断手段とを含み、前記応答待ち判断手段
は、この判断結果が応答待ち有りの場合には前記タイマ
を起動する手段と、この判断結果が応答待ち無しの場合
には前記応答手段を起動する手段とを含むことを特徴と
する。
【0008】第二の発明は、請求項1記載のISDN加
入者装置において、前記中央制御部は、自端末の固有の
装置番号を記憶する装置番号記憶手段と、時刻情報を出
力する時計手段と、前記応答待ち判断手段の判断結果が
応答待ち有りの場合に前記時計手段の出力する時刻情報
に対応する番号を求めこの求められた番号が前記記憶さ
れた自端末の固有の装置番号と一致するかを判断する装
置番号判断手段とを含み、前記装置番号判断手段は、こ
の判断結果が不一致の場合に前記タイマを起動する手段
と、この判断結果が一致の場合に前記応答手段を起動す
る手段を含み、前記応答待ち判断手段は、この判断結果
が応答待ち無しの場合には前記応答手段を起動する手段
とを含むことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記装置番号判断手段
は、時刻の分に対応する番号を記憶する時刻番号対応テ
ーブルと、前記時計手段の出力する時刻情報によりこの
時刻番号対応テーブルの内容から該当する番号を抽出す
る手段と、この抽出された番号と前記自端末の固有の装
置番号とを比較する手段を含むことができる。
【0010】さらに、本発明は、前記装置番号記憶手段
は、前記複数のISDN端末の装置台数を記憶する領域
を含み、前記複数のISDN端末は、それぞれ前記装置
台数および自端末の固有の装置番号を前記装置番号記憶
手段に設定するスイッチを含み、前記装置番号判断手段
は、前記時計手段の出力する時刻情報の秒数を前記記憶
された装置台数で割った剰余を求める手段と、この求め
られた剰余と前記自端末の固有の装置番号とを比較する
手段とを含むことができる。
【0011】第三の発明は、ISDN回線の網終端装置
と、この網終端装置にバスを介して接続された複数のI
SDN端末とを備え、前記複数のISDN端末はそれぞ
れ、通信制御を行う通信制御手段と、自端末内の制御を
行う中央制御部と、受信原稿を記録する記録部と、この
記録部で記録された用紙が排出され蓄積される原稿スタ
ッカとを含み、前記中央制御部は、前記通信制御手段か
らの呼設定メッセージを検出する呼設定検出手段と、こ
の呼設定検出手段からの呼設定メッセージにサブアドレ
スが付加されているかを検出し付加されている場合に自
端末のアドレスと一致するかを検出するサブアドレス検
出手段と、このサブアドレス検出手段の検出結果が一致
の場合に起動され前記呼設定メッセージに対する応答メ
ッセージをこの通信制御手段を経由して送信する応答手
段とを含むISDN加入者装置において、前記中央制御
部は、設定された時間でタイムアウトし前記応答手段を
起動するタイマと、前記サブアドレス検出手段の検出結
果がサブアドレス不付加の場合にあらかじめ設定された
応答待ちの有無情報により応答待ちの有無を判断する応
答待ち判断手段とを含み、前記原稿スタッカは、この原
稿スタッカ上の記録紙の用紙を監視する監視手段を含
み、前記中央制御部は、前記監視手段の監視結果に基づ
き記録紙の残量を検出する残量検出手段を含み、前記残
量検出手段は、前記応答待ち判断手段の判断結果が応答
待ち有りの場合に前記検出された記録紙の残量に相応し
た時間を前記タイマに設定して起動する残量検出手段を
含み、前記応答待ち判断手段は、この判断結果が応答待
ち無しの場合には前記応答手段を起動する手段を含むこ
とを特徴とする。
【0012】
【作用】呼設定メッセージを検出した場合に、このメッ
セージにサブアドレスが付加されて無く、かつ応答待ち
有りに設定されいるときには、乱数の時間でタイムアウ
トするタイマを起動し、それがタイムアウトしたときに
応答メッセージを送信するので、呼設定メッセージを受
信したときに各ISDN端末が応答メッセージを送信す
るまでの時間を分散することができ、受信処理を空間的
に分散できる。
【0013】ここで、呼設定メッセージを検出した場合
に、このメッセージにサブアドレスが付加され自端末の
アドレスと一致した場合、またサブアドレスが付加され
て無く、かつ応答待ち無しに設定されているときには即
時に応答メッセージを送信する。
【0014】また、応答待ち有りに設定されている場合
に、時刻情報により求めた番号が自端末のアドレスに一
致したとき即時に応答メッセージを送信し、一致しない
ときには前述の乱数の時間でタイムアウトするタイマを
起動し、タイムアウトしたときに応答メッセージを送信
することにより、受信処理を空間的に分散することがで
きる。また、記録部および原稿スタッカを有する場合に
原稿スタッカ上の記録紙の残量を検出し、この残量に相
応した時間をタイマに設定して起動し、タイムアウトし
たときに応答メッセージを送信することにより、受信処
理を空間的に分散することができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0016】図1は本発明第一実施例ISDN加入者装
置のブロック構成図である。図2は本発明第一実施例I
SDN加入者装置のISDN端末のブロック構成図であ
り、G4ファクシミリのブロック構成図を示す。図1お
よび図2において、ISDN加入者装置は、ISDN回
線22の網終端装置21と、網終端装置21にバス26
を介して接続された複数のISDN端末23〜25とを
備え、複数のISDN端末23〜25はそれぞれ、バス
26に接続され通信制御を行う通信制御手段としてイン
タフェース10および通信制御部9と、プロセッサ、R
OM、RAM等から構成され自端末内の制御を行う中央
制御部6Aと、各部を接続する制御信号線1と、画像デ
ータを送受するための画像データ線2と、スイッチや液
晶ディスプレイで構成される操作部と、原稿を読み取る
原稿読取部4と、DRAMまたはハードディスクからな
る画像記憶部7と、画像データの符号復号化を行うコー
デック部8とを含み、中央制御部6Aは、通信制御部9
からの呼設定メッセージを検出する呼設定検出手段61
と、呼設定検出手段61からの呼設定メッセージにサブ
アドレスが付加されているかを検出し付加されている場
合に自端末のアドレスと一致するかを検出するサブアド
レス検出手段62と、サブアドレス検出手段62の検出
結果が一致の場合に起動され前記呼設定メッセージに対
する応答メッセージをこの通信制御部9を経由して送信
する応答手段66と、呼設定検出手段61で検出された
呼設定メッセージのパラメータの端末属性がG4ファク
シミリで無い場合に解放完了「REL COMP」 を送信する解
放手段とを含む。
【0017】ここで本発明の特徴とするところは、中央
制御部6Aは、起動時に乱数を発生しこの乱数に相応す
る時間でタイムアウトし応答手段66を起動するタイマ
64と、サブアドレス検出手段62の検出結果がサブア
ドレス不付加の場合にあらかじめ設定された応答待ちの
有無情報により応答待ちの有無を判断する応答待ち判断
手段63とを含み、応答待ち判断手段63は、この判断
結果が応答待ち有りの場合にはタイマ64を起動する手
段と、この判断結果が応答待ち無しの場合には応答手段
66を起動する手段とを含むことにある。
【0018】このような構成のISDN加入者装置の動
作について説明する。
【0019】図3は本発明第一実施例ISDN加入者装
置のISDN端末の網との間の着信手順を示すフローチ
ャートである。図1〜図3において、中央制御部6Aが
実行する制御手順のうちの着信処理について説明する。
着信時に、網側より呼設定「SETUP」メッセージを
呼設定検出手段61で受信するとによって着信処理が開
始される(S31)。次に、「SETUP」メッセージ
のパラメータの端末属性がG4ファクシミリかどうかを
判断する(S32)。G4ファクシミリでなければ、解
放手段65で解放完了「REL COMP」メッセージ
を送信することによって着信を拒否する(S33)。G
4ファクシミリであれば(S32)、サブアドレス検出
手段62で「SETUP」メッセージのパラメータにサ
ブアドレスがあるかどうかを判断する(S34)。サブ
アドレスが付加されている場合には、それが自ISDN
端末に割り当てられているサブアドレスと一致するかど
うかを判断する(S35)。一致した場合には、応答手
段66で応答「CONN」メッセージを送信し(S3
6)、着信動作を行う(S37)。
【0020】一致していなければ、解放手段65で解放
完了「REL COMP」メッセージを送信することに
よって着信を拒否する(S33)。ステップS34でサ
ブアドレスが付加されていないと判断された場合には、
応答待ち判断手段63で応答待ち有りの状態かどうかを
判断する(S38)。応答待ち無しの設定の場合には、
応答手段66で応答「CONN」メッセージを送信し
(36)、着信動作を行う(S37)。応答待ち有りの
場合には、「0」から「31」までの一様な乱数に10
msecを乗じた値がセットされるタイマ13を起動し
(S39)、タイマがタイムアウトしたら(S40)、
応答手段66を起動し、応答「CONN」メッセージを
送信し(S36)、着信動作を行う(S37)。ここ
で、ステップS37の着信動作には図9に示したように
網から応答確認「CONN ACK」メッセージを受信
した場合や解放「REL」メッセージを受信した場合の
他に、切断「DISC」メッセージの受信やタイムアウ
ト等の異常手順も含まれるが、これはISDN端末の規
定による動作であるので説明を省略する。ステップS3
7で着信動作が終了し、この着信処理は終了する。
【0021】前述のように、本実施例は、複数の端末が
受信を確率的に分散できる。また乱数に端末毎に重み付
けを加えることにより、その分散を端末の運用形態に応
じて端末毎に調整できる。
【0022】図4は本発明第二実施例ISDN加入者装
置のISDN端末装置のブロック構成図である。図5は
本発明第二実施例ISDN加入者装置のISDN端末装
置の装置番号記憶手段および時刻番号対応テーブルの内
容を示す図であり、図5(a)は装置番号記憶手段の内
容を示し、図5(b)は時刻番号対応テーブルの内容を
示す。図6は本発明第二実施例ISDN加入者装置のI
SDN端末装置の着信手順を示すフローチャートであ
る。図4〜図6を参照して、第二実施例について説明す
る。図4において、67は自端末の固有の装置番号(お
よび装置台数)が記憶される装置番号記憶手段を示す。
また、15はバス26に接続される端末の台数と装置番
号とを外部より装置番号記憶手段67に設定するための
スイッチで、ディップスイッチ6ビットで構成され、最
大で装置台数8台、装置番号は「0」から「7」までが
設定できる。また、68は時計手段を示し、69は装置
番号判断手段を示す。後述するように、本実施例では、
時刻から装置番号に対応する番号を抽出する際に、IS
DN端末の接続台数を用いて算出するが、装置番号判断
手段69は、図5(b)に示す時刻の分の値と番号を対
とする時刻番号対応テーブルをRAM上に持ち、これを
検索することによって番号を得る方法等がある。
【0023】図6において、S38で応答待ち有りの場
合に、装置番号判断手段69は時計手段66より現在の
時刻を入力し、また、装置番号記憶手段67の内容より
端末の接続台数および装置番号を入力する(S41)。
次に、時刻の秒数を端末の接続台数で割算したときの剰
余を求め、この剰余と装置番号とが一致するかどうかの
判断を行う(S42、S43)。一致した場合には即時
に応答手段66で応答「CONN」メッセージを送信す
る(S36)。一致しない場合には、ステップ39以降
は図3に示すと同様にして乱数に相応する時間でタイム
アウトするタイマ64を起動し、タイムアウトするまで
応答「CONN」メッセージの送信を遅延する。
【0024】前述のように、本実施例は、時刻に対応し
た受信処理の分散化ができる。本実施例においては秒単
位で受信端末が決定されるために、運用上は第一実施例
と同様平均した分散化の効果となるが、例えば、操作者
の休憩時間を端末毎に分けている運用形態では時間単位
に受信端末が決定されるように設定し、休憩している操
作者の扱う受信端末は、他の端末が通信中または受信準
備中時の補助的な受信端末として扱うことができ、時間
的に受信処理の分散化を変化することができる。
【0025】図7は本発明第三実施例ISDN加入者装
置のISDN端末装置のブロック構成図である。図8は
本発明第三実施例ISDN加入者装置のISDN端末装
置の着信手順を示すフローチャートである。図7および
図8を参照して、第三実施例について説明する。図7に
おいて、5は受信原稿を記録する記録部、11は記録部
5で記録された用紙が排出され蓄積される原稿スタッ
カ、12は記録紙検出センサ、70は残量検出手段、ま
た71は設定された時間でタイムアウトし応答手段66
を起動するタイマを示す。残量検出手段70は原稿スタ
ッカ11上の記録紙の量を検出する方法としてRAMの
中にカウンタを有し、記録紙検出センサ12を常時監視
して記録紙がなければそのカウンタを「0」にリセット
し、記録を行うときに1枚記録紙を出力するたびにカウ
ンタを一つ増加することによってこのカウンタの値を記
録紙の残量としている。この方法では通常、操作者が原
稿スタッカ11の記録紙を全て持ち去ることを前提とし
ており、そうでない場合が続いてカウンタの値は不正確
となる可能性もあるが、その前提が崩れたとしても、運
用上目的の分散化にそれほど影響を与えず、簡易なハー
ドウェアで実現できるために採用している。その他、記
録紙の重量を検出することによって記録紙の残量を検出
する方法も容易に考えられる。
【0026】図7および図8において、ステップS38
で応答待ち有りの場合に、残量検出手段70は原稿スタ
ッカ11上の記録紙残量を検出しそのカウント値に10
msecを乗じた値をタイマ71にセットして起動し、
タイムアウトするまで応答手段66が応答「CONN」
メッセージを送信するのを遅延させる。
【0027】前述のように、本実施例は、各端末の受信
処理に違いがあっても、原稿スタッカ上の記録紙の量を
分散することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、呼設定
メッセージを受信したときに各ISDN端末が応答メッ
セージを送信するまでの時間を分散することができ、受
信処理を空間的に分散できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例ISDN加入者装置のブロッ
ク構成図。
【図2】本発明第一実施例ISDN加入者装置のISD
N端末のブロック構成図。
【図3】本発明第一実施例ISDN加入者装置のISD
N端末の着信処理を示すフローチャート。
【図4】本発明第二実施例ISDN加入者装置のISD
N端末のブロック構成図。
【図5】本発明第二実施例ISDN加入者装置のISD
N端末装置の装置番号記憶手段および時刻番号対応テー
ブルの内容を示す図。
【図6】本発明第二実施例ISDN加入者装置のISD
N端末の着信処理を示すフローチャート。
【図7】本発明第三実施例ISDN加入者装置のISD
N端末のブロック構成図。
【図8】本発明第三実施例ISDN加入者装置のISD
N端末の着信処理を示すフローチャート。
【図9】ISDN加入者装置のISDN端末の着信処理
を示すシーケンス図。
【符号の説明】
1 制御信号線 2 画像データ線 3 操作部 4 原稿読取部 5 記録部 6A、6B、6C 中央制御部 7 画像記憶部 8 コーデック部 9 通信制御部 10 インタフェース 11 原稿スタッカ 12 記録紙検出センサ 15 スイッチ 21 網終端装置(NT) 22 ISDN回線 23〜25 ISDN端末 26 バス 61 呼設定検出手段 62 サブアドレス検出手段 63 応答待ち判断手段 64、71 タイマ 65 解放手段 66 応答手段 67 装置番号記憶手段 68 時計手段 69 装置番号判断手段 70 残量検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32 D 7232−5C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDN回線の網終端装置と、この網終
    端装置にバスを介して接続された複数のISDN端末と
    を備え、 前記複数のISDN端末はそれぞれ、通信制御を行う通
    信制御手段と、自端末内の制御を行う中央制御部とを含
    み、 前記中央制御部は、前記通信制御手段からの呼設定メッ
    セージを検出する呼設定検出手段と、この呼設定検出手
    段からの呼設定メッセージにサブアドレスが付加されて
    いるかを検出し付加されている場合に自端末のアドレス
    と一致するかを検出するサブアドレス検出手段と、この
    サブアドレス検出手段の検出結果が一致の場合に起動さ
    れ前記呼設定メッセージに対する応答メッセージをこの
    通信制御手段を経由して送信する応答手段とを含むIS
    DN加入者装置において、 前記中央制御部は、起動時に乱数を発生しこの乱数に相
    応する時間でタイムアウトし前記応答手段を起動するタ
    イマと、前記サブアドレス検出手段の検出結果がサブア
    ドレス不付加の場合にあらかじめ設定された応答待ちの
    有無情報により応答待ちの有無を判断する応答待ち判断
    手段とを含み、 前記応答待ち判断手段は、この判断結果が応答待ち有り
    の場合には前記タイマを起動する手段と、この判断結果
    が応答待ち無しの場合には前記応答手段を起動する手段
    とを含むことを特徴とするISDN加入者装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のISDN加入者装置にお
    いて、 前記中央制御部は、自端末の固有の装置番号を記憶する
    装置番号記憶手段と、時刻情報を出力する時計手段と、
    前記応答待ち判断手段の判断結果が応答待ち有りの場合
    に前記時計手段の出力する時刻情報に対応する番号を求
    めこの求められた番号が前記記憶された自端末の固有の
    装置番号と一致するかを判断する装置番号判断手段とを
    含み、 前記装置番号判断手段は、この判断結果が不一致の場合
    に前記タイマを起動する手段と、この判断結果が一致の
    場合に前記応答手段を起動する手段を含み、 前記応答待ち判断手段は、この判断結果が応答待ち無し
    の場合には前記応答手段を起動する手段とを含むことを
    特徴とするISDN加入者装置。
  3. 【請求項3】 前記装置番号判断手段は、時刻の分に対
    応する番号を記憶する時刻番号対応テーブルと、前記時
    計手段の出力する時刻情報によりこの時刻番号対応テー
    ブルの内容から該当する番号を抽出する手段と、この抽
    出された番号と前記自端末の固有の装置番号とを比較す
    る手段を含む請求項2記載のISDN加入者装置。
  4. 【請求項4】 前記装置番号記憶手段は、前記複数のI
    SDN端末の装置台数を記憶する領域を含み、 前記複数のISDN端末は、それぞれ前記装置台数およ
    び自端末の固有の装置番号を前記装置番号記憶手段に設
    定するスイッチを含み、 前記装置番号判断手段は、前記時計手段の出力する時刻
    情報の秒数を前記記憶された装置台数で割った剰余を求
    める手段と、この求められた剰余と前記自端末の固有の
    装置番号とを比較する手段とを含む請求項2記載のIS
    DN加入者装置。
  5. 【請求項5】 ISDN回線の網終端装置と、この網終
    端装置にバスを介して接続された複数のISDN端末と
    を備え、 前記複数のISDN端末はそれぞれ、通信制御を行う通
    信制御手段と、自端末内の制御を行う中央制御部と、受
    信原稿を記録する記録部と、この記録部で記録された用
    紙が排出され蓄積される原稿スタッカとを含み、 前記中央制御部は、前記通信制御手段からの呼設定メッ
    セージを検出する呼設定検出手段と、この呼設定検出手
    段からの呼設定メッセージにサブアドレスが付加されて
    いるかを検出し付加されている場合に自端末のアドレス
    と一致するかを検出するサブアドレス検出手段と、この
    サブアドレス検出手段の検出結果が一致の場合に起動さ
    れ前記呼設定メッセージに対する応答メッセージをこの
    通信制御手段を経由して送信する応答手段とを含むIS
    DN加入者装置において、 前記中央制御部は、設定された時間でタイムアウトし前
    記応答手段を起動するタイマと、前記サブアドレス検出
    手段の検出結果がサブアドレス不付加の場合にあらかじ
    め設定された応答待ちの有無情報により応答待ちの有無
    を判断する応答待ち判断手段とを含み、 前記原稿スタッカは、この原稿スタッカ上の記録紙の用
    紙を監視する監視手段を含み、 前記中央制御部は、前記監視手段の監視結果に基づき記
    録紙の残量を検出する残量検出手段を含み、 前記残量検出手段は、前記応答待ち判断手段の判断結果
    が応答待ち有りの場合に前記検出された記録紙の残量に
    相応した時間を前記タイマに設定して起動する残量検出
    手段を含み、 前記応答待ち判断手段は、この判断結果が応答待ち無し
    の場合には前記応答手段を起動する手段を含むことを特
    徴とするISDN加入者装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017183386A1 (ja) * 2016-04-21 2017-10-26 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

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