JPH07115524A - Isdn用ファクシミリ装置 - Google Patents

Isdn用ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH07115524A
JPH07115524A JP5280751A JP28075193A JPH07115524A JP H07115524 A JPH07115524 A JP H07115524A JP 5280751 A JP5280751 A JP 5280751A JP 28075193 A JP28075193 A JP 28075193A JP H07115524 A JPH07115524 A JP H07115524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isdn
registered
received
address
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5280751A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3283667B2 (ja
Inventor
Masahito Otani
雅人 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP28075193A priority Critical patent/JP3283667B2/ja
Publication of JPH07115524A publication Critical patent/JPH07115524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3283667B2 publication Critical patent/JP3283667B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の相手先から多数の文書を受信した場合
でも、所望の受信文書を容易に取り出せるようにする。
また、不要な通信を防止する。 【構成】 予め他のファクシミリ装置のISDNアドレ
スを登録しておき、登録している相手先からだけ、ある
いは登録していない相手先からだけ、画像受信する。ま
た、受信文書を排紙する複数のトレーを備え、送信元別
にそれぞれ異なるトレーに受信文書を排紙する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN回線で使用す
るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ファクシミリ装置は、着信に自動
応答して、相手先から受信した受信文書を装置の脇に取
り付けられた1つの排紙トレー上に排紙する。
【0003】この場合、多数の相手先から対数の文書を
受信した場合には、その排紙トレー上に全ての受信文書
が積載される。従って、ユーザは、多数の受信文書の内
から所望の文書を取り出す場合、その文書を探し出すの
に手間がかかっていた。
【0004】ところで、ISDN回線を使用する場合に
は、1回線に複数台のファクシミリ装置を接続すること
ができる。
【0005】いま、複数台のファクシミリ装置が接続さ
れている回線に、よそのファクシミリ装置から着信した
とする。このとき、受信した呼設定メッセージ「SET
UP」で、着サブアドレスが指定されていない場合に
は、複数台のファクシミリ装置の内、応答動作の最も速
いいずれか1台のファクシミリ装置が、呼接続手順を実
行して、相手先から送信される画像を受信することにな
る。
【0006】従って、ユーザは、例えば、送信元から連
絡を受けて受信文書があることを知った場合でも、どの
ファクシミリ装置で受信しているのかが分らなかった。
このため、各装置の受信文書の内から所望の文書を探し
出さなければならず、手間がかかっていた。
【0007】一方、送信される文書の中には、例えば、
得意先からの注文書のような大切な文書もあれば、宣伝
広告のような不要な文書もある。
【0008】従来のファクシミリ装置は、着信に対して
無条件に応答していたので、不要な文書でも受信してし
まい、その受信のために通信回線を専有したり、記録紙
を無駄に消費したりしていた。
【0009】なお、通信を開始した後、特殊な伝送制御
手順により相手先を確認し、予め設定されている相手先
の場合だけ文書画像を伝送するというファクシミリ装置
が知られている。しかし、このような動作は、非標準の
伝送制御手順を必要とするため、特定メーカの特定のフ
ァクシミリ装置間だけでしか実行できず、一般的ではな
かった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
ファクシミリ装置は、ユーザが所望の受信文書を取り出
す際に手間がかかったり、不要な通信を実行してしまう
という問題があった。
【0011】本発明は、上記の問題を解決し、所望の受
信文書を容易に取り出すことができ、不要な通信を防止
することができるISDN用ファクシミリ装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このために、本願の1つ
の発明では、予め他のファクシミリ装置のISDNアド
レスを任意に登録しておき、着呼した場合に発呼側IS
DNアドレスを識別して、その発呼側ISDNアドレス
が登録されている場合にのみ、呼接続手順を実行して画
像受信するようにしている。
【0013】また、他の1つの発明では、同様にISD
Nアドレスを登録しておき、着呼した場合に発呼側IS
DNアドレスが登録されていない場合にのみ、画像受信
するようにしている。
【0014】また、もう1つの発明では、受信文書を排
紙する複数のトレーを備えると共に、予め他のファクシ
ミリ装置のISDNアドレスと使用するトレーとの対応
を任意に登録しておき、着呼した場合には、発呼側IS
DNアドレスを識別して画像受信し、受信文書は、発呼
側ISDNアドレスに対応する1つのトレー上に排紙す
るようにしている。
【0015】
【作用】上記1つの発明では、受信動作を必要とする相
手先のISDNアドレスを登録しておくことにより、他
の相手先との不要な通信を防止することができる。
【0016】また、他の1つの発明では、受信動作を必
要としない相手先のISDNアドレスを登録しておくこ
とにより、その相手先との不要な通信を防止することが
できる。
【0017】また、もう1つの発明では、送信元別に異
なるトレーに受信文書が排紙されるので、ユーザは、所
望の受信文書を多数の文書の内から探し出すような手間
をかけずに容易に取り出すことができる。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施例に係るファ
クシミリ通信設備のブロック構成図を示したものであ
る。図において、ファクシミリ装置1は、網終端装置2
を介してISDN網に接続されている。
【0020】ファクシミリ装置1内において、スキャナ
11は、原稿画像を読み取み取るもので、プロッタ12
は、画像を記録紙に記録するものである。符号化復号化
部13は、送信する画情報をデータ圧縮する一方、受信
した圧縮データを元の画情報に復元するものである。I
SDN通信部14は、図示せぬ網終端装置を介してIS
DNに接続されており、ISDNを介して他のファクシ
ミリ装置と通信するものである。
【0021】操作表示部15は、ユーザが各種操作を行
なうと共に、装置が動作状態などを表示するものであ
る。システムメモリ16は、装置に予め登録しておく情
報などを格納するものである。システム制御部17は、
上記各部を監視・制御するマイクロコンピュータであ
る。システムバス18は、以上の各部相互間で制御信号
や各種データをやりとりする信号ラインである。
【0022】以上の構成で、本実施例のファクシミリ装
置1は、受信受付相手先と受信拒否相手先の登録機能を
有している。受信受付相手先は、着信した場合に呼接続
して画像受信する相手先である。受信拒否相手先という
のは、着信しても呼接続せず画像受信しない相手先であ
る。
【0023】ユーザは、予め必要に応じて、受信受付相
手先と受信拒否相手先の登録処理を実行しておく。この
登録処理では、図2に示すように、受信受付相手先や受
信拒否相手先として、相手先ファクシミリ装置のISD
Nアドレスを登録する。ISDNアドレスは、相手先を
回線単位に指定する場合にはISDN番号のみ登録し、
相手先の装置単位に指定する場合にはISDN番号とサ
ブアドレスとを登録する。
【0024】この登録処理は、既知技術により実行し、
登録した情報はシステムメモリ16に格納する。なお、
この登録処理は、必要がなければ実行しなくてもよい。
また、実行する場合でも、受信受付相手先だけ、あるい
は受信拒否相手先だけ登録するようにしてもよい。
【0025】次に、このファクシミリ装置1の着信動作
を説明する。
【0026】ファクシミリ装置1は、図3に示すよう
に、着信すると呼設定メッセージ「SETUP」を受信
する(処理101)。そして、受信した呼設定メッセー
ジ「SETUP」の情報要素である「発番号」と「発サ
ブアドレス」を読み取る(処理102)。
【0027】「発番号」は、発呼側ファクシミリ装置の
ISDN番号であり、「発サブアドレス」は、そのファ
クシミリ装置のサブアドレスである。「発サブアドレ
ス」は、相手先の状況によりセットされない場合があ
る。
【0028】次に、ファクシミリ装置1は、前記登録処
理によって受信受付相手先が登録されているかどうか判
別する(処理103)。受信受付相手先が登録されてい
る場合には(処理103のY)、上記呼設定メッセージ
「SETUP」で受信した「発番号」と「発サブアドレ
ス」とが、その受信受付相手先として登録されているか
どうか判別する(処理104)。
【0029】「発番号」と「発サブアドレス」とが、受
信受付相手先として登録されている場合には(処理10
4のY)、所定の呼接続手順を実行して(処理10
5)、相手先から送信される画像を受信する(処理10
6)。そして、画像受信が終ると、所定の呼切断手順を
実行して(処理107)、通信を終了する。
【0030】一方、受信した「発番号」と「発サブアド
レス」とが、受信受付相手先として登録されていない場
合には(処理104のN)、前記登録処理によって受信
拒否相手先が登録されているかどうか判別する(処理1
08)。
【0031】受信拒否相手先が登録されている場合には
(処理108のY)、受信した上記「発番号」と「発サ
ブアドレス」とが、受信拒否相手先として登録されてい
るかどうか判別する(処理109)。そして、受信拒否
相手先として登録されている場合には(処理109の
Y)、直ちに呼切断手順を実行して(処理107)、通
信を終了する。
【0032】また、受信拒否相手先として登録されてい
ない場合には(処理109のN)、呼接続して画像受信
する(処理105へ)。なお、受信受付相手先が登録さ
れていない場合には(処理103のN)、上記処理10
8から同様の処理を実行する。
【0033】以上のように、本実施例では、着信した場
合、登録情報に基ずいて画像受信を実行するかしないか
を選択するようにしている。すなわち、受信受付相手先
と受信拒否相手先のどちらも登録されてない場合には、
図4(a)に示すように、相手先に拘らず常に画像受信
する。また、受信受付相手先だけ登録されている場合に
は、同図(b)に示すように、その登録相手先からだけ
画像受信する。また、受信拒否相手先だけ登録されてい
る場合には、同図(c)に示すように、その登録相手先
以外の相手先からだけ画像受信する。なお、受信受付相
手先と受信拒否相手先の両方が登録されている場合に
は、受信受付相手先に該当する相手先からだけ画像受信
する。
【0034】従って、本実施例のファクシミリ装置1の
ユーザは、例えば、大切な文書が送信される相手先を受
信受付相手先として登録しておけば、他の相手先からの
不要な文書を受信してしまうことを防止することができ
る。また、不要な文書が送信される相手先を受信拒否相
手先として登録しておけば、その相手先からの不要な文
書を受信してしまうことを防止することができる。この
ようにして、不要な通信を防止することができる。
【0035】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
【0036】本実施例では、図5に示すように、複数の
ファクシミリ装置1がバス接続されて網終端装置2を介
してISDNに接続されているものとする。なお、ファ
クシミリ装置1は、前述の実施例と同一構成のものであ
る。
【0037】この構成で、ユーザは、それぞれのファク
シミリ装置1に対して、必要に応じて、前述の実施例と
同様に、受信受付相手先および受信拒否相手先の登録処
理を実行する。登録した情報は、システムメモリ16に
格納する。
【0038】ところで、本実施例では、複数台のファク
シミリ装置1の内の1台に受信受付相手先を登録する
と、その1台のファクシミリ装置1は、他の各ファクシ
ミリ装置1に登録情報を転送する動作を実行する。
【0039】すなわち、いま、図6に示すように、1台
のファクシミリ装置1に対して、ユーザが受信受付相手
先の登録処理を実行したとする(処理201)。する
と、そのファクシミリ装置1は、他の1台のファクシミ
リ装置1に発呼して登録された番号情報を送信する。こ
の送信は、呼設定メッセージ「SETUP」を送出して
発呼する既知手順で実行する。そして、送信する番号情
報は、例えば、呼設定メッセージ「SETUP」のユー
ザ・ユーザ情報として送信する。そして、送信が終ると
直ちに呼切断する(処理202)。
【0040】このような1回の送信動作が終ると、まだ
送信していない他のファクシミリ装置1があるかどうか
判別する(処理203)。まだ送信していない他のファ
クシミリ装置1がある場合には(処理203のN)、該
当するファクシミリ装置1に対して同様の送信動作を実
行する(処理202へ)。そして、全てのファクシミリ
装置1に対する送信動作が完了すると(処理203の
Y)、登録処理が実行された1台のファクシミリ装置1
は、転送動作を終了する。
【0041】一方、受信側の各ファクシミリ装置1は、
図7に示すように、上記1台のファクシミリ装置と呼接
続して、そのファクシミリ装置に登録された番号情報を
受信する(処理301)。そして、受信した番号情報を
受信拒否相手先としてシステムメモリ16に格納する
(処理302)。
【0042】次に、本実施例の各ファクシミリ装置1
が、よそのファクシミリ装置から着信した場合の着信動
作を説明する。
【0043】この場合、ファクシミリ装置1は、図8に
示すように、まず呼設定メッセージ「SETUP」を受
信する(処理401)。呼設定メッセージ「SETU
P」を受信すると、そのメッセージ内に着サブアドレス
がセットされているかどうか判別する(処理402)。
着サブアドレスがセットされている場合(処理402の
Y)、さらに、その着サブアドレスが自装置のサブアド
レスを指示しているかどうか判別する(処理403)。
自装置のサブアドレスを指示している場合には(処理4
03のY)、所定の呼接続手順を実行して(処理40
4)、相手先から送信される画像を受信する(処理40
5)。そして、画像受信が終ると、呼切断手順を実行し
て(処理405)、通信を終了する。
【0044】一方、着サブアドレスが自装置のサブアド
レスでない場合には(処理402のN)、応答動作しな
い。
【0045】これにより、呼設定メッセージ「SETU
P」の着サブアドレスで特定の1台のファクシミリ装置
1が指定された場合には、複数台のファクシミリ装置1
の内の該当する1台だけが画像受信することになる。
【0046】一方、呼設定メッセージ「SETUP」に
着サブアドレスがセットされていない場合には(処理4
02のN)、前述の実施例とほぼ同様に動作する。すな
わち、まず、「発番号」と「発サブアドレス」を読み取
る(処理407)。そして、受信受付相手先が登録され
ているかどうか判別する(処理408)。
【0047】受信受付相手先が登録されている場合には
(処理408のY)、受信した上記「発番号」と「発サ
ブアドレス」とが、その受信受付相手先として登録され
ているかどうか判別する(処理409)。「発番号」と
「発サブアドレス」とが、受信受付相手先として登録さ
れている場合には(処理409のY)、呼接続して画像
受信する(処理404へ)。
【0048】一方、受信した「発番号」と「発サブアド
レス」とが、受信受付相手先として登録されていない場
合には(処理409のN)、さらに、受信拒否相手先が
登録されているかどうか判別する(処理410)。受信
拒否相手先が登録されている場合には(処理410の
Y)、受信した上記「発番号」と「発サブアドレス」と
が、その受信拒否相手先として登録されているかどうか
判別する(処理411)。受信拒否相手先として登録さ
れている場合には(処理411のY)、応答動作しない
で通信動作を終了する。
【0049】また、受信拒否相手先として登録されてい
ない場合には(処理411のN)、呼接続して画像受信
する(処理404へ)。なお、受信受付相手先が登録さ
れていない場合には(処理408のN)、上記処理41
0から同様に動作する。
【0050】以上のように、本実施例では、前述の実施
例の機能を有するファクシミリ装置1を複数台設置し
て、それぞれのファクシミリ装置1に、受信受付相手先
や受信拒否相手先を登録するようにしている。
【0051】従って、特定の相手先から送信される文書
画像は、特定の1台のファクシミリ装置1で受信すると
いうように、送信元別に受信装置を設定するとができ
る。この場合、ISDNの1回線上にファクシミリ装置
1が複数台接続されていても、特定の1台が、特定の相
手先と独立した専用回線で直結している専用端末のよう
な使い勝手になる。
【0052】これにより、ユーザは、所望の受信文書
が、どのファクシミリ装置1で受信されているかがすぐ
に分るので、従来のように各装置の多数の受信文書の内
から探し出すような手間をかけることなく、所望の受信
文書を容易に取り出すことができるようになる。
【0053】また、本実施例では、1台のファクシミリ
装置1に受信受付相手先を登録すると、その登録情報が
他のファクシミリ装置1に転送され、他のファクシミリ
装置1で受信拒否相手先として自動登録されるようにな
っている。これにより、ユーザは、他の各ファクシミリ
装置1にいちいち受信拒否相手先を登録しなくてもよ
く、登録作業の手間を軽減することができる。
【0054】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
【0055】本実施例では、図1に示したように、ファ
クシミリ装置1は1台だけ設置されているものとする。
そして、ファクシミリ装置1のプロッタ12には、図9
に示すように、4つのトレー#0〜#3を有する排紙ト
レー部12aと、排紙トレー選択部12bとが取り付け
られているものとする。各トレー#0〜#3は、排紙さ
れる受信文書を載置するものである。排紙トレー選択部
12bは、その4つの内の1つを選択するものである。
【0056】この構成で、本実施例のファクシミリ装置
を使用する場合、ユーザは、必要に応じて、図10に示
すように、ISDN番号と各トレー#1〜#3との対応
を任意に登録しておく。このISDN番号は、画像送信
される相手先である。また、1つのトレー#0について
は登録しないでおく。この登録処理は既知技術により実
行し、登録情報は、システムメモリ16に格納する。
【0057】次に、本実施例のファクシミリ装置の着信
動作を説明する。
【0058】このファクシミリ装置は、図11に示すよ
うに、呼設定メッセージ「SETUP」を受信すると
(処理501)、所定の呼接続手順を実行して相手先か
ら送信される画像を受信する(処理502)。
【0059】この後、図10に示したような排紙トレー
に関する登録情報があるかどうか判別する(処理50
3)。この登録情報がある場合には(処理503の
Y)、受信した呼設定メッセージ「SETUP」の「発
番号」を読み取って、その「発番号」が登録されている
かどうか判別する(処理504)。
【0060】受信した「発番号」が登録されている場合
には(処理504のY)、その登録情報に従ってトレー
#1〜#3の内の該当する1つに、受信画像を記録した
記録紙を排紙する(処理505)。一方、受信した「発
番号」が登録されていない場合には(処理504の
N)、1つのトレー#0に、記録紙を排紙する(処理5
06)。
【0061】以上のように、本実施例では、予め相手先
ISDN番号と各トレー#1〜#3との対応を登録して
おき、着信して画像受信する際には、その相手先別に異
なるトレーに受信文書を排紙するようにしたので、ユー
ザは、所望の受信文書が、どのトレーにあるかが分るた
め、容易に取り出すことができるようになる。
【0062】なお、上記実施例では、排紙トレーの別
は、ISDN番号だけに対応させて登録しておくように
したが、発サブアドレスと共に登録しておくようにして
もよい。
【0063】
【発明の効果】以上ように、本願の1つの発明では、予
めISDNアドレスを登録しておき、登録しているIS
DNアドレスのファクシミリ装置から着信したときだ
け、呼接続手順を実行して画像受信するようにしたの
で、受信動作を必要とする相手先のISDNアドレスを
登録しておくことにより、他の相手先の不要な通信を防
止することができるようになる。
【0064】また、他の1つの発明では、同様にISD
Nアドレスを登録しておき、登録されているISDNア
ドレス以外のファクシミリ装置から着信したときだけ、
画像受信するようにしたので、受信動作を必要としない
相手先のISDNアドレスを登録しておくことにより、
その相手先の不要な通信を防止することができるように
なる。
【0065】また、もう1つの発明では、受信文書を排
紙する複数のトレーを備え、発呼側のISDNアドレス
別に異なるトレー上に受信文書を排紙するようにしたの
で、ユーザは所望の受信文書を容易に取り出すことがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るファクシミリ通信
設備のブロック構成図である。
【図2】ファクシミリ装置の登録情報の説明図である。
【図3】ファクシミリ装置の着信動作のフローチャート
である。
【図4】登録情報と受信動作を実行する相手先との関係
を示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係るファクシミリ通信
設備のブロック構成図である。
【図6】登録情報転送時の送信側の動作フローチャート
である。
【図7】登録情報転送時の受信側の動作フローチャート
である。
【図8】上記実施例の各ファクシミリ装置の着信動作の
フローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例におけるファクシミリ装
置のプロッタ部分のブロック構成図である。
【図10】上記実施例のファクシミリ装置の登録情報の
説明図である。
【図11】上記実施例のファクシミリ装置の着信動作の
フローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 網終端装置 11 スキャナ 12 プロッタ 12a 排紙トレー部 12b 排紙トレー選択部 13 符号化復号化部 14 ISDN通信部 15 操作表示部 16 システムメモリ 17 システム制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDN回線に接続され不特定の他のフ
    ァクシミリ装置から着呼するISDN用ファクシミリ装
    置において、予め他のファクシミリ装置のISDNアド
    レスを任意に登録しておく登録手段と、着呼した場合に
    発呼側ISDNアドレスを識別する識別手段と、識別し
    た発呼側ISDNアドレスが登録されているISDNア
    ドレスである場合のみ呼接続手順を実行して発呼側から
    送信される画像を受信する受信手段とを備えていること
    を特徴とするISDN用ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 登録されたISDNアドレスを同一回線
    上に接続されている他のファクシミリ装置に転送する手
    段を備えていることを特徴とする請求項1記載のISD
    N用ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 ISDN回線に接続され不特定の他のフ
    ァクシミリ装置から着呼するISDN用ファクシミリ装
    置において、予め他のファクシミリ装置のISDNアド
    レスを任意に登録しておく登録手段と、着呼した場合に
    発呼側ISDNアドレスを識別する識別手段と、識別し
    た発呼側ISDNアドレスが登録されているISDNア
    ドレスではない場合のみ呼接続手順を実行して発呼側か
    ら送信される画像を受信する受信手段とを備えているこ
    とを特徴とするISDN用ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 同一回線上の他のファクシミリ装置から
    ISDNアドレスを受信した場合にはそのISDNアド
    レスも登録する手段とを備えていることを特徴とする請
    求項3記載のISDN用ファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 ISDN回線に接続され不特定の他のフ
    ァクシミリ装置から着呼するISDN用ファクシミリ装
    置において、受信文書を排紙する複数のトレーと、予め
    他のファクシミリ装置のISDNアドレスと使用するト
    レーとの対応を任意に登録しておく登録手段と、着呼し
    た場合に発呼側ISDNアドレスを識別する識別手段
    と、呼接続手順を実行して発呼側から送信される画像を
    受信する受信手段と、受信画像を記録した記録紙を上記
    発呼側ISDNアドレスに対応する1つのトレー上に排
    紙する排紙手段とを備えていることを特徴とするISD
    N用ファクシミリ装置。
JP28075193A 1993-10-15 1993-10-15 Isdn用ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3283667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28075193A JP3283667B2 (ja) 1993-10-15 1993-10-15 Isdn用ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28075193A JP3283667B2 (ja) 1993-10-15 1993-10-15 Isdn用ファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07115524A true JPH07115524A (ja) 1995-05-02
JP3283667B2 JP3283667B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=17629450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28075193A Expired - Fee Related JP3283667B2 (ja) 1993-10-15 1993-10-15 Isdn用ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3283667B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3283667B2 (ja) 2002-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5216517A (en) Communication terminal apparatus
GB2170075A (en) Image communication apparatus
KR930012086B1 (ko) 팩시밀리장치
JP2792563B2 (ja) ファクシミリ装置間の管理情報通信方法
JPH07115524A (ja) Isdn用ファクシミリ装置
JP2694348B2 (ja) ファクシミリ装置の画情報転送方式
JPH01318456A (ja) ファクシミリ通信方式
JPH05199320A (ja) Isdn端末装置
JP2783308B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3395709B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH07264378A (ja) ファクシミリ装置
JPH06334807A (ja) Isdn用ファクシミリ装置
KR960013299B1 (ko) 통신단말장치
JP2756973B2 (ja) 画情報通信装置
JP3059741B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3356057B2 (ja) 通信端末装置
JPH0630163A (ja) ファクシミリ装置
JPH0774848A (ja) Isdn加入者装置
JPH11164011A (ja) 通信装置、着信応答方法および記憶媒体
JPH07221894A (ja) ファクシミリ装置
JPH08265546A (ja) ファクシミリ装置
JPH04220868A (ja) ファクシミリ通信システム
JPH04132360A (ja) 転送機能を有するファクシミリ装置
JP2000022850A (ja) ファクシミリ装置
JPH03250849A (ja) フアクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees