JPH0774838A - 情報連絡装置 - Google Patents

情報連絡装置

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Publication number
JPH0774838A
JPH0774838A JP22025393A JP22025393A JPH0774838A JP H0774838 A JPH0774838 A JP H0774838A JP 22025393 A JP22025393 A JP 22025393A JP 22025393 A JP22025393 A JP 22025393A JP H0774838 A JPH0774838 A JP H0774838A
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JP
Japan
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control signal
communication device
registered
telephone number
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Application number
JP22025393A
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English (en)
Inventor
Seiji Yokoyama
清司 横山
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Mitsubishi Electric Service Center Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Service Center Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0774838A publication Critical patent/JPH0774838A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 登録した相手先への自動ダイヤル通報を迅速
・確実に行う。 【構成】 情報連絡装置21は、電話を受けた相手先
(電話機14等)が、誤り電話またはいたずら電話と誤
解しないようにするため、相手先からの応答信号もしく
は交換機13からの応答信号の確認とは関係なく、先ず
何の目的で電話がかかってきたか分かるような第1の情
報(音声メッセージ)を情報記録再生部5から読み出し
て送出し、相手が納得した上で所定の制御信号を電話機
から送ることによって、必要な情報(異常内容等を示す
第2情報)を送出する。また、聞き漏らし等があった場
合は、所定の制御信号を情報連絡装置21に送ることで
再確認できる。更に、外出先から連絡先電話番号の追
加、変更等ができる他、一旦、予め登録された相手先に
情報の連絡が取れてから一定時間経過後も処置が取られ
ない場合には、自動的に予め登録された相手先に対し、
上記と同様の通報処置をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、設備、機器および環
境の異常並びに変化(以下情報と言う)を、任意に定め
る相手先に電話回線を通じて、自動的に連絡するととも
に、電話による情報の聴取は勿論、電話番号、各種情報
の登録、変更等を電話回線を通じて行わしめるようにし
た情報連絡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図15とともに、従来の情報連絡
装置について説明する。
【0003】図15において、情報連絡装置1は、セン
サ11からの情報を検出する情報入力検出部2と、通報
する相手先の電話番号を登録しておく電話番号記憶部3
と、当該電話番号記憶部3により交換機に適したダイヤ
ル信号を送出するダイヤル信号送出部4と、各センサ1
1a〜11nに対応した音声情報を予め記録し、必要に
応じ再生する情報記録再生部5と、音声を入力するため
のマイク5−1と、音声再生のモニタ用スピーカ5−2
と、情報連絡装置1と電話回線12との信号の受渡しに
関係する回線インターフェイス6と、電話回線の直流の
極性検出、もしくは相手先電話機より返送されてくる応
答信号の検出を行う応答信号検出部7と、着信検出部8
と、上記符号2〜8で示した各部を制御するCPU9
と、から構成される。情報連絡装置1の外部には、各種
設備等に設けられたn個のセンサ11a〜11nと、電
話回線12と、この電話回線12を介して接続される交
換機13と、この交換機13を介して接続されるn台の
電話機14a〜14nと、が示されている。
【0004】以上のような構成の従来の情報連絡装置の
動作を説明する。
【0005】情報入力検出部2が、接続されたセンサ1
1からの異常情報を検出すると、CPU9は電話番号記
憶部3に予め何らの方法で登録させておいた電話番号を
ダイヤル信号送出部4に供給し、ダイヤル信号送出部4
はダイヤル信号を回線インターフェイス6及び電話回線
12を経由して交換機13に送出する。交換機13はこ
れに基づいて相手先電話機14(のいずれか)を呼び出
す。
【0006】呼び出された相手先が電話機14の受話器
を持ち上げると、電話回線が接続され、その接続信号が
交換機13に伝わり、交換機13はこれに基づいて発信
側、即ち情報連絡装置1に接続された電話回線12の直
流の極性を反転する。但し、極性反転機能を有さない交
換機の場合は、呼び出された相手先が何らかの方法で応
答信号を発信するようにされている。前記極性の反転も
しくは前記応答信号は、電話回線12、回線インターフ
ェイス6を経由して、応答信号検出部7で検出される。
この検出出力により、CPU9は情報記録再生部5に、
予め記録された各センサ11a〜11nに対応した音声
メッセージのうち異常を検出したセンサ(例えばセンサ
11a)に対応する音声メッセージの再生を指示する。
この指示を受けた情報記録再生部5は、回線インターフ
ェイス6、電話回線12、交換機13を経由して、相手
先電話機14に異常発生の状況を音声メッセージで1度
もしくは繰り返し送出する。このような動作は電話番号
記憶部3に予め登録された相手先に対し順次繰り返し行
われるようになっている。
【0007】以上は、情報連絡装置1から自動発報する
場合であるが、外部から例えば電話機14aより情報連
絡装置1に電話をかけて異常の有無を確認する場合に
は、次のような動作を行う。すなわち、電話機14aか
らの発呼があると、情報連絡装置1の着信検出部8はベ
ル信号を検出して回線を接続する。この接続信号に応答
して、CPU9の制御の下に情報記録再生部5は、接続
されたセンサ11a〜11nのうち異常を検出している
センサ(例えばセンサ11a)に対応する音声メッセー
ジを前記同様再生して送出する。これにより、異常の有
無が相手先に連絡さるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報連絡装置は
以上のように構成され動作するようにされており、次の
ような問題を有する。
【0009】1.一般の電話回線のように極性反転機能
を有する回線では、電話呼び出しを受けた相手先が音声
メッセージを聞く聞かないに関わらず、受話器を上げた
段階で音声メッセージを相手先が確認した(聞いた)と
同等の動作をしてしまう。
【0010】2.構内交換機のように極性反転機能のな
い交換機、即ち構内電話回線等の場合では、電話呼び出
しを受けた相手先が受話器を上げ応答信号を返送しない
限り音声メッセージを送出しないため無音の状態が続
く。このため、関係者以外の人が受けた場合、誤り電話
と誤認して受話器を下ろしてしまい、電話が切られてい
まうことがある。
【0011】3.電話がかかってきたとき、2、3度音
声メッセージを繰り返し聞くことはできるが、再確認
(聞きなおし)機能が無いため、聞きなおす場合、再度
電話をかけなおす必要がある。
【0012】4.1度登録した相手先電話番号は、外出
先からは変更できないため、必ず指定(登録)された場
所に待機しているか、外出等により場所を離れる場合に
は、予め通報連絡先の追加、変更や連絡優先順位等の変
更登録をしてから出かける必要があり、これを忘れた時
の処置が困難である。
【0013】5.指定された全ての相手先に情報の通報
が完了して後においても異常等が解除されなかった場合
の再ダイヤル機能がない。
【0014】このように、従来の情報連絡装置では、異
常通報等の重大な連絡がとれなかったり、連絡が遅れた
り、異常状態がそのまま放置されることにより、重大な
事態を招くおそれがあるという問題があった。
【0015】この発明は、係る課題を解決するためにな
されたもので、異常通報を所定の連絡先に迅速かつ確実
に連絡することができる情報連絡装置を得ることを目的
とする。
【0016】具体的には、以下の事項を目的とする。
【0017】1.外部から本情報連絡装置に対して必要
な情報を任意に選択的に聴取できるとともに、連絡相手
先の新規登録、変更、または制御等が行えるようにした
安価な情報連絡装置を得る。
【0018】2.本装置に接続された電話機によって簡
単な操作で電話番号及び各種情報の登録、変更等を可能
とし、必要に応じ通話連絡も可能にする。
【0019】3.自動発報に目的をしぼり、予め登録さ
れた相手先に対し、センサ情報の異常、変動等を情報入
力検出部が検出したときのみ自動的にダイヤル、情報の
伝達ができるようにし、低価格化を図る。
【0020】4.予め登録された相手先を、本装置から
の情報を単に情報として受け取る部門と、受けた情報に
応じて所定の処置をしなければならない部門に区別化
(ウェイト付け)できるようにし、後者に対しては優先
して重点的に情報が伝わる(確認信号が返る)まで呼び
出しを繰り返すことを可能にする。
【0021】5.データ端末等によって音声以外の情報
を送受し、データ監視等を可能にする。
【0022】6.データ端末等からの指示によって、本
装置の外部に接続された設備、機器等を制御可能とす
る。
【0023】7.社内、部門内等で共通するメッセー
ジ、データ等、もしくは会社の休日等の場合に、情報を
一時保管し、必要に応じその情報を引き出す情報ボック
ス(例えば部門別留守録再生器)として使用できるよう
にする。
【0024】8.上記目的7において、更に、自動ダイ
ヤル機能をもたせ、メッセージ、データ等の情報を一時
保管しておき指定された相手先にダイヤルして前記情報
を伝達させるようにしたもので、例えば自動発報方式の
部門別留守録再生器として使用できるようにする。
【0025】9.ポケットベル等で呼び出したい場合、
その発信者が本装置に呼出先を指定し、用件、自己の電
話番号を登録することで、呼出相手先より回答が登録さ
れたときに自動的に自己の電話番号に電話、もしくは、
発信者が本装置に電話することで回答が引き出せるよう
にした、ポケットベルの中継機能をもたせる。
【0026】
【課題を解決するための手段及び作用】請求項1記載の
発明に係る情報連絡装置は、接続された機器や設備の状
態を監視する手段を有し、その監視情報を音声メッセー
ジとして通信回線を介して送出する情報連絡装置であっ
て、(i) 前記音声メッセージを記憶する音声メッセージ
記憶手段と、(ii)連絡する相手先の電話番号を記憶する
電話番号記憶部と、(iii) 前記監視手段からの要求に応
じ、前記電話番号記憶部に予め登録された相手先へのダ
イヤル信号を送出するダイヤル信号送出手段と、(iv)前
記通信回線を介して相手先から送られてくる制御信号を
検出する制御信号検出手段と、(v) 前記ダイヤル信号送
出部からダイヤル信号を送出した後、相手先からの応答
信号の有無に関係なく、前記音声メッセージ記憶手段か
ら第1の音声メッセージを読み出して送出するととも
に、当該第1の音声メッセージの送出中または送出後に
前記制御信号検出手段が相手先からの所定の制御信号を
検出したとき、前記音声メッセージ記憶手段から第2の
音声メッセージを読み出して送出する音声メッセージ送
出手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0027】請求項1記載の発明では、相手先へのダイ
ヤルを行った後、相手先からの応答信号の有無に関係な
く、まず第1の音声メッセージが送出され、次に、当該
第1の音声メッセージの送出中または送出後に相手先か
ら所定の制御信号が送られてきたとき、第2の音声メッ
セージが相手先に送出される。
【0028】請求項2記載の発明に係る情報連絡装置
は、接続された機器や設備の状態を監視し、それらの状
態を示す情報を音声メッセージとして通信回線を介して
送出する情報連絡装置であって、(i) 監視対象の機器や
設備に設けられたセンサからの信号を検出する情報入力
検出部と、(ii)前記監視対象の機器や設備の状態に関す
る音声メッセージの記録と再生を行う情報記録再生部
と、(iii) 連絡する相手先の電話番号を記憶する電話番
号記憶部と、(iv)前記情報入力検出部が前記センサの異
常を検出したとき、前記電話番号記憶部に予め登録され
た相手先へのダイヤル信号を送出するダイヤル信号送出
部と、(v) 前記通信回線を介して相手先から送られてく
る制御信号を検出する制御信号検出部と、を備え、前記
ダイヤル信号送出部からダイヤル信号を送出した後、相
手先からの応答信号の有無に関係なく、前記情報記録再
生部からその連絡の目的を示す第1の音声メッセージを
読み出して所定時間にわたって送出するとともに、該所
定時間内における第1の音声メッセージの送出中、また
は送出後一定時間内に前記制御信号検出部が相手先から
の所定の制御信号を検出したとき、前記情報記録再生部
からその連絡の具体的内容を示す第2の音声メッセージ
を読み出して一定時間にわたって送出することを特徴と
するものである。
【0029】請求項2記載の発明では、連絡の目的を示
す第1の音声メッセージがまず所定時間にわたって送出
されるとともに、該所定時間内における第1の音声メッ
セージの送出中、または送出後一定時間内に相手先から
の所定の制御信号が検出されたとき、その連絡の具体的
内容を示す第2の音声メッセージが一定時間にわたって
送出される。
【0030】請求項3記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項2において、更に、前記第2の音声メッセー
ジの送出中、または送出後一定時間内に前記制御信号検
出部が第2の制御信号を検出したとき、回線を開放する
とともに、前記制御信号のうちの1または2つの検出あ
るいは前記第2の音声メッセージの送出完了をもって、
相手先が前記音声メッセージを確認したと判断する手
段、を具備することを特徴とするものである。
【0031】請求項4記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項2において、前記第1または第2の音声メッ
セージの送出中、もしくは送出後一定時間内に、前記セ
ンサのすべてまたは一部に対応する情報領域を指定する
制御信号を検出したとき、当該制御信号で指定された情
報領域の情報を送出することを特徴とするものである。
【0032】請求項5記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項2または請求項4において、所定の制御信号
により、前記電話番号記憶部に登録された相手先のダイ
ヤル優先順位を設定可能としたことを特徴とするもので
ある。
【0033】請求項6記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項2または請求項4において、更に、(i) 前記
電話番号記憶部に登録された相手先のうち、制御信号返
送の有無確認を必ず必要とする相手先を特定する特定相
手先選択部と、(ii)各種制御信号のうち、相手先からの
返送の有無を確認したい制御信号を指定する制御信号返
送確認選択部と、を設け、前記制御信号検出部が、前記
特定相手先選択部で指定された相手先からの前記制御信
号返送確認選択部で指定された制御信号を前記指定通り
検出できないとき、前記電話番号記憶部に登録されたす
べての相手先、または前記指定されたすべての相手先、
または前記指定された相手先のうち前記指定された制御
信号の返送がない相手先に対し、順次再ダイヤルするこ
とを特徴とするものである。
【0034】請求項7記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項6において、前記再ダイヤルは、次の相手先
が登録されていない場合は、一定時間後に同じ相手先に
行われることを特徴とするものである。
【0035】請求項8記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項6において、前記ダイヤル信号送出部は、前
記特定相手先選択部、及び制御信号返送確認選択部、ま
たはそのいずれか一方で指定された相手先を優先してダ
イヤルすることを特徴とするものである。
【0036】請求項9記載の発明に係る情報連絡装置
は、接続された機器や設備の状態を監視し、それらの状
態を示す音声メッセージ等の情報を通信回線を介して送
出する情報連絡装置であって、(i) 監視対象の機器や設
備に設けられたセンサからの信号を検出する情報入力検
出部と、(ii)前記監視対象の機器や設備の状態に関する
情報の記録と再生を行う情報記録再生部と、(iii) 連絡
する相手先の電話番号を記憶する電話番号記憶部と、(i
v)前記情報入力検出部が前記センサの異常等を検出した
とき、前記電話番号記憶部に予め登録された相手先への
ダイヤル信号を送出するダイヤル信号送出部と、(v) 相
手先受信機を識別する手段と、を備え、前記ダイヤル信
号送出部からダイヤル信号を送出した後、相手先からの
応答信号の有無に関係なく、一定時間経過後、前記情報
記録再生部から相手先受信機の種類に対応してその連絡
の目的を示す第1の音声メッセージと、その連絡の具体
的内容を示す第2の音声メッセージを読み出して一定時
間送出、もしくは第1の音声メッセージに相当する第1
のコード信号と第2の音声メッセージに相当する第2の
コード信号(以下これらを総称して情報という)を読み
出して送出することを特徴とするものである。
【0037】請求項9記載の発明では、相手先受信機の
種類に対応して、情報の送り方を変え送出される。
【0038】請求項10記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項1または請求項2または請求項3または請求
項4または請求項5または請求項6または請求項7また
は請求項8または請求項9において、前記ダイヤル信号
を送出した後、相手先からの応答信号の有無に関係な
く、前記情報記録再生部から相手先受信機の種類に対応
してその連絡の具体的内容を示す第2の音声メッセージ
に、または前記第2の音声メッセージに相当する第2の
コード信号(以下これらを第2情報という)の送出が終
わるまでに、前記情報入力検出部が前記他のセンサの異
常等を新たに検出したとき、最初に検出した異常等及び
新たに検出した異常等を示す双方の情報が送出されるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0039】請求項11記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項1または請求項2または請求項3または請求
項4または請求項5または請求項6または請求項7また
は請求項8または請求項9または請求項10において、
前記第2情報の伝達を完了した後であって、前記情報入
力検出部が検出した前記センサの異常等の解除等、また
は何らかの適切な措置が行われる以前に、前記情報入力
検出部が前記センサの異常等を新たに検出したとき、登
録された相手先に再びダイヤルし、前記同様にして第2
情報を送出するようにし、かつ、このときの情報には前
記異常等の解除等、または何らかの適切な措置が行われ
ていない異常情報と新たに発生した異常等を示す情報の
双方の情報が送出されるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0040】請求項12記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項1または請求項2または請求項3または請求
項4または請求項5または請求項6または請求項7また
は請求項8または請求項9または請求項10または請求
項11において、更に、(i) 日時または時刻を表す時計
と、(ii)前記監視対象の機器や設備の状態に関する情報
の記録と再生を行う情報記録再生部に前記日時または時
刻を記憶する領域を設け、前記情報入力検出部が前記セ
ンサの異常等を検出したとき、各センサ毎に検出する度
に、または最初に検出したセンサに対して、その検出し
た日時または時刻を前記情報記録再生部に記憶するよう
にし、前記同様にして送出される第2情報にその連絡の
具体的内容とその異常の発生日時または時刻を送出する
手段を、具備するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0041】請求項13記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項2または請求項3または請求項4または請求
項5または請求項6または請求項7または請求項8また
は請求項9または請求項10または請求項11または請
求項12のいずれか1つ、または、任意の組み合わせか
らなる情報連絡装置であって、前記センサからの情報に
変化があったことの伝達を完了し、待機状態に復帰した
後、定められた時間経過後も前記情報変化が解除されな
いとき、または何らかの措置が採られないとき、電話番
号記憶部に登録された相手先へ再びダイヤルして情報を
送出することを特徴とするものである。
【0042】請求項14記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項2から請求項9の情報連絡装置が有するすべ
ての機能、もしくは任意の2つ以上を組み合わせた機能
を有することを特徴とするものである。
【0043】請求項15記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項14において、更に、外部電話からの着信を
検出する着信検出部を設け、(i) この着信検出部が着信
を検出した場合において、センサからの情報に変化がな
い場合には、センサを特定しない第1の音声メッセージ
を送出する一方、センサからの情報に変化があった場合
には、前記特定しない第1の音声メッセージ及び当該情
報変化のあったセンサに対応する第1情報、またはその
いずれか一方の第1情報を相手に送出し、(ii)当該情報
の送出中、もしくは送出後一定時間内に所定の制御信号
を検出したとき、第2の音声メッセージを送出し、(ii
i) 当該第2情報もしくは前記第1情報の送出中、もし
くは送出後一定時間内に情報領域を指定する制御信号を
検出したとき、当該制御信号で指定された情報領域の情
報を送出する、ことを特徴とするものである。
【0044】請求項16記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項14において、更に、電話番号検出部と、電
話機を接続するための電話機接続端子を設け、本体側か
ら何らかの方法でこの端子に電話機に必要な電圧を供給
するとともに、この端子に接続された電話機から送られ
てくる電話番号を前記電話番号検出部で検出し、前記電
話番号記憶部への電話番号の登録・変更等を行う。また
各情報領域への各種情報の登録・変更等を行うとともに
各種制御信号の送出を可能としたことを特徴とするもの
である。
【0045】請求項17記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項14において、更に、電話番号の登録・変更
及び制御信号の送出を行うための設定ボタン、を具備す
ることを特徴とするものである。
【0046】請求項18記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項15記載の情報連絡装置から前記電話番号記
憶部とダイヤル信号送出部による自動ダイヤル機能を除
いたことを特徴とするものである。
【0047】請求項19記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項15において、更に電話番号検出部を設け、
外部電話機等からの呼び出しに応答して、第1または第
2情報を送出する場合において、当該情報の送出中、も
しくは送出後一定時間内に前記外部電話機等から送出さ
れた所定の制御信号を前記制御信号検出部が検出するこ
とにより、外部電話機等から電話回線を通じて、送られ
てくる電話番号を前記電話番号検出部が検出し、前記電
話番号記憶部への電話番号の新規登録、変更または削除
を行い、また外部電話機から電話回線を通じて送られて
くる各情報領域への音声メッセージ等の情報の新規登録
・変更・追加または削除を可能としたことを特徴とする
ものである。
【0048】請求項20記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項19において、更に、(i) 前記第1または第
2の音声メッセージの送出中、もしくは送出後一定時間
内に所定の制御信号を検出したとき、当該制御信号で指
定された場所に登録されている電話番号を音声情報に変
換する電話番号音声変換部を備え、変換された音声電話
番号情報、もしくは未登録を知らせる旨の情報を音声で
送出するようにしたことを特徴とするものである。
【0049】請求項21記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項14において、更に、外部電話機から着信を
検出する着信検出部と、外部に接続された1もしくは2
つ以上の機器・設備等を制御し、もしくはそれらに対し
て表示等を行う外部制御部を設け、外部電話機等からの
呼び出しに応答して、前記第1または第2の音声メッセ
ージ等の情報の送出中、もしくは送出後一定時間内に所
定の制御信号を検出することにより、当該機器・設備等
に対応する情報の送出、指定された機器・設備等の制
御、または前記機器・設備等への表示を可能としたこと
を特徴とするものである。
【0050】請求項22記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項14において、前記情報記録再生部の情報領
域を予め登録するボックス番号毎にグルーピングすると
ともに、当該各グループ内に幾つかの情報領域を設け、
外部電話機等からの呼び出しに対応して、音声メッセー
ジ等の情報の送出中、または送出後一定時間内にそれぞ
れ所定の制御信号を検出することにより、空きボックス
の選択、表題および伝達内容等の登録等を可能としたこ
とを特徴とするものである。
【0051】請求項23記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項22において、各種情報の登録後に着信があ
った場合、第1の音声メッセージ等情報の送出中、また
は送出後一定時間内に所定の制御信号を検出することに
より、前記予め登録されたボックス番号及び前記登録し
た表題に関する情報を送出し、続いて所定の制御信号を
検出することにより、当該制御信号で指定されたボック
ス番号のグループ内に登録された前記伝達内容等の情報
を送出するようにしたことを特徴とするものである。
【0052】請求項24記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項14において、情報領域を使用者が登録する
連絡先電話番号毎にグルーピングするとともに、当該各
グループ内に幾つかの情報領域を備え、(i) 外部電話機
等からの呼び出しに応答して、前記第1の音声メッセー
ジ等の情報の送出中、または送出後一定時間内に所定の
制御信号を検出することにより、前記連絡先電話番号グ
ループの空き領域を選択して連絡先電話番号を登録し、
続く幾つかの制御信号を検出することにより、表題、伝
達内容等の登録等を行い、(ii)当該登録完了後、一旦回
線を開放し、その後前記登録された連絡先電話番号にダ
イヤルして第1の音声メッセージ等の情報を送出し、当
該送出中、または送出後一定時間内に所定の制御信号を
検出することにより、前記登録した表題等、及び伝達内
容等の情報を送出するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0053】請求項25記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項14において、情報領域を使用者が登録する
呼出先番号毎にグルーピングするとともに、当該各グル
ープ内に幾つかの情報領域を設け、前記第1の音声メッ
セージ等の送出中、または送出後一定時間内に所定の制
御信号を検出することにより、前記呼出先番号グループ
の空き領域を選択して呼出先電話番号を登録し、続く幾
つかの所定の制御信号を検出することにより発信者コー
ド、用件コード及び伝達内容等を登録するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0054】請求項26記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項25において、更に、信号検出部を設け、前
記登録された呼出先電話番号にダイヤルし、その後前記
信号検出部が信号を検出したことにより、発信者コード
及び用件コード等を送出するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0055】請求項27記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項25において、各種情報の登録後に着信があ
った場合、第1情報の送出中、または送出後一定時間内
に呼出先電話番号または発信者コード等を検出すること
により、前記登録された伝達内容等の情報を送出し、そ
の送出後所定の制御信号を検出することにより、前記伝
達内容に対する回答等の情報を前記とは別の情報領域に
登録するようにしたことを特徴とするものである。
【0056】請求項28記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項27において、発信者コードとしてすでに発
信者宛電話番号が登録されている場合には、前記伝達内
容に対する回答等の情報を登録、当該登録終了後一旦回
線を開放し、その後前記発信者宛電話番号にダイヤルす
るようにしたことを特徴とするものである。
【0057】請求項29記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項27において、発信者コードとして電話番号
が登録されていない場合には、前記伝達内容に対する回
答等の情報を登録し、その後、所定の制御信号で回答者
宛電話番号を前記発信者コード等が登録されたとは別の
情報領域に登録し、当該登録完了後一旦回線を開放し、
その後前記回答者宛電話番号にダイヤルするようにした
ことを特徴とするものである。
【0058】請求項30記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項28または請求項29において、登録された
発信者または回答者宛にダイヤルし、第1情報の送出
中、または送出後一定時間内に呼出先電話番号または発
信者コードを検出することにより、用件とその回答等に
関する情報を送出し、所定の制御信号を検出したとき、
内容を消去して終了するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0059】請求項31記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項30において、(i) 定められた時間内に所定
の情報領域に回答等の情報が登録・記録されないとき、
もしくは前記所定の情報領域を指定し情報を登録させる
ための制御信号が検出できないとき、何回かの再ダイヤ
ルを行い、(ii)更に一定時間経過後も、前記情報領域へ
の情報登録、もしくは前記情報領域を指定するための制
御信号の検出がないとき、発信者または回答者宛電話番
号に自動的にダイヤルし、予め別途登録した「呼び出し
応答なし」等の所定の情報を送出し、(iii) 当該情報の
受信者から送出された呼び出しを中止するための所定の
制御信号を検出することにより、前記発信者が登録した
内容を全て消去し、(iv)引き続き呼び出しを継続したい
旨を示す所定の制御信号を検出することにより、引き続
き一定時間ダイヤルを繰り返すようにしたことを特徴と
するものである。
【0060】請求項32記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項19または請求項21または請求項22また
は請求項24または請求項25または請求項27または
請求項28または請求項29において、情報を新規登
録、変更、追加または削除した後、または機器・設備の
制御完了後所定の制御信号を検出することにより、前記
登録、変更、追加または削除した内容または制御の内容
の情報を、確認のために送出するようにしたことを特徴
とするものである。
【0061】請求項33記載の発明に係る情報連絡装置
は、請求項14から請求項32記載の情報連絡装置のす
べての機能、もしくは任意の2つ以上の機能を組み合わ
せたことを特徴とするものである。
【0062】
【実施例】以下図面に基づき、本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0063】第1実施例 本実施例に係る情報連絡装置は、電話を受けた相手先
が、誤り電話またはいたずら電話と誤解しないようにす
るため、相手先からの応答信号もしくは交換機からの応
答信号を確認する前に、先ず何の目的で電話がかかって
きたか分かるような第1情報(音声メッセージ)を送
り、相手が納得した上で所定の制御信号を電話機から送
ることによって必要な情報(例えば異常内容等)が送出
されるように構成する。また、聞き漏らし等があった場
合は、所定の制御信号を送ることで再確認できようにし
ている。また、外出先から連絡先電話番号の追加、変更
等ができる他、一旦、予め登録された相手先に情報の連
絡が取れてから一定時間経過後も処置が取られない場合
には、自動的に予め登録された相手先に対し、上記と同
様の通報処置をとるようにしたものである。
【0064】以下、本実施例を図1、図2に基づいて詳
細に説明する。この図で、従来例(図15)と同一部分
には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0065】図1は、本発明の第1実施例における情報
連絡装置を表したものである。この図に示すように、情
報連絡装置21には、当該情報連絡装置21の内部及び
外部を制御するための制御信号検出部22と、電話番号
記憶部3の電話番号を音声に変換して送出する電話番号
音声変換部23と、相手先より送られてくる電話番号を
検出する電話番号検出部24と、が設けられている。そ
の他の部分は、図15と同様である。
【0066】図2は、情報記録再生部5が有する情報記
録再生メモリ領域(以下、情報領域という)と情報連絡
装置21の外部に接続されたセンサ11との対応関係を
表したものである。本例では、情報記録再生メモリ領域
を第1、第2情報記録再生メモリ領域(以下、第1、第
2情報領域という)に分割し、一つのセンサに対応し
て、それぞれに第1の音声メッセージ(以下、第1情報
という)、第2の音声メッセージ(以下、第2情報とい
う)を割り当てた状態を示す。
【0067】以上のような構成の情報連絡装置21の自
動発報の基本動作及びその情報内容確認の方法につい
て、詳細に説明する。
【0068】従来と同様、情報入力検出部2が、外部に
接続されたセンサ11(例えばセンサ11a)からの情
報に異常が現れたことを検出すると、CPU9の指示に
よりダイヤル信号送出部4がダイヤル信号を送出する。
続いて、電話回線の極性の反転が検出され、あるいは、
相手先からの応答信号の有無に関係なく、例えばセンサ
11aについての第1情報(例えば発信者、場所、概要
等がわかるようなガイダンスであって、電話を受けた側
が慌てて電話を切ることのないような音声メッセージ)
を1度または繰り返し所定の時間(以下、第1の時間と
いう)にわたって送出する。
【0069】電話を受けた相手先は、受話器からの第1
情報を受け、何らかの緊急連絡であることを認識し、前
記第1の時間内における第1情報の送出中あるいは送出
後所定時間(以下、第3の時間という)内に詳細内容を
確認するために、例えば次の表1〜表4のように定めら
れた制御信号(例えば第1の制御信号)を何らかの方法
で返送する。
【0070】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】 情報連絡装置21では当該制御信号を受信し制御信号検
出部22で検出する。CPU9は、この検出信号に応答
して、当該制御信号で指定された機能内容に従った指示
を(例えばこの場合)情報記録再生部5に与え、情報に
異常が検出されたセンサ11に対応する第2情報(例え
ばセンサ11aに対応する詳細内容の音声メッセージ)
を1度または繰り返し所定の時間(以下、第2の時間と
いう)にわたって送出する。そして、当該第2の時間送
出中あるいは送出後所定時間(以下、第4時間という)
内に、例えば、表1の第2の制御信号を受信することに
より、回線を開放する。
【0071】次に、情報連絡装置21に電話をかけてセ
ンサ情報等を確認する場合の動作を詳細に説明する。
【0072】異常の有無を確認するため、外部から例え
ば電話機14aにより情報連絡装置21に電話をかける
と、情報連絡装置21の着信検出部8でそのベル信号を
検出し、回線を接続する。情報連絡装置21は、回線接
続信号に応答して、まず、外部に接続されたセンサ11
a〜11nのうち異常を検出しているセンサ(例えばセ
ンサ11a)に対応する第1情報(または、全てのセン
サに共通の情報、例えば「こちら○○工場」に相当する
音声メッセージ)を第1の時間にわたって送出する。そ
して、当該第1の時間における送出中、もしくは送出後
第3の時間内に、前記第1の制御信号を受信することに
より第2情報を送出し、異常の有無を相手先に連絡す
る。その他は、上記と同様の動作を行う。
【0073】上記において、前記第1〜第4の時間内に
表1の第3の制御信号を検出したとき、当該第3の制御
信号で指定された第1または第2情報もしくはその双方
を上記同様送出させることができる。
【0074】次に、情報連絡装置21における情報のリ
モート登録に係る動作を説明する。情報連絡装置21に
電話をかけると、情報連絡装置21は上記と同様に回線
接続信号に応答して、第1情報を第1の時間にわたって
送出する。そして、当該第1の時間における第1情報の
送出中、もしくは送出後第3の時間内に、何らの方法で
表1の第4の制御信号が送られてくると、これを制御信
号検出部22が検出し、当該制御信号で指定された場所
に登録されている第1情報または第2情報もしくはその
両方(もし登録されていない場合は例えばその旨、すな
わち「登録なし」を音声メッセージとして)を相手先に
対して1度もしくは繰り返し送出する。これを受けた相
手先は、ここで指定した場所が誤りであれば再度第4の
制御信号で指定をやり直し、もし正しければ表1の第5
の制御信号を何らの方法で送出する。情報連絡装置21
は当該制御信号を制御信号検出部22で検出し、情報記
録再生部5の指定された情報領域を書き込み可能状態に
する。続いて、相手先(例えば電話機14)から追加、
変更または削除しようとする内容(例えば第1情報また
は第2情報)が送られてくると、その内容を情報記録再
生部5の指定された情報領域に書き込む。
【0075】続いて、何らの方法で表1の第6の制御信
号が送られてくると、情報連絡装置21は、前記情報領
域を書き込み完了にし、その書き込まれた情報の内容
を、確認のため1度もしくは繰り返し送出する。
【0076】次に、情報連絡装置21における相手先電
話番号のリモート登録に係る動作を説明する。
【0077】相手先電話番号のリモート登録を行う場
合、前記第4の制御信号に代わり表1の第7の制御信号
を送出する。情報連絡装置21は、この制御信号に応答
して、電話番号記憶部3のメモリの指定された場所に登
録されている相手先電話番号(登録されていない場合に
はその旨を示す「登録なし」という音声メッセージ)を
電話番号音声変換部23で音声に変換し、相手先に送出
する。これを受けた相手先は、ここで指定した場所が誤
りであれば再度第7の制御信号で指定をやり直し、もし
正しければ表1の第8の制御信号を送出する。情報連絡
装置21は、この制御信号を制御信号検出部22で検出
すると電話番号記憶部3のメモリを書き込み可能状態に
する。続いて、何らの方法で(例えば電話機14のダイ
ヤルボタンによって)追加、変更または削除しようとす
る電話番号または消去信号が送られてくると、情報連絡
装置21では、その電話番号または消去信号を電話番号
検出部24で検出し、電話番号記憶部3のメモリへの電
話番号書き込みまたは削除を行う。続いて、何らの方法
で表1の第9の制御信号が送られてくると、電話番号記
憶部3のメモリを書き込み完了または削除完了にし、当
該書き込まれた内容を音声として送出する。
【0078】以上、本発明の第1実施例について説明し
たが、これに限定されるものではなく、以下のような機
能を付加してもよい。
【0079】(1) 情報連絡装置21において、交換器を
経由して接続された電話機14a〜14nの一部または
全部を電話着信機能を有する放送設備(電話着信機能を
有する機器と放送設備の組み合わせでもよく、以下放送
設備という)及びポケットベルにもしくはそのいずれか
一方に置き換えることも可能である。
【0080】この場合、連絡相手先の受信機の種類(電
話機または放送設備またはポケットベル)を識別する手
段として、例えばダイヤル信号送出部4に電話対応領
域、放送設備対応領域、ポケットベル対応領域等をそれ
ぞれ用途に応じ任意の組み合わせで設ける。
【0081】情報連絡装置21のCPU9がダイヤル信
号送出部4の電話対応領域を選択してダイヤル信号を送
出したときは、前記説明の動作をし、もしCPU9がダ
イヤル信号送出部4の放送設備対応領域を選択してダイ
ヤル信号を送出した時はダイヤル信号を送出して一定時
間後に前記第1の音声メッセージに続き第2の音声メッ
セージを送出するようにし、当該2つの音声メッセージ
を一定時間送出後回線を開放して、次の相手先にダイヤ
ルするようにする。但し、放送設備に各種制御信号の返
送機能を持たせた時はこの限りではない。
【0082】なお、次の相手先は放送設備に限らない。
【0083】またCPU9がダイヤル信号送出部4のポ
ケットベル対応領域等を選択してダイヤル信号を送出し
たとき、前記ダイヤル信号を送出して一定時間後(後で
述べる第9実施例で設けた信号検出部を設けてもよい)
に第1音声メッセージと第2の音声メッセージそれぞれ
に相当する信号で、かつ、受信側にポケットベルに表示
できるコード信号を送出するようにし、当該2つのコー
ド信号を送出後回線を開放して、次の相手先にダイヤル
するようにする。
【0084】なお、次の相手先はポケットベルに限ら
ず、また、2つのコード信号に限らず1つまたはそれ以
上でもよい。
【0085】(2) 情報連絡装置21において、前記情報
記録再生部から相手先受信機の種類に対応してその連絡
の具体的内容を示す第2の音声メッセージ、または前記
第2の音声メッセージに相当する第2のコード信号(以
下これらを第2情報という)の送出が終わるまでに、前
記情報入力検出部がセンサの異常等を新たに検出したと
き、最初に検出した異常等及び新たに検出した異常等を
示す双方の情報を送出するようにもできる。
【0086】(3) 情報連絡装置21において、前記第2
情報の送出を完了した後、情報入力検出部が検出した前
記センサの異常等の解除等、または何らかの適切な措置
が行われる以前に、前記情報入力検出部が前記他のセン
サの異常等を新たに検出したとき、登録された相手先に
再びダイヤルし、前記同様にして第2情報を送出するよ
うにし、かつ、このときの情報には前記異常等の解除
等、または何らかの適切な措置が行われていない異常情
報と新たに検出した異常等を示す情報の双方の情報を送
出するようにもできる。
【0087】(4) 情報連絡装置21において、情報入力
検出部が1つまたは2つ以上のセンサの異常等を同時に
検出したときであって、連絡を受けた相手先から所定の
制御信号を1回検出することで、異常等のあるセンサ全
てに対応した第2情報を送出させること、または1回毎
に前記異常等のあるセンサの内の1つに対応した第2情
報を送出させることもできる。
【0088】(5) 情報連絡装置21において、日時また
は時刻を表す時計を設け、更に、前記監視対象の機器や
設備の状態に関する情報の記録と再生を行う情報記録再
生部に前記日時または時刻を記憶する領域を設け、前記
情報入力検出部が前記センサの異常等を検出したとき、
その検出した日時または時刻を前記情報記録再生部に記
憶(複数のセンサの異常を検出したときは、各センサ毎
に検出する度に、または最初に検出したセンサに対し
て、その検出した日時または時刻を記憶させるようにし
てもてよい)するようにし、前記同様にして送出される
第2情報にその連絡の具体的内容とその異常等の発生日
時または時刻を合わせ送出させることもできる。
【0089】(6) 情報連絡装置21において、相手先よ
り返送されてくる制御信号のうち、例えば、第1または
第2の制御信号もしくはその双方を制御信号検出部22
が検出したこと、もしくは情報記録再生部5が前記第2
情報を送出完了したことをもって、当該第2情報を相手
先が確認したと判断して、予め登録された次の相手先に
順次ダイヤルするよう構成する。そして、当該自動発報
動作が全て完了後所定の時間(以下、第5の時間とい
う)経過後においてもセンサ11の異常状態が解除され
ない場合には、再び最初の状態から順次ダイヤルし、自
動発報動作を繰り返す。
【0090】(7) 第1実施例において、相手先より返送
されてくるべき制御信号のうち、例えば第1及び第2の
制御信号のうちのいずれか1つまたは双方をそれぞれ定
められた時間内に制御信号検出部22が検出できなかっ
たこと、もしくは第1または第2の制御信号を検出した
にもかかわらず設定したある時間内に情報記録再生部5
が動作しなかったこと、もしくは相手先が話中等で電話
回線がビジーのときに交換機13からのビジー信号を検
出して発信を停止させる機能を付加した場合において情
報連絡装置21が前記ビジー信号を検出したこと、をも
って、相手先が第2情報を確認できなかった(以下、不
達という)ものと判断し、予め登録された次の相手先に
順次ダイヤルする。そして、登録された相手先全てにダ
イヤルした後または所定の時間後に、不達の相手先に対
してのみ、または登録された全ての相手先に対して再び
ダイヤルする。もし、次の相手先が登録されていないと
きは、前記ダイヤルした後または前記所定の時間後に同
一相手先に再びダイヤルする。
【0091】(8) 第1実施例において、全てのセンサに
対応して第1情報と第2情報をそれぞれ1または2以
上、もしくは、各センサに対応して第1情報と第2情報
をそれぞれ1または2以上、もしくは前記組み合わせ等
で情報記録再生部5に記録し、再生、送出させることも
でき、それぞれの情報の数には特に限定はしない。
【0092】(9) 第1実施例において、センサよりの情
報はディジタル情報の2値(0まは1、もしくはスイッ
チのON/OFF)または、多値もしくはアナログ情報
でもよく、この情報に対応した第2情報は音声は勿論、
電話回線を通して電送できる音声以外の情報(データ信
号)にしてもよく。更に、第1情報も同様音声以外の情
報(データ信号)にしてもよい。
【0093】(10)第1実施例において、外部、例えば電
話機14より電話がかかってきたとき、センサよりの情
報に変化がない場合、センサに特定しない第1情報を、
センサよりの情報に変化があった場合、前記特定しない
第1情報と前記情報変化のあったセンサに対応する第1
情報の2つを、もしくはそのいずれか一方の第1情報を
送出し、当該情報の送出中、もしくは送出後第3の時間
内に第1もしくは第3の制御信号を受信、当該制御信号
に従って第2情報を送出させるようにしてもよい。
【0094】(11)本発明による情報連絡装置において、
情報の再確認(例えば音声メッセージの聞き直し)のた
め同じ情報を再送出させるには、第1の時間、もしくは
第3の時間内に、または第2の時間、もしくは第4の時
間内に、直前に検出した制御信号と同一の制御信号を再
び制御信号検出部22が検出したとき再送出させること
ができることは言うまでもない。
【0095】(12)一方、現在送出中の情報と違った情報
を送出させたい場合、第1の時間、もしくは第3の時間
内に、または第2の時間、もしくは第4の時間内に、直
前に検出した制御信号と異なる制御信号を再び制御信号
検出部22が検出したとき送出させることができるのは
言うまでもない。例えば、まず第1の制御信号を制御信
号検出部22が検出し、情報の送出を開始、第1の時
間、もしくは第3の時間内に前記第1の制御信号に代わ
り、第3の制御信号を制御信号検出部22が検出した場
合、当該第3の制御信号で指定された部分の第1もしく
は第2情報、またはその両方の情報を送出、第2の時
間、もしくは第4の時間内に前記第3の制御信号を制御
信号検出部22が検出した場合も、上記同様前記第3の
制御信号で指定された部分の第1もしくは第2情報また
はその両方の情報を送出、上記同様の動作をするように
してもよい。
【0096】(13)本発明による情報連絡装置において、
情報送出中、または送出後所定時間内に、各情報領域の
内容を送出させる制御信号(例えば、第3の制御信号ま
たは第4の制御信号や後述する第7の制御信号)を検出
することで、情報の内容(新規登録、追加、変更または
削除が間違いなくできているか)を確認することができ
るので、登録、記録完了と同時にその内容の確認のため
送出する制御信号(例えば、第6、第9の制御信号)は
単に各情報領域、メモリを書き込み完了にさせるだけに
してもよい。
【0097】(14)本発明による情報連絡装置において、
外部から電話をかけることにより、予め登録された第1
または第2情報、その他の情報(音声以外のデータ信
号)を上記説明同様、追加、変更または削除できること
は言うまでもない。
【0098】(15)本発明による情報連絡装置において、
自動発報機能(すなわち自動ダイヤル機能)を「ON」
または「OFF」するための表2の第10の制御信号を
制御信号検出部22が検出することで、自動発報を必要
に応じて止めることもできる。
【0099】(16)本発明による情報連絡装置において
は、応答信号検出部7については触れていないが、これ
が付加されていてもよい(第4実施例の図5の破線参
照)。
【0100】(17)本発明による情報連絡装置において、
情報記録再生部5のメモリと電話番号記憶部3のメモリ
は、特に分ける必要はない。
【0101】(18)本明細書において、各種の制御信号
は、電話機14に設けられた“0”〜“9”,“*”,
“#”等のダイヤルボタン(MFトーン信号)の組み合
わせから構成されたものや、他の機器から出力される単
一周波数、または単一周波数の2つ以上の組み合わせ
や、変調信号、もしくはディジタル信号等でもよい。こ
こでは、各種制御信号を第1、第2の制御信号等と区分
して説明しているが、これは説明をわかりやすくするた
めに分類したもので、特にこれに限ることなく、本発明
の情報連絡装置に使用する制御信号と同じ効果を有する
ものであればよい。
【0102】(19)本明細書では、情報記録再生部5の情
報領域を第1情報領域、第2情報領域等として説明して
いるが、特に個々に専用のメモリを設ける必要はない。
ここでは説明をわかりやすくするために分類したもの
で、特にこれに限ることなく、本発明の情報連絡装置に
使用する機能を有するものであればよい。
【0103】(20)本明細書では、第1、第2、第3、第
4及び第5の時間等を用いて説明したが、これらの時間
の絶対時間は必ずしも異なったものでなく同一でもよ
い。ここでは説明をわかりやすくするために分類したも
ので、特にこれに限ることなく、本発明の情報連絡装置
に使用する機能を有するものであればよい。
【0104】(21)本明細書では、異常発生時について説
明したが、これに限らずセンサ情報に変動があった場合
も同様の動作をさせることができる。
【0105】(22)相手先電話番号記憶部にダイヤル優先
順位指定領域を設け、予め登録された相手先電話番号に
対し、制御信号41を用い優先順位を登録することで、
簡単にダイヤルの優先順位を付加することもできること
は言うまでもない。
【0106】(23)本発明による情報連絡装置において、
音声メッセージ等を入力するためのマイクはなくてもよ
い。
【0107】(24)各センサの内容(情報)を再確認する
場合、所定の制御信号を繰り返し制御信号検出器が検出
することで、順次センサの内容が確認できるようにする
ことができる。
【0108】以上のように、本実施例に係る情報連絡装
置によれば、無人運転中の機器・設備に異常・変動等が
発生した場合、その状況を自動的に検出し、予め登録さ
れた連絡先電話番号に自動的にダイヤルされ、電話を受
けた側は、第1の情報により本情報連絡装置からの通報
で急を要することを確認し、間違いなく内容を聴取した
上で、短時間に復旧作業等の処置をとることができる。
【0109】以下、他の実施例について簡単に説明す
る。
【0110】第2実施例 本実施例では、情報連絡装置に電話機接続端子を設けて
この端子に電話機を接続し、第1実施例の各種制御信号
を用いて、前記電話機で連絡相手先の電話番号や各種情
報の登録、変更等を可能にしたものである。
【0111】図3は第2実施例における情報連絡装置3
1を表したものである。この図に示すように、情報連絡
装置31に電話機端子32を設け、当該端子に何らかの
方法で電話機33に必要な電圧を供給する。前記端子に
接続された電話機33の受話器を持ちあげることで情報
連絡装置31と電話機33が接続されるようにし、接続
後、第1実施例と同様に、電話機33によって、連絡相
手先の電話番号や各種情報の登録、変更等を行い、ある
いは必要に応じ通話することができるようになってい
る。
【0112】本装置において、上記同様、電話回線12
を通じ電話機14で前記登録、変更ができることはいう
までもない。また、単に前記連絡相手先の電話番号の登
録、変更等を行うだけであれば、電話機端子32の代わ
りにダイヤル設定ボタンを設けるようにしてもよいこと
はもちろんである。
【0113】本実施例によれば、第1実施例の装置に電
話を接続することができ、この電話機を使用して電話回
線12を使わず簡単な操作で電話番号や各種情報を登録
・変更することができ、しかもその電話機を一般連絡用
としても使用でき、作業効率を向上させることができ
る。
【0114】第3実施例 本実施例では、上記実施例1の装置に、更に設定ボタン
を設ける一方、着信検出部、電話番号音声変換部、電話
番号検出部を除去し、予め登録された相手先に対し、セ
ンサ情報の異常、変動等を情報入力検出部が検出したと
きのみ自動的にダイヤルをして情報の伝達をするように
したもので、電話番号の登録、制御信号の発信を、本装
置に取り付けられた設定ボタンで行うことができるよう
にしたものである。
【0115】図4は、第3実施例における情報連絡装置
41を表したものである。この装置は、上記第2実施例
において、設定ボタン42を設けるとともに、着信検出
部8、電話番号音声変換部23及び電話番号検出部24
を除去して、マイク5−1で音声情報を登録、変更する
ようにし、自動発報機能のみをもたせたものである。
【0116】本実施例によれば、上記情報連絡装置と同
じ異常通報機能と効果を有しつつ、電話番号の登録や制
御信号の発信を本装置のみで行うことができ、しかも装
置を安価にできるという効果がある。
【0117】第4実施例 本実施例では、上記実施例1において、特定相手先選択
部と制御信号返送確認選択部を設け、前記2つの選択部
で指定された相手先を優先し、当該相手先から返送され
てくるべき必要な制御信号を確実にチェックするように
したものである。
【0118】図5は、第4実施例における情報連絡装置
51を表したものである。この情報連絡装置51におい
ては、予め登録された相手先のうち制御信号返送の有無
確認を必ず必要とする相手先を特定するための特定相手
先選択部52、及び、各種制御信号のうち相手先からの
返送の有無を確認したい制御信号は何か(例えば特定の
1つまたは2または3つ……の制御信号、もしくは任意
の1または2または3つ……の制御信号)を指定するた
めの制御信号返送確認選択部53を設ける。そして、特
定相手先選択部52で指定した相手先に優先的にダイヤ
ルを行い、当該相手先から制御信号返送確認選択部53
で指定した制御信号が指定通り返送されてこないとき
に、登録された全ての相手先、または特定相手先選択部
52で指定したすべての相手先、もしくは前記指定され
た相手先のうち前記制御信号の返送がない特定相手先、
に限定して順次(次の相手先がない場合は、所定時間後
に同じ相手先に)再ダイヤルするように構成される。
【0119】本実施例によれば、異常通報等で使用の場
合、予め登録された通報先のうち優先度の高い相手先を
選定して、この相手先からの応答の有無を確実にチェッ
クすることができるため、効率的に必要相手に通報で
き、早期に復旧処置等ができるという効果がある。
【0120】第5実施例 本実施例では、電話回線に電話機能または通信機能をも
つデータ端末等を接続し、当該データ端末等から各種制
御信号、音声以外の情報を情報領域に記録、または再生
できるようにし、かつ、センサもデータが読み取れるよ
うにすることでデータ監視等を可能としたものである。
【0121】図6は第5実施例における情報連絡装置6
1を表したものである。この情報連絡装置21には、各
種データの受渡しを行う通信機能もしくは電話機能を有
するデータ端末15(15a〜15n)が接続され、上
記第1実施例の各種制御信号の一部もしくは全部がデー
タ端末15で取り扱われるようになっている。なお破線
で示すように、電話機14と組み合わせるようにしても
よいのはもちろんである。
【0122】本実施例によれば、音声以外のデータ情報
を取り扱うことができるので、単なる異常の有無だけで
なく、定期的にデータを監視することにより異常に至ら
ない場合であっても初期設定値からデータに変動が現れ
たときに自動通報するようにできる。従って、異常が発
生する前に適切な予防処置を採ることができるという効
果がある。
【0123】第6実施例 本実施例では外部制御部を設け、これに接続された機
器、設備等に対し、データ端末等から制御またはデータ
設定等を可能としたものである。
【0124】図7は、本発明の第6実施例における情報
連絡装置71を表したものである。この装置は、CPU
9に外部制御出力を設け、この出力を外部に接続された
外部制御部16に供給することにより、機器・設備17
(17a〜17n)を制御するよう構成するとともに、
図8に示すように、情報記録再生部5のメモリー領域と
して、第1、第2及び第3情報領域を設けたものであ
る。
【0125】図8は、情報記録再生部5が有する情報領
域と、情報連絡装置71で使用する情報領域の内容の一
例を表したものである。本実施例では、情報領域の第1
情報領域に例えば案内情報を、第2情報領域に例えば機
器・設備名を予め音声またはデータ形式で登録、記録し
ておき、第3情報領域には制御等の内容等を音声または
データ形式で登録・記録するように割り当てる。
【0126】上記実施例と同様、第1情報の送出中また
は送出後第3の時間内に表1の第11の制御信号を検出
したとき、第2情報(機器・設備名等)を送出し、続い
て、第12の制御信号の検出の後、相手先よりデータ端
末15等からの機器・設備等制御内容(機器、設備の電
源のON/OFF、データ設定等)を受信し、第3情報
領域に登録・記録する。次に、第13の制御信号を検出
し、第3情報領域に登録・記録された制御内容を実行す
るとともに、その内容を確認のため相手先に送出し、各
種表示等の各種制御を前記データ端末15で行う。
【0127】なお、図7において破線で示すように、電
話機14と組み合わせるか、あるいは電話機14だけで
前記各種制御を行うようにしてもよく、また、外部制御
部16を情報連絡装置71に収容してもよい。更に、第
1情報領域を機器等17a〜17nに対して、1つで代
表させてもよく、制御信号の数、情報の内容及び数もこ
れに限らないことはいうまでもない。
【0128】本実施例によれば、電話機または端末機か
ら電話回線を通じて、機器・設備等の「ON」「OF
F」等の制御や機器・設備等へのディスプレイ表示等を
行うことができ、機器・設備等の集中管理、効率化及び
利便化を図ることができるという効果がある。
【0129】第7実施例 本実施例は、情報記録再生部の情報領域に情報ボックス
を設け、当該ボックスでグルーピングされた情報領域を
設け、ボックス単位に情報が記録、再生できるようにし
たものである。
【0130】図9は、本発明の第7実施例における情報
連絡装置81を表したものである。この図で、第1実施
例(図1)と同一部分には同一の符号を付し、適宜説明
を省略する。この装置は、情報記録再生部5と電話番号
記憶部3のメモリをまとめて情報記録再生部82に置き
換え、そのメモリ領域として、第1、第2、第3及び第
4情報領域を設けたものである。
【0131】また、図10は、情報記録再生部82が有
する情報領域と、情報連絡装置81で使用する情報領域
の内容の一例を表したものである。本例では、前記情報
領域の第1情報領域に例えばガイド情報を、第2情報領
域に例えばボックス番号を予め音声またはデータで登
録、記録しておく。第3、第4情報領域はユーザの使用
領域で、第3情報領域に例えば表題等を、第4情報領域
には伝達内容等を音声またはデータで登録、記録するよ
うに割り当てる。
【0132】上記同様、発信者が外部電話機14から電
話をかけてくると、情報連絡装置81は、第1情報領域
の内容を例えばガイド情報を音声またはデータで送出
し、前記電話機14から送られてくる第14の制御信号
を検出して、前記第2情報領域のボックス内の第3、第
4情報領域に登録・記録されていない空きボックスを検
索し(ここで例えば「登録なし」を音声で送出してもよ
い)、その番号を音声またはデータで送出する。発信者
はこれを確認後、第15の制御信号を送出し、当該制御
信号を検出して、発信者から音声またはデータで送られ
てくる例えば表題等を第3情報領域に登録・記録する。
続いて、第16の制御信号を検出し、発信者からの音声
またはデータによる情報を第4情報領域に登録・記録す
る。次いで、第17の制御信号の検出により、全ての登
録・記録を完了させるとともに、登録・記録した内容の
全てを確認のために送出する。この時点で訂正等があれ
ば、訂正しようとする領域に当たる第15または第16
の制御信号を検出することでそれが可能となる。そし
て、登録・記録完了後、前記第2の制御信号で全て完了
し、回線を開放する。
【0133】登録・記録された情報を引き出す場合に情
報連絡装置81に電話をかけると、情報連絡装置81
は、前記同様、第1情報領域の内容を送出し、第18の
制御信号の検出により、前記登録・記録された第2、第
3情報領域の内容のすべて(例えば、表題及びそのボッ
クス番号一覧等)を音声またはデータで送出する。これ
に対し、ボックス番号を指定する第3の第19の制御信
号が相手先から送出されると、情報連絡装置81は当該
第19の制御信号を検出し、第4情報領域の内容を音声
またはデータで送出する。そして、第2制御信号で終了
し、回線を開放する。
【0134】登録・記録してある内容の一部もしくは全
部の変更、追加または削除は、第18、第15、第16
及び後述する第22の制御信号の組み合わせで行うこと
ができ、また、登録・記録した内容の全部を消去する場
合、第15及び第16の制御信号と消去信号である第2
0の制御信号で行うことができる。この実行に当たっ
て、登録・記録した当人しかできないよう暗唱番号を設
けることもできることはいうまでもない。また、強制消
去を行うか、または、タイマ(例えば日付対応のタイ
マ)を設け、記録時に設定した時間で消去させることも
できる。
【0135】更に、第18の制御信号に代わりに、例え
ば、第21の制御信号を検出した場合、当該制御信号を
検出する毎に、前記第2、第3情報領域の内容(例え
ば、表題等とそのボックス番号)を一つずつ送出させる
こともできる。例えば、この方法で検索した後、第19
の制御信号で前記第4情報領域の内容を送出させること
もできる。
【0136】更に、第17の制御信号は、単に登録・記
録を完了させるためのものであってもよく、この場合、
登録・記録の再確認、あるいは受信中の聞き漏らし等の
再確認を、第18、第21または第19等の制御信号に
より行うことができる。
【0137】また、第16の制御信号の代わりに、第1
5の制御信号を順次検出することで、第3、第4情報領
域を繰り返し検索するようにもできる。
【0138】また、制御信号および情報領域は特に前記
の如く分ける必要もない。
【0139】更に、第1情報領域(ガイド情報)は、各
ボックスに対応して1またはそれ以上を設けることもで
きる。
【0140】例えば、代表電話等で応答がない(休日
等)場合には、自動的に本装置に転送するように社内交
換機でシステムを組み込むことも可能で、集中留守録と
しても使用できる。なお、この場合音声メッセージで操
作手順を指示してもよい。
【0141】本実施例によれば、音声情報やデータ等を
保管し、必要に応じ引き出すことができるので、集中留
守録再生装置、データファイル装置として利用でき、効
率化が図れる。
【0142】第8実施例 本実施例は、情報記録再生部の情報領域に希望する連絡
先の電話番号が登録できる領域をもたせ、当該連絡先電
話番号領域でグルーピングされた情報領域を設け、連絡
先電話番号単位に情報が記録、再生できるようにし、前
記連絡先電話番号で自動ダイヤル、グループ内の情報を
伝達するようにしたものである。
【0143】図11は、本発明の第8実施例における情
報連絡装置91を表したものである。この装置は、情報
記録再生部82の構成内容を除き、第6実施例(図9)
と同一の構成部分を有しており、各構成部分についての
説明を省略する。
【0144】図12は、情報記録再生部82が有する情
報領域と、情報連絡装置91で使用する当該情報領域の
内容の一例を表したものである。本例では、上記第6実
施例と同様、前記情報領域の第1情報領域に例えばガイ
ド情報を予め音声またはデータ形式で登録・記録してお
く。第2情報領域、第3情報領域及び第4情報領域はユ
ーザの使用領域で、第2情報領域に例えば連絡先電話番
号を、第3情報領域に例えば表題等を、第4情報領域に
は伝達内容等を、音声またはデータで登録・記録するよ
うに割り当てる。
【0145】上記同様、発信者が外部の電話機14から
電話をかけてくると、情報連絡装置91は、第1情報領
域の内容を例えばガイド情報を音声で送出し、電話機1
4から送られてくる第22の制御信号を検出して、第2
から第4情報領域に登録・記録されていない場所を検索
する(ここで例えば「登録なし」を音声で送出してもよ
い)。そして、続いて発信者から送られてくる連絡先電
話番号を、第2情報領域に登録・記録し、続く第23の
制御信号を検出して、発信者から音声またはデータとし
て送られてくる発信者、用件概要または表題等を、第3
情報領域に登録・記録する。更に、続いて送られてくる
第24の制御信号を検出し、音声またはデータとして送
られてくる用件・伝達事項の詳細を第4情報領域に記録
する。そして、第25の制御信号の検出により、全ての
登録・記録を完了させるとともに、登録・記録した内容
の全てを確認のため送出する。
【0146】もし、この時点で訂正等があれば、訂正し
ようとする領域に当たる第23または第24の制御信号
を検出することでそれが可能となる。
【0147】次いで、前記第2の制御信号で全てを完了
し、回線を開放する。
【0148】回線開放後、第2情報領域に登録された連
絡先電話番号に従い、連絡先に自動的にダイヤルし、前
記同様、第1情報領域の内容を例えば音声またはデータ
で送出する。そして、第26の制御信号の検出により、
登録・記録された第3、第4情報領域の内容を送出し、
第27の制御信号の検出により、前記第2から第4情報
領域の内容を全て消去して終了し、回線を開放する。も
し、内容を消去したくないときは、第2の制御信号で終
了、回線を開放する。
【0149】また、第28の制御信号で複数連絡先に同
一情報(同報)を送出し、第29の制御信号がすべての
連絡先より返ってきたとき(もし返ってこないときは、
再送を順次繰り返し、全て返ってきたとき)、登録・記
録された第2から第4情報領域の内容を全て消去して回
線を開放し終了させることもできる。
【0150】上記以外に強制消去を行うか、あるいはタ
イマー(例えば日付対応のタイマ)を設け、記録時に設
定した時間で消去させることもできる。
【0151】登録・記録した内容の一部もしくは全部の
変更、追加または削除は、上記第23、第24の制御信
号の組み合わせにより行うことができ、また、登録・記
録した内容の全部を消去する場合は第22から第24の
制御信号と消去信号である第20の制御信号によって行
うことができる。この実行に当たって、登録・記録した
当人しかできないよう暗証番号を設けることもできるこ
とはもちろんである。
【0152】更に、第27の制御信号は、単に登録・記
録を完了するためだけのものであってもよく、この場
合、登録・記録の再確認や、受信中での聞き漏らし等の
再確認を、前記第26の制御信号でも行うことができ
る。
【0153】また、第25の制御信号の代わりに、第2
4の制御信号を順次検出することで第3、第4情報領域
を繰り返し検索するようにもでき、更に、電話をかけて
問い合わす場合、回線接続後に第1情報領域情報を受信
し、登録された連絡先電話番号(自己の電話番号)を送
り、検出させるようにしてもよい。
【0154】また、制御信号および情報領域は、特に前
記のように分ける必要もない。
【0155】更に、ボックス番号を登録・記録する情報
領域を設けてもよい。
【0156】例えば、代表電話等で応答がない(休日
等)場合には、自動的に本装置に転送するように社内交
換機でシステムを組み込むことも可能であり、この場合
にはダイヤル時刻もしくは再ダイヤル時刻を休日明け等
に設定できるようにしてもい。また、前記タイマーを各
ボックス番号毎に、もしくは全ボックスに、もしくはそ
のいずれにも対応して設け、それぞれ時間設定できるよ
うにしてもよいことはいうまでもない。
【0157】例えば、代表電話等で応答がない(休日
等)場合には、自動的に本装置に転送するように社内交
換機でシステムを組み込むことも可能で、集中留守録と
しても使用できる。なお、この場合、音声メッセージで
操作手順を指示するようにしてもよい。
【0158】本実施例によれば、登録・保管された情報
やデータ等を必要な相手にダイヤルしてその情報を伝達
できるので、同一情報の順次同報装置あるいは集中留守
録再生装置として利用でき、情報連絡忘れを防止できる
とともに、時間の有効利用等、効率化が図れる。
【0159】第9実施例 本実施例は、情報記録再生部の情報領域に希望する呼出
先の電話番号、発信者電話番号等を登録できる領域を設
け、当該電話番号領域でグルーピングされた情報領域を
設け、連絡先電話番号単位に用件、回答等の情報が記
録、再生できるようにし、回答が無いときは、前記連絡
先電話番号へ自動ダイヤルを行い、回答が記録されたと
きは、前記発信者電話番号に自動ダイヤルして、グルー
プ内の情報を伝達するようにしたものである。
【0160】図13は、本発明の第9実施例における情
報連絡装置101を表したものである。この図で、第6
実施例(図9)と同一部分には同一の符号を付し、適宜
説明を省略する。この情報連絡装置101は、図9の情
報連絡装置21に加えて、更に信号検出部102を設け
るとともに、図14に示すように、情報記録再生部82
の情報領域に第1、第2、第3、第4、第5、第6、第
7及び第8情報領域を設けたものである。
【0161】図14は、情報記録再生部82が有する情
報領域と、本情報連絡装置101で使用する情報領域の
内容の一例を表したものである。本例では、上記第6及
び第7実施例と同様、第1情報領域に例えばガイド情報
を予め音声またはデータで登録・記録しておく。第2か
ら第7情報領域はユーザの使用領域で、第2情報領域に
例えば呼出先電話番号を、第3情報領域に例えば発信者
宛電話番号等を、第4情報領域に例えば発信者等がわか
る内容(例えば、発信者コードまたは電話番号)を、第
5情報領域には例えば用件コードや表題等を、第6情報
領域には用件・伝達事項の詳細内容を、第7情報領域に
は伝達内容等の回答等を、それぞれ音声またはデータ形
式で登録・記録する。第8情報領域には、応答がない旨
(例えば「応答なし」)を予め登録・記録しておく。
【0162】上記同様、発信者が外部電話機14から電
話をかけてくると、情報連絡装置101は、第1情報領
域の内容を例えばガイド情報を音声で送出し、電話機1
4から送られてくる第30の制御信号を検出して、第2
から第7情報領域に登録・記録されていない場所を検索
(ここで例えば「登録なし」を音声で送出してもよい)
する。続いて、発信者から送られてくる呼出先電話番号
(例えばポケットベル番号)を第2情報領域に登録・記
録し、続く表4の第31の制御信号を検出して、発信者
から送られてくる例えば発信者コードまたは発信者電話
番号を第4情報領域に登録・記録する。次に、第32の
制御信号を検出し、例えば用件コードを第5情報領域に
記録し、続く第33の制御信号を検出すると第6情報領
域に用件・伝達事項の内容を音声またはデータとして登
録・記録する。そして、第34の制御信号の検出をもっ
て全ての登録・記録を完了させるとともに、登録・記録
した内容の全てを確認のため送出する。
【0163】もし、この時点で訂正等があれば、訂正し
ようとする領域に当たる第31から第33の制御信号を
検出することでそれが可能となる。
【0164】次いで、第2の制御信号で全て完了し、回
線を開放する。
【0165】回線開放後、例えば、第2情報領域に登録
されたポケットベル番号に従い、ポケットベルに自動的
にダイヤルを行い、その後、前記信号検出部102が回
線を通じて送られてくる信号(発信音、音声、またはデ
ータ等)を検出すると、第4、第5情報領域の情報を送
出する。ポケットベル表示部には、例えば発信者コー
ド、用件コード等が表示される。
【0166】ポケットベル被呼者(以下、単に被呼者と
いう)が、最寄りの電話機から電話を情報連絡装置10
2にかけると、前記同様、情報連絡装置102は、第1
の情報領域の内容を送出し、次いで、被呼者から送られ
てくる例えば被呼者自身のポケットベル番号または発信
者コードまたは発信者電話番号を制御信号前出部22が
検出することで、第6情報領域の内容を送出する(確認
のため再送出させたい場合には、ポケットベル番号また
は発信者コードを再検出し、あるいは第35の制御信号
を検出させればよい)。次いで、第36の制御信号の検
出により、発信者の用件等に関する回答等を第7情報領
域に登録・記録し、第37の制御信号の検出により、記
録を完了させるとともに、記録した内容の全てを確認の
ために送出する。そして、第2の制御信号の検出で回線
を開放する。上記説明において、発信者が第4情報領域
に発信者電話番号を登録・記録した場合には、回線開放
後、その電話番号に自動的にダイヤルする。
【0167】電話を受けた発信者は、第1情報領域の情
報の受信中または受信後所定時間内に、呼び出したポケ
ットベル番号または発信者電話番号を送出し、第6情報
領域の内容と第7情報領域の内容を受信することができ
る(確認のため再送出させたい場合には、ポケットベル
番号または発信者電話番号を再送出させ、あるいは第3
5の制御信号を送出させればよい)。内容確認後、第3
8の制御信号で発信者、被呼者が登録・記録した内容を
全て消去し、回線を開放する。もし、内容を消去したく
ないときは第2の制御信号で終了、回線を開放する。
【0168】もし、被呼者より電話がない場合、すなわ
ち、定められた時間内に第7情報領域に情報(回答)が
登録・記録されないとき、もしくは第36の制御信号が
検出できない場合には、何回か再呼び出しを行い、更に
一定時間経過後も第7情報領域に情報(回答)が登録・
記録されず、もしくは第36の制御信号の検出がないと
きであって、上記説明において、発信者が発信者電話番
号を第4情報領域に登録・記録した場合には、その電話
番号に自動的にダイヤルをし、予め登録・記録した第8
情報(例えば「呼び出し応答なし」)を送出する。この
情報を受けた相手は、もし回答の必要性がなくなった場
合、第38の制御信号を送出する。これを受けた情報連
絡装置101は、発信者が登録・記録した内容を全て消
去する。もし、引き続き呼び出しが必要で、第39の制
御信号を送出したときには、当該制御信号の検出によ
り、引き続き所定の時間にわたってダイヤルを繰り返
す。
【0169】一方、ある時間経過後、発信者が回答を引
き出すために情報連絡装置101に電話をかけると、第
1情報領域の情報の内容を受信し、前に呼び出したポケ
ットベル番号または発信者自己のコード(呼び出した時
に登録した発信者コードまたは発信者電話番号)を送出
し、第6情報領域の内容と第7情報領域の内容を受信す
ることができる(確認のため再送出させたい場合には、
ポケットベル番号または発信者コードを再検出するかあ
るいは第35の制御信号を検出させればよい)。内容確
認後、第38の制御信号により発信者、被呼者が登録・
記録した内容を全て消去し、回線を開放する。もし、内
容を消去したくないときは第2の制御信号で終了、回線
を開放する。
【0170】上記において、被呼者が自動発報機能を利
用してその回答をしたい場合であって、第4情報領域に
電話番号が登録されていない場合、あるいは、別の相手
先にも回答したい場合には、第7情報領域に回答等を登
録・記録した後、第40の制御信号を送出し、披呼者が
希望する回答者宛電話番号を送出する。これを情報連絡
装置101は、第3情報領域に登録・記録し、第37の
制御信号の検出により全ての登録・記録を完了させると
ともに、記録・登録した内容の全てを確認のため送出す
る。
【0171】もし、前記第37の制御信号の検出時点で
訂正等があれば、訂正しようとする領域に当たる第36
または第40の制御信号を検出することでそれが可能と
なる。
【0172】自動発報にて呼び出された発信者が、受話
器を上げ、前記同様、第1情報領域の内容を受け、先に
呼び出したポケットベル番号または発信者自己のコード
(呼び出した時に登録した発信者コードまたは発信者電
話番号)を送出することで、第6情報領域の内容と第7
情報領域の内容を受信することができ、後は前記同様の
動作をする。
【0173】上記において制御信号、情報領域は本例の
ように区分する必要は特になく、同等の動作をするもの
であればよい。
【0174】また、回答等の送出は第6、第7情報領域
の内容の両方でなく、第7情報領域の内容だけでもよ
く、第3情報領域で第4情報領域の機能を兼ね備えても
よい。
【0175】更に、第34、第37の制御信号は、単に
登録・記録を完了するためだけのものであってもよい。
【0176】登録・記録した内容の一部もしくは全部の
変更、追加または削除は、ポケットベル番号または発信
者コードまたは第34もしくは第37の制御信号と第3
0〜第33、第36、第40等の制御信号の組み合わせ
により行うことができ、また、登録・記録した内容の全
部を消去する場合には、消去信号である第20の制御信
号で行うことができる。この実行に当たって、登録・記
録した当人しかできないよう暗証番号を設けることもで
きることはいうまでもない。
【0177】また、信号検出部を除去し、タイマーを設
けることで、ポケットベル呼び出しのダイヤル信号送出
後所定時間経過後、第4、第5情報領域の情報を送出す
るようにしてもよい。
【0178】このほか、強制消去を行うか、または、タ
イマ(例えば日付対応のタイマ)を設け、記録時に設定
した時間で消去させることもできる。
【0179】更に、本発明の自動発報機能と組み合わせ
ることで、ポケットベル番号を予め登録しておき、か
つ、例えば第5情報領域の用件コードをセンサ情報と対
応させてセンサ情報に異常等が現れたときにその内容に
応じたコードを設定できるようにしておくことにより、
ポケットベルへの自動発報も可能である。この場合、必
ずしも本実施例のように情報領域を設定する必要はな
く、自動発報に必要な部分に限定してもよい。
【0180】また、第30の制御信号で情報領域の空き
を自動検索できるようにしているが、特にこれにこだわ
る必要はない。このことは、上記第7及び第8実施例の
第14、22の制御信号についても同様である。
【0181】本実施例によれば、ポケットベルを呼び出
した後、連絡が取れるまで待機している必要がなく、回
答が記録された時点で自動的に必要な相手先に伝達さ
れ、または本装置に電話することで回答が引き出せるの
で、安心して他の仕事をしたり、あるいは外出すること
ができ、効率的に仕事ができる。
【0182】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
重大な情報を相手先に確実に通達することができるとと
もに、以下に述べる多くの効果を奏する。
【0183】1.電話を受けた相手先に対し、先ず第1
情報を送出することで、発呼の(電話をかけた)目的が
わかるようなっているため、誤り電話等と思われて電話
を切られることがない。
【0184】2.不在、誤操作等によってり情報が当該
情報を必要とする相手先に即伝達されない場合でも、伝
達されるまで自動発報を繰り返し行う。
【0185】3.重要な内容を聞き漏らしても、電話を
かけ直すことなく、再確認ができる。
【0186】4.情報の伝達が全て完了しても、情報源
に何らかの手が打たれない限り、自動発報を繰り返し行
うので、例えば異常通報等の場合に対策忘れがない等、
その効果が大きい。
【0187】5.外出先から連絡すべき相手先電話番
号、情報の内容等の変更等ができるので、指定場所を離
れる場合も非常に安心である。
【0188】6.異常時等の異常個所だけでなく、外部
センサ情報の変動、異常等の有無にかかわらず、全ての
センサの状況を確認することができ、機器、設備等の集
中監視用としても使用でき非常に便利である。
【0189】7.当然、交換機の直流極性反転機能の有
無に関係なく接続できるので、公衆回線、専用線、構内
回線等に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における情報連絡装置の構
成図である。
【図2】本発明の第1実施例における情報連絡装置の情
報関連の説明に供する図である。
【図3】本発明の第2実施例における情報連絡装置の構
成図である。
【図4】本発明の実施例3における情報連絡装置の構成
図である。
【図5】本発明の第4実施例における情報連絡装置の構
成図である。
【図6】本発明の第5実施例における情報連絡装置の構
成図である。
【図7】本発明の第6実施例における情報連絡装置の構
成図である。
【図8】本発明の第6実施例における情報連絡装置の情
報関連の説明に供する図である。
【図9】本発明の第7実施例における情報連絡装置の構
成図である。
【図10】本発明の第7実施例における情報連絡装置の
情報関連の説明に供する図である。
【図11】本発明の第8実施例における情報連絡装置の
構成図である。
【図12】本発明の第8実施例における情報連絡装置の
情報関連の説明に供する図である。
【図13】本発明の第9実施例における情報連絡装置の
構成図である。
【図14】本発明の第9実施例における情報連絡装置の
情報関連の説明に供する図である。
【図15】従来の情報連絡装置の構成図である。
【符号の説明】
2 情報入力検出部 3 電話番号記憶部 4 ダイヤル信号送出部 5 情報記録再生部 5−1 マイク 5−2 スピーカ 6 回線インターフェイス 7 応答信号検出部 8 着信検出部 9 CPU 11(11a〜11n) センサ 12 電話回線 13 交換機 14(14a〜14n) 電話機 15 (15a〜15n) データ端末 16 外部制御部 17(17a〜17n) 機器及び設備 22 制御信号検出部 23 電話番号音声変換部 24 電話番号検出部 32 電話機端子 33 電話機 21,31,41,51,61,71,81,91,1
01 情報連絡装置 42 設定ボタン 52 特定相手先選択部 53 制御信号返送確認選択部 82 情報記録再生部 102 信号検出部

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続された機器や設備の状態を監視する
    手段を有し、その監視情報を音声メッセージとして通信
    回線を介して送出する情報連絡装置であって、 前記音声メッセージを記憶する音声メッセージ記憶手段
    と、 連絡する相手先の電話番号を記憶する電話番号記憶部
    と、 前記監視手段からの要求に応じ、前記電話番号記憶部に
    予め登録された相手先へのダイヤル信号を送出するダイ
    ヤル信号送出手段と、 前記通信回線を介して相手先から送られてくる制御信号
    を検出する制御信号検出手段と、 前記ダイヤル信号送出部からダイヤル信号を送出した
    後、相手先からの応答信号の有無に関係なく、前記音声
    メッセージ記憶手段から第1の音声メッセージを読み出
    して送出するとともに、当該第1の音声メッセージの送
    出中または送出後に前記制御信号検出手段が相手先から
    の所定の制御信号を検出したとき、前記音声メッセージ
    記憶手段から第2の音声メッセージを読み出して送出す
    る音声メッセージ送出手段と、 を具備することを特徴とする情報連絡装置。
  2. 【請求項2】 接続された機器や設備の状態を監視し、
    それらの状態を示す情報を音声メッセージとして通信回
    線を介して送出する情報連絡装置であって、 監視対象の機器や設備に設けられたセンサからの信号を
    検出する情報入力検出部と、 前記監視対象の機器や設備の状態に関する音声メッセー
    ジの記録と再生を行う情報記録再生部と、 連絡する相手先の電話番号を記憶する電話番号記憶部
    と、 前記情報入力検出部が前記センサの異常を検出したと
    き、前記電話番号記憶部に予め登録された相手先へのダ
    イヤル信号を送出するダイヤル信号送出部と、 前記通信回線を介して相手先から送られてくる制御信号
    を検出する制御信号検出部と、 を備え、 前記ダイヤル信号送出部からダイヤル信号を送出した
    後、相手先からの応答信号の有無に関係なく、前記情報
    記録再生部からその連絡の目的を示す第1の音声メッセ
    ージを読み出して所定時間にわたって送出するととも
    に、該所定時間内における第1の音声メッセージの送出
    中、または送出後一定時間内に前記制御信号検出部が相
    手先からの所定の制御信号を検出したとき、前記情報記
    録再生部からその連絡の具体的内容を示す第2の音声メ
    ッセージを読み出して一定時間にわたって送出すること
    を特徴とする情報連絡装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、更に、 前記第2の音声メッセージの送出中、または送出後一定
    時間内に前記制御信号検出部が第2の制御信号を検出し
    たとき、回線を開放するとともに、前記制御信号のうち
    の1または2つの検出あるいは前記第2の音声メッセー
    ジの送出完了をもって、相手先が前記音声メッセージを
    確認したと判断する手段、 を具備することを特徴とする情報連絡装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記第1または第2
    の音声メッセージの送出中、もしくは送出後一定時間内
    に、前記センサのすべてまたは一部に対応する情報領域
    を指定する制御信号を検出したとき、当該制御信号で指
    定された情報領域の情報を送出することを特徴とする情
    報連絡装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項4において、所定
    の制御信号により、前記電話番号記憶部に登録された相
    手先のダイヤル優先順位を設定可能としたことを特徴と
    する情報連絡装置。
  6. 【請求項6】 請求項2または請求項4において、更
    に、 前記電話番号記憶部に登録された相手先のうち、制御信
    号返送の有無確認を必ず必要とする相手先を特定する特
    定相手先選択部と、 各種制御信号のうち、相手先からの返送の有無を確認し
    たい制御信号を指定する制御信号返送確認選択部と、 を設け、 前記制御信号検出部が、前記特定相手先選択部で指定さ
    れた相手先からの前記制御信号返送確認選択部で指定さ
    れた制御信号を前記指定通り検出できないとき、前記電
    話番号記憶部に登録されたすべての相手先、または前記
    指定されたすべての相手先、または前記指定された相手
    先のうち前記指定された制御信号の返送がない相手先に
    対し、順次再ダイヤルすることを特徴とする情報連絡装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記再ダイヤルは、次の相手先が登録されていない場合
    は、一定時間後に同じ相手先に行われることを特徴とす
    る情報連絡装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 前記ダイヤル信号送出部は、前記特定相手先選択部、及
    び制御信号返送確認選択部、またはそのいずれか一方で
    指定された相手先を優先してダイヤルすることを特徴と
    する情報連絡装置。
  9. 【請求項9】 接続された機器や設備の状態を監視し、
    それらの状態を示す音声メッセージ等の情報を通信回線
    を介して送出する情報連絡装置であって、 監視対象の機器や設備に設けられたセンサからの信号を
    検出する情報入力検出部と、 前記監視対象の機器や設備の状態に関する情報の記録と
    再生を行う情報記録再生部と、 連絡する相手先の電話番号を記憶する電話番号記憶部
    と、 前記情報入力検出部が前記センサの異常等を検出したと
    き、前記電話番号記憶部に予め登録された相手先へのダ
    イヤル信号を送出するダイヤル信号送出部と、 相手先受信機の種類を識別する手段と、 を備え、 前記ダイヤル信号送出部からダイヤル信号を送出した
    後、相手先からの応答信号の有無に関係なく、一定時間
    経過後、前記情報記録再生部から相手先受信機の種類に
    対応してその連絡の目的を示す第1の音声メッセージ
    と、その連絡の具体的内容を示す第2の音声メッセージ
    を読み出して一定時間送出、もしくは第1の音声メッセ
    ージに相当する第1のコード信号と第2の音声メッセー
    ジに相当する第2のコード信号(以下これらを総称して
    情報という)を読み出して送出することを特徴とする情
    報連絡装置。
  10. 【請求項10】 請求項1または請求項2または請求項
    3または請求項4または請求項5または請求項6または
    請求項7または請求項8または請求項9において、 前記ダイヤル信号送出部からダイヤル信号を送出した
    後、相手先からの応答信号の有無に関係なく、前記情報
    記録再生部から相手先受信機の種類に対応してその連絡
    の具体的内容を示す第2の音声メッセージ、または前記
    第2の音声メッセージに相当する第2のコード信号(以
    下これらを第2情報という)の送出が終わるまでに、前
    記情報入力検出部が前記他のセンサの異常等を新たに検
    出したとき、最初に検出した異常等及び新たに検出した
    異常等を示す双方の情報が送出されるようにしたことを
    特徴とする情報連絡装置。
  11. 【請求項11】 請求項1または請求項2または請求項
    3または請求項4または請求項5または請求項6または
    請求項7または請求項8または請求項9または請求項1
    0において、 前記第2情報の伝達を完了した後であって、前記情報入
    力検出部が検出した前記センサの異常等の解除等、また
    は何らかの適切な措置が行われる以前に、前記情報入力
    検出部が前記センサの異常等を新たに検出したとき、登
    録された相手先に再びダイヤルし、前記同様にして第2
    情報を送出するようにし、かつ、このときの情報には前
    記異常等の解除等、または何らかの適切な措置が行われ
    ていない異常情報と新たに発生した異常等を示す情報の
    双方の情報が送出されるようにしたことを特徴とする情
    報連絡装置。
  12. 【請求項12】 請求項1または請求項2または請求項
    3または請求項4または請求項5または請求項6または
    請求項7または請求項8または請求項9または請求項1
    0または請求項11において、更に、 日時または時刻を表す時計と、 前記監視対象の機器や設備の状態に関する情報の記録と
    再生を行う情報記録再生部に前記日時または時刻を記憶
    する領域、 を設け、 前記情報入力検出部が前記センサの異常等を検出したと
    き、各センサ毎に検出する度に、または最初に検出した
    センサに対して、その検出した日時または時刻を前記情
    報記録再生部に記憶するように、前記同様にして送出さ
    れる第2情報にその連絡の具体的内容とその異常等の発
    生日時または時刻を送出する手段を、 具備するようにしたことを特徴とする情報連絡装置。
  13. 【請求項13】 請求項2または請求項3または請求項
    4または請求項5または請求項6または請求項7または
    請求項8または請求項9または請求項10または請求項
    11または請求項12のいずれか1つ、または、任意の
    組み合わせからなる情報連絡装置において、 前記センサからの情報に変化があったことの伝達を完了
    し、待機状態に復帰した後、定められた時間経過後も前
    記情報変化が解除されないとき、または何らかの措置が
    採られないとき、電話番号記憶部に登録された相手先へ
    再びダイヤルして音声メッセージまたはコード信号(以
    上情報という)を送出することを特徴とする情報連絡装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項2から請求項13の情報連絡装
    置が有するすべての機能、もしくは任意の2つ以上を組
    み合わせた機能を有することを特徴とする情報連絡装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、更に、 外部電話からの着信を検出する着信検出部を設け、 この着信検出部が着信を検出した場合において、センサ
    からの情報に変化がない場合には、センサを特定しない
    第1情報を送出する一方、センサからの情報に変化があ
    った場合には、前記特定しない第1情報及び当該情報変
    化のあったセンサに対応する第1情報、またはそのいず
    れか一方の第1情報を相手に送出し、 当該情報の送出中、もしくは送出後一定時間内に所定の
    制御信号を検出したとき、第2情報を送出し、 当該第2情報もしくは前記第1情報の送出中、もしくは
    送出後一定時間内に情報領域を指定する制御信号を検出
    したとき、当該制御信号で指定された情報領域の情報を
    送出する、ことを特徴とする情報連絡装置。
  16. 【請求項16】 請求項14において、更に、電話番号
    検出部と、 電話機を接続するための電話機接続端子とを設け、 本装置からこの端子に電話機に必要な電圧を供給すると
    ともに、この端子に接続された電話機から送られてくる
    電話番号を電話番号検出部で検出し、前記電話番号記憶
    部への電話番号の登録・変更等を行い、更に、各情報領
    域への音声メッセージ等の各種情報の登録・変更等を行
    うと共に、各種制御信号の送出を可能としたことを特徴
    とする情報連絡装置。
  17. 【請求項17】 請求項14において、更に、 電話番号の登録・変更及び制御信号の送出を行うための
    設定ボタン、 を具備することを特徴とする情報連絡装置。
  18. 【請求項18】 請求項15記載の情報連絡装置から前
    記電話番号記憶部とダイヤル信号送出部による自動ダイ
    ヤル機能を除いたことを特徴とする着信時発報専用の情
    報連絡装置。
  19. 【請求項19】 請求項15において、更に電話番号検
    出部を設け、 外部電話機等からの呼び出しに応答して、第1または第
    2情報を送出する場合において、当該情報の送出中、も
    しくは送出後一定時間内に前記外部電話機等から送出さ
    れた所定の制御信号を前記制御信号検出部が検出するこ
    とにより、外部電話機等から電話回線を通じて送られて
    くる電話番号を前記電話番号検出部が検出し、前記電話
    番号記憶部への電話番号の新規登録、変更または削除を
    行い、また外部電話機等から電話回線を通じて送られて
    くる各情報領域への音声メッセージ等の情報の新規登録
    ・変更・追加または削除を可能としたことを特徴とする
    情報連絡装置。
  20. 【請求項20】 請求項19において、更に、 前記第1または第2情報の送出中、もしくは送出後一定
    時間内に所定の制御信号を検出したとき、当該制御信号
    で指定された場所に登録されている電話番号を音声情報
    に変換する電話番号音声変換部、 を設け、 変換された音声電話番号情報、もしくは未登録を知らせ
    る旨の情報を音声で送出するようにしたことを特徴とす
    る情報連絡装置。
  21. 【請求項21】 請求項14において、更に、 外部電話機からの着信を検出する着信検出部と、外部に
    接続された1もしくは2以上の機器・設備等を制御し、
    もしくはそれらに対して表示等を行う外部制御部、 を設け、 外部電話機等からの呼び出しに応答して、前記第1また
    は第2の音声メッセージ等の情報の送出中、もしくは送
    出後一定時間内に所定の制御信号を検出することによ
    り、当該機器・設備等に対応する情報の送出、指定され
    た機器・設備等の制御、または前記機器・設備等への表
    示を可能としたことを特徴とする情報連絡装置。
  22. 【請求項22】 請求項14において、 外部電話からの着信を検出する着信検出部と、電話番号
    検出部とを設け、更に、前記情報記録再生部の情報領域
    を予め登録するボックス番号毎にグルーピングするとと
    もに、当該各グループ内に幾つかの情報領域を設け、 外部電話機等からの呼び出しに応答して、音声メッセー
    ジ等の情報の送出中、または送出後一定時間内にそれぞ
    れ所定の制御信号を検出することにより、空きボックス
    の選択、表題および伝達内容等の登録等を可能としたこ
    とを特徴とする情報連絡装置。
  23. 【請求項23】 請求項22において、 各種情報の登録後に着信があった場合、第1の音声メッ
    セージの送出中、または送出後一定時間内に所定の制御
    信号を検出することにより、前記予め登録されたボック
    ス番号及び前記登録した表題に関する情報を送出し、続
    いて所定の制御信号を検出することにより、当該制御信
    号で指定されたボックス番号のグループ内に登録された
    前記伝達内容等の情報を送出するようにしたことを特徴
    とする情報連絡装置。
  24. 【請求項24】 請求項14において、 外部電話からの着信を検出する着信検出部を設け、更
    に、 情報領域を使用者が登録する連絡先電話番号毎にグルー
    ピングするとともに、当該各グループ内に幾つかの情報
    領域を設け、 外部電話機等からの呼び出しに応答して、前記第1の音
    声メッセージの送出中、または送出後一定時間内に所定
    の制御信号を検出することにより、前記連絡先電話番号
    グループの空き領域を選択して連絡先電話番号を登録
    し、続く幾つかの制御信号を検出することにより、表
    題、伝達内容等の登録等を行い、 当該登録完了後、一旦回線を開放し、その後前記登録さ
    れた連絡先電話番号にダイヤルして第1の音声メッセー
    ジを送出し、当該送出中、または送出後一定時間内に所
    定の制御信号を検出することにより、前記登録した表題
    等、及び伝達内容等の情報を送出するようにしたことを
    特徴とする情報連絡装置。
  25. 【請求項25】 請求項14において、 外部電話からの着信を検出する着信検出部を設け、更
    に、情報領域を使用者が登録する呼出先番号毎にグルー
    ピングするとともに、当該各グループ内に幾つかの情報
    領域を設け、 外部電話機等からの呼び出しに応答して、前記第1の音
    声メッセージの送出中、または送出後一定時間内に所定
    の制御信号を検出することにより、前記呼出先番号グル
    ープの空き領域を選択して呼出先電話番号を登録し、続
    く幾つかの所定の制御信号を検出することにより発信者
    コード、用件コード及び伝達内容等の登録等を行うよう
    にしたことを特徴とする情報連絡装置。
  26. 【請求項26】 請求項25において、更に、 信号検出部を設け、 前記登録された呼出先電話番号にダイヤルし、その後前
    記信号検出部が信号を検出したことにより、発信者コー
    ド及び用件コード等を送出するようにしたことを特徴と
    する情報連絡装置。
  27. 【請求項27】 請求項25において、 各種情報の登録後に着信があった場合、第1情報の送出
    中、または送出後一定時間内に呼出先電話番号または発
    信者コード等を検出することにより、前記登録された伝
    達内容等の情報を送出し、その送出後所定の制御信号を
    検出することにより、前記伝達内容に対する回答等の情
    報を前記とは別の情報領域に登録等するようにしたこと
    を特徴とする情報連絡装置。
  28. 【請求項28】 請求項27において、 発信者コードとしてすでに発信者宛電話番号が登録され
    ている場合には、前記伝達内容に対する回答等の情報を
    登録し、当該登録終了後一旦回線を開放し、その後前記
    発信者宛電話番号にダイヤルするようにしたことを特徴
    とする情報連絡装置。
  29. 【請求項29】 請求項27において、 発信者コードとして電話番号が登録されていない場合に
    は、前記伝達内容に対する回答等の情報を登録し、その
    後、所定の制御信号で回答者宛電話番号を前記発信者コ
    ード等が登録されたとは別の情報領域に登録し、当該登
    録完了後一旦回線を開放し、その後前記回答者宛電話番
    号にダイヤルするようにしたことを特徴とする情報連絡
    装置。
  30. 【請求項30】 請求項28または請求項29におい
    て、 登録された発信者または回答者宛にダイヤルし、第1情
    報の送出中、または送出後一定時間内に呼出先電話番号
    または発信者コードを検出することにより、用件とその
    回答等に関する情報を送出し、所定の制御信号を検出し
    たとき、内容を消去して終了するようにしたことを特徴
    とする情報連絡装置。
  31. 【請求項31】 請求項30において、 定められた時間内に所定の情報領域に回答等の情報が登
    録・記録されないとき、もしくは前記所定の情報領域を
    指定し情報を登録させるための制御信号が検出できない
    とき、何回かの再ダイヤルを行い、 更に一定時間経過後も、前記情報領域への情報登録、も
    しくは前記情報領域を指定するための制御信号の検出が
    ないとき、発信者または回答者宛電話番号に自動的にダ
    イヤルし、予め別途登録した「呼び出し応答なし」等の
    所定の情報を送出し、 当該情報の受信者から送出された呼び出しを中止するた
    めの所定の制御信号を検出することにより、前記発信者
    が登録した内容を全て消去し、 引き続き呼び出しを継続したい旨を示す所定の制御信号
    を検出することにより、引き続き一定時間ダイヤルを繰
    り返すようにしたことを特徴とする情報連絡装置。
  32. 【請求項32】 請求項19または請求項21または請
    求項22または請求項24または請求項25または請求
    項27または請求項28または請求項29において、 情報を新規登録、変更、追加または削除した後、または
    機器・設備の制御完了後所定の制御信号を検出すること
    により、前記登録、変更、追加または削除した内容また
    は制御の内容の情報を、確認のために送出するようにし
    たことを特徴とする情報連絡装置。
  33. 【請求項33】 請求項14から請求項32記載の情報
    連絡装置のすべての機能、もしくは任意の2つ以上の機
    能を組み合わせたことを特徴とする情報連絡装置。
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